JP2009206744A - 電子機器および通信制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザによる操作画面の操作無しで、接続相手との無線接続を容易に確立することが可能な電子機器を実現する。
【解決手段】システム制御部102は、電子機器100に設けられた動き検出部106によって検出された、電子機器100に外部から加えられる力が基準値を超えた場合、その検出時点よりも前の所定時間内に動き検出部106によって検出された力が所定値以上であるか否かを判別する。所定値以上であることが判別された場合は、システム制御部102は、無線通信部105を制御して、外部の電子機器に無線接続する手順を実行するための無線接続処理または外部の電子機器からの無線接続要求に応答する待ち受け処理の一方の処理を開始する。また、所定値以上でないことが判別された場合には、システム制御部102は、無線接続処理または待ち受け処理の他方の処理を開始する。
【選択図】 図1

Description

本発明は無線通信を実行する電子機器および同機器に適用される通信制御方法に関する。
近年、電子機器間を接続するためのインタフェースとして、電子機器間を近距離無線通信システムのような無線通信方式を用いて無線接続する無線インタフェースが注目されている。
このような無線インタフェースを利用することにより、ユーザは、ケーブルを介して機器同士を接続することなく、それら機器間の通信を容易に実行することができる。
しかし、無線接続においては、通信対象の機器同士がケーブルを介して物理的に関連づけられる有線接続とは異なり、通信対象の機器間を関連付けるための特別な処理が必要となる。具体的には、例えば、ユーザは、ある機器の通信操作画面等を操作することにより、通信範囲内に存在する機器の中から接続相手とすべき機器を明示的に指定するといった操作を行うことが必要とされる。
また、最近では、無線接続すべき機器間の関連付けを容易にするために、NFC(Near Field Communication)といったより通信範囲の狭い無線通信方式を使用することが提案され始めている。
しかし、NFCにおいては、使用する機器同士を所定の位置関係に設定しなければそれら機器間の通信を上手く行うことが出来ない等の不具合もある。
特許文献1には、無線接続された2つのポータブル装置間でコンテンツの転送を行うシステムが開示されている。このシステムにおいては、2つのポータブル装置間が重ねられた状態で一緒に揺さぶられたことを契機に、それら装置間のコンテンツ転送が開始される。
特表2006−518507号公報
しかし、特許文献1のシステムにおいては、機器間を無線接続するための制御手順については特に考慮されていない。通常、2つの機器間の無線接続を確立するためには、一方の機器が無線接続処理を開始し、他方の機器が待ち受け状態に入ることが必要とされる。このように2つ機器それぞれに対して役割を適切に設定しなければ、2つの機器からの無線接続要求の衝突や、2つの機器が共に待ち受け状態に入ることなどにより、無線接続に失敗する可能性がある。
よって、ユーザによる操作画面の操作等の特別な操作無しで、所望の2つの機器間の無線接続を容易に確立することが可能な新たな機能の実現が必要である。
本発明は上述の事情を考慮してなされたものであり、ユーザによる操作画面の操作無しで、接続相手との無線接続を容易に確立することが可能な電子機器および通信制御方法を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するため、本発明の一態様によれば、無線通信を実行する無線通信部を含む電子機器であって、前記電子機器に外部から加わる力を検出する検出手段と、前記検出手段によって検出された力が予め決められた基準値を超えた場合、前記検出された力が前記基準値を超えたことが検出された検出時点よりも前の所定時間内に前記検出手段によって検出された力が所定値以上であるか否かを判別する手段と、前記検出時点よりも前の前記所定時間内に検出された力が前記所定値以上であることが判別された場合、前記無線通信部を制御して、外部の電子機器に無線接続する手順を実行するための無線接続処理または外部の電子機器からの無線接続要求に応答する待ち受け処理の一方の処理を開始し、前記検出時点よりも前の前記所定時間内に検出された力が前記所定値以上でないことが判別された場合、前記無線通信部を制御して、前記無線接続処理または前記待ち受け処理の他方の処理を開始する接続制御手段とを具備することを特徴とする電子機器が提供される。
