JP2008296233A - 下部ノズル保持装置とそれに使用される下部ノズル - Google Patents

下部ノズル保持装置とそれに使用される下部ノズル Download PDF

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Abstract

【課題】スライディングノズル装置の下プレートと下部ノズルとの間の接合面間(目地部)に隙間が発生することを確実に防止できる下部ノズル保持装置を提供すること。
【解決手段】下プレート収納金枠3に取り付けられ、下プレート6とは反対側の端部に3個以上のボルト受け部13を有する円筒形の下部ノズルスリーブ10と、下部ノズルスリーブ10内に挿入可能であり、内面に下部ノズル4を保持するための突起を有し、下端部の外面にボルト受け部13に対応して3個以上のガイド23を有する円筒形の下部ノズルホルダー20と、ガイド23に挿通されてボルト受け部13に螺着する3本以上のボルト5とを備え、ガイド23がU字型溝を有し、下部ノズルホルダー20を長手軸周りに回転させることにより、ボルト受け部13に螺着したボルト5をU字型溝の開口部からガイド23に挿通させることができるようにした下部ノズル保持装置。
【選択図】図3

Description

本発明は、溶融金属の流量制御を行うためのスライディングノズル装置を構成する下プレートに下部ノズルを接合して保持する下部ノズル保持装置とそれに使用される下部ノズルに関する。
スライディングノズル装置は、溶融金属の流量制御を正確に行うことができるため、各種の溶融金属容器に広く利用されている。このスライディングノズル装置には、一般的に2〜3枚のプレートを使用し、一番下の下プレートの下面に下部ノズルが接合される。
一般的には図6及び図7に示すように、下部ノズル80は、スライディングノズル装置72の下プレート収納金枠73に設けられた下部ノズルスリーブ74と、これにバイオネット機構で螺着する下部ノズルホルダー71とからなる下部ノズル保持装置により締め付け固定されている。具体的には、下部ノズルスリーブ74の内面に螺旋溝75が形成され、下部ノズルホルダー71には螺旋溝75に螺合する3個のコッター76が形成されている。そして、下部ノズル80を装着する際には、下部ノズルホルダー71に下部ノズル80を収納した状態で、下部ノズルホルダー71の3個のコッター76を下部ノズルスリーブ74の3条の螺旋溝75に嵌入させて所定方向に回転させることで下部ノズルホルダー71を下部ノズルスリーブ74へ螺着する。この際、ハンマーで取手77をかなり強く叩いて締め付ける。これにより、下部ノズルホルダー71の上端面が下部ノズル80の顎部を押し付けるため、下部ノズル80を下プレートに強く押し付けて接合することができる。
また、一般的に下プレートと下部ノズルの間の接合面間(目地部)にはモルタルやシール材等の目地材が充填され、隙間からのエアー吸い込みや溶融金属の漏れを防止している。しかしながら、繰り返し使用されると、接合面間の目地材が収縮したり、周囲の耐火物や金物の膨張収縮により、接合面間に隙間が発生することがある。すると、隙間からエアーを吸い込んだり、あるいは溶融金属が漏れる場合があり非常に危険である。さらに、隙間の発生により下部ノズルスリーブと下部ノズルホルダーとの接触部の拘束力がなくなるので、下部ノズルホルダーが緩んで下部ノズルとともに落下することもある。この接合面の隙間の発生を防止するために、一般的には、1回あるいは数回の使用毎にハンマーで叩いて下部ノズルホルダーの増し締めを行っている。
前記隙間の発生を防止するために、本願出願人は、先に特許文献1において、下部ノズルの顎部と下部ノズルホルダーの先端面との間に弾性リングを装着した接合面間の隙間防止構造を開示した。これにより、接合面間の目地材が収縮したり、周囲の耐火物や金物の膨張収縮による隙間が発生しても、弾性リングの付勢力により隙間の発生を防止することができる。
