JP2009195969A - インタ−ナルクランプ装置のクランプヘッド、該クランプヘッドを備えたインターナルクランプ装置 - Google Patents

インタ−ナルクランプ装置のクランプヘッド、該クランプヘッドを備えたインターナルクランプ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】裏当て材側高さとクランプヘッド側高さが一致して、美しい裏波ビードの形成が確実にできるインターナルクランプ装置のクランプヘッドを得る。
【解決手段】溶接対象の配管の管内に配置されて、クランプヘッド1を管径外方向に拡張することによって配管を内面からクランプするインターナルクランプ装置のクランプヘッド1であって、裏当て材3を保持する保持溝11が形成されたヘッド本体5と、ヘッド本体5の保持溝11に保持されると共に裏波形成溝23が形成された裏当て材3と、保持溝11に保持された裏当て材3を管径外方向に付勢できる付勢手段7とを有し、保持溝11に裏当て材3を保持した状態では裏波形成溝23の溝壁25上端面が保持溝11の溝壁17上端面より突出しており、裏当て材3を付勢手段7の付勢力に抗して押圧することで裏波形成溝23の溝壁25上端面が保持溝11の溝壁17上端面より下方に没入できるように構成されている。
【選択図】 図1

Description

この発明は、ガス導管や水道管等を溶接して接続するときに使用するインタ−ナルクランプ装置の裏当て材保持機構および該裏当て材保持機構を備えたインターナルクランプ装置のクランプヘッド、該クランプヘッドを備えたインターナルクランプ装置に関するものである。
地下に埋設するガス導管等のパイプラインを形成する際、単管同士を軸方向に突き合わせ、突き合わせた単管を突合せ溶接によって接続することが行われる。このとき、良好な裏ビ−ドを形成するために、接続する管を固定するとともに溶接開先の裏面全体に裏当て銅板を保持するインタ−ナルクランプ装置が使用されている。
インタ−ナルクランプ装置としては、例えば特許文献1に示されたものがある。
図6はこのインタ−ナルクランプ装置の説明図であり、図7は図6における矢視A−A断面図である。
インターナルクランプ装置51は、図6及び図7に示すように、複数の走行車輪52を有する円筒状の本体53の一方の端部に複数の固定用クランプ54が放射状に設けられている。各固定用クランプ54はそれぞれ本体53内部に設けられた油圧シリンダ55に連結され、油圧シリンダ55に供給する作動油により伸縮する。
また、本体53の他方の端部には複数のクランプヘッド56が放射状に設けられている。クランプヘッド56には両端面が中心に向かって縮径して全体として扇形状に形成されたAヘッド56aと、両端部が中心に向かって拡径して全体として逆扇形状に形成されたBヘッド56bとを有し、これらAヘッド56aとBヘッド56bを交互に配置することで管内面の全周を覆うように構成されている。
これらAヘッド56aとBヘッド56bを拡張することによって管内面をクランプするのであるが、その機構を以下に説明する。
Aヘッド56aとBヘッド56bの内面中央部にはプランジャー57が固定されている。また、本体53内には1組のヘッド拡張用の油圧シリンダ58、59が設けられている。
そして、一方の油圧シリンダ58と、油圧シリンダ58のピストン60と、ピストン60に連結され外周部に複数の歯を有する支持ブロック61と、一方の端部が支持ブロック61に回動自在に取り付けられ他方の端部がAヘッド56aに固定されたプランジャー57に回動自在に取り付けられたアーム62と、プランジャー57とによってAヘッド56aの伸縮機構を構成している。
また、他方の油圧シリンダ59と、油圧シリンダ59のピストン63と、ピストン63に連結され先端外周部に支持ブロック61の歯と嵌合する溝を有する爪付き支持ブロック64と、一方の端部が爪付き支持ブロック64の先端爪部に回動自在に取り付けられ他方の端部がBヘッド56bに固定されたプランジャー57に回動自在に取り付けられたアーム62と、プランジャー57とでBヘッド56bの伸縮機構を構成している。
