JP2009199768A - 回転灯 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型で視認性の高い回転灯2を提供する。
【解決手段】本回転灯2は、回転駆動機構11によって所定の回転軸線6の周りに回転駆動される反射鏡10によって発光ダイオード8からの光を回転軸線6と交差する照射方向A1〜A8に向けて放光する。発光ダイオード8が、回転軸線6上の所定の光源位置P1に配置され、回転軸線6に沿って光軸23を設定されている。反射鏡10の第1反射面51は、光源位置P1を焦点とした回転放物面状に形成され、発光ダイオード8からの光を第1の照射方向A1に向けて反射する。反射鏡10の第2反射面52は、回転軸線6と交差するように発光ダイオード8に対向し、この発光ダイオード8からの直接光を反射する。反射鏡10の第3反射面53は、第2反射面52からの反射光を第2〜第4の照射方向A2〜A4に向けて反射する。
【選択図】図1

Description

本発明は、回転灯に関する。
回転灯は、例えば、緊急用車両等のルーフ上に設置され、回転閃光等の警告信号を発するための回転警告灯に用いられている。回転灯は、光源としての発光ダイオード(以下、LEDともいう。)と、このLEDからの光を所定の照射方向に向けて反射する反射鏡と、反射鏡を回転させる回転駆動機構とを有している(例えば、特許文献1参照。)。
特開2006−318885号公報
しかし、LEDは、指向性のある光を発するので、反射光により視認性を高めようとすると、反射鏡が大型化する。その結果、回転灯が大型化する。一方で、回転灯の小型化が要望されている。しかし、反射鏡を小型化すると、周囲から見たときの回転灯の視認性が低下してしまう。
そこで、本発明の目的は、小型で視認性の高い回転灯を提供することである。
本発明の回転灯は、回転駆動機構によって所定の回転軸線周りに回転駆動される反射鏡によって発光ダイオードからの光を前記回転軸線と交差する照射方向に向けて放光する回転灯であって、前記発光ダイオードが、前記回転軸線上の所定の光源位置に配置され、前記回転軸線に沿って光軸を設定したものであり、前記反射鏡が、前記光源位置を焦点とした回転放物面状に形成され、前記発光ダイオードからの光を前記照射方向に向けて反射する第1反射面と、前記回転軸線と交差する姿勢で前記発光ダイオードに対向し、当該発光ダイオードからの直接光を反射する第2反射面と、この第2反射面からの反射光を前記照射方向を含む方向に向けて反射する第3反射面とを含むことを特徴とする(請求項1)。
本発明によれば、発光ダイオードからの光は、第1反射面により平行光とされて照射方向に反射される。これに加えて、第3反射面の反射光が、照射方向に放光されるので、周囲からの視認性を高めることができる。また、第3反射面は、第2反射面からの反射光を受けるので、発光ダイオードからの直接光を受ける場合に比べて、照射方向へ光を反射するための設計自由度を高くできる。その結果、第3反射面により、スペースを有効利用しつつ、周囲から見たときの視認性を高めることができる。ここで、前記照射方向は、複数の照射方向を含んでもよい。また、回転放物面状は、回転放物面形状と、回転放物面形状に近似した形状とを含む趣旨である。
また、本発明において、前記第1反射面の回転放物面の対称軸は、前記回転軸線と直角に交差しているのが好ましい(請求項2)。この場合、第1反射面は、回転軸線に対して直交する方向へ平行光を反射できる。その結果、例えば、回転軸線を上下方向に沿わせた場合に、回転灯から遠く離れた位置からの視認性を高めることができる。
また、本発明において、前記第2反射面は、前記回転軸線と直角に交差する平面に形成されているのが好ましい(請求項3)。この場合、第2反射面が平面であるので、第3反射面を設計し易い。また、第1反射面による反射光が前記回転軸線と直交する方向に平行に反射される場合に、第1反射面からの反射光を第2反射面で遮ることなく外部に照射できる。
また、本発明において、前記第2反射面は、前記回転軸線に沿う方向に関する前記第1反射面の端縁から延設されているのが好ましい(請求項4)。この場合、発光ダイオードからの光を有効利用しつつ、スペースをより一層有効利用できる。
また、本発明において、前記第3反射面は、前記第2反射面に関して前記光源位置に対称な点を焦点とした回転放物面を含み、この回転放物面の対称軸は、前記回転軸線と交差しているのが好ましい(請求項5)。この場合、第3反射面は、対称軸に平行な平行光を照射でき、この平行光により周囲からの視認性を高めることができる。
また、本発明において、前記第3反射面は、複数の前記回転放物面を含み、これらの回転放物面の対称軸が延びる方向は互いに異なっているのが好ましい(請求項6)。この場合、第3反射面に含まれる複数の回転放物面は、互いに異なる方向へ平行光を照射できるので、周囲からの視認性をより一層高めることができる。
また、本発明において、前記第3反射面の前記回転放物面の前記対称軸は、前記回転軸線と直角に交差している場合がある(請求項7)。この場合、第3反射面は、回転軸線に対して直交する方向へ平行光を反射できる。その結果、例えば、前記回転軸線を上下方向に沿わせた場合に、回転灯から遠く離れた位置からの視認性を高めることができる。
また、本発明において、前記第3反射面は、前記回転軸線に沿う方向に関する前記反射鏡の一方の端部における外周縁部に形成され、前記照射方向に見たときに、前記回転駆動機構の少なくとも一部と重なり合う場合がある(請求項8)。この場合、スペースをより一層有効利用することができる。
また、本発明において、前記回転軸線に沿う方向に関して前記光源位置から離隔して副光源位置が設定されており、この副光源位置に配置された副発光ダイオードがさらに備えられ、前記反射鏡は、前記副光源位置を焦点とした回転放物面状に形成され、前記副発光ダイオードからの光を前記照射方向へ向けて反射する第4反射面をさらに含む場合がある(請求項9)。この場合、副発光ダイオードからの光は、第4反射面により平行光とされて照射方向に反射される。第4反射面の反射光が、第1反射面および第3反射面の反射光に加えて放光されるので、周囲からの視認性をより一層高めることができる。
また、本発明において、前記第4反射面の回転放物面の対称軸は、前記回転軸線と直角に交差しているのが好ましい(請求項10)。この場合、第4反射面は、回転軸線に対して直交する方向へ平行光を反射できる。その結果、例えば、回転軸線を上下方向に沿わせた場合に、回転灯から遠く離れた位置からの視認性を高めることができる。
また、本発明において、前記反射鏡は、前記回転軸線と交差する姿勢で前記副発光ダイオードに対向し、前記副発光ダイオードからの直接光を反射する第5反射面と、この第5反射面による反射光を前記照射方向を含む方向へ向けて反射する第6反射面とをさらに含む場合がある(請求項11)。この場合、副発光ダイオードからの光は、第4反射面により照射方向に反射されることに加えて、第5反射面を介して第6反射面により反射されて、照射方向に放光される。その結果、周囲からの視認性を高めることができる。また、第6反射面は、第5反射面からの反射光を受けるので、副発光ダイオードからの直接光を受ける場合に比べて、照射方向へ光を反射するための設計自由度を高くできる。その結果、第6反射面により、スペースを有効利用しつつ、周囲から見たときの視認性を高めることができる。