本発明の別の態様によれば、電子機器に設けられた無線通信部によって実行される無線通信を制御する通信制御方法であって、前記電子機器に外部から加わる力を検出する検出ステップと、前記検出ステップによって検出された力が予め決められた基準値を超えた場合、前記検出された力が前記基準値を超えたことが検出された検出時点よりも前の所定時間内に前記検出ステップによって検出された力が所定値以上であるか否かを判別するステップと、前記検出時点よりも前の前記所定時間内に検出された力が前記所定値以上であることが判別された場合、前記無線通信部を制御して、外部の電子機器に無線接続する手順を実行するための無線接続処理または外部の電子機器からの無線接続要求に応答する待ち受け処理の一方の処理を開始し、前記検出時点よりも前の前記所定時間内に検出された力が前記所定値以上でないことが判別された場合、前記無線通信部を制御して、前記無線接続処理または前記待ち受け処理の他方の処理を開始する接続制御ステップとを具備することを特徴とする通信制御方法が提供される。
本発明によれば、ユーザによる操作画面の操作無しで、接続相手との無線接続を容易に確立することが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る電子機器のシステム構成を概略的に示している。この電子機器100は無線通信機能を有するデバイスであり、例えば、携帯型音楽プレーヤのような携帯型電子機器として実現されている。この電子機器100は、例えば、Bluetooth(登録商標)のような近距離無線通信方式を用いて、外部の電子機器200との無線通信を実行することができる。
電子機器200は、例えば、スピーカ、ヘッドセット等の携帯型電子機器として実現されている。この電子機器200も、電子機器100と同様の無線通信機能を有している。電子機器100から電子機器200へのデータ転送は、例えば、BluetoothのAdvanced Audio Distribution Profile(A2DP)に従って実行される。この場合、電子機器100はA2DPのソースデバイスとして機能し、また電子機器200はA2DPのシンクデバイスとして機能する。
ソースデバイスはストリーミング再生における転送元デバイスであり、ストリーミング再生すべき音楽等のオーディオデータのストリームを無線信号によって送信する。一方、シンクデバイスは、ストリーミング再生すべき音楽等のオーディオデータを受信する転送先デバイスであり、無線信号によって送られてくるオーディオデータのストリームを受信しながら再生する。
電子機器100は、衝撃、振動、動きといった当該電子機器100自体に外部から加わる力を検出する検出部(以下、動き検出部と称する)を内蔵しており、電子機器100に外部から加わる力が基準値を超えたことをトリガに、他の電子機器との無線接続に必要な動作を開始するように構成されている。例えば、電子機器100を他の電子機器に軽く接触させた際に発生する、ある基準値以上の力(衝撃)が動き検出部によって検出された時に、無線接続のための動作が電子機器100によって自動的に開始される。同様に、電子機器200も動き検出部を備えており、電子機器200に外部から加わる力が基準値を超えたことをトリガに、他の電子機器との無線接続に必要な動作を開始する。
したがって、例えば、ユーザが電子機器100を手に持って、その電子機器100を、机上等に置かれている電子機器200に軽く接触させた時などに、無線接続のための動作が電子機器100および電子機器200の各々によって自動的に開始されることになる。
この場合、検出された力が基準値を超えたことが検出された検出時点の直前に電子機器100および電子機器200それぞれに加わった力に応じて、電子機器100および電子機器200それぞれが実行すべき無線接続制御動作の内容が決定される。つまり、電子機器100と電子機器200とが接触される直前のある期間内における電子機器100および電子機器200のそれぞれの動きに応じて、電子機器100および電子機器200のどちらが、無線接続処理を開始するイニシエータとして動作し、どちらが無線接続要求を待ち受けるためのアクセプタとして機能するかが自動的に決定される。
イニシエータは、外部の電子機器に無線接続する手順を実行するための無線接続処理を開始する側のデバイスである。一方、アクセプタは、イニシエータから送信される無線接続要求に応答する待ち受け処理を実行する側のデバイスである。
本実施形態では、検出された力が基準値を超えたことが検出された検出時点よりも前の所定時間内に加わった力が所定値以上の電子機器、つまりユーザによって動かされた側の電子機器がイニシエータとして機能し、検出時点よりも前の所定時間内に加わった力が所定値よりも低い電子機器、つまり静止されていた側の電子機器がアクセプタとして機能する。
