JP2009202434A - 流体噴射装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】新たな動力を設けることなく、かつ省スペース化を図りつつ、流体の安定的な噴射を確保すること。
【解決手段】一定容量の流体を貯留し得るサブタンク39と、サブタンク39から供給される流体を噴射させることが可能な流体噴射ヘッド70と、回転することによって、流体の被噴射対象となる被噴射媒体38を搬送する紙送りドラム30と、サブタンク39に供給する流体を貯留し得る流体収容容器40と、サブタンク39と流体収容容器40とを接続し、流体収容容器40からサブタンク39への流体の供給を可能とする供給流路と、を具備し、紙送りドラム30は、流体収容容器40を収納するための流体収容容器収納室47を有し、該流体収容容器収納室47は供給流路と連通していることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、流体噴射装置に関する。
近年、インクジェットの記録が高密度になり、それに伴ってノズル径も小さくなってきている。しかし、このようなノズルを備えたプリンタに顔料含有のインクが収容されたカートリッジを搭載し、長時間放置すると、当該インクの色材がタンク内に沈降したり、凝集したりする。このように、インクの色材が沈降もしくは凝集すると、ノズルから噴射されるインクの顔料濃度が低下するといった問題が生じる。また、沈降もしくは凝集したインクがノズルに詰まり、インクの噴射状態が不安定になるといった問題も生じる。
このような問題を解決するために、特許文献1に開示されているインクジェット記録装置では、インクが収容されるインクタンク内に攪拌手段を設け、該攪拌手段によってインクタンク内のインクを攪拌することで、インクの色材が沈降したり、凝集したりするのを防止している。
特開2001−322297号公報(図5、図6、図7等)
しかしながら、特許文献1に開示されているインクジェット記録装置では、インクタンクに収容されているインクを攪拌するために、インクタンクを揺らすための手段を装置の外部に設けている。したがって、インクを攪拌するための手段が別途必要となると共に、該手段を配置するために新たなスペースが必要になるといった問題がある。
本発明は、かかる問題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、新たな動力を設けることなく、かつ省スペース化を図りつつ、流体の安定的な噴射を確保することが可能な流体噴射装置を提供しようとするものである。
上記課題を解決するために、本発明は、一定容量の流体を貯留し得るサブタンクと、サブタンクから供給される流体を噴射させることが可能な流体噴射ヘッドと、回転することによって、流体の被噴射対象となる被噴射媒体を搬送する紙送りドラムと、サブタンクに供給する流体を貯留し得る流体収容容器と、サブタンクと流体収容容器とを接続し、流体収容容器からサブタンクへの流体の供給を可能とする供給流路と、を具備し、紙送りドラムは、流体収容容器を収納するための流体収容容器収納室を有し、該流体収容容器収納室は供給流路と連通しているものである。
このように構成した場合には、紙送りドラムの内部に流体収容容器が収納されるため、流体収容容器を配置するための余分なスペースを設ける必要がなくなる。したがって、流体噴射装置において省スペース化を図ることが可能となる。また、流体収容容器が紙送りドラムと共に回転するため、紙送りドラムを回転させることにより、流体収容容器内の流体を攪拌することが可能となる。さらに、紙送りドラムを回転させるための動力を利用して、流体収容容器内の流体を攪拌できる。このため、流体収容容器内の流体を攪拌するために別途、新たな動力源を設ける必要がなくなる。また、攪拌動作を流体噴射中の紙送り動作で行うことができる。このため、個別に攪拌動作がなされることで、流体の噴射が中断されることがなくなり、スループットの低下を防止できる。
さらに、他の発明は、上述の発明に加えて更に、供給流路は、サブタンクの内部から該サブタンクの外部に連通しているタンク流路と、流体収容容器収納室から紙送りドラムの外周面まで連通している本体流路とを有し、タンク流路と本体流路とが接離可能に設けられているものである。
このように構成した場合には、タンク流路と本体流路とを接続させて流体を供給できるようになる。したがって、紙送りドラムの回転によって供給流路がねじれたりして、流体の供給がスムーズに行われなくなるといった危険性を回避できる。
また、他の発明は、上述の発明に加えて更に、本体流路は、紙送りドラムにおいて、流体噴射ヘッドが当該紙送りドラムに向かって流体を噴射しない領域である非噴射領域に引き出されているものである。このように構成した場合には、流体噴射ヘッドの非流体噴射時に流体収容容器からサブタンクに流体を補給できる。したがって、流体収容容器からサブタンクへの安定的な流体の補給が可能となる。
