JP2009196428A - 側部車体構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構成でリヤピラーの支持剛性を向上させ、空調ユニットからの振動を抑制することができる側部車体構造を提供する。
【解決手段】車体後方部に形成された後方開口部3近傍に位置するリヤピラー4と、このリヤピラー4の車幅方向内側壁43aに形成された開口部44内に配置されたシートベルト装置20のベルトリトラクタ22と、リヤピラー4の車両前方に配置された空調ユニット10と、を備えた側部車体構造1であって、リヤピラー4の車幅方向内側壁43aに結合されるベルトリトラクタ22用の取付ブラケットとリヤピラー4の前側壁43bに結合される空調ユニット10用の取付ブラケットとがリヤピラー4の角部43cを経由して一体的に結合された結合取付ブラケット50を備えた。
【選択図】図2

Description

本発明は、側部車体構造に係り、特に車体後方部の開口部近傍に設けられたリヤピラーを備えた側部車体構造に関する。
従来、車体後方部に後方開口部が形成された車体側部構造では、後方開口部の近傍にリヤピラーが設けられている。また、このリヤピラーの車両前側で、リヤホイールハウスが車体側壁部から車両内方へ膨出するように設けられる(例えば、特許文献1参照)。さらに、特許文献1に記載の側部車体構造には、リヤホイールハウスとリヤピラーを連結するガセット部材が設けられている。これにより、特許文献1に記載の側部車体構造では、車体の捩れ剛性低下を防止すると共に、リヤホイール内に配設されたリヤサスペンションのストラットダンパ装置からの荷重をリヤピラーに伝えて支持剛性を向上している。
特開2005−199855号公報
しかしながら、このような側部車体構造を有する車両において、リヤピラーの車両前方にリヤシート用の空調ユニットを配置するため、リヤピラーに空調ユニット取付用の取付ブラケットを設けた場合、空調ユニットから伝達した振動によりリヤピラーが振動してしまうという問題があった。
また、特許文献1に記載の側部車体構造では、ガセット部材を介してリヤホイールハウスからリヤピラーに荷重が伝わるため、リヤピラーの支持剛性をより向上させることが望ましい。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、簡易な構成でリヤピラーの支持剛性を向上させ、空調ユニットからの振動を抑制することができる側部車体構造を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために、本発明は、車体後方部に形成された開口部近傍に位置するリヤピラーと、このリヤピラーの車幅方向内側壁に形成された開口部内に配置されたシートベルト装置のベルトリトラクタと、リヤピラーの車両前方に配置された空調ユニットと、を備えた側部車体構造であって、リヤピラーの車幅方向内側壁に結合されるベルトリトラクタ用の取付ブラケットとリヤピラーの前側壁に結合される空調ユニット用の取付ブラケットとがリヤピラーの角部を経由して一体的に結合された結合取付ブラケットを備えたことを特徴としている。
このように構成された本発明によれば、ベルトリトラクタをリヤピラーに取付けるための取付ブラケットと、空調ユニットをリヤピラーに取付けるための取付ブラケットとが結合され一体化された結合取付ブラケットが設けられたので、部品点数を削減することができる。さらに、この結合ブラケットは、リヤピラーの角部を経由してリヤピラーに結合されているので、リヤピラーの角部の剛性を向上し、これにより、空調ユニットから伝達される振動によるリヤピラーの変位を抑制して振動を低減することができる。
また、本発明において好ましくは、リヤピラーの車両前方で車体側壁部から車両内方へ膨出するリヤホイールハウスとリヤピラーとを連結するガセット部材を備え、結合取付ブラケットが、ガセット部材のリヤピラーへの結合部近傍に配設されている。
このように構成された本発明によれば、リヤホイールハウスに配設されたサスペンションの支持剛性を、リヤピラーとリヤホイールハウスとを連結するガセット部材により補強することができるが、結合取付ブラケットによってリヤピラーの剛性を向上させているので、さらにサスペンションの支持剛性を増大させることができる。