しかしながら、この構造のものでは、下部ノズルからの力を弾性リングで直接受けるため、ロングノズル着脱時などに下部ノズルに外力がかかった際に、弾性リングにその反発力以上の力がかかれば、接合面間に隙間が発生する恐れがある。また、弾性リングの径が大きいため熱による歪を受けやすく、下部ノズルへの押し付け力が不均一になるので接合面間が開きやすくなるという問題もある。
また、下部ノズルを装着した下部ノズルホルダーを下部ノズルスリーブに螺着するために設けられているコッターの幅は平均して30mm程度であり、下部ノズルホルダーの外面(外径:150〜250mm程度)に対して下部ノズルスリーブへの螺着面積が非常に小さいため、締め付け時のバランスに劣り下部ノズルの上面を水平にしにくいという問題もある。
さらに、下部ノズルホルダーは、これをハンマーで強く叩いて締め付けるため、大きな力を受けて各部が歪みやすい。とくに下部ノズルと接触している上端部、あるいは下部ノズルスリーブに螺着しているコッターはより大きな力を受けるため大きく変形しやすい。変形した下部ノズルホルダーをそのまま使用し続けると下部ノズルと下プレートとの接合部の密着性が悪くなってその接合面間に隙間が発生し、その隙間から溶鋼中へ空気が侵入したり、あるいは隙間から溶鋼が漏れる危険性もある。
特開平10−58124号公報
本発明が解決しようとする課題は、スライディングノズル装置の下プレートと下部ノズルとの間の接合面間(目地部)に隙間が発生することを確実に防止できる下部ノズル保持装置とこれに使用される下部ノズルを提供することである。
本発明の下部ノズル保持装置は、スライディングノズル装置の下プレートに下部ノズルを接合して保持する下部ノズル保持装置であって、下プレートを保持する下プレート収納金枠に取り付けられ、下プレートとは反対側の端部に3個以上のボルト受け部を有する円筒形の下部ノズルスリーブと、この下部ノズルスリーブ内に挿入可能であり、内面に下部ノズルを保持するための保持部を有し、下端部の外面に前記ボルト受け部に対応して3個以上のガイドを有する円筒形の下部ノズルホルダーと、ガイドに挿通されてボルト受け部に螺着する3本以上のボルトとを備え、ガイドがU字型溝を有し、下部ノズルホルダーを長手軸周りに回転させることにより、ボルト受け部に螺着したボルトをU字型溝の開口部からガイドに挿通させることができるようにしたことを特徴とするものである。
この本発明の下部ノズル保持装置では、下部ノズルを保持した下部ノズルホルダーを、下部ノズルスリーブに装着した状態において、下部ノズルホルダーと下部ノズルスリーブとの間に長手軸方向で3mm以上50mm以下の隙間があるようにすることが好ましい。
また、本発明の下部ノズルは、上記本発明の下部ノズル保持装置に使用される下部ノズルであって、上端部側に大径外周部を有し、この大径外周部の下端の受け部に下部ノズルホルダーの保持部が係合することにより下部ノズルホルダーに保持され、大径外周部の長さL1とノズルの全長L2との比L1/L2が0.55以上0.85以下であることを特徴とするものである。
本発明の下部ノズル保持装置は、下部ノズルホルダーを下部ノズルスリーブにボルトで固定する構造であるため、下部ノズルホルダーを下部ノズルスリーブに固定する際に従来のように下部ノズルホルダーをハンマーで強く叩く必要がなく、下部ノズルホルダーに衝撃を与えることがない。したがって、下部ノズルホルダーの歪の発生を抑制することができ、下部ノズルの接合面を下プレートの接合面と常にほぼ平行に近い状態にすることができるので、その接合面間(目地部)の厚みのバラツキが無くなる。
また、3本以上のボルトを使用しているため、バイオネット機構による螺合構造と比較すると、ネジ溝が連続して密に存在するため、下部ノズルと下プレートとの接合面の平行度の精度が高くなり、シール性が向上する。
