JP4492047B2 - インク補給装置及びインクジェット記録装置 - Google Patents

インク補給装置及びインクジェット記録装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インクジェット記録ユニットのインクタンクにインクを補給するインク補給装置及びこのインク補給装置を有するインクジェット記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
インクジェット記録ユニットは、インクジェット記録ヘッドとこのインクジェット記録ヘッドにインクを供給するサブインクタンクとで構成されている。
【0003】
インクジェット記録ユニットはキャリッジに搭載されており、このキャリッジによってインクジェット記録ユニットが待機位置、もしくは補給位置に移動した後に、サブインクタンクにインク補給装置によってメインタンクユニット内のインクを補給する。
【0004】
このようなインク補給装置の中には、補給ピンを格納部から突出させて、サブインクタンクのインク補給ポートに差し込んで連結し、補給ピンの先端部に開けられた補給孔からインクを流出して、インクを補給するものがある(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
また、このような装置では補給ピンを露出させておくと、補給ピンにゴミが付着し不具合が生じる。例えば、ゴミがインク補給時にサブインクタンクに侵入し、その後、インクジェット記録ヘッドへのインク供給系にゴミが詰まる等が発生する。
【0006】
このため、補給ピンにゴミが付着しないようにカーテンブレードを設けて保護している。
【0007】
【特許文献1】
特開昭61−21360号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特開昭61−21360号公報のような、カーテンブレードでは補給孔は密閉されていないので気密性を保つことはできない。
【0009】
このため、補給ピンからメインタンクまでのインク補給経路中のインクが乾燥固化してしまい、インク補給時に不具合を生じる問題があった。
【0010】
また、メインタンクは、通常は補給ピンより下方にあるので、インク補給経路のインクは、インク補給時以外はメインタンクに戻る。
【0011】
このため、インクを補給する際は、インクはインク補給経路中を満たした後、補給ピンに到達し、その後インク補給ポートからサブインクタンクに補給されるので、インク補給に時間がかかるという問題もあった。
【0012】
そこで、補給孔を密閉するシール部材を設けて補給ピンを貫通させるとことも考えられる。しかし、シール部材に補給ピンを抜き差しするときの抵抗が大きくなるため、例えば、補給ピンを抜き差しする機構に負荷が掛かり過ぎる。
【0013】
本発明は、上記問題を解決すべく成されたもので、小さい抵抗で補給管を抜き差しできるので補給管の出入りがスムーズに行える。また、補給管のインクの乾燥を防止し、更に、すばやくインク補給を行うことができる。
【0014】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載のインク補給装置は、インクジェット記録ヘッドと該インクジェット記録ヘッドにインクを供給するインクタンクとで構成されるインクジェット記録ユニットの前記インクタンクに設けられたインク補給ポートへ、インクが流出する補給孔が形成された補給管を差し込み、前記インクタンクにインクを補給するインク補給装置において、
前記補給管が貫通可能な格納部と、前記格納部に取付けられ、前記補給管が貫通可能なシール部材と、前記補給管が前記格納部に格納されている状態で、前記シール部材の前記補給孔の前後位置に形成され、前記補給孔を取り囲む密閉空間を形成する環状のリブと、を備えることを特徴としている。
【0015】
請求項1に記載のインク補給装置によれば、補給管を格納部から突出させてインク補給ポートに連結し、補給孔からインクを流出させてインクタンクにインクを補給する。また、インクを補給しないときは、補給管は格納部に格納され、このときシール部材の環状のリブによって形成された密閉空間によって、補給管の補給孔は密閉される。
【0016】
従って、補給孔は、シール部材に触れずに、環状のリブによって形成された密閉空間に取り囲まれている。よって、補給管がシール部材を出入りする際に摺動する部分はリブ部分のみであるので、補給管を抜き差しするときの摺動抵抗が低い。従って、補給管の出入りがスムーズに行なえる。
【0017】
また、補給孔は密閉されているので、インクが乾燥固化することを防止でき、また、補給ピンへのゴミの付着を防止することができる。
【0018】
