JP2009208871A - 乗客コンベアのオイルパン装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】例えば、乗客コンベアを保守点検する際に、傾斜したオイルパンの上面に滑落物が落下しても、滑落物がオイルパンの上面に沿って滑落することを防止することで、作業者の作業の効率を向上させることができる乗客コンベアのオイルパン装置を得る。
【解決手段】傾斜した主枠1の下部に設けられ、滴下したオイルを受ける傾斜した板形状のオイルパン2と、このオイルパン2の上面に設けられ、オイルパン2の上面に沿って流れるオイルが通過する貫通孔4aが形成され、滑落物が滑落することを防止する止め金4とを備えている。
【選択図】図2
【解決手段】傾斜した主枠1の下部に設けられ、滴下したオイルを受ける傾斜した板形状のオイルパン2と、このオイルパン2の上面に設けられ、オイルパン2の上面に沿って流れるオイルが通過する貫通孔4aが形成され、滑落物が滑落することを防止する止め金4とを備えている。
【選択図】図2
Description
この発明は、傾斜した主枠の下部に設けられ、滴下したオイルを受ける傾斜したオイルパンを備えた乗客コンベアのオイルパン装置に関する。
従来、傾斜した主枠の底部に設けられ、滴下したオイルを受ける傾斜した板形状のオイルパンを備え、前記オイルが前記オイルパンの上面に沿って流れるエスカレータのオイルパン装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、このものの場合、例えば、エスカレータを保守点検する際に、傾斜したオイルパンの上面に工具等が落下すると、工具等がオイルパンの上面に沿って滑落してしまい、滑落した工具等を回収するための時間が必要になるので、作業者の作業の効率が低下するという問題点があった。
この発明は、上述のような問題点を解決することを課題とするものであって、その目的は、例えば、乗客コンベアを保守点検する際に、傾斜したオイルパンの上面に工具等が落下しても、工具等がオイルパンの上面に沿って滑落することを防止することで、作業者の作業の効率を向上させることができる乗客コンベアのオイルパン装置を提供するものである。
この発明に係る乗客コンベアのオイルパン装置は、傾斜した主枠の下部に設けられ、滴下したオイルを受ける傾斜した板形状のオイルパンと、前記オイルパンの上面側に設けられ、前記オイルパンの上面に沿って流れる前記オイルが通過し、滑落物が滑落することを防止する滑落防止手段とを備えている。
この発明に係る乗客コンベアのオイルパン装置によれば、例えば、乗客コンベアを保守点検する際に、傾斜したオイルパンの上面に滑落物が落下しても、オイルパンの上面に設けられた滑落防止手段により、滑落物がオイルパンの上面に沿って滑落することが防止されるので、作業者の作業の効率を向上させることができる。
以下、この発明の各実施の形態を図に基づいて説明するが、各図において、同一または相当の部材、部位については、同一符号を付して説明する。
実施の形態1.
図1はこの実施の形態に係るエスカレータのオイルパン装置が取り付けられた主枠1を示す全体側面図、図2は図1のII−II線に沿った矢視断面図、図3(a)は図2の止め金4を示す平面図、図3(b)は図3(a)の止め金4を示す側面図である。
この実施の形態に係る乗客コンベアであるエスカレータのオイルパン装置は、傾斜した主枠1の下部に、長手方向の全域に渡って複数個設けられたオイルパン2と、このオイルパン2の横幅方向の両端部に設けられた、オイルパン2を主枠1に固定するオイルパン固定具3と、それぞれのオイルパン2の上面であって下流側端部に立設された、横幅方向に延びた滑落防止手段である断面L字形状の止め金4とを備えている。
なお、止め金4は、オイルパン2の下流側端部に限らず、オイルパン2の任意の位置に配置されてよい。
実施の形態1.
