JP2005007821A - インク補給装置及びインクジェット記録装置 - Google Patents

インク補給装置及びインクジェット記録装置 Download PDF

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Abstract

【課題】インクタンクとインク補給ユニットだけで位置決めして、インク補給ユニットのインク補給部をインクタンクのインク補給ポートに正確に合わせることができる。
【解決手段】複数のサブインクタンクのうち、インクの補給が必要とされる特定のサブインクタンク30に対応するインク補給ユニット48を選択的に補給位置へと移動させて、各サブインクタンクへインクを供給できる。このとき、インク補給ヘッド150は前後左右上下だけでなく、角度も自在に変位することができるので、補給ピン138と排気ピン144とがインク補給ポートと排気ポートとに正確に接続され連結される。このためインク漏れ等を生じさせることなくインク補給を確実に行うことができる。このようにサブインクタンクとインク補給ユニット48とだけで位置決めできる。このため、インク補給装置46をコンパクトに設計することができ、設置スペースを削減できる。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インクジェット記録ユニットのインクタンクにインクを補給するインク補給装置とこのインク補給装置を搭載したインクジェット記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
インクジェット記録ユニットは、インクジェット記録ヘッドとこのインクジェット記録ヘッドにインクを供給するサブインクタンクとで構成されている。
【0003】
インクジェット記録ユニットはキャリッジに搭載されており、このキャリッジによってインクジェット記録ユニットを待機位置に移動させているときに、サブインクタンクにインク補給装置によってメインタンクユニット内のインクを補給する。
【0004】
さて、このサブインクタンクにインクを補給するときには、インク補給装置のインク補給部をサブインクタンクのインク補給ポートの位置に正確に合わせて連結する必要がある。
【0005】
このため、本出願人は、下記のような機構を提案している。
【0006】
まず、図14に示すように、インク補給装置500の位置決めアーム502を前進させることで、複数のインク補給ユニット504を一体的に、サブインクタンク506を搭載したキャリッジ516に対して位置決めする。
【0007】
次に、図15(A)、(B)に示すように、特定のインク補給ユニット504の前進によって位置決めピン508を位置決め穴510に挿入させて個別に位置決めすることで、インク補給ユニット504のインク補給部512をサブインクタンク506のインク補給ポート514に正確に合わせている。(例えば、特許文献1参照)
このような構成とすることで、インク補給ユニット504をサブインクタンク506に対して正確に位置決めできる。
【0008】
従って、インク補給部512をインク補給ポート514に確実に接続できるため、インク漏れ等を生じさせることなく確実にインクの補給を行うことができる。
【0009】
【特許文献1】
特開2002−113878号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、特開2002−113878号公報に記載されているインク補給装置は図14及び図15に示すように、まずキャリッジ516に対して位置決めする為、キャリッジ516より外側に位置決めアーム502が位置する必要がある。
【0011】
従って、インク補給装置500はキャリッジ516より大きくならざるを得ないため、インク補給装置500の小型化が困難であった。
【0012】
また、このため、このインク補給装置500を搭載するインクジェット記録装置(図示省略)全体を小型化することも困難であった。
【0013】
本発明は、上記問題を解決すべく成されたもので、インクタンクとインク補給ユニットとだけで位置決めし、インク補給ユニットのインク補給部をインクタンクのインク補給ポートに正確に合わせることができるインク補給装置、及び、このインク補給装置を搭載したインクジェット記録装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載のインク補給装置は、インクジェット記録ヘッドと該インクジェット記録ヘッドにインクを供給するインクタンクとで構成されるインクジェット記録ユニットの前記インクタンクに設けられたインク補給ポートへ、インク補給部を連結し、前記インクタンクにインクを補給するインク補給装置において、前記インク補給部が設けられたインク補給ヘッドと、該インク補給ヘッドを収容する補給ケースと、該補給ケースに変位自在に前記インク補給ヘッドを保持するフローティング手段と、を有するインク補給ユニットと、前記インク補給ユニットを、インクを補給する補給位置とインクを補給しない待機位置との間を移動させる移動手段と、前記インク補給ヘッドに設けられ、前記インクタンクに形成された位置決め部と係合し、前記インク補給部と前記インク補給ポートとが連結するように、前記インク補給部を前記インク補給ポートに導く位置決め手段と、を有することを特徴としている。