更に、補給孔は密閉されて大気と連通しないため、インクはメインタンクに戻ることなく補給管に留まる。このため、2回目以降のインク補給においては、補給管にインクが到達するまでの時間が必要無く、インク補給時間が短縮できる。
【0019】
請求項2に記載のインク補給装置は、請求項1に記載の構成において、前記格納部と前記シール部材とが二色成形されていることを特徴としている。
【0020】
請求項2に記載のインク補給装置によれば、請求項1と同様の作用を奏すが、格納部とシール部材とが二色成形、すなわち、格納部とシール部材とが同時に成形される。
【0021】
従って、格納部とシール部材とを別々に成形する場合に比べて、組付作業の容易化及び構造の簡素化を図ることができる。
【0025】
請求項3に記載のインク補給装置は、インクジェット記録ヘッドと該インクジェット記録ヘッドにインクを供給するインクタンクとで構成されるインクジェット記録ユニットの前記インクタンクに設けられたインク補給ポートへ、インクが流出する補給孔が形成された補給管を差し込み、前記インクタンクにインクを補給するインク補給装置において、前記補給管が貫通可能な格納部と、前記補給管が前記格納部に格納されている状態で、前記格納部の前記補給孔の前後位置に形成された環状溝に嵌められたOリングと、を備えることを特徴としている。
【0026】
請求項3に記載のインク補給装置によれば、補給孔の前後位置に形成された環状溝に嵌められたOリングによって、密閉空間が構成され、請求項1と同様の作用を奏す。
【0027】
また、補給管が出入りする際に摺動する部分はOリング部分のみであるので、摺動抵抗が低い。従って、補給管の出入りがスムーズに行える。
【0028】
請求項4に記載のインクジェット記録装置は、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のインク補給装置を備えることを特徴としている。
【0029】
請求項4に記載のインクジェット記録装置によれば、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のインク補給装置を備えているので、補給管を抜き差しするときの、摺動抵抗が低い。従って、補給管の出入りがスムーズに行なえるため、例えば、補給管を抜き差しする機構に負荷が少ない。
【0030】
また、インク補給装置でのインクの乾燥によるインク補給の際の不具合を防止でき、更にインク補給時間が短縮されているので、信頼性が高く、使いやすいインクジェット記録装置である。
【0031】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るインク補給装置の一の実施形態を図面に基づき説明する。
【0032】
図1から図3に示すようにインクジェット記録装置12は、記録媒体搬送部材16、ガイド部材18、メンテナンスステーション20、位置センサ22及び、インク補給装置46等を備え、それぞれ本体ハウジング24に保持されている。
【0033】
記録媒体搬送部材16は記録媒体P(例えば用紙等)を後述する副走査方向Sに搬送し、ガイド部材18は、記録媒体Pの搬送経路に対向して、且つ記録媒体Pの搬送方向と垂直な方向に沿って設けられている。
【0034】
キャリッジ14は、ガイド部材18によって支持されている。このキャリッジ14には、インクジェット記録ヘッド28とこのインクジェット記録ヘッド28にインクを供給するサブインクタンク30とで構成されているインクジェット記録ユニット32(図4参照)が複数(本実施形態では4つ)、着脱可能に搭載されている。
【0035】
尚、インクジェット記録ヘッド28のインク滴を吐出するノズル(図示せず)が形成されたノズル面10Aが下面(記録媒体Pの搬送経路に対向する面)よりも下に突出するように、キャリッジ14に搭載されている。
【0036】
ガイド部材18の下で且つ記録媒体Pの搬送経路に隣接した位置にはメンテナンスステーション20が配置されており、インクジェット記録ヘッド28のノズル面10A(図4参照)に対して接離(本実施形態では上下動)して、キャッピングやインクの吸引等のメンテナンス動作を行う。尚、このメンテナンス動作は、図示しない制御回路によって、所定の条件やタイミングで行われるように制御されている。
【0037】
メンテナンスステーション20に対向する位置は、インクジェット記録ユニット32のホームポジションとなっており、この位置を位置センサ22で検出してキャリッジ14を停止させる。
【0038】
なお、図面において、キャリッジ14の移動方向(主走査方向)を矢印Mで、記録媒体Pの移動方向(副走査方向)を矢印Sでそれぞれ示す。また、後述するように、インク補給ユニット48がインク補給位置と待機位置との間を移動する方向もS方向である(図9、図10参照)。
【0039】