図1はこの実施の形態に係るエスカレータのオイルパン装置が取り付けられた主枠1を示す全体側面図、図2は図1のII−II線に沿った矢視断面図、図3(a)は図2の止め金4を示す平面図、図3(b)は図3(a)の止め金4を示す側面図である。
この実施の形態に係る乗客コンベアであるエスカレータのオイルパン装置は、傾斜した主枠1の下部に、長手方向の全域に渡って複数個設けられたオイルパン2と、このオイルパン2の横幅方向の両端部に設けられた、オイルパン2を主枠1に固定するオイルパン固定具3と、それぞれのオイルパン2の上面であって下流側端部に立設された、横幅方向に延びた滑落防止手段である断面L字形状の止め金4とを備えている。
なお、止め金4は、オイルパン2の下流側端部に限らず、オイルパン2の任意の位置に配置されてよい。
止め金4には、オイルパン2の上面に沿って流れるオイルが通過可能な貫通孔4aが複数個形成されている。
止め金4の横幅方向の一端部とオイルパン固定具3との間には、オイルパン2の長手方向に沿って電気配線5が配置されている。
止め金4の横幅方向の一端部とオイルパン固定具3との間には、オイルパン2の長手方向に沿って電気配線5が配置されている。
エスカレータが通常運転をしている場合には、滴下したオイルがオイルパン2の上面に沿って流れ、オイルパン2の上面の止め金4では、オイルが貫通孔4aを通過して流れる。
一方、例えば、エスカレータを保守点検している場合には、作業者が滑落物である工具等を傾斜したオイルパン2の上面に落下させたときに、止め金4により、工具等がオイルパン2の上面に沿って滑落することが防止される。
これにより、作業者は、落下した工具等を回収する時間を短縮することができ、作業を続けて行うことができるので、作業者の作業の効率を向上させることができる。
また、落下した工具等はオイルパン2の上面に沿って滑落することが防止されるので、オイルパン2の下流側にいる作業者の作業が、滑落する工具等により妨害されることが防止され、作業者の作業の効率を向上させることができる。
一方、例えば、エスカレータを保守点検している場合には、作業者が滑落物である工具等を傾斜したオイルパン2の上面に落下させたときに、止め金4により、工具等がオイルパン2の上面に沿って滑落することが防止される。
これにより、作業者は、落下した工具等を回収する時間を短縮することができ、作業を続けて行うことができるので、作業者の作業の効率を向上させることができる。
また、落下した工具等はオイルパン2の上面に沿って滑落することが防止されるので、オイルパン2の下流側にいる作業者の作業が、滑落する工具等により妨害されることが防止され、作業者の作業の効率を向上させることができる。
以上説明したように、この実施の形態に係るエスカレータのオイルパン装置によれば、貫通孔4aが形成された止め金4がオイルパン2の上面に設けられているので、エスカレータが通常運転をしている場合には、傾斜したオイルパン2の上面に沿って流れるオイルが貫通孔4aを通過して流れることができ、例えば、エスカレータを保守点検している場合には、作業者が工具等をオイルパン2の上面に落下させたときに、工具等がオイルパン2の上面に沿って滑落することが防止され、作業者の作業の効率を向上させることができる。
実施の形態2.
図4はこの実施の形態に係るエスカレータのオイルパン装置を示す部分断面図である。
この実施の形態に係るエスカレータのオイルパン装置は、止め金4の電気配線5側の端部に形成された貫通孔4aに止め具である電気配線固定線6が挿入されており、この電気配線固定線6を用いて、電気配線5が止め金4に止められている。
電気配線5が止め金4に止められているので、従来のエスカレータのオイルパン装置と異なり、電気配線5をオイルパン固定具3に止める必要がない。
その結果、オイルが、電気配線5からオイルパン固定具3に伝わってオイルパン装置の外側へ流れ出ることを抑制することができる。
その他の構成は実施の形態1と同様である。
図4はこの実施の形態に係るエスカレータのオイルパン装置を示す部分断面図である。
この実施の形態に係るエスカレータのオイルパン装置は、止め金4の電気配線5側の端部に形成された貫通孔4aに止め具である電気配線固定線6が挿入されており、この電気配線固定線6を用いて、電気配線5が止め金4に止められている。
電気配線5が止め金4に止められているので、従来のエスカレータのオイルパン装置と異なり、電気配線5をオイルパン固定具3に止める必要がない。
その結果、オイルが、電気配線5からオイルパン固定具3に伝わってオイルパン装置の外側へ流れ出ることを抑制することができる。
その他の構成は実施の形態1と同様である。
以上説明したように、この実施の形態に係るエスカレータのオイルパン装置によれば、電気配線5が電気配線固定線6を用いて止め金4に止められているので、オイルパン固定具3に電気配線5が止められた従来のエスカレータのオイルパン装置と比べて、電気配線5からオイルパン固定具3を伝わってオイルパン装置の外側へオイルが流れ出ることを抑制することができる。
実施の形態3.
