JP2009195099A - 積層鉄心の製造装置および製造方法並びに積層鉄心 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】環状に並ぶ複数の円弧状鉄心片2からなる環状鉄心片を複数積層した積層鉄心1を、一方向へ搬送される被加工板Wから円弧状鉄心片を打ち抜きつつ製造する装置である。当該製造装置20は、被加工板に、半抜き状のカシメ部を成形するカシメ成形ステーションS1と、環状鉄心片を積層する際の位置決め部位となるパイロット部を打抜くパイロット部打ち抜きステーションS3と、円弧状鉄心片の輪郭を打ち抜き、打ち抜かれた円弧状鉄心片のパイロット部を、パイロット部に対応する形状を備えたパイロット機構で位置決めするとともに、打ち抜かれた円弧状鉄心片を環状に順次並べて環状鉄心片を形成しつつ積層し、積層方向に重なるカシメ部同士をカシメ結合する環状積層カシメステーションS5とを有する。
【選択図】図4
Description
図1は、本発明の第1実施形態に係る積層鉄心の製造装置により製造された積層鉄心を示す平面図、図2は、同積層鉄心を示す側面図、図3は、図1のIII−III線に沿う単一層の断面図である。
図15は、第2実施形態に係る積層鉄心の製造装置の環状積層カシメステーションを示す断面図、図16は、同断面における円弧状鉄心片を打ち抜いた際を示す断面図、図17は、同断面における異なる層の円弧状鉄心片の積層に移行する際を示す断面図、図18は、同断面における円弧状鉄心片を打ち抜いてカシメ積層した際を示す断面図、図19は、同断面における所定層数の円弧状鉄心片の積層が終了して積層鉄心が構成された際を示す断面図である。なお、図15〜19における環状積層カシメステーションの断面とは、第1実施形態における図9のX−X線に沿う断面に対応するものである。なお、第1の実施形態と同様の機能を有する部位については同一の符号を使用し、重複を避けるため、その説明を省略する。
図20は、第3実施形態に係る積層鉄心の製造装置の環状積層カシメステーションを示す断面図、図21は、同断面における円弧状鉄心片を打ち抜いた際を示す断面図、図22は、同断面における異なる層の円弧状鉄心片の積層に移行する際を示す断面図、図23は、同断面における円弧状鉄心片を打ち抜いてカシメ積層した際を示す断面図、図24は、同断面における所定層数の円弧状鉄心片の積層が終了して積層鉄心が構成された際を示す断面図、図25は、同断面における構成された積層鉄心から保持ピンを引き抜く際を示す断面図である。なお、図20〜25における環状積層カシメステーションの断面とは、第1実施形態における図9のX−X線に沿う断面に対応するものである。なお、第1の実施形態と同様の機能を有する部位については同一の符号を使用し、重複を避けるため、その説明を省略する。
保持ピン66は、円弧状鉄心片2により環状に構成される環状鉄心片3のカシメ部6と一致する配置で、受け台64に周方向に設けられ、そのうちの4本が、鉄心片打ち抜きポンチ61により1つずつ打ち抜かれる円弧状鉄心片2の下方に位置する。他の保持ピン66は、受け台64が回転することで、鉄心片打ち抜きポンチ61の下方に位置することができる。
図26は、第4実施形態に係る積層鉄心の製造装置を示す平面図、図27は、同製造装置により円弧状鉄心片を積層する際を示す平面図、図28は、異なる層の円弧状鉄心片の積層に移行する際を示す平面図、図29は、積層鉄心が構成された際の環状積層カシメステーションの断面図である。なお、第1の実施形態と同様の機能を有する部位については同一の符号を使用し、重複を避けるため、その説明を省略する。
図30は、第5実施形態に係る積層鉄心の製造装置を示す平面図、図31は、同製造装置において異なる層の円弧状鉄心片の積層に移行する際を示す平面図、図32は、同製造装置によって製造された積層鉄心の側面図である。なお、第1の実施形態と同様の機能を有する部位については同一の符号を使用し、重複を避けるため、その説明を省略する。
したがって、第5実施形態では、位相ずれαは24度となる。このような位相ずれαを有しつつ円弧状鉄心片81を積層することで、図32に示すような積層鉄心85が製造される。
