JP2009208947A - エレベータの戸装置 - Google Patents

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Tetsuya Yamaguchi
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【課題】従来における出入口有効高さ寸法は維持したままで、戸装置周辺の見栄えを損なうことなくかご枠を含めたかご全高寸法を低くすることができるエレベータの戸装置を得る。
【解決手段】エレベータの戸装置において、エレベータの昇降路内に昇降自在に配置され、その正面にかご出入口が設けられたかごと、かご出入口の上端面を規定している出入口上面と、かご出入口に、水平方向開閉自在に設けられたかご戸と、かご戸上部に、その長手方向が水平となるように配置されて取付された戸上枠兼ハンガー板取付部材と、戸上枠兼ハンガー板取付部材の上面に、その下端が接続されることによりかご戸を吊持するハンガー板と、を備え、かご戸は、その表面の上端が出入口上面より上方に位置するよう配置され、戸上枠兼ハンガー板取付部材は、その上面がかご戸の表面の上端より下方へと位置するように配置される構成とする。
【選択図】図3

Description

この発明は、エレベータの戸装置に関するものである。
従来におけるエレベータの戸装置においては、戸駆動モータ(ドアモータ)、減速装置、戸レール(かごドアレール)近傍に開閉方向に張り渡された伝動ワイヤー(駆動ロープ)からなり、前記戸駆動モータの回転力が前記減速装置より前記伝動ワイヤーに伝わり前記伝動ワイヤーの一部をハンガー板(ドアハンガ)に固定し、前記伝動ワイヤーを移動させることでかご戸(ドア)を開閉させるように構成したものや(例えば、特許文献1参照)、エレベータのかごの出入口を開閉するかご戸を当該かごの枠体を形成する水平上枠体に水平方向移動自在に吊持させ、前記水平上枠体の両端部に一対のプーリーを取付し、前記プーリー間に掛けわたされたベルトに前記かご戸を連結し、前記プーリーの一方を戸駆動モータで回転駆動して前記かご戸を開閉させるエレベータの戸装置において、前記水平上枠体は薄板を断面L字型に折り曲げ、一方の辺を垂直面部とし他方の辺を水平面部として、かごの枠体を形成する垂直枠体に前記水平面部を上に位置させて水平に固定してなり、厚板を断面L字型に折り曲げて形成したモータベースの一方の片部を水平にして他方の片部を前記水平上枠体の垂直面部に固定し、前記モータベースの水平面部に弾性体を介して前記戸駆動モータを支持させるように構成したものが知られている(例えば、特許文献2参照)。
また、かごの前面上部に横設され駆動電動機で回転駆動されるネジ棒と、このネジ棒に内輪が螺合した軸受と、この軸受が固定され前記かごの前面上部に横設されたレールに上部が懸架され下端にかご戸が懸架されるハンガー板とを備えたものも知られている(例えば、特許文献3参照)。
これらを含む従来の一般的なエレベータの戸装置の構成は図5から図8に示すようになっている。
すなわち、図において1は図示しないエレベータの昇降路内に昇降自在に配置されたかご、2は前記かご1左右両側にそれぞれ設けられた一対のかご枠柱、3は前記かご枠柱2の下部を前後より挟むようにして左右前記かご枠柱2間に渡設された一対のかご下枠、4は前記かご下枠3上に載置された床支持枠、5は前記床支持枠4により下方より支持され、前記かご1内の下端面を形成するかご床、6は前記かご枠柱2の上部に設けられた平面視略コ字型のかご上枠、7は前記かご枠柱2の上端と下方にそれぞれ設けられ、図示しないガイドレールと摺動自在に係合して前記かご1の昇降を案内するガイドシューである。
8は前記かご1内の上端面を形成する天井板、9は前記天井板8の前記かご1正面側を下方に向け略直角に折曲することにより形成された前板、10は前記前板9の下側を前記かご1正面側に向け略直角にさらに折曲することにより形成された出入口上面、11は前記出入口上面10の前記かご1正面側を上方に向け略直角にさらに折曲することにより形成されたカマチ、12は前記出入口上面10と略面一に配置されて、前記かご1内の天井を形成する照明板、13は前記照明板12の周縁部に設けられた飾り枠、14は前記天井板8と前記照明板12との間に設けられ、前記かご1内を照らす照明ランプである。