また、本発明において、前記第5反射面は、前記回転軸線と直角に交差する平面に形成されているのが好ましい(請求項12)。この場合、第5反射面が平面であるので、第6反射面を設計し易い。また、第4反射面による反射光が前記回転軸線と直交する方向に平行に反射される場合に、第4反射面からの反射光を第5反射面で遮ることなく外部に照射できる。
また、本発明において、前記第5反射面は、前記回転軸線に沿う方向に関する前記第4反射面の端縁から延設されているのが好ましい(請求項13)。この場合、副発光ダイオードからの光を有効利用しつつ、スペースをより一層有効利用できる。
また、本発明において、前記第6反射面は、前記第5反射面に関して副光源位置と対称な点を焦点とした回転放物面を含み、この回転放物面の対称軸は、前記回転軸線と交差している場合がある(請求項14)。この場合、第6反射面は、対称軸に平行な平行光を照射でき、この平行光により視認性を高めることができる。
また、本発明において、前記第6反射面は、複数の前記回転放物面を含み、これらの回転放物面の対称軸が延びる方向は互いに異なっているのが好ましい(請求項15)。この場合、第6反射面に含まれる複数の回転放物面は、互いに異なる方向へ平行光を照射できるので、周囲からの視認性をより一層高めることができる。
また、本発明において、前記回転軸線に沿う方向に関して、前記第3反射面は前記光源位置よりも外方に配置され、前記第6反射面は前記副光源位置よりも外方に配置され、前記第1、第2、第4および第5反射面は、前記光源位置と前記副光源位置との間に配置されている場合がある(請求項16)。この場合、発光ダイオードおよび副発光ダイオードを、前記回転軸線に沿う方向に関する反射鏡の両端部に配置できるので、発光ダイオードおよび副発光ダイオードを固定する構造を簡素化できる。その結果、スペースをより一層有効利用することができる。
以下では、本発明の実施の形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。第1の実施形態では、回転灯が回転警告灯に適用されている場合に則して説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態の回転灯が適用された回転警告灯1の断面図である。図1を参照して、回転警告灯1は、回転灯2と、この回転灯2を収容する筒状の外郭ケース3とを有している。外郭ケース3は、回転灯2を支持するケース本体4と、このケース本体4に固定されたグローブ5とを有している。グローブ5は、透光性部材により形成されており、回転灯2からの光を周囲に透過させることができる。回転灯2は、光の照射方向(例えば、第1の照射方向A1)を、所定の回転軸線6の周りに変化させながら、全周に放光する。
外郭ケース3の中心軸線と回転灯2の回転軸線6とが、互いに沿っており、上下方向Zに沿っている。ケース本体4の底部が、直接に、または間接的に、所定の設置対象部材7に固定されている。ここで、設置対象部材7としては、緊急用車両のルーフ、看板、機械装置等を例示できる。
なお、回転警告灯1の姿勢は、自在に設定することができる。本実施形態では、回転警告灯1の姿勢が、回転灯2の回転軸線6が上下方向Zに沿った上述の姿勢である場合に則して、回転灯2を説明する。
回転灯2は、光源(主光源)としての発光ダイオード8(LED8ともいう。)と、副光源としての副発光ダイオード9(副LED9ともいう。)と、LED8および副LED9から発せられた光を所定の照射方向、例えば、第1の照射方向A1に反射する反射鏡10と、この反射鏡10を回転軸線6の周りに回転駆動する回転駆動機構11とを有している。反射鏡10が回転軸線6の周りに回転することにより、反射鏡10による反射光の照射方向が徐々に変化する。これにより、光が水平方向の全周に向けて照射される。
図2は、図1の回転灯2の反射鏡10の斜視図である。図1、図2を参照して、回転灯2の照射方向は、反射鏡10により光が反射される方向であり、具体的には、後述する反射鏡10の複数の反射面ごとに設定されており、第1〜第8の照射方向A1〜A8を含んでいる。
回転灯2は、光源位置P1と、副光源位置P2とを有している。光源位置P1および副光源位置P2は、反射鏡10により規定されており、この反射鏡10により照射方向A1〜A8に光を放光するためにLED8および副LED9を配置すべき位置である。
光源位置P1に配置されたLED8が発光すると、光は、反射鏡10により反射されて、所定の照射方向A1〜A4に照射されるようになっている。また、副光源位置P2に配置された副LED9が発光すると、光は、反射鏡10により反射されて、所定の照射方向A5〜A8に照射されるようになっている。
具体的には、光源位置P1および副光源位置P2は、回転軸線6上に配置され、互いに離隔して配置されている。光源位置P1は、反射鏡10の下側の端部12に配置されている。また、副光源位置P2は、反射鏡10の上側の端部13に配置されている。
図1に戻る。回転灯2に、ベース16と、LED8を固定状態で支持する光源支持部材17と、反射鏡10を支持する反射鏡支持部材18と、副LED9を固定状態で支持する副光源支持部材19とが設けられている。ベース16は、光源支持部材17を固定状態で支持し、反射鏡支持部材18を回転可能に支持し、回転駆動機構11を支持している。
ベース16と光源支持部材17と反射鏡支持部材18とにより、LED8が、反射鏡10に対して位置決めされ、その結果、光源位置P1に配置されるようになっている。また、外殻ケース3とベース16と反射鏡支持部材18と副光源支持部材19とにより、副LED9が、反射鏡10に対して位置決めされ、その結果、副光源位置P2に配置されるようになっている。
ベース16は、ケース本体4に固定されており、光源支持部材17を介してLED8を固定状態で支持するとともに、反射鏡支持部材18を介して反射鏡10を回転自在に支持している。ベース16は、板状の主体部20と、この主体部20から上方に突出した支軸21とを有している。支軸21の中心軸線は、回転軸線6と一致している。支軸21と主体部20とは、互いに固定され、具体的には単一部材により一体に形成されている。
支軸21は、光源支持部材17を、支軸21の軸方向の所定位置に位置決めした状態で固定している。光源支持部材17は、回路基板22を支持している。この回路基板22の導体部分に、LED8が、電気的に接続された状態で支持されている。
LED8は、単一で設けられている。LED8は、指向性のある光を放射する。LED8は、光軸23を有している。光軸23は、LED8が光を最も強く発する方向であり、回転軸線6に沿っている。LED8は、光軸23に沿う光を上向きに発するようにされている。LED8から発生する光は、光軸23上で最も強いが、光軸23と非平行な方向へも向かう。
副光源支持部材19は、外郭ケース3のグローブ5の頂部に固定されており、副LED9を支持している。副光源支持部材19は、例えば、回路基板からなり、回路基板の導体部分が副LED9に電気的に接続されている。
副LED9は、単一で設けられている。副LED9は、LED8と同様に、指向性のある光を放射し、光軸24を有している。副LED9は、光軸24に沿う光を上下方向Zに沿って下向きに発するようにされている。副LED9から発生する光は、光軸24上で最も強いが、光軸23と非平行な方向へも向かう。
また、支軸21は、軸受25を介して、反射鏡支持部材18を回転自在に保持しつつ、反射鏡支持部材18を、当該支軸21の軸方向および径方向に位置決めしている。反射鏡支持部材18と反射鏡10とは、互いに一体回転できるように互いに固定されている。
