JP2009207065A - 無線移動局装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の無線基地局装置2〜4が備えられた無線通信システムで、無線基地局装置に位置登録して当該無線基地局装置と無線により通信し、一の無線基地局装置から他の無線基地局装置へハンドオフを行う無線移動局装置5で、希望する無線基地局装置へのハンドオフを優先的に行う。
【解決手段】無線移動局装置5では、記憶手段11が位置登録が希望される無線基地局装置に関する情報を記憶し、ハンドオフ制御手段が記憶手段に記憶された情報に基づいて位置登録が希望される無線基地局装置へのハンドオフを優先的に行うように制御する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、無線通信システムの無線移動局装置に関し、特に、希望する無線基地局装置へのハンドオフを優先的に行う無線移動局装置に関する。
現在実用化されている無線通信システムとして、無線サービスエリアの維持を行う1つ或いは複数の無線基地局装置と、この無線基地局装置を介して無線通信を行うことが可能な複数の無線移動局装置から構成される無線通信システムが知られている。
このような無線通信システムでは、ある無線移動局装置が、無線通信システム内における他の無線局装置(例えば、他の無線移動局装置など)と無線通信を行う場合には、当該ある無線移動局装置は、無線基地局装置が無線通信可能範囲を維持するサービスエリア内において、その無線基地局装置を介して或いは直接、他の無線通信システム内における他の無線局装置と無線通信を行う。
また、複数の無線基地局装置及び複数の無線移動局装置から構成される無線通信システムにおいて、無線移動局装置は、無線基地局装置からの制御チャネル信号を受信し、無線基地局装置に対して位置登録を行う。
図4を参照して、具体例を示す。
図4には、無線通信システムの構成例を示してある。
本例の無線通信システムは、無線回線制御装置101と、無線回線制御装置101に接続された複数の無線基地局装置102、103、104と、複数の無線移動局装置(無線端末局装置)105を備えている。なお、図4では、1つの無線移動局装置105のみを示してある。また、図4には、各無線基地局装置102、103、104により形成される無線サービスエリア201、202、203を示してある。
無線基地局装置202(無線基地局装置A)から送信されるCch(制御チャネル)の報知情報として、当該無線基地局装置202に隣接する無線基地局装置103(無線基地局装置B)及び無線基地局装置104(無線基地局装置C)に関する制御チャネル信号を送信する。
無線移動局装置105は、無線基地局装置102による無線サービスエリア201内に位置しており、当該無線基地局装置102に位置登録している。無線移動局装置105は、無線サービスエリア201内を移動して、無線基地局装置102による無線サービスエリア201における制御チャネル信号の受信電界がある規定値以下になった場合には、隣接する無線基地局装置103及び無線基地局装置104の制御チャネル信号の受信電界を測定して、一番受信電界が高い無線基地局装置へハンドオフして位置登録を行う。
特開2005−176336号公報
しかしながら、従来では、複数の無線基地局装置102〜104が存在する無線通信システムにおいて、無線移動局装置105のハンドオフ時に、当該無線移動局装置105が希望しない無線基地局装置へハンドオフしてしまうことがあった。具体例として、無線移動局装置105が、優先的に登録を希望する無線基地局装置によるサービスエリア内においても、受信電界を測定した結果として優先的な登録を希望しない無線基地局装置からの受信電界が高いような場合に、希望しない無線基地局装置へハンドオフしてしまうことがあった。
このように、通常、ハンドオフを行う場合には、RSSI(Receive Signal Strength Indication)やBER(Bit Error Rate)を利用してハンドオフを行うことが多いが、例えば、消防車両や救急車両などの無線移動局装置においては、移動するときの目的地が予め判明しており、当該目的地に到達するまでにハンドオフして欲しくないエリア(無線基地局装置)が存在することもあった。
本発明は、このような従来の事情に鑑み為されたもので、例えば、無線移動局装置が無線基地局装置による無線サービスエリア内を移動する場合に、無線移動局装置が希望する無線基地局装置へのハンドオフを優先的に行うことができる無線移動局装置を提供することを目的とする。