さて、インクジェット記録装置12は、記録媒体搬送部材16で記録媒体Pを搬送し、且つ、インクジェット記録ユニット32を搭載したキャリッジ14を主走査方向Mに往復動作させながら、画像情報に応じてインク滴を吐出して、記録媒体P上に画像を記録する。
【0040】
また、各インクジェット記録ユニット32は、本実施形態では4つ備えているので、各インクジェット記録ユニット32の各サブインクタンク30毎に異なる色のインク(ブラック(Bk)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C))を貯留し、各インクジェット記録ヘッド28毎に異なる色のインクを供給することできる。
【0041】
従って、各インクジェット記録ヘッド28毎に異なる色のインク滴を吐出できるので、記録媒体Pにフルカラー画像を記録することが可能となっている。
【0042】
尚、以下、インクジェット記録ヘッド28、サブインクタンク30及び後述のインク補給ユニット48等を各色に応じて特に区別して説明するときは、符号の後にBk、Y、M、又はCを付して表示することとする。(例えば、サブインクタンク30Bk、インク補給ユニット48Y等)。
【0043】
図2から図4に示すように、インクジェット記録ユニット32は、インクジェット記録ヘッド28と、このインクジェット記録ヘッド28の上部に設けられ、インクジェット記録ヘッド28にインクを供給するサブインクタンク30とで構成されている。
【0044】
サブインクタンク30は後述するインク補給装置46に対して突出したポートユニット部110を有している。このポートユニット部110には、サブインクタンク30内へインクを補給する補給口44を備えたインク補給ポート36が設けられている。また、このインク補給ポート36の下方には、サブインクタンク30内の空気を排出する排気口42を備えた排気ポート34が設けられている。
【0045】
更に、後述するインク補給ユニット48の位置決めピン122をガイドして係合し、インク補給ユニット48とサブインクタンク30とを位置決めする位置決め穴112が、排気ポート34とインク補給ポート36との間に水平に二つ並んで設けられている。
【0046】
図11に示すように、インク補給ポート36は、補給口44の奥にゴム部材からなる補給口シール152が設けられている。この補給口シール152の中央部には補給口シール孔154が開けられており、この補給口シール孔154の内径は後述する補給ピン138の外形より若干小さい。このため、補給ピン138がこの補給口シール孔154を通る際、補給ピン138と補給口シール孔154との間は密着しており、気密性が保たれる。
【0047】
補給口シール孔154の奥側にはシールボール156がシールボールバネ158によって付勢されており、補給口シール152に形成された凹部に入って圧着し、補給口シール孔154を閉鎖している。
【0048】
しかし、図11(C)の状態のように補給ピン138が挿入され押されるとスライドし、補給口シール孔154から離間する。
【0049】
尚、排気ポート34も同様の構成をしている。
【0050】
また、図2、図4に示すように、サブインクタンク30の上部には、サブインクタンク30の内部と外部とで空気を流通させる大気連通孔38が形成されている大気連通部114が設けられている。そして、この大気連通孔38を通って空気が出入りすることで、サブインクタンク30内の負圧が一定に保たれるようになっている。
【0051】
更に、図4に示すように、サブインクタンク30には、内部のインク量を検出するインク量センサ40が取り付けられている。このインク量センサ40は、検出したサブインクタンク30内のインク量の情報を図示しない制御回路に送る。
【0052】
図1に示すように、4つの各サブインクタンク30のそれぞれに対応して設けられた4つのインク補給ユニット48を備えたインク補給装置46が、記録媒体Pの搬送経路外の本体ハウジング24に取付けられている。そして、このインク補給装置46よってサブインクタンク30へインクを補給可能な位置(図3参照)が、インクジェット記録ユニット32のインク補給ポジションとなっている。
【0053】
このインク補給ポジションには、自動的に停止可能であり、更に上述したホームポジションと同様に、この位置を位置センサ22によって検出し、キャリッジ14を停止させことも可能である。尚、インク補給ポジションはホームポジションと同位置としてもよいが、本実施形態では異なる位置となっている。
【0054】
図9、図10に示すように、各インク補給ユニット48は、後述する移動機構190によってサブインクタンク30にインクを補給するインク補給位置(図9(B)参照)とインクを補給しない待機位置(図9(A)参照)との間を移動する。尚、移動方向は図1の方向Sと同方向である。