【0015】
請求項1に記載のインク補給装置によれば、インクタンクにインクを補給する為、インク補給ユニットを移動手段によって待機位置から補給位置に移動させ、インク補給ポートにインク補給部を連結させる。
【0016】
このときインク補給部が設けられた補給ヘッドはフローティング手段によって補給ケースに変位自在、例えば、上下左右方向への移動及び角度変更が可能に保持されているので、位置決め手段によってインク補給ポートにインク補給部が連結するように導かれ、インク補給ポートとインク補給部とが正確に連結できる。
【0017】
このようにインクタンクとインク補給ユニットだけで位置決めできるので、例えば、従来のように第1段階としてキャリッジに位置決めする必要が無い。このため、インク補給装置をコンパクトに設計することができ、設置スペースを削減できる。
【0018】
更に、複数のインクタンクに対応した複数のインク補給ユニットを備えるインク補給装置においても、インク補給ユニット毎に単独でインクタンクに位置決めできる。
【0019】
請求項2に記載のインク補給装置は、請求項1に記載の構成において、前記フローティング手段は、前記インク補給ヘッドの外壁に設けられた支軸と、前記補給ケースに設けられ、前記インク補給ヘッドを、前記インク補給部と前記インク補給ポートとの連結方向及び連結方向に対して上下左右方向へ移動可能、及び前記インク補給部と前記インク補給ポートとの連結軸線が一致するように角度変更可能に前記支軸を支持する支軸保持部と、前記インク補給ヘッドを前記補給ケースから突出させる方向へ付勢する付勢手段と、で構成されていることを特徴としている。
【0020】
請求項2に記載のインク補給装置によれば、フローティング手段によって、インク補給ヘッドをインク補給ポートとの連結方向及び連結方向に対して上下左右方向へ移動可能、及び前記インク補給部と前記インク補給ポートとの連結軸線が一致するように角度変更可能に支持されている。
【0021】
従って、どのような姿勢からでもインク補給部をインク補給ポートに確実に連結できる。
【0022】
請求項3に記載のインク補給装置は、請求項2に記載の構成において、前記長穴の端部には、前記支軸が係合する姿勢保持用の凹部が形成されていることを特徴としている。
【0023】
請求項3に記載のインク補給装置は、請求項1又は請求項2と同様の作用を奏すが、姿勢保持用の凹部が形成されているので、インク補給ヘッドは待機位置では常に付勢手段によって補給ケース内に一定の位置及び姿勢に保持されている。
【0024】
この位置及び姿勢を、インク補給ユニットを移動させたときインク補給ポートとインク補給部との位置が略一致となるようにすることで、位置決め手段によってインク補給ポートとインク補給部とが連結するように導く範囲が少なくできる。
【0025】
請求項4に記載のインク補給装置は、請求項1から請求項3のいずれかに記載の構成において、前記位置決め手段は先細形状の位置決めピンであり、前記位置決め部は前記位置決めピンに係合する係合孔であることを特徴としている。
【0026】
請求項5に記載のインク補給装置は、請求項1から請求項3のいずれかに記載の構成において、前記位置決め手段は係合孔であり、前記位置決め部は前記係合孔に係合する先細形状の位置決めピンであることを特徴としている。
【0027】
請求項4及び請求項5に記載のインク補給装置によれば、インク補給ヘッドに設けられた先細形状の位置決めピン又は係合孔が、インクタンクに設けられた係合孔又は先細形状の位置決めピンに係合していくことで、インク補給部をインク補給ポートに連結するように導くため、請求項1から請求項3と同様の作用を奏す。
【0028】
請求項6に記載のインクジェット記録装置は、請求項1から請求項5のいずれかに記載のインク補給装置を備えることを特徴としている。
【0029】
請求項6に記載のインクジェット記録装置によれば、請求項1から請求項5のいずれかに記載のインク補給装置を備えているので、インク補給ユニット毎に単独で、対応するインクタンクに位置決めできるためインク補給装置が小型化できるので、インクジェット記録装置を小型化できる。
【0030】
また、インク補給ユニットのインク補給部とインクタンクのインク補給ポートとが正確に連結するため、インク漏れ等を生じさせることなく確実にインクの補給を行うことができる。
【0031】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るインク補給装置の一の実施形態を図面に基づき説明する。
【0032】
図1から図3に示すようにインクジェット記録装置12は、記録媒体搬送部材16、ガイド部材18、メンテナンスステーション20、位置センサ22及び、インク補給装置46等を備え、それぞれ本体ハウジング24に保持されている。
【0033】