反射鏡支持部材18は、LED8および光源支持部材17を取り囲む環状をなしている。具体的には、反射鏡支持部材18は、軸受25を介して支軸21に支持された筒部26と、この筒部26から径方向外方に延設された環状板部27とを有している。筒部26は、支軸21の軸方向に延びており、筒部26の内周が軸受25の外周に嵌合している。環状板部27の上面に、反射鏡10が固定されている。環状板部27は、回転駆動機構11により回転駆動される。
回転駆動機構11は、駆動源としての電動モータ30と、この電動モータ30の出力軸の回転を反射鏡10に伝達するための伝達機構としての複数の動力伝達部材31,32,33,34とを有している。
第1の動力伝達部材31と第2の動力伝達部材32とは、互いに係合することにより、互いに動力を伝達する。第1の動力伝達部材31は、駆動部材として機能し、第2の動力伝達部材32は、従動部材として機能する。第1の動力伝達部材31は、相対的に小径の円筒形状のローラであり、電動モータ30の出力軸に固定されている。第2の動力伝達部材32は、第1の動力伝達部材31よりも相対的に大径の円板状の弾性部材により形成されている。第1の動力伝達部材31の外周面の係合部と、第2の動力伝達部材32の外周面の係合部とが互いに摩擦を伴って係合することにより、第1の動力伝達部材31の回転が第2の動力伝達部材32に伝達される。
第2の動力伝達部材32と第3の動力伝達部材33とは、互いに一体回転するように、軸部材35を介して互いに固定されている。軸部材35は、ベース16に回動自在に支持されている。
第3の動力伝達部材33と第4の動力伝達部材34とは、互いに係合することにより、互いに動力を伝達する。第3の動力伝達部材33は、駆動部材として機能し、第4の動力伝達部材34は、従動部材として機能する。第3の動力伝達部材33は、相対的に小径の円筒形状のローラである。第4の動力伝達部材34は、第3の動力伝達部材33に比べて相対的に大径の弾性部材により形成されたリングである。第3の動力伝達部材33の外周面の係合部と、第4の動力伝達部材34の外周面の係合部とが互いに摩擦を伴って係合することにより、第3の動力伝達部材33の回転が第4の動力伝達部材34に伝達される。第4の動力伝達部材34と、反射鏡支持部材18の環状板部27とは、互いに一体回転できるように、単一部材により一体に形成されている。なお、環状板部27と、第4の動力伝達部材34とが、互いに別部材に形成されて、互いに固定されてもよい。
図3は、図2の反射鏡10の正面図である。図4は、図3のIV−IV断面の断面図である。図5は、図3のV−V断面の断面図である。図6は、図2の反射鏡10の平面図である。以下の説明においては、回転軸線6に直交する方向であり且つ後述する第1の照射方向A1に直交する方向を左右方向Y、または側方ともいう。また、回転軸線6に直交する方向であり左右方向Yに直交する方向を、前後方向Xともいい、反射鏡10から光が照射される向きを前方ともいう。
図1、図2、図3を参照して、反射鏡10は、反射鏡支持部材18と連結される環状板38と、環状板38の外縁部に形成された湾曲板40と、環状板38の上面から上方に延設されており光源位置P1の上方に臨む湾曲板41と、湾曲板41の上側端縁から前方に延設された平板42と、湾曲板41の上側端縁から上方に延設されており副光源位置P2の下方に臨む湾曲板43と、湾曲板43の上側端縁と連結されており湾曲板40と上下方向Zに対向する湾曲板44とを有している。平板42は、光源位置P1と副光源位置P2とから等距離の位置に配置されている。これら各板38,40,41,42,43,44は、単一の部材により一体に形成されている。
図2,図3を参照して、反射鏡10は、第1反射面51と、第2反射面52と、第3反射面53と、第4反射面54と、第5反射面55と、第6反射面56とを有している。各反射面51,52,53,54,55,56により、照射方向A1〜A8へ集光されるようになっている。また、具体的に図示しないが、反射鏡10は、各反射面51,52,53,54,55,56を形成する反射面形成部材と、この反射面形成部材を担持する担持体とを有している。この担持体は、合成樹脂部材からなる。反射面形成部材は、担持体の表面上にアルミニウム蒸着により形成された薄い膜からなる。なお、反射面形成部材と担持体とが、単一部材により形成されていてもよい。
図1、図4、図5を参照して、第1反射面51は、LED8からの直接光を受けて、受けた光を第1の照射方向A1に向けて反射する。第1の照射方向A1は、回転軸線6に直交する方向である。第1反射面51は、回転放物面形状に形成されている。この回転放物面形状の焦点F1が、光源位置P1に一致している。回転放物面形状の対称軸S1(焦点F1と頂点とを通る線)は、回転軸線6と直角に交差しており、第1の照射方向A1と平行になっている。第1反射面51は、回転軸線6との交点C1(LED8の光軸23との交点に相当する)を有している。第1反射面51は、湾曲板41の凹湾曲面に形成されており、光源位置P1を上方、後方、左右側方から覆っている。
図1、図3、図4を参照して、第2反射面52は、回転軸線6と交差するようにLED8に対向して配置されており、当該LED8からの直接光を反射する。このときの反射方向は、回転軸線6に対して斜め下向きに交差するような方向であり、第2反射面52から第3反射面53に向かう方向である。第2反射面52の一部による反射光が、第3反射面53に達し、第2反射面52の他の一部による反射光は、回転灯2の周囲の下方に向けて照射される。
第2反射面52は、回転軸線6に対して斜めに傾く方向に沿って、LED8と対向している。第2反射面52がLED8よりも前方(回転灯2から光が照射される方向)に配置されている。第2反射面52は、回転軸線6と直角に交差するような平面に形成されている。具体的には、第2反射面52の延長面が、回転軸線6と直角に交差している。第2反射面52は、回転軸線6に沿う方向X1に関して、光源位置P1から遠い側にある第1反射面51の端縁57から延設されており、平板42の下面に形成されている。
図1、図2、図3を参照して、第3反射面53は、第1の部分反射面61と、第2の部分反射面62と、第3の部分反射面63とを有している。第1の部分反射面61と、第2の部分反射面62と、第3の部分反射面63とは、回転軸線6を中心とした周方向に互いに隣接して並んでいる。
図2、図4、図5、図6を参照して、第1の部分反射面61は、第2反射面52からの反射光を第2の照射方向A2に向けて反射する。第1の部分反射面61は、回転放物面形状に形成されている。この回転放物面形状の焦点F2が、第2反射面52に対する光源位置P1の対称点P11に一致している。回転放物面形状の対称軸S2は、回転軸線6と直角に交差しており、第2の照射方向A2と平行になっている。第1の部分反射面61は、湾曲板40の凹湾曲面に形成されている。第2の照射方向A2は、回転軸線6に直交する方向であり、第1の照射方向A1と平行である。
第2の部分反射面62は、第2反射面52からの反射光を第3の照射方向A3に向けて反射する。第2の部分反射面62は、回転放物面形状に形成されている。この回転放物面形状の焦点F3が、第2反射面52に対する光源位置P1の対称点P11に一致している。回転放物面形状の対称軸S3は、回転軸線6と直角に交差しており、第3の照射方向A3と平行になっている。第2の部分反射面62は、湾曲板40の凹湾曲面に形成されており、回転軸線6を中心とした周方向に第1の部分反射面61と隣接している。
