JP2009197415A - 自走式舗装機械 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来と同程度の舗装能力を保持したまま、舗装機械自体の重量を軽量化する。
【解決手段】舗装装置と自走用走行装置の各油圧アクチュエータに油圧ポンプを介して動力を供給するエンジン13を搭載した自走式舗装機械において、エンジン13は、舗装装置と自走用走行装置の各油圧アクチュエータの全てが同時に定格運転されるのに必要な動力の略2分の1の動力を供給する小さいエンジン出力とするとともに、当該小さいエンジン出力に対応するように、舗装材を第2ホッパ16に積み込む場合は、自走式舗装機械を停車させ、上記チャージングフィーダ18のみが高速運転されるのに必要な動力を供給可能にする、一方、舗装作業を行う場合は、自走式舗装機械が低速走行され、且つ、舗装材を第1ホッパ15に積み込むチャージングフィーダ18が低速運転され、且つ、その他の舗装装置が定格運転されるのに必要な動力を供給可能にするエンジンを搭載した。
【選択図】図1

Description

本発明は自走式舗装機械に関するものであり、特に、アスファルトなどの舗装材を第1ホッパと第2ホッパに収容し、1回の舗装作業で1乃至2種類の舗装材を敷き均すことができるマルチペーバに関するものである。
従来、受入ホッパに投入された舗装材を第1ホッパまたは第2ホッパに積み込むチャージングフィーダと、前記第1ホッパまたは第2ホッパの舗装材を機体後方の施工面へ搬送する各コンベヤと、第1ホッパの舗装材を施工面に拡散させる前側スクリュースプレッダおよび第2ホッパの舗装材を施工面に拡散させる後側スクリュースプレッダと、前側スクリュースプレッダで拡散された舗装材を敷き均す前側スクリードおよび後側スクリュースプレッダで拡散された舗装材を敷き均す後側スクリードとから成る舗装装置を備えた自走式舗装機械であって、前記舗装装置と自走用走行装置の各油圧アクチュエータに油圧ポンプを介して動力を供給するエンジンを搭載した自走式舗装機械が知られている。
例えば、前側ホッパ(第1ホッパ)と後側ホッパ(第2ホッパ)とが自走車両に設けられた敷均機械(舗装機械)において、舗装材の積込フィーダ(チャージングフィーダ)が積込フレームの下端を受入ホッパに連結して設けられ、積込フレームの下端と排出端との中間部分に排出口が形成され、排出口に開閉蓋が開閉自在に設けられた舗装材の積込装置が、積込フィーダの排出口を前側ホッパの上方に、積込フィーダの排出端を後側ホッパの上方にそれぞれ位置させて自走車両に搭載された敷均機械が知られている(特許文献1参照)。
ここで、此種複数のホッパを備えた舗装機械は、1回の舗装作業で1乃至2種類の舗装材を敷き均すことができる。例えば、下地となる舗装材を敷き均した施工面上に、仕上げとなる舗装材を重ねて敷き均す場合は、前側ホッパ(第1ホッパ)に下地の舗装材を収容し、後側ホッパ(第2ホッパ)に仕上げの舗装材を収容して、舗装機械が自走しながら、2種類の舗装材を上下2層に敷き均すことができる。あるいは、車輪が通過する轍部分には耐久性の高い舗装材を敷き均し、他の部分には通常の舗装材を敷き均すといったように、道路幅の左右方向に異なる舗装材を敷き均すこともある。
上記のように、2種類の舗装材を上下2層に敷き均す、あるいは、左右に並んで敷き均す舗装作業では、予め、第1ホッパまたは第2ホッパの何れか一方に上記何れかの舗装材を収容しておき、チャージングフィーダから残りのホッパに舗装材を供給しながら、これら2種類の舗装材を機体後方の施工面へ搬送する各コンベヤや、この施工面の舗装材を前後のスクリードの前面に拡散する前後のスクリュースプレッダや、舗装材を敷き均す前後のスクリードから成る舗装装置ならびに走行装置を同時に駆動して、舗装機械が自走しながら1回の舗装作業で2種類の舗装材を敷き均す。舗装材の敷き均し作業中に第1ホッパまたは第2ホッパの舗装材が少なくなると、チャージングフィーダから2種類の舗装材を各別にホッパへ供給して連続的に舗装作業を行う。