したがって、ユーザが電子機器100を手に持ってその電子機器100を電子機器200に軽く接触させた場合には、ユーザによって動かされた側のデバイスである電子機器100がイニシエータとして機能し初め、静止していた側のデバイスである電子機器200がアクセプタとして機能し始める。逆に、ユーザが電子機器200を手に持ってその電子機器200を電子機器100に軽く接触させた場合には、今度は、電子機器200がイニシエータとして機能し初め、電子機器100がアクセプタとして機能し始めることになる。
よって、電子機器100および電子機器200の2つの機器が同時に無線接続要求を送出することによる無線接続要求の衝突や、これら2つの機器が共に待ち受け状態に入るといった事態の発生を防止することができる。ユーザは、例えば、電子機器100を電子機器200に軽く接触させるだけで、それら電子機器間を無線接続することができる。よって、ユーザによる操作画面の操作等の特別な操作無しで、所望の2つの機器間の無線接続を容易に確立することが可能となる。
次に、電子機器100の構成例を説明する。
電子機器100は、図1に示すように、メモリ101、システム制御部102、ユーザによる操作を入力する入力部103、アンテナ104、無線通信部105、動き検出部106、各種情報をユーザに表示するための表示部107、電源部108、ユーザに対する各種音声を出力するための音声出力部109、音声出力部109からの音声信号を音声として出力するためのスピーカ110より構成される。
システム制御部102は電子機器100の動作を制御するために設けられたプロセッサであり、メモリ101に格納されたプログラムを実行することにより、入力部103、無線通信部105、動き検出部106、表示部107、電源部108、音声出力部109をそれぞれ制御する。メモリ101は例えば不揮発性のメモリデバイスから構成されており、ここには、電子機器100の動作を制御するためのプログラムが格納されている。このプログラムには、A2DPの機能と、動き検出部106を用いた接続制御処理とをシステム制御部102に実行させるためのルーチンなどが含まれている。
無線通信部105は、外部の電子機器との無線通信をBluetooth規格等に準拠した手順で実行するデバイスであり、ベースバンド処理部およびRF部を備えている。動き検出部106は電子機器100に外部から加わる力を検出するモジュールであり、例えば、3次元の加速度センサーのような、物体の動き、振動等に伴う加速度を検出可能なモジュールから構成されている。また、動き検出部106としては、振動センサーなどを使用することもできる。
動き検出部106は、電子機器100に外部から加わる力、つまり電子機器100の加速度を一定時間間隔で検出し、その検出結果としての加速度データをシステム制御部102に送出する。なお、このシステムを構成している入力部103、表示部107、音声出力部109、スピーカ110についてはあくまでも一例であり、本発明のシステム構成として必ずしも必要なものでは無い。
システム制御部102は、電子機器100と外部の他の電子機器との間の無線接続を自動的に確立するための接続制御部102aとして動作する。この接続制御部102aは、動き検出部106からの加速度データに基づいて、電子機器100に加わる力が予め決められた基準値を超えたか否かを判別する。電子機器100に加わる力が基準値を越えたことが検出された場合、接続制御部102aは、電子機器100に加わる力が基準値を超えたことが検出された検出時点よりも前の所定時間内に動き検出部106から出力された加速度データに基づいて、その所定時間内に電子機器100に加わった力を判定する。所定時間内に電子機器100に加わった力が所定値以上であるならば、接続制御部102aは、無線通信部105を制御することによって、外部の電子機器に無線接続する手順を実行するための無線接続処理を開始する。一方、所定時間内に電子機器100に加わった力が所定値以上でなかったならば、接続制御部102aは、無線通信部105を制御することによって、外部の電子機器からの無線接続要求に応答する待ち受け処理を開始する。
電子機器200も、電子機器100と同様の無線通信部、動き検出部、および接続制御部をそれぞれ備えている。
次に、図2のフローチャートを参照して、電子機器100によって実行される接続制御処理の手順を説明する。
