JP2009208126A - 半導体レーザ溶着装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 操作性のよい使い勝手のよい外部信号をもとにレーザ出力が制御されるレーザ溶着装置を提供する。
【解決手段】 本発明になる半導体レーザ溶着装置は、光透過性の材料と光吸収性の材料を密着して重ね合わせ、光透過性の材料側からレーザ光を照射して両材料を溶着する半導体レーザ溶着装置において、前記半導体レーザの操作時の機能を設定する機能スイッチと、この機能スイッチ部の操作に応じて、予め定められた領域に設定項目と設定データとを表示する表示器と、相反する方向への回転操作により設定項目と設定データとを変更し、所望の設定項目と設定データになったときにプッシュ操作により設定項目と設定データとを決定するジョグダイヤルとからなる操作部と、を具備することを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、溶接装置や半導体レーザ溶着装置に係り、特に装置のユーザインターフェースに関するものである。
溶接装置や溶着装置においては、溶接作業や溶着作業を行う前にパラメータや温度(出力)プロファイルの設定が必要である。このためにユーザーインターフェースとしてパラメータ等を入力する入力部とパラメータ等を表示する表示部とが設けられている。通常この入力部にはそれぞれ固有の機能を付与された複数のキースイッチが用いられている。特に溶接電流値やレーザ出力値などの数値を入力するためには数値増減キーが一般的であり、プロファイルの設定等には数値入力が欠かせないことから、キー操作では負担が大きく、操作性が悪いという問題点があった。
このような欠点を解決するために1つで少なくとも第1、第2および第3のスイッチ操作が可能な手動操作式スイッチを用いる技術が既に提案されている(例えば、特許文献1)。
図5はこのようなスイッチを用いた抵抗溶接測定装置のユーザーインターフェース部を形成する操作部と表示部の簡易概略図、図6はこの装置の概略ブロック図である。
図6に示すように、この抵抗溶接測定装置は複数の機能を有するスイッチ31の操作状況はスイッチ入力回路32を介してスイッチ入力処理部33に入力される。
溶接電流Iはこの電流Iが流れる抵抗溶接機の導体35に取り付けられた電流センサ34で検出され、測定回路36に与えられ、測定回路36により電流Iの測定値や通電時間の測定値が求められ、測定値データが測定値記憶部37に格納される。
スイッチ入力処理部33は、プログラム記憶部38に格納されているプログラムにしたがって本装置における一切のスイッチ入力処理を実行する。スイッチ入力処理部33には、上記したスイッチ入力回路32、測定値記憶部37およびプログラム記憶部38だけでなく、設定値記憶部39、表示部40およびモード管理部41も接続される。
スイッチ31により設定入力された各種測定または監視条件の設定値は設定値記憶部39に格納し、また、表示部40に表示する。スイッチ31に関する操作履歴や現時のモード状況(ディスプレイ画面内容)はモード管理部41で管理する。
図7に、この抵抗溶接測定装置におけるスイッチ31の操作種別からみたスイッチ入力処理部33の全体手順を示す。スイッチ31においては、5種類のスイッチ操作が可能となっている。より詳細には、右回り可能および左回り可能な構成からそれぞれ「右回し操作」および「左回し操作」が可能であり、弾撥的にプッシュ可能な構成から「1回押し操作」、「長時間押し操作」および「2回連続押し操作」が可能となっている。
「右回し操作」または「左回し操作」では、スイッチ31が所定の角度(たとえば15゜)回転移動する度にスイッチ入力回路32より1単位のスイッチ入力信号(右回し操作または左回し操作検出信号)が出力されるようになっている。「1回押し操作」では、所定時間(たとえば1秒)以内にスイッチ31が1回押されたときに、スイッチ入力回路32より1単位のスイッチ入力信号(1回押し操作検出信号)が出力されるようになっている。「長時間押し操作」では、所定時間(たとえば1秒)以上持続してスイッチ31が押されたときに、スイッチ入力回路32より1単位のスイッチ入力信号(長時間押し操作検出信号)が出力されるようになっている。「2回連続押し操作」では、所定時間(たとえば1.5秒)内にスイッチ31が2回続けて押されたときに、スイッチ入力回路32より1単位のスイッチ入力信号(2回押し操作検出信号)が出力されるようになっている。
