JPH1058124A - バイオネット装置及びその締め付け方法 - Google Patents

バイオネット装置及びその締め付け方法

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JPH1058124A
JPH1058124A JP24109096A JP24109096A JPH1058124A JP H1058124 A JPH1058124 A JP H1058124A JP 24109096 A JP24109096 A JP 24109096A JP 24109096 A JP24109096 A JP 24109096A JP H1058124 A JPH1058124 A JP H1058124A
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JP
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inner cylinder
gear
lower nozzle
bayonet
tightening
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JP24109096A
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Sunao Sakamoto
直 坂本
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Kurosaki Refractories Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内筒の締め付けが十分に行え、更には、仮に
下部ノズルと下部のプレート煉瓦との間に隙間が発生し
ようとしても常時下部ノズルを押し上げて、その隙間を
無くすようにするバイオネット装置及びその締め付け方
法を提供する。 【解決手段】 中間位置に顎部34を備えた下部ノズル
13を、顎部34を介して下方から保持する内筒28
を、固定状態の外筒27に螺旋係合する下部ノズル用の
バイオネット装置において、下部ノズル13の顎部と内
筒28との上端との間に内筒28を上方に付勢する弾性
リング35を配置し、内筒28の下部外周に第1ギア2
9を設けると共に、第1ギア29と噛合する第2ギア3
0を外筒28の外側に回転自由に配置し、更に、第2ギ
ア30に回転動力を伝達する駆動部32を備えたバイオ
ネット装置及びこの締め付け方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タンディッシュ又
は取鍋等の溶融金属容器用のスライディングノズルに取
付ける下部ノズルのバイオネット装置及びその締め付け
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】スライディングノズル装置は各種の溶融
金属容器に備えられ、溶融金属容器内の溶鋼等を切り出
す流路を正確に制御できるので広く使用されている。図
5、図6に示すように、このスライディングノズル装置
10は、一般的に2〜3枚のプレート煉瓦11、12
(この例では2枚)を備え、下部のスライドするプレー
ト煉瓦12の下部には流下する溶融金属を導く下部ノズ
ル13がバイオネット装置14を介して取付けられてい
る。この下部ノズル13とプレート煉瓦12との間の接
合面にはモルタルやシート状耐火物等の目地材15が充
填され、隙間からのエアー吸い込みや溶融金属の漏れを
防止している。この下部ノズル13をプレート煉瓦12
に固定するバイオネット装置14は、下部のプレート煉
瓦12を収納する下部金枠16の下部に取付けられ、内
側には3条の螺旋溝17が形成された外筒18と、螺旋
溝17に螺合する3個の突起19を備えた内筒20から
なる。下部ノズル13を装着する場合には、外筒18内
に下部ノズル13を挿入した状態で、内筒20の3個の
突起19を外筒18の3条の螺旋溝17に嵌入させて所
定方向に回転させて内筒20を外筒18に螺着する。こ
こで、プレート煉瓦12と下部ノズル13との間に隙間
が生じないように、下部ノズル13とプレート煉瓦12
との隙間部分には前記目地材15を充填した後、更に
は、内筒20の下部に設けられている取っ手21の部分
をハンマーで強く叩いて内筒20を外筒118に締め付
