JP5770043B2 - 無線通信システム及び無線通信システムの移動局 - Google Patents
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Description
図1のシステムでは、指令台(統制卓、通信卓ともいう。)10と、回線制御装置20と、複数の基地局30(1)〜30(2)と、車載機(車載無線機)である複数の移動局40(1)〜40(4)及び携帯機(携帯無線機)である移動局40(5)とを備えている。指令台10と回線制御装置20は、有線の伝送路5により接続され、回線制御装置20と基地局30は、有線あるいはマイクロ回線等の伝送路4により接続されている。なお、基地局を代表する場合は基地局30と称し、移動局を代表する場合は移動局40と称する。
このように、通信ゾーン1内の移動局間の基地局通信が行われている間、通信ゾーン1内の他の移動局40は、通信を行うことができない。
本発明は、このような従来の課題を解決するために為されたもので、通信ゾーン内の移動局において基地局通信が行われているときにおいても、該通信ゾーン内の他の移動局が、通信を行うことができる無線通信システムを提供することを目的とする。
複数の移動局と、前記複数の移動局と無線で接続される基地局と、前記基地局を介して前記移動局と通話信号を交信する指令台とを備えた無線通信システムであって、
前記基地局は、
第1の周波数を用いて前記各移動局に信号を送信する基地局送信部と、前記第1の周波数と異なる第2の周波数を用いて前記各移動局から信号を受信する基地局受信部とを備え、
前記基地局を介する前記移動局間、または、前記移動局と前記指令台との間の基地局通信において、送信元の前記移動局からの前記第2の周波数を用いた通話信号を前記基地局受信部で受信中に、移動局から受信中であることを示すビジー信号を前記第1の周波数を用いて前記基地局送信部から送信し、
前記移動局は、
前記第2の周波数を用いて信号を送信する移動局送信部と、前記第1の周波数を用いて前記基地局から信号を受信する移動局受信部と、通信の際に使用者からの送信の指示を受け付ける操作部と、使用者からの音声を入力するマイクと、送信可状態であるか送信不可状態であるかを報知する報知部とを備え、
前記基地局から前記ビジー信号を受信中に前記操作部が前記送信の指示を受け続けている状態において、前記送信の指示の開始から所定の第1の時間経過する前に前記ビジー信号を受信しなくなった場合は、前記報知部が送信可状態である旨を報知するとともに前記マイクから入力された音声信号を前記移動局送信部から送信する音声信号送信動作を行い、前記第1の時間経過するまで前記ビジー信号を受信し続けた場合は、前記報知部は送信不可状態である旨を報知し、前記第1の時間の間前記ビジー信号を受信し続けた後、前記送信の指示の開始から所定の第2の時間の経過前に前記ビジー信号を受信しなくなった場合、および、前記第2の時間経過するまで前記ビジー信号を受信し続けた場合は、前記報知部が送信可状態である旨を報知するとともに前記音声信号送信動作を行うことを特徴とする無線通信システム。
図1の例では、基地局30(1)〜30(2)は2つであるが、3つ以上であってもよい。また、移動局は2つ以上あればよい。
基地局30(1)は、送信周波数F1(下り:基地局から移動局へ)の送信部と、受信周波数F2(上り:移動局から基地局へ)の受信部とから構成される送受信部を有する。基地局30(2)は、送信周波数F4(下り:基地局から移動局へ)の送信部と、受信周波数F2(上り:移動局から基地局へ)の受信部とから構成される送受信部を有する。送信周波数F4は、送信周波数F1と同一周波数とすることも可能である。
図1の無線通信システムは、例えば消防救急用無線通信システムであり、車載機40は消防車又は救急車に搭載された無線機であり、通信ゾーンの大きさは半径数km〜数十km程度である。
