JP2009209981A - 多軸駆動用アクチュエータ - Google Patents

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Abstract

【課題】多軸駆動用アクチュエータにおいて、駆動力の伝達部位等の磨耗による耐久性の悪化を抑制するとともに、出力軸切替時間を短縮する。
【解決手段】駆動源22と、駆動源22からの動力を出力軸41、42、43から外部に出力可能な3つ以上の複数の出力機構40と、駆動源22の動力を複数の出力機構40に伝達する動力伝達機構50と、複数の出力機構40の出力軸41、42、43のうち特定の出力軸に動力伝達機構50から動力を伝達させる出力軸切替機構60とを備え、動力伝達機構50は、複数の遊星歯車機構51〜53を含んで構成され、複数の遊星歯車機構のうち出力機構40に動力を伝達させる遊星歯車機構には、回転要素として出力軸41、42、43に動力を伝達させる出力要素が含まれ、出力軸切替機構60は、特定の出力軸以外の出力軸に動力を伝達させる出力要素の回転を停止させるストッパ機構62を含んで構成される。
【選択図】図2

Description

本発明は、多軸駆動用アクチュエータに関する。
従来、この種のアクチュエータとしては、例えば特許文献1に開示されている。この特許文献1に記載の多軸駆動用アクチュエータによれば、駆動源(電気モータ)の動力が伝達機構を介して出力軸に伝達される動力伝達系と、駆動源の動力が移動機構へ伝達される動力伝達系とを独立に制御可能な構成とすることで、出力軸が3つ以上ある場合でも、出力軸を自由に選択して駆動できるようにしている。
特開平5−44812号公報
しかしながら、特許文献1に記載の多軸駆動用アクチュエータでは、出力軸を切り替えるために、伝達機構の伝達部材を出力軸から切り離し、所望の出力軸に伝達部材を連結するといった動作を伴うため、出力軸と伝達部材の連結部等における磨耗による耐久性の悪化が問題であった。また、出力軸を選択する際に、伝達部材の切り離し、連結といった動作時間が必要であり、出力軸を切り替える移動機構にアームを用いており、アームの位置決め時間等が必要となるため、出力軸の切替に時間がかかるといった問題があった。
本発明は、上記点に鑑み、駆動力の伝達部位等における磨耗による耐久性の悪化を抑制するとともに、出力軸の切替時間を短縮することが可能な多軸駆動用アクチュエータを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、動力を発生させる駆動源(22)と、出力軸(41、42、43)を有し、駆動源(22)からの動力を出力軸(41、42、43)から外部に出力可能な3つ以上の複数の出力機構(40)と、駆動源(22)の動力を複数の出力機構(40)に伝達する動力伝達機構(50)と、複数の出力機構(40)の出力軸(41、42、43)のうち特定の出力軸に動力伝達機構(50)から動力を伝達させる出力軸切替機構(60)とを備え、動力伝達機構(50)は、動力伝達可能に連結した複数の遊星歯車機構(51〜53)を含んで構成され、複数の遊星歯車機構(51〜53)は、それぞれ複数の回転要素を有して構成され、複数の遊星歯車機構のうち出力機構(40)に動力を伝達させる遊星歯車機構には、回転要素として出力軸(41、42、43)に動力を伝達させる出力要素が含まれており、出力軸切替機構(60)は、特定の出力軸以外の出力軸に動力を伝達させる出力要素の回転を停止させるストッパ機構(62)を含んで構成されていることを特徴とする。
このように、駆動源(22)の動力を複数の遊星歯車機構(51〜53)を介して出力機構(40)に出力するように構成するとともに、出力軸切替機構(60)のストッパ機構(62)により特定の出力軸以外の出力軸に動力を伝達させる出力要素の回転を停止するように構成することで、出力軸(41〜43)の切替を、駆動源(30)、動力伝達機構(50)、出力機構(40)を連結した状態で行なうことができる。
これにより、出力機構(40)と動力伝達機構(50)は、常に連結された状態であるため、出力機構(40)と動力伝達機構(50)の切り離し・連結時に伴う連結部の磨耗による耐久性の悪化を抑制することができる。さらに、出力機構(40)と動力伝達機構(50)の切り離し・連結作業が不要なため、出力軸の切替時間を短縮することができる。
また、請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の発明において、各出力要素には、それぞれ係合部(615)が形成され、ストッパ機構(62)は、各係合部(615)にそれぞれ係合可能なストッパ部(625、626)を有して構成されたストッパ部材(622)と、ストッパ部材(622)を移動させるストッパ移動手段(63)とを有し、ストッパ移動手段(63)は、ストッパ部材(622)を、特定の出力軸以外の出力軸に動力を伝達させる出力要素に形成された係合部(615)にストッパ部(625、626)が係合し、特定の出力軸に動力を伝達させる出力要素の係合部(615)にストッパ部(625、626)が係合しない位置に移動させることを特徴とする。
このように、係合部(615)にストッパ部材(622)のストッパ部(625、626)を係合させて出力軸(41、42、43)の切り替えを行なう構成とすることで、出力軸切替機構(60)における磨耗による耐久性の悪化を抑制することができる。
また、請求項3に記載の発明では、請求項1に記載の発明において、出力軸切替機構(60)は、出力機構(40)に伝達される動力を減少させるための複数のレセプタギア(611〜614)を有し、出力要素は、レセプタギア(611〜614)に連結され、複数のレセプタギア(611〜614)には、それぞれ係合部(615)が形成され、ストッパ機構(62)は、各係合部(615)にそれぞれ係合可能なストッパ部(625、626)を有して構成されたストッパ部材(622)と、ストッパ部材(622)を移動させるストッパ移動手段(63)とを有し、ストッパ移動手段(63)は、ストッパ部材(622)を、特定の出力軸(40)以外の出力軸に動力を伝達させる出力要素と連結されたレセプタギア(611〜614)の係合部(25)にストッパ部(625、626)が係合し、特定の出力軸に動力を伝達させる出力要素と連結されたレセプタギア(611〜614)の係合部(615)にストッパ部(625、626)が係合しない位置に移動させることを特徴とする。
このように、係合部(615)が形成されたレセプタギア(611〜614)を出力要素に連結し、係合部(615)にストッパ部材(622)のストッパ部(625、626)を係合させて出力軸(41、42、43)の切り替えを行なう構成とすることで、出力軸切替機構(60)における磨耗による耐久性の悪化を抑制することができる。さらに、レセプタギア(611〜614)により、出力軸(41、42、43)に対する減速比を増大させることができるとともに、係合部(615)とストッパ部(625、626)を係合させた状態で、ストッパ部(625、626)に加わる応力を減少させることができる。