いま、無線通信部105は、無線接続処理および待ち受け処理のどちらも実行しない状態に設定されているものとする。システム制御部102は、まず、動き検出部106より加速度データの取得を行い(ステップS10)、その加速度データに基づいて、電子機器100に加わる力が基準値を越えたか否かを判別する(ステップS11)。この基準値は、例えば電子機器100と電子機器200を軽く接触させた際に発生する力に対応する値に予め設定されている。物体の接触時には衝撃や振動によって一定量の加速度(重力加速度)が発生するので、その加速度(スカラー量)から上述の基準値を決めればよい。この場合、システム制御部102は、動き検出部106によって検出された電子機器100の加速度のスカラー量と、基準値として決められた加速度のスカラー量とを比較することにより、電子機器100に加わる力が基準値を越えたか否か、つまり電子機器100と他の電子機器との接触による衝撃が電子機器100に加わったか否かを判別することができる。
電子機器100に加わる力が基準値を越えたならば(ステップS11のYES)、システム制御部102は、電子機器100が外部の電子機器に接触されたと判断する。そして、システム制御部102は、電子機器100に加わる力が基準値を越えたことが検出された時点から過去の所定定時間前までの期間内における加速度データに基づいて、その期間内に電子機器100の動きによってその電子機器100に所定値以上の力が加えられたかどうかを判別する(ステップS12)。ユーザが電子機器100を手に持って、電子機器100を他の電子機器に軽く接触させた場合、その接触の直前の一定時間内においては、電子機器100の揺れ等の動きによる加速度の変化により、所定値以上の力が電子機器100に加えられる。よって、他の電子機器との接触の直前の一定時間内に検出された加速度の変化量等に基づいて、電子機器100が他の電子機器との接触のためにユーザによって動かされた機器であるか、あるいは静止されていた機器であるかを判別することができる。
例えば、ステップS12においては、電子機器100に加わる力が基準値を越えたことが検出された時点の直前の所定時間内に動き検出部106によって一定時間間隔毎に検出された力のサンプリング値、つまり所定時間内に動き検出部106によって一定時間間隔毎に検出された加速度のサンプリング値(スカラー量)の積算値を、所定時間内における加速度の変化量として算出するようにしてもよい。
この積算値は、所定時間内に電子機器100に加わる力の変動の大きさの総量、つまり所定時間内における加速度の変化量に相当するものである。したがって、この積算値と所定値とを比較することにより、電子機器100が他の電子機器との接触前にユーザによって動かされた機器であるか否かをより精度良く判定することができる。もちろん、所定時間内に電子機器100に加わる力の平均値などを算出し、その算出された平均値に基づいて、電子機器100が他の電子機器との接触前にユーザによって動かされた機器であるか否かを判定するようにしてもよい。
接触直前の所定期間内に電子機器100に加えられた力が所定値よりも低いならば(ステップS12のNO)、システム制御部102は、無線通信部105を制御して、外部の電子機器からの無線接続要求に応答するための待ち受け処理を開始する(ステップS13)。
ここで、待ち受け処理は、問い合わせ応答処理と接続応答処理とを含み得る。問い合わせ応答処理は、外部の電子機器からブロードキャスト送信される局探索要求メッセージに応答して、電子機器100のデバイスアドレス等の識別情報を含む所定の応答メッセージを外部の電子機器宛に送信する処理であり、これはBluetoothのInquiry Scanが有効な状態に相当する。
接続応答処理は、外部の電子機器から送信される電子機器100宛の呼び出しメッセージの受信を待機し、呼び出しメッセージの受信時にその呼び出しメッセージに応答する処理であり、これはBluetoothのPage Scanが有効な状態に相当する。
ステップS13では、システム制御部102は、Inquiry ScanとPage Scanとを有効にして、無線通信部105を、InquiryとPageを受付可能なステートに設定する。これにより、電子機器100は外部の電子機器から発見可能な状態となり、且つ外部の電子機器からの要求に応じて外部の電子機器との無線接続が可能な状態となる。
その後、システム制御部102は、無線通信部105と協同して、外部の電子機器からの無線接続要求(呼び出しメッセージ)を受けたか否かの判別を行い(ステップS14)、無線接続要求(呼び出しメッセージ)を受けた場合には(ステップS14のYES)、呼び出し応答メッセージを送信して外部の電子機器との無線接続を確立する(ステップS17)。