そして、15は前記かご1の正面に設けられた出入口を水平方向に開閉する一対のかご戸、16は前記かご1の正面上部に取付された戸装置桁、19は前記戸装置桁16内には内設された戸駆動モータ、20aは第1のハンガー板、20bは第2のハンガー板、22は前記戸装置桁16の正面下側に水平方向に亘って取付された戸レール、23は前記第1のハンガー板20a及び前記第2のハンガー板20bのそれぞれに回動自在に軸着され、前記戸レール22上を転動する一対のハンガーローラ、24は前記第1のハンガー板20a及び前記第2のハンガー板20bのそれぞれに、前記ハンガーローラ23とにより前記戸レール22を上下より挟み込むようにして配置されて回動自在に軸着され、前記戸レール22の下側を転動する一対のアップスラストローラ、25は前記戸装置桁16の正面上側中央に設けられ、前記かご戸15の全閉を検出するための戸閉スイッチ、26は前記第1のハンガー板20aの上端に設けられ、前記戸閉スイッチ25のスイッチ部を押動するカムである。
前記かご戸15のパネルは、その左右両端部が二度、略直角に折曲されて断面略コ字型に形成され、すなわち、前記かご戸15パネル全体としては断面略C字型に形成されており、この略C字型の内側に緩嵌された断面略コ字型の戸上枠兼ハンガー板取付部材27が、その凹陥部を下方へと向け、かつ、その上面が前記かご戸15の上端と同位置となるように配置されて取付されている。
前記第1のハンガー板20a及び前記第2のハンガー板20bの下端部には、折曲されて略水平に形成されたドアパネル取付部20cが設けられており、これらのドアパネル取付部20cと前記戸上枠兼ハンガー板取付部材27とが、間にワッシャ28bを挟んだ上で前記戸上枠兼ハンガー板取付部材27上面に穿設されたネジ孔27a及びボルト28aにより螺着されることで、前記第1のハンガー板20a及び前記第2のハンガー板20bに左右の前記かご戸15のそれぞれが吊持されている。
ここで、前記かご戸15の上端は前記出入口上面10のなす水平面より図6中D’の示す寸法(のみ込みシロ)だけ上方に位置するよう配置されている。これは、前記かご1内の乗客が前記かご戸15の閉まった状態で前記出入口上面10付近を見た場合に、例えば前記戸レール22や前記ハンガーローラ23といった構造物が見えてしまうことを防止するためである。なお、こののみ込みシロは通常20mm〜30mm程度であることが一般的である。
実開昭60−154374号公報 特公平07−100590号公報 特開平08−104486号公報
いわゆる機械室レスエレベータは、機械室が不要であり、昇降路底部のピット寸法や昇降路頂部の隙間寸法を機械室を有するエレベータと比べて小さくすることができるため、近年その設置台数が増えている。
ピット寸法及び頂部隙間寸法を含む昇降路の全高寸法はなるべく小さいほうが望ましいが、昇降路頂部の隙間寸法はかご枠を含めたかご全高寸法に関係があり、昇降路頂部の隙間寸法をさらに小さくするためには、かご全高寸法をさらに小さくする必要がある。
しかしながら、前述のような従来のエレベータの戸装置においては、かご戸の上端を出入口上面からのみ込みシロ寸法(図6中D’の示す寸法)だけ上方に持上げた状態でかご戸を吊持する必要があるため、出入口上面からかご上端までの高さ寸法(図6中A’の示す寸法)がその分大きくなってしまうという課題がある。
そして、一方で、前記のみ込みシロ寸法を小さくすると、戸を開閉駆動するための構造物が乗客に見えてしまい、見栄えを損ねてしまうおそれがあるという課題がある。
また、かご出入口の有効高さ寸法(図6中B’の示す寸法)を小さくすることは、乗降時に支障が出る可能性があるため、なるべく避ける必要がある。
この発明は、前述のような課題を解決するためになされたもので、従来のエレベータの戸装置における出入口有効高さ寸法は維持したままで、戸装置周辺の見栄えを損なうことなくかご枠を含めたかご全高寸法を低くすることができるエレベータの戸装置を得るものである。