これらによって、本発明の下部ノズル保持装置は、下プレートと下部ノズルとの間の接合面間(目地部)に隙間が発生することを確実に防止でき、隙間の発生に起因する空気の巻き込みなどのトラブル発生を抑制することができる。
また、本発明の下部ノズル保持装置は、上述のとおり、下部ノズルホルダーを下部ノズルスリーブにボルトで固定する構造であるため、例えば下部ノズルホルダーを直接下プレート収納金枠へ着脱する場合と比べると下部ノズルホルダー着脱作業時の熱の影響が少なく安全性が高い。さらに、下部ノズルスリーブはスライディングノズル装置から下側に飛び出しているため、下部ノズルホルダーの着脱作業及びボルトの締め付け作業も簡単に行うことができ作業性も良好である。
さらに、ガイドがU字型溝を有し、下部ノズルホルダーを長手軸周りに回転させることにより、ボルト受け部に螺着したボルトをU字型溝の開口部からガイドに挿通させることができるようにしたので、ボルトをガイドに挿通させる作業も、下部ノズルホルダーを回転させるだけで簡単に行うことができ、下部ノズルホルダーの仮押さえや位置決め等の煩雑な作業の負担を軽減することができる。
また、下部ノズルを保持した下部ノズルホルダーを、下部ノズルスリーブに装着した状態において、下部ノズルホルダーと下部ノズルスリーブとの間に長手軸方向で3mm以上50mm以下の隙間があるようにすることで、下部ノズルの長さ寸法のバラツキに対応できるとともに、増し締め代を確保することができる。
本発明の下部ノズルは、大径外周部の長さL1とノズルの全長L2との比L1/L2を0.55以上0.85以下とすることで、下部ノズルホルダーの突起による下部ノズルの保持位置を適正な高さに設定しているので、ロングノズルとの接合等に起因する水平方向の揺れを抑制することができ、下部ノズルと下プレート間の密着性を高めることができる。また、下部ノズルにおける水平方向の亀裂発生、あるいはこの亀裂を原因とする割れを抑制することができる。
以下、図面に示す実施例に基づき本発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明の下部ノズル保持装置の縦断面図、図2はその底面図、図3は図2におけるA-A矢視図である。図4は図1の下部ノズル保持装置に使用している下部ノズルホルダーの縦断面図、図5はその平面図である。
図1及び図2において、下部ノズル保持装置1はスライディングノズル装置2の下プレート収納金枠3に取り付けられている。すなわち、下部ノズル保持装置1は、下プレート収納金枠3に取り付けられた下部ノズルスリーブ10と、この下部ノズルスリーブ10に挿入され下部ノズル4を保持している下部ノズルホルダー20と、下部ノズルホルダー20を下部ノズルスリーブ10に固定するためのボルト5とからなる。
下部ノズルスリーブ10は、円筒形で下プレート6側にフランジ部11を有している。このフランジ部11は下プレート収納金枠3に図示しないネジで固定されている。下プレート収納金枠3には下プレート6が保持されている。下部ノズルスリーブ10内面の上方(下プレート6側)は、下部ノズル4の芯ずれを防止するために内径を小さくした内径縮小部12としている。この内径縮小部12の内径は、使用する下部ノズル4の外径よりやや大きい寸法になっている。具体的には内径縮小部12の内径は、下部ノズル4の外径に対して2mm以上8mm以下の範囲で大きくしている。2mm未満の場合には、下部ノズル4の製造時の寸法のバラツキに対応できず、8mmを超えると下部ノズル4の芯ずれが発生しやすくなる。
図3に示すように、下部ノズルスリーブ10の下プレート6とは反対側の端部、すなわち下部ノズルスリーブ10の下端部の外面には、ボルト受け部としてのナット13が下部ノズルスリーブ10の中心軸を中心とした同心円状に均等な間隔で4個溶接されている。なお、下部ノズルスリーブ10のスリーブ本体の下端部に雌ネジ溝を設けて下端面に開口させ、ボルト受け部とすることもできる。
