JP2009198380A - タイヤ走行試験装置及びタイヤ走行試験方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】支持液の供給装置が非常にコンパクトでありながらも、給液手段を適宜切り換えることで、低速時、高速時に適した支持液の供給ができ、荷重支持装置及び/又はベルトの摩耗を低減しつつ確実にタイヤの性能を計測することができるタイヤ走行試験装置を提供する。
【解決手段】本発明のタイヤ走行試験装置1は、駆動ドラム4と、従動ドラム5と、両ドラムの間に架け渡されたベルト6と、ベルト6の平坦面を裏面側から支持しする荷重支持装置7と、荷重支持装置7に設けられ且つベルト6を下方から支持する支持液を荷重支持装置7とベルト6との間に供給する給液手段10とを有しており、荷重支持装置7は、ベルト6の走行方向に沿って、タイヤ上流部U、タイヤ2接触部、タイヤ下流部Dに区分されていて、給液手段10は、タイヤ上流部U、タイヤ2接触部、タイヤ下流部Dのそれぞれで、支持液の給液状態を独立変更可能に構成されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、本発明は、路面を模擬した走行ベルトを用いるタイヤ走行試験装置と、このタイヤ走行試験装置を用いたタイヤ走行試験に関する。
従来より、タイヤの走行特性を評価するタイヤ走行試験装置には、平坦な路面を模擬した無端平ベルト(以下、ベルトと呼ぶ)を用いたものが知られている。この走行試験装置では、2つのドラムの間にベルトが架け渡されていて、両ドラム間に位置するベルトの上側平坦面がタイヤ接地面となっている。係る試験路面の裏面側(ベルトの下面)には、ベルトが撓むのを防ぐと共にタイヤ荷重を支える荷重支持装置が設けられている。
荷重支持装置は、ベルトの走行を円滑に支持するために、加圧された水や油等の支持液を、ベルト下面と荷重支持装置の上面(ベルト支持面)との間に供給するように構成されている。つまり、ベルト接触面に支持液を給液しベルトを浮かせて上方へ支持する機能を備えている。
このように、加圧された支持液を用いて、ベルトを荷重支持装置から浮上させる技術は、例えば、特許文献1〜特許文献3などに開示されている。
特許文献1に開示された荷重支持装置には、ベルト走行方向と直角な方向(幅方向)に複数の長溝が設けられており、その中央部に支持液を噴射する給水孔が設けられている。長溝を設けることにより、少ない給水孔でベルトの幅方向全体に水を供給することができるものとなっている。
また、長溝と長溝の間のランド部においては、ベルトとベルト支持面の間にくさび状の隙間が形成されていている。くさび状の隙間に上流側から流れ込んできた支持液は、そのくさび効果により動圧を生じベルトが上方に支持される。
特許文献2の荷重支持装置は、ベルトの走行方向に間隔を有すると共に幅方向にも間隔を持って配備された複数の凹状のポケットを備えていて、各ポケットには給液孔から高圧の支持液が供給される。ポケットは平面矩形状をなし、ベルト走行方向に向けて円弧状に窪ませて形成されていている。ポケットは幅方向の長溝とはなっていない。
特許文献2の技術では、支持液の静圧と動圧を利用し、ベルトを上方に向けて支持しするものとなっている。すなわち、ポケットが幅方向および走行方向に独立していることから、高圧の支持液が逃げることがなく、静圧によるタイヤ支持力が確保され大きなタイヤ荷重にも耐えれるようになっている。一方で、ベルトの走行速度が上昇し、ベルトとベルト支持面の間に支持液が入り込み動圧による支持が可能となると、支持液の供給圧力を下げて供給量を減らすようにしている。
なお、供給孔の形状としては、特許文献3に示されるような平面視円形のポケットも考えられている。
特開昭56−129836号公報 特開平2−238342号公報 特開平11−173953号公報