また、請求項4に記載の発明のように、請求項2または3に記載の発明において、ストッパ部材(622)を、各ストッパ部(625、626)と一体に構成してもよい。これにより、出力軸切替機構(60)を簡易な構成とすることができる。
また、請求項5に記載の発明のように、請求項2ないし4のいずれか1つに記載の発明において、ストッパ移動手段(63)は、ストッパ部材(622)を電磁石(631、632)の吸引力を利用して移動させるように構成してもよい。
また、請求項6に記載の発明では、請求項2ないし4のいずれか1つに記載の発明において、ストッパ移動手段(63)は、ストッパ部材(622)をストッパ移動用モータ(633)により移動させるように構成してもよい。
また、請求項7に記載の発明では、請求項1ないし6のいずれか1つに記載の発明において、複数の遊星歯車機構(51、52、53)は、同軸上に直列に連結されるように構成してもよい。
また、請求項8に記載の発明では、請求項1ないし6のいずれか1つに記載の発明において、複数の遊星歯車機構(51、52、53)は、それぞれ軸方向が並行となるように連結されるように構成してもよい。
また、請求項9に記載の発明では、請求項1ないし8のいずれか1つに記載の発明において、車室内に吹き出される空気流れを制御する複数のドア手段(5、13、17、18)を備える車両用空調装置に適用され、出力軸(41、42、43)は、複数のドア手段(5、13、17、18)を制御するように構成されていることを特徴とする。
このように、1つの駆動アクチュエータ(20)で、車両用空調装置の複数のドア手段(5、13、17、18)を制御することができるため、車両用空調装置の体格の小型化・搭載性の向上を図ることができる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について図1〜図8に基づいて説明する。本実施形態は、多軸を駆動可能に構成された駆動用アクチュエータ20を車両用空調装置1の内外気切替ドア5、エアミックスドア13及び吹出モードドア17、18の駆動装置に適用したものである。
まず、車両用空調装置について図1に基づいて説明する。図1は、車両用空調装置1の模式図である。空気流路をなすケース2の空気上流側部位には、車室内気を導入するための内気導入口3と外気を導入するための外気導入口4とが設けられている。これらの導入口3、4を選択的に開閉する内外気切換ドア5が回転軸5aを中心に回転可能に設けられている。
また、内外気切換ドア5の下流側部位には、空気中の塵埃を取り除く、フィルタ(異物除去手段)7a及び送風機7が配置されており、この送風機7により両導入口3、4から吸入された空気が、後述する各吹出口14〜16に向けて送風されている。
送風機7の空気下流側には、空気冷却手段をなす蒸発器9が配置されており、送風機7により送風された空気は全てこの蒸発器9を通過する。なお、蒸発器9は、蒸気圧縮式冷凍機の低圧側熱交換器であり、減圧された低圧冷媒と室内に吹き出す空気とを熱交換して室内に吹き出す空気から吸熱して冷媒を蒸発させることにより室内に吹き出す空気を冷却するものである。
また、蒸発器9の空気下流側には、空気加熱手段をなすヒータ10が配置されており、このヒータ10は、エンジン11の冷却水等の車両で発生する廃熱を熱源として空気を加熱している。
そして、ケース2には、蒸発器9を通過した冷風をヒータ10を迂回させて下流側に流すバイパス通路12が形成されている。ヒータ10の空気上流側には、ヒータ10を通る温風量とバイパス通路12を通る冷風量との風量割合を調節するエアミックスドア13が回転軸13aを中心に回転可能に配置されている。エアミックスドア13は、温風と冷風との風量割合を調節することで室内に吹き出す空気の温度を調節している。
また、ケース2の最下流側部位には、車室内乗員の上半身に空調空気を吹き出すためのフェイス吹出口14と、車室内乗員の足元に空気を吹き出すためのフット吹出口15と、フロントガラス等の窓ガラスの内面に向かって空気を吹き出すためのデフロスタ吹出口16とが設けられている。
上記各吹出口14〜16の空気上流側部位には、吹出モード切換ドア17、18が配置されている。より具体的には、フェイス吹出口14とフット吹出口15とを切換開閉するフェイスフットドア17、及びデフロスタ吹出口16を開閉するデフロスタドア18が配置されている。
吹出モード切換ドア17、18は、回転軸17a、18aを中心に回転可能に設けられている。両ドア17、18の回転軸17a、18aは、両ドア17、18の回転を操作するリンク機構(図示せず)を介して連動操作されるようになっている。
車両用空調装置は、内外気切替ドア5の回転軸5a、エアミックスドア13の回転軸13a、及び吹出モード切換ドア18、19の一方の回転軸の一端部をケース2の外部に突出させ、後述する1つの駆動用アクチュエータ20の出力軸41、42、43に連結するように構成されている。
本実施形態では、1つの駆動用アクチュエータ20によりドア手段を構成する内外気切替ドア5、エアミックスドア13及び吹出モード切換ドア18、19をそれぞれ開閉操作するようになっている。ここで、駆動アクチュエータ20は、例えば、車両用空調装置1におけるケース2外部における送風機7と蒸発器9の間に配置されている。
次に、車両用空調装置1の内外気切替ドア5等のドア手段を開閉操作する駆動用アクチュエータ20について図2〜図8に基づいて説明する。ここで、図2は、駆動用アクチュエータ20の上面図(ハウジングの上蓋を外した状態の上面図)であり、図3は、図2におけるA−A断面図であり、図4は、図3のB−B断面である。
図2、図3に示すように、駆動用アクチュエータ20のハウジング21内には、駆動用モータ22、出力軸41〜43を含んで構成され、駆動用モータ22の動力を内外気切替ドア5等の回転軸に出力可能な3つの出力機構40、駆動用モータ22の動力を出力機構40に伝達する動力伝達機構50(後述する入力機構30を含む)、上記各出力機構40の出力軸41〜43のうち特定の出力軸に動力伝達機構50から動力を伝達させる出力軸切替機構60等が収納されている。
ハウジング21内には、駆動源を構成する駆動用モータ22が取り付け手段(図示せず)を介して固定されている。また、図3に示すように駆動用モータ22は、駆動用モータ22の動力を取り出すためのモータシャフト22aを有しており、モータシャフト22aには、モータウォーム31が設けられている。
モータウォーム31は、ウォームホイールをなす第1入力ギア32と噛み合うように連結されている。第1入力ギア32は、ハウジング21に形成され、紙面上方向に延びる入力シャフト23に回転可能に支持されている。