また、第1ホッパおよび第2ホッパの双方へ同じ舗装材を収容して舗装作業を行う場合は、チャージングフィーダからその中間部分の排出口の開閉蓋を開閉調整して第1ホッパまたは第2ホッパへ交互にまたは同時に舗装材を供給しながら、これらの舗装材を機体後方の施工面へ搬送する各コンベヤや、この施工面の舗装材を前後のスクリードの前面に拡散する前後のスクリュースプレッダや、舗装材を敷き均す前後のスクリードから成る舗装装置ならびに走行装置を同時に駆動して、舗装機械が自走しながら1回の舗装作業で第1ホッパおよび第2ホッパに供給される舗装材を連続的に敷き均す。
このように、チャージングフィーダをフル稼働させながら、各コンベヤや前後のスクリュースプレッダ及びスクリードから成る舗装装置を定格運転し、さらに走行装置を駆動して機械を自走させるため、従来の此種舗装機械は、大きなエンジン出力が必要とされている。しかし、上記の通りチャージングフィーダを備えるマルチペーバにおいては、チャージングフィーダが大型であるうえにホッパやコンベヤなどの大型機器が複数配設されるため出力の大きなエンジンは設置場所が制約されて搭載スペースを確保できないので、2つの小さいエンジンを搭載して大きなエンジン出力が得られるようにしている。
また、特許文献1には、積込フィーダが上下に起倒自在に設けられており、積込装置の不使用時に積込フィーダの高さを低くできることが記載されている。したがって、敷均機械をトレーラに積載して輸送する際に、積載高さを低く抑えることができる。
特許第3471597号公報
特許文献1記載の発明は、アスファルトなどの舗装材を第1ホッパと第2ホッパに収容し、1回の舗装作業で1乃至2種類の舗装材を敷き均すために大きなエンジン出力が必要であり、前述したように、2つのエンジンを搭載している。したがって、敷均機械の重量が嵩むことになる。
従来の此種大型の舗装機械は、エンジン出力が132〜140kw程度のエンジンを2基搭載しており、重量が27〜28トンになる。舗装機械を積載するトレーラも大型であるため車両重量が22〜23トンあり、舗装機械を積載したトレーラの総重量は49〜51トンにもなる。
ここで、国内の道路を通行する車両は、道路法により下記のような制限が課せられている。この制限を超える車両は、道路・交通および環境に支障を及ぼす恐れがあるため、原則として道路の通行ができない。

上記一般的制限値を超える車両を特殊車両といい、道路を通行するには、道路管理者の許可(特殊車両通行許可)が必要になる。特殊車両通行許可の取得については幾つかの段階があり、総重量が45トンを超えると下記のように許可申請が難しくなる。
(1)国土交通省の地方整備局への申請となり、許可の取得に数ヶ月かかる。
(2)昼間の通行が不可となり、夜間通行となる。
(3)通行する道路が指定され、目的地までの許可が下りない場合もある。
これに対して、総重量が45トン以下の車両に対しては、
(a)国土交通省の各道路管理事務所への申請であるため、審査が通り易く、許可の取得も比較的短時間である。
(b)昼間の通行が可能となり、高速道路の通行も可能である。
(c)高速道路から目的地付近までの距離についての審査となり、許可が取得し易い。
このような理由から、総重量を45トン以下に抑えるために、舗装機械自体の重量を23トン程度まで軽量化することが望まれている。舗装機械を小型にして軽量化を図ることも考えられるが、その場合は、舗装幅や施工時間などの舗装能力が低下することになる。
そこで、従来と同程度の舗装能力を保持したまま、舗装機械自体の重量を軽量化するために解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明はこの課題を解決することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するために提案されたものであり、請求項1記載の発明は、受入ホッパに投入された舗装材を第1ホッパまたは第2ホッパに積み込むチャージングフィーダと、前記第1ホッパまたは第2ホッパの舗装材を機体後方の施工面へ搬送する各コンベヤと、第1ホッパの舗装材を施工面に拡散させる前側スクリュースプレッダおよび第2ホッパの舗装材を施工面に拡散させる後側スクリュースプレッダと、前側スクリュースプレッダで拡散された舗装材および後側スクリュースプレッダで拡散された舗装材を敷き均す前側スクリードおよび(または)