JP2009208428A - 廃棄樹脂ペレット製造装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】周辺環境に与える影響を抑えつつも低コストでしかも連続的に運用することが可能な廃棄樹脂ペレット製造装置を提供する。
【解決手段】前処理装置110、脱水装置120、溶融装置130、ペレタイザ140、水処理装置150、を備え、前処理装置110は、水槽10と、水槽10内に樹脂廃棄物22を供給する樹脂廃棄物供給手段20と、水槽10に水を供給する水供給手段30と、水槽10内に配設され、樹脂廃棄物22を水槽10内の水と共に所定方向に流動させて攪拌する攪拌機40、および水槽10内の樹脂廃棄物22を水と共に切断しながら圧送するグラインダポンプ50と、を有し、樹脂廃棄物22を洗浄および切断した後、水と共に脱水装置120に圧送し、脱水水と、水処理装置150により浄化された水のうち少なくとも一方の水を水槽10において再利用することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は廃棄樹脂ペレット製造装置に関し、より詳細には、樹脂廃棄物をリサイクルする際において、樹脂廃棄物の洗浄および細分化を効率的に行うことが可能な廃棄樹脂ペレット製造装置に関する。
地球温暖化の原因とされている大気中への二酸化炭素排出量を削減するため、省エネルギー政策が積極的に進められている。このような省エネルギー政策の中でも石油資源の節約が強く望まれている。
しかしながら、石油由来の合成樹脂製品は日常生活において大量に供給されていて、そのほとんどが使用後に廃棄されていた。近年になってようやく使用後における合成樹脂製品のリサイクルも定着してきたといえる。とはいえ、このようなリサイクル率の高い合成樹脂製品は、使用後においても新品の状態とそん色ない状態のものや、汚れがあったとしても、一般家庭で簡単に洗浄することができる程度のものがほとんどである。
これに対して、使用後における状態が新品の状態に比べて外観形状や汚れが著しく劣る合成樹脂製品については、使用者においての洗浄が困難であることなどの理由により、リサイクル率は依然として低い状況にある。このようなリサイクル率の低い合成樹脂製品は、従来と同様に、ほとんどが従来と同様に廃棄処理されたり、工業用の熱源として用いられることになる。
このようなリサイクル率が低い合成樹脂製品についても、最近になってようやくリサイクル材として再利用しようとする動きが見られるようになってきている。具体的には、合成樹脂製品を溶融した後、粒状化することでいわゆる再生材ペレットを製造し、合成樹脂製品の原料の一部に用いる形態がある。このような再生材ペレットの製造に用いられる合成樹脂製品としては、例えば農業用に用いられる合成樹脂シートが挙げられる。
農業用合成樹脂シートは、廃棄物として排出される際においては土および砂や、野菜くず等の有機性廃棄物が付着したままの状態であることはもちろんのこと、長尺体をロール状にした状態や、無造作に折り畳まれた状態で廃棄物処理業者に排出されることがほとんどである。このような合成樹脂製品をリサイクルする際においては、最初に表面に付着した土砂および有機性廃棄物を除去するための洗浄に加え、適度な長さにするための細分化が必須である。
このような洗浄および細分化をすると共に、再生材ペレットを製造するための処理装置や合成樹脂の処理方法としては、例えば特許文献1,2に開示されているものがある。
特開2003−165115号公報 特開2006−037084号公報
しかしながら特許文献1において開示されているプラスチックフィルム廃材の処理装置は、プラスチックフィルム廃材(以下、単にフィルム廃材という)を破砕した後に遠心分離処理をすることにより、フィルム廃材に付着した土を除去する処理を行っているが、回転刃による破砕機において長尺状のフィルム廃材を破砕しようとする場合、破砕刃にフィルム廃材が巻き込まれてしまい、フィルム廃材の破砕効率が低いという課題や、破砕刃に巻きついたフィルム廃材や、フィルム廃材への付着物により破砕刃が破損してしまうことが多く、フィルム廃材の破砕は困難を極めている。
