JP2009208864A - アキュムレーションコンベヤ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、構造が簡単になり、装置の組立て及びメンテナンスを容易にできるアキュムレーションコンベヤ装置を提供することを目的とする。
【解決手段】各ゾーン毎にドライブシャフト6を中心に通したゾーン長の筒体11をドライブシャフト6とは別に回転自在に設け、筒体11と各搬送用ローラ4のそれぞれとに亘って巻回されて、筒体11側の回転駆動力を搬送用ローラ4側に伝達する伝達用ベルト13を設け、各筒体11の一端部の外方にそれぞれ、ドライブシャフト6の回転駆動力を筒体11に伝達し、また筒体11を停止するクラッチおよびブレーキ装置14を設ける。この構成によれば、クラッチおよびブレーキ装置14を、ドライブシャフト6に外付けすることにより、構造を簡単にでき、クラッチおよびブレーキ装置14の組立て及びメンテナンスを容易にすることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ドライブシャフトを備えたアキュムレーションコンベヤ装置に関するものである。
従来のドライブシャフトを備えたアキュムレーションコンベヤ装置の一例が特許文献1に開示されている。
この特許文献1には、各アキュームゾーン毎に、駆動軸(ドライブシャフト)に外挿筒(パイプ)を被せ、駆動軸と外挿筒との間に、駆動軸の駆動力を外挿筒へ伝達し、外挿筒のブレーキングを行う連動装置を設けることが開示されている。前記連動装置は、内周に連動ローラ及びブレーキシューを備えたドーナツ状の揺動体からなり、揺動体の中心に前記駆動軸を通し、揺動体を作動させて、連動ローラを駆動軸へ接触させて駆動力を伝達させ、ブレーキシューを外挿筒へ接触させてブレーキングを行わせている。
特開平7−157026号公報
しかし、従来のアキュムレーションコンベヤ装置では、連動装置は揺動体の連動ローラ及びブレーキシューをそれぞれ所定位置に正確に変位させて作用させる必要があることから、構造及び制御の複雑化が避けられず、装置の組立てにも多大の労力と時間を要し、コストを増大させるという問題があった。また揺動体の連動ローラとブレーキシューが磨耗した場合、あるいは損傷した場合には、揺動体を駆動軸から抜いてメンテナンスする必要があり、多大の手間と時間を要するという問題があった。
そこで、本発明は、構造が簡単になり、装置の組立て及びメンテナンスを容易にすることができるアキュムレーションコンベヤ装置を提供することを目的としたものである。
前述した目的を達成するために、本発明のうち請求項1に記載の発明は、左右一対の側板間で所定間隔おきに回転自在に配置された複数本の搬送用ローラと、これら各搬送用ローラの下方に搬送方向に沿って配置された回転駆動用軸体を備え、前記複数本の搬送用ローラを複数のゾーンに区画し、各ゾーン毎に前記回転駆動用軸体の駆動力により前記搬送用ローラを駆動するアキュムレーションコンベヤ装置であって、
前記各ゾーン毎に、前記回転駆動用軸体を通したゾーン長の筒体を、前記回転駆動用軸体とは別に回転自在に設け、前記各筒体とゾーンを形成する各搬送用ローラのそれぞれとに亘って巻回されて、筒体側の回転駆動力を搬送用ローラ側に伝達する伝達用ベルトを設け、前記各筒体の一端部の外方にそれぞれ、前記回転駆動用軸体の回転駆動力を前記筒体に伝達し、また筒体を停止するクラッチおよびブレーキ装置を設け、