【0055】
図5から図8はインク補給ユニット48を示している。尚、図7はインク補給ユニット48を分解した図である。
【0056】
図7に示すように、インク補給ユニット48は、補給ピンユニット130及び排気ピンユニット132と、補給ピンユニット130及び排気ピンユニット132を保持するフローティングケース134と、からなるインク補給ヘッド150と、このインク補給ヘッド150を保持する補給ケース136とを有している。
【0057】
補給ピンユニット130は先端部の外周面に補給孔138Aが開いた補給ピン138とこの補給ピン138が差し込まれた補給ピン保持部材140とから構成されている。また、補給ピン138の後端側は径が太くなっている太部138Bを有している。そして、図8に示すように、補給ピン保持部140の後端部には段差が設けられ、補給ピン138を差し込むことで太部138Bが係合し嵌る。
【0058】
更に、この補給ピン138は補給ピンバネ142に差し込まれ、この補給ピンバネ142は補給ピン保持部材140の内に納まる。また、後端部の太部138Bにはインク供給チューブ162が接続される。
【0059】
尚、排気ピンユニット132も補給ピンユニット130と同様に先端部の外周面に排気孔144Aが開いた排気ピン144、排気ピン保持部材146、排気ピンバネ148からなり、同様の構成をしている。また、排気ピン144の後端側の太部144Bには排気チューブ226が接続される。
【0060】
図7に示すように、フローティングケース134の前面には、補給ピン138と排気ピン144とが差し込まれ、格納する二つの格納部124が上下に開けられており、この格納部124には中空のピンシール部材126が取付けられている。補給ピン138と排気ピン144とは、この中空のピンシール部材126に出入り可能に差し込まれる。
【0061】
さて、図12に示すように、補給孔138Aは補給ピン138の先端部分の円周に対向して2箇所あけられている。そして、上述したように、フローティングケース134の格納部124にはピンシール部材126が嵌め込まれているが、このピンシール部材126は円筒状をし、内壁には補給孔138Aの前後に当接する環状のリブ126Aが設けられている。
【0062】
従って、このリブ126Aで囲まれた空間は密閉された密閉空間200となり、非接触状態で補給孔138Aを封止する。
【0063】
このように、補給孔138Aは封止されているのでインク乾燥が防止される。従って、補給孔138Aが乾燥したインクで詰まったりすることが無い。また、補給ピン138に外部のゴミなどが付着することもない。
【0064】
また、シール部材126の材質としては、インクによる腐食が無く、また、摺動性の低い弾性体が望ましい。例えば、フッ素ゴムやシリコンゴム等が挙げられる。
【0065】
尚、本実施例では、ピンシール部126を嵌め込むようにしたが、フローティングケース134を成形する際に格納部124にピンシール部材126を同時に成形、つまり2色成形してもよい。このように、2色成形すると格納部とシール部材とを別々に成形する場合に比べて、組付作業の容易化及び構造の簡素化が図られる。
【0066】
尚、排気ピン144も同様の構成である
また、図5、図8に示すように、フローティングケース134の二つの上下の格納部124の間に並んで先端部が先細形状をした位置決めピン122が突出している。この位置決めピン122の根元の径は上述したサブインクタンク30のポートユニット部110の位置決め穴112(図4参照)の径と略同径となっている。
【0067】
図7に示すように、補給ケース136にはインク補給ヘッド150が納まるフローティングケース保持部176が備えられている。このフローティングケース保持部176の左右の側面にスリット202が形成され、バネ性を有する片持状のボス孔形成部204が形成されている。そして、このボス孔形成部204にS方向に長い長孔状のボス孔170が形成されている。また、このボス孔170の端部にはボス孔128の孔幅より徐々に小さくなってボス部128の径と略同径となる姿勢保持凹部170Aが設けられている。
【0068】
更に、フローティングケース保持部176の上下部にはボス溝174が設けられ、ボス溝174の端部にはボス溝174の幅より狭く形成されたボス部174と略同幅の姿勢保持部174Aが設けられている。
【0069】
そして、これらのボス孔170、ボス溝174にフローティングケース134の側面から突出するボス部128とフローティングケース134の上下部から吐出するボス部172とが係合する。
【0070】
これにより、フローティングケース134はボス孔170、ボス溝174の長手方向(S方向)にスライドできる。
【0071】