さらに、他の発明は、上述の発明に加えて更に、本体流路の引き出し部分には補給ヘッドが設けられると共に、タンク流路の引き出し部分にはインク吸引ヘッドが設けられていて、補給ヘッドとインク吸引ヘッドとが対向する向きに、紙送りドラムを回転させる紙送りドラム駆動部と、流体収容容器に収容されている流体をサブタンクに送り込む第1のポンプと、第1のポンプを駆動させる第1ポンプ駆動部と、補給ヘッドを昇降させるアクチュエータ駆動部と、を有し、流体噴射ヘッドの非流体噴射時に、紙送りドラム駆動部の駆動によって紙送りタンクを回転させ、補給ヘッドとインク吸引ヘッドとを対向する方向に向かせ、アクチュエータ駆動部の駆動によって、補給ヘッドを上昇させて、補給ヘッドとインク吸引ヘッドとを当接させることにより、本体流路と前記タンク流路とを接続させ、さらに、第1ポンプ駆動部によって、第1ポンプを駆動させて流体収容容器に貯留されている流体を前記サブタンクに送り込むものである。
このように構成した場合には、単純な動作でサブタンクと流体収容容器との連通状態を確保できると共に、容易に流体の補給を行うことができる。また、流体噴射ヘッドの非流体噴射時に流体の補給が可能となるため、安定した状態で流体収容容器からサブタンクへの流体の補給が可能となる。
また、他の発明は、上述の発明に加えて更に、流体噴射ヘッドのプレート部材に当接されるキャップを有し、キャップは、アクチュエータ駆動部の駆動により昇降し、本体流路とタンク流路とが接続させると同時に、アクチュエータ駆動部がキャップを上昇させ、プレート部材がキャップによって封止されるものである。このように構成した場合には、流体収容容器からサブタンクへの流体の補給時にプレート部材のキャッピングを行うことが可能となる。
さらに、他の発明は、上述の発明に加えて更に、キャップが前記プレート部材を封止して生じる気密空間に負圧をかける第2のポンプと、第2のポンプを駆動させる第2ポンプ駆動部と、流体噴射ヘッドを被噴射媒体の搬送方向と直交する方向に往復移動させるキャリッジ駆動部と、プレート部材に付着している流体をプレート部材に接触して拭き取るワイパーと、を有し、アクチュエータ駆動部と、第2ポンプ駆動部と、キャリッジ駆動部は、クリーニング制御部によって制御され、当該クリーニング制御部は、第1のポンプを駆動させて流体収容容器に貯留されている流体をサブタンクに送り込むと同時に、第2ポンプ駆動部によって第2のポンプを駆動させて、気密空間に負圧をかけ、アクチュエータ駆動部を駆動させてワイパーを上昇させ、キャリッジ駆動部を駆動させて流体噴射ヘッドをワイパーに向かって移動させてプレート部材にワイパーを接触させるものである。このように構成した場合には、流体収容容器からサブタンクへの流体の補給時にプレート部材のクリーニングを行うことが可能となる。
本発明によると、新たな動力を設けることなく、かつ省スペース化を図りつつ、流体の安定的な噴射を確保することが可能となる。
以下、本発明の一実施の形態に係る、流体噴射装置としてのインクジェット式記録装置10について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明において、図1および図2に示す矢示X1方向を左、矢示X2方向を右、このX1方向とX2方向と水平方向で直交する方向となる矢示Y1方向を前、矢示Y2方向を後、このXY平面と直交する方向の矢示Z1方向を上および矢示Z2方向を下とそれぞれ規定する。
<全体構成について>
図1は、流体噴射装置としてのインクジェット式記録装置10の概略構成を示す斜視図である。図2は、紙送りドラム30とキャリッジ20の内部構造をフレーム13の側から見た断面概略図であり、(A)は、カートリッジ40とサブタンク39とが連結する前の状態を示す図であり、(B)は、カートリッジ40とサブタンク39とが接続した状態を示す図である。本実施形態にかかる流体噴射装置をなす各要素は、記録ヘッドおよびその駆動を支援する各種部材を含む記録ヘッド駆動系と、それらの動作を制御する部材を含む制御系とに大別できる。
図1に示すように、このインクジェット式記録装置10には、後方および左右の3方を取り囲むようにフレーム11,12,13が設けられている。筐体の後方のフレーム11の右端からやや左よりの位置と、その左端からやや右よりの位置には、駆動プーリ14と従動プーリ15がそれぞれ設けられ、無端のベルト16がそれら両プーリ14,15に巻き回されている。さらに、その前方には、ガイド部材17が、左側のフレーム12と右側のフレーム13の間にかけ渡されており、キャリッジ20が、そのガイド部材17に沿って摺動し得るように連結されている。キャリッジ20の後方に設けられた連結部材(図示省略)は、ベルト16の所定の位置を挟み込むようにして固定されている。また、駆動プーリ14の回転軸は、後方のフレーム11から前方に貫かれたモータ23の軸に連結されている。よって、このモータ23により駆動プーリ14が正逆回転すると、キャリッジ20はガイド部材17に導かれて左右に往復移動する。