第1入力ギア32は、第2入力ギア33と一体に形成され、第2入力ギア33は、後述する3つの遊星歯車機構51、52、53の一部に連結されている。ここで、本実施形態におけるモータウォーム31、第1、第2入力ギア32、33が、動力伝達機構50の入力機構30に該当する。
ハウジング21には、入力シャフト23から所定の間隔をあけて、入力シャフト23と同一方向に突出した出力シャフト24が形成されている。出力シャフト24は、動力伝達機構50を構成する3つ遊星歯車機構51、52、53を回転可能に支持している。本実施形態の3つ遊星歯車機構51、52、53は、出力シャフト24の軸上に直列に連結されている。ここで、出力シャフト24は、後述する第1出力軸41と一体に形成されている。
本実施形態の動力伝達機構50を構成する遊星歯車機構51、52、53は、太陽ギア511、521、531、太陽ギア511、521、531と軸心が同一であるリングギア512、522、532、太陽ギア511、521、531とリングギア512、522、532との間に設けられ、それぞれと噛み合って回転する遊星ギア513、523、533、及び遊星ギア513、523、533を回転可能に支持する遊星キャリア514、524、534とからなる回転要素で構成されている。
図3における下側の第1遊星歯車機構51の第1リングギア512と図3における中央に位置する第2遊星歯車機構52の第2太陽ギア521とが一体に形成され、第2遊星歯車機構52の第2遊星キャリア524と図3における上側の第3遊星歯車機構53の第3遊星キャリア534とが一体に形成されている。
第1遊星歯車機構51の回転要素である第1遊星キャリア514は、入力機構30の一部を構成する第2入力ギア33と噛み合うように連結されている。第1遊星キャリア514は、第1遊星歯車機構51の第1遊星ギア513の回転軸に連結され、第1遊星キャリア514の回転により第1遊星ギア513が回転される。
第1遊星歯車機構51の回転要素である第1太陽ギア511は、第1遊星ギア513と噛み合うように連結され、第1遊星ギア513の回転により第1太陽ギア511が回転される。また、第1太陽ギア511は、軸方向に設けられた第1出力ギア411と一体に形成されており、第1出力ギア411は、ハウジング21に一体に形成された第1中間シャフト25を中心に回転する第2出力ギア412と噛み合うように連結されている。
さらに、第2出力ギア412は、第3出力ギア413と一体に形成され、第3出力ギア413は、第1出力軸41と一体に連結された第4出力ギア414と噛み合うように連結されている。
そのため、第1太陽ギア511が回転することで、第1〜第4出力ギア411〜414を介して第1出力軸41が回転される。ここで、第1太陽ギア511は、第1の出力要素となっている。
また、第1遊星歯車機構51の回転要素である第1リングギア512は、内周面に内歯が形成され、外周面に外歯が形成されている。第1リングギア512の内歯は、第1遊星ギア513と噛み合うように連結されている。第1リングギア512の外歯は、後述する第2レセプタギア612と連結されている。
また、第1リングギア512は、第2遊星歯車機構52の回転要素である第2太陽ギア521と一体に形成されている。第2太陽ギア521は、第2遊星歯車機構52の第2遊星ギア523と噛み合うように連結されており、第2太陽ギア521の回転により第2遊星ギア523が回転される。
第2遊星ギア523は、第2リングギア522と噛み合うように連結されるとともに、回転軸が第2遊星キャリア524により支持されている。この第2遊星キャリア524は、第3遊星歯車機構53の回転要素である第3遊星キャリア534と一体に連結されている。ここで、第2リングギア522は、足部(図示せず)を有しており足部がハウジング21に固定されている。そのため、第2遊星ギア523の回転により、第2、第3遊星キャリア524、534のみが回転される。
第3遊星歯車機構53の回転要素である第3遊星ギア533は、第3遊星キャリア534と連結され、第2、第3遊星キャリア524、534の回転により第3遊星ギア533が回転される。第3遊星ギア533は、第3遊星歯車機構53の第3太陽ギア531と第3リングギア532に噛み合うように連結されている。
第3遊星歯車機構53の回転要素である第3リングギア532は、内周面に内歯が形成され、外周面に外歯が形成されている。第3リングギア532の内歯は、第3遊星ギア533と噛み合うように連結され、第3遊星ギア533の回転より第3リングギア532が回転される。
第3リングギア532の外歯は、ハウジング21に一体に形成された第2中間シャフト26を中心に回転する第5出力ギア421と噛み合うように連結されている。
ここで、図4に示すように、第5出力ギア421は、第6出力ギア422と一体に形成され、第6出力ギア422は、第3中間シャフト27を中心に回転可能に支持される第7出力ギア423と噛み合うように連結されている。
第7出力ギア423は、第8出力ギア424と一体に形成され、第8出力ギア424は、第2中間シャフト26を中心に回転可能に支持される第9出力ギア425と噛み合うように連結されている。第9出力ギア425は、第10出力ギア426と一体に形成されている。
図3に戻り、第10出力ギア426は、第2出力軸42と一体に形成された第11出力ギア427と噛み合うように連結されている。
そのため、第3リングギア532が回転することで、第5〜第11出力ギア421〜427を介して第2出力軸42が回転される。ここで、第3リングギア532が、第2の出力要素となっている。
また、第3遊星歯車機構53の回転要素である第3太陽ギア531は、上述のように、第3遊星ギア533と噛み合うように連結され、第3遊星ギア533の回転に伴い第3太陽ギア531が回転する。
第3太陽ギア531は、第12出力ギア431と一体に形成されており、第12出力ギア431は、ハウジング21と一体に形成された第4中間シャフト28を中心に回転可能に支持される第13出力ギア432と噛み合うように連結されている。第13出力ギア432は、第14出力ギア433と一体に形成されており、第14出力ギア433は、第3出力軸43に一体に形成された第15出力ギア434に噛み合うように連結されている。
そのため、第3太陽ギア531が回転することで、第12〜第14出力ギア431〜434を介して第3出力軸43が回転する。ここで、第3太陽ギア531が、第3の出力要素となっている。
本実施形態では、第1出力軸41、第1〜第4出力ギア411〜414で構成される出力機構、第2出力軸41、第5〜第11出力ギア421〜427で構成される出力機構、第3出力軸43、第12〜第15出力ギア431〜434で構成される出力機構といった3つの出力機構40で構成されている。また、本実施形態では、第1太陽ギア511、第3太陽ギア531、第3リングギア532が、出力要素を構成している。
次に、本実施形態の出力軸切替機構60について図2、図5、図6に基づいて説明する。ここで、図5は、図2のC−C断面図、図6は、後述する第1出力軸モード時の作動を示す作動説明図であり、図6(a)は、図2のD−D断面図、図6(b)は図6(a)のE−E断面図である。