後側スクリードとから成る舗装装置を備えた自走式舗装機械であって、前記舗装装置と自走用走行装置の各油圧アクチュエータに油圧ポンプを介して動力を供給するエンジンを搭載した自走式舗装機械において、上記エンジンは、上記舗装装置と自走用走行装置の各油圧アクチュエータの全てが同時に定格運転されるのに必要な動力の略2分の1の動力を供給する小さいエンジン出力とするとともに、当該小さいエンジン出力に対応するように、舗装材を上記第2ホッパに積み込む場合は、上記自走式舗装機械を停車させ、上記チャージングフィーダのみが高速運転されるのに必要な動力を供給可能にする、一方、舗装作業を行う場合は、上記自走式舗装機械が低速走行され、且つ、上記舗装材を第1ホッパに積み込むチャージングフィーダが低速運転され、且つ、その他の上記舗装装置が定格運転されるのに必要な動力を供給可能にするエンジンを搭載したことを特徴とする自走式舗装機械を提供する。
この構成によれば、チャージングフィーダや各コンベヤなどから成る舗装装置と、自走用走行装置とを1つのエンジンにて駆動するため、複数のエンジンが搭載された舗装機械に比べてエンジン出力が小さいが、前記の各舗装装置や走行装置を同時に駆動せず、舗装作業に支障を来たさない範囲で分割して駆動することなどにより、舗装施工能力は従来の舗装機械とほぼ同等に維持できる。例えば、舗装作業前に予め第2ホッパへ舗装材を供給するときは、走行装置を駆動しないで舗装機械を停止させ、チャージングフィーダのみを高速運転でフル稼働する。したがって、1つのエンジン出力(定格出力132kw程度)でもチャージングフィーダは十分なる駆動力で舗装材を第2ホッパへ供給する。このように舗装材を第2ホッパへ供給する間は、舗装機械を停車させ舗装作業を中断することになるが、チャージングフィーダのフル稼働により、短時間(3分程度)のうちに収容できる。
次に、チャージングフィーダを低速運転で駆動しながら第1ホッパへ舗装材を供給しつつ、この第1ホッパの舗装材と予め蓄えられた第2ホッパからの舗装材とを機体後方の施工面へ搬送する各コンベヤと、この施工面の舗装材を前後のスクリードの前面に拡散する前後のスクリュースプレッダと、舗装材を敷き均す前後のスクリードから成るその他の上記舗装装置ならびに走行装置を定格運転で駆動することにより、1つのエンジン出力(定格出力132kw程度)にて従来と同様に、舗装機械が自走しながら1回の舗装作業で1乃至2種類の舗装材を敷き均すことができる。このようにして舗装作業は第2ホッパに予め蓄えられた舗装材が消費されて無くなるまで舗装作業を行うことができる。第2ホッパの舗装材が消費されたときは、前述の通り、舗装機械を停車させ舗装作業を短時間(3分程度)中断して、チャージングフィーダのフル稼働により舗装材を補充する。
請求項2記載の発明は、上記第2ホッパは、第1ホッパの後上部に設けられ、且つ、第1ホッパよりも収容量が大であることを特徴とする請求項1記載の舗装機械を提供する。
この構成によれば、第1ホッパの後上部に第2ホッパが設けられており、該第2ホッパは第1ホッパよりも収容量(6m程度)が大であるので、第2ホッパに先ずダンプカー1台分(10トン程度)の舗装材を入れてしまう。この際チャージングフィーダのみを高速運転でフル稼働して多量の舗装材を第2ホッパに収容する。次に、別のダンプカーを押しながらチャージングフィーダを低速運転で駆動して第1ホッパに適量の舗装材を供給しながら、第1ホッパと第2ホッパの舗装材を搬送する各コンベヤや前後のスクリュースプレッダ及びスクリードから成る舗装装置ならびに走行装置を駆動して舗装機械を自走させ、1回の舗装作業で第1ホッパの舗装材と第2ホッパの舗装材の1乃至2種類の舗装材を同時に敷き均す。先に舗装材を収容した第2ホッパは収容量(6m程度)が大であるため、舗装作業中に第2ホッパへ舗装材を供給しなくても、所定の距離は舗装作業を行うことができる。
請求項1記載の発明は、チャージングフィーダや各コンベヤなどから成る舗装装置と、自走用走行装置とを1つのエンジンにて駆動するため、複数のエンジンが搭載された舗装機械に比べて舗装機械自体の重量を軽量化することができ、舗装機械を積載したトレーラの総重量を45トン以下に抑えることができる。しかも、舗装施工能力は従来の舗装機械とほぼ同等に維持できる。したがって、特殊車両通行許可の取得が簡単となり、舗装機械の施工現場への輸送が容易となる。