記録媒体搬送部材16は記録媒体P(例えば用紙等)を後述する副走査方向Sに搬送し、ガイド部材18は、記録媒体Pの搬送経路に対向して、且つ記録媒体Pの搬送方向と垂直な方向に沿って設けられている。
【0034】
キャリッジ14は、ガイド部材18によって支持されている。このキャリッジ14には、インクジェット記録ヘッド28とこのインクジェット記録ヘッド28にインクを供給するサブインクタンク30とで構成されているインクジェット記録ユニット32(図4参照)が複数(本実施形態では4つ)、着脱可能に搭載されている。
【0035】
尚、インクジェット記録ヘッド28のインク滴を吐出するノズル(図示せず)が形成されたノズル面10Aが下面(記録媒体Pの搬送経路に対向する面)よりも下に突出するように、キャリッジ14に搭載されている。
【0036】
ガイド部材18の下で且つ記録媒体Pの搬送経路に隣接した位置にはメンテナンスステーション20が配置されており、インクジェット記録ヘッド28のノズル面10A(図4参照)に対して接離(本実施形態では上下動)して、キャッピングやインクの吸引等のメンテナンス動作を行う。尚、このメンテナンス動作は、図示しない制御回路によって、所定の条件やタイミングで行われるように制御されている。
【0037】
メンテナンスステーション20に対向する位置は、インクジェット記録ユニット32のホームポジションとなっており、この位置を位置センサ22で検出してキャリッジ14を停止させる。
【0038】
なお、図面において、キャリッジ14の移動方向(主走査方向)を矢印Mで、記録媒体Pの移動方向(副走査方向)を矢印Sでそれぞれ示す。また、後述するように、インク補給ユニット48がインク補給位置と待機位置との間を移動する方向もS方向である(図9、図10参照)。
【0039】
さて、インクジェット記録装置12は、記録媒体搬送部材16で記録媒体Pを搬送し、且つ、インクジェット記録ユニット32を搭載したキャリッジ14を主走査方向Mに往復動作させながら、画像情報に応じてインク滴を吐出して、記録媒体P上に画像を記録する。
【0040】
また、各インクジェット記録ユニット32は、本実施形態では4つ備えているので、各インクジェット記録ユニット32の各サブインクタンク30毎に異なる色のインク(ブラック(Bk)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C))を貯留し、各インクジェット記録ヘッド28毎に異なる色のインクを供給することできる。
【0041】
従って、各インクジェット記録ヘッド28毎に異なる色のインク滴を吐出できるので、記録媒体Pにフルカラー画像を記録することが可能となっている。
【0042】
尚、以下、インクジェット記録ヘッド28、サブインクタンク30及び後述のインク補給ユニット48等を各色に応じて特に区別して説明するときは、符号の後にBk、Y、M、又はCを付して表示することとする。(例えば、サブインクタンク30Bk、インク補給ユニット48Y等)。
【0043】
図2から図4に示すように、インクジェット記録ユニット32は、インクジェット記録ヘッド28と、このインクジェット記録ヘッド28の上部に設けられ、インクジェット記録ヘッド28にインクを供給するサブインクタンク30とで構成されている。
【0044】
サブインクタンク30は後述するインク補給装置46に対して突出したポートユニット部110を有している。このポートユニット部110には、サブインクタンク30内へインクを補給する補給口44を備えたインク補給ポート36が設けられている。また、このインク補給ポート36の下方には、サブインクタンク30内の空気を排出する排気口42を備えた排気ポート34が設けられている。
【0045】
更に、後述するインク補給ユニット48の位置決めピン122をガイドして係合し、インク補給ユニット48とサブインクタンク30とを位置決めする位置決め穴112が、排気ポート34とインク補給ポート36との間に水平に二つ並んで設けられている。
【0046】
図11に示すように、インク補給ポート36は、補給口44の奥にゴム部材からなる補給口シール152が設けられている。この補給口シール152の中央部には補給口シール孔154が開けられており、この補給口シール孔154の内径は後述する補給ピン138の外形より若干小さい。このため、補給ピン138がこの補給口シール孔154を通る際、補給ピン138と補給口シール孔154との間は密着しており、気密性が保たれる。
【0047】
補給口シール孔154の奥側にはシールボール156がシールボールバネ158によって付勢されており、補給口シール152に形成された凹部に入って圧着し、補給口シール孔154を閉鎖している。
【0048】
しかし、図11(C)の状態のように補給ピン138が挿入され押されるとスライドし、補給口シール孔154から離間する。
【0049】
尚、排気ポート34も同様の構成をしている。
【0050】
また、図2、図4に示すように、サブインクタンク30の上部には、サブインクタンク30の内部と外部とで空気を流通させる大気連通孔38が形成されている大気連通部114が設けられている。そして、この大気連通孔38を通って空気が出入りすることで、サブインクタンク30内の負圧が一定に保たれるようになっている。