出力軸切替機構60は、第1〜第3出力軸41〜43のうち特定の出力軸に第1〜第3遊星歯車機構51〜53で構成される動力伝達機構50を介して駆動モータ22の動力を伝達させるものである。ここで、第1〜第3出力軸41〜43のうち動力を伝達させる出力軸の特定は、後述する制御装置により行なわれる。
図2に示すように、出力軸切替機構60は、第1〜第3出力軸41〜43に連結された第1〜第3遊星歯車機構51〜53の回転要素と連結されるレセプタギア機構61、第1〜第3遊星歯車機構51〜53の回転要素を停止するためのストッパ機構62等により構成されている。
レセプタギア機構61は、動力伝達機構50から出力軸に伝達する動力(実トルク)が非常に大きくなる場合があるため、動力伝達機構50から各出力軸41〜43に伝達する動力を減少させて、後述するストッパ機構61のストッパ部材622に加わる応力を低減させるために設けられている。
図5に示すように、レセプタギア機構61は、第1〜第4レセプタギア611〜614を有して構成されている。各レセプタギア611〜614は、それぞれ回転軸611a〜614aを中心に回転可能に支持されている。
ここで、第1、第4レセプタギア611、614は、同様な形状に形成され、第1レセプタギア611の回転軸611aと第4レセプタギア614の回転軸614aは、軸方向が一致するように配置されている。また、第2、第3レセプタギア612、613は、同様な形状に形成され、第2レセプタギア612の回転軸612aと第3レセプタギア613の回転軸613aは、軸方向が一致するように配置されている。
各レセプタギア611〜614には、それぞれの回転軸方向を中心に放射状に形成された複数の貫通穴(係合部)615が形成されている。各レセプタギア611〜614に形成された係合615は、後述する第1、第2ストッパ棒(ストッパ部)625、626と係合可能に形成されている。なお、各レセプタギア611〜614は、各レセプタギア611〜614の貫通穴615の中心が、後述する第1、第2ストッパ棒625、626の軸方向と一致するように回転される。
第1レセプタギア611は、第1太陽ギア511と連結されている。第1太陽ギア511は、第1〜第4出力ギア411〜414を介して第1出力軸41に連結されているため、第1レセプタギア611が固定されると、第1出力軸41が固定される。
第2レセプタギア612は、第1リングギア512の外歯と噛み合うように連結された第2レセプタ中間ギア616を介して第1リングギア512と連結されている。第1リングギア512は、第2太陽ギア521と一体に連結され、第2レセプタギア611を固定することで、第1リングギア512、第2太陽ギア521が固定されるとともに、第2、第3遊星歯車機構52、53の各回転要素が固定される。すなわち、第2レセプタギア611が固定されると、第2、第3出力軸42、43が固定される。
第3レセプタギア613は、第3リングギア532の外歯と連結されている。第3リングギア532は、第5〜第11出力ギア421〜427を介して第2出力軸42に連結されているため、第3レセプタギア613が固定されると、第2出力軸42が固定される。
第4レセプタギア614は、第3太陽ギア531と一体に形成された第4レセプタ中間ギア617を介して第3太陽ギア531と連結されている。第3太陽ギア531は、第12〜第14出力ギア431〜434を介して第3出力軸43と連結されているため、第4レセプタギア614が固定されると、第3出力軸43が固定される。
ストッパ機構62は、ストッパ部材622、ストッパ移動機構(ストッパ移動手段)63等で構成されている。図6に示すように、ストッパ部材622は、移動部621、第1、第2支持部623、624、第1、第2ストッパ棒(ストッパ部)625、626で構成されている。ここで、ストッパ部材622は、出力軸切替機構60を簡易な構成とするために移動部621、第1、第2支持部623、624、第1、第2ストッパ棒625、626が一体に形成されている。
移動部621は、紙面上下方向におけるハウジング21との間に介在された一対のバネ621a、621b、後述する2つの電磁石631、632と対向するように設けられた一対の永久磁石621c、621dを保持可能に構成され、後述する2つの電磁石631、632における一方に通電された場合に、ガイド部材621eに案内されて紙面上下方向に移動するように構成されている。
ストッパ部材622は、第1レセプタギア611と第2レセプタギア612との間に延びる第1支持部623と第3レセプタギア613と第4レセプタギア614との間に延びる第2支持部624が一体に形成されている。
第1支持部623の先端には、第1、第2レセプタギア611、612の貫通穴615と係合可能な第1ストッパ棒625が設けられている。また、第2支持部624の先端には、第3、第4レセプタギア613、614の貫通穴615と係合可能な第2ストッパ棒626が設けられている。
第1ストッパ棒625は、第1、第2レセプタギア611、612の貫通穴615のいずれか一方と係合された場合に、他方と干渉しない長さに形成されている。第2ストッパ棒626は、第3、第4レセプタギア613、614の貫通穴615のいずれか一方と係合された場合に、他方と干渉しない長さに形成されている。
ストッパ移動機構63は、第1、第2電磁石631、632を有している。第1、第2電磁石631、632は、後述する制御装置により通電可能に構成され、通電により移動部621の永久磁石621c、621dを吸引するように構成されている。なお、第1、第2電磁石631、632は、ハウジング21に取り付け部材(図示せず)を介して固定されている。
また、本実施形態の駆動用アクチュエータ20は、車両用空調装置1の制御装置(図示せず)により制御されている。制御装置は、ポテンショメータ(図示せず)等から入力機構30の第1入力ギア32の回転角度、出力軸41〜43の切替信号等が入力され、駆動モータ22、第1、第2電磁石631、632への通電の制御が行なわれるように構成されている。
次に、上記構成の駆動用アクチュエータ20の作動について図6〜図8に基づいて説明する。ここで、図7は、第2出力軸モード時の作動を示す作動説明図であり、図7(a)は、第2出力軸モードにおける図2のD−D断面図、図7(b)は第2出力軸モードにおけるE−E断面図である。また、図8は、第3出力軸モード時の作動を示す作動説明図であり、図8(a)は、第3出力軸モードにおける図2のD−D断面図、図8(b)は第3出力軸モードにおけるE−E断面図である。
まず、駆動用モータ22の動力を第1出力軸41に出力する第1出力軸モードについて説明する。第1出力軸モード時は、図6に示すように、ストッパ移動機構63の第1電磁石631に通電され、ストッパ部材622が紙面上方向に吸引される。このときストッパ部材622の吸引に伴い第1ストッパ棒625が第2レセプタギア612の貫通穴615と係合され、第2ストッパ棒626が第4レセプタギア614の貫通穴615と係合される。