また、本発明において好ましくは、ガセット部材のリヤピラーへの結合部近傍に、リヤピラーの車幅方向内側壁及び外側壁を連結する節部材が設けられる。
このように構成された本発明によれば、節部材によってリヤピラーの剛性を高めて、空調ユニットから伝達される振動によるリヤピラーの変位を抑制して振動を低減することができると共に、節部材と結合取付ブラケットとによってガセット部材を介したサスペンション支持剛性を向上することができる。
また、本発明において好ましくは、結合取付ブラケットと節部材とがリヤピラーを挟んで対応する位置に配設されている。
このように構成された本発明によれば、結合取付ブラケットと節部材とをリヤピラーを挟んで対応する位置に設けることにより、リヤピラーによるリヤホイールハウスのサスペンション支持剛性をより向上することができると共に、空調ユニットの振動伝達抑制効果を高めることができる。
本発明の側部車体構造によれば、簡易な構成でリヤピラーの支持剛性を向上させ、空調ユニットからの振動を抑制することができる。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1は側部車体構造を示す側面図、図2は側部車体構造の要部拡大斜視図、図3は側部車体構造においてリヤピラーを省略した要部拡大斜視図、図4は図3から結合取付ブラケット及びガセット部材を省略した要部拡大斜視図である。
図1は、本発明の実施形態に係る車両の側部車体構造1を示している。図1は、車両の左側の側部車体構造1を車両内側から見た図である。この側部車体構造1は、車体側壁部2の後端側で車室内空間を車外に開口するように車体後方部に形成された後方開口部3と、その近傍に後方開口部3の側縁部に沿って上下方向に延びるリヤピラー4と、このリヤピラー4の車両前側で車体側壁部2から車両内方へ膨出するように形成されたリヤホイールハウス5とを備えている。
車体側壁部2は、車両外側のアウタパネルと、車両内側のインナパネルが車両幅方向に離間するように形成されたものであり、スライドドア(図示せず)により開閉される側部開口部2aが形成されている。リヤホイールハウス5は、リヤピラー4と側部開口部2aとの間に形成されている。また、車体側壁部2には、リヤピラー4と側部開口部2aとの間のルーフ側に、リヤウインドウガラスが配置される開口部2bが形成されている。
さらに、開口部2bとリヤホイールハウス5との間の車体側壁部2には、リヤシート用の空調ユニット10が取付けられている。空調ユニット10は、送風用ファンを内蔵するファン収容部11と、ファン収容部11と車両後側で連結され内部にヒータやエバポレータ等を有する本体部12と、本体部12から上方に向けてリヤピラー4と開口部2bとの間を延びるエアダクト13とを備えている。
また、本実施形態の側部車体構造1には、リヤシート用のシートベルト装置20が配設されている。このシートベルト装置20は、乗員を拘束するウェビング21と、ウェビング21の一端側に取付けられたベルトリトラクタ22と、ウェビング21の方向を転換するガイド23と、ウェビング21に取付けられたタング24と、ウェビング21の他端部を車体側に固定するアンカ25と、タング24と係合するバックル(図示せず)とを備えている。ガイド23は、開口部44の上方でリヤピラー4の車両内側面に取付けられている。
リヤピラー4は、車室内側の内側壁であるリヤピラーインナ41と、リヤピラーインナ41から車幅方向に離間した車外側の外側壁であるリヤピラーアウタ45とによって形成されている。リヤピラーインナ41は、その車両前縁部が車体側壁部2のインナパネルに所定の車幅方向の段差をもって接合され、リヤピラーアウタ45は車体側壁部2のアウタパネルから延長して形成されている。リヤピラーインナ41とリヤピラーアウタ45は、それぞれの車両後縁部が接合され両者の間に内部空間4aが形成されている(図2参照)。