また、フィルム廃材に付着している土が乾燥している場合には、遠心分離処理を施したとしてもフィルム廃材とフィルム廃材へ付着している土は実際のところ分離することができないことがある。このように、現状におけるフィルム廃材の洗浄・切断処理はきわめて低効率の下で行われていることもあり、採算性が悪く、リサイクル処理が敬遠される原因になっている。
また、特許文献2に開示されている樹脂の再生方法は、不純物が付着しているリサイクル対象の合成樹脂フィルム等を溶剤に溶かすことにより、樹脂部分と付着物との分離を行い、樹脂部分の溶剤を再利用する方法が開示されている。これにより、リサイクル対象の樹脂フィルム等を洗浄と細分化(溶融)を同時に行うことができるが、溶剤を用いているため、溶剤の調達コストが嵩むという課題や溶剤の取り扱いが煩雑であることに加え、排水に悪影響を与える等環境への負荷が大きいという課題がある。
そこで本願発明は、樹脂廃棄物を原料としてペレット製造を行う際において、周辺環境に与える影響を抑えつつも低コストでしかも連続的に運用することが可能な廃棄樹脂ペレット製造装置の提供を目的としている。
本発明は、樹脂廃棄物を洗浄・細分化する前処理装置と、洗浄された樹脂廃棄物を脱水する脱水装置と、脱水された樹脂廃棄物を溶融する溶融装置と、溶融された樹脂を固形粒状化するペレタイザと、前記前処理装置の底部から排出された沈殿物含有排出水と、前記脱水装置から排出された脱水水と、のうち少なくとも前記沈殿物含有排出水を浄化処理する水処理装置と、を備えた廃棄樹脂ペレット製造装置であって、前記前処理装置は、水槽と、前記水槽内に樹脂廃棄物を供給する樹脂廃棄物供給手段と、前記水槽に水を供給する水供給手段と、前記水槽内に配設され、前記樹脂廃棄物を前記水槽内の水と共に所定方向に流動させて前記水槽内を攪拌する攪拌機と、前記水槽内に配設され、前記水槽内の樹脂廃棄物を水と共に切断しながら圧送するグラインダポンプと、を有し、前記樹脂廃棄物を洗浄および切断した後、水と共に前記脱水装置に圧送し、前記脱水装置から排出された脱水水と、前記水処理装置により浄化された水のうち少なくとも一方の水は、前記水槽において再利用されることを特徴とする廃棄樹脂ペレット製造装置である。
また、前記グラインダポンプは、前記水槽の深さ方向に昇降可能に配設されていることを特徴とする。これにより、水槽内に供給され、洗浄された樹脂廃棄物が水槽内の水量(水深)の状態にかかわらず、効率的にグラインダポンプに供給することができる。
また、前記グラインダポンプは、吸水口の開口面が水面と直交した状態で配設されていることを特徴とする。
これにより、水槽内に供給され、洗浄された樹脂廃棄物がグラインダポンプにさらに供給されやすくすることができる。
また、前記水槽は、すり鉢状に形成されていることを特徴とする。これにより、水槽内における水と樹脂廃棄物が流動しやすい状態になるので、樹脂廃棄物の洗浄やグラインダポンプへの樹脂廃棄物の供給を効率的に行うことができる。
また、前記樹脂廃棄物は、長尺シート体であることを特徴とする。農業用樹脂シート等の長尺樹脂シート体をリサイクルする際において重要な洗浄と細分化を低コストで行うことができるため、今まで敬遠されていた農業用樹脂シート等のリサイクルを促進させることができる。
本発明にかかる廃棄樹脂ペレット製造装置によれば、水を用いて樹脂廃棄物を洗浄することで、樹脂廃棄物への付着物の除去を行うと共に、洗浄された樹脂廃棄物を適切な長さに切断(細分化)した後、脱水装置に搬送することができるため、効率的な樹脂廃棄物のリサイクルを可能にする廃棄樹脂ペレット製造装置を提供することができる。また、装置内で用いた水を浄水装置により処理した後に循環しているので、周辺環境に負荷を与えることなく廃棄樹脂ペレット製造装置を運用することができる。
(第1実施形態)
以下、本発明にかかる廃棄樹脂ペレット製造装置の実施形態について、図面に基づいて説明する。本実施形態においては、樹脂廃棄物の一例として、いわゆる農業用マルチと呼ばれている合成樹脂製シート体を例示しているが、本願発明の処理対象樹脂廃棄物は農業用マルチに限定されるものではないのはもちろんである。