請求項2記載の発明は、第2ホッパは、第1ホッパの後上部に設けられ、且つ、第1ホッパよりも収容量が大であるので、先ずチャージングフィーダのみを高速運転でフル稼働して多量の舗装材を第2ホッパに収容し、舗装作業中に第2ホッパへ舗装材を供給しなくても、所定の距離は舗装作業を行うことができる。
また、第1ホッパおよび第2ホッパをほぼ同じ高さで前後に配置する構成に比べて、第2ホッパを第1ホッパの後上部に設けた構成では、バーフィーダコンベヤやスクリューコンベヤなどの搬送装置を上下にラップさせて配置することができ、車体の前後長さを短くして舗装機械自体の重量を軽量化することができる。
以下、本発明に係る舗装機械および舗装方法について、好適な実施例をあげて説明する。従来と同程度の同じ舗装能力を保持したまま、舗装機械自体の重量を軽量化するという目的を達成するために、本発明は、受入ホッパに投入された舗装材を第1ホッパまたは第2ホッパに積み込むチャージングフィーダと、前記第1ホッパまたは第2ホッパの舗装材を機体後方の施工面へ搬送する各コンベヤと、第1ホッパの舗装材を施工面に拡散させる前側スクリュースプレッダおよび第2ホッパの舗装材を施工面に拡散させる後側スクリュースプレッダと、前側スクリュースプレッダで拡散された舗装材および後側スクリュースプレッダで拡散された舗装材を敷き均す前側スクリードおよび(または)後側スクリードとから成る舗装装置を備えた自走式舗装機械であって、前記舗装装置と自走用走行装置の各油圧アクチュエータに油圧ポンプを介して動力を供給するエンジンを搭載した自走式舗装機械において、上記エンジンは、上記舗装装置と自走用走行装置の各油圧アクチュエータの全てが同時に定格運転されるのに必要な動力の略2分の1の動力を供給する小さいエンジン出力とするとともに、当該小さいエンジン出力に対応するように、舗装材を上記第2ホッパに積み込む場合は、上記自走式舗装機械を停車させ、上記チャージングフィーダのみが高速運転されるのに必要な動力を供給可能にする、一方、舗装作業を行う場合は、上記自走式舗装機械が低速走行され、且つ、上記舗装材を第1ホッパに積み込むチャージングフィーダが低速運転され、且つ、その他の上記舗装装置が定格運転されるのに必要な動力を供給可能にするエンジンを搭載したことにより実現した。
図1は舗装機械の一例としてマルチペーバ10を示す側面図である。該マルチペーバ10は左右一対のクローラ11に支持された車体12を有し、該車体12には前記クローラ11の略中央位置の上部にエンジン13が搭載されている。本発明のマルチペーバ10には、1つのエンジン13のみが搭載されており、後述する舗装装置と走行装置などすべての駆動装置を1つのエンジン出力にて駆動するように構成されている。当該舗装機械が自走する際は、前記エンジン13のエンジン出力により、走行装置を構成する走行モータ14が回転して、クローラ11が駆動されて車体12が自走する。
マルチペーバ10は、1回の舗装作業で異なる2種類の舗装材を同時にまたは同種類の舗装材を同時に上下2層に敷き均すことができるように、それぞれの舗装材を収容するための複数のホッパと、敷き均し装置が備えられている。同図に示すように、車体12の前部(図中左方部)に第1ホッパ15が設けられ、該第1ホッパ15の後上部に、第2ホッパ16が設けられている。すなわち、エンジン13の前側で低い位置に第1ホッパ15が設置され、エンジン13の後側で高い位置に第2ホッパ16が設置されている。
前記車体12の前側には、舗装材の受入ホッパ17とチャージングフィーダ18が設けられている。チャージングフィーダ18は、前部を低く後部を高く傾斜して取り付けられている。該チャージングフィーダ18はエンジン13の必要なエンジン出力にて駆動され、ダンプカー(図示せず)から受入ホッパ17に投入された舗装材をチャージングフィーダ18の上方へ移送する。