しかしながら、特許文献1〜特許文献3に採用された「動圧によるベルト支持」は、ベルト低速時にはその作用が得難く、支持液による浮上効果は非常に小さいのが現状である。この状況を回避するためには、大量且つ高圧の支持液を供給する必要がある。また、ベルト高速時における「動圧によるベルト支持」に関しても、十分な支持荷重を得る為には、加圧された多量の支持液の供給が必要となる。
このように、従来のタイヤ走行試験装置に備えられた荷重支持装置では、多量の支持液の供給が必要であり、そのため、タイヤ走行試験装置全体に対する支持液供給手段の占める割合が大きくなることは否めず、この支持液供給手段を出来る限り小さくすることが切望されているのが現状である。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、荷重支持装置に用いる支持液の供給手段が大がかりなものとならず、荷重支持装置の上面を走行するベルトを確実に支持でき、且つ荷重支持装置やベルトの摩耗が可能な限り抑えられたタイヤ走行試験装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明においては以下の技術的手段を講じた。
すなわち、本発明に係るタイヤ走行試験装置は、2つのドラムの間に架け渡されたベルトと、該ベルトの平坦面を裏面側から支持しする荷重支持装置と、該荷重支持装置に設けられ且つ前記ベルトを下方から支持する支持液を当該荷重支持装置とベルトとの間に供給する給液手段とを有するものであって、前記荷重支持装置は、ベルトの走行方向に沿って、タイヤ上流部、タイヤ接触部、タイヤ下流部に区分されており、前記給液手段は、前記タイヤ上流部、タイヤ接触部、タイヤ下流部のそれぞれで、支持液の給液状態を独立して変更可能に構成されていることを特徴とする。
発明者は、タイヤ走行試験装置の支持液供給手段が大がかりになる原因に関し鋭意研究を重ね、ベルトを荷重支持装置から浮上させる為には、必ずしも荷重支持装置の上面全体に同一特性(圧力、流量)の支持液を供給する必要がないことを知見するに至った。
すなわち、発明者らは、タイヤがベルトに接触するタイヤ接触部には、常に多量の支持液を供給する必要があるが、タイヤ接触部の下流側には、支持液の供給はほとんど必要でないことを知見した。それに基づき、ベルト支持面を、ベルトの走行方向に沿って、タイヤ上流部、タイヤ接触部、タイヤ下流部に区画した上で、タイヤ上流部、タイヤ接触部、タイヤ下流部のそれぞれで、支持液の給液状態を独立して変更可能に構成し、タイヤの走行状態および荷重状態に応じて、各部での支持液の供給状況やタイヤの支持方法(静圧方式、動圧方式)をより効果的に使い分けることにした。
これにより、支持液の供給量を少なくでき支持液供給手段をコンパクトなものとすることが可能となった。少ない支持液でありながら、荷重支持装置やベルトの摩耗を可能な限り抑えつつ、荷重支持装置上を走行するベルトを確実に支持しタイヤの走行試験を行えるようになった。
好ましくは、前記給液手段は、タイヤ上流部に対応して設けられた上流給液手段と、タイヤ接触部に対応して設けられた接触給液手段と、タイヤ下流部に対応して設けられた下流給液手段とを有し、前記上流給液手段、接触給液手段、下流給液手段のそれぞれが独立して作動可能に構成されているとよい。
また好ましくは、前記給液手段は、支持液を吐出可能で且つベルト走行方向に垂直な方向に沿った長溝を複数有するとよい。
また好ましくは、前記給液手段は、支持液を吐出可能な供給孔を複数有するとよい。
また、前記給液手段は、ベルト走行方向に垂直な方向に沿って、支持液の給液状況を可変に構成してもよい。
タイヤとベルトとが接触する部分であるタイヤ接触部は、タイヤ支持面の幅より小さい。したがって、タイヤ支持面の幅方向全体に支持液を供給する必要はなく、幅方向でタイヤ接触面以外の部分に支持液の供給を行わないことで、支持液供給手段を小型化できるようになる。