【0051】
更に、図4に示すように、サブインクタンク30には、内部のインク量を検出するインク量センサ40が取り付けられている。このインク量センサ40は、検出したサブインクタンク30内のインク量の情報を図示しない制御回路に送る。
【0052】
図1に示すように、4つの各サブインクタンク30のそれぞれに対応して設けられた4つのインク補給ユニット48を備えたインク補給装置46が、記録媒体Pの搬送経路外の本体ハウジング24に取付けられている。そして、このインク補給装置46よってサブインクタンク30へインクを補給可能な位置(図3参照)が、インクジェット記録ユニット32のインク補給ポジションとなっている。
【0053】
このインク補給ポジションには自動的に停止可能である。或いは、上述したホームポジションと同様に、この位置を位置センサ22によって検出し、キャリッジ14を停止させることも可能である。尚、インク補給ポジションはホームポジションと同位置としてもよいが、本実施形態では異なる位置となっている。
【0054】
図9、図10に示すように、各インク補給ユニット48は、後述する移動機構190によってサブインクタンク30にインクを補給するインク補給位置(図9(B)参照)とインクを補給しない待機位置(図9(A)参照)との間を移動する。尚、移動方向は図1の方向Sと同方向である。
【0055】
図5から図8はインク補給ユニット48を示している。尚、図7はインク補給ユニット48を分解した図である。
【0056】
図7に示すように、インク補給ユニット48は、補給ピンユニット130及び排気ピンユニット132と、補給ピンユニット130及び排気ピンユニット132を保持するフローティングケース134と、からなるインク補給ヘッド150と、このインク補給ヘッド150を保持する補給ケース136とを有している。
【0057】
補給ピンユニット130は先端部の外周面に補給孔138Aが開いた補給ピン138とこの補給ピン138が差し込まれた補給ピン保持部材140とから構成されている。また、補給ピン138の後端側は径が太くなっている太部138Bを有している。そして、図8に示すように、補給ピン保持部140の後端部には段差が設けられ、補給ピン138を差し込むことで太部138Bが係合し嵌る。
【0058】
更に、この補給ピン138は補給ピンバネ142に差し込まれ、この補給ピンバネ142は補給ピン保持部材140の内に納まる。また、後端部の太部138Bにはインク供給チューブ162が接続される。
【0059】
尚、排気ピンユニット132も補給ピンユニット130と同様に先端部の外周面に排気孔144Aが開いた排気ピン144、排気ピン保持部材146、排気ピンバネ148からなり、同様の構成をしている。また、排気ピン144の後端側の太部144Bには排気チューブ226が接続される。
【0060】
図7に示すように、フローティングケース134の前面には、補給ピン138と排気ピン144とが差し込まれ、格納する二つの格納部124が上下に開けられており、この格納部124には中空のピンシール部材126が取付けられている。補給ピン138と排気ピン144とは、この中空のピンシール部材126に出入り可能に差し込まれる。尚、図8に示すように、補給孔138Aと排気孔144Aとは、ピンシール部材126内に格納され封止されている。
【0061】
図5、図8に示すように、この二つの上下の格納部124の間に並んで先端部が先細形状をした位置決めピン122が突出している。この位置決めピン122の根元の径は上述したサブインクタンク30のポートユニット部110の位置決め穴112(図4参照)の径と略同径となっている。
【0062】
図7に示すように、補給ケース136にはインク補給ヘッド150が納まるフローティングケース保持部176が備えられている。このフローティングケース保持部176の左右の側面にスリット202が形成され、バネ性を有する片持状のボス孔形成部204が形成されている。そして、このボス孔形成部204にS方向に長い長孔状のボス孔170が形成されている。また、このボス孔170の端部にはボス孔128の孔幅より徐々に小さくなってボス部128の径と略同径となる姿勢保持凹部170Aが設けられている。
【0063】
更に、フローティングケース保持部176の上下部にはボス溝174が設けられ、ボス溝174の端部にはボス溝174の幅より狭く形成されたボス部174と略同幅の姿勢保持部174Aが設けられている。
【0064】
そして、これらのボス孔170、ボス溝174にフローティングケース134の側面から突出するボス部128とフローティングケース134の上下部から吐出するボス部172とが係合する。
【0065】
これにより、フローティングケース134はボス孔170、ボス溝174の長手方向(S方向)にスライドできる。
【0066】
また、フローティングケース134の高さはフローティングケース保持部176の高さより小さく、且つ、ボス孔170はボス部128の径より大きいので上下方向にもフローティングケース134はスライドできる。
【0067】