図1は、第1実施形態にかかる廃棄樹脂ペレット製造装置の概略構成図である。
本実施形態における廃棄樹脂ペレット製造装置100は、図1に示すように、前処理装置110において樹脂廃棄物を水で洗浄すると共に細分化処理してから脱水装置120に搬送し、脱水処理した後に溶融装置130で溶融した後、ペレタイザ140により粒状化することにより樹脂廃棄物から樹脂ペレットを製造する装置であり、少なくとも前処理装置110、脱水装置120から排出された水を回収すると共に浄水処理する水処理装置150も備えている。
図2は、前処理装置の構成を示す平面図である。図3は図2中のA−A線における断面図である。本発明にかかる廃棄樹脂ペレット製造装置100は、前処理装置110の構造が特徴的である。
図2に示されているように、本実施形態における前処理装置110は、水槽10に水と樹脂廃棄物である農業用マルチ22を投入し、水槽10内で水と農業用マルチ22とを流動させて攪拌した後、グラインダポンプ50が水と農業用マルチ22を吸い上げ、農業用マルチ22を切断した後に、水槽10内の水と共に脱水装置120に圧送するものである。
本実施形態における前処理装置110の水槽10は、図2,3に示すように直方形状に形成されていて、内部が仕切板12によりに二分割されている。仕切板12により分割されているうちの第1の空間14には、水供給手段30により水が供給され、仕切板12を越流させて樹脂廃棄物が投入される第2の空間16に水を供給している。第2の空間16の底部には、樹脂廃棄物の付着物が沈殿するため、排出口18を配設しておくことが好ましい。排出口18から排出された沈殿物含有水は水処理装置150に送られる。
本実施形態においては、水槽10に農業用マルチ22を供給する廃棄樹脂供給手段として油圧ショベル20を用いている。グラップルや油圧カッター等のアタッチメントが装着された油圧ショベル20により、排出現場から運搬されてきた農業用マルチ22をつかみとり、第2の空間16に供給する。排出現場から運搬されてきた農業用マルチ22の長さはまちまちであるため、農業用マルチ22を第2の空間16に供給する際には、油圧ショベル20のアタッチメントにより一次切断を同時に行えば、本発明における廃棄樹脂ペレット製造装置100における一連の処理を円滑に行うことができるため好適である。
水槽10への水の供給は水供給手段30によりなされる。水源としては水道や地下水などを用いることができる。水槽10の内壁面(好ましくは、第2の空間16側の内壁面)に水深検出センサ(図示せず)を配設し、水深検出センサにより検出された水深情報に基づいて水供給手段30による給水量の制御を行う給水制御装置(図示せず)を設けても良い。
水槽10に供給された農業用マルチ22と水は、第2の空間16の底部に配設された攪拌ポンプ40により流動および攪拌され、農業用マルチ22に付着した土などを洗浄する。攪拌ポンプ40は図示しない制御装置により出力がインバータ制御され、第2の空間16内において水と農業用マルチ22を図2に示す矢印方向の渦巻流で流動・攪拌させる。このように第2の空間16内で渦巻流を発生させることにより、農業用マルチ22の洗浄効果を向上させることができることに加え、第2の空間16内に供給された水と農業用マルチ22とを均一に分散させることができ、農業用マルチ22がグラインダポンプ50の吸水口54に吸引されやすい状態にすることができる。
また第2の空間16には、グラインダポンプ50が配設されている。グラインダポンプ50は、図3に示すように、第2の空間16内の水深方向に立設された支持柱52に上下動可能に取り付けられている。支持柱52は、第2の空間16内における水と農業用マルチ22の渦巻流を妨げない配置に配設されている。グラインダポンプ50は、水深検出センサにより検出された水深情報に基づいて第2の空間16内における高さ位置を調整する位置制御装置により自動的に第2の空間16内の水位に対するグラインダポンプ50の吸水位置(吸水口54の高さ位置)を調整することができる。このような位置制御装置は先に説明した吸水制御装置としても動作する制御装置とすれば好適である。
