JP2568899Y2 - 信号報知表示灯 - Google Patents

信号報知表示灯

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JP2568899Y2
JP2568899Y2 JP1991020753U JP2075391U JP2568899Y2 JP 2568899 Y2 JP2568899 Y2 JP 2568899Y2 JP 1991020753 U JP1991020753 U JP 1991020753U JP 2075391 U JP2075391 U JP 2075391U JP 2568899 Y2 JP2568899 Y2 JP 2568899Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、光源にLEDを採用
し、光源からの信号光を拡散して周囲に投光するように
した信号報知表示灯に関する。
【0002】
【従来の技術】光源にLEDを採用した信号報知表示灯
は、多くの種類が市場に提供されてきており、構造的に
もいろいろな工夫が凝らされている。これはLEDを光
源に採用すれば、電球交換が不要で、振動等の要因にも
強いことによる。そこで、従来の白熱球光源からLED
光源への変更が模索されているのである。
【0003】ところが、LEDは光量が少ないためにこ
れを補う工夫が必要になる。その工夫として、使用LE
D個数を増やす、集光型LEDを使用して輝度を向上さ
せる、または、各種レンズを用いて光を拡散させて光源
大きさを大きくする、等の手段を単独、あるいは組合わ
せて使用していた。
【0004】従来例として、実用新案出願公開昭和62
78770号がある。この構成はLEDを外周方向
へ立設し、鼓状反射部によって光源光を増幅させようと
したものである。このように、従来、LEDを単純に外
周へむけて設置することが普通に用いられていた。LE
D単体を外周へ向けて設置すると看者には粒状の光源と
して各LEDが直接視認される。この実施例では鼓状反
射部で光源光を反射投光しているから看者には上記LE
Dの直接光が粒状光源として、また、LED上下の鼓状
反射部で看者方向へと反射光が線状の光源として視認さ
れる。この反射光は鼓状反射部の円周面で反射されるた
め、特定の方向へは全反射しない。従って、周囲から縦
長の線状光源として看者に視認されることとなる。この
構造では視認範囲を広くするためや、鼓状反射部で光源
光を反射投光するためには拡散型のLEDを使用する。
この欠点として、離れた場所から信号報知表示灯を視認
するときに信号光が拡散されてしまい、遠方からの視認
性に劣る問題があった。
【0005】他の従来例として、実用新案出願公開昭和
63年176214号があり、信号光をLEDの反射
光にて得ようとしている。構成としては鼓状の回転放物
面反射鏡の焦点位置にLEDを保持して成る。しかしな
がら、この構成も回転放物面反射鏡の反射投光を利用す
るために拡散型のLEDを使用する。従って、遠方から
の視認性に劣る問題がある。また、視認される光源も
ED自体の粒状光源は視認されず、回転放物面反射鏡で
看者方向へ反射投光されたLEDの反射光が縦長の線状
光源として看者に視認されることとなる。これに加え
て、LEDを反射面から離して設けると表示灯全体とし
て大きくなり、LEDを反射面の近傍に設けると鼓状の
回転放物面反射鏡の曲面が大きくなるので回転放物面反
射鏡の周方向大きさを大きくするか、回転放物面反射鏡
の周方向大きさを小さくして反射効率を下げるかを選択
する必要がある。いずれにしても信号報知表示灯全体と
して大きくなる問題があった。
【0006】また、LEDには投光の方向性があるの
で、製造過程や使用中にLEDの投光軸が振動等で変動
すると、投光性能が低下し、信号報知機能の障害のひと
つとして指摘されていた。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、信号報知表示灯を構成するにあたって視認される
光源大きさを大きくするとともに、信号光の拡散にて恰
も面状の光源として信号光の集合を視認でき、遠方から
の視認性を向上させ、且つ小型の信号報知表示灯を提供
せんとするものである。
【0008】また、LED、およびLEDを配設した基
板の保護と、あわせてLEDを保持することで投光軸の
変動を防止して投光性能の維持を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで、本考案は、信号