図5はこの実施の形態に係るエスカレータのオイルパン装置を示す断面図、図6は図5のオイルパン装置を示す部分平面図、図7は図5のVII−VII線に沿った矢視断面図である。
この実施の形態に係るエスカレータのオイルパン装置は、オイルパン2の上面に沿って流れるオイルの流れる方向に沿って視たときに、板形状の止め金4がオイルパン2の上面から所定の隙間をあけて配置されている。
止め金4には、貫通孔4aは形成されていない。
図5はこの実施の形態に係るエスカレータのオイルパン装置を示す断面図、図6は図5のオイルパン装置を示す部分平面図、図7は図5のVII−VII線に沿った矢視断面図である。
この実施の形態に係るエスカレータのオイルパン装置は、オイルパン2の上面に沿って流れるオイルの流れる方向に沿って視たときに、板形状の止め金4がオイルパン2の上面から所定の隙間をあけて配置されている。
止め金4には、貫通孔4aは形成されていない。
図8(a)は図5のオイルパン2を示す正面図、図8(b)は図8(a)のオイルパン2を示す平面図である。
オイルパン2の上面であって下流側端面から所定の距離Dだけ離れた領域には、横幅方向に間隔をおいて5個のネジ7が上方を向いて、溶着により固定されている。
なお、ネジ7とオイルパン2との固定は、溶着に限らず、その他の方法であってもよい。
また、ネジ7は、オイルパン2の上面であって下流側端面から所定の距離Dだけ離れた領域に限らず、オイルパン2の上面のその他の領域に固定されてもよい。
オイルパン2の上面であって下流側端面から所定の距離Dだけ離れた領域には、横幅方向に間隔をおいて5個のネジ7が上方を向いて、溶着により固定されている。
なお、ネジ7とオイルパン2との固定は、溶着に限らず、その他の方法であってもよい。
また、ネジ7は、オイルパン2の上面であって下流側端面から所定の距離Dだけ離れた領域に限らず、オイルパン2の上面のその他の領域に固定されてもよい。
それぞれのネジ7には、所定の高さの座金8が取り付けられ、この座金8の上に止め金4が取り付けられ、止め金4の上部からナット9が螺着されている。これにより、座金8および止め金4がオイルパン2に固定されている。
座金8の高さは、オイルパン2の上面と止め金4との隙間が、例えば、エスカレータを保守点検する際に用いられるスパナやドライバー等の厚みよりも狭くなるように決定されている。これにより、スパナやドライバー等をオイルパン2の上面に落下させても、スパナやドライバー等がオイルパン2の上面と止め金4との隙間を通過することを防止することができる。
なお、オイルパン2の上面と止め金4との隙間は、高さの異なる座金8に交換することで、簡単に調節することができる。
座金8の高さは、オイルパン2の上面と止め金4との隙間が、例えば、エスカレータを保守点検する際に用いられるスパナやドライバー等の厚みよりも狭くなるように決定されている。これにより、スパナやドライバー等をオイルパン2の上面に落下させても、スパナやドライバー等がオイルパン2の上面と止め金4との隙間を通過することを防止することができる。
なお、オイルパン2の上面と止め金4との隙間は、高さの異なる座金8に交換することで、簡単に調節することができる。
止め金4の横幅方向の両端部とオイルパン固定具3との間には、オイルパン2の長手方向に沿って電気配線5が配置されている。
止め金4の横幅方向の両端部に配置された座金8のそれぞれには、止め具であるケーブル固定針金10が取り付けられており、このケーブル固定針金10を用いて、それぞれの電気配線5が止め金4に止められている。
その他の構成は実施の形態1と同様である。
止め金4の横幅方向の両端部に配置された座金8のそれぞれには、止め具であるケーブル固定針金10が取り付けられており、このケーブル固定針金10を用いて、それぞれの電気配線5が止め金4に止められている。