ステップS14にて無線接続要求(呼び出しメッセージ)を受けなかったことが判別された場合(ステップS14のNO)、システム制御部102は、接続待ち受けのタイムアウトになったかの判断を行い(ステップS15)、タイムアウトしたと判断された場合(ステップS15のYES)には、待ち受け処理を停止して(ステップS16)終了する。タイムアウトしたと判断されない場合(ステップS15のNO)には、再びステップS14の処理に戻り相手機器からの無線接続要求を待ち受ける。
接触直前の所定期間内に電子機器100に加えられた力が所定値以上であるならば(ステップS12のYES)、システム制御部102は、無線通信部105を制御して、外部の電子機器に無線接続する手順を実行するための無線接続処理を開始する。ここで、無線接続処理は、局探索処理と接続要求送信処理とを含み得る。
局探索処理は、局探索要求メッセージを送信しこの局探索要求メッセージに対応する応答メッセージに応じて無線通信可能な外部の電子機器を探索する処理であり、これはBluetoothのInquiryに相当する。また接続要求送信処理は、局探索処理によって探索された外部の電子機器との無線接続を確立するために当該電子機器宛に呼び出しメッセージを送信する処理であり、これはBluetoothのPageに相当する。
すなわち、システム制御部102は、まず、これから接続を行う機器を探索するための局探索処理を開始する(ステップS20)。ここで、接続可能な機器を発見した場合(ステップS21のYES)には、システム制御部102は、その発見した機器宛に呼び出しメッセージを送信して(ステップS22)、その発見した機器との無線接続を行う(ステップS17)。なお、ステップS21にて接続可能な機器が発見出来なかった場合(ステップS21のNO)には、接続を行わずにそのまま本処理を終了する。
次に、図3を参照して、電子機器100を電子機器200に接触させた場合に電子機器100に加わる力(加速度のスカラー量)の変化について説明する。
図3において、aは、図2のステップS11の処理で用いられる基準値を示している。この基準値aは、例えば、ある加速度の値(スカラー量)である。t1は電子機器100をユーザが手に持って動かし始めた時の時間である。t3は電子機器100に加わる力(加速度)が基準値aを上回った時の時間である。t2は(t3−Δt)の時間となっており、t3からある一定時間(Δt)前の時点を示す。
この図3が示すように、ユーザが電子機器100を手にとって電子機器200に接触させた場合、外部からの力が基準値aを超えた時間t3から△tだけさかのぼった時間t2までの期間内においては、電子機器100の揺れ等の動きによって、電子機器100に加わる力の方が、静止している電子機器200に加わる力よりも大きくなる。よって、時間t3から時間t2までの期間内に加わる力の大きさが所定値以上であるか否かを判定することにより、接触のためにユーザによって動かされた側の機器であるか否かを判定することが可能となる。
この場合、例えば、時間t3から時間t2までの期間内に動き検出部106によって一定時間間隔毎に検出される加速度の積算値を当該期間内における加速度の変化量(斜線部の面積)として求め、この値が予め決められた値以上であるか否かを判定するようにしてもよい。
図4は、電子機器100、電子機器200、電子機器300の3つのデバイスが無線通信可能な範囲内に存在している状態において、電子機器100から電子機器200に対して無線接続を行う場合を示している。
ユーザが電子機器100を手に持って当該電子機器100を動かして、当該電子機器100を電子機器200に対して軽く接触させる操作を行うと、電子機器200は無線接続の待機状態となり、また電子機器100は無線接続処理を開始する状態となる。
ここで電子機器100は図2のステップS20の処理により接続可能な機器の探索を行うが、無線通信が可能な範囲内に存在している電子機器300は無線接続の待機状態とはなっていないことから、探索の結果、電子機器200のみが発見されることになり、その結果、電子機器100から電子機器200に対しての無線接続が実施され、電子機器100と電子機器200との間の無線接続が確立されることとなる。
もちろん、接続相手とすべき電子機器200のデバイスアドレスのような識別情報を予め電子機器100に登録しておいてもよい。この場合には、電子機器100は、無線接続処理においては、局探索処理は行わず、登録された識別情報によって指定される電子機器宛に呼び出しメッセージを送信する接続要求送信処理のみを実行すればよい。