本実施形態におけるグラインダポンプ50は、吸水口54の開口面が第2の空間16内の水面と直交する状態となるように(すなわち、吸水口54が水平方向を向くように)セットされている。図3に示すように、本実施形態においては吸水口54が完全に水中となり、第2の空間16の中間高さ位置となるようにグラインダポンプ50をセットしているが、吸水口54の一部が水面から露出するようにしてグラインダポンプ50をセットする形態や、グラインダポンプ50を第2の空間16の底部付近にセットすることももちろん可能である。
第2の空間16内の水と農業用マルチ22が吸水口54からグラインダポンプ50に取り込まれ、内部のグラインダ部分で細かく切断された後に水と共に脱水装置120へ圧送される。第2の空間16内で洗浄された農業用マルチ22は一次切断された長さ(1m程度が好ましい)から3〜10cm程度まで細分化された状態にすることができる。グラインダポンプ50は定期的または任意のタイミングにより、モータの回転を逆回転させる処理を行えば、グラインダポンプ50に対して吸水口54の前後(内外)部分においてかみこまれた農業用マルチ22を瞬時に開放(かみこみ状態を解除)することができる。
グラインダポンプ50に吸い込まれた水と農業用マルチ22は、メッシュ容器等の分離用器に供給される。これによりグラインダポンプ50により細分化され、水と共に圧送された農業用マルチ22と水とをおおまかに分離させることができる。
第2の空間16の底部には、農業用マルチ22を洗浄したことにより農業用マルチ22から除去された土砂や野菜くずなどが沈殿する。水槽10(第1の空間14)には水が常時供給されてはいるものの、沈殿物により第2の空間16における洗浄効果が薄れてしまうことを防ぐため、沈殿物を排出するための排出口18が配設されている。排出口18を定期的にまたは任意のタイミングで開き、第2の空間16に沈殿した土砂や野菜くずを水処理装置150に排出することで、第2の空間16内における洗浄効果を常に所定のレベルに維持することができる。水処理装置150において処理された水は、水槽10(第1の空間14)に循環させれば好都合である。
なお、排出口18から沈殿物を含む水を排出する際には排出口18に農業用マルチ22が詰まらないようにするため、水槽10(第2の空間16)内には農業用マルチ22が存在しない状態で行うのが好ましい。
廃棄樹脂ペレット製造装置100における前処理装置110の次工程以降における各装置構成について説明する。
本実施形態における脱水装置120は、前処理装置110のグラインダポンプ50から圧送されてきた水と細分化された農業用マルチ22を分離するためのメッシュ籠122と、メッシュ籠122で分離された農業用マルチ22の水分を遠心分離させるスクリューコンベア124と、遠心分離により水分が取り除かれた農業用マルチ22の水分をさらに搾り出すための圧搾機126と、により構成されている。メッシュ籠122、スクリューコンベア124、圧搾機126のそれぞれから排出された水(脱水水)は、図1に示す水処理装置150に送水され、所定の浄水処理を施した後に、水槽10(第1の空間14)に戻すことができる。
水処理装置150は、公知の水処理装置を採用することができる。本実施形態においては、沈殿物含有水から土砂や野菜くずと水を分離すると共に、分離した水の溶解物を除去することができれば、処理方法は特に限定されるものではない。水処理装置150により処理された処理水は水槽10(第1の空間14)に戻して用いれば洗浄水を節約することができる。水から分離した土砂や野菜くずは土砂中の野菜くずを発酵させて園芸用土として用いることができる。また、沈殿物含有水から分離された土砂と野菜くずとは、乾燥させた後に遠心分離等により分離した後、土砂と野菜くずとをそれぞれ個別に処理する方法が考えられる。