指令台10は、CPU等で構成された制御部11、記憶部12、表示部13、操作部14、音声を出力するスピーカ15、オペレータの音声が入力されるマイク16で構成される。制御部11は、指令台10の各構成部を制御する。記憶部12は、制御部11のCPUが動作する動作プログラムを記憶しており、制御部11のCPUは、記憶部12から動作プログラムを読み出して動作する。
指令台10は、マイク16とスピーカ15を用いて基地局30を介して移動局40との間で、移動局40への指令等に関する通話を行う、つまり通話信号を交信する。
回線制御装置20の記憶部22は、制御部21のCPUが動作する動作プログラムを記憶しており、制御部21のCPUは、記憶部22から動作プログラムを読み出して動作する。
送信部33は、指令台10等からの通話信号を無線周波数F1で移動局40に送信する。また、受信部34は、移動局40から無線周波数F2で送られてくる通話信号を受信する。
また、制御部31は、移動局40からの通話信号を受信部34により周波数F2で受信している間、送信部33によりビジー信号を周波数F1で送信する。ビジー(Busy)信号は、送信信号のなかの同期信号、あるいは、通話用チャネルの特定ビットに割り当てられるものであり、ビジー状態か非ビジー状態かを表す情報として送信信号に含まれる。なお、以下、ビジー状態を表す場合の信号をビジー信号といい、非ビジー状態を表す場合の信号を非ビジー信号という。
例えば、本実施形態では、移動局40同士間の通話の場合は、受信部34で受信した通話信号を折り返し、該折り返し信号を送信部33から送信するよう構成されているので、該折り返し信号中にビジー信号が含まれる。
また、43は送信部、44は基地局30からの基地局波(F1)を受信する第1受信部、45は他の移動局40からの直接波(F2)を受信する第2受信部、46は同時に送受信を行うため送受信経路を分離するアンテナ共用器、47は基地局30との送受信や他の移動局40との直接通信を行うためのアンテナ、48は、マイク52から入力された音声信号を符号化し、第1受信部や第2受信部で受信された音声信号を復号化する音声符号化/復号化部、49は音声や音を出力するスピーカである。音声符号化/復号化部48は、制御部41内に組み込んで構成することも可能である。送信部43、第1受信部44、第2受信部45は、それぞれ、制御部41とアンテナ共用器46に接続されている。スピーカ49は、移動局が送信可状態であるか送信不可状態であるかを報知する報知部としても機能する。
また、他の移動局40からの直接通信による無線キャリア(周波数F2)は、アンテナ47で受信され、アンテナ共用器46を介して第2受信部45に入力される。第2受信部45に入力された信号は、高周波増幅され、所定の中間周波数に変換され、更に、復調され、制御部41に供給される。制御部41で所定の信号処理がなされた後、音声符号化/復号化部48で復号化され、スピーカ49やレシーバ51から音声出力される。
移動局40(1)から指令台10へ通話する場合、送信元の移動局40(1)の操作部53を操作し、例えば、PTTボタンを押す。PTTボタンを押している間は送信中の状態となるので、このときマイク52から入力される音声信号は、音声符号化/復号化部48から制御部41を経て送信部43に入力され、アンテナ共用器46を介してアンテナ47から送信周波数F2で出力され、基地局30(1)の受信部34へ送信される。基地局30(1)へ送信される通話信号には、送信元である移動局40(1)の送信元ID(識別子)が含まれる。
こうして、ビジー信号は、移動局40(1)から送信が行われている間、基地局30(1)から送信される。PTTボタン押下状態が解除されると、移動局40(1)の送信状態が解除され、基地局30(1)からの折り返し信号(ビジー信号を含む)も停止する。
通信ゾーン1内の各移動局40(1),(2),(3),(5)では、基地局30(1)から折り返し送信された通話信号は、アンテナ47で受信され、アンテナ共用器46を介して第1受信部44に入力される。第1受信部44に入力された信号は、制御部41でその内容を解析され、ビジー信号が含まれているか否か判断される。