第5実施形態に係る積層鉄心の製造装置80により製造される積層鉄心85は、積層方向に並ぶ繋ぎ目86が3層に1つとなり(図32参照)、積層鉄心85の強度が向上する。更に、このような強度の高い積層鉄心85を、本製造装置80により生産性よく提供することができる。
<第6実施形態>
図33は、本発明の第6実施形態に係る積層鉄心の製造装置により製造された積層鉄心を示す平面図、図34は、同積層鉄心を示す側面図、図35は、図33の35−35線に沿う単一層の断面図である。
図47は、第7実施形態に係る積層鉄心の製造装置を示す平面図である。なお、第6実施形態と同様の機能を有する部位については同一の符号を使用し、重複を避けるため、その説明を省略する。
図48は、第8実施形態に係る積層鉄心の製造装置を示す平面図である。
2,81,102 円弧状鉄心片(鉄心片)、
3,103 環状鉄心片、
4,82,104 磁石装着孔、
5,83,105 パイロット孔(パイロット部)、
6,84,106 カシメ部、
7,107 カシメ凸部、
8,108 カシメ凹部、
10,86,110 繋ぎ目、
11,111 貫通孔、
20,50,60,70,80,120,160,170 製造装置、
21,121 制御部、
33,51,61,133 鉄心片打ち抜きポンチ、
35,53,64,153 受け台、
37,52,62 パイロットピン(パイロット機構)、
38,138 回転台、
39 反力発生機構、
40,140 下降規制部、
42,142 搬出機構、
57,66,157 保持ピン、
90 鉄心片、
91 円弧状ヨーク部、
92 ティース部、
n 磁石装着孔の数,ティース部の数、
S1,S1−3,S1−4,S1−5,S1−6,S1−8 カシメ成形ステーション、
S2,S2−4,S2−5,S2−6,S2−8 貫通孔打ち抜きステーション、
S3,S3−4,S3−5,S3−6,S3−8 パイロット部打ち抜きステーション、
S4,S4−4,S4−5,S4−6,S4−8 磁石装着孔打ち抜きステーション、
S5,S5−2,S5−3,S5−4,S5−5,S5−6,S5−8 環状積層カシメステーション、
W 被加工板、
X 間隔、
α 位相ずれ、
θ 円弧角。
Claims (50)
- 環状に並ぶ複数の鉄心片からなる環状鉄心片を複数積層した積層鉄心を、一方向へ搬送される被加工板から前記鉄心片を打ち抜きつつ製造する積層鉄心の製造装置であって、
前記被加工板に、半抜き状のカシメ部を成形するカシメ成形ステーションと、
前記環状鉄心片を積層する際の位置決め部位となるパイロット部を打ち抜くパイロット部打ち抜きステーションと、
前記鉄心片の輪郭を打ち抜き、当該打ち抜かれた鉄心片のパイロット部を、パイロット部に対応する形状を備えたパイロット機構で位置決めするとともに、打ち抜かれた鉄心片を環状に順次並べて環状鉄心片を形成しつつ積層し、積層方向に重なるカシメ部同士をカシメ結合する環状積層カシメステーションと、を有することを特徴とする積層鉄心の製造装置。 - 前記鉄心片のカシメ部に対応する部位に貫通孔を打ち抜く貫通孔打ち抜きステーションを更に有することを特徴とする請求項1に記載の積層鉄心の製造装置。
- 前記鉄心片にカシメ部または貫通孔のいずれかを形成するように、前記カシメ成形ステーションおよび貫通孔打ち抜きステーションの作動を制御する制御部を有することを特徴とする請求項2に記載の積層鉄心の製造装置。
- 前記制御部は、前記積層鉄心の積層時の最下層の鉄心片に、貫通孔を形成するように制御することを特徴とする請求項3に記載の積層鉄心の製造装置。
- 前記環状積層カシメステーションは、打ち抜かれた前記鉄心片を受けるとともに、回転させることで前記鉄心片を環状に配置可能な受け台を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の積層鉄心の製造装置。
- 前記同一層の鉄心片を1層分並べる際には、鉄心片の円弧角だけ前記受け台を回転させつつ順次配置し、次層の1つ目の鉄心片を並べる際には、前層の鉄心片に対して周方向の鉄心片同士の繋ぎ目を、位相ずれを設けつつずらして積層するように、前記環状積層カシメステーションを制御する制御部を有することを特徴とする請求項5に記載の積層鉄心の製造装置。