キャリッジ20の下方には、紙送りドラム30が配設されている。この紙送りドラム30は、左側のフレーム12と右側のフレーム13の間に配置されており、両フレーム12,13に回転可能に軸支されている。また、左側のフレーム12には、回転駆動モータ32が埋設されており、その回転軸32aが左側のフレーム12から右側に向かって突出している。この回転軸32aの外周面には歯車溝が形成されている。回転駆動モータ32としては、例えば、ステッピングモータを用いることができ、該モータに与えられるパルスにより、紙送りドラム30を決められた角度で位置決め可能となっている。また、紙送りドラム30の左端は、その外周面に歯車溝が形成された従動部34となっている。回転軸32aと従動部34との間には、中間歯車36が配設されている。この中間歯車36は左側のフレーム13に回転可能に取り付けられている。また、回転軸32aの歯車溝と中間歯車36、並びに、中間歯車36と従動部34の歯車溝とはそれぞれ噛み合っている。これより、駆動モータ32の駆動により、回転軸32aが回転すると、その動力が中間歯車36を介して従動部34に伝達される。このように、駆動モータ32の動力が従動部34に伝達されることにより紙送りドラム30が回転する。なお、従動部34を紙送りドラム30の外径よりも小径に形成し、回転軸32aと従動部34との間を複数の歯車輪列で連結するようにしても良い。
また、紙送りドラム30の上方には、該紙送りドラム30と対向する不図示の対向ローラが配置されている。この対向ローラは、紙送りドラム30に向かって押圧されており、紙送りドラム30が回転駆動されると該対向ローラも回転する。このため、紙送りドラム30上に挿入された用紙38は、紙送りドラム30と対向ローラとの間に挟み込まれながら、前方に向かって搬送される。紙送りドラム30の上を搬送される用紙28には、後述する記録ヘッド70からインクが噴射されて、インクドットの画像が形成される。
キャリッジ20は、画像を形成する記録ヘッド70(図3参照)と、インクを一時的に貯留するサブタンク39と、紙送りドラム30側に収容されるインクをサブタンク39に取り込むためのインク吸引ヘッド72(図2参照)と、を有している。記録ヘッド70およびインク吸引ヘッド72は、共にキャリッジ20から下方に突出するように設けられている(図3参照)。また、インク吸引ヘッド72は、記録ヘッド70の例えば右側に隣接するように設けられている。記録ヘッド70は、一連のノズル開口を設けたノズルプレート、充放電に応じて伸縮する圧電素子、および、ノズルプレートと圧電素子の間に挟まれるキャビティを有する。サブタンク39は、本実施の形態では、合計8つのインク室(図示省略)を有している。そして、各インク室には、例えば、ブラック、シアン、マゼンダ、イエロー、グレー、ライトシアン、ライトマゼンダ、ライトグレー等の8色のインクが貯留されている。図2に示すように、インク吸引ヘッド72には、サブタンク39と連通するタンク流路73が設けられている。このタンク流路73は、サブタンク39に貯留される各インク室と連通するように合計8つ設けられている(図2では、3つのタンク流路73のみを図示するものとする。)。
紙送りドラム30の内部には、上述した各色のインクが収容されたカートリッジ40が配設されている。この各カートリッジ40は、紙送りドラム30の右側の非記録領域に、該紙送りドラム30の外周部において周方向に向かう8箇所の位置から中心方向に向かって着脱可能に取り付けられている(図2等参照)。また、紙送りドラム30におけるカートリッジ40の右側の位置(以下、この位置を「インク補給ポジション」と呼ぶ)には、カートリッジ40のインクをサブタンク39に送り込む際に、キャリッジ20と接続される接続部42が設けられている。接続部42は、記録ヘッド70を封止するためのキャップ43と、インク吸引ヘッド72にインクを補給するための補給ヘッド44とを有する。補給ヘッド44は、キャップ43の右側に紙送りドラム30から上方に突出するように設けられている。また、キャップ43および補給ヘッド44は、キャリッジ20がインク補給ポジションに位置する状態で、記録ヘッド70およびインク吸引ヘッド72とそれぞれ対向するように設けられている。後に詳述するように、キャリッジ20がインク補給ポジションまで移動すると、例えば不図示の移動機構等により、キャリッジ20が下側に移動し、カートリッジ40がサブタンク39と接続するようになっている。具体的には、キャリッジ20がインク補給ポジションまで移動した後、下側に移動すると、記録ヘッド70がキャップ43と接続すると共に、インク吸引ヘッド72が補給ヘッド44と接続する。