更に、フローティングケース134幅はフローティングケース保持部176幅より小さく、且つ、ボス溝174の溝幅は、ボス部172より大きいので、ボス孔170の貫通方向(M方向)にもスライドできる。
【0068】
尚、後述するように、ボス孔形成部204を外側に変形させて開くことで、インク補給ヘッド150をフローティングケース保持部176に収納し、ボス部128をボス孔170に挿入することができる。
【0069】
一方、図6に示すように、補給ケース136の後壁部には前述した補給ピン138の太部138Bと排気ピン144の太部144Bとが差し込まれる二つの太部孔178が開けられている。この二つの太部孔178は補給ピン138と排気ピン144の太部138B、144Bより大きな径である。したがって、この太部孔178の中を補給ピン138と排気ピン144とは自由に移動でき、フローティング動作を拘束しない。
【0070】
また、図5、図8に示すように、補給ケース136の上部には、サブインクタンク30の大気連通孔38に対応した位置に、例えばゴム材等の弾性体からなる弾性キャップ180が先端に取付けられた連通孔キャプ部材182が、キャップバネ184によってS方向に付勢されている。そして、図9に示すようにインク補給位置では前述したサブインクタンク30の大気連通孔38に弾性キャップ180が当たり、キャップバネ184によって押し付けることで、大気連通孔38は弾性キャップ180で封止される。
【0071】
さて、インク補給ユニット48は、以下のように組み付けることで構成される。
【0072】
図7に示すように、先ず、補給ピン138、排気ピン144をそれぞれ補給ピン保持部材140、排気ピン保持部148に差し込む。
【0073】
次に、補給ピンバネ142、排気ピンバネ148を補給ピン138、排気ピン144に差し込む。
【0074】
そして、フローティングケース134の格納部124のピンシール部材126に補給ピン138と排気ピン144との先端部を差し込み、インク補給ヘッド150とする。
【0075】
そして、この状態で、図7の点線のようにボス孔形成部204を外側に開いてフローティングケース134の2つのボス部128を補給ケース136のフローティングケース保持部176のボス孔170に挿入させ、再びボス孔形成部204を閉じる。
【0076】
また、このときにフローティングケース134の上下のボス部172を補給ケース136のフローティングケース保持部176のボス溝174に係合させる。
【0077】
このように組み合わされた状態が図5、図6である。尚、インク補給ヘッド150は、ボス孔170、ボス溝174、太部孔178(図6参照)のガタ範囲において自在に変位する。
【0078】
また、図8に示すように、待機位置(図9(A)参照)では、インク補給ユニット48のフローティングケース134は補給ピンバネ142と排気ピンバネ148の弾性力によってS方向に付勢されている。このように付勢された状態では図5に示すように、ボス部128、172はボス孔170の端部の姿勢保持凹部170Aとボス溝174の端部の姿勢保持部174Aとに入り、インク補給ヘッド150の姿勢が安定する。
【0079】
しかし、これらの補給ピンバネ142と排気ピンバネ148との弾性力に以上に加えるとインク補給ヘッド150は自在に変位する。
【0080】
つまり、インク補給ヘッド150は補給ケース136に変位自在、つまり前後左右、上下、斜め方向に対して自在に変位可能に保持されている。
【0081】
さて、図2に示すように、インク補給装置46の下方には、メインインクタンク50とポンプユニット264とが配置されている。このメインインクタンク50の数は、サブインクタンク30と対応するようになっており、本実施形態では4つである。
【0082】
各メインタンクユニット50からでる各インクチューブ162は前述した各補給ピン138の太部138Bに接続されている。また、メインインクタンク50には、インクジェット記録装置12で使用されるインク(Bk、Y、M、Cの各色)が貯留されており、インクチューブ162を介してインク補給装置46によって、サブインクタンク30に補給され、画像記録に使用される。
【0083】
ポンプユニット264は、各インク補給ユニット48から延びる4本の排気チューブ226に対応し、4つのローラーポンプ268を有している。
【0084】
それぞれのローラーポンプ268は、ポンプ軸266と一体で回転する回転板270と、この回転板270の外周近傍に配置された1つ又は複数(本実施形態では対角上に2つ)のローラー272とを有している。これに対し排気チューブ226は、部分的に回転板270の周囲を取り巻くように配置されており、ローラー272が排気チューブ226を局所的に押しつぶしている。
【0085】
従って、回転板270が時計回り方向(図2の矢印K方向)に回転すると、ローラー172が排気チューブ226をしごくようにして移動し、排気チューブ226内の流体(本実施形態では空気)を、排気チューブ226の他端から大気中に排出する。
【0086】
更に、インク補給ユニット48の後方にはインク補給ユニット48をインク補給位置(図9(B))と待機位置(図9(A))との間を移動させる移動機構190が配置されている。