リヤピラーインナ41は、車体側壁部2よりも所定段差分だけ車内側に膨出しており、車両上方側に位置する上部インナ42と、上部インナ42から下方に連続するように設けられた下部インナ43とを備えている。図2に示すように、下部インナ43は、車両内側に面する車両内側壁43aと、車両内側壁43aから連続し車両前側に面する車両前側壁43bとを有する。車両前側壁43bは、上記段差を形成しており、車体側壁部2のインナパネルに接合されている。
下部インナ43には、車両内側壁43aに、リヤピラー4の内部空間4aと連通する複数の開口部が形成されている。そのうちの開口部44に面する内部空間4aに、シートベルト装置20のベルトリトラクタ22が配置されている。
本実施形態では、リヤピラー4とリヤホイールハウス5とを連結する補強部材としてガセット部材30が配設されている。このガセット部材30は、リヤホイールハウス5とリヤピラー4との間における車体剛性を向上させるために設けられたものである。図1及び図2に示すように、ガセット部材30は、側面視で前側から後側に向かうにつれて高さが大きくなる略三角形状又は略扇形状の金属部材であり、リヤホイールハウス5の後端部上面に前方下端部が接合され、この接合部から後方且つ上方に扇型状に拡開するように延び、リヤピラー4(下部インナ43)の車両前側壁43bから車両内側壁43aの角部43cにかけて後方縁部が接合されている。結合取付ブラケット50は、ガセット部材30のリヤピラー4への結合部の上方近傍に配設されている。このように、ガセット部材30によりリヤホイールハウス5の後側上面部並びにリヤピラー4の角部43cを所定の上下方向長さにわたって補強するように構成しているので、車体後部の面剛性を十分に確保することができる。
また、図1に示すように、リヤホイールハウス5内には、リヤサスペンションのストラットダンパ装置6が配設されており、ストラットダンパ装置6からリヤホイールハウス5に車両上側後方に向けて荷重が掛かるようになっている。ガセット部材30の前方下端部は、ストラットダンパ装置6の上部が取付けられた部位の近傍でリヤホイールハウス5に接合されており、ガセット部材30は、ストラットダンパ装置6からの荷重をリヤピラー4の前側角部43cに向けて分散して伝達するように構成されている。これにより、リヤホイールハウス5の内倒れ等を効果的に防止することができる。
本実施形態では、空調ユニット10の本体部12と、シートベルト装置20のベルトリトラクタ22は、リヤピラー4に結合された結合取付ブラケット50に締結固定されている。結合取付ブラケット50は、金属板をプレス加工等することにより一体に形成された部材であり、空調ユニット10の本体部12を取付けるための第1取付部51と、ベルトリトラクタ22を取付けるための第2取付部52と、第1取付部51及び第2取付部52を結合する連結部53により構成されている。
第1取付部51は、側面視で前方程幅(高さ)が狭くなるような略直角三角形状の取付片と、取付片の基端側でリヤピラー4の車両前側壁43aに沿って車両内方に略直角に折れ曲がる略矩形の基部を有している。第1取付部51の取付片は、車両前側壁43bから車両前方に延び、第1取付部51の基部は、車両前側壁43bに結合されている。第1取付部51の取付片には、締結用のボルト孔が穿設されており、これにより空調ユニット10の本体部12をボルトにより締結固定することができる。
第2取付部52は、リヤピラー4の開口部44の下部で車両内側壁43aに結合された基部と、この基部から開口部44の一部を覆うように延びる取付片を有している。第2取付部52の取付片には、締結用のボルト孔が穿設されており、これにより、ベルトリトラクタ22をボルトにより締結固定することができる。
連結部53は、第1取付部51の基部からリヤピラー4の車両前側壁43bに沿って車両内側に延び、リヤピラー4の角部43cの形状に沿って略直角に折れ曲がり、角部43cを経由して、さらに車両内側壁43aに沿って第2取付部52まで平面状に連続している。本実施形態では、第1取付部51,第2取付部52,連結部53がそれぞれ下部インナ43に溶接にて固定されている。
図3はリヤピラー4を仮想的に取り外した状態の斜視図であり、図4は図3からさらに結合取付ブラケット50及びガセット部材30を仮想的に取り外した状態の斜視図である。