上述の如く、ベルト走行方向に垂直な方向に沿って、支持液の給液状況を可変に構成することで、幅方向の給液コントロールを行うことが可能となり、幅方向で必要な部分のみに給液を行えるようになる。
なお、動圧を利用したタイヤ荷重の支持においては、タイヤよりも下流側での支持液の供給は意味をなさない。また、静圧を利用したタイヤ荷重の支持では、タイヤ接触部のみの供給圧力を高めればよい。
一般にタイヤ走行試験装置に利用されるベルト部材は薄く曲げ剛性が小さい為に、タイヤ接触部の周囲にはタイヤ荷重はほとんど作用しない。また、その周辺部の隙間の圧力を高めても、タイヤ荷重の支持にはほとんど貢献しない。実際には、その周辺部には荷重が作用しないことにより、高圧の支持液を供給すると隙間が広がり、支持液が無駄に流れ出ることになる。下流側には支持液の供給をせずとも、ベルト走行により上流から支持液が流れてくる為に、支持液による潤滑効果は期待できる。
このような観点から、上記したタイヤ走行試験装置を用いて、タイヤ走行試験を行うに際し、ベルト走行速度が低速時には、タイヤ接触部に供給される支持液の圧力を、タイヤ上流部に供給される支持液の圧力よりより高圧とするとよい。また、ベルト走行速度が高速時には、タイヤ接触部に供給される支持液の圧力を、タイヤ上流部に供給される支持液の圧力と略同圧又は低圧とするとよい。
本発明に係るタイヤ走行試験装置は、支持液の供給装置が非常にコンパクトでありながらも、給液手段を適宜切り換えることで、低速時、高速時に適した支持液の供給ができるものとなっている。そのため、本タイヤ走行試験装置では、荷重支持装置及び/又はベルトの摩耗を低減しつつ確実にタイヤの走行試験が行える。
以下、本発明に係るタイヤ走行試験装置を、図面に基づき詳しく説明する。
図1に示すように、タイヤ走行試験装置1は、タイヤ2を装着するスピンドル軸3と、正逆に回転自在とされた駆動ドラム4と、駆動ドラム4に対して距離をあけて軸心同士が互いに平行となるように設けられる従動ドラム5と、駆動ドラム4と従動ドラム5との間に架け渡された無端の金属板の走行ベルト(以降、ベルト6と呼ぶ)とを有している。
ベルト6には駆動ドラム4と従動ドラム5との間に上下2つの平坦面が形成され、ベルト6の上側の平坦面に形成された路面(試験路面)にタイヤ2を接触させることで、路面上を転動するタイヤ2の走行特性が評価可能となっている。平坦面の下方、すなわち試験路面に対応するベルト6の裏面には、タイヤ荷重が付与されたベルト6を支える荷重支持装置7が設けられている。
荷重支持装置7には、ベルト6を下方から支持すべく、荷重支持装置7とベルト6との間に加圧された支持液を噴射する給液手段10が設けられている。
具体的には、荷重支持装置7の上面(以降、タイヤ支持面11と呼ぶこともある)は平面となっており、このタイヤ支持面11をベルト6が摺動する。タイヤ支持面11からは、ベルト6の裏面に対して加圧された水や油等の支持液が噴射されていて、この支持液の静圧や動圧によりベルト6は上方へ支持され、ベルト6とタイヤ支持面11とが接触することが防止されている。
給液手段10は、以下述べる第1実施形態〜第6実施形態の構成を有しており、ベルト6の走行速度、走行方向、ベルト6に対するタイヤ2の接触位置に応じて、その作動状態切り換え可能となっている。
[第1実施形態]
図2には、第1実施形態の給液手段10が示されている。この図においては、ベルトは左(上流側)から右(下流側)に走行するものとなっている。
荷重支持装置7のタイヤ支持面11に関しては、ベルト走行方向に直角方向(以降、幅方向)の長さは、ベルト6の幅より若干大きなものとなっている。