図2に示すように、紙送りドラム30の右側の非記録領域には、カートリッジ40を収容するためのカートリッジ収納室47が紙送りドラム30の周方向に沿って合計8つ設けられている。これらカートリッジ収納室47は、紙送りドラム30の中心側の部位から外周面までの間に存在していて、周方向に沿って所定ピッチ毎に設けられている。各カートリッジ収納室47の底部47aには、開口方向に向かって突出するインク供給針47bが設けられている。これらインク供給針47bは、紙送りドラム30の中心に位置する中心部30aと連通し、この連通部分と補給ヘッド44との間には、補給ヘッド44にインクを補給可能とする本体流路49が設けられている。この本体流路49は各インク供給針47bと補給ヘッド44との間を連通するように合計8つ設けられている(図2では、3つの本体流路49のみを図示するものとする。)。
カートリッジ収納室47には、サブタンク39に収容されている各色に対応するカートリッジ40が収容される。図2(A)に示すように、カートリッジ40がカートリッジ収納室47に差し込まれると、インク供給針47bがカートリッジ40のインク導入口40aの内側に挿通する。このため、カートリッジ40内のインクがインク供給針47bを介して、本体流路49に供給されることが可能となる。
また、図2に示すように、補給ヘッド44の開口端側には、上方に向かって突出する8つのノズル部44aが設けられている(図2では、3つのノズル部44aのみを図示するものとする。)。また、ノズル部44aには本体流路49が連通している。このため、図2(B)に示すように、キャリッジ20が下側に移動し、インク吸引ヘッド72が補給ヘッド44に押し付けられると、インク吸引ヘッド72の凹部72aにノズル部44aが嵌まり込む。このように、凹部72a内にノズル部44aが嵌まり込むことで、インク吸引ヘッド72と補給ヘッド44との接続がなされ、タンク流路73と本体流路49が連通する。
また、それぞれの本体流路49の中途部には、合計8個の第1電磁弁51が設けられていて(図2では、3つの第1電磁弁51のみを図示するものとする。)、それぞれの本体流路49の開閉を可能としている。さらに、各本体流路49が集まる中心部30aには、カートリッジ40の内部に負圧をかける第1の吸引ポンプ52(図3参照)が配置されている。また、それぞれのタンク流路73の中途部には、合計8個の第2電磁弁53が設けられていて(図2では、3つの第2電磁弁53のみを図示するものとする。)、タンク流路73の開閉を可能としている。
キャリッジ20がインク補給ポジションまで移動し、記録ヘッド70およびインク吸引ヘッド72が、キャップ43および補給ヘッド44にそれぞれ接続されると、補給されるインクに対応して配置された第1の電磁弁51および第2の電磁弁54が開弁する。そして、第1の吸引ポンプ52から、補給されるインクに対応して配置されたカートリッジ40内に負圧を生じさせる。すると、対応するカートリッジ40内のインクが吸引され、インク供給針47bおよび本体流路49を介して補給ヘッド44に到達する。また、インク吸引ヘッド72と補給ヘッド44とが接続された状態では、相対するタンク流路73と本体流路49とが互いに接続された状態となっている。したがって、補給ヘッド44の位置まで到達したインクは、本体流路49からインク吸引ヘッド72のタンク流路73に流れ込み、該タンク流路73を介して、サブタンク39に補給される。
また、インク吸引ヘッド72と補給ヘッド44とが接続された状態では、記録ヘッド70がキャップ43に当接している。また、キャップ43の左側には、不図示のワイパーが設けられている。該キャップ43およびワイパーは、クリーニング動作が行われる際に機能する。本実施の形態では、インク補給時にクリーニング動作を行うことが可能である。クリーニング動作は、以下の手順に従って実行される。キャリッジ20がインク補給ポジションまで移動し、不図示の移動機構によりキャリッジ20が接続部42に向かって移動すると、上述したように、記録ヘッド70がキャップ43に対向した状態となる。すると、不図示のバネ機構等により、キャップ43が上昇し、ノズルプレート74(図3参照)がキャップ43により封止される。次に、ノズルプレート74へのキャップ43の封止により生まれた気密空間に、第2の吸引ポンプ55(図3参照)を作動させて負圧をかける。これにより、記録ヘッド70のキャビティ内にあるインクが、そこに混在する気泡とともに吸引され、廃液吸収剤75(図3参照)に吸収される。インクの吸引が終わると、負圧状態を解消してから、キャップ43を下降させる。さらに、ノズルプレート74と接する高さまでワイパーを上昇させ、キャリッジ20をインク補給ポジションから左方向に移動させる。この際にワイパーがノズルプレート74上をワイピングし、その下側のインクのメニスカスが整えられ、クリーニング動作が終了となる。なお、ワイピングの際は、インク吸引ヘッド72と補給ヘッド44との接続も解除されているため、キャリッジ20がインク補給ポジションから左方向に移動することが可能である。