送信元以外の移動局40(2),(3),(5)においては、第1受信部44に入力された信号は、制御部41から音声符号化/復号化部48を経て、スピーカ49やレシーバ51から音声出力される。また、ビジー信号を受信中であっても、後述するように強制送信動作が可能となる。
基地局30(1)において、回線制御装置20から受信した通話信号は、制御部31から送信部33に送られ、送信部33から周波数F1で送信される。このとき、送信元の移動局40(1)が送信中(PTTボタン押下中)のときは、送信元の移動局40(1)からの折り返し信号の送信を停止し、指令台10からの通話信号を送信する。この指令台10からの通話信号に含めてビジー信号が送信される。送信元の移動局40(1)が送信中でないときは、指令台10からの通話信号に含めて非ビジー信号が送信される。
移動局40(1)において、基地局30(1)から送信された通話信号は、アンテナ47で受信され、アンテナ共用器46を介して第1受信部44に入力される。第1受信部44に入力された信号は、制御部41から音声符号化/復号化部48を経て、スピーカ49やレシーバ51から音声出力される。同様に、通信ゾーン1内の他の移動局40においても、基地局30(1)から送信された通話信号は、アンテナ47で受信され、スピーカ49やレシーバ51から音声出力される。
先ず、送信元の移動局40(2)の操作部53を操作し、例えば、PTTボタンを押す。PTTボタンを押している間は送信中の状態となるので、このときマイク52から入力される音声信号は、音声符号化/復号化部48から制御部41を経て送信部43に入力され、アンテナ共用器46を介してアンテナ47から送信周波数F2で出力され、基地局30(1)の受信部34へ送信される。基地局30(1)へ送信される通話信号には、送信元である移動局40(2)の送信元ID(識別子)が含まれる。
送信元以外の移動局40(1),(3),(5)においては、ビジー信号を受信中であっても、後述するように強制送信動作が可能となる。
先ず、送信元の移動局40(3)の操作部53を操作し、例えば、PTTボタンを押す。PTTボタンを押している間は送信中の状態となるので、このときマイク52から入力される音声信号は、音声符号化/復号化部48から制御部41を経て送信部43に入力され、アンテナ共用器46を介してアンテナ47から送信周波数F2で出力され、他の移動局40へ送信される。送信される通話信号には、送信元である移動局40(3)の送信元IDが含まれる。
移動局間直接通信においては第2受信部45で受信するので、このことから制御部41は、移動局間直接通信であることを認識できる。
まず、移動局40は、自局のPTTボタンが押下されたか否か判断し(ステップS1)、PTTボタンが押下されていない場合はPTTボタンが押下されるまで待ち(ステップS1でNo)、PTTボタンが押下された場合は(ステップS1でYes)、基地局30からビジー信号を受信中か否かを判断し(ステップS2)、ビジー信号を受信中でない場合は(ステップS2でNo)、ステップS9へ移行し、後述する送信可能音鳴動やマイク52から入力した音声の送信処理を行う。
基地局30からビジー信号を受信中である場合は(ステップS6でYes)、PTTボタン押下が解除されたか否か判断し(ステップS7)、PTTボタン押下が解除されている場合は(ステップS7でYes)、ステップS1へ戻る。PTTボタン押下が解除されていない場合は(ステップS7でNo)、PTTボタン押下時間がPTTボタンの押下開始から第2の時間を経過したか否か判断し(ステップS8)、第2の時間を経過していない場合は(ステップS8でNo)、ステップS6へ戻る。
(1)他の移動局が基地局通信を行っていてビジー信号受信中であっても、緊急時等において、強制送信を行うことができる。
(2)ビジー信号受信中にPTTボタンを押しても、その後ビジー解除を検出すると自動的に送信を開始するので、使用者は、ビジー状態であるか確認することなくPTTボタンを押下することができ、使い勝手がよい。例えば、使用者は、相手の音声が聞こえなくなった時点でPTTボタンを押下すればよい。