第3の照射方向A3は、回転軸線6に直交する方向であり、第2の照射方向A2に対して斜め側方へ傾いている。第3の照射方向A3と第2の照射方向A2とは、回転軸線6に沿って見たときに所定角度D1、例えば、鋭角をなしている。
第3の部分反射面63は、第2反射面52からの反射光を第4の照射方向A4に向けて反射する。第3の部分反射面63は、回転放物面形状に形成されている。この回転放物面形状の焦点F4が、第2反射面52に関して光源位置P1と対称な対称点P11に一致している。回転放物面形状の対称軸S4は、回転軸線6と直角に交差しており、第4の照射方向A4と平行になっている。第3の部分反射面63は、湾曲板40の凹湾曲面に形成されており、回転軸線6を中心とした周方向に第1の部分反射面61と隣接している。
第4の照射方向A4は、回転軸線6に直交する方向であり、第2の照射方向A2に対して斜め側方へ傾いている。第4の照射方向A4と第2の照射方向A2とは、回転軸線6に沿って見たときに所定角度D2、例えば、鋭角をなしている。回転軸線6に沿って見たときに、第4の照射方向A4と第3の照射方向A3とは、第2の照射方向A2および回転軸線6を含む平面X10に対して、互いに反対側に向いている。第4の照射方向A4と第2の照射方向A2とがなす所定角度D2は、第3の照射方向A3と第2の照射方向A2とがなす所定角度D1と互いに等しくされている。
第3反射面53の第1〜第3の部分反射面61,62,63の回転放物面形状の焦点F2,F3,F4は、互いに一致しており、また、副光源位置P2とも一致している。第3反射面53の第1〜第3の部分反射面61,62,63の回転放物面形状の対称軸S2,S3,S4は、回転軸線6の周りの周方向に関して、互いに異なる方向に沿って延びている。各対称軸S2,S3,S4は、それぞれ、回転軸線6と直角に交差している。また、回転軸線6に沿って見たときに、各対称軸S2,S3,S4は互いに交差している。
図2、図4、図5、図6を参照して、第4反射面54は、副LED9からの直接光を受けて、受けた光を第5の照射方向A5に向けて反射する。第5の照射方向A5は、回転軸線6に直交する方向であり、第1の照射方向A1に平行な方向である。第4反射面54は、回転放物面形状に形成されている。この回転放物面形状の焦点F5が、副光源位置P2に一致している。回転放物面形状の対称軸S5(焦点F5と頂点とを通る線)は、回転軸線6と直角に交差しており、第5の照射方向A5と平行になっている。第4反射面54は、回転軸線6との交点C2(副LED9の光軸24との交点に相当する)を有している。第4反射面54は、湾曲板43の凹湾曲面に形成されており、副光源位置P2を下方、後方、左右側方から取り囲んでいる。
第5反射面55は、回転軸線6と交差するように副LED9に対向して配置されており、副LED9からの直接光を反射する。このときの反射方向は、回転軸線6に対して斜め上向きに交差するような方向であり、第5反射面55から第6反射面56に向かう方向である。第5反射面55は、回転軸線6に対して斜めに傾く方向に沿って、副LED9と対向している。第5反射面55が副LED9よりも前方に配置されている。第5反射面55は、回転軸線6と直角に交差するような平面に形成されている。具体的には、第5反射面55の延長面が、回転軸線6と直角に交差している。第5反射面55は、回転軸線6に沿う方向X1に関して、副光源位置P2から遠い側にある第4反射面54の端縁64から延設されており、平板42の上面に形成されている。
第6反射面56は、第1の反射面部分71と、第2の反射面部分72と、第3の反射面部分73とを有している。第1の反射面部分71と、第2の反射面部分72と、第3の反射面部分73とは、回転軸線6を中心とした周方向に互いに隣接して並んでいる。
第1の反射面部分71は、第5反射面55からの反射光を第6の照射方向A6に向けて反射する。第1の反射面部分71は、回転放物面形状に形成されている。この回転放物面形状の焦点F6が、第5反射面55に対する副光源位置P2の対称点P12に一致している。回転放物面形状の対称軸S6は、回転軸線6に対して所定角度D3で斜めに交差しており、第6の照射方向A6と平行になっている。第1の反射面部分71は、湾曲板44の凹湾曲面に形成されている。第6の照射方向A6は、回転軸線6に対して所定角度D3で斜め下向きに交差する方向である。第6の照射方向A6と第5の照射方向A5とは、回転軸線6に沿って見たときに互いに平行である。
第2の反射面部分72は、第5反射面55からの反射光を第7の照射方向A7に向けて反射する。第2の反射面部分72は、回転放物面形状に形成されている。この回転放物面形状の焦点F7が、第5反射面55に対する副光源位置P2の対称点P12に一致している。回転放物面形状の対称軸S7は、回転軸線6に対して所定角度D4で斜めに交差しており、第7の照射方向A7と平行になっている。第2の反射面部分72は、湾曲板44の凹湾曲面に形成されており、第1の反射面部分71と、回転軸線6を中心とした周方向に隣接している。
第7の照射方向A7は、回転軸線6に対して所定角度D4で斜め下向きに交差する方向である。第7の照射方向A7と回転軸線6とのなす所定角度D4は、第6の照射方向A6と回転軸線6とのなす所定角度D3と等しくされている。
また、第7の照射方向A7は、第6の照射方向A6に対して側方に傾斜している。第7の照射方向A7と第6の照射方向A6とは、回転軸線6に沿って見たときに所定角度D5、例えば、鋭角をなしている。
第3の反射面部分73は、第5反射面55からの反射光を第8の照射方向A8に向けて反射する。第3の反射面部分73は、回転放物面形状に形成されている。この回転放物面形状の焦点F8が、第5反射面55に関して副光源位置P2に対称な対称点P12に一致している。回転放物面形状の対称軸S8は、回転軸線6に対して所定角度D6で斜めに交差しており、第8の照射方向A8と平行になっている。第3の反射面部分73は、湾曲板44の凹湾曲面に形成されており、第1の反射面部分71と、回転軸線6を中心とした周方向に隣接している。
第8の照射方向A8は、回転軸線6に対して所定角度D6で斜め下向きに交差する方向である。第8の照射方向A8と回転軸線6とのなす所定角度D6は、第6の照射方向A6と回転軸線6とのなす所定角度D3と等しくされている。
また、第8の照射方向A8は、第6の照射方向A6に対して側方に傾斜している。第8の照射方向A8と第6の照射方向A6とは、回転軸線6に沿って見たときに所定角度D7、例えば、鋭角をなしている。また、回転軸線6に沿って見たときに、第8の照射方向A8と第7の照射方向A7とは、第6の照射方向A6および回転軸線6を含む平面X11に対して、互いに反対側に向くようにされている。第8の照射方向A8と第6の照射方向A6とがなす所定角度D7は、第7の照射方向A7と第6の照射方向A6とがなす所定角度D5と互いに等しくされている。
第6反射面56の第1〜第3の反射面部分71,72,73の回転放物面形状の焦点F6,F7,F8は、互いに一致しており、また、光源位置P1とも一致している。第6反射面56の第1〜第3の反射面部分71,72,73の回転放物面形状の対称軸S6,S7,S8は、回転軸線6を中心とする周方向に関して互いに異なる方向に沿って延びている。各対称軸S6,S7,S8は、それぞれ、回転軸線6に対して斜め下向きに交差している。また、回転軸線6に沿って見たときに、各対称軸S6,S7,S8は互いに交差している。