この状態で駆動モータ22を駆動させると、駆動モータ22の動力は、入力機構30→第1遊星キャリア514→第1遊星ギア513→第1太陽ギア511→出力ギア411〜414→第1出力軸41へと伝達される。
ここで、第1遊星ギア513に連結された第1リングギア512は、第2レセプタギア612が第1ストッパ棒625により固定されているため、駆動モータ22の動力が伝達されない。そのため、第1リングギア512と一体に連結された第2太陽ギア521にも動力が伝達されないため、第2、第3遊星歯車機構52、53には駆動モータ22の動力は伝達されず、第2、第3出力軸42、43に駆動モータ22の動力は伝達されない。
このように、第2レセプタギア612を第1ストッパ棒625で固定することで、駆動モータ22の動力を第1出力軸41のみに出力することができる。
次に、駆動用モータ22の動力を第2出力軸42に出力する第2出力軸モードについて説明する。図7に示すように、ストッパ移動機構63の第1、第2電磁石631、632に通電されず、バネ621a、621bの復元力によりストッパ部材622がハウジング22の中央位置に移動される。このときストッパ部材622の移動に伴い第1ストッパ棒625が第1レセプタギア611の貫通穴615と係合され、第2ストッパ棒626が第4レセプタギア614の貫通穴615と係合される。
この状態で駆動モータ22を駆動させると、駆動モータ22の動力は、入力機構30→第1遊星キャリア514→第1遊星ギア513→第1リングギア512、第2太陽ギア521→第2遊星ギア523→第2、第3遊星キャリア524、534→第3遊星ギア533→第3リングギア532→出力ギア421〜426→第2出力軸42へと伝達される。
ここで、第1遊星ギア513に連結された第1太陽ギア511は、第1レセプタギア611が第1ストッパ棒625により固定されているため、駆動モータ22の動力が伝達されない。そのため、第1太陽ギア511に出力ギア411〜414を介して連結された第1出力軸41には、駆動モータ22の動力が伝達されない。
また、第3遊星ギア533に連結された第3太陽ギア531は、第4レセプタギア614が、第2ストッパ棒626により固定されているため、駆動モータ22の動力が伝達されない。そのため、第3太陽ギア531に出力ギア431〜434を介して連結された第3出力軸43には、駆動モータ22の動力が伝達されない。
このように、第1レセプタギア611を第1ストッパ棒625で固定し、第4レセプタギア614を第2ストッパ棒626で固定することで、駆動モータ22の動力を第2出力軸42のみに出力することができる。
次に、駆動用モータ22の動力を第3出力軸43に出力する第3出力軸モードについて説明する。第3出力軸モード時は、図8に示すように、ストッパ移動機構63の第2電磁石632に通電され、ストッパ部材622が紙面下方向に吸引される。このときストッパ部材622の吸引に伴い第1ストッパ棒625が第1レセプタギア611の貫通穴615と係合され、第2ストッパ棒626が第3レセプタギア613の貫通穴615と係合される。
この状態で駆動モータ22を駆動させると、駆動モータ22の動力は、入力機構30→第1遊星キャリア514→第1遊星ギア513→第1リングギア512、第2太陽ギア521→第2遊星ギア523→第2、第3遊星キャリア524、534→第3遊星ギア533→第3太陽ギア533→出力ギア431〜434→第3出力軸43へと伝達される。
ここで、第1遊星ギア513に連結された第1太陽ギア511は、第1レセプタギア611が第1ストッパ棒625により固定されているため、駆動モータ22の動力が伝達されない。そのため、第1太陽ギア511に出力ギア411〜414を介して連結された第1出力軸41には、駆動モータ22の動力が伝達されない。
また、第3遊星ギア533に連結された第3リングギア532は、第3レセプタギア613が、第2ストッパ棒626により固定されているため、駆動モータ22の動力が伝達されない。そのため、第3リングギア532に出力ギア421〜426を介して連結された第2出力軸42には、駆動モータ22の動力が伝達されない。
このように、第1レセプタギア611を第1ストッパ棒625で固定し、第3レセプタギア613を第2ストッパ棒626で固定することで、駆動モータ22の動力を第2出力軸42のみに出力することができる。
以上説明したように、本実施形態の駆動アクチュエータ20は、出力機構40と動力伝達機構50は、常に連結された状態であるため、出力機構40と動力伝達機構50の切り離し・連結時に伴う連結部の磨耗による耐久性の悪化を抑制することができる。さらに、出力機構40と動力伝達機構50の切り離し・連結作業が不要なため、出力軸41、42、43の切替時間を短縮することができる。
また、第1〜第4レセプタギア611〜614の貫通穴615と第1、第2ストッパ棒625、626とを係合させて、第1〜第3出力軸41、42、43の切り替えを行なう構成としているため、出力軸切替機構60における磨耗による耐久性の悪化を抑制することができる。
また、レセプタギア機構61により第1〜第3出力軸41、42、43に対する減速比を増大させることができるとともに、貫通穴615とストッパ部材622とを係合させる場合にストッパ部材622に加わる応力を減少させることができる。ここで、第1〜第4レセプタギア611〜614の貫通穴615の形成位置を、第1〜第4レセプタギア611〜614の回転軸から遠ざかる位置とすることで、ストッパ部材622に加わる応力を減少させること、第1〜第3出力軸41、42、43における回転停止位置の精度を向上させることも可能である。
また、1つの駆動アクチュエータ20で、車両用空調装置の内外気切替ドア5、エアミックスドア13及び吹出モード切換ドア18、19をそれぞれ開閉操作することができるため、車両用空調装置の体格の小型化・搭載性の向上を図ることができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について図9〜図13に基づいて説明する。上記第1実施形態と同様または均等な部分について同一の符号を付し、その説明を省略する。
本実施形態では、第1実施形態と駆動用アクチュエータ20の構成が異なっている。本実施形態の駆動用アクチュエータの全体構成について図9、図10に基づいて説明する。図9は、図2は、本実施形態の駆動用アクチュエータ20の上面概略図(ハウジングの上蓋を外した状態の上面概略図)であり、図10は、図9のF−F断面図である。
図9、図10に示すように、駆動用アクチュエータ20のハウジング21内には、駆動用モータ22、出力機構40、動力伝達機構50(後述する入力機構30を含む)、出力軸切替機構60等が収納されている。