タイヤ支持面11の表面には、ベルト6の裏面に対して支持液を供給する長溝12が設けられている。この長溝12は幅方向に長く形成され、ベルト走行方向に沿って複数本配置されている(図の場合11本)。長溝12の断面形状は、下方に凹状であって、長溝12内であって幅方向略中央部と幅方向両部の計3カ所には、支持液を噴射する給液孔13が設けられている。
図3に示すように、各長溝12の下側であって荷重支持装置7の内部には、給液路14が長溝12に沿うように形成されている。給液路14の一端側から支持液が供給されるものとなっており、給液路14の他端側は閉塞され止水構造となっている。本実施形態の場合、11本の長溝12それぞれに対応するように11本の給液路14が設けられている。
給液路14の中途部から上方へは給液支管15が連通状に形成されている。この給液支管15の先端が長溝12内に開放状となっていて前述の給液孔13となっている。
平面視でこれら複数の長溝12を囲むように、タイヤ支持面11の周縁近傍には、断面凹状に形成された復水溝16が形成されている。この復水溝16は、荷重支持装置7の内部に形成された排水室17に連通し、排水室17内の支持液は、荷重支持装置7に設けられた排水孔18を介してタンク19へ返還されるようになっている。
平面視でこの復水溝16と周縁部との間には、支持液が荷重支持装置7から外部に漏れ出ることを防ぐ水切りシール20が環状に設けられている。この水切りシール20とベルト6の裏面とは摺接状態となっているため、タイヤ走行試験中に支持液が漏れ出ることはない。
前述の給液路14へは、外部に設けられた支持液供給手段22から支持液が供給される。
支持液供給手段22は、加圧前の支持液を貯蔵しているタンク19と、タンク19内の支持液を加圧する1つのポンプ23とを有している。さらに、このポンプ23を駆動するモータ24と、ポンプ23で加圧された支持液を各給液路14に導く導入路25とを有している。各導入路25には、電磁弁等で構成された切替弁26が設けられて、各切替弁26を操作することで、各長溝12に対して支持液を供給又は遮断することができる。
切替弁26が開の場合、ポンプ23で加圧された支持液は、切替弁26を通って給液路14内に導入される。給液路14内は略ポンプ23の供給圧力に近い圧力状態となっている。給液路14内の支持液は給液支管15を通って給液孔13からタイヤ支持面11上に噴射される。この際、給液孔13は給液路14に比べて径の小さいオリフィス状となっているため、高速の支持液がベルト6の裏面に噴射される。
給液孔13から噴射された支持液は、ベルト6とタイヤ支持面11との隙間を流れ、水切りシール20で堰き止められ、復水溝16を通ってタンク19に戻るようになっている。
なお、支持液を供給しない長溝12(例えば、下流側の長溝12)では、それに連通する切替弁26を閉としているが、開状態にしてタンク19と繋がる構成とすることもできる。このとき、給液孔13は大気圧状態となっている。こうすることで、支持液は、復水溝16を通ることなく給液孔13を介して直接タンク19に戻るようになるため、荷重支持装置7の外部へ漏れ出る支持液の量を減らすことができる。
ところで、図2の一点破線部や図3のEで示す部分は、タイヤ接触部Eとなっている。タイヤ接触部Eは、タイヤ走行試験時にタイヤ2がベルト6に接触する部分eを含む領域であって、タイヤ荷重が付与される面である。
タイヤ接触部Eの具体的な幅や長さ(ベルト走行方向に沿った長さ)は、試験するタイヤ2のサイズや接触荷重等の条件により異なるものの、試験され得る最大タイヤ2の径や最大荷重から予め決定することができる。例えば、最大タイヤ径、最大荷重、最大スリップ角、最大キャンバ角からタイヤ2の接触領域eを算出し、係る領域eの0.8〜1.2倍の長さ範囲を「タイヤ接触部E」とするとよい。タイヤ接触部Eの中心位置は、タイヤ2を保持するスピンドル軸3の直下に位置づけるとよい。
タイヤ接触部Eよりベルト走行方向に沿って上流側をタイヤ上流部Uとしている。タイヤ接触部Eの下流側をタイヤ下流部Dとしている。