第6反射面56の第2の反射面部分72の第7の照射方向A7と、第3反射面53の第2の部分反射面62の第3の照射方向A3とは、回転軸線6に沿って見たときに互いに平行である。第6反射面56の第3の反射面部分73の第8の照射方向A8と、第3反射面53の第3の部分反射面63の第4の照射方向A4とは、回転軸線6に沿って見たときに互いに平行である。
第1反射面51、第2反射面52、第5反射面55および第4反射面54は、この記載の順で、回転軸線6に沿う方向X1に関して、互いに隣接しており、光源位置P1と副光源位置P2との間に配置されている。第1反射面51は、第2反射面52および第3反射面53の間に配置されている。また、第2反射面52と第3反射面53とは、互いに対向している。
第3反射面53は、回転軸線6に沿う方向X1に関して、第1反射面51よりも外方に配置されるとともに、光源位置P1よりも外方に配置されている。回転軸線6に沿う方向X1に関する光源位置P1よりも外方の位置は、LED8の背後(LED8の発光方向の反対側)であるので、指向性のあるLED8からの直接光は到達し難い傾向にある。このような位置に、第3反射面53を設けたので、スペースの有効利用に寄与する。
また、第3反射面53は、回転軸線6に沿う方向X1に関する反射鏡10の下側の端部12における、回転軸線6を中心とした径方向X2に関しての反射鏡10の外縁部としての湾曲板40に形成されている。反射鏡10の外縁部には、指向性のあるLED8からの直接光は到達し難い傾向にある。このような外縁部に第3反射面53が配置されるので、スペースの有効利用に寄与する。
また、第3反射面53は、第1の照射方向A1に沿って見たときに、回転駆動機構11の一部である第3の動力伝達部材33および第4の動力伝達部材34と重なり合うようにして配置されている。回転軸線6に沿う方向X1に関して、第3反射面53と、回転駆動機構11との距離を短くできるので、スペースの有効利用に寄与する。
また、第4反射面54は、第5反射面55および第6反射面56の間に配置されている。また、第5反射面55と第6反射面56とは、互いに対向している。
第6反射面56は、回転軸線6に沿う方向X1に関して、第4反射面54よりも外方に配置され、副光源位置P2よりも外方に配置されている。第3反射面53と同様に、第6反射面56を副LED9の背後に配置したので、スペースの有効利用に寄与する。
また、第6反射面56は、回転軸線6に沿う方向X1に関する反射鏡10の上側の端部13における、回転軸線6を中心とした径方向X2に関しての反射鏡10の外縁部としての湾曲板44に形成されている。反射鏡10の外縁部には、指向性のある副LED9からの直接光は到達し難い傾向にある。このような外縁部に第6反射面56が配置されるので、スペースの有効利用に寄与する。
また、第6反射面56は、第1の照射方向A1に沿って見たときに、副LED9および副光源支持部材19と重なり合うようにして配置されている。回転軸線6に沿う方向X1に関して、第6反射面56と、副LED9および副光源支持部材19との距離を短くできるので、スペースの有効利用に寄与する。
以上説明したように、本発明の実施形態の回転灯2は、回転駆動機構11によって所定の回転軸線6の周りに回転駆動される反射鏡10によってLED8からの光を回転軸線6と交差する第1〜第8の照射方向A1〜A8に向けて放光する回転灯2である。LED8が、回転軸線6上の所定の光源位置P1に配置され、回転軸線6に沿って光軸23を設定したものである。反射鏡10が、(1)光源位置P1を焦点F1とした回転放物面状に形成され、LED8からの光を第1の照射方向A1に向けて反射する第1反射面51と、(2)回転軸線6と交差する姿勢でLED8に対向し、当該LED8からの直接光を反射する第2反射面52と、(3)この第2反射面52からの反射光を第2〜第4の照射方向A2,A3,A4に向けて反射する第3反射面53とを含むことを特徴とする。
本実施形態によれば、LED8からの光は、第1反射面51により平行光とされて第1の照射方向A1に反射される。これに加えて、第2反射面52は、回転軸線6と交差するようにLED8と対向しているので、LED8からの放射光のうちで、光軸23に対して前方に傾斜した方向に放射される光(この光は第1反射面51の外側に向く光である。)を、第3反射面53に向けて反射することができる。第3反射面53の反射光が、第2〜第4の照射方向A2,A3,A4に放光される。その結果、周囲からの視認性を高めることができる。
また、第3反射面53は、第2反射面52からの反射光を受けるので、LED8からの直接光を受ける場合に比べて、照射方向A2,A3,A4へ光を反射するための設計自由度を高くできる。その結果、第3反射面53により、スペースを有効利用しつつ、周囲から見たときの視認性を高めることができる。
例えば、第3反射面53を、LED8からの直接光を反射するために利用し難い傾向にある場所、例えば、反射鏡10の端部12の外周縁部に配置しつつ、第3反射面53の反射光により高い視認性を得ることができる。
特に、第3反射面53が反射鏡10の端部12の外周縁部に配置されることにより、例えば、回転駆動機構11の大幅な変更を伴わずに、周囲から見たときの反射面全体の大きさを大きくできる。その結果、回転灯2の視認性を容易に高めることができる。
また、本実施形態では、第1反射面51は、回転放物面を含み、この回転放物面の対称軸S1は、回転軸線6と直角に交差しているのが好ましい。この場合、第1反射面51は、回転軸線6に対して直交する方向へ平行光を反射できる。その結果、例えば、回転軸線6を上下方向Zに沿わせた場合に、回転灯2から遠く離れた位置からの視認性を高めることができる。
また、第1反射面51は、LED8の光軸23と交差しているのが、視認性を高めるのに好ましい。光軸23に沿った強い光を、第1反射面51により周囲に確実に照射することができる。
また、本実施形態において、第2反射面52は、回転軸線6と直角に交差する平面に形成されているのが好ましい。この場合、第2反射面52が平面であるので、第3反射面53を設計し易い。例えば、第3反射面53の第1〜第3部分反射面61,62,63を回転放物面形状に形成する場合に、これらの回転放物面形状の焦点F2,F3,F4を、第2反射面52に対する光源位置P1の対称点P11に一致させることが容易にできる。その結果、第3反射面53の視認性を高めることができる。また、第1反射面51による反射光が回転軸線6と直交する方向に反射される場合に、第1反射面51からの反射光を第2反射面52で遮ることなく外部に照射できる。
ここで、回転軸線6と直角に交差する平面には、当該平面と回転軸線6との交点が当該平面の輪郭の内側にある場合と、当該平面と回転軸線6との交点が当該平面の輪郭の外側にある場合とが含まれる。また、第5反射面55についても同様である。
また、本実施形態においては、第2反射面52は、回転軸線6に沿う方向X1に関する第1反射面51の端縁57から延設されているのが好ましい。この場合、LED8からの光を有効利用しつつ、スペースをより一層有効利用できる。
また、第2反射面52の平面は、回転軸線6に沿う方向X1に関して光源位置P1から遠い側にある第1反射面51の端縁57から延設されているのが、第3反射面53の視認性を高めるのに好ましい。