脱水装置120により脱水処理された農業用マルチ22は、溶融装置130に搬送される。所定の含水率に調整された農業用マルチ22は、溶融装置130の投入口にある定量供給機132に一旦投入され、定量供給機132から溶融部134に所定の容量ずつ供給される。溶融部134は処理対象となる樹脂廃棄物に応じて溶融温度を調整することが可能に設けられている。溶融温度の調整は図示しない溶融装置130の制御部で行うことができる。予め樹脂廃棄物の原材料ごとに対応させた溶融部134の温度を制御部に記憶させておけば好都合である。本実施形態のように農業用マルチ22を処理する際の溶融部134の温度は、200℃程度に設定されていればよい。
溶融部134内には、溶融空間内の溶融樹脂進行方向における中心軸に回転軸を一致させた状態でスクリューコンベア136が収容されている。本実施形態においては、スクリューコンベア136のスクリューを溶融部134の内壁面を摺動させているので、農業用マルチ22を溶融部134の熱源と、スクリューコンベア136と溶融部134の内壁面との摩擦熱の両方の熱を用いて溶融させている。
溶融装置130により溶融された農業用マルチ22は、溶融部134の終端部に取り付けられた押し出し金型から押し出され、棒状樹脂BJの形態で排出される。溶融装置130から排出された棒状樹脂BJはペレタイザ140に送られる。棒状樹脂BJは、ペレタイザ140の冷却部142で冷却水により冷却することにより硬化させた後、ペレタイザ140の切断部144により裁断されて粒状のペレットPに形成される。このようにして得られたペレットPは、振動ふるい160を通過させることにより、微粒分BRをふるい落とした後、所定寸法以上を有するペレットPのみがペレット収容部170に収容される。
押し出し金型から排出された棒状の樹脂の冷却において用いた冷却水は、単に溶融樹脂の冷却のみに使用されただけであるので、水処理装置150で処理する必要はなく、冷却さえすれば再度冷却部142の冷却水として用いることができる。
本実施形態によれば、土が付着し、長尺体である農業用マルチ22をペレット材としてリサイクルする上で、洗浄処理と切断処理を同時に行うことができるため好都合である。特に、農業用マルチ22のような長尺のシート体からペレットを製造する場合において課題であった、農業用マルチ22の洗浄および細分化処理をきわめて効率的に行うことが可能になったため、農業用マルチ22のような廃棄樹脂を用いた再生材ペレットの製造コストを大幅に低減させることができた。
(第2実施形態)
図4は第2実施形態における第1実施形態の図3に該当する断面図である。本実施形態においては、第1実施形態と同じ構成については同符号を付すことにより詳細な説明を省略している。
本実施形態においては、図4に示されているとおり水槽10の形状が逆台形状をなした有底のすり鉢状に形成されている点が特徴的である。このような水槽10を採用することにより、水槽10内に渦流を発生させる際において必要な攪拌ポンプ40の出力を小さくすることができるため、さらに農業用マルチ22の洗浄・切断処理を低コストにより行うことができる点と、沈殿物を底部に集約させやすい点で第1実施形態に比較して優位である。本実施形態における水槽10には仕切板12は配設されておらず単槽構造に形成されている。
また、本実施形態においては、グラインダポンプ50の吸水口54に対して高圧水を噴射する高圧水噴射装置60が配設されている。高圧水噴射装置60は、グラインダポンプ50の吸水口54が農業用マルチ22により閉塞(農業用マルチ22が吸引されず、水のみが吸引される状態を指す)されてしまった場合、強制的に農業用マルチ22を吸水口54に押し込んだり、吸水口54から取り除くことができるため、グライダポンプ50による農業用マルチ22の切断処理の効率を向上させることができる。これにより、前処理装置110を自動運転させることも可能になるため好都合である。
このような構成を採用する場合には、吸水口54の高さ位置は水槽10の水面位置と吸水口54の上端高さ位置が同程度であるか、吸水口54の一部が水面から露出する配置であることが好ましい。また、高圧水噴射装置60もまた、グラインダポンプ50と同様に、水槽10の水深に応じて昇降可能に配設されていることが好ましい。