(3)ビジー解除を検出すると自動的に送信を開始するので、第1の時間や第2の時間を待つことなく、ビジー解除され次第、強制送信を行うことができる。
(4)PTTボタンを第1の時間押下し続けることにより送信不可能音を鳴動し、さらに継続して第2の時間押下し続けることにより送信可能音を鳴動して送信処理を行うよう構成しているので、使用者は、送信不可能音が鳴動したときにビジー信号受信中にも拘らず強制送信を行うか否か判断し、そのうえで、強制送信を行う場合は、そのままPTTボタンを押下し続ければよく、使い勝手がよい。
例えば、上述した実施形態では、同報通信(一斉通信)の場合の移動局の送信動作を例に挙げて説明したが、本発明は、通信相手を指定して通信を行うセレコールの個別通信や通信相手として特定のグループを指定して通信を行うグループ通信時にも適用できることは言うまでもない。
なお、本発明において、送信可状態である旨の報知と、送信不可状態である旨の報知は、同一手段から行ってもよいし、異なる手段から行っても良い。
また、本発明は、本発明に係る処理を実行するシステムとしてだけでなく、装置、方法として、或いは、このような方法やシステムを実現するためのプログラムや当該プログラムを記録する記録媒体などとして把握することができる。
また、本発明は、CPUがメモリに格納された制御プログラムを実行することにより制御する構成としてもよく、また、ハードウエア回路として構成してもよい。
第1の発明は、
複数の移動局と、前記複数の移動局と無線で接続される基地局と、前記基地局を介して前記移動局と通話信号を交信する指令台とを備えた無線通信システムであって、
前記基地局は、
第1の周波数を用いて前記各移動局に信号を送信する基地局送信部と、前記第1の周波数と異なる第2の周波数を用いて前記各移動局から信号を受信する基地局受信部とを備え、
前記基地局を介する前記移動局間、または、前記移動局と前記指令台との間の基地局通信において、送信元の前記移動局からの前記第2の周波数を用いた通話信号を前記基地局受信部で受信中に、移動局から受信中であることを示すビジー信号を前記第1の周波数を用いて前記基地局送信部から送信し、
前記移動局は、
前記第2の周波数を用いて信号を送信する移動局送信部と、前記第1の周波数を用いて前記基地局から信号を受信する移動局受信部と、通信の際に使用者からの送信の指示を受け付ける操作部と、使用者からの音声を入力するマイクと、送信可状態であるか送信不可状態であるかを報知する報知部とを備え、
前記基地局から前記ビジー信号を受信中に前記操作部が前記送信の指示を受け続けている状態において、前記送信の指示の開始から所定の第1の時間経過する前に前記ビジー信号を受信しなくなった場合は、前記報知部が送信可状態である旨を報知するとともに前記マイクから入力された音声信号を前記移動局送信部から送信する音声信号送信動作を行い、前記第1の時間経過するまで前記ビジー信号を受信し続けた場合は、前記報知部は送信不可状態である旨を報知し、前記第1の時間の間前記ビジー信号を受信し続けた後、前記送信の指示の開始から所定の第2の時間の経過前に前記ビジー信号を受信しなくなった場合、および、前記第2の時間経過するまで前記ビジー信号を受信し続けた場合は、前記報知部が送信可状態である旨を報知するとともに前記音声信号送信動作を行うことを特徴とする無線通信システム。
複数の移動局と、前記複数の移動局と無線で接続される基地局と、前記基地局を介して前記移動局と通話信号を交信する指令台とを備えた無線通信システムにおける前記移動局であって、
第1の周波数を用いて前記基地局から信号を受信する受信部と、前記第1の周波数とは異なる第2の周波数を用いて信号を送信する移動局送信部と、通信の際に使用者からの送信の指示を受け付ける操作部と、使用者からの音声を入力するマイクと、送信可状態であるか送信不可状態であるかを報知する報知部とを備え、