また、本実施形態においては、第3反射面53の各第1〜第3の部分反射面61,62,63は、第2反射面52に関して光源位置P1に対称な対称点P11を焦点F2,F3,F4とした回転放物面を含んでいる。これら各回転放物面の対称軸S2,S3,S4は、回転軸線6と交差している。この場合、第3反射面53は、対称軸S2,S3,S4に平行な平行光を照射でき、この平行光により周囲からの視認性を高めることができる。
また、本実施形態において、第3反射面53は、複数の回転放物面としての第1,第2および第3の部分反射面61,62,63を含み、これらの回転放物面の対称軸S2,S3,S4が延びる方向(第2〜第4の照射方向A2,A3,A4に相当する。)は互いに異なっているのが好ましい。この場合、第3反射面53に含まれる複数の回転放物面は、互いに異なる方向へ平行光を照射できるので、周囲からの視認性をより一層高めることができる。
例えば、第3反射面53に含まれる複数の回転放物面の対称軸S2,S3,S4は、回転軸線6を中心とした周方向に互いに異なっている。これにより、第2〜第4の照射方向A2,A3,A4が、周方向に相異なるので、周囲の所定位置から回転灯2を見たときに、第3反射面53からの反射光が視認される時間を長くできる。
また、本実施形態において、第3反射面53の回転放物面の対称軸S2,S3,S4は、回転軸線6に対して直角に交差している。この場合、第3反射面53は、回転軸線6に対して直交する方向へ平行光を反射できる。その結果、例えば、回転軸線6を上下方向Zに沿わせた場合に、回転灯2から遠く離れた位置からの視認性を高めることができる。
また、本実施形態において、第3反射面53は、回転軸線6に沿う方向X1に関する反射鏡10の一方の端部12における外周縁部としての湾曲板40に形成されている。第3反射面53は、第1の照射方向A1に見たときに、回転駆動機構11の一部としての第3および第4の動力伝達部材33,34と重なり合っている。この場合、スペースをより一層有効利用することができる。なお、第3反射面53が、第1の照射方向A1に見たときに、回転駆動機構11の全体と重なり合って配置されていてもよい。
また、本実施形態において、回転軸線6に沿う方向X1に関して、光源位置P1から離隔して副光源位置P2が設定されており、この副光源位置P2に配置された副LED9がさらに備えられている。反射鏡10は、副光源位置P2を焦点F5とした回転放物面形状に形成され、副LED9からの光を第5の照射方向A5へ向けて反射する第4反射面54をさらに含んでいる。これにより、副LED9からの光は、第4反射面54により平行光とされて第5の照射方向A5に反射される。第4反射面54の反射光が、第1反射面51および第3反射面53の反射光に加えて放光されるので、周囲からの視認性をより一層高めることができる。
また、本実施形態において、第4反射面54は、回転放物面を含み、この回転放物面の対称軸S5は、回転軸線6と直角に交差している。この場合、第4反射面54は、回転軸線6に対して直交する方向へ平行光を反射できる。その結果、回転軸線6を上下方向Zに沿わせた場合に、回転灯2から遠く離れた位置からの視認性を高めることができる。
また、第4反射面54は、副LED9の光軸24と交差しているのが、視認性を高めるのに好ましい。光軸24に沿った強い光を、第4反射面54により周囲に確実に照射することができる。
また、本実施形態の反射鏡10は、回転軸線6と交差する姿勢で副LED9に対向し、副LED9からの直接光を反射する第5反射面55と、この第5反射面55による反射光を第6〜第8の照射方向A6〜A8へ向けて反射する第6反射面56とをさらに含んでいる。この場合、第5反射面55は、回転軸線6と交差するように副LED9と対向しているので、副LED9からの放射光のうちで、光軸24に対して傾斜した方向に放射される光(この光は、第4反射面54の外側に向けられた光である。)を、第6反射面56に向けて反射することができる。副LED9からの光は、第4反射面54により第5の照射方向A5に反射されることに加えて、第5反射面55を介して第6反射面56により反射され、照射方向A5〜A8に放光される。その結果、周囲からの視認性を高めることができる。
また、第6反射面56は、第5反射面55からの反射光を受けるので、副LED9からの直接光を受ける場合に比べて、照射方向A6〜A8へ光を反射するための設計自由度を高くできる。その結果、第6反射面56により、スペースを有効利用しつつ、周囲から見たときの視認性を高めることができる。
また、本実施形態において、第5反射面55は、回転軸線6と直角に交差する平面に形成されているのが好ましい。この場合、第5反射面55が平面であるので、第6反射面56を設計し易い。例えば、第6反射面56の第1〜第3の反射面部分71,72,73の回転放物面形状の焦点F6,F7,F8を、第5反射面55に対する副光源位置P2の対称点P12に一致させることが容易にできる。その結果、第6反射面56の視認性を高めることができる。また、第4反射面54による反射光が回転軸線6と直交する方向に平行に反射される場合に、第4反射面54からの反射光を第5反射面55で遮ることなく外部に照射できる。
また、本実施形態において、第5反射面55は、回転軸線6に沿う方向X1に関する第4反射面54の端縁64から延設されている。これにより、副LED9からの光を有効利用しつつ、スペースをより一層有効利用できる。
また、第5反射面55の平面は、回転軸線6に沿う方向X1に関して副光源位置P2から遠い側にある第4反射面54の端縁64から延設されているのが、第6反射面56の視認性を高めるのに好ましい。
また、第2反射面52および第5反射面55は、反射鏡10の一部を形成する平板42の互いに反対側の面に形成されているのが好ましい。この場合、スペースをより一層有効利用することができる。
また、本実施形態において、第6反射面56の各第1〜第3の反射面部分71,72,73は、第5反射面55に関して副光源位置P2と対称な対称点P12を焦点F6,F7,F8とした回転放物面を含んでいる。これらの各回転放物面の対称軸S6,S7,S8は、回転軸線6と交差している。この場合、第6反射面56は、対称軸S6,S7,S8に平行な平行光を照射でき、この平行光により視認性を高めることができる。
また、本実施形態において、第6反射面56は、複数の回転放物面としての第1〜第3の反射面部分71,72,73を含み、これらの回転放物面の対称軸S6,S7,S8が延びる方向(第6〜第8の照射方向A6,A7,A8が相当する。)は互いに異なっている。これにより、第6反射面56に含まれる複数の回転放物面は、互いに異なる方向へ平行光を照射できるので、周囲からの視認性をより一層高めることができる。
例えば、第6反射面56に含まれる複数の回転放物面の対称軸S6,S7,S8は、回転軸線6を中心とした周方向に互いに異なっている。これにより、第6〜第8の照射方向A6,A7,A8が、周方向に相異なるので、周囲の所定位置から回転灯2を見たときに、第6反射面56からの反射光が視認される時間を長くできる。
また、第6反射面56の第1〜第3の反射面部分71,72,73の回転放物面の対称軸S6,S7,S8は、回転軸線6に対して斜め下向きに交差している。この場合、第6反射面56は、下向きに平行光を反射できるので、回転灯2の下方からの視認性を高めることができる。
また、本実施形態において、回転軸線6に沿う方向X1に関して、第3反射面53は光源位置P1よりも外方に配置され、第6反射面56は副光源位置P2よりも外方に配置され、第1、第2、第4および第5反射面51,52,54,55は、光源位置P1と副光源位置P2との間に配置されている場合がある。この場合、LED8および副LED9を、回転軸線6に沿う方向X1に関して、反射鏡10の両端部12,13に配置できるので、LED8および副LED9を固定する構造を簡素化できる。その結果、スペースをより一層有効利用することができる。