また、フローティングケース134の高さはフローティングケース保持部176の高さより小さく、且つ、ボス孔170はボス部128の径より大きいので上下方向にもフローティングケース134はスライドできる。
【0072】
更に、フローティングケース134幅はフローティングケース保持部176幅より小さく、且つ、ボス溝174の溝幅は、ボス部172より大きいので、ボス孔170の貫通方向(M方向)にもスライドできる。
【0073】
尚、後述するように、ボス孔形成部204を外側に変形させて開くことで、インク補給ヘッド150をフローティングケース保持部176に収納し、ボス部128をボス孔170に挿入することができる。
【0074】
一方、図6に示すように、補給ケース136の後壁部には前述した補給ピン138の太部138Bと排気ピン144の太部144Bとが差し込まれる二つの太部孔178が開けられている。この二つの太部孔178は補給ピン138と排気ピン144の太部138B、144Bより大きな径である。したがって、この太部孔178の中を補給ピン138と排気ピン144とは自由に移動でき、フローティング動作を拘束しない。
【0075】
また、図5、図8に示すように、補給ケース136の上部には、サブインクタンク30の大気連通孔38に対応した位置に、例えばゴム材等の弾性体からなる弾性キャップ180が先端に取付けられた連通孔キャプ部材182が、キャップバネ184によってS方向に付勢されている。そして、図9に示すようにインク補給位置では前述したサブインクタンク30の大気連通孔38に弾性キャップ180が当たり、キャップバネ184によって押し付けることで、大気連通孔38は弾性キャップ180で封止される。
【0076】
さて、インク補給ユニット48は、以下のように組み付けることで構成される。
【0077】
図7に示すように、先ず、補給ピン138、排気ピン144をそれぞれ補給ピン保持部材140、排気ピン保持部148に差し込む。
【0078】
次に、補給ピンバネ142、排気ピンバネ148を補給ピン138、排気ピン144に差し込む。
【0079】
そして、フローティングケース134の格納部124のピンシール部材126に補給ピン138と排気ピン144との先端部を差し込み、インク補給ヘッド150とする。
【0080】
そして、この状態で、図7の点線のようにボス孔形成部204を外側に開いてフローティングケース134の2つのボス部128を補給ケース136のフローティングケース保持部176のボス孔170に挿入させ、再びボス孔形成部204を閉じる。
【0081】
また、このときにフローティングケース134の上下のボス部172を補給ケース136のフローティングケース保持部176のボス溝174に係合させる。
【0082】
このように組み合わされた状態が図5、図6である。尚、インク補給ヘッド150は、ボス孔170、ボス溝174、太部孔178(図6参照)のガタ範囲において自在に変位する。
【0083】
また、図8に示すように、待機位置(図9(A)参照)では、インク補給ユニット48のフローティングケース134は補給ピンバネ142と排気ピンバネ148の弾性力によってS方向に付勢されている。このように付勢された状態では図5に示すように、ボス部128、172は、ボス孔170端部の姿勢保持凹部170Aとボス溝174の端部の姿勢保持部174Aとに入り、インク補給ヘッド150の姿勢が安定する。
【0084】
しかし、これらの補給ピンバネ142と排気ピンバネ148との弾性力に以上に加えるとインク補給ヘッド150は自在に変位する。
【0085】
つまり、インク補給ヘッド150は補給ケース136に変位自在、つまり前後左右、上下、斜め方向に対して自在に変位可能に保持されている。
【0086】
さて、図2に示すように、インク補給装置46の下方には、メインインクタンク50とポンプユニット264とが配置されている。このメインインクタンク50の数は、サブインクタンク30と対応するようになっており、本実施形態では4つである。
【0087】
各メインタンクユニット50からでる各インクチューブ162は前述した各補給ピン138の太部138Bに接続されている。また、メインインクタンク50には、インクジェット記録装置12で使用されるインク(Bk、Y、M、Cの各色)が貯留されており、インクチューブ162を介してインク補給装置46によって、サブインクタンク30に補給され、画像記録に使用される。
【0088】
ポンプユニット264は、各インク補給ユニット48から延びる4本の排気チューブ226に対応し、4つのローラーポンプ268を有している。
【0089】
それぞれのローラーポンプ268は、ポンプ軸266と一体で回転する回転板270と、この回転板270の外周近傍に配置された1つ又は複数(本実施形態では対角上に2つ)のローラー272とを有している。これに対し排気チューブ226は、部分的に回転板270の周囲を取り巻くように配置されており、ローラー272が排気チューブ226を局所的に押しつぶしている。