<制御部の構成について>
図3は、インクジェット式記録装置10の制御系の詳細を示す図である。図3に示すように、この記録装置10の制御系は、第1の吸引ポンプ52を駆動させるための第1ポンプ駆動部80、そのポンプ52と別に搭載された第2吸引ポンプ55を駆動させるための第2ポンプ駆動部81、回転駆動モータ32を駆動させるための紙送りドラム駆動部82、モータ23を駆動させるためのキャリッジ駆動部83、第1電磁弁51を駆動させ、開弁および閉弁させるための第1電磁弁駆動部84、第2電磁弁53を駆動させ、開弁および閉弁させるための第2電磁弁駆動部85、アクチュエータ86を駆動させるためのアクチュエータ駆動部87、記録ヘッド70を駆動させるためのヘッド駆動部88のほか、画像記録制御部90、インク補給制御部91、およびクリーニング制御部92を有する。これらの各制御部は、カスタマイズされたASIC(Application Specific Integrated Circuit)などのハードウェアロジックにより構成されてもよいし、CPU、RAMとそのRAM上に展開されるプログラムとを用いたソフトウェアロジックにより構成されてもよい。
各制御部の機能について詳述する。画像記録制御部90は、画像記録データを基に紙送りドラム駆動部82と、キャリッジ駆動部83と、ヘッド駆動部88のそれぞれを制御することにより、その画像記録データに応じた画像を用紙38上に形成する。この画像記録制御部90の実行する処理を具体的に示すと以下のようになる。画像記録制御部90は、ホストコンピュータ93のプリンタドライバ94により生成された画像記録データが自らに供給されると、その画像記録データをラスタデータに変換する。続いて、そのラスタデータをなす各画素のアドレスと各々の濃度を特定する。さらに、それらの濃度で各画素のアドレスへドットを形成させるための制御信号を、キャリッジ駆動部83およびヘッド駆動部88へ供給する。
また、この画像記録制御部90は、自らが生成したラスタデータを基にインクの消費量を算出する。具体的には、画像記録データをラスタデータに変換するたびに、そのラスタデータのオンドット数をカウントし、カウントしたオンドット数に1ドットあたりのインク消費量を掛けることにより、ラスタデータ一枚分のインク消費量を算出する。そして、画像記録制御部90は、算出したインク消費量を示す信号をインク補給制御部91へ供給する。
インク補給制御部91は、カートリッジ40からサブタンク39へのインクの間欠的な補給を司るモジュールである。このインク補給制御部91のメモリには、サブタンク39のインク残量Vsを記憶しておくための領域と、カートリッジ40のインク残量Vmを記憶しておくための領域とを有する。そして、このインク補給制御部91は、インク消費量を示す信号が画像記録制御部90から供給されるたびにそのインク消費量をインク残量Vsから減じる。そして、インク残量Vsが閾値を下回ると、第1ポンプ駆動部80、第2ポンプ駆動部81、紙送りドラム駆動部82、キャリッジ駆動部83、第1電磁弁駆動部84、第2電磁弁駆動部85、アクチュエータ駆動部87を制御することによって、カートリッジ40のインクをサブタンク39へ補給し、その補給量をインク残量Vmから減じる、というルーティンを繰り返す。
クリーニング制御部92は、クリーニング動作を司るモジュールである。このクリーニング制御部92は、インク補給制御部91の制御によりインクの補給がなされると同時に、クリーニング動作を開始するように制御する。クリーニング制御部92は、キャップ43の上昇、負圧の付与、負圧状態の解除、キャップ43の下降、ワイパーの上昇、ホームポジションの外へのキャリッジ20の移動、という上述した一連の動作を行わせるための制御信号を、キャリッジ駆動部83、アクチュエータ駆動部87、第2ポンプ駆動部81へ順次供給する。
<インク補給制御部が実行する処理のフローについて>