これに加えて、第2および第5反射面52,55を光源位置P1および副光源位置P2から等距離に配置することにより、第1の照射方向A1からみたときに、反射面が略矩形に見え、これの中央部が明るくなる。従って、視認性をより一層高くできる。
なお、本実施形態では、反射鏡10の第1反射面51の第1の照射方向A1は、回転軸線6に直交していたが、これには限定されない。例えば、第1の照射方向A1が、回転軸線6に対して斜めに、例えば、下向きに交差する場合も考えられる。この場合、下方から見たときの視認性を向上させることができる。また、第2〜第5の照射方向A2〜A5についても同様に、回転軸線6に対して斜めに交差する場合も考えられる。また、第6〜第8の照射方向A8は、回転軸線6に対して斜め下向きに交差していたが、これには限定されず、例えば、斜め上向きでもよいし、回転軸線6に対して直交していてもよい。また、第1〜第8の照射方向A1〜A8が互いに平行であってもよいし、互いに異なる方向であってもよい。なお、後述する第2の実施形態についても同様である。
また、本実施形態について、以下のような変形例を考えることができる。以下の説明では、上述の実施形態と異なる点を中心に図示して、この点を主に説明する。他の構成については、説明を省略するが、上述の実施形態と同様であり、同一符号を付してある。
例えば、図7は、本発明の第2の実施形態の回転灯が適用された信号表示灯の側面図であり、一部を断面表示してある。図7を参照して、信号表示灯101は、当該信号表示灯101の頂部に配置されるユニットとしての頂部カバー102と、発光して信号を表示する表示ユニット103と、信号表示灯101の基端部寄りに配置される基部ユニット104とを有している。表示ユニット103は、例えば、3つが設けられているが、少なくともひとつがあればよい。
上述の複数のユニット102,103,104は、互いに、積層方向Sに積層可能とされ、積層状態で連結可能とされている。例えば、上述の各ユニット102,103,104は、断面円形の筒形状をそれぞれなしている。各ユニット102,103,104の筒形状の中心軸線が、互いに一致するようにして、各ユニット102,103,104が、互いに積み重ねられて連結される。これにより、信号表示灯101が構成されている。信号表示灯101は、積層方向に長い柱状形状をなしていて、積層方向を例えば上下方向Zに沿わせた状態で、設置対象部材7、例えば自動機械の上面に設置される。なお、信号表示灯101の設置姿勢は、上述の姿勢に限定されないが、本実施形態では、信号表示灯101の積層方向が上下方向Zに沿う場合に則して説明する。
基部ユニット104は、表示ユニット103へ電力を供給する電源装置を有している。基部ユニット104の端部が、設置対象部材7に取り付けられている。
表示ユニット103は、筒状の外郭ケースとしての透光性のグローブ105と、グローブ105内に収容された回転灯106とを有している。回転灯106は、グローブ105により支持されている。
図8は、図7の回転灯106の断面図である。図9は、図8の反射鏡の斜視図である。図8、図9を参照して、本実施形態の回転灯106は、第1の実施形態の回転灯2とは、以下の点で異なり、他の構成については同じとされている。
回転灯106は、LED8と、LED8から発せられた光を受けて所定の照射方向A1〜A4に反射する反射鏡107と、この反射鏡107を所定の回転軸線6の周りに回転駆動する回転駆動機構108とを有している。反射鏡107が所定の回転軸線6の周りに回転することにより、反射鏡107による反射光の照射方向A1〜A4が徐々に変化する。これにより、光が水平方向の全周に向けて放光される。なお、回転灯106は、副光源位置P2、および副LED9を有していない。また、回転灯106は、光源位置P1を有しているが、副光源位置P2は有していない。反射鏡107は、第1の実施形態の反射鏡10の上半部を廃止したものである。
本実施形態の回転灯106の反射鏡107、および回転駆動機構108は、第1の実施形態の回転灯2の反射鏡10、および回転駆動機構11とは、以下の点で異なり、他の構成については同じとされている。
回転駆動機構108は、駆動源としての電動モータ30と、この電動モータ30の回転を反射鏡107に伝達するための伝達機構としての第1および第2の動力伝達部材31,32とを有している。
第1の動力伝達部材31と第2の動力伝達部材32とは、互いに係合することにより、互いに動力を伝達する。第1の動力伝達部材31は、駆動部材として機能し、第2の動力伝達部材32は、従動部材として機能する。第1の動力伝達部材31は、相対的に小径の円筒形状のローラであり、電動モータ30の出力軸に固定されている。第2の動力伝達部材32は、第1の動力伝達部材31よりも相対的に大径の環状をなし、反射鏡107の環状板38と一体回転できるように、環状板38と単一部材により一体に形成されている。第1の動力伝達部材31の外周面の係合部と、第2の動力伝達部材32の内周面の係合部とが互いに摩擦を伴って係合することにより、第1の動力伝達部材31の回転が第2の動力伝達部材32に伝達される。なお、環状板38と、第2の動力伝達部材32とが、互いに別部材に形成されて、互いに固定されてもよい。
図10は、図9の反射鏡107の正面図である。図11は、図10のXI−XI断面の断面図である。図12は、図10のXII−XII断面の断面図である。
反射鏡107は、第1反射面51と、第2反射面52と、第3反射面53とを有しているが、第4〜第6反射面54,55,56は有していない。これにより、反射鏡107は、回転軸線6に沿う方向X1に関して小型化されている。また、回転灯106を小型化でき、信号表示灯101を小型化できる。
また、反射鏡107の第3反射面53は、第1の照射方向A1に見たときに、回転駆動機構108の一部としての第1および第2の動力伝達部材31,32と重なり合って配置されるとともに、電動モータ30の一部とも重なり合って配置されている。これにより、スペースをより一層有効利用することができる。その結果、例えば、この回転灯106からの光は、グローブ105の外周面のほぼ全域から放光される。
回転軸線6に沿う方向X1に関して、周囲から見たときの回転灯106の反射面全体の大きさを維持しつつ、回転灯106の外形を小型化(薄型化)できる。従って、例えば、積層式信号表示灯101の視認性を高く維持しつつ、信号表示灯101を小型化できる。その結果、信号表示灯101をより一層広い用途に適用することができる。
なお、上述の各実施形態の回転放物面としては、回転放物面形状の一部をなしていればよく、また、回転放物面形状に代えて、回転放物面形状に近似した形状とすることも考えられる。
上述の各実施形態においては、第2反射面52は、回転軸線6に対して直交するような平面に形成されていたが、回転軸線6に対して斜めに交差するような平面に形成されていてもよい。また、第2反射面52の延長面と回転軸線6とが互いに交差していたが、第2反射面52の輪郭の内側部分と回転軸線6とが互いに交差する場合も考えられる。第5反射面55についても同様である。