【0090】
従って、回転板270が時計回り方向(図2の矢印K方向)に回転すると、ローラー172が排気チューブ226をしごくようにして移動し、排気チューブ226内の流体(本実施形態では空気)を、排気チューブ226の他端から大気中に排出する。
【0091】
更に、インク補給ユニット48の後方にはインク補給ユニット48をインク補給位置(図9(B))と待機位置(図9(A))との間を移動させる移動機構190が配置されている。
【0092】
この移動機構190は、図3に示すように、各インク補給ユニット48に対応した4つの移動駆動部192を備え、この各移動駆動部192から先端側がU字状になった移動アーム194が突出し、各インク補給ユニット48に接続している。
【0093】
図10に示すように4本の移動アーム194は、移動駆動部192によって、それぞれ個別にS方向に前後する。このように前後することで、各インク補給ユニット48をインク補給位置(図9(B))と待機位置(図9(A))との間を移動させる。
【0094】
次に、本発明に係るインク補給装置の一の実施形態のインクジェット補給装置46の作用を説明する。
【0095】
画像情報に応じてインクジェット記録ヘッド28からインク滴を吐出しながら、キャリッジ14が主走査方向Mに、記録媒体Pが副走査方向Sに、それぞれ移動することで、記録媒体P上に画像が記録される。インク滴は、サブインクタンク30からインクジェット記録ヘッド28に供給されたインクによって形成されるため、画像記録に伴って、サブインクタンク30内のインクは減少する。
【0096】
そして、サブインクタンク30内のインクが所定量まで減少した場合、メインタンク50からインクを補給する必要が生じる。
【0097】
以下、サブインクタンク30へのインクの補給方法について説明する。
【0098】
先ず、例えばサブインクタンク30Bk内のインクが所定量まで減少したことをインク量センサ40が検出し、その情報を図示しない制御回路に送ると、制御回路は、キャリッジ14をインク補給ポジションへと移動させる。
【0099】
つぎに、図9、図10に示すように制御回路は、所定量までインクが減少したサブインクタンク30Bkに対応したインク補給ユニット48Bkを移動機構190によって待機位置(図9(A))からインク補給位置(図9(B))へと前進させる。
【0100】
インク補給ユニット48Bkのサブインクタンク30Bkへの接近により、位置決めピン122は位置決め穴112への挿入を開始する。
【0101】
位置決めピン122の先端は先細り形状であるので、位置決めピン122が位置決め穴112内へと挿入されるとき、位置決めピン122の中心と位置決め穴112の中心とがずれていても、位置決めピン122は位置決め穴112内に入る。
【0102】
更に、インク補給ユニット48Bkを前進させていくと、位置決めピン122は位置決め穴112内に係合していく。
【0103】
このときインク補給ヘッド150は補給ケース136に変位自在に保持されているので、位置決めピン122にガイドされて変位し、補給ピン138と排気ピン144とがそれそれポートユニット部110のインク補給ポート36と排気ポート34に連結可能に正確に合う。尚、位置決めピン122と位置決め穴112とは略同径であるので、係合した状態ではガタは無い。
【0104】
また、フローティングケース134の正面134Aとポートユニット部110の正面110Aとが平行でなくても、インク補給ヘッド150は角度も変位自在であるので、フローティングケース134の正面134Aとポートユニット部110の正面110Aとは合う。
【0105】
尚、待機位置(図9(A))では、フローティングケース134のボス部128、172は、ボス孔170端部の姿勢保持凹部170Aとボス溝174の端部の姿勢保持部174Aとに入り、インク補給ヘッド150の姿勢を安定させている。この待機位置でのインク補給ヘッド150の位置及び姿勢を、インク補給ユニット48をインク補給位置(図9(B)参照)での、インク補給ポート36と補給ピン138との位置及び連結軸線が略一致となるようにすることで、インク補給ポート36と補給ピン138とが連結するようにインク補給ヘッド150を導く範囲が少なくできる。
【0106】
このようにして、補給ピン138と排気ピン144のピン軸方向と、インク補給ポート36と排気ポート34のポート軸方向とが同軸上に一致する。
【0107】
尚、このとき、補給ケース48Bkの上部の弾性キャップ180がサブインクタンク30上部の大気連通孔38に当たっている。(図9(B)参照)