前記クラッチおよびブレーキ装置は、前記筒体の一端部に外嵌した第1伝達ホイールと、前記回転駆動用軸体に、前記第1伝達ホイールに近接して外嵌した第2伝達ホイールと、前記第1伝達ホイールおよび第2伝達ホイールに接触することにより、前記回転駆動用軸体側の回転駆動力を筒体側に伝達する摩擦ホイールと、前記第1伝達ホイールに接触することにより、前記筒体の回転を停止するブレーキシューと、前記回転駆動用軸体の側方に設けた支点を中心に、一方向へ回動して前記摩擦ホイールを前記第1伝達ホイールおよび第2伝達ホイールに接触させ、かつ前記ブレーキシューを前記第1伝達ホイールから離反させ、前記支点を中心に、逆方向へ回動して前記ブレーキシューを前記第1伝達ホイールへ接触させ、かつ前記摩擦ホイールを前記第1伝達ホイールおよび第2伝達ホイールから離反させる回動手段を備えることを特徴とするものである。
上記構成によれば、回動手段により摩擦ホイールが第2伝達ホイールおよび第1伝達ホイールへ接触すると、回転駆動用軸体の回転駆動力が第2伝達ホイール、摩擦ホイール、および第1伝達ホイールを介して筒体側に伝達され、この伝達された回転駆動力は、筒体からゾーンを形成する搬送用ローラへ伝達用ベルトを介して伝達され、ゾーンを形成する搬送用ローラが回転される。また回動手段によりブレーキシューが第1伝達ホイールへ接触すると、筒体は停止され、これにより伝達用ベルトは停止され、ゾーンを形成する搬送用ローラは停止される。なお、摩擦ホイールが第2伝達ホイールおよび第1伝達ホイールへ接触するとき、ブレーキシューは第1伝達ホイールから離反され、ブレーキシューが第1伝達ホイールへ接触するとき、摩擦ホイールは第1伝達ホイールおよび第2伝達ホイールから離反される。
このように、回転駆動用軸体にゾーン毎に筒体を被せ、筒体の一端部の外方、すなわち回転駆動用軸体の外方に設けたクラッチおよびブレーキ装置を介して、回転駆動用軸体から筒体への駆動伝達および筒体のブレーキングが行われ、ゾーンを形成する搬送用ローラの駆動と停止が行われる。
また請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明であって、前記回動手段は、空気により伸縮する2個のベローの作用により、前記支点を中心に一方向または逆方向へ回動することを特徴とするものである。
上記構成によれば、2個のベローの作用により、支点を中心に摩擦ホイールとブレーキシューはそれぞれ逆方向へ回動される。
また請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明であって、前記支点および前記ベローは、前記回転駆動用軸体の軸受を支持する支持体を共用して取り付けられていることを特徴とするものである。
上記構成によれば、回転駆動用軸体の軸受を支持する支持体に、支点およびベローが取り付けられ、よって支持体にクラッチおよびブレーキ装置が支持される。
本発明のアキュムレーションコンベヤ装置は、クラッチおよびブレーキ装置を、回転駆動用軸体に外付けすることにより、構造を簡単にでき、装置の組立て及びメンテナンスを容易にすることができる、という効果を有している。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図2は本発明の実施の形態におけるアキュムレーションコンベヤ装置の側面図、図3は同アキュムレーションコンベヤ装置の平面図である。
このアキュムレーションコンベヤ装置は、図2および図3に示すように、物品の搬送方向aに順にゾーンZを形成し、ゾーンZ毎に物品を順送りするコンベヤであり、以下のように構成されている。すなわち、
比較的長い前後間隔にて配置された連結材1により互いに連結された左右一対の所定長さの側板2と、
これら両側板2,2間で所定間隔おきにそれぞれ支持軸材3を介して回転自在に支持された複数本の搬送用ローラ4と、
これら各搬送用ローラ4下方の左右いずれかの側方に(例えば、物品の搬送方向aの上流側から下流側に見て左側に)その搬送方向(前後方向である)aに沿って配置されるとともに連結材1上に軸受5を介して回転自在に設けられたドライブシャフト(メインシャフト;回転駆動用軸体の一例)6と、