なお、関連する技術として、本出願人による特願2006−355704号(移動局装置)に記載された技術では、無線基地局装置から所定のエリア情報を送信するという手法により、ハンドオフを希望しないエリアについてはハンドオフを回避するようにしていた。
上記目的を達成するため、本発明では、複数の無線基地局装置が備えられた無線通信システムで、無線基地局装置に位置登録して当該無線基地局装置と無線により通信し、一の無線基地局装置から他の無線基地局装置へハンドオフを行う無線移動局装置において、次のような構成とした。
すなわち、記憶手段が、位置登録が希望される無線基地局装置に関する情報を記憶する。ハンドオフ制御手段が、前記記憶手段に記憶された情報に基づいて、位置登録が希望される無線基地局装置へのハンドオフを優先的に行うように制御する。
従って、例えば、無線移動局装置が無線基地局装置による無線サービスエリア内を移動する場合に、無線移動局装置が希望する無線基地局装置へのハンドオフを優先的に行うことができる。
ここで、位置登録が希望される無線基地局装置に関する情報としては、種々な情報が用いられてもよく、例えば、位置登録が希望される無線基地局装置を特定(識別)する情報を用いることができ、更に、優先度(例えば、優先順位)を示す値の情報を用いることもできる。また、無線基地局装置を特定(識別)する情報としては、例えば、無線基地局装置から無線送信される信号(例えば、制御チャネル信号)を特定(識別)する情報、或いは、その信号に含まれる特定の情報(例えば、各無線基地局装置の識別情報や、複数の無線基地局装置のグループの識別情報)などを用いることができる。
また、位置登録が希望される無線基地局装置に関する情報は、例えば、予め、各無線移動局装置の記憶手段に設定されて記憶される。
また、無線移動局装置の記憶手段としては、例えば、無線移動局装置の内部のメモリにより構成されてもよく、或いは、無線移動局装置の外部に設けられるメモリにより構成されてもよい。
また、位置登録が希望される無線基地局装置へのハンドオフを優先的に行うように制御する態様としては、種々な態様が用いられてもよい。
具体例として、位置登録が希望される無線基地局装置を特定(識別)する情報が用いられるときには、位置登録が希望される無線基地局装置のみへハンドオフを行う(つまり、位置登録が希望されない無線基地局装置へはハンドオフを行わない)態様や、位置登録が希望される無線基地局装置であってハンドオフ可能なものが複数ある場合には最も受信電界が高いものへハンドオフを行う態様や、基本的には位置登録が希望される無線基地局装置へハンドオフを行うが、その無線基地局装置からの受信電界が所定の閾値以下(又は、所定の閾値未満)である場合には、位置登録が希望されない無線基地局装置へのハンドオフも許容される態様などを用いることができる。
また、更なる具体例として、更に、優先度(例えば、優先順位)を示す値の情報が用いられるときには、位置登録が希望される無線基地局装置であってハンドオフ可能なものが複数ある場合には最も優先度が高いものへハンドオフを行う態様や、位置登録が希望される無線基地局装置であってハンドオフ可能なものが複数ある場合には、各無線基地局装置について優先度の値と受信電界の値を予め設定された演算式に代入した結果の値が最も大きい(又は、最も小さい)ものへハンドオフを行う態様などを用いることができる。
以上説明したように、本発明に係る無線移動局装置によると、例えば、無線基地局装置による無線サービスエリア内を移動する場合に、希望する無線基地局装置へのハンドオフを優先的に行うことができ、一例として、消防車両や救急車両などの無線移動局装置が、希望しない無線基地局装置へのハンドオフを回避して、希望する1つ以上の無線基地局装置のみとの接続状態を維持して、目的地へ移動することなどが可能である。
本発明に係る実施例を図面を参照して説明する。
図1には、本発明の一実施例に係る無線通信システムの構成例を示してある。
本例の無線通信システムは、無線回線制御装置1と、無線回線制御装置1に接続された複数の無線基地局装置2、3、4と、複数の無線移動局装置(無線端末局装置)5を備えている。各無線移動局装置5は、例えば内部或いは外部に設けられるメモリの記憶領域11を有している。なお、図1では、1つの無線移動局装置5のみを示してある。また、図1には、各無線基地局装置2、3、4により形成される無線サービスエリア21、22、23を示してある。