下部ノズルホルダー20は、内部に下部ノズル4を保持した状態で約上半分が下部ノズルスリーブ10の内側へ入っている。このとき、下部ノズルホルダー20と下部ノズルスリーブ10との隙間は芯ずれ防止のため片側で1mm以上3mm以下の範囲としている。下部ノズルホルダー20は、下部ノズル4を保持するための保持部として、内面にリング状に突出した突起21を有している(図1参照)。
また図4及び図5に示すように、下部ノズルホルダー20は、下プレート6とは反対側の端部の外面の4箇所にU字型溝22を持つガイド23を有している。この4個のガイド23は、均等な間隔で同一円周上に配置され、しかも4個のU字型溝22のそれぞれの中心が下部ノズルスリーブ10の4個のナット13のネジ孔のそれぞれの中心軸と一致できるように配置されている。ここでU字型溝22の中心とは溝の水平断面において、溝の内接円の中心とする。そしてこのU字型溝22にボルト5が通り、下部ノズルスリーブ10に設けたナット13に螺合している。このU字型溝22は、その開口部の方向が右回転方向になるように、しかもこの溝の幅はボルト5の外径よりもやや大きくなっている。
図3に示すように、下部ノズル4を保持した下部ノズルホルダー20を、下部ノズルスリーブ10に装着した状態では、下部ノズルホルダー20の上端面と下部ノズルスリーブ10の内径縮小部12の下端面との間には隙間が存在する。この隙間がない、すなわち下部ノズルスリーブ10の上端面が下部ノズルホルダー20に当接すると、下部ノズル4の製造時の長さ寸法のバラツキや増し締め代の確保の点から問題がある。同様な理由からガイド23の上端面と下部ノズルスリーブ10の下端面との間にも隙間を確保している。これらの隙間の長さは3mm以上50mm以下が好ましい。3mm未満の場合には下部ノズルの長さ寸法のバラツキに対応することができない。50mmを超えると下部ノズルスリーブ10の内面と下部ノズルホルダー20の外面との接触可能部の長さが不十分となる。
ボルト5は先端に雄ネジ溝51を有し、反対側には外径の大きな六角形の頭52を持つ一般的なボルトである。
図1に示すように下部ノズル4は、上端部側に大径外周部42を有し、この大径外周部42の下端の受け部41に下部ノズルホルダー20の突起21が下方から係合することにより下部ノズルホルダーに保持され、上端面が下プレート6に接合している。この下部ノズル4は、その大径外周部42の長さがL1=240mm、ノズルの全長がL2=350mmで、L1/L2は0.69である。下部ノズル4はその下側にロングノズルあるいは浸漬ノズルなどと接続されて使用される。これらのノズルは大きいものは長さが1m以上にもなり使用中には溶鋼流等の力を受けるため振動している。このため、下部ノズルは使用中、常にロングノズルや浸漬ノズルからの力を受けている。この力のなかでも水平方向の力は、下部ノズル4と下プレート6との間の目地部に隙間を発生させやすい。そして、下部ノズル4の保持位置が上方に行く程、てこの支点が目地部に近くなり隙間を発生させる力が大きくなる。そこで、とくに下部ノズル4の全長が長い場合には、下部ノズル4においてできるだけ保持位置を下げることで、ロングノズル等から受ける水平方向の力の影響を少なくし、目地部の隙間の発生を抑制することができる。また、下部ノズル4の水平方向の亀裂や、これに起因する割れも防止することができる。以上の観点から、L1/L2は0.55以上0.85以下であることが好ましい。0.55未満では、前記振動による影響が大きくなり、0.85を超えるとロングノズルや浸漬ノズルとの接合代が不足する。この関係は、下部ノズルの全長が250mm以上350mm以下のタイプに適用するとより好ましい。
次に、下部ノズル4の取り付け方法について説明する。一般的に、耐火物の交換時には取鍋を90度倒して作業するため、スライディングノズル装置はノズル孔の軸心がほぼ水平になった状態で行う。