このドライブシャフト6の下方位置に配置されてドライブシャフト6を回転する回転手段、例えば一対のプーリ7,8およびこれら両プーリ7,8に巻回されたVベルト9を介して回転させる回転駆動機(例えば、減速機付き電動機が用いられる)10と、
各ゾーンZ毎に、前記ドライブシャフト6を中心に通し、ドライブシャフト6とは別に回転自在に設けたゾーン長の筒体(外筒:アキュムレーション用パイプ)11と、
ゾーンZを形成する各搬送用ローラ4(一部を除く)に対応して各筒体11に外嵌された複数のプーリ12と、
各筒体11のプーリ12とゾーンZを形成する各搬送用ローラ4との間に亘ってそれぞれ巻回されて筒体11側の回転駆動力を各搬送用ローラ4側に伝達するための伝達用ベルト13と、
各筒体11の一端部の外方にそれぞれ設けられ、ドライブシャフト6の回転駆動力を各筒体11に伝達し、また筒体11を停止するクラッチおよびブレーキ装置14と、
各ゾーンZ毎に設けられ、ゾーンZにおける物品の有無を検出する光電センサ15と、
各ゾーンZの光電センサ15が接続され、下流ゾーンZの光電センサ15の検出信号(物品無し信号)により下流のゾーンZから物品が搬出されたことを確認すると、一つ上流のゾーンZから物品をこの下流のゾーンZへ搬出し、また物品が搬入されたゾーンZでは光電センサ15の検出信号(物品有り信号)により物品を検出すると物品の移動を停止して保持し、下流のゾーンZから物品が搬出されるとこのゾーンZから物品を搬出する制御装置16(詳細は後述する)と
から構成されている。
なお、制御装置16は、最下流端のゾーンZからの物品の搬出は、外部信号からの搬出指令により実行している。またドライブシャフト6の軸受5は、支持体30に取り付けられ(支持され)、支持体30を介して連結材1へ取り付けられている。
また上記伝達用ベルト13としては、所定幅で且つ所定厚さの平ベルトが用いられるとともに、この伝達用ベルト13が巻回される各搬送用ローラ4の表面には、伝達用ベルト13を案内するための凹状部17が形成されており、またこの凹状部17の両側縁は、外周面に行くほど広がるように形成されている。
また各ゾーンZの最下流部と最上流部に位置する搬送用ローラ4には、伝達用ベルト13をかけることができないために、隣接する、伝達用ベルト13をかけた搬送用ローラ4と連動用ベルト18で連結して回動できるようにしている。
また図1に示すように、筒体11の両端はそれぞれ、ドライブシャフト6に通した滑り軸受19Aに圧入カラー19Bによって固定され、ドライブシャフト6とは別に回転自在とされており、また筒体11の位置ずれが発生しないように、両端外方にセットカラー20を設けている。
また図2および図3に示すように、前後2つのゾーンZの上記クラッチおよびブレーキ装置14は、近接して配置され、後述するエア配管の敷設を容易にしている。
前記各クラッチおよびブレーキ装置14はそれぞれ、図1、図4および図5に示すように、
筒体11の一端部に外嵌固定された、弾性を有する第1伝達ホイール21と、
ドライブシャフト6に第1伝達ホイール21に近接して外嵌固定された、弾性を有する第2伝達ホイール22と、
ドライブシャフト6の側方に設けられ、前記ドライブシャフト6の軸受5を支持する支持体30に、搬送方向a側に水平に、且つ回転自在に支持された軸体からなる支点23と、
この支点23を中心に回動して、第1伝達ホイール21および第2伝達ホイール22に接触することにより、ドライブシャフト6側の回転駆動力を筒体11側に伝達する、弾性を有する摩擦ホイール24と、
前記支点23を中心に摩擦ホイール24とは逆方向へ回動して、第1伝達ホイール21に接触することにより、筒体11の回転を停止するゴム製のブレーキシュー25と、