図8はAヘッド56aとBヘッド56bの管内面に当接する面を平面視した平面図であり、図9は図8の矢視B−B断面図である。
図8、図9に示すように、Aヘッド56aとBヘッド56bの外周部の中央には、裏当て材保持溝65が設けられ、裏当て材保持溝65に裏波形成用の裏波形成溝66aが形成された裏当て銅板66が挿入され、固定ねじ67によって固定されている。
上記のように構成されたインターナルクランプ装置51の動作を説明する。
図6に示すように、接合する一方の管68aの内部にインターナルクランプ装置51を挿入し、クランプヘッド56に取り付けてある裏当て銅板66の中央が管68aの開先線と一致するようにインターナルクランプ装置51の位置を調整してから固定用クランプ54を張り出してインターナルクランプ装置51を管68aに固定する。
その後、他方の管68bを、インターナルクランプ装置51を固定した管68aの方に引き寄せて、クランプヘッド56を軽く張り出して引き寄せた管68bにクランプヘッド56を仮にセットする。そしてル−トギャップが規定範囲になるように管68bの位置を調節してからクランプヘッド56を強く張り出して双方の管68a,68bの円周継手部の内側にクランプヘッド56を固定する。
このようにクランプヘッド56を拡張するときに、まず一方の油圧シリンダ58を作動させて扇形状に形成されたAヘッド56aを張り出し、その後、他方の油圧シリンダ59を作動させて両端部が逆扇形状に形成されたBヘッド56bを張り出しことにより、Aヘッド56aの端部とBヘッド56bの端部を密着することができ、円周継手部の内側全体を裏当て銅板66で覆うことができる。
この状態において、管68a,68bの外周面から全周に亘って溶接を行なう。
特開平8-25091号公報
上記のように各クランプヘッド56においては、クランプへッド56の裏当て材保持溝65に裏当て銅板66を挿入し、これらを固定ねじ67で固定している。固定ねじ67を挿入するねじ孔の上部には座ぐり加工が行なわれており、固定ねじ67をねじ込んだ状態において、図9に示すように、固定ねじ67の頭部は座ぐり穴に没入される。
固定ねじ67によって裏当て銅板66を固定した状態において、裏当て銅板66における裏波形成溝66aの溝壁66bの高さと、クランプヘッド56における裏当て材保持溝65の溝壁67bの高さが一致して、これらが面一になっていることが必要である。
仮に、裏波形成溝66aの溝壁66bの高さ(以下、「裏当て材側高さ」という)と、裏当て材保持溝65の溝壁67bの高さ(以下、「クランプヘッド側高さ」という)が一致していない場合には不具合が生ずる。この不具合は、「裏当て材側高さ」と「クランプヘッド側高さ」のいずれが高い場合にも生ずるので、それぞれの場合について以下説明する。
(1)裏当て材側高さが高い場合
クランプヘッド56を張り出して管をクランプする場合、管内径によっても異なるが、例えば全周において240トンの荷重がクランプヘッド56に作用する。この場合、例えばクランプヘッド56が8個の分割の場合には全荷重の8分の一である30トンの荷重が一つのクランプヘッド56に作用することになる。
裏当て材側高さが高い場合、その高い部分に集中的に大きな荷重が作用すると、銅で形成されている裏当て銅板66の溝壁66bが潰される。溝壁66bが潰されると、溝壁66bを形成していた銅が裏波形成溝66aを埋めることになる。裏波形成溝66aの深さは、例えば0.5mm程度の浅いものであるため、これが埋まると溶接時において、裏波ビードがうまく形成できず、溶接品質が悪化する。
溶接品質が悪化した場合には、溶接のやり直しになるが、この場合には手間と時間とコストがかかるという問題がある。
また、溝壁66bが潰された裏当て銅板66は交換する必要があり、その交換に手間や時間やコストがかかるという問題がある。
さらに、本来、裏当て銅板66は繰り返し使用できるものであるが、溝壁66bが潰された裏当て銅板66は再使用ができないか、できるとしても再使用するための加工に手間とコストがかかるという問題がある。
(2)クランプヘッド側高さが高い場合