図3に示すように、本実施形態の場合、タイヤ上流部U内に位置する長溝12を一纏めとし「上流給液手段27」と考え、上流給液手段27にを連通する切替弁26を一纏めで開閉することで、上流給液手段27の給液状況を独立して制御するようにしている。
同様に、タイヤ接触部Eに位置する長溝12を一纏めとし「接触給液手段28」と考え、接触給液手段28にを連通する切替弁26を一纏めで開閉することで、接触給液手段28の給液状況を独立して制御するようにしている。タイヤ下流部Dに対応する長溝12を一纏めとし「下流給液手段29」と考え、下流給液手段29にを連通する切替弁26を一纏めで開閉することで、下流給液手段29の給液状況を独立して制御するようにしている。
以上述べたタイヤ走行試験装置1を用いて、タイヤ2試験を実施するに際しては、まず、スピンドル軸3のリムにタイヤ2を装着する。タイヤ2を装着した状態で荷重支持装置7の上部を移動しているベルト6上面に押し付けて所定の荷重を付与する。タイヤ2とベルト6が接触した部分e及びその近傍がタイヤ接触部Eであり、前述した手法で予めその長さを算出しておく。タイヤ2がベルト6に接触している状態で、ステアリング角やキャンバ角を付与しつつ、タイヤ2の鉛直荷重(荷重反力)や転がり抵抗を求める。タイヤ試験中においては、上流給液手段27、接触給液手段28、下流給液手段29の噴射状況を可変としている。
例えば、ベルト停止時、又はベルト6の走行速度が低速時(30〜60km/h以下)には、接触給液手段28から噴射される支持液の圧力を、上流給液手段27より高圧としている。なぜならば、ベルト6が低速走行しているときには、上流側に供給された支持液がタイヤ接触部Eで、ベルト6下面とタイヤ支持面11との間又は長溝12に入り込む量が少なくなり、支持液の動圧によるタイヤ支持力が得られないため、タイヤ接触部Eを静圧によって支持する必要があるからである。
このとき、タイヤ荷重が付与されないタイヤ下流部D、すなわち下流給液手段29では、それに連通する切替弁26を閉とし支持液を供給しないようにすることが好ましい。こうすることで、使用する支持液の量を減らすことができる。
一方、ベルト6の走行速度が高速時(30〜60km/h以上)には、上流側に供給された支持液の多くが、タイヤ接触部Eにおいてベルト6下面とタイヤ支持面11との間又は長溝12に入り込むようになり、支持液の動圧によるタイヤ支持力が大きくなる。ゆえに、接触給液手段28から噴射される支持液の圧力を、上流給液手段27より略同じ又は低圧としつつタイヤ2の走行試験を行っても構わない。このとき、タイヤ荷重が付与されないタイヤ下流部D、すなわち下流給液手段29では、それに連通する切替弁26を閉とし支持液を供給しないようにすることが好ましい。これにより、使用する支持液の量を減らすことができる。
タイヤ2を反転させてつつ試験を行う際には、タイヤ下流部Dがタイヤ上流部Uとなり、タイヤ上流部Uがタイヤ下流部Dとなるため、タイヤ正転時における上流給液手段27を下流給液手段29と考え、切替弁26を閉とし支持液の供給を停止するとよい。
タイヤ反転時におけるタイヤ上流部U、タイヤ接触部Eへの給液の条件は、タイヤ正転時と同じとするとよい。
[第2実施形態]
次に、本発明に係るタイヤ走行試験装置の第2実施形態について説明する。本実施形態では、支持液供給手段22の構成が第1実施形態と大きく異なっている。他の点は第1実施形態と略同様である。
図4に示すように、本実施形態の支持液供給手段22は、加圧前の支持液を貯蔵しているタンク19と、タンク19内の支持液を加圧する1つのポンプ23と、ポンプ23で加圧された支持液を各給液路14に導く導入路25とを有している。上流給液手段27を構成する複数の給液路14にはそれぞれ導入路25が連通しているが、これらの導入路25は、タンク19側で1つに纏まり1つの切替弁26を介して、タンク19に連通するようになっている。