この発明に係る、エレベータの戸装置においては、エレベータの昇降路内に昇降自在に配置され、その正面にかご出入口が設けられたかごと、前記かご出入口の上端面を規定している出入口上面と、前記かご出入口に、水平方向開閉自在に設けられたかご戸と、前記かご戸上部に、その長手方向が水平となるように配置されて取付された戸上枠兼ハンガー板取付部材と、前記戸上枠兼ハンガー板取付部材の上面に、その下端が接続されることにより前記かご戸を吊持するハンガー板と、を備え、前記かご戸は、その表面の上端が前記出入口上面より上方に位置するよう配置され、戸上枠兼ハンガー板取付部材は、その上面が前記かご戸の表面の上端より下方へと位置するように配置される構成とする。
この発明はエレベータの戸装置において、エレベータの昇降路内に昇降自在に配置され、その正面にかご出入口が設けられたかごと、前記かご出入口の上端面を規定している出入口上面と、前記かご出入口に、水平方向開閉自在に設けられたかご戸と、前記かご戸上部に、その長手方向が水平となるように配置されて取付された戸上枠兼ハンガー板取付部材と、前記戸上枠兼ハンガー板取付部材の上面に、その下端が接続されることにより前記かご戸を吊持するハンガー板と、を備え、前記かご戸は、その表面の上端が前記出入口上面より上方に位置するよう配置され、戸上枠兼ハンガー板取付部材は、その上面が前記かご戸の表面の上端より下方へと位置するように配置される構成としたことで、従来のエレベータの戸装置における出入口有効高さ寸法は維持したままで、戸装置周辺の見栄えを損なうことなくかご枠を含めたかご全高寸法を低くすることができるという効果を奏する。
実施の形態1.
図1から図4は、この発明の実施の形態1に関するもので、図1はエレベータのかごと戸装置の全体構成を示す斜視図、図2は戸装置上部の横断面図、図3は戸装置上部の斜視図、図4はかご戸の要部拡大斜視図である。
図において1は図示しないエレベータの昇降路内に昇降自在に配置されたかごであり、このかご1左右両側の前後方向中央の上下方向に沿っては、断面略コ字型の一対のかご枠柱2が互いに凹陥部を外向させるようにしてそれぞれ設けられている。
前記かご枠柱2の下部には、断面略コ字型の一対のかご下枠3が、互いにその凹陥部を外向して、前記かご枠柱2の下部を前後より挟むようにして左右前記かご枠柱2間に渡設されている。前記かご下枠3上には床支持枠4が載置されており、前記かご1内の下端面を形成するかご床5を下方より支持している。
前記かご枠柱2の上部には、平面視略コ字型のかご上枠6が、その開放された側を前記かご1の正面へと向けて配置されて、一対の前記かご枠柱2の反凹陥部上端に取付されており、前記かご枠柱2の上端凹陥部と下方凹陥部には、図示しないガイドレールと摺動自在に係合して前記かご1の昇降を案内するガイドシュー7がそれぞれ設けられている。
8は前記かご1内の上端面を形成する天井板で、この天井板8の前記かご1正面側は下方に向け略直角に折曲されて前板9が形成されている。そして、この前板9の下側は前記かご1正面側に向け略直角にさらに折曲されて出入口上面10が形成されており、この出入口上面10の前記かご1正面側は上方に向け略直角にさらに折曲されてカマチ11が形成されている。この出入口上面10は前記かご1の正面に設けられたかご出入口の上端面を規定している。
12は前記出入口上面10と略面一に配置されて、前記かご1内の天井を形成する照明板で、この照明板12の周縁部には飾り枠13が設けられている。そして、前記天井板8と前記照明板12との間には、前記かご1内を照らす照明ランプ14が設けられている。
前記かご出入口には、一対のかご戸15が水平方向開閉自在に設けられており、このかご戸15の開閉機構は以下のように構成されている。
前記かご上枠6の前記かご1正面側の両端部には、断面略ロ字型の戸装置桁16が、前記かご1の正面上部に、前記かご上枠6上面と前記戸装置桁16の上面とが略面一になるように配置されて取付されている。この戸装置桁16の正面上側の両端寄りには一対のプーリー17がそれぞれ設けられており、これら一対の前記プーリー17には伝動ワイヤー18が無端状に巻き掛けられている。
前記戸装置桁16内には戸駆動モータ19が内設されており、この戸駆動モータ19の回転軸は前記プーリー17の一方と軸止されている。
前記伝動ワイヤー18の一側には第1のワイヤー止め金具21aを介して第1のハンガー板20aが、前記伝動ワイヤー18の他側には第2のワイヤー止め金具21bを介して第2のハンガー板20bが、それぞれ係止されている。