続いて、インク補給制御部91が実行する処理等について、図4を参照しつつ、詳述する。図4は、インク補給制御部91が実行する処理を示すフローチャートである。図に示す一連の処理は、インク消費量を示す信号が画像記録制御部90から供給されたこと(S100:Yes)をトリガーとして実行される。インク消費量を示す信号の供給を受けたインク補給制御部91は、自らのメモリに記憶されているインク残量Vsを、その信号が示すインク消費量を減じて得た新たな値に更新する(S110)。続いて、インク補給制御部91は、更新後のインク残量Vsが、下限値Vsminを下回ったか否か判断する(S120)。このインク残量の下限値Vsminは、補給を必要としないでインク滴の噴射ができるサブタンク39の容量の下限値であって、記録ヘッド70のキャビティ等に気泡が入り込まない程度の残量に設定されている。
インク残量Vsが下限値Vsminを下回っていないと判断したインク補給制御部91は(S120:No)、ステップS100に戻って新たな信号の供給を待つ。一方、インク残量Vsが下限値Vsminを下回ったと判断したインク補給制御部91は(S120:Yes)、サブタンク39へ補給するインクの補給量V1を特定する(S130)。このインク補給量V1は、サブタンク39をインクで満たすのに必要なインクの量であり、上述したインク残量の下限値Vsminとサブタンク39を満タンとするのに必要な量との関係(差)から割り出される。
インクの補給量V1を特定したインク補給制御部91は、その補給量V1と自らのメモリに記憶したカートリッジ40のインク残量Vmの大小関係を比較する(S140)。つまり、このステップS140では、インクの補給量V1よりも多くのインクがカートリッジ40に残っているか否かが判断される。ステップS140にて、インク残量Vmのほうが小さいと判断したインク補給制御部91は(ステップS140:Yes)、カートリッジ40の交換を促すメッセージをホストコンピュータ93へ供給する(S150)。
インク残量Vmのほうが大きいと判断した場合(S140でNoの場合)、インク補給制御部91は、補給ヘッド44が記録ヘッド70と対向する向きとなるように紙送りドラム30を回転させるための制御信号を紙送りドラム駆動部82へ供給する(S160)。信号の供給を受けた紙送りドラム駆動部82は、回転駆動モータ32を駆動させ、補給ヘッド44の方向を記録ヘッド70と対向する方向となるように、紙送りドラム30を回転させる。さらに、インク補給制御部91は、インク補給ポジションへキャリッジ20を移動させるための制御信号を、キャリッジ駆動部83へ供給する(S170)。すると、キャリッジ駆動部83は、モータ23を駆動させ、キャリッジ20をインク補給ポジションまで移動させる。
続いて、インク補給制御部91は、補給ヘッド44を上昇させるための制御信号を、アクチュエータ駆動部87へ供給する(S180)。信号の供給を受けたアクチュエータ駆動部87は、補給ヘッド44を上昇させる。すると、インク吸引ヘッド72と補給ヘッド44とが気密に接続する。
インク吸引ヘッド72と補給ヘッド44とが接続され、インク補給制御部91は、インクが補給される色に対応する第1電磁弁51および第2電磁弁53のそれぞれを開弁させるための制御信号を、第1電磁弁駆動部84と第2電磁弁駆動部85の各々へ供給する(S190)。すると、両駆動部84,85は、第1電磁弁51および第2電磁弁53をそれぞれ開弁させる。これにより、カートリッジ40とサブタンク39とが連通状態になる。
さらに、インク補給制御部91は、第1の吸引ポンプ52を駆動させるための制御信号を、第1ポンプ駆動部80へ供給する(S200)。それによって、第1ポンプ駆動部80は、第1の吸引ポンプ52を駆動させ、カートリッジ40内に負圧を生じさせる。これにより、カートリッジ40からサブタンク39へインクが補給される。
インク補給制御部91は、予め設定されたインク補給時間の経過を待ち、インク補給時間が経過すると(S210:Yes)、第1の吸引ポンプ52の駆動を停止させる(S220)。このインク補給時間は、下限値Vsminを下回っていたサブタンク39にインクが再び満たされるまでに要する時間であり、カートリッジ40からサブタンク39への単位時間当たりのインクの補給量、下限値Vsmin、およびサブタンク39の容量から割り出され、設定される。
続いて、インク補給制御部91は、第1電磁弁51および第2電磁弁53を閉弁させるための制御信号を、第1電磁弁駆動部84と第2電磁弁駆動部85の各々へ供給する(S230)。それによって、両駆動部84,85は、対応する第1電磁弁51および第2電磁弁53をそれぞれ閉弁させる。これにより、カートリッジ40とサブタンク39との連通状態が解消する。
続いて、インク補給制御部91は、補給ヘッド44を下降させるための制御信号を、アクチュエータ駆動部87へ供給する(S240)。すると、アクチュエータ駆動部87は、補給ヘッド44を下降させる。これにより、インク吸引へッド72と補給ヘッド44が離間して、サブタンク39とキャリッジ20との接続が解除される。
