JP2009209401A - 溶接熱影響部の靭性と均一伸びに優れた鋼板 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明の鋼板は、化学成分組成を適切に制御すると共に、下記(1)、(2)式を満たし、且つ、残留γの体積分率が2〜10%であり、島状マルテンサイトの平均円相当径が3.0μm以下である。
1.0≦[Ti]/[N]≦2.5 …(1)
但し、[Ti]および[N]は、夫々TiおよびNの含有量(質量%)を示す。
2.0≦1000×([Ca]+2×[S]+3×[O])≦13.0 …(2)
但し、[Ca],[S]および[O]は、夫々Ca,SおよびOの含有量(質量%)を示す。
【選択図】なし
Description
但し、[Ti]および[N]は、夫々TiおよびNの含有量(質量%)を示す。
2.0≦1000×([Ca]+2×[S]+3×[O])≦13.0 …(2)
但し、[Ca],[S]および[O]は、夫々Ca,SおよびOの含有量(質量%)を示す。
但し、[Ti]および[N]は、夫々TiおよびNの含有量(質量%)を示す。
但し、[Ca],[S]および[O]は、夫々Ca,SおよびOの含有量(質量%)を示す。
上述したように、特に建築構造物や鋼構造物に使用される場合には、耐震性を向上させるという観点から、均一伸びが大きいことが要求される。均一伸びを向上させる手段としては、鋼組織の残留γ量を増加させることが考えられるが、一般的には、残留γ量を増加させると島状マルテンサイト(MA)も粗大化するため、母材靭性が低下する。本発明では、化学成分組成を厳密に制御した上で、後述の実施例に示すような特定の製造方法を採用しているので、島状マルテンサイト(MA)の粗大化を防止しつつ、残留γ量を増加することに成功し、母材靭性と均一伸びを両立させることができる。
Cは鋼板(溶接母材)の強度を確保するために必要な元素であり、所望の強度を確保するためには0.03%以上含有させる必要がある。しかしながら、Cを過剰に含有させると、HAZ靭性が却って低下することになる。こうしたことから、その上限は0.150%とする必要がある。尚、C含有量の好ましい下限は0.05%であり、好ましい上限は0.08%である。
Siは鋼板の強度を確保するために有効な元素であり、必要により含有される。しかしながら、過剰に含有されると鋼材(母材)に島状マルテンサイト相(MA相)を多量に析出させてHAZ靭性を劣化させる。こうしたことから、その上限を0.50%とした。尚、Si含有量の好ましい下限は0.1%であり、好ましい上限は0.4%である。
Mnは焼入れ性を向上させて鋼板強度を確保する上で有効な元素であり、こうした効果を発揮させるためには、Mnは1.0%以上含有させる必要がある。しかしながらMnを過剰に含有させると、鋼板のHAZ靭性が劣化するので上限を2.0%とする。Mn含有量の好ましい下限は1.3%であり、好ましい上限は1.8%である。
Pは不可避的に混入してくる不純物であり、鋼板のおよびHAZの靭性に悪影響を及ぼすのでできるだけ少ない方が好ましい。こうした観点から、Pは0.015%以下に抑制するのが良い。P含有量の好ましい上限は0.01%である。
Sは、鋳造時の鋼板凝固時に鋼板中にCaSを形成することによって、溶接後にCaS上にMnSを形成させて、HAZ部におけるフェライト形成に有効に働く元素である。こうした効果はその含有量が増加するにつれて増大するが、0.005%よりも過剰に含有されると、母材およびHAZの靭性が劣化する。尚、Sによる上記効果を発揮させるためには、0.0003%以上含有させることが好ましく、また好ましい上限は0.0020%、さらに好ましくは0.0010%である。このSを所定範囲に低減するには、脱硫時間を比較的長く(例えば25分以上)なるようにすればよい。
Alは脱酸剤として有効な元素であると共に、鋼板のミクロ組織微細化による母材靭性向上効果も発揮する。こうした効果を発揮させるためには、Al含有量は0.005%以上とする必要がある。しかしながら、過剰に含有されると鋼板(母材)に島状マルテンサイト相(MA相)を多量に析出させてHAZ靭性を劣化させる。こうしたことから、その上限を0.06%とした。尚、Al含有量の好ましい下限は0.01%であり(より好ましくは0.02%以上)、好ましい上限は0.04%である。
Tiは窒化物を形成し、大入熱溶接時に旧オーステナイト粒の粗大化を抑制し、HAZ靭性を向上させるのに有効な元素である。こうした効果を発揮させるためには、Ti含有量は0.008%以上とする必要がある。しかしながら、Tiを過剰に含有させると粗大な介在物を析出させ、却ってHAZ靭性を劣化させるので、その上限を0.030%とする。尚、Ti含有量の好ましい下限は0.01%であり、好ましい上限は0.025%である。