図10に示すように、ハウジング21内の駆動用モータ22のモータシャフト22aに設けられたモータウォーム31が、第1入力ギア32と噛み合うように連結され、第1入力ギア32が、第2入力ギア33と一体に形成されている。
第2入力ギア33は、ハウジング21と一体に形成され、紙面上方向に延びる出力シャフト24に回転可能に支持された第3入力ギア34と噛み合うように連結されている。ここで、本実施形態におけるモータウォーム31、第1〜第3入力ギア32〜34が、動力伝達機構50の入力機構30に相当している。
第3入力ギア34の円周面には、円周方向に沿って溝部34aが形成されている。この溝部34aは、後述する第1ストッパ棒と第3入力ギア34との干渉を避けるために設けられている。
本実施形態の動力伝達機構50は、2つの遊星歯車機構51、52を含んで構成されている。図10における下側の第1遊星歯車機構51の第1遊星キャリア514と図10における上側の第2遊星歯車機構52の第2太陽ギア521とが一体に連結されている。
第1遊星歯車機構51の第1太陽ギア511は、第3入力ギア34と一体に形成されている。第1太陽ギア511は、第1遊星ギア513と噛み合うように連結され、第1太陽ギア511の回転により第1遊星ギア513が回転される。
また、第1リングギア512は、内歯が第1遊星ギア513と噛み合うように連結され、外歯が第1出力軸41と一体に形成された第1出力ギア411と噛み合うように連結されている。
そのため、第1リングギア512の回転により、第1出力ギア411を介して第1出力軸41が回転される。ここで、第1リングギア512は、第1の出力要素となっている。
さらに、第1リングギア512の円周面には、第1リングギア512の軸方向に連通した貫通穴615が、出力シャフト24を中心に放射状に複数形成されている。ここで、本実施形態の第1リングギア512は、リングギアとレセプタギアを一体化させた構成としている。なお、本実施形態では、説明の都合上、ストッパ棒625、626を係合させる貫通孔(係合部)615が形成された部材をレセプタギアと呼ぶ。
第1遊星歯車機構51の第1遊星キャリア514は、第2遊星歯車機構52の第2太陽ギア521と一体に連結されている。第1遊星キャリア514と第2太陽ギア521の連結部には、第2レセプタギア612が一体に形成されている。第2レセプタギア612の円周面には、第2レセプタギア612の軸方向に連通した貫通穴615が、出力シャフト24を中心に放射状に複数形成されている。
第2遊星歯車機構52の第2太陽ギア521は、第1遊星キャリア514と一体に連結されるとともに、第2遊星ギア523と噛み合うように連結されており、第2太陽ギア521の回転により、第2遊星ギア523が回転される。
また、第2遊星歯車機構52の第2リングギア522は、内歯が第2遊星ギア523と噛み合うように連結され、外歯が第2出力軸42と一体に形成された第2出力ギア421と噛み合うように連結されている。
そのため、第2リングギア522の回転により、第2出力ギア421を介して第2出力軸42が回転される。ここで、第2リングギア522は、第2の出力要素となっている。
さらに、第2リングギア522の円周面には、第2リングギア522の軸方向に連通した貫通穴615が、出力シャフト24を中心に放射状に複数形成されている。ここで、本実施形態の第2リングギア522は、リングギアとレセプタギアを一体化させた構成としている。第2遊星歯車機構52の第2遊星キャリア524は、第3出力軸43と一体に形成されている。
そのため、第2遊星キャリア524の回転により、第3出力軸43が回転される。ここで、第2遊星キャリア524は、第3の出力要素となっている。
本実施形態では、第1出力軸41、第1出力ギア411で構成される出力機構、第2出力軸42、第2出力ギア421で構成される出力機構、第3出力軸43で構成される出力機構といった3つの出力機構40で構成されている。また、本実施形態では、第1リングギア512、第2リングギア522、第2遊星キャリア524が、出力要素を構成している。
さらに、第1遊星キャリア524と第3出力軸43との連結部には、第4レセプタギア614が一体に形成されている。第4レセプタギア614の円周面には、第4レセプタギア614の軸方向に連通した貫通穴615が、出力シャフト24を中心に放射状に複数形成されている。
ここで、第1、第2リングギア512、522、第2、第4レセプタギア612、614に形成された貫通穴615及び第3入力ギア34の溝部34aは、出力シャフト24を中心として同一円周上に形成されている。
次に、本実施形態の出力軸切替機構60について図9、図11に基づいて説明する。ここで、図11は、後述する第1出力軸モード時の作動を示す作動説明図であり、図9のG−G断面図である。
本実施形態の出力軸切替機構60は、第1、第2遊星歯車機構51、52の回転要素を停止するためのストッパ機構62等により構成されている。ストッパ機構62は、ストッパ部材622、ストッパ移動機構63等で構成されている。
図9、図11に示すように、本実施形態のストッパ移動機構63は、ストッパ移動用モータ64、モータウォーム651、第1〜第4ストッパ移動用ギア652〜655等から構成されている。
ストッパ移動用モータ64は、取り付け手段(図示せず)によりハウジング22固定されている。ストッパ移動用モータ64は、動力を取り出すためのモータシャフト64aを有しており、モータシャフト64aには、モータウォーム651が設けられている。
モータウォーム651は、ウォームホイールをなす第1ストッパ移動用ギア652と噛み合うように連結され、第1ストッパ移動用ギア652は、ハウジング22に支持され、紙面左右方向に延びる第1移動シャフト66に一体に形成されている。
また、第1移動シャフト66には、第2ストッパ移動用ギア653が一体に形成されている。第2ストッパ移動用ギア653は、第3ストッパ移動用ギア654と噛み合うように連結されるウォームとなっている。ここで、第2ストッパ移動用ギア(ウォーム)653と第3ストッパ移動用ギア(ウォームホイール)654は、ウォームギアを構成している。
第3ストッパ移動用ギア654は、ストッパ移動用モータ64のモータシャフト64aの軸方向に並行に延びる第2移動シャフト67の一端側に固定され、第2移動シャフト64の他端側に固定された第4ストッパ移動用ギア655と一体に回転するように構成されている。
第4ストッパ移動用ギア655は、第4ストッパ移動用ギア655の回転力を直線の動きに変換する移動ラック621aと連結されている。
また、本実施形態のストッパ部材622は、移動部621、第1、第2支持部623、624、第1、第2ストッパ棒(ストッパ部)625、626で構成されている。ここで、ストッパ部材は、出力軸切替機構60を簡易な構成とするために移動部621、第1、第2支持部623、624、第1、第2ストッパ棒625、626が一体に形成されている。