さらに、インク補給制御部91は、自らのメモリに記憶したインク残量Vsを、サブタンク39の容量と同じ値へ更新するとともに、インク残量Vmを、カートリッジ40からサブタンク39へ補給したインクの量を減じた値へと更新する(S250)。その後、ステップS100に戻る。つまり、インク残量Vsが、初期値にリセットされ、インク消費量を示す信号が画像記録制御部90から供給されるたびに、以降の処理が繰り返される。
<本発明を適用した場合における効果>
以上のように構成されたインクジェット式記録装置10では、紙送りドラム30の内部にカートリッジ40が収納されるため、カートリッジ40を配置するための余分なスペースを設ける必要がなくなる。したがって、インクジェット式記録装置10において省スペース化を図ることが可能となる。
また、インクジェット式記録装置10では、カートリッジ40が紙送りドラム30と共に回転する。このため、紙送りドラム30を回転させることで、カートリッジ40内のインクを攪拌することが可能である。また、紙送りドラム30を回転させるための回転駆動モータ32の動力を利用して、カートリッジ40内のインクを攪拌できる。このため、カートリッジ40内のインクを攪拌するために別途、新たな動力源を設ける必要がなくなる。また、インクの攪拌動作をインク噴射中の紙送り動作で行うことができるため、個別に攪拌動作がなされることにより印刷が中断されることがなくなり、スループットの低下を防止できる。
また、インクジェット式記録装置10では、キャリッジ20をインク補給ポジションまで移動させた後、補給ヘッド44を上昇させることにより、サブタンク39側のインク吸引ヘッド72とカートリッジ40側の補給ヘッド44を接続させ、本体流路49およびタンク流路73を介してインクを補給するようになっている。よって、チューブ等によってカートリッジ40とサブタンク39を繋ぐよりも、カートリッジ40からサブタンク39へインクを安定的に補給することができる。
また、インクジェット式記録装置10では、補給ノズル43は紙送りドラム30の非記録領域に設けられている。したがって、カートリッジ40からサブタンク39へのインクの補給はインクの非噴射時に行われる。したがって、カートリッジ40からサブタンク39にインクを安定的に補給することが可能となる。
<本発明の変形例>
以上、本発明の一実施の形態について説明したが、本発明は上述の形態に限定されることなく、種々変形した形態にて実施可能である。
上述の実施の形態では、カートリッジ40は、紙送りドラム30の径方向外側から中心方向に向かって装着されるような構成となっているが、カートリッジ40の収納形態は、当該構成に限定されるものではなく、例えば、紙送りドラム30の右側方から紙送りドラム30の右側面に向かって装着するようにしても良い。
また、上述の実施の形態では、紙送りドラム30に収納されるカートリッジ40の種類は、8種類とされているが、7種類以下としても良いし、9種類以上としても良い。
また、上述の実施の形態では、カートリッジ40からサブタンク39にインクを送り込むために、第1の吸引ポンプ52が用いられているが、インクを送り込むための手段として、負圧によってカートリッジ40内のインクを吸引するものではなく、例えば、カートリッジ40内のカートリッジ収収納47を加圧して、その収納室47の内部に存在するインクパックを圧縮する構成を採用しても良い。
また、上述の実施の形態では、キャリッジ20の可動域の右端側の位置がインク補給ポジションとなっているが、キャリッジ20の可動域の左端側の位置をインク補給ポジションとしても良い。
また、上記実施形態においては、サブタンク39側、およびカートリッジ40側の両方に電磁弁51,53がそれぞれ設けられているが、電磁弁を一方だけに設けるようにしてもよい。
また、上述の実施の形態では、流体噴射装置として、インクジェット式記録装置10に関して説明している。しかしながら、流体噴射装置は、インクジェット式記録装置10には限られるものではなく、例えばコピー機能を備える複写機に本発明を適用しても良い。また、その他の流体噴射装置としては、液晶ディスプレイ、ELディスプレイ等の製造に用いられる、流体を噴射する装置等がある。また、流体は、インク以外の流体であっても良く、たとえば液晶ディスプレイ、ELディスプレイに用いられる流体を噴射する装置においては、色材、電極材が流体となる。
本発明の一実施の形態に係る流体噴射装置としてのインクジェット式記録装置の概略構成を示す斜視図である。 図1中の紙送りドラムとキャリッジの内部構造をフレームの側から見た断面概略図であり、(A)は、カートリッジとサブタンクとが連結する前の状態を示す図であり、(B)は、カートリッジとサブタンクとが接続した状態を示す図である。 本発明の一実施の形態に係るインクジェット式記録装置の制御系の詳細を示す図である。 インク補給制御部が実行する処理を示すフローチャートである。
符号の説明