前記戸装置桁16の正面下側には、水平方向に亘って戸レール22が取付されており、前記第1のハンガー板20a及び前記第2のハンガー板20bのそれぞれには、この戸レール22上を転動する一対のハンガーローラ23が回動自在に軸着されている。また、前記第1のハンガー板20a及び前記第2のハンガー板20bのそれぞれには、前記ハンガーローラ23とにより前記戸レール22を上下より挟み込むようにして配置され、前記戸レール22の下側を転動する一対のアップスラストローラ24が回動自在に軸着されている。
前記戸装置桁16の正面上側中央には、前記かご戸15の全閉を検出するための戸閉スイッチ25が設けられており、前記第1のハンガー板20aの上端に設けられたカム26が、この戸閉スイッチ25のスイッチ部を押動することにより、前記戸閉スイッチ25が作動し、前記かご戸15の全閉を検出する。
前記かご戸15の下端には、図示しない敷居溝に摺動自在に係合する図示しない戸の脚が設けられている。
前記かご戸15のパネルは、その左右両端部が二度、略直角に折曲されて断面略コ字型に形成され、すなわち、前記かご戸15パネル全体としては断面略C字型に形成されており、前記かご戸15上部におけるこの略C字型の内側に、その長手方向が水平となるようにして緩嵌された断面略コ字型の戸上枠兼ハンガー板取付部材27が、その凹陥部を下方へと向け、かつ、その上面が前記出入口上面10のなす水平面より下方へと位置するように配置されて取付されている。
前記第1のハンガー板20a及び前記第2のハンガー板20bの下端部には、折曲されて略水平に形成されたドアパネル取付部20cが設けられており、これらのドアパネル取付部20cと前記戸上枠兼ハンガー板取付部材27とが、間にワッシャ28bを挟んだ上で前記戸上枠兼ハンガー板取付部材27上面に穿設されたネジ孔27a及びボルト28aにより螺着されることで、前記第1のハンガー板20a及び前記第2のハンガー板20bに左右の前記かご戸15のそれぞれが吊持されている。
ここで、前記かご戸15の表面(前記かご1内側の面)の上端は前記出入口上面10のなす水平面より上方に位置するよう配置されている。
また、前記かご戸15のパネルの左右両端部裏側における前記戸上枠兼ハンガー板取付部材27上面より上側には、これらのドアパネル取付部20cと前記戸上枠兼ハンガー板取付部材27との螺着作業の便宜を考慮して切欠部15aが設けられている。なお、前記かご戸15の表板が前記かご戸15の表面及び側面を覆っているため、この切欠部15aは前記かご1内の乗客から見えることはなく、前記かご戸15周辺の美観を損ねることはない。
本願発明に係るエレベータの戸装置と前述した従来のエレベータの戸装置とにおいて要部の寸法を比較してみると、かご出入口の有効高さ寸法(図2中Bと図6中B’)、かご戸の全高寸法(CとC’)及びかご戸の上端を出入口上面からのみ込みシロ寸法(DとD’)はそれぞれ同じである。
しかし、ハンガー板とかご戸とが接続される戸上枠兼ハンガー板取付部材の上面は出入口上面より図2中Eで示す寸法だけ下方に位置するよう配置されているため、かご戸上端を基準とすると本願発明に係る戸上枠兼ハンガー板取付部材の上面位置は前述の従来例と比較して、Dで示す寸法とEで示す寸法の和だけ下方に位置することになる。
したがって、ハンガー板の高さ寸法が同じであるならば、ハンガー板下端のドアパネル取付部の位置がかご戸上端より下方に位置することにより、本願発明に係る出入口上面からかご上端までの高さ寸法(図2中Aの示す寸法)は前述の従来例(A’の示す寸法)と比較して、Dで示す寸法とEで示す寸法の和だけ小さくなる。ゆえに、この分だけかご枠を含めたかご全高寸法が低くなる。
以上のように構成されたエレベータの戸装置においては、ハンガー板とかご戸とが接続される戸上枠兼ハンガー板取付部材の上面をかご戸上端より下方に位置させる、すなわち、ハンガー板下端のドアパネル取付部の位置をかご戸上端より下方に位置させることにより、従来のエレベータの戸装置における出入口有効高さ寸法は維持したままで、かご枠を含めたかご全高寸法を低くすることができる。したがって、ピット寸法及び頂部隙間寸法を含む昇降路の全高寸法小さくすることが可能である。
そして、のみ込みシロ寸法についても従来と同様の寸法を確保しているため、戸を開閉駆動するための構造物が乗客に見えてしまうおそれはなく、見栄えを損なうこともない。