ここで、チャージングフィーダ18には移送経路の途中に排出口18bが開閉自在に設けられており、排出口18bを閉鎖した状態では、受入ホッパ17から移送されてくる舗装材はすべてチャージングフィーダ18の上端まで移送され、上端に設けた排出部18aから舗装材を排出して第2ホッパ16へ供給する。排出口18bを閉鎖した状態では、受入ホッパ17からチャージングフィーダ18の一番高い位置まで舗装材を移送するため、第2ホッパへ舗装材を供給するときは、チャージングフィーダを高速運転でフル稼働し、小さいエンジン13の1台分のエンジン出力(110kw程度)を必要とする。
これに対して、チャージングフィーダ18の排出口18bを開放すると、受入ホッパ17から移送されてくる舗装材が途中に設けた排出口18bから排出され、第1ホッパ15に収容される。排出口18bを開放した状態では、受入ホッパ17から移送されてくる舗装材がすべて第1ホッパ15に収容されるが、チャージングフィーダ18の低い位置までしか舗装材を移送しないので、チャージングフィーダは低速運転でよく、必要とされるエンジン出力は少ない。
第2ホッパ16は第1ホッパ15よりも収容量が大であり、ほぼ2倍の収容量を有している。例えば、第1ホッパ15の収容量が3m3であるとすれば、第2ホッパ16の収容量は6m3程度となる。これは、後述するように異なる2種類の舗装材を敷き均す場合に、予め第2ホッパ16に多量の舗装材を収容しておき、舗装機械10の自走中は第2ホッパ16へ舗装材を供給しないためである。
チャージングフィーダ18の駆動にて第1ホッパ15に収容される舗装材は、バーフィーダコンベヤ(図示せず)の駆動により前側スクリュースプレッダ22へ送られて道路の施工面に拡散され、該前側スクリュースプレッダ21で拡散された舗装材は前側スクリード22で敷き均される。また、第2ホッパ16に収容された舗装材は、車体12の進行方向に回転軸が設置されたスクリューコンベヤ23の駆動により後側スクリュースプレッダ24へ送られて道路の施工面に拡散され、該後側スクリュースプレッダ24で拡散された舗装材は後側スクリード25で敷き均される。
舗装作業を行うときは、第1ホッパへ舗装材を供給するチャージングフィーダ18の低速運転と、バーフィーダコンベヤ及びスクリューコンベヤ23(以下、各コンベヤという)や前後のスクリュースプレッダ21,24及びスクリード22,25から成る舗装装置ならびに走行装置の定格運転は、小さいエンジン13の必要なエンジン出力(130kw程度)により駆動される。
このように舗装作業に支障を来たさない範囲で、第2ホッパへ舗装材を供給するときと、舗装作業とに分割して、舗装装置と走行装置とを駆動することにより、必要とするエンジン出力110kw〜130kw程度の最大値、即ち、エンジン出力(定格出力132kw程度)でも舗装施工能力は従来の舗装機械とほぼ同等に維持できる。
チャージングフィーダ18は枢着ピン19にて車体12に支持されているが、該枢着ピン19を回動中心として上下に起倒自在に形成されている。したがって、マルチペーバをトレーラに積載して輸送する際には、該チャージングフィーダ18を倒回することにより、積載高さを低く抑えることができる。
また、第2ホッパ16を第1ホッパ15の後上部に設けた構成では、バーフィーダコンベヤやスクリューコンベヤ23などの搬送装置を上下にラップさせて配置することができ、車体12の前後長さを短くしてマルチペーバ10自体の重量を軽量化することができる。
次に、本発明に係る舗装機械にて、1回の舗装作業で2種類の舗装材を敷き均す作業手順を説明する。本発明のマルチペーバ10には、1つのエンジン13のみが搭載されており、1つのエンジン出力にて走行モータ14やクローラ11などの走行装置を駆動するとともに、チャージングフィーダ18を駆動して第1ホッパ15と第2ホッパ16へ舗装材を供給し、さらに、車体12を走行させながら、各コンベヤや前後のスクリュースプレッダ21,24及びスクリード22,25から成る舗装装置を駆動することになる。したがって、複数のエンジンを搭載した従来の舗装機械と比べて、エンジン出力が小さいため、舗装作業に支障を来たさない範囲で分割して駆動装置を駆動する。