下流給液手段29も同様であって、下流給液手段29を構成する複数の給液路14にはそれぞれ導入路25が連通しているが、これらの導入路25は、タンク19側で1つに纏まり1つの切替弁26を介して、タンク19に連通するようになっている。接触給液手段28を構成する複数の給液路14にはそれぞれ導入路25が連通し、これらの導入路25は、タンク19側で1つに纏まり切替弁26を介さず、ポンプ23へと繋がっている。
この機構を有する荷重支持装置7であっても、タイヤ走行試験の方法は第1実施形態と略同様である。
タイヤ正転時には、接触給液手段28を作動させると共に、上流給液手段27を作動させ、下流給液手段29を停止させるとよい。タイヤ反転時には、切替弁26を作動させ、下流給液手段29を作動させ、上流給液手段27を停止させるとよい。なお、支持液の供給を停止する手段においては、配管状況を変更し、支持液が大気圧下でタンク19に返還されるようにしてもよい。
[第3実施形態]
本発明に係るタイヤ走行試験装置の第3実施形態について説明する。本実施形態では、支持液供給手段22の構成が第2実施形態と一部異なっている。他の点は第2実施形態と略同様である。
図5に示すように、本実施形態の支持液供給手段22は、タンク19内の支持液を加圧する2つのポンプ23A,23Bを有している。第1のポンプ23Aは高圧のポンプであって接触給液手段28に直接連通し、タイヤ接触部Eに供給する支持液の圧力や量を可変とするものである。第2のポンプ23Bは、第1ポンプ23Aに比して低圧ではあるものの上流側給液手段10に連通し、タイヤ上流部Uに供給する支持液の圧力や量を可変とするものとなっている。
第1のポンプ23Aを制御することで支持液の静圧を変化させることができ、静圧によるベルト支持を確実に行えるようになる。第2のポンプ23Bを制御することでタイヤ上流部Uの静圧、タイヤ接触部Eの動圧を適切なものにでき、ベルト支持を確実に行えるようになる。
[第4実施形態]
本発明に係るタイヤ走行試験装置の第4実施形態について説明する。本実施形態では、荷重支持装置7の上面に設けられた給液手段10の形状が第1実施形態と異なっている。他の点は第1実施形態と略同様である。
図6に示すように、タイヤ支持面11の表面には、ベルト6の裏面に対して支持液を供給するポケット31(供給孔)が複数個形成されている。このポケット31は、平面視で円形孔で且つ断面凹状であって、幅方向に長い給液路14の上部に等間隔に配備されている。ポケット31の配置ピッチは全てのポケット31,31,31・・・で同じであるため、上方から見ると、ポケット31は、ベルト走行方向及び幅方向に規則正しく格子状に配置されている。
[第5実施形態]
本発明に係るタイヤ走行試験装置の第5実施形態について説明する。本実施形態では、支持液供給手段22の構成が第2実施形態と異なっており、タイヤ支持面11の幅方向に沿って、支持液の給液状況が可変に構成されている。
図7に示すように、タイヤ支持面11の表面には、ベルト6の裏面に対して支持液を供給するポケット31が複数個形成されている。このポケット31は平面視で円形状であって、ベルト走行方向及び幅方向に規則正しく格子状に配置されている。配列状況は第4実施形態と略同一である。
ところが、タイヤ上流部U内に存在するポケット31の内、ベルト走行方向に沿って並んでいるポケット列32(本実施形態の場合は、4つのポケット31から成る)の下方には、ベルト走行方向に沿って設けられた1つの給液路14が形成されている。この給液路14の長さとポケット列32の長さは略同じであり、当該給液路14から給液支管15が上方に延びポケット31中央の給液孔13へ繋がっている。