【0087】
この移動機構190は、図3に示すように、各インク補給ユニット48に対応した4つの移動駆動部192を備え、この各移動駆動部192から先端側がU字状になった移動アーム194が突出し、各インク補給ユニット48に接続している。
【0088】
図10に示すように、4本の移動アーム194は、移動駆動部192によって、それぞれ個別にS方向に前後する。このように前後することで、各インク補給ユニット48をインク補給位置(図9(B))と待機位置(図9(A))との間を移動させる。
【0089】
次に、本発明に係るインク補給装置の一の実施形態のインクジェット補給装置46の作用を説明する。
【0090】
画像情報に応じてインクジェット記録ヘッド28からインク滴を吐出しながら、キャリッジ14が主走査方向Mに、記録媒体Pが副走査方向Sに、それぞれ移動することで、記録媒体P上に画像が記録される。インク滴は、サブインクタンク30からインクジェット記録ヘッド28に供給されたインクによって形成されるため、画像記録に伴って、サブインクタンク30内のインクは減少する。
【0091】
そして、サブインクタンク30内のインクが所定量まで減少した場合、メインタンク50からインクを補給する必要が生じる。
【0092】
以下、サブインクタンク30へのインクの補給方法について説明する。
【0093】
先ず、例えばサブインクタンク30Bk内のインクが所定量まで減少したことをインク量センサ40が検出し、その情報を図示しない制御回路に送ると、制御回路は、キャリッジ14をインク補給ポジションへと移動させる。
【0094】
つぎに、図9、図10に示すように制御回路は、所定量までインクが減少したサブインクタンク30Bkに対応したインク補給ユニット48Bkを移動機構190によって待機位置(図9(A))からインク補給位置(図9(B))へと前進させる。
【0095】
インク補給ユニット48Bkのサブインクタンク30Bkへの接近により、位置決めピン122は位置決め穴112への挿入を開始する。
【0096】
位置決めピン122の先端は先細り形状であるので、位置決めピン122が位置決め穴112内へと挿入されるとき、位置決めピン122の中心と位置決め穴112の中心とがずれていても、位置決めピン122は位置決め穴112内に入る。
【0097】
更に、インク補給ユニット48Bkを前進させていくと、位置決めピン122は位置決め穴112内に係合していく。
【0098】
このときインク補給ヘッド150は補給ケース136に変位自在に保持されているので、位置決めピン122にガイドされて変位し、補給ピン138と排気ピン144とがそれそれポートユニット部110のインク補給ポート36と排気ポート34に連結可能に正確に合う。尚、位置決めピン122と位置決め穴112とは略同径であるので、係合した状態ではガタは無い。
【0099】
また、フローティングケース134の正面134Aとポートユニット部110の正面110Aとが平行でなくても、インク補給ヘッド150は角度も変位自在であるので、フローティングケース134の正面134Aとポートユニット部110の正面110Aとは合う。
【0100】
尚、待機位置(図9(A))では、フローティングケース134のボス部128、172は、ボス孔170端部の姿勢保持凹部170Aとボス溝174の端部の姿勢保持部174Aとに入り、インク補給ヘッド150の姿勢を安定させている。この待機位置でのインク補給ヘッド150の位置及び姿勢を、インク補給ユニット48をインク補給位置(図9(B)参照)でのインク補給ポート36と補給ピン138との位置及び連結軸線が略一致となるようにすることで、上述したような、インク補給ポート36と補給ピン138とが連結するようにインク補給ヘッド150を導く範囲が少なくできる。
【0101】
このようにして、補給ピン138と排気ピン144のピン軸方向と、インク補給ポート36と排気ポート34のポート軸方向とが同軸上に一致する。
【0102】
尚、このとき、補給ケース48Bkの上部の弾性キャップ180がサブインクタンク30上部の大気連通孔38に当たっている。(図9(B)参照)
更に、この状態からインク補給ユニット48Bkを前進させていくと、図11に示すように、補給ピンバネ142が縮み、補給ピン138がフローティングケース134のピンシール部材126から突出し、インク補給ポート36の補給口シール152の補給口シール孔154に挿入されていく。
【0103】
尚、上述したように、各ピン軸方向とポート軸方向とが一致しているため、スムーズに挿入されていく。
【0104】
更にインク補給ユニット48Bkを前進してくと、補給ピン138が給口シール孔154から突き出ていき、シールボール156を押してスライドさせて、シールボール156を補給口シール孔154から離間させる。
【0105】
そして、補給ピン138の先端部の補給孔138Aが給口シール孔154からでた、図11(C)の状態で補給ピン138とインク補給ポート36への連結が完了する。
【0106】
尚、同時に同様に排気ピン144も排気ポート34に挿入され、排気ピン144と排気ポート34との連結が完了している。