報知表示灯としては、請求項1のように信号報知表示灯
の中心上下に中空筒状の支柱を立設し、当該上下支柱間
には中央近傍を膨出させた上下一対の円錐状反射面を設
け、当該反射面の上下に多数個の集光型LEDを対向配
列し、横方向への拡散性レンズを有するグローブで覆っ
て光源部分を構成してあり、前記LEDの信号光は支柱
から上記円錐状反射面に当るまでの距離部分で拡散され
た後、上記反射面で周方向へ反射拡散され、上記グロー
ブの拡散性レンズを透過して放光するよう構成したこと
を特徴としている。
【0010】また、LED、およびLEDを配設した基
板の保護等のために、請求項2のように支柱の上下に台
部を一体的に設け、台部に円周状に穿孔を配設してLE
D保持部とし、LEDを円周状に多数個配設した基板を
台部に装着するとともに、LEDをそれぞれ台部のLE
D保持部に嵌挿、保持している。
【0011】
【実施例】第1図は、本考案の1実施例の信号報知表示
灯の要部断面図である。1はLED、2はLEDを配
線、保持する基板である。LED1は集光型のLED
で、投光の拡散角度は5度前後である。光源の視認角度
を大きくするときはこの拡散角度を適宜大きくしてやれ
ばよい。円板状の基板2には中央に配線を通す穴部(図
示せず)があり、基板上には円周状に多数個のLED
1、1・・・を均等に配設している。また、基板2には
複数個のコネクタ21a、または21bが装着されてい
る。一方がオス、他方がメス型で一対となるもので、積
層式の信号報知表示灯の本体部分の接合に使用され、組
立を容易にしている。
【0012】支柱3は、信号報知表示灯の中心上下に設
けられ、中空筒状を呈し、その上下に円板状の台部3
3,33を一体的に設けている。台部33には、円周状
に多数個のLED保持部32,32・・・が穿孔設けら
れている。そして台部33に上記LED1、および基板
2を装着する。装着する際に、台部33のLED保持部
32,32・・・にそれぞれLED1,1・・・を嵌挿
する。これで、LED1の投光軸が変動しないよう少し
のクリアランスを持たせてLED保持部32でLED1
を略保持する。また、上下の支柱3,3間には、上下方
向の中央近傍において、全周にわたり断面「く」字状の
膨出部分を設けて反射面31とし、「く」字状の上面側
で上方からの信号光を、「く」字状の下面側で下方から
の信号光を周囲の水平方向を中心に反射投光する。
【0013】第3図に、グローブの外観斜視図を示して
いる。グローブ4は円筒状を呈し、有色透明体である。
内側に縦リブ形状の拡散性レンズ41を有しており、L
ED1の信号光を横方向に拡散投光する。グローブ色
は、信号光を着色投光するために赤、青、黄、緑、透明
等の各種グローブ色が用意されている。なお、前記拡散
性レンズ41は、横方向への拡散が提供されれば、外側
の縦リブ形状や多角形のリブ形状等他のレンズ形状を採
用しても同様の効果を得ることができる。
【0014】以上に信号報知表示灯の要部、光源部分の
構成を説明した。信号報知表示灯の全体は、第4図にそ
の全体図を示している。即ち、LEDと支柱および円錐
状反射面からなる表示灯光源部分を積層するとともにグ
ローブ4・・・を外覆、積層し、頂部にヘッドカバー5
1を載置し、点滅基板やブザー基板等を収納するケース
52の下方にボール53を設け、機器への取付けはブラ
ケット54でおこなうよう構成したものである。各段の
光源部分は所定の入力に応じて光源を点灯、または点滅
してそれぞれ特定の信号を発光により報知する。
【0015】次に、第2図の投光状態の説明図と、第5
図の光源の視認状態を示す説明図に従ってLEDの投光
状態、看者からの視認状態について説明する。
【0016】まず、 LED1、1は、上下に対向配列
されている。この信号光6をそのままで視認すると大き
い点状の光源として視認される。LEDが多数個ある場
合、多数の大きい点状の光源が視認されることとなる。
【0017】そして、信号光6は上下の支柱3,3から
円錐状反射面31,31間の距離部分で拡散された後、
反射面31で周方向に反射投光される。反射面31は平
面ではなく、曲面のため信号光6は周方向に拡散されて
投光されることになる。従って平滑反射面による特定方
向への全反射ならばLEDの大きい点状(粒状)の光源
として視認されるが、円錐状の反射面31による反射の
ために上記LEDの粒状光源は周方向に拡散されて反射
投光され周囲からは粒状光源の一部、縦長の線状光源と