第1伝達ホイール21および第2伝達ホイール22の側方(アキュムレーションコンベヤ装置の中心側)に位置して摩擦ホイール24を回転自在に支持し、かつブレーキシュー25を第1伝達ホイール21の上方に位置して支持し、摩擦ホイール24とブレーキシュー25の支持位置の略中間上方位置において前記支点23に回転自在に支持されるブラケット26と、
前記支持体30に取り付けられ、摩擦ホイール24およびブレーキシュー25が設けられた側とは逆側のブラケット26の端部に作用してブラケット26を前記支点23を中心に正逆回動し、摩擦ホイール24を第1伝達ホイール21および第2伝達ホイール22に接触させ押し付けるときにブレーキシュー25を第1伝達ホイール21より離反させ、摩擦ホイール24を第1伝達ホイール21および第2伝達ホイール22から離反させるときにブレーキシュー25を第1伝達ホイール21に接触させ押し付ける駆動装置27と
から構成されている。
前記ブラケット26と駆動装置27により、ドライブシャフト6の側方に設けた支点23を中心に、一方向へ回動して摩擦ホイール24を第1伝達ホイール21および第2伝達ホイール22に接触させ、かつブレーキシュー25を第1伝達ホイール21から離反させ、支点23を逆方向へ回動してブレーキシュー25を第1伝達ホイール21へ接触させ、かつ摩擦ホイール24を第1伝達ホイール21および第2伝達ホイール22から離反させる回動手段が構成されている。
このようなクラッチおよびブレーキ装置14の構成により、ドライブシャフト6の回転駆動力は、第2伝達ホイール22、摩擦ホイール24、および第1伝達ホイール21を介して筒体11側に伝達され、この伝達された回転駆動力は、筒体11からゾーンZを形成する搬送用ローラ4へプーリ12および伝達用ベルト13を介して伝達され、ゾーンZを形成する搬送用ローラ4が回転される。また第1伝達ホイール21の回転がブレーキシュー25により停止されることにより、筒体11が停止され、これにより伝達用ベルト13が停止され、ゾーンZを形成する搬送用ローラ4は停止される。
また前記駆動装置27は、支持体30に取り付けられた、エアにより伸縮する2個のベロー(外周にちょうちん状の深いひだを持った薄肉円筒状の物で、軸方向に伸縮可能な受圧素子)28,29から構成され、各ベロー28,29毎に、エア配管(図示せず)が接続されており、一方のベロー28,29が膨らむ(伸びる)と同時に他方のベロー29,28が萎む(縮む)ように、制御装置16により制御される。この2個のベロー28,29の作用により、支点23を中心に摩擦ホイール24とブレーキシュー25はそれぞれ逆方向へ回動される。
前記支持体30は、図5に示すように、ドライブシャフト6の軸受5を支持し、続いて前後2つのゾーンZの支点23を支持し、さらに前後2つのゾーンZの2つのベロー28,29を支持しており、クラッチおよびブレーキ装置14の支点23およびベロー28,29の支持体30は、ドライブシャフト6の軸受5の支持体と共用されている。
制御装置16は、ドライブシャフト6の回転駆動力を筒体11に伝達し、ゾーンZを形成する搬送用ローラ4を回転して物品を搬送するとき、一方のベロー28を膨らませ他方のベロー29を萎ませて、支点23を中心にブラケット26を介して摩擦ホイール24を第1伝達ホイール21および第2伝達ホイール22に押し付け、ブレーキシュー25を第1伝達ホイール21より離反する。また制御装置16は、筒体11を停止し、搬送用ローラ4にプレーキをかけ物品の移動を停止するとき、他方のベロー29を膨らませ一方のベロー28を萎ませて、支点23を中心にブラケット26を介してブレーキシュー25を第1伝達ホイール21に押し付け、摩擦ホイール24を第1伝達ホイール21および第2伝達ホイール22から離反する。
上記構成による作用を説明する。
初期状態(アキュムレーションコンベヤ装置上に物品が無い状態)では、制御装置16は、全てのゾーンZのクラッチおよびブレーキ装置14のベロー29を膨らませてブレーキをかけ、物品の移動を停止している。