け、下部ノズル13とプレート煉瓦12との十分なシー
ルを図っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
たバイオネット装置14及びその締め付け方法において
は、以下に記載するような問題があった。 内筒20の取っ手21を人がハンマーで叩いて固定す
るので、人によってバイオネット装置14の締め付け力
が異なり、締め付け力が足りない場合には、プレート煉
瓦12と下部ノズル13との間に充填された目地材15
の圧着が不十分で、隙間からエアーを吸い込んで製品の
品位が低下したり、あるいは使用中に溶損して溶融金属
が漏れることがある。 スライディングノズル装置10を繰り返し使用する
と、プレート煉瓦12と下部ノズル13との間に充填さ
れた目地材15が収縮したり、あるいは周囲の耐火物の
膨張収縮により、プレート煉瓦12と下部ノズル13と
の間に隙間が発生し、前記したエアー侵入や、溶融金属
の漏れが発生することがある。 更に、プレート煉瓦12と下部ノズル13との間に隙
間が発生すると、バイオネット装置14における外筒1
8と内筒20との間の接触部の拘束力が無くなるので、
内筒20が緩んで下部ノズル13と共に落下することが
ある。本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、内
筒の締め付けが十分に行え、更には、仮に下部ノズルと
下部のプレート煉瓦との間に隙間が発生しようとしても
常時下部ノズルを押し上げて、その隙間を無くすように
するバイオネット装置及びその締め付け方法を提供する
ことを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項1
記載のバイオネット装置は、中間位置に顎部を備えた下
部ノズルを、該顎部を介して下方から保持する内筒を、
固定状態の外筒に螺旋係合する下部ノズル用のバイオネ
ット装置において、前記下部ノズルの顎部と前記内筒の
上端との間に該内筒を上方に付勢する弾性リングを配置
し、前記内筒の下部外周に第1ギアを設けると共に、第
1ギアと噛合する第2ギアを前記外筒の外側に回転自由
に配置し、更に、前記第2ギアに回転動力を伝達する駆
動部を備えている。また、請求項2記載のバイオネット
装置の締め付け方法は、請求項1記載のバイオネット装
置の前記内筒の締め付け方法であって、前記駆動部にモ
ータを連結し、前記第2ギアを該モータによって回転さ
せて、前記内筒を締め付けている。請求項3記載のバイ
オネット装置の締め付け方法は、請求項2記載のバイオ
ネット装置の締め付け方法において、前記モータのトル
クによって前記内筒を回転させて前記弾性リングに一定
の付勢力を与え、該付勢力によって前記下部ノズルを常
時保持している。そして、請求項4記載のバイオネット
装置の締め付け方法は、中間位置に顎部を備えた下部ノ
ズルを、該顎部を介して下方から保持する内筒を、固定
状態の外筒に螺旋係合する下部ノズル用のバイオネット
装置の前記内筒の締め付け方法において、前記内筒の下
部外周に第1ギアを設けると共に、第1ギアと噛合する
第2ギアを前記外筒の外側に回転自由に配置し、前記第
2ギアに連結されて回転動力を伝達する駆動部に巻きバ
ネ式のモータを連結し、前記第2ギアを該巻きバネ式の
モータによって回転付勢し、該巻きバネ式のモータによ
って前記内筒に一定方向の回転トルクを常時付与してい
る。
【0005】請求項1記載のバイオネット装置、及び請
求項2〜4記載のバイオネット装置の締め付け方法にお
いては、下部ノズルの顎部と内筒の上端との間に内筒を
上方に付勢する弾性リングを配置し、内筒の下部外周に
第1ギアを設け、この第1ギアと噛合する第2ギアを外
筒の外側に配置しているので、駆動部を介して第2ギア
を所定方向に回転させると、第1ギアが回転しこれによ
って内筒が外筒に締め付けられる。この時、内筒の上端
と下部ノズルの顎部との間には、弾性リングが装着され
ているので、弾性リングが押圧されてその反発力によっ
て下部ノズルが上方に付勢され、これによって、下部ノ
ズルとプレート煉瓦との間に充填された目地が加圧され
る。従って、前記第2ギアの回転トルクを一定に制御す
ると、内筒が一定の加圧力で弾性リングを押圧し、その
押圧力によって下部ノズルを上方に付勢する。ここで、
第2ギアの回転トルクを解除した場合であっても、内筒
と外筒とは螺旋係合し、更に弾性リングによって内筒は