したがって、タイヤ上流部Uでは、幅方向に複数の給液路14(本実施形態の場合、11個の給液路14)が形成されており、それぞれの給液路14に対して導入路25が繋がるようになっている。具体的には、タンク19から延びた導入路25は、ポンプ23を経由した後、複数の導入路25に分かれ、分離後の導入路25は各導入路25に設けられた切替弁26を経由して各給液路14に連通している。この切替弁26を操作することで、各給液路14へ独立して支持液を供給することが可能となっている。
図7の破線で示されている部分が給液路14であって、各切替弁26を操作することで各給液路14への支持液の供給をオンオフすることができ、幅方向において、支持液を供給する領域と供給しない領域とを実現できるようになる。
タイヤ接触部Eやタイヤ下流部Dに存在するポケット31に関しても同様の構成が備えられており、図7の破線で示されている部分が給液路14であって、各切替弁26を操作することで、幅方向において、支持液を供給する部分と供給しない部分とを実現できるようになる。
タイヤ上流部U、タイヤ接触部Eにおいて、幅方向での支持液の供給制御が行えることで、以下のメリットが生じる。
すなわち、タイヤ2とベルト6とが接触する部分である接触部eは、タイヤ支持面11の幅より明らかに小さい。したがって、タイヤ支持面11の幅方向全体に支持液を供給する必要はなく、幅方向で接触部e以外の部分に支持液の供給を行わないことで、支持液供給手段22を小型化できるようになる。この際に、タイヤ下流部Dにおいては、支持液を供給しないようにすることが好ましい。
このように、幅方向に沿って支持液の給液状況を可変にし、タイヤ2が接している部分又は該部分より若干広い領域のみに支持液の給液を行うようにすれば、支持液の供給量をタイヤ走行試験に必要十分な量に抑えれて、支持液の供給装置22をコンパクトなものとすることが可能となる。少ない支持液でありながら、荷重支持装置7上を走行するベルト6を確実に支持でき、且つ荷重支持装置7やベルト6の摩耗が可能な限り抑えつつ、タイヤ2の走行試験を行えるようになる。
[第6実施形態]
本発明に係るタイヤ走行試験装置の第6実施形態について説明する。
本実施形態では、第5実施形態で述べた給液手段10において、より効果的に給液を行うべくタイヤ接触領域eを検出する手段(タイヤ接触面検出手段33)を備えている。
図8(a)に示す如く、タイヤ接触面検出手段33は、タイヤ2を挟んだ前後位置に設けられた透過型の光学センサ36を有している。この光学センサ36は、タイヤ支持面11の幅と略同じ長さを有し、赤外線等の検出光Lをベルト走行方向に沿って照射するようになっている。タイヤ2の前方(上流側)に光学センサ36の投光部34が配備され、タイヤ2の後方に、投光部34から照射された検出光Lの受光部35が配備されている。
図8(a)に示す検出光Lの透過状況から判るように、タイヤ2が存在する部分は検出光Lが遮られるため、受光部35で検出光Lの有無をみることで、タイヤ支持面11上でのタイヤ2の存在位置が確実にわかる。特に、上下方向において、タイヤ2の接触領域eの直上に検出光Lが当たるようにすることで、タイヤ接触領域eの幅をタイヤ接触面検出手段33により直接検知することが可能となる。
タイヤ接触面検出手段33からの情報を基に、タイヤ接触部Eの位置、幅を算出し(例えば、タイヤ接触領域eの1.2倍)、得られたタイヤ接触部Eに対応するポケット31からのみ(その上流側のポケット31も含む)支持液を噴射できるよう切替弁26を作動させる。これにより、支持液の供給パターンを走行試験に最適なものとすることができると共に、支持液供給手段22をコンパクトなものとすることが可能となる。
タイヤ2のキャンバ角を大きく変える走行試験においては、タイヤ接触部Eが大きく変化する場合があるが、本実施形態では、タイヤ接触部Eが大きく変化しても当該接触部Eに確実に支持液を供給することができる。