【0107】
また、補給ケース48Bk上部の弾性キャップ180をキャップバネ184によって押し付けることで、大気連通孔38は弾性キャップ180で封止されている。
【0108】
更に、上述したように補給口シール孔154の内径は補給ピン138の外径より若干小さいので、補給口シール孔154と補給ピン138とは密着(圧入)されているため、空気及びインクが出入りする隙間はなく、サブインクタンク30内の気密性は保たれている。
【0109】
次に、この連結された状態でポンプユニット264を駆動させることで、サブインクタンク30の排気ポート34から内部の空気がインク補給ユニット48の排気ピン144へと排出される。このとき、サブインクタンク30Bkの大気連通孔38は弾性キャップ180によって封止されているので、大気連通孔38からサブインクタンク30に空気(外気)が入ることはない。
【0110】
このようにサブインク30Bk内の空気が排出されるに伴い、サブインクタンク30Bk内が負圧となり、図11(C)の矢印Fに示すようにメインタンクユニット50内のインクが、補給ピン138の補給孔138Aからインクが流出し、インク補給ポート36からサブインクタンク30Bk内にインクが補給されていく。
【0111】
そして、サブインクタンク30Bkに所定量のインクの補給が完了した後、ポンプユニット264の駆動を止め、移動機構190によってインク補給ユニット48Bkを後退させてサブインクタンク30Bkから離間する。そして、待機位置(図9(A)参照)へと戻る。尚、待機位置へと戻る過程は、上述した連結過程の逆となる。
【0112】
このようにして、所望のサブインクタンク30Bkへのインクの補給が完了する。
【0113】
以上の説明から分かるように、本実施形態では、複数のサブインクタンク30のうち、インクの補給が必要とされる特定のサブインクタンク30に対応するインク補給ユニット48を選択的に補給位置へと移動させて、各サブインクタンク30へインクを供給できる。
【0114】
このとき、インク補給ヘッド150は前後左右上下だけでなく、フローティングケース134の正面134Aの角度も自在に変位することができる。このため、補給ピン138と排気ピン144とがインク補給ポート36と排気ポート34とに正確に接続され、連結される。従って、インク漏れ等を生じさせることなくインク補給を確実に行うことができる。
【0115】
このようにサブインクタンク30とインク補給ユニット48とだけで位置決めできるので、例えば、特開2002−113878号公報に記載されているインク補給装置(図14、図15)のように、第1段階としてキャリッジに位置決めする必要が無く、インク補給装置46はキャリッジ14の外側に張り出していない。このため、インク補給装置46をコンパクトに設計することができ、設置スペースを削減できる。
【0116】
尚、本発明は、上記の実施の形態に限定されるものではない。
【0117】
例えば、上記実施の形態のようなインク補給ユニット48でなくても良い。例えば図12、図13に示すように、インク補給ユニット37の補給ピン138と排気ピン144とが左右に並び、その下に位置決めピン122が二つ並び、ピンシール部126を有しない構成でも良い。
【0118】
また、本明細書におけるインクジェット記録とは、記録紙上への文字や画像の記録に限定されるものではない。すなわち、記録媒体は紙に限定されるものでなく、また吐出する液体もインクに限定されるものではない。例えば、高分子フィルムやガラス上にインクを吐出してディスプレイ用カラーフィルターを作成したり、溶接状態の半田を基板上に吐出して部品実装用のバンプを形成したりするなど、工業用的に用いられる液滴噴射装置全般に対して本発明を利用することが可能である。
【0119】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明に係るインク補給装置及びインクジェット記録装置によれば、インク補給ユニット毎に対応するサブインクタンクに位置決めできるので、例えば、装置外に位置決め手段等を設ける必要がなく、インク補給装置及びインクジェット記録装置が小型化できる。
【0120】
更に、インク補給部を有するインク補給ヘッドが、フローティング手段によって補給ケースに変位自在、例えば、前後左右、上下、及び角度変更可能に保持されているので、位置決め手段によって導かれ、インク補給ポートとインク補給部とが正確に連結する。従って、インク漏れ等を生じさせることなく確実にインクの補給を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一の実施形態のインク補給装置が搭載されたインクジェット記録装置のキャリッジの近傍を拡大した図である。
【図2】本発明の一の実施形態のインク補給装置が搭載されたインクジェット記録装置のインク補給装置、メインタンク、インクジェット記録ユニットを模式的に表した図である。
【図3】本発明の一の実施形態のインク補給装置が搭載されたインクジェット記録装置のインク補給装置及びインクジェット記録ユニットを上部から平面視した断面図である。