- 前記受け台が前記鉄心片を受ける際に、前記受け台に一定の反力を与える反力発生機構を有することを特徴とする請求項5または6に記載の積層鉄心の製造装置。
- 前記環状積層カシメステーションにより一定層数の前記環状鉄心片を積層して形成された積層鉄心を、当該製造装置から搬出するための搬出機構を有することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の積層鉄心の製造装置。
- 前記環状積層カシメステーションは、前記被加工板から順次打ち抜かれる複数の鉄心片を、各々が非連続的に離れた状態で打ち抜くことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の積層鉄心の製造装置。
- 前記受け台側に、パイロット機構が設けられることを特徴とする請求項5〜7のいずれか1項に記載の積層鉄心の製造装置。
- 前記環状積層カシメステーションに設けられて打ち抜きを行う鉄心片打ち抜きポンチ側に、パイロット機構が設けられることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の積層鉄心の製造装置。
- 前記受け台には、当該受け台から進退動可能に、前記カシメ部と対応する位置に保持ピンが設けられることを特徴とする請求項5〜7のいずれか1項に記載の積層鉄心の製造装置。
- 前記受け台には、当該受け台から進退動可能に、前記鉄心片に形成される磁石挿入孔と対応する位置に保持ピンが設けられることを特徴とする請求項5〜7のいずれか1項に記載の積層鉄心の製造装置。
- 前記保持ピンを、前記受け台の鉄心片を保持する面よりも後退させる後退手段を有することを特徴とする請求項12または13に記載の積層鉄心の製造装置。
- 前記カシメ成形ステーション、パイロット部打ち抜きステーションおよび環状積層カシメステーションを、2列並べて設け、2列に並ぶ被加工板を同時に加工することを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載の積層鉄心の製造装置。
- 前記環状積層カシメステーションは、2列に並ぶ被加工板から2つの鉄心片を同時に打ち抜きつつ、同一の環状鉄心片の対向する位置に配置させることを特徴とする請求項15に記載の積層鉄心の製造装置。
- 前記カシメ成形ステーションは、カシメ部を上方へ突出して成形することを特徴とする請求項1〜16のいずれか1項に記載の積層鉄心の製造装置。
- 前記環状積層カシメステーションは、カシメ部の下方面に形成されるカシメ凹部に、下方から挿入する保持ピンを有することを特徴とする請求項17に記載の積層鉄心の製造装置。
- 前記鉄心片が、前記環状鉄心片の周方向に円弧角θの範囲内で円弧状に延びる円弧形状を有し、かつ前記周方向にn個の磁石装着孔を有し、前記位相ずれαは、下式により設定されることを特徴とする請求項6に記載の積層鉄心の製造装置。
α=θ×i/n (i=1,・・・,n−1) - 前記鉄心片は、前記円弧角θが90度であり、周方向に4個の磁石装着孔を有し、前記位相ずれαが22.5度であることを特徴とする請求項18に記載の積層鉄心の製造装置。
- 前記鉄心片が、前記環状鉄心片の周方向に円弧角θの範囲内で円弧状に延びる円弧状ヨーク部、および前記円弧状ヨーク部から突出してコイルが装着されるティース部を有する、電動機のステータ用の鋼板であり、かつ、それぞれの前記鉄心片が、前記周方向に並ぶn個の前記ティース部を有し、前記位相ずれαは、下式により設定されることを特徴とする請求項6に記載の積層鉄心の製造装置。
α=θ×i/n (i=1,・・・,n−1) - 前記環状積層カシメステーションが前記被加工板の搬送方向に複数設けられ、同一の被加工板から複数の鉄心片を同時に打ち抜きつつ積層することを特徴とする請求項1〜21のいずれか1項に記載の積層鉄心の製造装置。
- 環状に並ぶ複数の鉄心片からなる環状鉄心片を複数積層した積層鉄心を、一方向へ搬送される被加工板から前記鉄心片を打ち抜きつつ製造する積層鉄心の製造方法であって、
前記被加工板に、半抜き状のカシメ部を成形するカシメ成形工程と、
