JP2007112388A - 自動車事故記録装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡単な構成でかつ、コストダウンの計れる、自動車事故記録装置を提供する。
【解決手段】自動車事故記録装置は、自動車に取付けられ、自動車事故の発生時にその状況を記録する。自動車事故記録装置は、相互に直交する2面を有する直角平面鏡12と、直角平面鏡12の2面に形成された像を併せて撮像するカメラ11と、カメラ11によって撮像された画像を記録する不揮発性記録装置23と、衝撃を検出する加速度センサー21と、無線機24とを含み、加速度センサー21によって第1の加速度以上の加速度が検出されたとき、不揮発性記録装置23に記録された画像を無線機24によって外部へ送信するよう制御する制御回路20とを含む。
【選択図】図1
【解決手段】自動車事故記録装置は、自動車に取付けられ、自動車事故の発生時にその状況を記録する。自動車事故記録装置は、相互に直交する2面を有する直角平面鏡12と、直角平面鏡12の2面に形成された像を併せて撮像するカメラ11と、カメラ11によって撮像された画像を記録する不揮発性記録装置23と、衝撃を検出する加速度センサー21と、無線機24とを含み、加速度センサー21によって第1の加速度以上の加速度が検出されたとき、不揮発性記録装置23に記録された画像を無線機24によって外部へ送信するよう制御する制御回路20とを含む。
【選択図】図1
Description
この発明は、自動車事故記録装置に関し、特に、構成の簡単な自動車事故記録装置に関する。
自動車に設けられ、この自動車の内外状況を監視する装置がたとえば、特開2002−53080号公報(特許文献1)に開示されている。特許文献1によれば、この装置は、内外状況を視野内に収める取付け位置に、360度全方位にわたる視野を有し、少なくともその視野内に運転者の映像が含まれるような姿勢となした全方位カメラと、この全方位カメラが出力する映像信号を記録するとともに、必要に応じて外部機器に映像情報を伝達する回路群を備えている。
特開2002−53080号公報(図1、段落番号0007等)
従来の自動車の内外状況を監視する装置は上記のように構成されていた。自動車の内外状況を監視するために、全方位カメラが設けられていたため、構成が複雑となり、コストアップになるという問題があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされたもので、簡単な構成でかつ、コストダウンの計れる、自動車事故記録装置を提供することを目的とする。
この発明にかかる、自動車に取付けられ、自動車事故の発生時にその状況を記録する自動車事故記録装置は、第1の面と前記第1の面と所定の角度をなす第2の面とを有する平面鏡と、平面鏡の第1の面と第2の面に形成された像を同時に撮像する撮像手段と、撮像手段によって撮像された画像を記録する記録手段と、衝撃を検出する加速度センサーと、
加速度センサーによって第1の加速度以上の加速度が検出されたとき、記録手段に記録された画像を外部読出し可能な不揮発性記録装置に記録するよう制御する制御手段とを含む。
加速度センサーによって第1の加速度以上の加速度が検出されたとき、記録手段に記録された画像を外部読出し可能な不揮発性記録装置に記録するよう制御する制御手段とを含む。
好ましくは、通信手段を含み、制御手段は、通信手段によって、記録手段に記録された画像を外部へ送信する、請求項1に記載の自動車事故記録装置。
さらに好ましくは、警告手段を含み、制御手段は、加速度センサーが第1の加速度より低い第2の加速度を検出したとき、警告手段を用いて運転者に警告する。
この発明によれば、第1の面と第1の面と所定の角度をなす第2の面とを有する平面鏡と、平面鏡の第1の面と第2の面に形成された像を同時に撮像する撮像手段によって周囲の状況を撮像するため、コストの高い全方位カメラを使用する必要がない。
その結果、簡単な構成でかつ、コストダウンを図りうる、自動車事故記録装置を提供できる。