図7に示すように、電源が投入されると、所定の初期化処理(ステップA1)が行われ、表示部40に初期画面が表示され、スイッチ31におけるスイッチ操作が受付可能または有効となる(ステップA2)。以後、任意のスイッチ操作に応動して各時点のモードまたは状況に応じた入力処理が行われる。すなわち、スイッチ入力処理部33により、上記5種類のスイッチ操作にそれぞれ応じて右回し操作入力処理、左回し操作入力処理、1回押し操作入力処理、2回連続押し操作入力処理および長時間押し操作入力処理が実行される。
一例として、図8に、スイッチ入力処理部33における右回し操作入力処理の手順を示す。この入力処理では、スイッチ31の「右回し操作」に応動して、先ずモード管理部48に照会して現時のモード状況(ディスプレイ画面内容)を認識または確認する(ステップB1、B2、B3)。この実施形態における抵抗溶接測定装置は、上位モードとして『プログラム』モードと『実行』モードを用意しており、これら2つの上位モードのどちらかで動作する。
さらに、『プログラム』モードの下には種々の下位モードを用意しており、その中の「項目選択」モードおよび「数値入力」モードで「右回し操作」を有効に受け付ける。しかして、『プログラム』モード下の「数値入力」モードで「右回し操作」が行われたときは、表示部40において点滅位置(図示せず。)の数値をインクリメントする(ステップB4)。
また、『プログラム』モード下の「項目選択」モードで「右回し操作」が行われたときは、表示部40上で選択可能な項目(図示せず。)を順送りする(ステップB5)。
また、『実行』モードの下にも種々の下位モードを用意しており、その中の「スケジュール番号選択」モード、「項目選択」モードおよび「設定値表示」モードで「右回し操作」を有効に受け付ける。しかして、『実行』モード下では、下位の「スケジュール番号選択」モードで「右回し操作」が行われたときは、点滅位置(図示せず。)の数値(スケジュール番号)をインクリメントする(ステップB6)。また、「項目選択」モードで「右回し操作」が行われたときは、表示部40において選択可能な項目(図示せず。)を順送りする(ステップB7)。また、「設定値表示」モードで「右回し操作」が行われたときは、表示部40において設定値表示の項目(図示せず。)を順送りする(ステップB8)。
特開2003−136251号公報
しかしながら、この技術は数値を入力するときのキー操作の負担を軽減するという点では操作性が向上しているが、それぞれ固有の機能を持った複数のスイッチを1つのスイッチで置き換え、種々の機能を持たせるためにキー操作をするときに現在のモードを理解していないと所望の機能を発揮させることができず、この点において前述の欠点を解決し切れていない。
また、表示部は数値表示ができるだけで、溶接や溶着の溶接電流値やレーザ出力値のプロファイル(時間対溶接電流値または時間対レーザ出力値)を図形で表示することでできず、プロファイルを視覚的に捉えることができないという欠点があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、基本的には数値入力用途に適したジョグダイヤルとそれぞれ固有の機能を持たせた複数のスイッチとで操作部を構成することで、キー操作の負担を少なくし、操作性を向上させることができる半導体レーザ溶着装置を提供することを目的とする。
請求項1に係る発明になる半導体レーザ溶着装置は、光透過性の材料と光吸収性の材料を密着して重ね合わせ、光透過性の材料側からレーザ光を照射して両材料を溶着する半導体レーザ溶着装置において、前記半導体レーザの操作時の機能を設定する機能スイッチと、この機能スイッチ部の操作に応じて、予め定められた領域に設定項目と設定データとを表示する表示器と、相反する方向への回転操作により設定項目と設定データとを変更し、所望の設定項目と設定データになったときにプッシュ操作により設定項目と設定データとを決定するジョグダイヤルと、からなる操作部を具備することを特徴とするものである。