本例の無線通信システムにおける構成及び動作の一例を示す。
無線移動局装置5は、無線基地局装置2(無線基地局装置A)による無線サービスエリア21内に位置しており、当該無線基地局装置2に位置登録している。
本例では、無線移動局装置5(例えば、無線移動局装置5を使用する者や車両など)が優先的に登録を希望する無線基地局装置の無線サービスエリアが、無線基地局装置2(無線基地局装置A)による無線サービスエリア21と無線基地局装置4(無線基地局装置C)による無線サービスエリアであるとする。また、無線移動局装置5(例えば、無線移動局装置5を使用する者や車両など)が優先的に登録を希望する無線基地局装置の無線サービスエリアを特定する情報が、当該無線移動局装置5の記憶領域11に格納(記憶)されている。
無線移動局装置5は、無線サービスエリア21内を移動して、無線基地局装置2による無線サービスエリア21における制御チャネル信号の受信電界がある規定値以下になった場合には、例えば隣接する無線基地局装置3、4について、無線基地局装置3(無線基地局装置B)による制御チャネル信号の受信電界及び無線基地局装置4(無線基地局装置C)による制御チャネル信号の受信電界を測定する。
また、無線移動局装置5は、当該無線移動局装置5の記憶領域11に格納されている情報を参照して、例えば、参照した当該情報や測定した受信電界に基づいて、ハンドオフ対象とする無線基地局装置を決定する。
具体的には、本例では、無線移動局装置5は、無線基地局装置4が優先的に登録を希望する無線基地局装置である一方、無線基地局装置3は優先的に登録を希望する無線基地局装置ではないため、例えば、無線基地局装置3の受信電界の方が無線基地局装置4の受信電界より高い場合においても、優先的に登録を希望する無線基地局装置4へ優先的にハンドオフして位置登録を行う。
他の例として、無線移動局装置5は、優先的に登録を希望する無線基地局装置であってハンドオフ可能なものが複数ある場合には、例えば、その中で一番受信電界が高い無線基地局装置へハンドオフして位置登録を行う。
このように、本例では、無線移動局装置5の記憶領域11に優先的に接続する無線基地局装置を特定する情報を予め記憶させておくことで、無線移動局装置5が希望するハンドオフ先の無線基地局装置を決定することを可能とした。
また、一構成例として、複数の無線基地局装置についてハンドオフ先とする優先度の値(例えば、値が大きい方を優先させる、又はその逆)を無線移動局装置5の記憶領域11に予め記憶させておくことで、ハンドオフしたくない無線基地局装置については優先度を下げることでハンドオフしにくくするようなことが可能である。
なお、ハンドオフ先の無線基地局装置を決定するための情報として、優先度の情報と、受信電界などの他の1種類以上の情報がある場合には、例えば、優先度の情報のみに基づいてハンドオフ先の無線基地局装置を決定する態様が用いられてもよく、或いは、予め設定されたハンドオフ先決定のための条件などに従って、優先度の情報と、受信電界などの他の1種類以上の情報との全てに基づいて、ハンドオフ先の無線基地局装置を決定する態様が用いられてもよい。
以上のように、本例では、基地局設備(本例では、無線基地局装置2〜4)、移動局設備(本例では、無線移動局装置5)、及び無線回線制御装置1を基本構成として、無線基地局装置2〜4経由で又は直接的に無線移動局装置5と他の無線移動局装置との間で無線通信することや、無線基地局装置2〜4と無線移動局装置5との間で無線通信することを行う無線通信システムにおいて、無線移動局装置5に位置登録を希望する無線基地局装置のエリアの情報を記憶した記憶領域11を具備し、無線移動局装置5が希望する無線基地局装置のエリアへ優先的にハンドオフを行うことを可能とした。
具体的には、本例では、無線移動局装置5に記憶領域11として外部媒体や内蔵メモリを設け、優先的に登録を希望する無線基地局装置の情報(例えば、制御チャネルの情報)を当該記憶領域11に格納し、そして、無線移動局装置5は、ハンドオフ時に位置登録を行う際に、当該記憶領域11に格納された情報を参照して、例えば、優先的に登録を希望する無線基地局装置の無線サービスエリア内において移動するときに、優先的に登録を希望する無線基地局装置からの受信電界がそれ以外の無線基地局装置からの受信電界より低い場合においても、優先的に登録を希望する無線基地局装置へハンドオフして位置登録を行う。