本実施形態における、前処理装置110の水槽10の容量は、第1実施形態における水槽10の容量に比較して少ないため、洗浄水の汚濁度が高くなりがちであるため、一次洗浄が十分に行うことができないおそれもある。そこで、本実施形態においては、前処理装置110と脱水装置120との間に二次洗浄装置(図示せず)を配設し、二次洗浄装置による洗浄を経た後に脱水装置120に搬送する形態を採用している。このような構成を採用することにより、農業用マルチ22の洗浄度が高まるため、水処理装置150は、前処理装置110と、脱水装置120および二次洗浄装置のうち少なくとも二次洗浄装置側と、に接続されていれば良い。二次洗浄装置から分離された洗浄後の水処理方法は公知の水処理方法を採用することができるのは先の実施形態と同様である。
二次洗浄装置による二次洗浄を行った後の工程以降については、先の実施形態と同様であるのでここでの詳細な説明は省略する。
(第3実施形態)
図5は、第3実施形態における第1実施形態の図3に該当する断面図である。本実施形態においても、第1,2実施形態と同じ構成については同符号を付すことにより詳細な説明を省略している。
本実施形態においては、第1実施形態と同様の二槽式の水槽10の第2の空間16内に通過ポンプ70が配設され、通過ポンプ70の送水先とグラインダポンプ50の吸水口54とを連結している点が特徴的である。
本実施形態のように、水槽10内に通過ポンプ70とグライダポンプ50とを連続させた状態で配設する構成を採用することにより、水槽10(第2の空間16)内における水と長尺体の農業用マルチ22とを強制的にグラインダポンプ50の吸水口54に圧送させることができるため、第2の空間16内の農業用マルチ22によりグラインダポンプ50の吸水口54が閉塞されてしまうことがなく、第1実施形態のように定期的又は任意のタイミングでグラインダポンプ50のモータを逆回転させたり、第2実施形態のように高圧水噴射装置60を配設し、グラインダポンプ50の吸水口54に高圧水を噴射することなく、グラインダポンプ50が連続的に農業用マルチ22を切断しながら圧送させることができ、前処理装置110の連続自動運転が可能である。
以上に、本願発明について実施形態に基づいて詳細に説明してきたが、本願発明は以上に説明した実施形態に限定されるものではない。例えば、以上の実施形態においては、水槽10に水を供給する際に第1の空間14供給された水を仕切板12から越流させることで第2の空間16に供給する形態について説明しているが、仕切板12の上端縁を鋸刃状の凹凸形状に形成し、鋸刃の凹部から第1の空間14と第2の空間16との水の流通を可能にし、第1の空間14と第2の空間16との水位差をなくした形態とすることもできる。この形態を採用することにより、第2の空間16において農業用マルチ22を洗浄することにより生じる洗浄水の上澄み部分を第1の空間14に流入させ、第1の空間14に配設した排出口から第1の空間14内の水を水処理装置150に供給し、水処理装置150で処理した処理水を再び第1の空間14に供給する形態とすることもできる。この場合、水供給手段30は第1の空間14の底部に、排水口は上部にそれぞれ配設すれば、第2の空間16から流入してきた汚れた水の希釈を最小限に抑えた状態で水処理装置150に排出することができる。このようにすることで、第2の空間16内には常に農業用マルチ22が投入された状態とすることができる。
また、以上の実施形態においては樹脂廃棄物として、長尺シート体である農業用マルチ22を例示しているが、洗浄および細分化が要求される樹脂廃棄物(例えば、食品包装用樹脂フィルム等)であれば本願発明において好適に処理することができる。樹脂廃棄物の形態も農業用マルチ22のような長尺シート体に限定されるものでもないのはもちろんである。
また、第1実施形態および第2実施形態においては、グラインダポンプ50の吸水口54が水面と直交する状態で設置されている形態について説明しているが、吸水口54は任意の向きに調整できるように吸水口54とグラインダポンプ50の本体部とは回転可能な連結部に形成しておけばなお好都合である。