なお、投光部34と受光部35の位置関係は逆であってもよく、図8(b)に示す如く、タイヤ支持面11の幅方向両側にベルト走行方向に沿って配備してもよい。また、図8(a)(b)の構成を同時に備えるようにしてもよい。
以上、本発明に係るタイヤ走行試験装置は、上述した実施の形態に限定されるものではない。
タイヤ走行試験装置の全体構成図である。 第1実施形態に係る荷重支持装置の平面図である。 第1実施形態に係る支持液供給手段の構成図である。 第2実施形態に係る支持液供給手段の構成図である。 第3実施形態に係る支持液供給手段の構成図である。 第4実施形態に係る荷重支持装置の平面図である。 (a)は、第5実施形態に係る荷重支持装置の平面図である。(b)は、第5実施形態に係る支持液供給手段の構成図である。 第6実施形態に係る荷重支持装置の平面図である。
符号の説明
1 タイヤ走行試験装置
2 タイヤ
3 スピンドル軸
4 駆動ドラム
5 従動ドラム
6 ベルト
7 荷重支持装置
10 給液手段
11 タイヤ支持面
12 長溝
13 給液孔
14 給液路
15 給液支管
16 復水溝
17 排水室
18 排水孔
19 タンク
20 水切りシール
22 支持液供給手段
23 ポンプ
23A 第1のポンプ
23B 第2のポンプ
24 モータ
25 導入路
26 切替弁
27 上流給液手段
28 接触給液手段
29 下流給液手段
31 ポケット
32 ポケット列
33 タイヤ接触面検出手段
34 投光部
35 受光部
36 光学センサ
e タイヤがベルトに接触する部分
E タイヤ接触部
U タイヤ上流部
D タイヤ下流部
L 検出光

Claims (7)

  1. 2つのドラムの間に架け渡されたベルトと、該ベルトの平坦面を裏面側から支持しする荷重支持装置と、該荷重支持装置に設けられ且つ前記ベルトを下方から支持する支持液を当該荷重支持装置とベルトとの間に供給する給液手段とを有するタイヤ走行試験装置において、
    前記荷重支持装置は、ベルトの走行方向に沿って、タイヤ上流部、タイヤ接触部、タイヤ下流部に区分されており、
    前記給液手段は、前記タイヤ上流部、タイヤ接触部、タイヤ下流部のそれぞれで、支持液の給液状態を独立して変更可能に構成されていることを特徴とするタイヤ走行試験装置。
  2. 前記給液手段は、タイヤ上流部に対応して設けられた上流給液手段と、タイヤ接触部に対応して設けられた接触給液手段と、タイヤ下流部に対応して設けられた下流給液手段とを有し、
    前記上流給液手段、接触給液手段、下流給液手段のそれぞれが独立して作動可能となっていることを特徴とする請求項1に記載のタイヤ走行試験装置。
  3. 前記給液手段は、支持液を吐出可能で且つベルト走行方向に垂直な方向に沿った長溝を複数有することを特徴とする請求項1又は2に記載のタイヤ走行試験装置。
  4. 前記給液手段は、支持液を吐出可能な供給孔を複数有することを特徴とする請求項1又は2に記載のタイヤ走行試験装置。
  5. 前記給液手段は、ベルト走行方向に垂直な方向に沿って、支持液の給液状況を可変に構成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のタイヤ走行試験装置。
  6. 請求項1〜5に記載されたタイヤ走行試験装置を用いてタイヤ走行試験を行うに際し、ベルト走行速度が低速時には、タイヤ接触部に供給される支持液の圧力を、タイヤ上流部に供給される支持液の圧力より高圧とすることを特徴とするタイヤ走行試験方法。
  7. 請求項1〜5に記載されたタイヤ走行試験装置を用いてタイヤ走行試験を行うに際し、ベルト走行速度が高速時には、タイヤ接触部に供給される支持液の圧力を、タイヤ上流部に供給される支持液の圧力と略同圧又は低圧とすることを特徴とするタイヤ走行試験方法。
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