大入熱溶接時のHAZにおいて靭性を高位に確保するためには、旧オーステナイト粒内にTiNを微細析出させて旧オーステナイト粒の粗大化を防止することが有効である。こうした効果を発揮させるためには、N含有量は0.0050%以上とする必要がある。しかしながら、Nの含有量が過剰になって0.010%を超えると粗大なTiNが析出してHAZ靭性が低下する。尚、N含有量の好ましい下限は0.006%であり、好ましい上限は0.009%(より好ましくは0.008%)である。
Caは硫化物の形態を制御してHAZ靭性の向上に寄与する元素である。こうした効果を発揮させるためには、0.0010%以上含有させる必要があるが、0.0035%を超えて過剰に含有させてもHAZ靭性が却って劣化する。尚、Ca含有量の好ましい下限は0.0015%以上(より好ましくは0.0020%以上)であり、好ましい上限は0.0030%である。
Oは、不可避的不純物として含有されるが、鋼中では酸化物として存在する。しかしながら、その含有量が0.003%を超えると粗大なCaOが生成してHAZ靭性が劣化する。こうしたことから、O含有量の上限を0.0030%とする。O含有量の好ましい上限は0.0020%(より好ましくは0.0015%)である。
Bは大入熱溶接のボンド部付近ではBNを核とした粒内フェライトを生成させると共に、固溶Nの固定作用も有し、HAZ靭性改善に有効な元素であり、必要によって含有される。しかしながら、Bの含有量が過剰になるとボンド部の組織が粗大ベイナイト組織となるため逆にHAZ靭性を劣化させてしまう。こうしたことから、Bを含有させるときには、その上限を0.0035%とするのがよい。好ましい範囲は、0.0010〜0.0025%とする。
Cu、NiおよびCrは、いずれも焼入れ性を高めて強度を向上させるのに有効な元素であり、必要によって含有される。しかしながら、これらの元素の含有量が過剰になると、HAZ靭性が却って低下するのでCuおよびNiについては2.0%以下(より好ましくは1%以下)、Crについては1.50%以下(より好ましくは1%以下)とするのがよい。上記効果を発揮させるための好ましい下限は、いずれも0.20%(より好ましくは0.40%)である。
Moは焼入れ性を向上させ強度確保に有効であり、焼戻し脆性を防止するために適宜利用される。こうした効果はその含有量が増加するにつれて増大するが、Mo含有量が過剰になるとHAZ靭性が劣化するので、0.5%以下とするのが好ましい。より好ましくは、0.3%以下とするのが良い。
NbおよびVは焼入れ性を向上させて母材強度を向上させる効果を発揮する。またVは焼戻し軟化抵抗を高くする効果もある。しかしながら、多量に含有されるとHAZ靭性が劣化するため、Nbで0.035%以下(より好ましくは0.030%以下)、Vで0.10%以下(より好ましくは0.05%以下)とするのが良い。尚、これらの効果を有効に発揮させるための含有量は、Nbで0.005%以上、Vで0.01%以上である。
Mgは、MgOを形成して、HAZにおけるオーステナイト粒の粗大化を抑制することによって、HAZ靭性を向上させる効果を有するため、必要によって含有される。しかしながらMgの含有量が過剰になると、介在物が粗大化してHAZ靭性が劣化するため、0.005%以下(より好ましくは0.0035%以下)にするのが良い。
ZrおよびHfは、Tiと同様、Nと窒化物を形成し、溶接時におけるHAZのオーステナイト粒を微細化し、HAZ靭性改善に有効な元素である。しかし、過剰に含有されるとHAZ靭性を却って低下させる。このため、これらの元素を含有するときには、Zrは0.1%以下、Hfは0.05%以下とする。
CoおよびWは、焼入れ性を向上させ母材強度を高める効果を有するので、必要により含有される。しかし、過剰に含有するとHAZ靭性が劣化するため、上限をいずれも2.5%以下とする。
REM(希土類元素)は、鋼材中に不可避的に混入してくる介在物(酸化物や硫化物等)の形状を微細化・球状化することによって、HAZの靭性向上に寄与する元素であり、必要によって含有される。こうした効果は、その含有量が増加するにつれて増大するが、REMの含有量が過剰になると、介在物が粗大化してHAZ靭性が劣化するため、0.010%以下に抑えることが好ましい。尚、本発明において、REMとは、ランタノイド元素(LaからLuまでの15元素)およびSc(スカンジウム)とY(イットリウム)を含む意味である。