請求項2に係る発明になる半導体レーザ溶着装置は、前記設定データを記憶する記憶部を具備することを特徴とするものである。
請求項3に係る発明になる半導体レーザ溶着装置は、請求項1または2に係る発明になるレーザ溶着装置に、レーザ出力制御モードとして、パルス出力モード、連続出力モード、プロファイル出力モードおよび外部アナログ信号対応出力モードを択一的に設定してレーザ出力を制御することを特徴とするものである。
請求項4に係る発明になる半導体レーザ溶着装置は、請求項1または2に係る発明になるレーザ溶着装置のプロファイル出力設定モードにおいて、任意の時間の設定データを変更したとき、変更後の設定データとこの時間の前後の設定データとの間でそれぞれ線形補間によりプロファイルデータを変更することを特徴とするものである。
請求項5に係る発明になる半導体レーザ溶着装置は、請求項1または2に係る発明になるレーザ溶着装置のプロファイル出力設定モードにおいて、任意の時間の設定データを消去したとき、この時間の前後の設定データを基に線形補間によりこの時間前後のプロファイルデータを変更することを特徴とするものである。
請求項1に係る発明によれば、固有の機能を持ったスイッチを操作し、操作されたスイッチに応じて必要な設定項目が表示部に表示させると共に、予め定められた項目の箇所にカーソルが表示させ、ジョグダイヤルの時計方向または反時計方向への回転で設定項目箇所を順に選択し、選択後は同じ操作により設定項目の設定値を素早く設定できるので、機能選択、項目設定、値の設定において使い勝手のよい半導体レーザ溶着装置を提供することができる。
請求項2に係る発明によれば、設定値を記憶しておくことができるので、設定値に応じて複数のレーザ溶着工程をプログラムすることができるから、作業性のよい半導体レーザ溶着装置を提供することができる。
請求項3に係る発明によれば、請求項1または2に係る発明に加えて、レーザ出力制御モードとして複数の出力モードを選択することができるようにしたので、それぞれの出力モードで操作性のよい半導体レーザ溶着装置を提供することができる。
請求項4に係る発明によれば、プロファイル出力設定モードにおいて、任意の時間の設定データを変更することで変更後の設定データとこの時間前後の設定データによりプロファイルデータを変更することができるので、レーザ出力プロファイルの変更を容易にすることができる半導体レーザ溶着装置を提供することができる。
請求項5に係る発明によれば、プロファイル出力設定モードにおいて、任意の時間の設定データを消去することでこの時間前後の設定データによりプロファイルデータを変更することができるので、レーザ出力プロファイルの変更を容易にすることができる半導体レーザ溶着装置を提供することができる。
次に本発明について図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明になる半導体レーザ溶着装置の1実施形態の要部ブロック図である。
図1において、1はレーザ溶着電源10全体を制御するが、この実施の形態では特に操作部からのスイッチ操作信号を受けて項目の設定や数値の設定、動作モードの変更等の制御を行うCPU、2は各種機能を割り当てられた操作キー(具体的には後述する。)と数値と項目を設定・選択するジョグスイッチからなるレーザ溶着電源10の操作部、3は各種設定時の表示画面やレーザ出力プロファイル等を表示する表示部である。
4は操作部2の操作キーによりプロファイル設定モードとされたときにキー操作とジョグダイヤルによりレーザ出力プロファイルの設定を受けてテーブルとして格納するレーザ出力プロファイルテーブル、5は操作部2の操作により選択されたレーザ出力プロファイルをレーザ出力プロファイルテーブル4から読み出してレーザ出力プロファイルとして設定するレーザ出力プロファイル設定部、6はレーザ出力プロファイル設定部5からのレーザ出力プロファイルデータを受けてこのレーザ出力プロファイルに従ったレーザ出力が得られるようにレーザ光源(図示せず)を制御するレーザ出力制御部である。