その他の構成は実施の形態1と同様である。
この実施の形態に係るエスカレータのオイルパン装置によれば、オイルの流れる方向に沿って視たときに、オイルパン2の上面から所定の隙間をあけて板形状の止め金4が配置されているので、止め金4に貫通孔4aを形成しなくても、オイルパン2の上面に沿って流れるオイルが止め金4を通過して流れることができる。
その結果、止め金4に複数の貫通孔4aを形成する必要がなく、止め金4を簡単に製造することができ、止め金4の製造時間および製造費の増加を低減することができる。
また、オイルパン2の上面と止め金4との間であって座金8を除いた領域に、オイルが通過して流れるので、簡単に、オイルが通過して流れる領域を大きくすることができ、止め金4によってオイルの流れに発生する抵抗を低減することができ、効果的にオイルを下方へ流すことができる。
その結果、止め金4に複数の貫通孔4aを形成する必要がなく、止め金4を簡単に製造することができ、止め金4の製造時間および製造費の増加を低減することができる。
また、オイルパン2の上面と止め金4との間であって座金8を除いた領域に、オイルが通過して流れるので、簡単に、オイルが通過して流れる領域を大きくすることができ、止め金4によってオイルの流れに発生する抵抗を低減することができ、効果的にオイルを下方へ流すことができる。
図9はこの実施の形態に係るエスカレータのオイルパン装置の変形例を示す断面図である。
止め金4の横幅方向の一端部とオイルパン固定具3との間には、オイルパン2の長手方向に沿って電気配線5が配置されている。
止め金4の横幅方向の他端部は、オイルパン固定具3の近傍まで延びて形成されている。
これにより、止め金4の横幅方向の一端部とオイルパン固定具3との間は、電気配線5により隙間が埋められているので、工具等が通過して滑落することを抑制することができ、止め金4の横幅方向の他端部とオイルパン固定具3との間は、隙間が小さいので、工具等が通過して滑落することを抑制することができる。
止め金4の横幅方向の一端部とオイルパン固定具3との間には、オイルパン2の長手方向に沿って電気配線5が配置されている。
止め金4の横幅方向の他端部は、オイルパン固定具3の近傍まで延びて形成されている。
これにより、止め金4の横幅方向の一端部とオイルパン固定具3との間は、電気配線5により隙間が埋められているので、工具等が通過して滑落することを抑制することができ、止め金4の横幅方向の他端部とオイルパン固定具3との間は、隙間が小さいので、工具等が通過して滑落することを抑制することができる。
図10はこの実施の形態に係るエスカレータのオイルパン装置の他の変形例を示す断面図である。
止め金4の横幅方向の他端部とオイルパン固定具3との間には、オイルパン2の長手方向に沿って電気配線5が配置されている。
止め金4の横幅方向の一端部は、オイルパン固定具3の近傍まで延びて形成されている。
これにより、止め金4の横幅方向の一端部とオイルパン固定具3との間に、隙間が小さいので、工具等が通過して滑落することを抑制することができ、止め金4の横幅方向の他端部とオイルパン固定具3との間には、電気配線5により隙間が埋められているので、工具等が通過して滑落することを抑制することができる。
止め金4の横幅方向の他端部とオイルパン固定具3との間には、オイルパン2の長手方向に沿って電気配線5が配置されている。
止め金4の横幅方向の一端部は、オイルパン固定具3の近傍まで延びて形成されている。
これにより、止め金4の横幅方向の一端部とオイルパン固定具3との間に、隙間が小さいので、工具等が通過して滑落することを抑制することができ、止め金4の横幅方向の他端部とオイルパン固定具3との間には、電気配線5により隙間が埋められているので、工具等が通過して滑落することを抑制することができる。
実施の形態4.