図3に示すように、結合取付ブラケット50の車両外側には、図示していないリヤピラーインナ41の下部インナ43を挟んで節部材60が設けられている。この節部材60は、下部インナ43の車両内側壁43aの車両外側面に接合される側面視で略逆L字形状の基部61と、基部61からリヤピラーアウタ45に向けて車両外方に延び、リヤピラー4の内部空間4aを上下に仕切る3本の節部62を有している。
基部61は、車両内側壁43aの車両外側面に沿って車両前後方向に延びる基部本体61aと、基部本体61aの車両前側端部から車両内側壁43aの車両外側面に沿うように折れ曲がり下方に延びる屈曲部61bとを有している。この屈曲部61bには、略逆L字形状に折れ曲がる部位の外側辺(上側又は車両前側の辺)から、節部62の延出方向と同方向に延びるようにフランジ部61cが形成されており、基部61の剛性を確保している。また、屈曲部61bとフランジ部61cは、下部インナ43の車両外側で角部43c(図2参照)に沿うように下方に延びている。これにより、基部61は、リヤピラー4の角部43cを補強している。
3本の節部62は、基部61の縁部から延びる脚部と、脚部の先端からリヤピラーアウタ45の車両内側面に沿うように折れ曲がるフランジ部とを有している。これら3本の節部62により、下部インナ43とリヤピラーアウタ45とが連結されている。このように、節部材60は、リヤピラーインナ41とリヤピラーアウタ45とを連結することにより、リヤピラー4の剛性を高めることができる。
図3に示すように、節部材60は、車両側面視で下部インナ43(不図示)を介して結合取付ブラケット50と一部が重なるように配設されている。詳しくは、節部材60の主に屈曲部61bの折れ曲がり部分が、リヤピラー4の角部43cを含む領域で結合取付ブラケット50と重なっている。
また、節部材60は、屈曲部61bの下端部分が、下部インナ43の角部43cを介して、ガセット部材30の車両後方端部の上端部分と重なるように構成されている。このため、車両後突時等に、リヤピラー4に入力した衝撃荷重等を節部材60により、ガセット部材30によるリヤピラー4の補強部位に伝達することができるため、リヤピラー4を含む側部車体構造の変形を効果的に抑制することができる。
以上のように、本実施形態では、結合取付ブラケット50と節部材60が下部インナ43の角部43cを介して実質的に連結され、また、ガセット部材30と節部材60が下部インナ43の角部43cを介して実質的に連結されている。また、結合取付ブラケット50とガセット部材30とが、節部材60の屈曲部61bにより下部インナ43の角部43cを介して実質的に連結されている。
次に、上述した実施形態による側部車体構造の作用を説明する。
本実施形態では、結合取付ブラケット50が、空調ユニット10の本体部12をリヤピラー4の車両前方に保持する取付ブラケットと、ベルトリトラクタ22をリヤピラー4の開口部44内に保持する取付ブラケットとを一体化した構成としている。すなわち、本実施形態の結合取付ブラケット50は、第1取付部51が空調ユニット用の取付ブラケットに相当し、第2取付部52がベルトリトラクタ用の取付ブラケットに相当し、これらを連結部53が連結し一体化した構成となっている。これにより、空調ユニット10及びベルトリトラクタ22を取付けるための部品点数を削減して製造コストを低減することができる。
また、本実施形態の結合取付ブラケット50は、第1取付部51と第2取付部52とを連結する連結部53が、リヤピラー4の下部インナ43(車両内側壁43aおよび車両前側壁43b)の表面に沿って延び、角部43cを経由して連結されている。これにより、リヤピラー4の角部43cの剛性を高めることができる。空調ユニット10の作動時には、その振動が第1取付部51等を介してリヤピラー4に伝達されるが、連結部53によって角部43cの剛性が向上されているので、空調ユニット10から伝達される振動に伴うリヤピラー4の変位を抑制して振動を低減することができる。
また、本実施形態では、リヤホイールハウス5とリヤピラー4とを連結するようにガセット部材30が設けられているので、リヤホイールハウス5に配置されたリヤサスペンションのストラットダンパ装置6からの荷重をリヤピラー4で分散支持することができる。本実施形態では、このようにガセット部材30によって、リヤホイールハウス5のサスペンション支持剛性を向上させることができる。