10…インクジェット式記録装置、20…キャリッジ、30…紙送りドラム、38…用紙(被噴射媒体)、39…サブタンク、40…カートリッジ、43…キャップ、44…補給ヘッド(本体流路引き出し部分)、47…カートリッジ収納室(流体収容容器収納室)、49…本体流路(供給流路の一部)、52…第1の吸引ポンプ(第1のポンプ)、55…第2の吸引ポンプ、70…記録ヘッド(流体噴射ヘッド)、72…インク吸引ヘッド(タンク流路の引き出し部分)、73…タンク流路(供給流路の一部)、74…ノズルプレート(プレート部材)、80…第1ポンプ駆動部、81…第2ポンプ駆動部、82…紙送りドラム駆動部、83…キャリッジ駆動部、87…アクチュエータ駆動部、88…ヘッド駆動部、92…クリーニング制御部

Claims (6)

  1. 一定容量の流体を貯留し得るサブタンクと、
    上記サブタンクから供給される流体を噴射させることが可能な流体噴射ヘッドと、
    回転することによって、上記流体の被噴射対象となる被噴射媒体を搬送する紙送りドラムと、
    上記サブタンクに供給する上記流体を貯留し得る流体収容容器と、
    上記サブタンクと上記流体収容容器とを接続し、上記流体収容容器から上記サブタンクへの上記流体の供給を可能とする供給流路と、
    を具備し、
    上記紙送りドラムは、上記流体収容容器を収納するための流体収容容器収納室を有し、該流体収容容器収納室は上記供給流路と連通していることを特徴とする流体噴射装置。
  2. 前記供給流路は、前記サブタンクの内部から該サブタンクの外部に連通しているタンク流路と、前記流体収容容器収納室から前記紙送りドラムの外周面まで連通している本体流路とを有し、上記タンク流路と上記本体流路とが接離可能に設けられていることを特徴とする請求項1記載の流体噴射装置。
  3. 前記本体流路は、前記紙送りドラムにおいて、前記流体噴射ヘッドが当該紙送りドラムに向かって流体を噴射しない領域である非噴射領域に引き出されていることを特徴とする請求項2記載の流体噴射装置。
  4. 前記本体流路の引き出し部分には補給ヘッドが設けられると共に、前記タンク流路の引き出し部分にはインク吸引ヘッドが設けられていて、上記補給ヘッドと上記インク吸引ヘッドとが対向する向きに、前記紙送りドラムを回転させる紙送りドラム駆動部と、
    前記流体収容容器に収容されている前記流体を前記サブタンクに送り込む第1のポンプと、
    上記第1のポンプを駆動させる第1ポンプ駆動部と、
    上記補給ヘッドを昇降させるアクチュエータ駆動部と、
    を有し、
    前記流体噴射ヘッドの非流体噴射時に、前記紙送りドラム駆動部の駆動によって前記紙送りタンクを回転させ、上記補給ヘッドと上記インク吸引ヘッドとを対向する方向に向かせ、上記アクチュエータ駆動部の駆動によって、上記補給ヘッドを上昇させて、上記補給ヘッドと上記インク吸引ヘッドとを当接させることにより、前記本体流路と前記タンク流路とを接続させ、さらに、上記第1ポンプ駆動部によって、上記第1ポンプを駆動させて前記流体収容容器に貯留されている前記流体を前記サブタンクに送り込むことを特徴とする請求項2または3記載の流体噴射装置。
  5. 前記流体噴射ヘッドのプレート部材に当接されるキャップを有し、
    上記キャップは、前記アクチュエータ駆動部の駆動により昇降し、
    前記本体流路と前記タンク流路とが接続させると同時に、上記アクチュエータ駆動部が上記キャップを上昇させ、上記プレート部材がキャップによって封止されることを特徴とする請求項2から4のいずれか1項記載の流体噴射装置。
  6. 前記キャップが前記プレート部材を封止して生じる気密空間に負圧をかける第2のポンプと、
    上記第2のポンプを駆動させる第2ポンプ駆動部と、
    前記流体噴射ヘッドを前記被噴射媒体の搬送方向と直交する方向に往復移動させるキャリッジ駆動部と、
    前記プレート部材に付着している流体を前記プレート部材に接触して拭き取るワイパーと、
    を有し、
    前記アクチュエータ駆動部と、上記第2ポンプ駆動部と、上記キャリッジ駆動部は、クリーニング制御部によって制御され、当該クリーニング制御部は、前記第1のポンプを駆動させて前記流体収容容器に貯留されている流体を前記サブタンクに送り込むと同時に、上記第2ポンプ駆動部によって上記第2のポンプを駆動させて、上記気密空間に負圧をかけ、前記アクチュエータ駆動部を駆動させて上記ワイパーを上昇させ、上記キャリッジ駆動部を駆動させて前記流体噴射ヘッドをワイパーに向かって移動させて前記プレート部材にワイパーを接触させることを特徴とする請求項2から5のいずれか1項記載の流体噴射装置。
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