更に、この状態からインク補給ユニット48Bkを前進させていくと、図11に示すように、補給ピンバネ142が縮み、補給ピン138がフローティングケース134のピンシール部材126から突出し、インク補給ポート36の補給口シール152の補給口シール孔154に挿入されていく。
【0108】
尚、上述したように、各ピン軸方向とポート軸方向とが一致しているため、スムーズに挿入されていく。
【0109】
更にインク補給ユニット48Bkを前進してくと、補給ピン138が給口シール孔154から突き出ていき、シールボール156を押してスライドさせて、シールボール156を補給口シール孔154から離間させる。
【0110】
そして、補給ピン138の先端部の補給孔138Aが給口シール孔154からでた、図11(C)の状態で補給ピン138とインク補給ポート36への連結が完了する。
【0111】
尚、同時に同様に排気ピン144も排気ポート34に挿入され、排気ピン144と排気ポート34との連結が完了している。
【0112】
また、補給ケース48Bk上部の弾性キャップ180をキャップバネ184によって押し付けることで、大気連通孔38は弾性キャップ180で封止されている。
【0113】
更に、上述したように補給口シール孔154の内径は補給ピン138の外径より若干小さいので、補給口シール孔154と補給ピン138とは密着(圧入)されているため、空気及びインクが出入りする隙間はなく、サブインクタンク30内の気密性は保たれている。
【0114】
次に、この連結された状態でポンプユニット264を駆動させることで、サブインクタンク30の排気ポート34から内部の空気がインク補給ユニット48の排気ピン144へと排出される。このとき、サブインクタンク30Bkの大気連通孔38は弾性キャップ180によって封止されているので、大気連通孔38からサブインクタンク30に空気(外気)が入ることはない。
【0115】
このようにサブインク30Bk内の空気が排出されるに伴い、サブインクタンク30Bk内が負圧となり、図11(C)の矢印Fに示すようにメインタンクユニット50内のインクが、補給ピン138の補給孔138Aからインクが流出し、インク補給ポート36からサブインクタンク30Bk内にインクが補給されていく。
【0116】
そして、サブインクタンク30Bkに所定量のインクの補給が完了した後、ポンプユニット264の駆動を止め、移動機構190によってインク補給ユニット48Bkを後退させてサブインクタンク30Bkから離間する。そして、待機位置(図9(A)参照)へと戻る。尚、待機位置へと戻る過程は、上述した連結過程の逆となり、補給ピン138は図12(A)の状態に戻る。
【0117】
さて、この図12(A)の状態では、リブ126Aで囲まれた密閉空間200によって、補給孔138Aは封止されているので、インク乾燥が防止される。従って、補給孔138Aが乾燥したインクで詰まったりすることが無い。また、補給ピン138に外部のゴミなどが付着することはない。
【0118】
更に、このように図12のように補給ピン138が出入りする際、ピンシール部材126との間で摩擦抵抗が発生する。しかし、本実施形態ではピンシール部材126にリブ126Aが設けられており、摺動部分はリブ126Aのみであるので、摺動するときの摩擦抵抗が小さい。
【0119】
従って、スムーズに補給ピン138が出入りできる。また、このため移動駆動部122(図3参照)の駆動力が小さくて良い。
【0120】
また、図2に示すようにメインタンク50は、インク補給ユニット48より下側にあるが、補給孔138は密閉空間200によって封止されているので、補給孔138Aから外気が流入し、補給ピン138や補給チューブ162内のインクがメインタンク50まで戻ることは無い。このため補給ピン138の中にインクがすでに到達している状態となっている。
【0121】
従って、2回目以降にインクを補給する際、インク補給ポート36に連結後、すぐに補給孔138Aからインクが流出する。このため、インク補給時間が短縮できる。
【0122】
尚、本発明は、上記の実施の形態に限定されるものではない。
【0123】
例えば、上記実施の形態では、密閉空間はピンシール部材126によって形成していたが、これに限定されない。
【0124】
例えば、図13に示すように、格納部125の補給孔138Aの前後位置に、Oリング嵌合溝302を設け、そこにOリング304を勘合させ、Oリング304間を密閉空間202としてもよい。或いは、その他の形態であってもよい。
【0125】
また、本明細書におけるインクジェット記録とは、記録紙上への文字や画像の記録に限定されるものではない。すなわち、記録媒体は紙に限定されるものでなく、また吐出する液体もインクに限定されるものではない。
【0126】