また、本実施形態では、接触の時点よりも前の所定時間内に加わった力が所定値以上の場合に無線接続処理を開始し、所定値よりも低い場合に待ち受け処理を開始するようにしたが、これとは逆に、接触の時点よりも前の所定時間内に加わった力が所定値以上の場合に待ち受け処理を開始し、所定値よりも低い場合に無線接続処理を開始するようにしてもよい。
また、本実施形態では、電子機器100に外部から加わる力が基準値を超えたことをトリガに、他の電子機器との無線接続に必要な動作を無条件に開始するようにしたが、無線接続処理がユーザの意図に反して実行されしまうことを未然に防ぐために、電子機器100に外部から加わる力が基準値を超えた時に、電子機器100に入力部103として設けられているプッシュボタンのような操作ボタンがオン操作されているか否かを判定し、オン操作されている場合にのみ無線接続のための動作の実行を許可するようにしてもよい。
この場合、例えば、図5のフローチャートに示すように、新たにステップS30の処理を追加し、S30にてプッシュボタンが押されていることが判定された場合にのみS20以降の無線接続処理を実行するようにし、S30にてプッシュボタンが押されていないことが判定された場合にはS20以降の無線接続処理の実行を禁止するように構成してもよい。
また、ステップS30の処理は、例えば、ステップS11とS12との間に追加して、電子機器100に外部から加わる力が基準値を超え且つプッシュボタンが押されていることを条件に、ステップS12以降の処理を行うようにしても良い。また、ステップS30の処理を、例えば、ステップS12とS13との間に追加してもよい。
また、プッシュボタンのような操作ボタンの操作の有無で無線接続に関する処理の実行を許可/禁止するのではなく、電子機器100に外部から加わる力が基準値を超えた時に、電子機器100が自動接続モードのような特定の動作モードに設定されているか否かを判別し、特定の動作モードに設定されている場合にのみ、無線接続のための動作の実行を許可するように構成することもできる。
以上のように、本実施形態では、電子機器100に外部から加わる力が基準値を超えたことをトリガに他の電子機器との無線接続に必要な動作を開始するように構成すると共に、基準値を超えたことが検出された検出時点の直前に電子機器100に加わった力に応じて、電子機器100がイニシエータまたはアクセプタのどちらとして機能すべきかが自動的に決定される。よって、ユーザは、無線接続用の操作画面を操作することなく、電子機器100を手に持って接続相手の電子機器に接触させる操作、あるいは接続相手の電子機器を手に持って電子機器100に接触させる操作を行うだけで、電子機器100と接続相手の電子機器との無線接続を容易に確立することができる。この場合、お互いの機器同士の接続が衝突してしまい接続に失敗するという事態の発生も未然に防ぐことができ、確実に機器間の無線接続を確立することが可能となる。
また、接続相手となる電子機器は必ずしも本実施形態の電子機器と同じ接続制御機能を有していなくてもよく、例えば、Inquiry Scanが有効になっているデバイスが接続相手であるならば、本実施形態の電子機器を接続相手のデバイスに軽く接触させることで、その間の無線接続を確立することが出来る。また、接続相手のデバイスが接続要求処理を定期的に実行するように構成されたデバイスであるならば、この接続相手のデバイスを、本実施形態の電子機器に軽く接触させることで、その間の無線接続を確立することが出来る。
また、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本発明の一実施形態に係る電子機器のシステム構成の例を示すブロック図。 同実施形態の電子機器によって実行される接続制御処理の手順の例を示すフローチャート。 同実施形態の電子機器に設けられた動き検出部によって検出される、当該電子機器に加えられる力の変化の様子を示す図。 同実施形態の電子機器と他の電子機器との接触によってこれら電子機器間の無線接続が確立されることを説明するための図。 同実施形態の電子機器によって実行される接続制御処理の手順の他の例を示すフローチャート。
符号の説明
100,200,300…電子機器、102…システム制御部、102a…接続制御部、103…入力部、105…無線通信部、106…動き検出部。

Claims (8)

  1. 無線通信を実行する無線通信部を含む電子機器であって、
    前記電子機器に外部から加わる力を検出する検出手段と、
    前記検出手段によって検出された力が予め決められた基準値を超えた場合、前記検出された力が前記基準値を超えたことが検出された検出時点よりも前の所定時間内に前記検出手段によって検出された力が所定値以上であるか否かを判別する手段と、