以下、この発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。図1は、この発明の一実施の形態に係る自動車事故記録装置の要部を示すブロック図である。図1を参照して、自動車事故記録装置は、自動車の内部及び前方の映像を撮像するための撮像ユニット10と、撮像ユニット10を制御する制御回路(制御手段)20と、自動車に取付けられ、加速度を検出する加速度センサー21と、標準電波やGPS等に基づいて時刻信号を発生する時刻発生器22と、CF(コンパクトフラッシュ(登録商標))カードやSDカードのような、外部からその記録された内容を読出し可能な不揮発性記録装置23と、アンテナ24aを備えた無線機(通信手段)24と、スピーカまたはブザーのような警告手段25とを含み、加速度センサー21、時刻発生器22、不揮発性記録装置23、無線機24および警告手段25は、制御手段として作動する制御回路20によって制御される。
撮像ユニット10は、2つの平面鏡を所定の角度、たとえば、90°でその一端で交わるように接続した直角平面鏡12と、直角平面鏡12に形成された2つの平面鏡上の映像を撮像するカメラ(撮像手段)11と、周囲の音声を検出するマイクロフォン13とを含む。加速度センサー21は、自動車の前後方向と左右方向の加速度を同時に独立して検出する。
図2は、自動車事故記録装置の具体的な構成を示す側面図(図2(A)、(図2(B)において、A−Aで示す部分の矢視図に対応する)と、平面図(図2(B))である。図2を参照して、自動車事故記録装置は、自動車のフロントガラス31に取付けられる筐体26と、筐体26に取付けられた、撮像ユニット10と、マイクロフォン13と、無線機24としてのたとえば、PHSのアンテナ24aとを含む。撮像ユニット10は、カメラ11と、カメラ11の撮影レンズ11aの前方に設けられた直角平面鏡12とを含む。直角平面鏡12は、上記したように、自動車のフロントガラス31の方向の画像を映す前方画面12aと、その反対方向である室内の画像を写す室内画面12bとを有し、カメラ11は、双方の画像を併せて撮像する。ここで、このカメラは広角レンズを有し、後に説明するように、前方および後方において広い範囲を撮像可能である。
筐体26には、制御回路20、加速度センサー21、時刻発生器22、不揮発性記録装置23、無線機24および警告手段25が内蔵されている。
図2(B)に示すように、自動車事故記録装置の筐体26は、2個の吸着盤16a,16bでフロントガラス31に取付けられる。なお、この取り付けは任意の方法で行ってもよい。
図3は、カメラ11の撮像画面を示す図である。図3を参照して、カメラ11の撮像画面には、同時に撮像される前方画面と室内画面とが併せて表示される。またその画面の縦横比は、3:4である。なお、この比は任意に設定してもよい。
図4は、この実施の形態に係る自動車事故記録装置の自動車における取付け位置、およびその場合のカメラの視野を示す図である。図4(A)は自動車の側面図であり、図4(B)は平面図である。図4を参照して、この自動車事故記録装置においては、前方画面および室内画面として縦方向は約55°、水平方向は約80°の範囲が撮像される。したがって、自動車事故が生じたとき、自動車の前方と室内のほとんどの領域を撮像可能である。
次にこの実施の形態における自動車事故記録装置の動作に付いて説明する。図5は自動車事故記録装置の制御回路20が行なう動作の内容を示すフローチャートである。図5を参照して、まず、自動車自己記録装置の図示の無いスイッチが操作されたか否かを判別する(ステップS11、以下ステップを省略する)。スイッチがオンであれば(S11でYES)、カメラ11で自動車の前方と室内とを撮像する。このとき、併せてマイクロフォン13によって周囲の音も検出する(S12)。撮像された画像および音声データはともにデジタル化された信号であり、制御回路20は常時この信号を取り込み、内蔵している図示のない記録素子(記録手段)に、直近の30秒間のデータのみを、現在時刻とともに反復的に継続して記録する(S13)。
この間中、加速度センサー21は自動車の前後方向と左右方向の加速度を同時に独立して検出しており、制御回路20はこれを常時取り込んでいる。加速度センサー21には事故を検出するレベルである、事故時閾値(第1レベル)と、それより低い、危険運転閾値(第2レベル)の2段の閾値が定められている。ここで、第1レベルとは、前後衝撃が0.3〜0.5G以上、左右衝撃が0.2〜0.4G以上をいう。また、第2レベルとは、前後左右とも0.1G以上をいう。このレベルは、急ブレーキ、急ハンドルのような乱暴で危険な運転操作を検出するものである。