下方に付勢されているので、相互の摩擦によって保持さ
れ、しかも、弾性リングの付勢力によって下部ノズルを
上部に押圧状態で保持する。
【0006】また、請求項2、3記載のバイオネット装
置の締め付け方法においては、第2ギアの駆動部にモー
タを連結して回転駆動しているので、モータトルクを制
御することによって、内筒の締め付け力を制御できる。
特に、請求項3記載のバイオネット装置の締め付け方法
においては、モータのトルクによって内筒を回転させて
弾性リングに付勢力を与え、その力によって下部ノズル
を保持しているので、モータのトルクを所定の値にする
ことによって、下部ノズルによって押圧される目地材に
所定の圧縮力を与えることができる。そして、請求項4
記載のバイオネット装置の締め付け方法においては、駆
動部に巻きバネ式のモータを連結しているので、常時第
2ギアにトルクを与えておくことができ、これによっ
て、第1ギアを介して内筒に回転トクルが伝わり、常時
下部ノズルを上方に付勢することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】続いて、添付した図面を参照しつ
つ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発
明の理解に供する。ここに、図1は本発明の一実施の形
態に係るバイオネット装置を使用したスライディングノ
ズル装置の断面図、図2は前記バイオネット装置の分解
斜視図、図3は同バイオネット装置の底面図、図4
(A)、(B)は弾性リングの断面図である。なお、図
5、図6に示す従来例と同一の構成要素については同一
の番号を付してその詳しい説明を省略する。
【0008】図1〜図3に示すように、本発明の一実施
の形態に係るバイオネット装置25は、スライディング
ノズル装置26の下部金枠16に固着された外筒27
と、外筒27内に挿入された下部ノズル13を支持する
内筒28と、内筒28の下部周辺に形成された第1ギア
29に噛合する第2ギア30と、第2ギア30のシャフ
ト31に取付けられた駆動部32とを有している。以
下、これらについて詳しく説明する。
【0009】前記外筒27は下部金枠16と一体となっ
て、その内部には3条の螺旋溝17が形成され、更に下
部一側には前記シャフト31を回転自由に支持する軸受
部33が設けられている。前記3条の螺旋溝17は図2
に示すように、入口部は略垂直状態となっているが、中
に入ると十分な角度、例えば、垂直軸に対して70〜8
0度で傾斜し、嵌入した内筒28の中間部外周に設けら
れた3個の突起19が円滑に嵌入し、しかも装着された
内筒28が容易に落下しないようになっている。
【0010】前記内筒28は、外筒27に下方から遊嵌
する大きさとなって、前記した3個の突起19を備え
て、外筒27に螺旋係合し、その上端で内側に装着され
た下部ノズル13の顎部34を弾性リング35を介して
押し上げて保持するようになっている。前記弾性リング
35は、図4(A)に示すようにスプリング材を断面V
字状に折り曲げたリングからなって、上下には弾性リン
グ35の力が下部ノズル13の顎部34及び内筒28の
上端に均等に加わるようにワッシャ36、37が設けら
れている。この弾性リング35の代わりに、図4(B)
に示すように、リング状の皿バネ35aを複数枚組み合
わせて使用することもでき、これによって比較的安価に
弾性リングを構成できる。この他、弾性リング35とし
ては、板バネ、スプリングワッシャあるいはコイルバネ
等も使用可能である。
【0011】また、内筒28の下部外周には大径の第1
ギア29が設けられ、前記軸受部33に軸着されたシャ
フト31に固着された小径の第2ギア30が噛合し、シ
ャフト31の下端に設けられた駆動部32を回転させる
ことによって、内筒28が回転する構造となっている。
前記駆動部32はこの実施の形態ではボルトの頭部と同
様形状の六角形の厚板からなって、例えば、エアモータ
等の回転駆動源38の出力軸に設けたボックス39が容
易に接続できるようになっているが、手動でシャフト3
1を回転させるハンドルであってもよい。また、シャフ
ト31に回転動力を伝達できるものであれば、他の形状
であってよく、場合によって、シャフト31の端部にエ
アモータや、巻きバネ式のモータを直接取付ける構造の
ものであってもよい。ここで、巻きバネ式のモータと