このレーザ出力プロファイルテーブル4には1つのレーザ溶着工程分のレーザ出力プロファイルだけではなく、複数の工程分のプロファイルデータを記憶させることができ、プログラムナンバーで管理される。レーザ出力制御部6からは前記レーザ光源へ制御パラメータとして駆動電流が供給され、レーザ光源の出力が決定される。そして、設定されたレーザ出力プロファイルに追随させるためには、公知のこの駆動電流を電流検出素子で検出し、フィードバックして制御する手段が用いられる。
図2は、本発明になる半導体レーザ溶着電源10の操作部2と表示部3の概略外観図である。図2において、操作部2は操作キーとしてヒート条件ナンバーを変更するプログラムモードに移行する「PROGRAM」キー21、ヒート条件設定を変更するデータセットモードに移行する「DATA SET」キー22、設定されたヒート条件でヒートするためのオペレートモードに移行する「OPERATE」キー23、機器固有の条件を設定するパラメータモードに移行する「PARAMETER」キー24、ガイド光の出力の開始/停止を制御する「PILOT ON」キー25、レーザ出力準備状態への移行とレーザ出力の開始を制御する「LASER ON」キー26、レーザ出力の停止、またはエラーの解除の制御を行う「STOP/RESET」キー27、次のページへ移行する「NEXT」キー28、および項目設定や数値設定を行うジョグスイッチ29からなる。
また、表示部3には操作部2からのモード設定により、所定のデータが表示されるが、ここではオペレートモードにおける表示の1例を示している。
CPU1はユーザーインターフェースとして、操作部2の操作キー21〜28とジョグスイッチ29の操作状況を入力し、この状況を解析する入力解析部、解析結果により項目の設定や設定された項目に必要な数値を選択または設定する項目設定部と数値設定部、データセットモードで数値表示とプロファイル表示(時間対出力の図形表示)との相互表示変換部、データセットモードでプロファイルデータの変更を実現するプロファイルデータ変更部等のプログラムを備える。
次にプロファイル設定を例にとって、操作部2の操作の説明と併せて表示部3の表示について説明する。
「DATA SET」キー22を操作することでデータセットモードに移行する。
図3に「データセット」時の最初の画面を示す。(1)〜(16)が設定可能な項目であり、設定できる項目はカーソルで表示され、ジョグスイッチ29の左右の回転に応じて項目間を移動し、所望の項目を選択し、そこでジョグスイッチ29を押下することで項目を決定する。このようにして項目を決定した後、ジョグスイッチ29を左右に回転させ数値を増減させて、所望の値になったときにジョグスイッチ29を押下し、その値に決定する。
項目(1)〜(16)についてプロファイル設定に直接関連する項目のみ説明する。(1)はプログラムナンバー設定、(2)は制御モード設定、(3)は縦軸(電力)のレンジ設定、(4)は縦軸(電流)のレンジ設定、(8)は波形表示、(10)はポイント(十字カーソル)表示、(11)は十字カーソル現在時間表示、(12)は十字カーソル現在出力値表示、(14)は横軸フルスケール時間設定、(16)は横軸開始時間設定である。
次に具体的に設定方法について説明する。
ジョグスイッチ29を左/右回転しカーソルを(1)のプログラムナンバー設定に合わせ、ジョグスイッチ29を押下してプログラムナンバー設定モードとしてから、ジョグスイッチ29を左/右に回転し、所望のプログラムナンバーを表示させ、その時点でジョグスイッチ29を押下し、プログラムナンバーを決定する。
次に、ジョグスイッチ29を左/右回転しカーソルを(2)の制御モード設定に合わせ、ジョグスイッチ29を押下して制御モード設定モードとしてから、ジョグスイッチ29を左/右に回転し、所望のプロファイルモードを表示させ、その時点でジョグスイッチ29を押下し、制御モードをプロファイルモードに決定する。
続いて、プロファイルデータを設定する。このプロファイルデータの設定には数値から設定する方法と波形から設定する方法がある。
最初に波形から設定する方法について説明する。
数値から設定する方法と波形から設定する方法とにかかわらず、いずれの方法においても、プロファイルデータを設定するときにはレーザ出力開始からの「時間」とこの時間におけるレーザの「出力」とを設定する。