また、戸上枠兼ハンガー板取付部材をかご戸上部における略C字型の内側に取付することで、ハンガー板のドアパネル取付部もかご戸の内側に位置することとなり、かご戸の厚み方向におけるかご戸及びハンガー板の寸法について従来同様の寸法を維持することができるため、戸開閉時に他の機器等と干渉してしまうおそれがない。
なお、ここでは、戸上枠兼ハンガー板取付部材の上面が出入口上面より下方へと位置するように配置したが、必ずしもこの位置に限られるものではなく、戸上枠兼ハンガー板取付部材の上面がかご戸表面上端より下方に位置するように配置することにより、かご全高寸法を低くする点につき相応の効果を得ることが可能である。
また、以上はかご戸及びかごの戸装置に本願発明を適用した実施形態について説明したが、同様にして乗場戸及び乗場の戸装置においても本願発明を適用することができる。この場合においては、例えば、戸装置の高さ寸法を小さくできることで、階床間の高さ寸法が小さいために従来の乗場戸装置が設置できないような状況であっても、本願発明を適用した戸装置であれば設置することが可能である。
この発明の実施の形態1におけるエレベータのかごと戸装置の全体構成を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1における戸装置上部の横断面図である。 この発明の実施の形態1における戸装置上部の斜視図である。 この発明の実施の形態1におけるかご戸の要部拡大斜視図である。 従来におけるエレベータのかごと戸装置の全体構成を示す斜視図である。 従来における戸装置上部の横断面図である。 従来における戸装置上部の斜視図である。 従来におけるかご戸の要部拡大斜視図である。
符号の説明
1 かご
2 かご枠柱
3 かご下枠
4 床支持枠
5 かご床
6 かご上枠
7 ガイドシュー
8 天井板
9 前板
10 出入口上面
11 カマチ
12 照明板
13 飾り枠
14 照明ランプ
15 かご戸
15a 切欠部
16 戸装置桁
17 プーリー
18 伝動ワイヤー
19 戸駆動モータ
20a 第1のハンガー板
20b 第2のハンガー板
20c ドアパネル取付部
21a 第1のワイヤー止め金具
21b 第2のワイヤー止め金具
22 戸レール
23 ハンガーローラ
24 アップスラストローラ
25 戸閉スイッチ
26 カム
27 戸上枠兼ハンガー板取付部材
27a ネジ孔
28a ボルト
28b ワッシャ

Claims (4)

  1. エレベータの昇降路内に昇降自在に配置され、その正面にかご出入口が設けられたかごと、
    前記かご出入口の上端面を規定している出入口上面と、
    前記かご出入口に、水平方向開閉自在に設けられたかご戸と、
    前記かご戸上部に、その長手方向が水平となるように配置されて取付された戸上枠兼ハンガー板取付部材と、
    前記戸上枠兼ハンガー板取付部材の上面に、その下端が接続されることにより前記かご戸を吊持するハンガー板と、を備え、
    前記かご戸は、その表面の上端が前記出入口上面より上方に位置するよう配置され、
    戸上枠兼ハンガー板取付部材は、その上面が前記かご戸の表面の上端より下方へと位置するように配置されることを特徴とするエレベータの戸装置。
  2. 戸上枠兼ハンガー板取付部材は、その上面が前記出入口上面のなす水平面より下方へと位置するように配置されることを特徴とする請求項1に記載のエレベータの戸装置。
  3. 前記かご戸のパネルは、その左右両端部が折曲されて断面略コ字型に形成されることにより、前記かご戸のパネル全体として断面略C字型に形成され、
    戸上枠兼ハンガー板取付部材は、前記略C字型の内側に取付されていることを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載のエレベータの戸装置。
  4. 前記かご戸のパネルの左右両端部裏側における前記戸上枠兼ハンガー板取付部材上面より上側には、切欠部が設けられていることを特徴とする請求項3に記載のエレベータの戸装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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