は、手動又は他の駆動モータによって内蔵された巻きバ
ネに回転付勢力を与え、回転トルクをシャフト31に常
時与えるものである。なお、図1において、40は回転
駆動源38の支持部材を示し、必要に応じて回転駆動源
38を手動又は自動で駆動部32に連結し、シャフト3
1を所定方向に回転させることができるようになってい
る。
【0012】前記内筒28によって支持される下部ノズ
ル13は、下部のプレート煉瓦12の凸部41に係合す
る凹部42を有し、凸部41と凹部42は目地材15を
介して接合されている。なお、この目地材15は下部ノ
ズル13の顎部34と内筒28の上端に装着された弾性
リング35によって加圧されている。目地材15として
は、従来から使用されているシート状耐火物やモルタル
等が適用できる。
【0013】続いて、前記バイオネット装置25の使用
方法、即ち、下部ノズル13の締め付け方法について説
明するが、一般にスライディングノズル装置26関係の
耐火物を交換する場合には、図1におけるスライディン
グノズルの溶融金属通過孔43の中心軸を水平にした状
態で行うので、以下の説明はこの状態で作業を行うもの
とする。下部のプレート煉瓦12に接合する下部ノズル
13の接合面である凹部42及びその周囲に目地材15
を置いて、外筒27の中に挿入する。この後図2に示す
ように、ワッシャ36、弾性リング35、ワッシャ37
を下部ノズル13に装着し、内筒28の突起19を外筒
27の螺旋溝17に徐々に入れ込んで内筒28を外筒2
7に装着し、最後は内筒28を手で軽く締め付けて、内
筒28の下部に設けられている第1ギア29と予め外筒
27に取付けられている第2ギア30を噛合させる。
【0014】この状態で、駆動部32に所定の空気圧を
与えたエアモータ等の回転駆動源38のボックス39を
装着して、回転駆動源38によって所定方向にシャフト
31を回転し、噛合する第2ギア30及び第1ギア29
を回転させて、内筒28を外筒27に締め付ける。ここ
で、前記駆動部32にトルクレンチを装着して手動でシ
ャフト31を回転させてもよい。このようにして、シャ
フト31に予め管理された所定の回転トルクを与える
と、内筒28の先端が弾性リング35を一定の加圧力で
押圧し、その反発力によって下部ノズル13がプレート
煉瓦12方向に押し付けられ、一定の加圧力が目地材1
5に加わることになる。目地材15への加圧力は使用す
るシート状耐火物やモルタルの特性によって異なるの
で、予めテストを行って、締め付け後の目地材15の厚
みと回転駆動源の発生トルクとの関係を把握すること
で、最適トルクを知ることができる。
【0015】更に、この実施の形態においては、下部ノ
ズル13は弾性リング35によって常時プレート煉瓦1
2方向に押圧されているので、スライディングノズル装
置26を一度使用した後も、目地材15及び周囲の耐火
物や金属の膨張収縮によって発生する面間の隙間を防止
するようにしている。ここで、下部ノズル13を押圧す
ることによって目地材15にかかる圧力は、強すぎると
目地材15が破損してバラバラになってしまい、圧力が
弱い場合には発生する隙間を補充することができない。
例えば、この圧力を目地材15の強度を基準として設定
する場合には、目地材15の強度の約80%の圧力が弾
性リング35及び下部ノズル13を介して目地材15に
かかるように駆動部32の回転トルクを調整する。この
場合、弾性リング35は弾性範囲内でその全長が伸縮で
きるように、目地材15の強度の最大約1.5倍程度の
荷重をかけ得るものを使用する。また、使用中に前記駆
動部32に適当にトルクレンチ等を装着して、その締め
付けトルクを測定し、不足している場合には更に増し締
めするなどすれば、目地材15が更に長期の寿命を有す
ることになる。
【0016】
【発明の効果】請求項1記載のバイオネット装置、及び
請求項2〜4記載のバイオネット装置及びその締め付け
方法においては、下部ノズルを弾性リングを介して締め
付けているので、下部のプレート煉瓦と下部ノズルとの
間に充填される目地材に使用中にも一定の圧力を加えて
おくことができ、これによってモルタルやシート状耐火
物からなる目地材が収縮しても隙間が生じることがな
い。これによって、流下する溶融金属にエアーが混入し
たり、あるいは溶融金属が漏れたりすることが著しく減
少した。また、内筒を駆動する第2ギアの駆動部を、一
定のトルクで締め付けることができるため、下部のプレ