先ず、車体12が停止した状態で第2ホッパ16へ舗装材を供給する。チャージングフィーダ18の排出口18bは閉鎖しておく。ダンプカーから受入ホッパ17へ投入された舗装材は、チャージングフィーダ18を高速運転でフル稼働して、最上端の排出部18aまで移送され、ここから落下させて第2ホッパ16へ予め収容しておく。舗装材を第2ホッパ16へ供給しているときは、各コンベヤなどから成るその他の舗装装置と、走行モータ14から成る走行装置は停止させておく。したがって、1つのエンジン出力(定格出力132kw程度)でも、チャージングフィーダ18は十分なる駆動力で舗装材を第2ホッパ16へ供給することができる。
次に、第1ホッパ15へ舗装材を供給しながら、車体12を走行させて、第1ホッパ15の舗装材と第2ホッパ16の舗装材が敷き均される。このときチャージングフィーダ18の排出口18bは開放しておく。ダンプカーから受入ホッパ17へ投入された舗装材は、チャージングフィーダ18を低速運転で駆動して、途中の排出口18bから落下させ、第1ホッパ15へ収容する。そして、バーフィーダコンベヤ(図示せず)の駆動により、第1ホッパ15の舗装材を前側スクリュースプレッダ22へ送って道路の施工面に拡散するとともに、スクリューコンベヤ23の駆動により、第2ホッパ16の舗装材を後側スクリュースプレッダ24へ送って道路の施工面に拡散する。
上記舗装装置を駆動しながら、走行モータ14を駆動して車体12を自走させると、前側スクリュースプレッダ22で拡散された第1ホッパ15の舗装材が前側スクリード22で敷き均され、後側スクリュースプレッダ24で拡散された第2ホッパ16の舗装材が後側スクリード24で敷き均される。なお、車体12が自走しているときは、第2ホッパ16への舗装材供給は行わない。前述したように、第2ホッパ16の収容量は第1ホッパ15よりも大であるので、第1ホッパ15へ舗装材を供給しつつ、第2ホッパ16の舗装材がなくなるまで、敷き均し作業を続けることが可能である。
このように、車体12を走行させて舗装材を敷き均すときは、チャージングフィーダ18を低速運転で駆動にするので、1つのエンジン13の比較的小さいエンジン出力(定格出力132kw程度)であっても、第1ホッパ15に舗装材を供給しながら各コンベヤなどから成る舗装装置ならびに走行装置を定格運転させて2種類の舗装材を同時に敷き均すことができる。
図2〜図3は、マルチペーバ10にて2種類の舗装材を敷き均す状況の説明図である。図2に示すように、例えば、下地となる舗装材27を敷き均した施工面上に、仕上げとなる舗装材28を重ねて敷き均す場合は、先ず、走行モータ14を駆動せずにマルチペーバ10を停止した状態で、チャージングフィーダ18のみを高速運転でフル稼働して、予め第2ホッパ16に仕上げの舗装材28を収容しておく。
次に、チャージングフィーダ18を低速運転で駆動して、第1ホッパ15へ下地の舗装材27を供給しつつ、走行モータ14を定格運転にて駆動してマルチペーバ10を自走させるとともに、各コンベヤや前後のスクリュースプレッダ21,24及びスクリード22,25から成る舗装装置を定格運転にて駆動する。
そして、機械を自走させながら、前側スクリュースプレッダ21で拡散した下地の舗装材27を前側スクリード22で敷き均し、機体の前進にともない、前記敷き均した舗装材27の上面に、後側スクリュースプレッダ24で拡散した仕上げの舗装材28を後側スクリード25で敷き均すことにより、マルチペーバ10が自走しながら、2種類の舗装材を上下2層に敷き均すことができる。
図3に示すように、一般車両30の車輪31が通過する轍周辺の帯域33を、他の部分の帯域32および34と異なった舗装材で舗装する場合は、前述の第2ホッパ16に耐久性の高い舗装材を供給しておき、第1ホッパ15には通常の舗装材を供給する。
それぞれの舗装材の供給手順は図2の場合と同様に行うが、その前に前側スクリード22は取り外し、後述する位置に底板(ここでは図示せず)を配設する。前側スクリュースプレッダ21(ここでは図示せず)の左右の轍周辺部分の下部に底板を配設し、この底板により第1ホッパ15の通常の舗装材が轍周辺の帯域33へ落下するのを阻止して、前側スクリュースプレッダ21で路面に広げながら、中央部分の帯域32および左右両端部分の帯域34に落下させる。