焼入れ法Aにおける第1の焼入れでは、冷却開始温度は、750℃以上、好ましくは800℃以上、さらに好ましくは850℃以上である。冷却開始温度が低すぎると、焼きが十分に入らない。第1の焼入れの冷却停止温度は、通常の焼入れと同様であり、例えば200℃以下である。
焼入れ法Bにおける第1の加速冷却では、冷却開始温度は、900℃以下(好ましくは850℃以下、さらに好ましくは800℃以下)、700℃以上(好ましくは750℃以上、さらに好ましくは800℃以上)である。第1の加速冷却における冷却停止温度は、750℃以下(好ましくは700℃以下、さらに好ましくは650℃以下)、550℃以上(好ましくは600℃以上)である。冷却停止温度が高すぎると、残留オーステナイトが不足する。一方、冷却停止温度が低すぎる場合も、残留オーステナイトが不足する。
鋼板の深さt/4位置(t:板厚)からJIS Z 2201 4号試験片を採取し、JIS Z 2241の要領で引張り試験を行ない、引張強度(TS)、および全伸び(EL)を測定した。なお本発明の系では、均一伸びは全伸びの約50%程度の値であるため、試験例では全伸びで評価した。本発明では、引張強度TS:440MPa以上、全伸びEL:20%以上であれば、それぞれ引張強度に優れ、均一伸びに優れると評価した。
深さt/4位置(t:板厚)で、試験片の長手方向が鋼板の圧延方向(L方向となる様に、JIS Z 2242に規定するVノッチ標準試験片(サイズ:10mm×10mm×55mm)を採取し、−5℃でシャルピー衝撃試験を行い、−5℃におけるVシャルピー衝撃値(vE-5)を測定した。
エレクトロスラグ溶接(30kJ/mm)を行ったときの熱サイクルを模擬したHAZ靭性評価法として、加熱温度:1400℃で30秒保持、その後冷却が800〜500℃の冷却時間(Tc):500秒の熱サイクルで各供試鋼板を熱処理した後、温度−15℃におけるシャルピー吸収エネルギー(Vノッチ)を測定した。なお試験片としては、深さt/4位置(t:板厚)からシャルピー衝撃試験片(JIS Z 2202、サイズ10mm×10mm×55mmの棒状)を採取し、中央部片面に深さ;2mmのVノッチを形成したものを使用した。このときVシャルピー衝撃値(vE-15)が150J以上を合格とした。
Claims (9)
- C:0.03〜0.150%(質量%の意味。化学成分組成については以下同じ。)、
Si:0.50%以下(0%を含む)、
Mn:1.0〜2.0%、
P:0.015%以下(0%を含まない)、
S:0.005%以下(0%を含まない)、
Al:0.005〜0.06%、
Ti:0.008〜0.030%、
N:0.0050〜0.010%、
Ca:0.0010〜0.0035%、
O:0.003%以下(0%を含まない)
を夫々含有すると共に、
残留γの体積分率が2〜10%であり、且つ島状マルテンサイト(MA)の平均円相当径が3.0μm以下であり、
下記(1)、(2)式で規定される関係を夫々満足することを特徴とする溶接熱影響部の靭性と均一伸びに優れた鋼板。
1.0≦[Ti]/[N]≦2.5 …(1)
但し、[Ti]および[N]は、夫々TiおよびNの含有量(質量%)を示す。
2.0≦1000×([Ca]+2×[S]+3×[O])≦13.0 …(2)
但し、[Ca],[S]および[O]は、夫々Ca,SおよびOの含有量(質量%)を示す。 - B:0.0035%以下(0%を含まない)を含有するものである請求項1に記載の鋼板。
- Cu:2.0%以下(0%を含まない)、Ni:2.0%以下(0%を含まない)およびCr:1.50%以下(0%を含まない)よりなる群から選ばれる1種以上を含有するものである請求項1または2に記載の鋼板。
- Mo:0.5%以下(0%を含まない)を含有するものである請求項1〜3のいずれかに記載の鋼板。
- Nb:0.035%以下(0%を含まない)および/またはV:0.10%以下(0%を含まない)を含有するものである請求項1〜4のいずれかに記載の鋼板。
- Mg:0.005%以下(0%を含まない)を含有するものである請求項1〜5のいずれかに記載の鋼板。
- Zr:0.1%以下(0%を含まない)および/またはHf:0.05%以下(0%を含まない)を含有するものである請求項1〜6のいずれかに記載の鋼板。
- Co:2.5%以下(0%を含まない)および/またはW:2.5%以下(0%を含まない)を含有するものである請求項1〜7のいずれかに記載の鋼板。
- REM:0.010%以下(0%を含まない)を含有するものである請求項1〜8のいずれかに記載の鋼板。
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