波形から設定する場合は「DATA SET」キー22を押下すると、図3のような表示が表示部3に現れるので、十字カーソル現在時間表示(11)と十字カーソル現在出力値(12)とを設定しながら、十字カーソルを移動させつつ、ポイントを設定する。新しくポイントが設定される度に前に設定されたポイントとの間は直線近似により接続され、この間のプロファイルが設定される。このポイントはプロファイル設定において、オペレータが予め決めておいたものである。
具体的には次のようにして設定する。
ジョグスイッチ29を左/右方向に回してカーソルを十字カーソル現在時間表示(11)に移動させた後押下し、十字カーソル現在時間表示入力状態とする。ここで、ジョグスイッチ29を左/右方向に回して所望の数値を表示させ、ジョグスイッチ29を押下してこの数値に決定する。そして、同じようにして、十字カーソル現在出力値(12)にカーソルを合わせ、所望の数値を表示させてこの数値に決定する。このとき十字カーソルがこれらの数値で指定される位置に移動する。ここで、ジョグスイッチ29を長めの時間(約1秒程度)押下(以下、長押下という)すると、十字カーソルがこのとき表示されている位置で確定される。このような操作を予め決めておいたポイントの数だけ繰り返すことで、プロファイルが作成される。
次に、このようにして作成されたプロファイルを修正する方法について説明する。この修正方法は修正内容によって異なる。
ポイント間に新しくポイントを追加するときには、追加したいポイントに応じた時間と出力値とを前述のような方法で設定する。こうすることで、新しく追加したポイントの前後のポイントとの間で直線近似によりプロファイルが修正作成される。
一方、既存のポイントを消去する時には、ジョグスイッチ29を左/右方向に回してカーソルを十字カーソル現在時間表示(11)に移動させて、ここで消去したいポイントと同じ時間になるように数値を変更してから、ジョグスイッチ29を十字カーソル現在時間表示(11)に移動させた後長押下する。こうして、この消去したいポイントが消去され、消去されたポイントの前後のポイント間で直線近似によりプロファイルが修正作成される。
次に数値からプロファイルを設定する方法について説明する。
数値から設定する場合は「DATA SET」キー22を押下すると前述のように最初は図3のような表示が表示部3に現れる。この状態で「NEXT」キー28を押下するとその度に表示部3の表示が変化し、3回目の押下のときに図4のような表示が表示部3に現れるので、ここでレーザ出力開始からレーザ出力終了までを最大256ポイントに分け、それぞれのポイントへの到達時間とその時点でのレーザ出力を設定する。
デフォルト状態では、POINT「000」に「0.000」s、「0.0」Wと表示されており、その他の行は001〜255までのPOINT番号の外はハイフン「−」表示となっている。
この状態から、時間と出力値とを設定するには、ジョグスイッチ29を右回転させて2行目(POINT「001」)の一番左のハイフン「−」にカーソルを移動させ、ジョグスイッチ29を押下してPOINT「001」に決定する。このとき、カーソルが右に移動し、時間を入力することが可能となり、ここでジョグスイッチ29を左/右に回転させ所望の値(例えば、1s)を表示させ、ジョグスイッチ29を押下し、その値を設定する。この設定が終わるとカーソルはさらに右に移動し、出力を入力することが可能となり、ここでジョグスイッチ29を左/右に回転させ所望の値(例えば、1W)を表示させ、ジョグスイッチ29を押下し、その値を設定する。
続いて設定する場合はジョグスイッチ29を右回転させて3行目(POINT「002」)の一番左のハイフン「−」にカーソルを移動させ、ジョグスイッチ29を押下してPOINT「002」に決定する。このとき、カーソルが右に移動し、時間を入力することが可能となり、ここでジョグスイッチ29を左/右に回転させ所望の値(例えば、2s)を表示させ、ジョグスイッチ29を押下し、その値を設定する。この設定が終わるとカーソルはさらに右に移動し、出力を入力することが可能となり、ここでジョグスイッチ29を左/右に回転させ所望の値(1W)を表示させ、ジョグスイッチ29を押下し、その値を設定する。