まず、制御装置16は、回転駆動機10を駆動してプーリ7,8およびVベルト9を介してドライブシャフト6を駆動する。
続いて初期状態では、各ゾーンZには物品が無く、光電センサ15は物品無しを検出していることから、制御装置16は、全てのゾーンZのクラッチおよびブレーキ装置14のベロー28を膨らませて搬送用ローラ4を駆動し、物品の移動を可能とする。
これにより、物品が最上流のゾーンZに投入されると、上述した制御装置16の制御、すなわち「下流ゾーンZの光電センサ15の検出信号により下流のゾーンZから物品が搬出されたことを確認すると、一つ上流のゾーンZから物品を下流のゾーンZへ搬出し、また物品が搬入されたゾーンZでは光電センサ15の検出信号により物品を検出すると移動を停止して保持し、下流のゾーンZから物品が搬出されるとこのゾーンZから物品を搬出する」制御により、物品は最下流端のゾーンZまで移動し、最下流端のゾーンZの光電センサ15により物品有りが検出されると、最下流端のゾーンZのクラッチおよびブレーキ装置14のベロー29を膨らませて搬送用ローラ4にブレーキをかけて停止する。これにより物品は、最下流端のゾーンZで停止される。
次の物品は、最下流端のゾーンZに物品が有ることから、一つ上流のゾーンZで停止されて保持され、同様に続けて搬入された物品は上流側の各ゾーンZで順に保持される。
そして、制御装置16は、外部信号により最下流端のゾーンZからの物品の搬出が指令されると、最下流端のゾーンZのクラッチおよびブレーキ装置14のベロー28を膨らませて搬送用ローラ4を駆動し、物品を搬出する。そして、最下流端のゾーンZの光電センサ15の検出信号(物品無しの信号)により物品の搬出を確認すると、一つの上流のゾーンZのクラッチおよびブレーキ装置14のベロー28を膨らませて、搬送用ローラ4を駆動し、物品を搬出する。そして、最下流端のゾーンZの光電センサ15の検出信号により物品が検出されると、クラッチおよびブレーキ装置14のベロー29を膨らませて搬送用ローラ4を停止し、最下流端のゾーンZに物品を保持する。同様にして、順に物品が一つ下流のゾーンZに移動されて保持される。
このように、各ゾーンZに物品が保持され、順に下流のゾーンZに物品は移動されて搬出される。
そして、物品の投入が終了し、全ての物品の搬出が終了すると、制御装置16は、全てのゾーンZのクラッチおよびブレーキ装置14のベロー29を膨らませてブレーキをかけ、回転駆動機10を停止してドライブシャフト6を停止する。
以上のように本実施の形態によれば、ドライブシャフト6にゾーンZ毎に筒体11を被せ、ドライブシャフト6に外付けしたクラッチおよびブレーキ装置14を介して、ドライブシャフト6から筒体11への駆動伝達および筒体11のブレーキングを行うことにより、各ゾーンZ毎に筒体11より伝達用ベルト13を介して搬送用ローラ4を駆動でき、各ゾーンZ毎に搬送用ローラ4にブレーキをかけることができる。さらに、クラッチおよびブレーキ装置14を、ドライブシャフト6に外付けすることにより、構造を簡単にでき、クラッチおよびブレーキ装置14の組立て及びメンテナンスを容易にすることができ、コストダウンを期待できる。また同様の構成を、カーブコンベヤ装置とジャンクションコンベヤ装置にも適用でき、アキュムレーションコンベヤ装置を形成することができる。
また本実施の形態によれば、支点23およびベロー28,29が、ドライブシャフト6の軸受5を支持する支持体30を共用して取り付けられていることにより、すなわち支持体30にクラッチおよびブレーキ装置14が支持されることにより、部品点数を削減でき、また予め支持体30にクラッチおよびブレーキ装置14に組み付けて連結材1に取り付けることができることにより、組立の際の効率を改善することができる。