ストッパ機構62の移動部621は、移動ラック621aと一体に形成されている。移動部621は、ストッパ移動用モータ64の動力により紙面上下方向に移動するように構成されている。
第1支持部623は、第1リングギア512と第2レセプタギア612との間に延びるように形成され、第2支持部624は、第2リングギア522と第4レセプタギア614との間に延びるように形成されている。
第1ストッパ棒625は、第1リングギア512、第2レセプタギア612の貫通穴615のいずれか一方と係合された場合に、他方と干渉しない長さに形成されている。第2ストッパ棒626は、第2リングギア522、第4レセプタギア614の貫通穴615のいずれか一方と係合された場合に、他方と干渉しない長さに形成されている。
また、本実施形態の駆動用アクチュエータ20は、車両用空調装置1の制御装置(図示せず)により制御されている。制御装置は、ポテンショメータ(図示せず)等から入力機構30の第1入力ギア32の回転角度、出力軸41〜43の切替信号等が入力され、駆動モータ22、ストッパ移動用モータ64の制御が行なわれるように構成されている。
次に、上記構成の駆動用アクチュエータ20の作動について図11〜図13に基づいて説明する。ここで、図12は、第2出力軸モードにおける図2のG−G断面図であり、図13は第3出力軸モードにおけるG−G断面を示している。
まず、駆動用モータ22の動力を第1出力軸41に出力する第1出力軸モードについて説明する。第1出力軸モード時は、図11に示すように、ストッパ移動機構63のストッパ移動用モータ64が、ストッパ部材622を紙面上方向に移動するように制御される。このとき、ストッパ部材622の移動に伴い、第1ストッパ棒625が第2レセプタギア612の貫通穴615と係合され、第2ストッパ棒626が第4レセプタギア614の貫通穴615と係合される。
この状態で駆動モータ22を駆動させると、駆動モータ22の動力は、入力機構30→第1太陽ギア511→第1遊星ギア513→第1リングギア512→出力ギア411→第1出力軸41へと伝達される。
ここで、第1遊星ギア513に連結された第1遊星キャリア514は、第2レセプタギア612が第1ストッパ棒625により固定されているため、駆動モータ22の動力が伝達されない。そのため、第1遊星キャリア514と一体に連結された第2太陽ギア521にも動力が伝達されないため、第2遊星歯車機構52には駆動モータ22の動力は伝達されず、第2、第3出力軸42、43に駆動モータ22の動力は伝達されない。
このように、第2レセプタギア612を第1ストッパ棒625で固定することで、駆動モータ22の動力を第1出力軸41のみに出力することができる。
次に、駆動用モータ22の動力を第2出力軸42に出力する第2出力軸モードについて説明する。図12に示すように、ストッパ移動機構63のストッパ移動用モータ64が、ストッパ部材622をハウジング22の中央位置に移動するように制御される。このとき、ストッパ部材622の移動に伴い第1ストッパ棒625が第1リングギア512の貫通穴615と係合され、第2ストッパ棒626が第4レセプタギア614の貫通穴615と係合される。
この状態で駆動モータ22を駆動させると、駆動モータ22の動力は、入力機構30→第1太陽ギア511→第1遊星ギア513→第1遊星キャリア514、第2太陽ギア521→第2遊星ギア523→第2リングギア522→出力ギア421→第2出力軸42へと伝達される。
ここで、第1遊星ギア513に連結された第1リングギア512は、第1ストッパ棒625により固定されているため、駆動モータ22の動力が伝達されない。そのため、第1リングギア512に出力ギア411を介して連結された第1出力軸41には、駆動モータ22の動力が伝達されない。
また、第2遊星ギア523に連結された第2遊星キャリア524は、第4レセプタギア614が、第2ストッパ棒626により固定されているため、駆動モータ22の動力が伝達されない。そのため、第2遊星キャリア524と一体に形成された第3出力軸43には、駆動モータ22の動力が伝達されない。
このように、第1リングギア512を第1ストッパ棒625で固定し、第4レセプタギア614を第2ストッパ棒626で固定することで、駆動モータ22の動力を第2出力軸42のみに出力することができる。
次に、駆動用モータ22の動力を第3出力軸43に出力する第3出力軸モードについて説明する。第3出力軸モード時は、図13に示すように、ストッパ移動機構63のストッパ移動用モータ64が、ストッパ部材622を紙面下方向に移動するように制御される。このとき、ストッパ部材622の移動に伴い第1ストッパ棒625が第1リングギア512の貫通穴615と係合し、第3入力ギア34の溝部34aに挿入され、第2ストッパ棒626が第3リングギア532の貫通穴615と係合される。
この状態で駆動モータ22を駆動させると、駆動モータ22の動力は、入力機構30→第1太陽ギア511→第1遊星ギア513→第1遊星キャリア514、第2太陽ギア521→第2遊星ギア523→第2遊星キャリア524→第3出力軸43へと伝達される。
ここで、第1遊星ギア513に連結された第1リングギア512は、第1ストッパ棒625により固定されているため、駆動モータ22の動力が伝達されない。そのため、第1リングギア512に出力ギア411を介して連結された第1出力軸41には、駆動モータ22の動力が伝達されない。
また、第2遊星ギア523に連結された第2リングギア522は、第2ストッパ棒626により固定されているため、駆動モータ22の動力が伝達されない。そのため、第2リングギア522に出力ギア421を介して連結された第2出力軸42には、駆動モータ22の動力が伝達されない。
このように、第1リングギア512を第1ストッパ棒625で固定し、第3リングギア532を第2ストッパ棒626で固定することで、駆動モータ22の動力を第2出力軸42のみに出力することができる。
以上説明したように、本実施形態の駆動アクチュエータ20においても、出力機構40と動力伝達機構50は、常に連結された状態であるため、出力機構40と動力伝達機構50の切り離し・連結時に伴う連結部の磨耗による耐久性の悪化を抑制することができる。さらに、出力機構40と動力伝達機構50の切り離し・連結作業が不要なため、出力軸41、42、43の切替時間を短縮することができる。
また、第1、第3リングギア512、532の貫通穴615、第2、第4レセプタギア612、614の貫通穴615と第1、第2ストッパ棒625、626と係合させて、第1〜第3出力軸41、42、43の切り替えを行なう構成としているため、出力軸切替機構60における磨耗による耐久性の悪化を抑制することができる。
また、本実施形態のように独立したレセプタギア機構61を設けない構成とすることで、駆動用アクチュエータ20の体格の小型化・部品点数の削減を図ることができる。
(他の実施形態)
本発明は上述の実施形態に限定されることなく、以下のように種々変形可能である。