この場合には、裏波形成溝66aの溝壁66bと管内面との間に隙間が生ずるので、やはり裏波形成が不良になる。また、裏波形成溝66aの溝壁66bと管内面との間の隙間から溶融金属が流れ出し、クランプヘッド56側の溝壁67bに溶着してしまうという不具合が発生することも考えられる。
以上のように、「裏当て材側高さ」と「クランプヘッド側高さ」を一致させることは重要なことであるが、従来のクランプヘッド56においてはクランプヘッド56の裏当て材保持溝65に、裏当て銅板66を嵌め込むだけであるため、この嵌め込みの精度が不十分になる場合も考えられ、この場合には上記のような問題が生ずる危険性があった。
本発明はかかる課題を解決するためになされたものであり、クランプヘッドの使用状態において裏当て材側高さとクランプヘッド側高さが一致して、美しい裏波ビードの形成が確実にできるインターナルクランプ装置のクランプヘッド、該クランプヘッドを備えたインターナルクランプ装置を得ることを目的としている。
(1)本発明のインターナルクランプ装置のクランプヘッドは、溶接対象の配管の管内に配置されて、クランプヘッドを管径外方向に拡張することによって前記配管を内面からクランプするものであって、裏当て材を保持する保持溝が形成されたヘッド本体と、該ヘッド本体の前記保持溝に保持されると共に裏波形成溝が形成された裏当て材と、前記保持溝に保持された前記裏当て材を管径外方向に付勢できる付勢手段とを有し、前記保持溝に前記裏当て材を保持した状態では前記裏波形成溝の溝壁上端面が前記保持溝の溝壁上端面より突出しており、前記裏当て材を前記付勢手段の付勢力に抗して押圧することで前記裏波形成溝の溝壁上端面が前記保持溝の溝壁上端面より下方に没入できるように構成されていることを特徴とするものである。
(2)また、上記(1)に記載のものにおいて、付勢手段は弦巻ばねからなり、該弦巻バネが裏当て材保持部の保持溝に設けた孔に挿入されて保持されることを特徴とするものである。
(3)また、本発明に係るインタ−ナルクランプ装置は、上記(1)または(2)に記載のクランプヘッドを備えてなることを特徴とするものである。
本発明のインターナルクランプ装置のクランプヘッドにおいて、保持溝に前記裏当て材を保持した状態では前記裏波形成溝の溝壁上端面が前記保持溝の溝壁上端面より突出しており、前記裏当て材を前記付勢手段の付勢力に抗して押圧することで前記裏波形成溝の溝壁上端面が前記保持溝の溝壁上端面より下方に没入できるように構成したので、クランプヘッドを管内面に圧接したときに、まず裏波形成溝の溝壁上端面が管内面に当接し、管内面によって押圧されることで裏当て材が保持溝内を下方に移動し、裏波形成溝の溝壁上端面と保持溝の溝壁上端面が面一になった状態で管内面をクランプできる。
したがって、クランプヘッドの使用状態つまり管内面をクランプしている状態において裏波形成溝の溝壁を潰すことなく裏当て材側高さとクランプヘッド側高さを確実に一致させることができ、それ故に溶接時には裏波形成が確実にでき、溶接品質を安定化できる。
図1は本発明の一実施形態に係るインタ−ナルクランプ装置のクランプヘッドの構造を説明する斜視図である。なお、インタ−ナルクランプ装置におけるクランプヘッド以外の構造は図6と図7に示した装置と同じ構造であるので、その説明は省略する。図1に示すクランプヘッドは、背景技術で説明した2種類のクランプヘッドのうち、両端部が中心に向かって拡径して全体として逆扇形状に形成されたBヘッドに相当するものである。なお、両端面が中心に向かって縮径して全体として扇形状に形成されたAヘッドについても本発明の特徴である裏当て銅板の保持機構については同様の構造であるので、以下においてはBヘッドについて説明する。
本実施の形態に係るクランプヘッド1は、図1に示すように、裏当て銅板3を保持すると共に管内面に当接して溶接対象管(以下、単に「管」という)をクランプするヘッド本体5と、該ヘッド本体5に取り付けられる裏当て銅板3と、裏当て銅板3を管径外方向に付勢する弦巻ばね7と、裏当て銅板3をヘッド本体5に固定する固定ねじ9を備えている。
以下、各構成を詳細に説明する。
<ヘッド本体>
ヘッド本体5には、裏当て銅板3を挿入して保持する裏当て材保持溝11が形成されている。裏当て材保持溝11の底部の両端近傍には、弦巻ばね7を保持するためのばね保持穴13が2個設けられている。