まず、あらかじめ、下部ノズルスリーブ10のボルト受け部(ナット13)に4本のボルト5を螺合しておく。次に、下部ノズル4の上端面にモルタル等を塗布して下プレート6に押し付ける。このとき、下部ノズル4を下部ノズルスリーブ10の内面に接触させることでその荷重を下部ノズルスリーブ10で受けることができる。また、下部ノズルスリーブ10内面の下プレート側は内径縮小部12となっており、下部ノズル4との隙間は小さくなっている。すなわち、内径縮小部12は下部ノズル4の取り付け時にノズル孔の軸心のずれを防止するためのガイドになっている。
下部ノズル4を押し込んだ後、下部ノズルホルダー20を、下部ノズル4と下部ノズルスリーブ10との間の隙間に挿入する。そして、下部ノズルホルダー20を手で押えながら長手軸周りに右回転させる。これによって各ボルト5が対応する各ガイド23のU字型溝22の開口部から各ガイド23内に入り込み、各ボルト5が各ガイド23に挿通された状態となる。その後、各ボルト5を締めることで下部ノズル4が下プレート6に接合し保持固定される。下部ノズル4の締め付け位置については、ガイド23とボルト受け部(ナット13)との間の隙間を計測することである程度把握することができる。また、下部ノズル4の傾きはこの隙間により目視で知ることができる。
本発明の下部ノズル保持装置の縦断面図である。 図1の下部ノズル保持装置の底面図である。 図2におけるA-A矢視図である。 図1の下部ノズル保持装置に使用している下部ノズルホルダーの縦断面図である。 図4の下部ノズルホルダーの平面図である。 従来のスライディングノズル装置における下部ノズルの取り付け状態を示す縦断面図である。 従来のスライディングノズル装置における下部ノズルの取り付け要領を示す分解斜視図である。
符号の説明
1 下部ノズル保持装置
2 スライディングノズル装置
3 下プレート収納金枠
4 下部ノズル
41 受け部
42 大径外周部
5 ボルト
51 雄ネジ溝
52 頭
6 下プレート
10 下部ノズルスリーブ
11 フランジ部
12 内径縮小部
13 ナット
20 下部ノズルホルダー
21 突起
22 U字型溝
23 ガイド

Claims (3)

  1. スライディングノズル装置の下プレートに下部ノズルを接合して保持する下部ノズル保持装置であって、
    下プレートを保持する下プレート収納金枠に取り付けられ、下プレートとは反対側の端部に3個以上のボルト受け部を有する円筒形の下部ノズルスリーブと、
    この下部ノズルスリーブ内に挿入可能であり、内面に下部ノズルを保持するための保持部を有し、下端部の外面に前記ボルト受け部に対応して3個以上のガイドを有する円筒形の下部ノズルホルダーと、
    ガイドに挿通されてボルト受け部に螺着する3本以上のボルトとを備え、
    ガイドがU字型溝を有し、下部ノズルホルダーを長手軸周りに回転させることにより、ボルト受け部に螺着したボルトをU字型溝の開口部からガイドに挿通させることができるようにした下部ノズル保持装置。
  2. 下部ノズルを保持した下部ノズルホルダーを、下部ノズルスリーブに装着した状態において、下部ノズルホルダーと下部ノズルスリーブとの間に長手軸方向で3mm以上50mm以下の隙間がある請求項1に記載の下部ノズル保持装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の下部ノズル保持装置に使用される下部ノズルであって、
    上端部側に大径外周部を有し、この大径外周部の下端の受け部に下部ノズルホルダーの保持部が係合することにより下部ノズルホルダーに保持され、
    大径外周部の長さL1とノズルの全長L2との比L1/L2が0.55以上0.85以下である下部ノズル。
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