(1)上述の実施形態では、動力伝達機構50の複数の遊星歯車機構51、52、53を同軸上に直列して連結させる構成としているが、これに限定されるものではなく、複数の遊星歯車機構51、52、53の軸方向が並行となるように連結させてもよい。
(2)また、上述の実施形態では、駆動用モータ22からの動力を3つの出力機構の出力軸41、42、43に出力する構成としているが、遊星歯車機構を追加する等して出力機構の数を増やすことができる。
さらに、複数の遊星歯車機構51、52、53の回転要素から複数の出力機構40の出力軸への動力を伝達する連結の組合せは、上述の実施形態に限定されるものではなく、種々変形可能である。
(3)また、上述の実施形態では、ストッパ機構62のストッパ部材622を、移動部621、第1、第2支持部623、624、第1、第2ストッパ棒625、626で構成しているが、これに限定されるものではなく、種々変形可能である。
車両用空調装置の模式図である。 第1実施形態に係る駆動用アクチュエータの上面図である。 図2のA−A断面図である。 図3のB−B断面図である。 図2のC−C断面図である。 第1実施形態にかかる第1出力軸モード時の作動を示す作動説明図である。 第1実施形態にかかる第2出力軸モード時の作動を示す作動説明図である。 第1実施形態にかかる第3出力軸モード時の作動を示す作動説明図である。 第2実施形態に係る駆動用アクチュエータの上面概略図である。 図2のF−F断面図である。 第2実施形態にかかる第1出力軸モード時の作動を示す作動説明図である。 第2実施形態にかかる第2出力軸モード時の作動を示す作動説明図である。 第2実施形態にかかる第3出力軸モード時の作動を示す作動説明図である。
符号の説明
20 駆動用アクチュエータ
22 駆動用モータ
40 出力機構
41 第1出力軸
42 第2出力軸
43 第3出力軸
50 動力伝達機構
51 第1遊星歯車機構
52 第2遊星歯車機構
53 第3遊星歯車機構
60 出力軸切替機構
62 ストッパ機構

Claims (9)

  1. 動力を発生させる駆動源(22)と、
    出力軸(41、42、43)を有し、前記駆動源(22)の動力を前記出力軸(41、42、43)から外部に出力可能な3つ以上の複数の出力機構(40)と、
    前記駆動源(22)の動力を前記複数の出力機構(40)に伝達する動力伝達機構(50)と、
    前記複数の出力機構(40)の前記出力軸(41、42、43)のうち特定の出力軸に前記動力伝達機構(50)から動力を伝達させる出力軸切替機構(60)とを備え、
    前記動力伝達機構(50)は、動力伝達可能に連結した複数の遊星歯車機構(51〜53)を含んで構成され、
    前記複数の遊星歯車機構(51〜53)は、それぞれ複数の回転要素を有して構成され、
    前記複数の遊星歯車機構のうち前記出力機構(40)に動力を伝達させる遊星歯車機構には、前記回転要素として前記出力軸(41、42、43)に動力を伝達させる出力要素が含まれており、
    前記出力軸切替機構(60)は、前記特定の出力軸以外の出力軸に動力を伝達させる前記出力要素の回転を停止させるストッパ機構(62)を含んで構成されていることを特徴とする多軸駆動用アクチュエータ。
  2. 前記各出力要素には、それぞれ係合部(615)が形成され、
    前記ストッパ機構(62)は、前記各係合部(615)にそれぞれ係合可能なストッパ部(625、626)を有して構成されたストッパ部材(622)と、前記ストッパ部材(622)を移動させるストッパ移動手段(63)とを有し、
    前記ストッパ移動手段(63)は、前記ストッパ部材(622)を、前記特定の出力軸以外の出力軸に動力を伝達させる前記出力要素に形成された前記係合部(615)に前記ストッパ部(625、626)が係合し、前記特定の出力軸に動力を伝達させる前記出力要素の前記係合部(615)に前記ストッパ部(625、626)が係合しない位置に移動させることを特徴とする請求項1に記載の多軸駆動用アクチュエータ。
  3. 前記出力軸切替機構(60)は、前記出力機構(40)に伝達される動力を減少させるための複数のレセプタギア(611〜614)を有し、
    前記出力要素は、レセプタギア(611〜614)に連結され、
    前記複数のレセプタギア(611〜614)には、それぞれ係合部(615)が形成され、
    前記ストッパ機構(62)は、前記各係合部(615)にそれぞれ係合可能なストッパ部(625、626)を有して構成されたストッパ部材(622)と、前記ストッパ部材(622)を移動させるストッパ移動手段(63)とを有し、
    前記ストッパ移動手段(63)は、前記ストッパ部材(622)を、前記特定の出力軸(40)以外の出力軸に動力を伝達させる前記出力要素と連結された前記レセプタギア(611〜614)の前記係合部(25)に前記ストッパ部(625、626)が係合し、前記特定の出力軸に動力を伝達させる前記出力要素と連結された前記レセプタギア(611〜614)の前記係合部(615)に前記ストッパ部(625、626)が係合しない位置に移動させることを特徴とする請求項1に記載の多軸駆動用アクチュエータ。
  4. 前記ストッパ部材(622)は、前記ストッパ部(625、626)と一体に構成されていることを特徴とする請求項2または3に記載の多軸駆動用アクチュエータ。
  5. 前記ストッパ移動手段(63)は、前記ストッパ部材(622)を電磁石(631、632)の吸引力を利用して移動させることを特徴とする請求項3ないし5のいずれか1つに記載の多軸駆動用アクチュエータ。
  6. 前記ストッパ移動手段(63)は、前記ストッパ部材(622)をストッパ移動用モータ(633)により移動させることを特徴とする請求項3ないし5のいずれか1つに記載の多軸駆動用アクチュエータ。
  7. 前記複数の遊星歯車機構(51、52、53)は、同軸上に直列に連結されていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1つに記載の多軸駆動用アクチュエータ。
  8. 前記複数の遊星歯車機構(51、52、53)は、それぞれ軸方向が並行となるように連結されていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1つに記載の多軸駆動用アクチュエータ。
  9. 車室内に吹き出される空気流れを調整する複数のドア手段(5、13、17、18)を備える車両用空調装置に適用され、
    前記複数の出力軸(41、42、43)は、前記複数のドア手段(5、13、17、18)を回転可能に構成されていることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1つに記載の多軸駆動用アクチュエータ。
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