さらにまた、以上の実施形態においては、グラインダポンプ50は支持柱52に取り付けられた状態で水槽10(第2の空間16)内に昇降可能に配設されているが、支持柱52の配設を省略し、グラインダポンプ50を水槽10(第2の空間16)の上方側から昇降可能に吊下げた配置を採用することができる。このようなグラインダポンプ50の配置を採用することにより、水槽10(第2の空間16)内において、支持柱52への農業用マルチ22の絡みつきをより少なくすることができる。
また、以上の実施形態においては、攪拌ポンプ40、グラインダポンプ50、通過ポンプ70がそれぞれ水槽10内に一台ずつ配設されている形態について説明しているが、水槽10の大きさや廃棄樹脂ペレット製造装置100の処理能力に応じてそれぞれまたはいずれかを複数台配設する形態を採用してもよい。
そして、以上に説明したすべての実施形態における構成のうち、それぞれの実施形態における任意の構成どうしを適宜組み合わせた別の実施形態とすることももちろん可能である。
第1実施形態にかかる廃棄樹脂ペレット製造装置の概略構成図である。 前処理装置の構成を示す平面図である。 図2内のA−A線における断面図である。 第2実施形態における第1実施形態の図3に該当する断面図である。 第3実施形態における第1実施形態の図3に該当する断面図である。
符号の説明
10 水槽
12 仕切板
14 第1の空間
16 第2の空間
18 排出口
20 油圧ショベル
22 農業用マルチ
30 水供給手段
40 攪拌ポンプ
50 グラインダポンプ
52 支持柱
54 吸水口
60 高圧水噴射装置
70 通過ポンプ
100 廃棄樹脂ペレット製造装置
110 前処理装置
120 脱水装置
122 メッシュ籠
124 スクリューコンベア
126 圧搾機
130 溶融装置
132 定量供給機
134 溶融部
136 スクリューコンベア
140 ペレタイザ
142 冷却部
144 切断部
150 水処理装置
160 振動ふるい
170 ペレット収容部

Claims (5)

  1. 樹脂廃棄物を洗浄・細分化する前処理装置と、
    洗浄された樹脂廃棄物を脱水する脱水装置と、
    脱水された樹脂廃棄物を溶融する溶融装置と、
    溶融された樹脂を固形粒状化するペレタイザと、
    前記前処理装置の底部から排出された沈殿物含有排出水と、前記脱水装置から排出された脱水水と、のうち少なくとも前記沈殿物含有排出水を浄化処理する水処理装置と、を備えた廃棄樹脂ペレット製造装置であって、
    前記前処理装置は、
    水槽と、
    前記水槽内に樹脂廃棄物を供給する樹脂廃棄物供給手段と、
    前記水槽に水を供給する水供給手段と、
    前記水槽内に配設され、前記樹脂廃棄物を前記水槽内の水と共に所定方向に流動させて前記水槽内を攪拌する攪拌機と、
    前記水槽内に配設され、前記水槽内の樹脂廃棄物を水と共に切断しながら圧送するグラインダポンプと、を有し、前記樹脂廃棄物を洗浄および切断した後、水と共に前記脱水装置に圧送し、
    前記排水装置から排出された脱水水と、前記水処理装置により浄化された水のうち少なくとも一方の水は、前記水槽において再利用されることを特徴とする廃棄樹脂ペレット製造装置。
  2. 前記グラインダポンプは、前記水槽の深さ方向に昇降可能に配設されていることを特徴とする請求項1記載の廃棄樹脂ペレット製造装置。
  3. 前記グラインダポンプは、吸水口の開口面が水面と直交した状態で配設されていることを特徴とする請求項1または2記載の廃棄樹脂ペレット製造装置。
  4. 前記水槽は、すり鉢状に形成されていることを特徴とする請求項1〜3のうちのいずれか一項に記載の廃棄樹脂ペレット製造装置。
  5. 前記樹脂廃棄物は、長尺シート体であることを特徴とする請求項1〜4のうちのいずれか一項に記載の廃棄樹脂ペレット製造装置。
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