また、後側スクリュースプレッダ24の下に配設された底板(ここでは図示せず)により、第2ホッパ16の耐久性の高い舗装材が中央部分の帯域32および左右両端部分の帯域34へ落下するのを阻止して、轍周辺の帯域33のみに落下させ、後側スクリュースプレッダ24で路面に広げる。上記複数の帯域は後側スクリード25で敷き均されて、車輪31が通過する轍周辺の帯域33と、車輪31が通過しない轍以外の帯域32および34とする。
このように、第1ホッパ15に収容した通常の舗装材を、前側スクリュースプレッダ21にて轍以外の帯域32および34へ広げ、第2ホッパ16に収容した耐久性の高い舗装材を、後側スクリュースプレッダ24にて轍周辺の帯域33へ広げ後側スクリード25で敷き均すことにより、1回の舗装作業で2種類の舗装材を異なる複数の帯域へ敷き均すことができる。
かくして、従来と同程度の舗装能力を保持しつつ、エンジン出力が上記舗装装置と自走用走行装置の各油圧アクチュエータの全てが同時に定格運転されるのに必要な動力の略2分の1の動力を供給する小さいエンジン出力132〜140kw程度のエンジンを1基だけ搭載し、油圧ポンプも小さくしたので、舗装機械の重量が22〜23トン以下に軽量化される。したがって、舗装機械を積載するトレーラもやや小型のもので搬送可能となり、舗装機械を積載したトレーラの総重量が45トン以下となる。
このため、総重量が45トンを超える従来の舗装機械に比べて、特殊車両通行許可の申請が簡単になり、許可の取得までの時間も短縮される。また、昼間の通行および高速道路の通行が可能となるので、搬送が容易となる。
なお、本発明は、本発明の精神を逸脱しない限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該改変されたものに及ぶことは当然である。
本発明に係る舗装機械の一例としてマルチペーバの側面図。 マルチペーバで上下2層の舗装材を敷き均す状況の説明図。 マルチペーバで複数の帯域の舗装材を敷き均す状況の説明図。
符号の説明
10 マルチペーバ(舗装機械)
11 クローラ(走行装置)
12 車体
13 エンジン
14 走行モータ(走行装置)
15 第1ホッパ
16 第2ホッパ
17 受入ホッパ
18 チャージングフィーダ
18a 排出部
18b 排出口
19 枢着ピン
21 前側スクリュースプレッダ
22 前側スクリード
23 スクリューコンベヤ
24 後側スクリュースプレッダ
25 後側スクリード
27 下地の舗装材
28 仕上げの舗装材
30 一般車両
31 車輪
32 中央部分の帯域
33 轍周辺の帯域
34 左右両端部分の帯域

Claims (2)

  1. 受入ホッパに投入された舗装材を第1ホッパまたは第2ホッパに積み込むチャージングフィーダと、前記第1ホッパまたは第2ホッパの舗装材を機体後方の施工面へ搬送する各コンベヤと、第1ホッパの舗装材を施工面に拡散させる前側スクリュースプレッダおよび第2ホッパの舗装材を施工面に拡散させる後側スクリュースプレッダと、前側スクリュースプレッダで拡散された舗装材および後側スクリュースプレッダで拡散された舗装材を敷き均す前側スクリードおよび(または)後側スクリードとから成る舗装装置を備えた自走式舗装機械であって、前記舗装装置と自走用走行装置の各油圧アクチュエータに油圧ポンプを介して動力を供給するエンジンを搭載した自走式舗装機械において、
    上記エンジンは、上記舗装装置と自走用走行装置の各油圧アクチュエータの全てが同時に定格運転されるのに必要な動力の略2分の1の動力を供給する小さいエンジン出力とするとともに、当該小さいエンジン出力に対応するように、舗装材を上記第2ホッパに積み込む場合は、上記自走式舗装機械を停車させ、上記チャージングフィーダのみが高速運転されるのに必要な動力を供給可能にする、一方、舗装作業を行う場合は、上記自走式舗装機械が低速走行され、且つ、上記舗装材を第1ホッパに積み込むチャージングフィーダが低速運転され、且つ、その他の上記舗装装置が定格運転されるのに必要な動力を供給可能にするエンジンを搭載したことを特徴とする自走式舗装機械。
  2. 上記第2ホッパは、第1ホッパの後上部に設けられ、且つ、第1ホッパよりも収容量が大であることを特徴とする請求項1記載の自走式舗装機械。
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