上述の各実施形態において、第3反射面53は、複数の回転放物面(第1〜第3の部分反射面61,62,63に相当する。)を有していたが、少なくとも1つの回転放物面があればよい。例えば、第3反射面53の第2の部分反射面62および第3の部分反射面63を廃止し、第1の部分反射面61を、回転軸線6を中心とした周方向の両側に延長して形成してもよい。また、第3反射面53の第1の部分反射面61を廃止し、第2の部分反射面62および第3の部分反射面63を互いに近接する向きに延長して形成してもよい。第6反射面56についても同様である。
また、第1の実施形態の回転灯2を、積層式信号表示灯101に適用してもよい。また、第2の実施形態の回転灯106を、回転警告灯1に適用してもよい。その他、特許請求の範囲に記載された事項の範囲内で種々の変更を施すことができる。
本発明の第1の実施形態の回転灯が適用された回転警告灯の断面図である。 図1の回転灯の反射鏡の斜視図である。 図2の反射鏡の正面図である。 図3のIV−IV断面の断面図である。 図3のV−V断面の断面図である。 図2の反射鏡の平面図である。 本発明の第2の実施形態の回転灯が適用された信号表示灯の側面図であり、一部を断面表示してある。 図7の回転灯の断面図である。 図8の反射鏡の斜視図である。 図9の反射鏡の正面図である。 図10のXI−XI断面の断面図である。 図10のXII−XII断面の断面図である。
符号の説明
2,106…回転灯
6…回転軸線
8…発光ダイオード
9…副発光ダイオード
10,107…反射鏡
11,108…回転駆動機構
12…(反射鏡の一方の)端部
23…光軸
30…電動モータ(回転駆動機構の一部)
31…第1の動力伝達部材(回転駆動機構の一部)
32…第2の動力伝達部材(回転駆動機構の一部)
33…第3の動力伝達部材(回転駆動機構の一部)
34…第4の動力伝達部材(回転駆動機構の一部)
40…湾曲板(外周縁部)
51…第1反射面
52…第2反射面
53…第3反射面
54…第4反射面
55…第5反射面
56…第6反射面
57…(回転軸線に沿う方向に関する第1反射面の)端縁
64…(回転軸線に沿う方向に関する第4反射面の)端縁
A1…第1の照射方向
A2…第2の照射方向(第3反射面の回転放物面の対称軸が延びる方向)
A3…第3の照射方向(第3反射面の回転放物面の対称軸が延びる方向)
A4…第4の照射方向(第3反射面の回転放物面の対称軸が延びる方向)
A5…第5の照射方向
A6…第6の照射方向(第6反射面の回転放物面の対称軸が延びる方向)
A7…第7の照射方向(第6反射面の回転放物面の対称軸が延びる方向)
A8…第8の照射方向(第6反射面の回転放物面の対称軸が延びる方向)
F1…(第1反射面の)焦点
F2,F3,F4…焦点(第3反射面の回転放物面の焦点)
F5…(第4反射面の)焦点
F6,F7,F8…焦点(第6反射面の回転放物面の焦点)
S1…(第1反射面の回転放物面の)対称軸
S2,S3,S4…対称軸(第3反射面の回転放物面の対称軸)
S5…(第4反射面の回転放物面の)対称軸
S6,S7,S8…対称軸(第6反射面の回転放物面の対称軸)
P1…光源位置
P2…副光源位置
P11…(第2反射面に対する光源位置の)対称点
P12…(第5反射面に対する副光源位置の)対称点
X1…方向(回転軸線に沿う方向)
X2…径方向

Claims (16)

  1. 回転駆動機構によって所定の回転軸線周りに回転駆動される反射鏡によって発光ダイオードからの光を前記回転軸線と交差する照射方向に向けて放光する回転灯であって、
    前記発光ダイオードが、前記回転軸線上の所定の光源位置に配置され、前記回転軸線に沿って光軸を設定したものであり、
    前記反射鏡が、
    前記光源位置を焦点とした回転放物面状に形成され、前記発光ダイオードからの光を前記照射方向に向けて反射する第1反射面と、
    前記回転軸線と交差する姿勢で前記発光ダイオードに対向し、当該発光ダイオードからの直接光を反射する第2反射面と、
    この第2反射面からの反射光を前記照射方向を含む方向に向けて反射する第3反射面とを含むものであることを特徴とする回転灯。
  2. 前記第1反射面の回転放物面の対称軸は、前記回転軸線と直角に交差していることを特徴とする、請求項1に記載の回転灯。
  3. 前記第2反射面は、前記回転軸線と直角に交差する平面に形成されていることを特徴とする、請求項1または2に記載の回転灯。
  4. 前記第2反射面は、前記回転軸線に沿う方向に関する前記第1反射面の端縁から延設されていることを特徴とする、請求項1から3の何れか1項に記載の回転灯。
  5. 前記第3反射面は、前記第2反射面に関して前記光源位置に対称な点を焦点とした回転放物面を含み、この回転放物面の対称軸は、前記回転軸線と交差していることを特徴とする、請求項1から4の何れか1項に記載の回転灯。
  6. 前記第3反射面は、複数の前記回転放物面を含み、これらの回転放物面の対称軸が延びる方向は互いに異なっていることを特徴とする、請求項5に記載の回転灯。
  7. 前記第3反射面の前記回転放物面の前記対称軸は、前記回転軸線に対して直角に交差していることを特徴とする、請求項5または6に記載の回転灯。
  8. 前記第3反射面は、前記回転軸線に沿う方向に関する前記反射鏡の一方の端部における外周縁部に形成され、前記照射方向に見たときに、前記回転駆動機構の少なくとも一部と重なり合うことを特徴とする、請求項1から7の何れか1項に記載の反射鏡。
  9. 前記回転軸線に沿う方向に関して前記光源位置から離隔して副光源位置が設定されており、
    この副光源位置に配置された副発光ダイオードがさらに備えられ、
    前記反射鏡は、前記副光源位置を焦点とした回転放物面状に形成され、前記副発光ダイオードからの光を前記照射方向へ向けて反射する第4反射面をさらに含むことを特徴とする、請求項1から8の何れか1項に記載の回転灯。
  10. 前記第4反射面の回転放物面の対称軸は、前記回転軸線と直角に交差していることを特徴とする、請求項9に記載の回転灯。
  11. 前記反射鏡は、前記回転軸線と交差する姿勢で前記副発光ダイオードに対向し、前記副発光ダイオードからの直接光を反射する第5反射面と、この第5反射面による反射光を前記照射方向を含む方向へ向けて反射する第6反射面とをさらに含むことを特徴とする、請求項9または10に記載の回転灯。
  12. 前記第5反射面は、前記回転軸線と直角に交差する平面に形成されていることを特徴とする、請求項11に記載の回転灯。
  13. 前記第5反射面は、前記回転軸線に沿う方向に関する前記第4反射面の端縁から延設されていることを特徴とする、請求項11または12に記載の回転灯。
  14. 前記第6反射面は、前記第5反射面に関して前記副光源位置と対称な点を焦点とした回転放物面を含み、この回転放物面の対称軸は、前記回転軸線と交差していることを特徴とする、請求項11から13の何れか1項に記載の回転灯。
  15. 前記第6反射面は、複数の前記回転放物面を含み、これらの回転放物面の対称軸が延びる方向は互いに異なっていることを特徴とする、請求項14に記載の回転灯。
  16. 前記回転軸線に沿う方向に関して、前記第3反射面は前記光源位置よりも外方に配置され、前記第6反射面は前記副光源位置よりも外方に配置され、前記第1、第2、第4および第5反射面は、前記光源位置と前記副光源位置との間に配置されていることを特徴とする、請求項11から15の何れか1項に記載の回転灯。
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