従って、本例の無線通信システムでは、無線移動局装置5のハンドオフに関して、エリア優先型のハンドオフ方式を採用しており、無線移動局装置5に希望する無線基地局装置の情報を格納した記憶領域11を具備し、そして、無線移動局装置5が、無線サービスエリア内を移動してハンドオフを行う場合に、その記憶領域11の情報を参照することにより、希望する無線基地局装置のエリアから優先的にハンドオフを行うことができる。
なお、本例の無線移動局装置5では、位置登録が希望される無線基地局装置2〜4に関する情報を記憶する記録領域(例えば、メモリの記憶領域)11の機能により記憶手段が構成されており、その記憶情報(必要な場合には、更に、受信電界などの他の情報)に基づいて位置登録が希望される無線基地局装置2〜4へのハンドオフを優先的に行うように制御する例えば制御部などの機能によりハンドオフ制御手段が構成されている。
以下で、図2及び図3を参照して、本発明を適用することが可能なシステムの一例を示す。
図2には、防災デジタル無線システムの一例である消防デジタル無線システムの構成例を示してある。
本例の消防デジタル無線システムは、操作部41と表示部42と記憶部43を有する指令装置(指令卓)31と、回線制御装置(無線回線制御装置)32と、複数であるn個の基地局装置(無線基地局装置)G1〜Gnと、複数であるn個の遠隔制御器H1〜Hnと、複数であるm個の移動局装置(無線移動局装置)I1〜Imを備えている。
各移動局装置I1〜Imは、車載機51と携帯機52から構成されており、また、携帯機52を置くための置台53を有している。
本例の消防デジタル無線システムは、東京都など各都道府県の地域防災のために用いることができる。本例では、指令装置31や回線制御装置32は防災センタに設置されており、各基地局装置G1〜Gnは消防署内或いはビルの上や街中や山上などの外部に設置されており、各遠隔制御器H1〜Hnは消防署内に設置されており、各移動局装置I1〜Imは消防車或いは救急車などの車両に設置されている。
各車両では、例えば、車載機51や置台53が当該各車両に取り付けられるなどして搭載されており、携帯機52は人により持ち運ぶことや置台53に置くことが可能になっている。
なお、図2に示されるのと同様なシステムを複数設けて、いずれかのシステムを運用するとともに他のシステムを予備として待機させ、運用しているシステムが故障したときに予備のシステムを運用させることで全体の運用を継続させるような構成とすることも可能である。
また、基地局装置G1〜Gnとの間で通信する配下の装置としては、例えば、固定機、半固定機、携帯機、可搬機など、種々なものが用いられてもよい。
本例の消防デジタル無線システムにおいて行われる動作の概要を示す。
指令装置31では、操作部41が人(指令者)により操作されることにより各種の指示や情報を入力し、表示部42が表示対象となる各種の情報を画面に表示出力し、メモリから構成された記憶部43が記憶対象となる各種の情報を記憶する。
指令者は、指令装置31から配下の装置(回線制御装置32、基地局装置G1〜Gn、遠隔制御器H1〜Hn、移動局装置I1〜Im)へ各種の指示を送信することができる。また、指令者は、指令装置31が配下の装置から受信した各種の情報を画面表示により見ることができる。また、必要な情報は、記憶部43に保持される。
回線制御装置32は、例えば有線で指令装置31と複数の基地局装置G1〜Gnと接続されており、これらの間の通信を中継し、また、無線回線などに関する各種の制御を行う。
各基地局装置G1〜Gnは、通信可能な領域(エリア)に存在する移動局装置I1〜Imとの間で無線により通信し、また、有線で接続された各遠隔制御器H1〜Hnとの間で通信する。
各遠隔制御器H1〜Hnは、有線で接続された各基地局装置G1〜Gnとの間で通信し、例えば、移動局装置と同様な機能を有しており、人(署員)により操作などされる。
各移動局装置I1〜Imは、当該各移動局装置I1〜Imが収容(例えば、位置登録)される基地局装置G1〜Gnとの間で無線により通信する。
図3には、車載機51の構成例及び携帯機52の構成例を示してある。
車載機51は、アンテナ61と、無線部62と、キー操作部63と、表示部64と、マイクを有するマイク部65と、例えば2つのスピーカを有するスピーカ部66と、メモリ67と、携帯インタフェース68と、制御部69を備えている。
携帯機52は、アンテナ71と、無線部72と、キー操作部73と、表示部74と、マイクを有するマイク部75と、スピーカを有するスピーカ部76と、メモリ77と、車載インタフェース78と、制御部79を備えている。