また、裏当て材保持溝11の底部の中央部にはプランジャー取付孔15が設けられている。さらに、裏当て材保持溝11の両側の溝壁17の上端面には、裏当て銅板3を固定する固定ねじ9を取り付けるための座ぐり穴19とねじ孔21が設けられている。
<裏当て銅板>
裏当て銅板3は、ヘッド本体5の裏当て材保持溝11に挿入可能な形状に形成されている。そして、上面には深さ約0.5mmの裏波形成溝23が形成されている。裏波形成溝23の溝壁25の両端部には、固定ねじ9の頭部が当接可能な座ぐり27が設けられている。なお、裏当て銅板3の厚みはヘッド本体5に形成された裏当て材保持溝11の溝深さよりも薄く設定されている。
<弦巻ばね>
弦巻ばね7は、ヘッド本体5の裏当て材保持溝11に形成されたばね保持穴13に挿入されて、裏当て材保持溝11に挿入される裏当て銅板3をその底面側から保持する。そして、保持状態において、裏当て銅板3が押圧されたとき裏当て銅板3を押圧力に抵抗する方向に付勢する機能を有する。
弦巻ばね7は本発明における付勢手段に相当するが、本発明の付勢手段は弦巻ばね7に限定されるものではない。もっとも、弦巻ばね7は円筒状の穴に保持することができ、その保持が容易であるし、また、溶接時には裏当て銅板3から熱が伝達されることになるが、弦巻ばね7はその形状から熱応力が集中する可能性は少ないと考えられるので、この発明においては好適な付勢手段となる。
<固定ねじ>
固定ねじ9は裏当て銅板3をヘッド本体5に固定するためのものである。固定に際しては、ヘッド本体5の裏当て保持溝に裏当て銅板3を挿入した状態で固定ねじ9をヘッド本体5のねじ孔21にねじ込むことにより、固定ねじ9の頭部が裏当て銅板3の座ぐり27に当接してこれを押圧することで裏当て銅板3をヘッド本体5に固定する。
図2〜図4は図1に示したクランプヘッド1の組立手順を説明する説明図である。以下、図2〜図4に基づいて本実施の形態のクランプヘッド1の組立手順を説明する。
図2に示すように、弦巻ばね7をヘッド本体5のばね保持穴13に挿入する。挿入状態では弦巻ばね7の上部はヘッド本体5の裏当て材保持溝11の底部よりも上方に突出した状態にある。
次に、図3に示すように、裏当て銅板3を裏当て材保持溝11に挿入する。この挿入状態では、図3に示すように、裏当て銅板3は弦巻ばね7によって支持されるので、ヘッド本体5よりもかなり上方に浮き上がった状態となる。
次に、図4に示すように、固定ねじ9をヘッド本体5のねじ孔21にねじ込む。ねじ込みが深くなるにしたがって、固定ねじ9の頭部が裏当て銅板3の座ぐり27に当接し、さらにねじ込むことによって固定ねじ9の頭部が弦巻ばね7の付勢力に抗して裏当て銅板3を押圧する。固定ねじ9はヘッド本体5に形成された座ぐり27の上面にねじ頭部の下面が当接するところまでねじ込まれる。この状態が裏当て銅板3の取り付け完了状態となり、これが図4に示す状態である。図5は図4における矢視C−C断面図である。
図5に示すように、裏当て銅板3の取り付け完了状態においては、ヘッド本体5の溝壁17上端面よりも裏当て銅板3の溝壁25上端面が上方に突出した状態になっている。また、裏当て銅板3の下面とヘッド本体5における裏当て材保持溝11の底面との間には隙間が形成されている。この隙間の高さは、溝壁25上端面がヘッド本体5の溝壁17上端面よりも上方に突出する突出長さよりも大きくなるようになっている。このようにすることで、裏当て銅板3を押圧したときに、裏当て銅板3の溝壁25上端面がヘッド本体5の溝壁17上端面よりも下方に没入できるようになっている。
<動作説明>
次に、上記のように構成されたクランプヘッド1(Aヘッド、Bヘッド)を用いたクランプ動作について説明する。
上記のように構成されたクランプヘッド1(Aヘッド、Bヘッド)を背景技術で説明したのと同様のインターナルクランプ装置のプランジャーに取り付け、背景技術で説明したのと同様に溶接対象の管をクランプすべくクランプヘッド1を拡張する。クランプヘッド1が拡張されて管内面に近づくと、まず裏当て銅板3の溝壁25上端面が管内面に当接する。当接状態でさらにクランプヘッド1が拡張されると、裏当て銅板3は管内面に押圧され、これによって弦巻ばね7が縮み、裏当て銅板3は裏当て材保持溝11を下方に移動する。そして、裏当て銅板3の溝壁25上端面とヘッド本体5の溝壁17上端面が面一になった状態で管内面はクランプされる。