して視認される。LEDが多数個ある場合、縦長い線
の光源が横並びに多数視認される。
【0018】最後に、信号光6はグローブ4の拡散性レ
ンズ41を透過して着色投光され、この時拡散性レンズ
41によって更に横方向に拡散分光される。従って、上
記反射面31によって拡散された範囲にある拡散性レン
ズ41の数だけLED光が分光されて視認されることに
なる。なお、どの程度の範囲に拡散されるかはLEDの
放射光角度、円錐状の反射面31の曲率、拡散性レンズ
41の大きさによって決定される。その結果、多数個の
LED光源を使用する本考案の信号報知表示灯にあって
は、看者は例えばLED光源1個当り3〜5個の分光を
多数個同時に視認するために恰も面状の光源として信号
光6の集合を視認することになる。更に、LED光は上
下から反射面31の上面側、下面側に反射投光して周方
向に投光されるので、光源の視認大きさは縦方向に2倍
となる。第2図において、看者からみた光源は、仮想光
源11の位置にあることになり、仮想光源11、11
と、グローブ4の拡散性レンズ41間の距離を長く確保
できた。これによって、従来のLED式信号報知表示灯
のように光源が点状(粒状)でなく、面状に視認できる
ので信号表示の視認性が向上した。
【0019】以上に説明したように本考案によれば、
心上下に中空筒状の支柱を立設しているので、光源から
のLEDの信号光が上下支柱間にある円錐状反射面に当
るまでの距離を長くとれることになり、拡散が十分にな
された状態で円錐状反射面へ達することになる。さら
に、円錐状反射面によって周方向への拡散がくわえられ
たことの相乗作用により、LEDの信号光がグローブの
レンズに至るまでに周方向への拡散が十分に行われるこ
とになる。従ってLEDの信号光は上記レンズにより複
数の分光として視認され、結果、多数個のLEDを採用
すれば横長長方形状の面状の大きい光源として視認され
るので信号光の視認性がよい。しかも、上下に集光型L
EDを対向配列させ、上下の支柱に設けた上下一対の
円錐状反射面により反射する構造としたことで、多数個
の集光型LEDを集積し、周囲へ向けて配設したのと同
様の効果が得られる。即ち、LED光源を凝縮し、高輝
度化したのと同様であり、信号報知表示灯を小型化でき
ることである。結果として本考案に係る信号報知表示灯
は、集光型LEDを使用し、光源大きさを大きくした
ことで視認性を向上し、且つ信号報知表示灯を小型に構
成できたものである。
【0020】また、LEDをそれぞれ台部の穿孔からな
るLED保持部に略保持したので、LED、および基板
の保護と、LED光軸の変動防止と、使用者の感電防止
にも寄与した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の1実施例の信号報知表示灯の要部断面
図である。
【図2】信号報知表示灯の投光状態の説明図である。
【図3】グローブの外観斜視図である。
【図4】信号報知表示灯の全体を示す外観斜視図であ
る。
【図5】光源の視認状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 LED 2 基板 3 支柱 31 反射面 32 LED保持部 33 台部 4 グローブ 41 拡散性レンズ 6 信号光

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】信号報知表示灯の中心上下に中空筒状の支
    柱を立設し、上下支柱間には中央近傍を膨出させ
    上下一対の円錐状反射面を設け、該反射面の上下に多
    数個の集光型LEDを対向配列し、横方向への拡散性レ
    ンズを有するグローブで覆って光源部分を構成してあ
    、前記LEDの信号光は支柱から上記円錐状反射面
    当るまでの距離部分で拡散された後、上記反射面で周方
    向へ反射拡散され、上記グローブの拡散性レンズを透過
    して放光するよう構成したことを特徴とする信号報知表
    示灯。
  2. 【請求項2】支柱の上下に台部を一体的に設けるととも
    に、台部に穿孔を円周状に配設してLED保持部とし、
    LEDを円周状に多数個配設した基板を該台部に装着
    し、LEDはそれぞれ台部のLED保持部に嵌挿、保持
    されていることを特徴とする請求項1記載の信号報知表
    示灯。
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