図11はこの実施の形態に係るエスカレータのオイルパン装置を示す断面図、図12は図11のオイルパン装置を示す部分平面図、図13は図10のXIII−XIII線に沿った矢視断面図である。
この実施の形態に係るエスカレータのオイルパン装置は、オイルパン2の上面に設けられた滑落防止手段である金網11を備えている。
金網11は、中間部が、折曲されてオイルパン2の上面から上方に向かって突出している。
なお、滑落防止手段は、金網11に限らず、例えば、樹脂等の他の材料から構成された網であってもよい。
オイルパン2に固定されたネジ7には、オイルパン2とともに金網11を挟むようにしてナット9が螺着されている。これにより、金網11がオイルパン2に固定されている。
その他の構成は実施の形態3と同様である。
図11はこの実施の形態に係るエスカレータのオイルパン装置を示す断面図、図12は図11のオイルパン装置を示す部分平面図、図13は図10のXIII−XIII線に沿った矢視断面図である。
この実施の形態に係るエスカレータのオイルパン装置は、オイルパン2の上面に設けられた滑落防止手段である金網11を備えている。
金網11は、中間部が、折曲されてオイルパン2の上面から上方に向かって突出している。
なお、滑落防止手段は、金網11に限らず、例えば、樹脂等の他の材料から構成された網であってもよい。
オイルパン2に固定されたネジ7には、オイルパン2とともに金網11を挟むようにしてナット9が螺着されている。これにより、金網11がオイルパン2に固定されている。
その他の構成は実施の形態3と同様である。
以上説明したように、この実施の形態に係るエスカレータのオイルパン装置によれば、オイルパン2の上面には上方に突出した金網11が設けられているので、オイルパン2の上面に落下した工具等が金網11に衝突した場合に、金網11が弾性変形することにより、金網11と工具等との衝突による衝撃が低減される。
その結果、金網11に衝突した工具等が金網11から跳ね返されることが抑制されるので、工具等が金網11に跳ね返されてオイルパン2以外の機器等に衝突することを抑制することができる。
また、複数の貫通孔4aが形成された板形状の止め金4と比べて、金網11を簡単に製造することができ、金網11の製造時間および製造費の増加を低減することができる。
また、金網11は、複数の貫通孔4aが形成された止め金4と比べて、オイルが通過して流れる領域が大きいので、効果的にオイルを下方へ流すことができる。
その結果、金網11に衝突した工具等が金網11から跳ね返されることが抑制されるので、工具等が金網11に跳ね返されてオイルパン2以外の機器等に衝突することを抑制することができる。
また、複数の貫通孔4aが形成された板形状の止め金4と比べて、金網11を簡単に製造することができ、金網11の製造時間および製造費の増加を低減することができる。
また、金網11は、複数の貫通孔4aが形成された止め金4と比べて、オイルが通過して流れる領域が大きいので、効果的にオイルを下方へ流すことができる。
なお、上記各実施の形態では、乗客コンベアとしてエスカレータを例に説明したが、勿論このものに限らず、動く歩道であってもよい。
1 主枠、2 オイルパン、3 オイルパン固定具、4 止め金(滑落防止手段)、4a 貫通孔、5 電気配線、6 電気配線固定線(止め具)、7 ネジ、8 座金、9 ナット、10 ケーブル固定針金(止め具)、11 金網(滑落防止手段)。
Claims (5)
- 傾斜した主枠の下部に設けられ、滴下したオイルを受ける傾斜した板形状のオイルパンと、
前記オイルパンの上面側に設けられ、前記オイルパンの上面に沿って流れる前記オイルが通過し、滑落物が滑落することを防止する滑落防止手段とを備えたことを特徴とする乗客コンベアのオイルパン装置。 - 前記滑落防止手段は、前記オイルパンに立設された、前記オイルが通過可能な貫通孔を有した止め金であることを特徴とする請求項1に記載の乗客コンベアのオイルパン装置。
- 前記滑落防止手段は、前記オイルの流れる方向に沿って視たときに、前記オイルパンの上面から所定の隙間をあけて配置された板形状の止め金であることを特徴とする請求項1に記載の乗客コンベアのオイルパン装置。
- 前記滑落防止手段は、前記オイルパンの上面に設けられた網であることを特徴とする請求項1に記載の乗客コンベアのオイルパン装置。
- 前記滑落防止手段には、止め具を用いて、前記オイルパンの長手方向に沿って配置された電気配線が止められていることを特徴とする請求項1ないし請求項4の何れか1項に記載の乗客コンベアのオイルパン装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008052016A JP2009208871A (ja) | 2008-03-03 | 2008-03-03 | 乗客コンベアのオイルパン装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008052016A JP2009208871A (ja) | 2008-03-03 | 2008-03-03 | 乗客コンベアのオイルパン装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009208871A true JP2009208871A (ja) | 2009-09-17 |
Family
ID=41182415
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008052016A Pending JP2009208871A (ja) | 2008-03-03 | 2008-03-03 | 乗客コンベアのオイルパン装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009208871A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012047048A (ja) * | 2010-08-24 | 2012-03-08 | Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd | エンジン作業機 |
CN106064781A (zh) * | 2016-08-05 | 2016-11-02 | 康力电梯股份有限公司 | 一种防漏油的手提式活动底板 |
-
2008
- 2008-03-03 JP JP2008052016A patent/JP2009208871A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012047048A (ja) * | 2010-08-24 | 2012-03-08 | Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd | エンジン作業機 |
CN106064781A (zh) * | 2016-08-05 | 2016-11-02 | 康力电梯股份有限公司 | 一种防漏油的手提式活动底板 |
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