加速度センサー21が、第1レベルを超えたことを検出すると(S14でYES)、超えた時刻の5秒前から超えた後の10秒までの映像、音声、時刻データを、先の記録素子から読取り、外部の取出し可能な不揮発性記録装置23に転送して記録する(S15)。同時に、上記のデータの中から必要で且つ伝送可能な信号を携帯電話や、PHSのような無線機24で、会社関係(本社または営業拠点)、必要に応じて、警察署や、消防署、等の必要な連絡先に伝送する(S16)。
なお、不揮発性記録装置23は外部への取出しも可能であるため、これを後で取出して事故状況および運転状況を再現してもよい。
加速度センサーが第1レベルではなく、それより低い第2レベルを検出したときは、事故ではないが、それに近い急ブレーキ等を検出した場合であるので、外部の取出し可能な不揮発性記録装置23に転送して記録した後(S18)、運転者にスピーカ25等を用いて音声等で警告する(S19)。この警告は同時に会社等に無線機24を介して通知してもよい。また、報知手段としては、音声以外に、図示のない表示部等に表示してもよい。
なお、上記実施の形態においては、平面鏡として90°で交わる直角平面鏡を例にあげて説明したが、これに限らず、任意の角度に設定してもよい。
以上、図面を参照してこの発明の実施形態を説明したが、この発明は、図示した実施形態のものに限定されない。図示された実施形態に対して、この発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
10 撮像ユニット、11 カメラ、12 直角平面鏡、13 マイクロフォン、20 制御回路、21 加速度センサー、22 時刻発生器、23 不揮発性記録装置、24 無線機、25 スピーカ、26 筐体。
Claims (3)
- 自動車に取付けられ、自動車事故の発生時にその状況を記録する自動車事故記録装置であって、
第1の面と前記第1の面と所定の角度をなす第2の面とを有する平面鏡と、
前記平面鏡の前記第1の面と前記第2の面に形成された像を同時に撮像する撮像手段と、
前記撮像手段によって撮像された画像を記録する記録手段と、
衝撃を検出する加速度センサーと、
前記加速度センサーによって第1の加速度以上の加速度が検出されたとき、前記記録手段に記録された画像を外部読出し可能な不揮発性記録装置に記録するよう制御する、制御手段とを含む、自動車事故記録装置。 - 通信手段を含み、
前記制御手段は、前記通信手段によって、前記記録手段に記録された画像を外部へ送信する、請求項1に記載の自動車事故記録装置。 - 警告手段を含み、前記制御手段は、前記加速度センサーが前記第1の加速度より低い第2の加速度を検出したとき、前記警告手段を用いて運転者に警告する、請求項1または2に記載の自動車事故記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005308805A JP2007112388A (ja) | 2005-10-24 | 2005-10-24 | 自動車事故記録装置 |
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JP2005308805A JP2007112388A (ja) | 2005-10-24 | 2005-10-24 | 自動車事故記録装置 |
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JP2007112388A true JP2007112388A (ja) | 2007-05-10 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009206744A (ja) * | 2008-02-27 | 2009-09-10 | Toshiba Corp | 電子機器および通信制御方法 |
-
2005
- 2005-10-24 JP JP2005308805A patent/JP2007112388A/ja not_active Withdrawn
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