ート煉瓦と下部ノズルとの間に充填される目地材の厚み
が一定となって安定する。特に、請求項2記載のバイオ
ネット装置の締め付け方法においては、駆動部にモータ
を連結し、モータによって駆動するので、作業負荷が軽
減すると共に、常時一定のトルクで締め付けることがで
きる。請求項3記載のバイオネット装置の締め付け方法
においては、弾性リングを介して内筒をモータで締め付
けることによって、弾性リングに付勢力を与え、この付
勢力によって下部ノズルを下部のプレート煉瓦方向に押
圧しているので、下部のプレート煉瓦と下部ノズルとの
間に充填される目地材の加圧力を組み立て初期時のみで
なく使用中も制御して目地材に適切な圧力をかけること
ができ、目地材の破損や圧力不足による隙間の発生を防
止できる。また、請求項4記載のバイオネット装置の締
め付け方法においては、駆動部を巻きバネ式のモータに
よって駆動しているので、常時内筒に一定の回転トルク
を与えておくことができ、使用中でもより適切に下部の
プレート煉瓦と下部ノズルとの間に充填される目地材の
加圧力を制御できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るバイオネット装置
を使用したスライディングノズル装置の断面図である。
【図2】前記バイオネット装置の分解斜視図である。
【図3】同バイオネット装置の底面図である。
【図4】(A)、(B)は弾性リングの断面図である。
【図5】従来例に係るバイオネット装置を用いたスライ
ディングノズル装置の断面図である。
【図6】同バイオネット装置の分解斜視図である。
【符号の説明】
10 スライディングノズル装置 11 プレート
煉瓦 12 プレート煉瓦 13 下部ノズ
ル 14 バイオネット装置 15 目地材 16 下部金枠 17 螺旋溝 18 外筒 19 突起 20 内筒 21 取っ手 25 バイオネット装置 26 スライデ
ィングノズル装置 27 外筒 28 内筒 29 第1ギア 30 第2ギア 31 シャフト 32 駆動部 33 軸受部 34 顎部 35 弾性リング 35a 皿バネ 36 ワッシャ 37 ワッシャ 38 回転駆動源(モータ) 39 ボックス 40 支持部材 41 凸部 42 凹部 43 溶融金属
流通孔

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中間位置に顎部を備えた下部ノズルを、
    該顎部を介して下方から保持する内筒を、固定状態の外
    筒に螺旋係合する下部ノズル用のバイオネット装置にお
    いて、 前記下部ノズルの顎部と前記内筒の上端との間に該内筒
    を上方に付勢する弾性リングを配置し、 前記内筒の下部外周に第1ギアを設けると共に、第1ギ
    アと噛合する第2ギアを前記外筒の外側に回転自由に配
    置し、 更に、前記第2ギアに回転動力を伝達する駆動部を備え
    たことを特徴とするバイオネット装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のバイオネット装置の前記
    内筒の締め付け方法であって、 前記駆動部にモータを連結し、前記第2ギアを該モータ
    によって回転させて、前記内筒を締め付けるバイオネッ
    ト装置の締め付け方法。
  3. 【請求項3】 前記モータのトルクによって前記内筒を
    回転させて前記弾性リングに一定の付勢力を与え、該付
    勢力によって前記下部ノズルを常時保持する請求項2記
    載のバイオネット装置の締め付け方法。
  4. 【請求項4】 中間位置に顎部を備えた下部ノズルを、
    該顎部を介して下方から保持する内筒を、固定状態の外
    筒に螺旋係合する下部ノズル用のバイオネット装置の前
    記内筒の締め付け方法において、 前記内筒の下部外周に第1ギアを設けると共に、第1ギ
    アと噛合する第2ギアを前記外筒の外側に回転自由に配
    置し、前記第2ギアに連結されて回転動力を伝達する駆
    動部に巻きバネ式のモータを連結し、前記第2ギアを該
    巻きバネ式のモータによって回転付勢し、該巻きバネ式
    のモータによって前記内筒に一定方向の回転トルクを常
    時付与するバイオネット装置の締め付け方法。
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