このように、本実施の形態によれば、クランプヘッド1によって管内面をクランプする動作過程において、裏当て銅板3の溝壁25に過大な力が作用しないので、裏波形成溝23の溝壁25を潰すことなく溝壁25と溝壁17の高さを確実に一致させることができる。それ故に、溶接時には美しい均一な裏波ビ−ドを得ることができ、溶接品質を高品質な状態に安定化できる。
本実施の形態に使用できるインターナルクランプ装置は、背景技術で説明したものを一例として挙げることができるが、同様の機能を有するものであれば使用することができることは言うまでもない。
なお、背景技術で説明したインターナルクランプ装置51では、固定用クランプ54及びクランプヘッド56の駆動を油圧シリンダ55、58、59によって行なう例を示したが、この油圧シリンダ55、58、59に代えて空圧シリンダを用いてもよい。
また、上記の説明においては付勢手段として弦巻ばね7を示したが、上述したように本発明の付勢手段は弦巻ばね7に限定されるものではない。本発明の付勢手段は、裏当て材保持溝11に保持された裏当て銅板3がクランプ動作の際に管内面から押圧されたときに裏当て銅板3に対して管径外方向に付勢力を付与できるものであればよい。例えば、板ばねのような他の種類のばねであってもよいし、ばね以外のものであってもよい。
本発明の一実施形態に係るインタ−ナルクランプ装置のクランプヘッドの構造を説明する斜視図である。 図1に示したクランプヘッドの組立手順を説明する説明図である(その1)。 図1に示したクランプヘッドの組立手順を説明する説明図である(その2)。 図1に示したクランプヘッドの組立手順を説明する説明図である(その3)。 図4の矢視C−C断面図である。 従来のインターナルクランプ装置の説明図である。 図6における矢視A−A断面図である。 図6に示したインターナルクランプ装置に用いられるクランプヘッドを平面視した平面図である。図8の矢視B−B断面図である。 図8の矢視B−B断面図である。
符号の説明
1 クランプヘッド
3 裏当て銅板
5 ヘッド本体
7 弦巻ばね
9 固定ねじ
11 裏当て材保持溝
13 ばね保持穴
15 プランジャー取付孔
17 溝壁(ヘッド本体側)
19 座ぐり穴
21 ねじ孔
23 裏波形成溝
25 溝壁(裏当て銅板側)
27 座ぐり

Claims (3)

  1. 溶接対象の配管の管内に配置されて、クランプヘッドを管径外方向に拡張することによって前記配管を内面からクランプするインタ−ナルクランプ装置のクランプヘッドであって、
    裏当て材を保持する保持溝が形成されたヘッド本体と、該ヘッド本体の前記保持溝に保持されると共に裏波形成溝が形成された裏当て材と、前記保持溝に保持された前記裏当て材を管径外方向に付勢できる付勢手段とを有し、前記保持溝に前記裏当て材を保持した状態では前記裏波形成溝の溝壁上端面が前記保持溝の溝壁上端面より突出しており、前記裏当て材を前記付勢手段の付勢力に抗して押圧することで前記裏波形成溝の溝壁上端面が前記保持溝の溝壁上端面より下方に没入できるように構成されていることを特徴とするインターナルクランプ装置のクランプヘッド。
  2. 付勢手段は弦巻ばねからなり、該弦巻バネが裏当て材保持部の保持溝に設けた孔に挿入されて保持されることを特徴とする請求項1に記載のインターナルクランプ装置のクランプヘッド。
  3. 請求項1または2に記載のクランプヘッドを備えてなることを特徴とするインタ−ナルクランプ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017064774A (ja) * 2015-10-02 2017-04-06 村田 彰久 円周溶接方法及びこれに用いる円周溶接用治具ユニット及びこれを用いた円周溶接装置

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