なお、本実施の形態では、クラッチおよびブレーキ装置14の回動手段(駆動装置27)として、ベロー28,29を使用しているが、他の回動手段、例えばシリンダ装置を使用することも可能である。またベローを1個のみ使用して摩擦ホイール24あるいはブレーキシュー25を、第1伝達ホイール21および第2伝達ホイール22、あるいは第1伝達ホイール21に押し付け、戻し(逆方向への駆動)をバネ体の作用により行う構成とすることもできる。
本発明の実施の形態におけるアキュムレーションコンベヤ装置のアキュムレーション部の説明図であり、(a)は斜視図、(b)は断面図である。 (a)は同アキュムレーションコンベヤ装置の側板を外した状態の側面図、(b)は同アキュムレーションコンベヤ装置の駆動部の正面図である。 同アキュムレーションコンベヤ装置の搬送用ローラを外した平面図である。 同アキュムレーションコンベヤ装置のアキュムレーション部の正面図である。 (a)は図4のA−A矢視図、(b)は図4のB−B矢視図、(c)は図4のC−C矢視図である。
符号の説明
a 搬送方向
Z ゾーン
4 搬送用ローラ
6 ドライブシャフト
10 回転駆動機
11 筒体
12 プーリ
13 伝達用ベルト
14 クラッチおよびブレーキ装置
16 制御装置
21 第1伝達ホイール
22 第2伝達ホイール
23 支点
24 摩擦ホイール
25 ブレーキシュー
26 ブラケット
27 駆動装置
28,29 ベロー
30 支持体

Claims (3)

  1. 左右一対の側板間で所定間隔おきに回転自在に配置された複数本の搬送用ローラと、これら各搬送用ローラの下方に搬送方向に沿って配置された回転駆動用軸体を備え、前記複数本の搬送用ローラを複数のゾーンに区画し、各ゾーン毎に前記回転駆動用軸体の駆動力により前記搬送用ローラを駆動するアキュムレーションコンベヤ装置であって、
    前記各ゾーン毎に、前記回転駆動用軸体を通したゾーン長の筒体を、前記回転駆動用軸体とは別に回転自在に設け、
    前記各筒体とゾーンを形成する各搬送用ローラのそれぞれとに亘って巻回されて筒体側の回転駆動力を搬送用ローラ側に伝達する伝達用ベルトを設け、
    前記各筒体の一端部の外方にそれぞれ、前記回転駆動用軸体の回転駆動力を前記筒体に伝達し、また筒体を停止するクラッチおよびブレーキ装置を設け、
    前記クラッチおよびブレーキ装置は、
    前記筒体の一端部に外嵌した第1伝達ホイールと、
    前記回転駆動用軸体に、前記第1伝達ホイールに近接して外嵌した第2伝達ホイールと、
    前記第1伝達ホイールおよび第2伝達ホイールに接触することにより、前記回転駆動用軸体側の回転駆動力を筒体側に伝達する摩擦ホイールと、
    前記第1伝達ホイールに接触することにより、前記筒体の回転を停止するブレーキシューと、
    前記回転駆動用軸体の側方に設けた支点を中心に、一方向へ回動して前記摩擦ホイールを前記第1伝達ホイールおよび第2伝達ホイールに接触させ、かつ前記ブレーキシューを前記第1伝達ホイールから離反させ、前記支点を中心に、逆方向へ回動して前記ブレーキシューを前記第1伝達ホイールへ接触させ、かつ前記摩擦ホイールを前記第1伝達ホイールおよび第2伝達ホイールから離反させる回動手段
    を備えること
    を特徴とするアキュムレーションコンベヤ装置。
  2. 前記回動手段は、空気により伸縮する2個のベローの作用により、前記支点を中心に一方向または逆方向へ回動すること
    を特徴とする請求項1に記載のアキュムレーションコンベヤ装置。
  3. 前記支点および前記ベローは、前記回転駆動用軸体の軸受を支持する支持体を共用して取り付けられていること
    を特徴とする請求項2に記載のアキュムレーションコンベヤ装置。
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