さらに、本実施形態では、結合取付ブラケット50及びガセット部材30が、共にリヤピラー4の角部43cを含む取付部位に接合され、しかも両者が上下方向に近接して配置されている。上述のように、本実施形態では結合取付ブラケット50によりリヤピラー4の剛性が向上されているので、これにより、ガセット部材30によるサスペンション支持剛性を補強することができる。
また、本実施形態では、リヤピラー4のリヤピラーインナ41とリヤピラーアウタ45とを連結するように節部材60が配置されているので、リヤピラー4の剛性を向上させることができる。このように、結合取付ブラケット50に加えて節部材60によってもリヤピラー4の剛性が向上されているので、これにより、ガセット部材30によるサスペンション支持剛性を補強することができると共に、空調ユニット10から伝達される振動によるリヤピラー4の振動を抑制することができる。
また、本実施形態では、下部インナ43の車両内側に配置した結合取付ブラケット50と車両外側に配置した節部材60とを、下部インナ43を挟んで対応する位置に設け、節部材60,下部インナ43の角部43c及び結合取付ブラケット50が重なるように構成されている。これにより、節部材60及び結合取付ブラケット50によるリヤピラー4の補強効果を増大させ、ガセット部材30によるサスペンション支持剛性をより補強することができると共に、空調ユニット10から伝達される振動によるリヤピラー4の振動を抑制することができる。
また、本実施形態では、節部材60の一部が、下部インナ43の角部43cを挟んでガセット部材30と対応するように配置されている。これにより、ガセット部材30によるサスペンション支持剛性を、節部材60によりさらに補強することができる。
本発明の実施形態における側部車体構造を示す側面図である。 本発明の実施形態における側部車体構造の要部拡大斜視図である。 本発明の実施形態における側部車体構造においてリヤピラーを省略した要部拡大斜視図である。 図3から結合取付ブラケット及びガセット部材を省略した要部拡大斜視図である。
符号の説明
1 側部車体構造
2 車体側壁部
3 後方開口部
4 リヤピラー
5 リヤホイールハウス
6 ストラットダンパ装置
10 空調ユニット
20 シートベルト装置
22 ベルトリトラクタ
30 ガセット部材
41 リヤピラーインナ
42 上部インナ
43 下部インナ
43a 車両内側壁
43b 車両前側壁
43c 角部
45 リヤピラーアウタ
50 結合取付ブラケット
51 第1取付部
52 第2取付部
53 連結部
60 節部材
61 基部
62 節部

Claims (4)

  1. 車体後方部に形成された開口部近傍に位置するリヤピラーと、このリヤピラーの車幅方向内側壁に形成された開口部内に配置されたシートベルト装置のベルトリトラクタと、前記リヤピラーの車両前方に配置された空調ユニットと、を備えた側部車体構造であって、
    前記リヤピラーの車幅方向内側壁に結合される前記ベルトリトラクタ用の取付ブラケットと前記リヤピラーの前側壁に結合される前記空調ユニット用の取付ブラケットとが前記リヤピラーの角部を経由して一体的に結合された結合取付ブラケットを備えたことを特徴とする側部車体構造。
  2. 前記リヤピラーの車両前方で車体側壁部から車両内方へ膨出するリヤホイールハウスと前記リヤピラーとを連結するガセット部材を備え、
    前記結合取付ブラケットが、前記ガセット部材のリヤピラーへの結合部近傍に配設されていることを特徴とする請求項1に記載の側部車体構造。
  3. 前記ガセット部材のリヤピラーへの結合部近傍に、前記リヤピラーの車幅方向内側壁及び外側壁を連結する節部材が設けられたことを特徴とする請求項2に記載の側部車体構造。
  4. 前記結合取付ブラケットと前記節部材とが前記リヤピラーを挟んで対応する位置に配設されていることを特徴とする請求項3に記載の側部車体構造。
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