ここで、車載機51が有する内部の処理機能と携帯機52が有する内部の処理機能は、例えばスピーカの数が異なるなどの相違はあるが、概略的には、同様である。
車載機51では、無線部62がアンテナ61により基地局装置G1〜Gnとの間で信号を無線送信や無線受信し、キー操作部63が人(使用者)からのキー操作を受け付け、表示部64が使用者に対して情報を画面に表示し、マイク部65が使用者などにより発せられる音(音声)を入力し、スピーカ部66が使用者に対して音(音声)を出力し、メモリ67が例えば呼び出されるための電話番号となる呼出情報(ID情報)を記憶し、携帯インタフェース68が携帯機52の車載インタフェース78との間で例えば光信号により通信し、制御部69が各種の制御を行う。
同様に、携帯機52では、無線部72がアンテナ71により基地局装置G1〜Gnとの間で信号を無線送信や無線受信し、キー操作部73が人(使用者)からのキー操作を受け付け、表示部74が使用者に対して情報を画面に表示し、マイク部75が使用者などにより発せられる音(音声)を入力し、スピーカ部76が使用者に対して音(音声)を出力し、メモリ77が例えば呼び出されるための電話番号となる呼出情報(ID情報)を記憶し、車載インタフェース78が車載機51の携帯インタフェース68との間で例えば光信号により通信し、制御部79が各種の制御を行う。
ここで、車載機51のメモリ67に記憶される呼出情報(ID情報)と携帯機52のメモリ77に記憶される呼出情報(ID情報)としては、同一の情報が設定される。
また、車載機51と携帯機52とは、携帯機52が置台53に置かれた状態では携帯インタフェース68と車載インタフェース78との間で通信することが可能であるが、例えば、携帯機52が置台53から取り外されて持ち運ばれる状態では携帯インタフェース68と車載インタフェース68との間では通信しない。
本例では、携帯機52が置台53にセットされている(置かれている)状態では、携帯機52は特に機能せず、基地局装置G1〜Gnからの受信や、基地局装置G1〜Gnへの送信や、キー入力や、表示出力や、音声入力や、音声出力などは全て車載機51により行われる。
一方、携帯機52が置台53から取り外された状態では、携帯機52により基地局装置G1〜Gnからの受信や、基地局装置G1〜Gnへの送信や、キー入力や、表示出力や、音声入力や、音声出力などの全てが行われ、この状態では、車載機51により基地局装置G1〜Gnからの受信や、表示出力や、音声出力のみが行われる。つまり、車載機51と携帯機52とは同一の呼出情報(ID情報)が設定されており、受信は両方で同時に行うことが可能であるが、送信は片方ずつ行う構成となっている。
なお、置台53から取り外された携帯機52は、車載機51を介さずに、基地局装置G1〜Gnとの間で直接的に無線通信する。この点は、通常の親子電話の子機とは異なる点であると考えられる。
また、携帯機52が置台53にセットされた状態や置台53から取り外された状態は、車載機51や携帯機52により検出されて、それぞれの制御部69、79によりそのときの状態に応じて実行可能な機能(或いは、実行不可能な機能)が設定される。
また、車載機51では、2つのスピーカを有しており、例えば、携帯機52が置台53から取り外された状態では、基地局装置G1〜Gnから携帯機52へ送信される通話の内容を一のスピーカから音声出力するとともに、携帯機52から基地局装置G1〜Gnへ送信される通話の内容を他のスピーカから音声出力する。
一例として、消防車などに移動局装置I1〜Imが設けられており、当該消防車などが火災などの現場にいて、或る隊員が携帯機52を持って当該消防車などの外部に出て活動し、他の隊員が当該消防車などの内部で待機する際に、当該他の隊員は車載機51から出力される音声を聞くことにより、携帯機52と基地局装置G1〜Gnとの間で行われる通話の内容を聞くことができる。
なお、例えば、基地局装置G1〜Gnから移動局装置I1〜Imへの下りの通信と、移動局装置I1〜Imから基地局装置G1〜Gnへの上りの通信とでは、異なる周波数が用いられる。
また、基地局装置G1〜Gnの側(例えば、指令装置31)と移動局装置I1〜Imとの間の通信としては、例えば、プレストーク通信が行われる構成が用いられてもよく、或いは、通常の携帯電話のような両方向同時通信が行われる構成が用いられてもよく、或いは、他の態様の通信が行われる構成が用いられてもよい。また、基地局装置G1〜Gnの側から移動局装置I1〜Imへ報知のための情報を送信して、移動局装置I1〜Imが当該情報の受信に応じて当該情報を(自動的に)出力するような構成を用いることもできる。