以降、必要に応じて同じ操作を繰り返し、必要なPOINT数に基づいて時間とそれぞれの時間における出力との関係を設定し、プロファイルを完成する。なお、プロファイル完成後でも作成中でも「DATA SET」キー22を操作することで数値表示モードからプロファイル波形に表示を変更することができる。
プロファイルを設定後、一部のポイントを消去したい場合は、ジョグスイッチ29を左/右回転させて、消去したいPOINT行の一番左にカーソルを移動させ、そこでジョグスイッチ29を押下し、POINT行を決定する。この後ジョグスイッチ29を左/右回転させ、アスタリスク「*」を表示させ、消去するポイントであることを決定する。他にも消去するポイントがある場合は、同じようにジョグスイッチ29を操作して決定する。
このようにして、消去したいポイントの決定が終了した後、「STOP/RESET」キー27を押下することで、アスタリスク「*」を付けたポイントのみが消去され、残ったデータが上にシフトする。
以上のように、操作部2に項目と数値の変更機能と確定機能をジョグスイッチ29に、固有の機能をそれぞれ独立した操作キー21〜28に持たせることとし、併せてジョグスイッチ29と操作キー21〜28の操作に応じて表示部3に項目と数値を表示させることとしている。このため、オペレータは表示部3の表示を目視しながら操作部2を操作すれば、所望の操作が可能となるか明確に認識できるので操作が容易になり、操作性が向上する。
本発明になる半導体レーザ溶着装置の要部ブロック図である。 本発明になる半導体レーザ溶着電源の操作部と表示部の概略外観図である。 表示画面例で「データセット」時の最初の画面を示す図である プロファイル設定時の表示部の表示例を示す図である。 従来の技術であるユーザーインターフェース部を形成する操作部と表示部の簡易概略図である。 図5のインターフェース部を備える装置の概略ブロック図である。 図5の操作部のスイッチの機能判定を示すフローチャート図である。 一例として、スイッチ入力処理部33における右回し操作入力処理の手順を示す図である。
符号の説明
1 CPU
2 操作部
3 表示部
4 レーザ出力プロファイルテーブル
5 レーザ出力プロファイル設定部
6 レーザ出力制御部
21 「PROGRAM」キー
22 「DATA SET」キー
23 「OPERATE」キー
24 「PARAMETER」キー
25 「PILOT ON」キー
26 「LASER ON」キー
27 「STOP/RESET」キー
28 「NEXT」キー
29 ジョグスイッチ

Claims (5)

  1. 光透過性の材料と光吸収性の材料を密着して重ね合わせ、光透過性の材料側からレーザ光を照射して両材料を溶着する半導体レーザ溶着装置において、
    前記半導体レーザの操作時の機能を設定する機能スイッチと、
    この機能スイッチ部の操作に応じて、予め定められた領域に設定項目と設定データとを表示する表示器と、
    相反する方向への回転操作により設定項目と設定データとを変更し、所望の設定項目と設定データになったときにプッシュ操作により設定項目と設定データとを決定するジョグダイヤルとからなる操作部と、
    を具備することを特徴とする半導体レーザ溶着装置。
  2. 前記設定データを記憶する記憶部を具備することを特徴とする請求項1記載の半導体レーザ溶着装置。
  3. レーザ出力制御モードとして、パルス出力モード、連続出力モード、プロファイル出力モードおよび外部アナログ信号対応出力モードを択一的に設定してレーザ出力を制御することを特徴とする請求項1または2記載の半導体レーザ溶着装置。
  4. プロファイル出力設定モードにおいて、任意の時間の設定データを変更したとき、変更後の設定データとこの時間の前後の設定データとの間でそれぞれ線形補間によりプロファイルデータを変更することを特徴とする請求項1または2記載の半導体レーザ溶着装置。
  5. プロファイル出力設定モードにおいて、任意の時間の設定データを消去したとき、この時間の前後の設定データを基に線形補間によりこの時間前後のプロファイルデータを変更することを特徴とする請求項1または2記載の半導体レーザ溶着装置。
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