例えば、高分子フィルムやガラス上にインクを吐出してディスプレイ用カラーフィルターを作成したり、溶接状態の半田を基板上に吐出して部品実装用のバンプを形成したりするなど、工業用的に用いられる液滴噴射装置全般に対して本発明を利用することが可能である。
【0127】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明に係るインク補給装置は、摺動抵抗が低いので補給管の出入りがスムーズに行える。また、補給管のインクの乾燥を防止し、更に、すばやくインク補給を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一の実施形態のインク補給装置が搭載されたインクジェット記録装置のキャリッジの近傍を拡大した図である。
【図2】 本発明の一の実施形態のインク補給装置が搭載されたインクジェット記録装置のインク補給装置、メインタンク、インクジェット記録ユニットを模式的に表した図である。
【図3】 本発明の一の実施形態のインク補給装置が搭載されたインクジェット記録装置のインク補給装置及びインクジェット記録ユニットを上部から平面視した断面図である。
【図4】 本発明の一の実施形態のインク補給装置が搭載されたインクジェット記録装置のインクジェット記録ユニットを示す図である。
【図5】 本発明の一の実施形態のインク補給装置のインク補給ユニットを示す正面からみた斜視図である。
【図6】 本発明の一の実施形態のインク補給装置のインク補給ユニットを示す後方からみた斜視図である。
【図7】 本発明の一の実施形態のインク補給装置のインク補給ユニットを示す分解図である。
【図8】 本発明の一の実施形態のインク補給装置のインク補給ユニットを示す断面図である。
【図9】 (A)は本発明の一の実施形態のインク補給装置のインク補給ユニットが待機位置にある状態を表し、(B)はインク補給位置へと前進した状態を表す断面図である。
【図10】 本発明の一の実施形態のインク補給装置のブラック(Bk)に対応するインク補給ユニットがインク補給位置へ移動した状態を示す図である。
【図11】 本発明の一の実施形態のインク補給装置のインク補給ユニットの補給ピンが、サブインクタンクのインク補給ポートに挿入されていく過程を(A)から(C)に順に示す図である。
【図12】 (A)は、本発明の一の実施形態のインク補給装置のピンシール部材を示し、インクシール部材に補給ピンが格納されているときの図である。(B)はインクシール部材から補給ピンが突出しているときの図である。
【図13】 本発明のその他の実施形態のインク補給装置の密閉空間の構成を示す図である。
【符号の説明】
12 インクジェット記録装置
28 インクジェット記録ヘッド
30 サブインクタンク(インクタンク)
32 インクジェット記録ユニット
36 インク補給ポート
124 格納部
125 格納部
126 ピンシール部(シール部材)
126A リブ
46 インク補給装置
138 補給ピン(補給管)
138A 補給孔
200 密閉空間
202 密閉空間
302 Oリング嵌合溝(環状溝)
304 Oリング

Claims (4)

  1. インクジェット記録ヘッドと該インクジェット記録ヘッドにインクを供給するインクタンクとで構成されるインクジェット記録ユニットの前記インクタンクに設けられたインク補給ポートへ、インクが流出する補給孔が形成された補給管を差し込み、前記インクタンクにインクを補給するインク補給装置において、
    前記補給管が貫通可能な格納部と、
    前記格納部に取付けられ、前記補給管が貫通可能なシール部材と、
    前記補給管が前記格納部に格納されている状態で、前記シール部材の前記補給孔の前後位置に形成され、前記補給孔を取り囲む密閉空間を形成する環状のリブと、
    を備えることを特徴とするインク補給装置。
  2. 前記格納部と前記シール部材とが二色成形されていることを特徴とする請求項1に記載のインク補給装置。
  3. インクジェット記録ヘッドと該インクジェット記録ヘッドにインクを供給するインクタンクとで構成されるインクジェット記録ユニットの前記インクタンクに設けられたインク補給ポートへ、インクが流出する補給孔が形成された補給管を差し込み、前記インクタンクにインクを補給するインク補給装置において、
    前記補給管が貫通可能な格納部と、
    前記補給管が前記格納部に格納されている状態で、前記格納部の前記補給孔の前後位置に形成された環状溝に嵌められたOリングと、
    を備えることを特徴とするインク補給装置。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のインク補給装置を備えることを特徴とするインクジェット記録装置
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