    前記検出時点よりも前の前記所定時間内に検出された力が前記所定値以上であることが判別された場合、前記無線通信部を制御して、外部の電子機器に無線接続する手順を実行するための無線接続処理または外部の電子機器からの無線接続要求に応答する待ち受け処理の一方の処理を開始し、前記検出時点よりも前の前記所定時間内に検出された力が前記所定値以上でないことが判別された場合、前記無線通信部を制御して、前記無線接続処理または前記待ち受け処理の他方の処理を開始する接続制御手段とを具備することを特徴とする電子機器。
  2. 前記無線接続処理は、局探索要求メッセージを送信しこの局探索要求メッセージに対応する応答メッセージに応じて無線通信可能な外部の電子機器を探索する局探索処理と、前記局探索処理によって探索された外部の電子機器宛に呼び出しメッセージを送信する接続要求送信処理とを含み、
    前記待ち受け処理は、外部の電子機器から送信される局探索要求メッセージに応答して所定の応答メッセージを送信する問い合わせ応答処理と、外部の電子機器から送信される前記電子機器宛の呼び出しメッセージに応答する接続応答処理とを含むことを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  3. 前記検出手段によって検出された力が予め決められた基準値を超えた場合、前記電子機器に設けられた操作ボタンがオン操作されているか否かを判別し、前記操作ボタンがオン操作されていることを条件に前記接続制御手段の動作を許可する手段をさらに具備することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の電子機器。
  4. 前記検出手段によって検出された力が予め決められた基準値を超えた場合、前記電子機器が所定の動作モードに設定されているか否かを判別し、前記電子機器が前記所定の動作モードに設定されていることを条件に前記接続制御手段の動作を許可する手段をさらに具備することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の電子機器。
  5. 電子機器に設けられた無線通信部によって実行される無線通信を制御する通信制御方法であって、
    前記電子機器に外部から加わる力を検出する検出ステップと、
    前記検出ステップによって検出された力が予め決められた基準値を超えた場合、前記検出された力が前記基準値を超えたことが検出された検出時点よりも前の所定時間内に前記検出ステップによって検出された力が所定値以上であるか否かを判別するステップと、
    前記検出時点よりも前の前記所定時間内に検出された力が前記所定値以上であることが判別された場合、前記無線通信部を制御して、外部の電子機器に無線接続する手順を実行するための無線接続処理または外部の電子機器からの無線接続要求に応答する待ち受け処理の一方の処理を開始し、前記検出時点よりも前の前記所定時間内に検出された力が前記所定値以上でないことが判別された場合、前記無線通信部を制御して、前記無線接続処理または前記待ち受け処理の他方の処理を開始する接続制御ステップとを具備することを特徴とする通信制御方法。
  6. 前記無線接続処理は、局探索要求メッセージを送信しこの局探索要求メッセージに対応する応答メッセージに応じて無線通信可能な外部の電子機器を探索する局探索処理と、前記局探索処理によって探索された外部の電子機器宛に呼び出しメッセージを送信する接続要求送信処理とを含み、
    前記待ち受け処理は、外部の電子機器から送信される局探索要求メッセージに応答して所定の応答メッセージを送信する問い合わせ応答処理と、外部の電子機器から送信される前記電子機器宛の呼び出しメッセージに応答する接続応答処理とを含むことを特徴とする請求項5記載の通信制御方法。
  7. 前記検出ステップによって検出された力が予め決められた基準値を超えた場合、前記電子機器に設けられた操作ボタンがオン操作されているか否かを判別し、前記操作ボタンがオン操作されていることを条件に前記接続制御ステップの実行を許可するステップをさらに具備することを特徴とする請求項5又は請求項6記載の通信制御方法。
  8. 前記検出ステップによって検出された力が予め決められた基準値を超えた場合、前記電子機器が所定の動作モードに設定されているか否かを判別し、前記電子機器が前記所定の動作モードに設定されていることを条件に前記接続制御ステップの実行を許可するステップをさらに具備することを特徴とする請求項5又は請求項6記載の通信制御方法。
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