消防車の場合には、例えば、プレストーク通信が用いられ、指令装置31から複数の消防車の移動局装置I1〜Imを呼び出してグループ通信(例えば、事業リンクでのグループ通信)し、このグループ内でプレストーク通信することにより、これら複数の消防車により同一の火災現場の処置を行うことができる。
救急車の場合には、例えば、通常の電話のような通信が用いられ、発話(発呼)及び受話により通話を行うことができる。
また、例えば、車載機51と携帯機52との間で離れた所でも無線により通信することが可能な機能を車載機51及び携帯機52に設けることも可能である。この場合、一例として、トンネル内などの不感地帯で携帯機52を車両の外部に持ち出すときに、車載機51と携帯機52をトランシーバのように用いて互いに通話することができる。
以上のように、本発明は、一例として、図2及び図3に示されるようなシステムに適用することが可能である。
ここで、本発明に係るシステムや装置などの構成としては、必ずしも以上に示したものに限られず、種々な構成が用いられてもよい。また、本発明は、例えば、本発明に係る処理を実行する方法或いは方式や、このような方法や方式を実現するためのプログラムや当該プログラムを記録する記録媒体などとして提供することも可能であり、また、種々なシステムや装置として提供することも可能である。
また、本発明の適用分野としては、必ずしも以上に示したものに限られず、本発明は、種々な分野に適用することが可能なものである。
また、本発明に係るシステムや装置などにおいて行われる各種の処理としては、例えばプロセッサやメモリ等を備えたハードウエア資源においてプロセッサがROM(Read Only Memory)に格納された制御プログラムを実行することにより制御される構成が用いられてもよく、また、例えば当該処理を実行するための各機能手段が独立したハードウエア回路として構成されてもよい。
また、本発明は上記の制御プログラムを格納したフロッピー(登録商標)ディスクやCD(Compact Disc)−ROM等のコンピュータにより読み取り可能な記録媒体や当該プログラム(自体)として把握することもでき、当該制御プログラムを当該記録媒体からコンピュータに入力してプロセッサに実行させることにより、本発明に係る処理を遂行させることができる。
本発明の一実施例に係る無線通信システムの構成例を示す図である。 消防デジタル無線システムの構成例を示す図である。 車載機及び携帯機の構成例を示す図である。 無線通信システムの構成例を示す図である。
符号の説明
1、101・・無線回線制御装置、 2〜4、102〜104・・無線基地局装置、 5、105・・無線移動局装置、 11・・記憶領域、 21〜23、201〜203・・無線基地局装置による無線サービスエリア、
31・・指令装置、 32・・回線制御装置、 41・・操作部、 42・・表示部、 43・・記憶部、 51・・車載機、 52・・携帯機、 53・・置台、 G1〜Gn・・基地局装置(無線基地局装置)、 H1〜Hn・・遠隔制御器、 I1〜Im・・移動局装置(無線移動局装置)、 61、71・・アンテナ、 62、72・・無線部、 63、73・・キー操作部、 64、74・・表示部、 65、75・・マイク部、 66、76・・スピーカ部、 67、77・・メモリ、 68・・携帯インタフェース、 69、79・・制御部、 78・・車載インタフェース、

Claims (1)

  1. 複数の無線基地局装置が備えられた無線通信システムで、無線基地局装置に位置登録して当該無線基地局装置と無線により通信し、一の無線基地局装置から他の無線基地局装置へハンドオフを行う無線移動局装置において、
    位置登録が希望される無線基地局装置に関する情報を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された情報に基づいて、位置登録が希望される無線基地局装置へのハンドオフを優先的に行うように制御するハンドオフ制御手段と、
    を備えたことを特徴とする無線移動局装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013255079A (ja) * 2012-06-06 2013-12-19 Fujitsu Ltd 通信端末装置および通信制御方法

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