前記基地局から前記ビジー信号を受信中に前記操作部が前記送信の指示を受け続けている状態において、前記送信の指示の開始から所定の第1の時間経過する前に前記ビジー信号を受信しなくなった場合は、前記報知部が送信可状態である旨を報知するとともに前記マイクから入力された音声信号を前記移動局送信部から送信する音声信号送信動作を行い、前記第1の時間経過するまで前記ビジー信号を受信し続けた場合は、前記報知部は送信不可状態である旨を報知し、前記第1の時間の間前記ビジー信号を受信し続けた後、前記送信の指示の開始から所定の第2の時間の経過前に前記ビジー信号を受信しなくなった場合、および、前記第2の時間経過するまで前記ビジー信号を受信し続けた場合は、前記報知部が送信可状態である旨を報知するとともに前記音声信号送信動作を行うことを特徴とする移動局。
Claims (2)
- 複数の移動局と、前記複数の移動局と無線で接続される基地局と、前記基地局を介して前記移動局と通話信号を交信する指令台とを備えた無線通信システムであって、
前記基地局は、
第1の周波数を用いて前記各移動局に信号を送信する基地局送信部と、前記第1の周波数と異なる第2の周波数を用いて前記各移動局から信号を受信する基地局受信部とを備え、
前記基地局を介する前記移動局間、または、前記移動局と前記指令台との間の基地局通信において、送信元の前記移動局からの前記第2の周波数を用いた通話信号を前記基地局受信部で受信中に、移動局から受信中であることを示すビジー信号を前記第1の周波数を用いて前記基地局送信部から送信し、
前記移動局は、
前記第2の周波数を用いて信号を送信する移動局送信部と、前記第1の周波数を用いて前記基地局から信号を受信する移動局受信部と、通信の際に使用者からの送信の指示を受け付ける操作部と、使用者からの音声を入力するマイクと、送信可状態であるか送信不可状態であるかを報知する報知部とを備え、
前記基地局から前記ビジー信号を受信中に前記操作部が前記送信の指示を受け続けている状態において、前記送信の指示の開始から所定の第1の時間経過する前に前記ビジー信号を受信しなくなった場合は、前記報知部が送信可状態である旨を報知するとともに前記マイクから入力された音声信号を前記移動局送信部から送信する音声信号送信動作を行い、前記第1の時間経過するまで前記ビジー信号を受信し続けた場合は、前記報知部は送信不可状態である旨を報知し、前記第1の時間の間前記ビジー信号を受信し続けた後、前記送信の指示の開始から所定の第2の時間の経過前に前記ビジー信号を受信しなくなった場合、および、前記第2の時間経過するまで前記ビジー信号を受信し続けた場合は、前記報知部が送信可状態である旨を報知するとともに前記音声信号送信動作を行うことを特徴とする無線通信システム。 - 複数の移動局と、前記複数の移動局と無線で接続される基地局と、前記基地局を介して前記移動局と通話信号を交信する指令台とを備えた無線通信システムにおける前記移動局であって、
第1の周波数を用いて前記基地局から信号を受信する受信部と、前記第1の周波数とは異なる第2の周波数を用いて信号を送信する移動局送信部と、通信の際に使用者からの送信の指示を受け付ける操作部と、使用者からの音声を入力するマイクと、送信可状態であるか送信不可状態であるかを報知する報知部とを備え、
前記基地局から当該基地局が他の移動局から受信中であることを示すビジー信号を受信中に前記操作部が前記送信の指示を受け続けている状態において、前記送信の指示の開始から所定の第1の時間経過する前に前記ビジー信号を受信しなくなった場合は、前記報知部が送信可状態である旨を報知するとともに前記マイクから入力された音声信号を前記移動局送信部から送信する音声信号送信動作を行い、前記第1の時間経過するまで前記ビジー信号を受信し続けた場合は、前記報知部は送信不可状態である旨を報知し、前記第1の時間の間前記ビジー信号を受信し続けた後、前記送信の指示の開始から所定の第2の時間の経過前に前記ビジー信号を受信しなくなった場合、および、前記第2の時間経過するまで前記ビジー信号を受信し続けた場合は、前記報知部が送信可状態である旨を報知するとともに前記音声信号送信動作を行うことを特徴とする移動局。
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