【図4】本発明の一の実施形態のインク補給装置が搭載されたインクジェット記録装置のインクジェット記録ユニットを示す図である。
【図5】本発明の一の実施形態のインク補給装置のインク補給ユニットを示す正面からみた斜視図である。
【図6】本発明の一の実施形態のインク補給装置のインク補給ユニットを示す後方からみた斜視図である。
【図7】本発明の一の実施形態のインク補給装置のインク補給ユニットを示す分解図である。
【図8】本発明の一の実施形態のインク補給装置のインク補給ユニットを示す断面図である。
【図9】(A)は本発明の一の実施形態のインク補給装置のインク補給ユニットが待機位置にある状態を表し、(B)はインク補給位置へと前進した状態を表す断面図である。
【図10】本発明の一の実施形態のインク補給装置のブラック(Bk)に対応するインク補給ユニットがインク補給位置へ移動した状態を示す図である。
【図11】本発明の一の実施形態のインク補給装置のインク補給ユニットの補給ピンが、サブインクタンクのインク補給ポートに挿入されていく過程を(A)から(C)に順に示す図である。
【図12】本発明のその他の実施形態のインク補給装置のインク補給ユニットを示す図である。
【図13】本発明のその他の実施形態のインク補給装置のインク補給ユニットを示す断面図である。
【図14】従来のインク補給装置とサブインクタンクとを示し、インク補給ユニットが一体となってサブインクタンクに位置決めアームによって位置決めされた図である。
【図15】従来のインク補給装置とサブインクタンクとを示し、インク補給ユニットが一体となってサブインクタンクに位置決めアームによって位置決めされた後、インク補給ユニットが、対応するサブインクタンクのインク補給位置に移動する図である。
【符号の説明】
12 インクジェット記録装置
28 インクジジェット記録ヘッド
30 サブインクタンク(インクタンク)
32 インクジェット記録ユニット
36 インク補給ポート
46 インク補給装置
48 インク補給ユニット
112 位置決め穴(係合部)
122 位置決めピン(位置決め手段)
128 ボス部(支軸)
134 フローティングケース(フローティング保持手段)
136 補給ケース
138 補給ピン(インク補給部)
142 補給ピンバネ(付勢手段)
150 インク補給ヘッド
170 ボス孔(係合孔)
172 ボス部(支軸)
174 ボス溝(係合孔)
190 移動機構(移動手段)

Claims (6)

  1. インクジェット記録ヘッドと該インクジェット記録ヘッドにインクを供給するインクタンクとで構成されるインクジェット記録ユニットの前記インクタンクに設けられたインク補給ポートへ、インク補給部を連結し、前記インクタンクにインクを補給するインク補給装置において、
    前記インク補給部が設けられたインク補給ヘッドと、該インク補給ヘッドを収容する補給ケースと、該補給ケースに変位自在に前記インク補給ヘッドを保持するフローティング手段と、を有するインク補給ユニットと
    前記インク補給ユニットを、インクを補給する補給位置とインクを補給しない待機位置との間を移動させる移動手段と、
    前記インク補給ヘッドに設けられ、前記インクタンクに形成された位置決め部と係合し、前記インク補給部と前記インク補給ポートとが連結するように、前記インク補給部を前記インク補給ポートに導く位置決め手段と、
    を有することを特徴とするインク補給装置。
  2. 前記フローティング手段は、
    前記インク補給ヘッドの外壁に設けられた支軸と、
    前記補給ケースに設けられ、前記インク補給ヘッドを、前記インク補給部と前記インク補給ポートとの連結方向及び連結方向に対して上下左右方向へ移動可能、及び前記インク補給部と前記インク補給ポートとの連結軸線が一致するように角度変更可能に前記支軸を支持する支軸保持部と、
    前記インク補給ヘッドを前記補給ケースから突出させる方向へ付勢する付勢手段と、
    で構成されていることを特徴とする請求項1に記載のインク補給装置。
  3. 前記支軸保持部は長穴形状をし、該長穴の端部には、前記支軸が係合する姿勢保持用の凹部が形成されていることを特徴とする請求項2に記載のインク補給装置。
  4. 前記位置決め手段は先細形状の位置決めピンであり、前記位置決め部は前記位置決めピンが係合する係合孔であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のインク補給装置。
  5. 前記位置決め手段は係合孔であり、前記位置決め部は前記係合孔に係合する先細形状の位置決めピンであることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のインク補給装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれかに記載のインク補給装置を備えることを特徴とするインクジェット記録装置。
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