前記環状鉄心片を積層する際の位置決め部位となるパイロット部を打抜くパイロット部打ち抜き工程と、
前記鉄心片の輪郭を打ち抜く鉄心片打ち抜き工程と、
前記打ち抜かれた鉄心片のパイロット部を、パイロット部に対応する形状を備えたパイロット機構で位置決めするとともに、打ち抜かれた鉄心片を環状に順次並べて環状鉄心片を形成しつつ積層し、積層方向に重なるカシメ部同士をカシメ結合する環状積層カシメ工程と、を有することを特徴とする積層鉄心の製造方法。 - 前記鉄心片のカシメ部に対応する部位に貫通孔を打ち抜く貫通孔打ち抜き工程を更に有することを特徴とする請求項23に記載の積層鉄心の製造方法。
- 前記鉄心片にカシメ部または貫通孔のいずれかを形成するように制御することを特徴とする請求項24に記載の積層鉄心の製造方法。
- 前記積層鉄心の積層時の最下層となる鉄心片に、前記貫通孔を形成するように制御することを特徴とする請求項25に記載の積層鉄心の製造方法。
- 前記環状積層カシメ工程は、打ち抜かれた前記鉄心片を受けるとともに回転可能な受け台により、前記鉄心片を環状に配置することを特徴とする請求項23〜26のいずれか1項に記載の積層鉄心の製造方法。
- 前記環状積層カシメ工程は、同一層の前記鉄心片を1層分並べる際には、前記鉄心片の円弧角だけ前記受け台を回転させつつ順次配置し、次層の1つ目の鉄心片を並べる際には、前層の鉄心片に対して周方向の鉄心片同士の繋ぎ目を、位相ずれを設けつつずらして積層することを特徴とする請求項23〜27に記載の積層鉄心の製造方法。
- 前記環状積層カシメ工程は、前記鉄心片を下方へ打ち抜く際に、下方から反力を与えてカシメ結合することを特徴とする請求項23〜28に記載の積層鉄心の製造方法。
- 前記環状積層カシメ工程により一定層数の前記環状鉄心片を積層して形成された積層鉄心を、当該積層鉄心を押し出す搬出機構により搬出することを特徴とする請求項23〜29のいずれか1項に記載の積層鉄心の製造方法。
- 前記環状積層カシメ工程は、前記被加工板から順次打ち抜かれる複数の鉄心片を、各々が非連続的に離れた状態で打ち抜くことを特徴とする請求項23〜30のいずれか1項に記載の積層鉄心の製造方法。
- 前記受け台側に、前記パイロット機構を設けることを特徴とする請求項27〜29に記載の積層鉄心の製造方法。
- 前記環状積層カシメ工程において打ち抜きを行う鉄心片打ち抜きポンチ側に、前記パイロット機構を設けることを特徴とする請求項23〜32に記載の積層鉄心の製造方法。
- 前記積層鉄心の積層時の最下層となる鉄心片に、前記貫通孔を形成しは、前記受け台に、当該受け台から進退動可能に、前記カシメ部と対応する位置に保持ピンを設けて、前記保持ピンを前記貫通孔に挿入して前記最下層の鉄心片を位置決めすることを特徴とする請求項23〜33に記載の積層鉄心の製造方法。
- 前記積層鉄心に磁石挿入孔を形成し、前記受け台には、当該受け台から進退動可能に、前記磁石挿入孔と対応する位置に保持ピンを設けて、前記保持ピンを前記磁石挿入孔に挿入して少なくとも前記最下層の鉄心片を位置決めすることを特徴とする請求項23〜33に記載の積層鉄心の製造方法。
- 前記保持ピンを、前記受け台の鉄心片を保持する面よりも後退させた後に、前記積層鉄心を押し出す搬出機構により搬出することを特徴とする請求項34または35に記載の積層鉄心の製造装置。
- 前記カシメ成形工程、パイロット部打ち抜き工程および環状積層カシメ工程は、2列に並ぶ被加工板を、同時に加工することを特徴とする請求項23〜36に記載の積層鉄心の製造方法。
- 前記環状積層カシメ工程は、2列に並ぶ被加工板から2つの鉄心片を同時に打ち抜きつつ、同一の環状鉄心片の対向する位置に配置させることを特徴とする請求項37に記載の積層鉄心の製造方法。
- 前記カシメ成形工程は、カシメ部を上方へ突出して成形することを特徴とする請求項23〜38に記載の積層鉄心の製造方法。
- 前記環状積層カシメ工程は、カシメ部の下方面に形成されるカシメ凹部に、下方から挿入する保持ピンを挿入して保持することを特徴とする請求項39に記載の積層鉄心の製造方法。
- 前記鉄心片が、前記環状鉄心片の周方向に円弧角θの範囲内で円弧状に延びる円弧形状を有し、かつ周方向にn個の磁石装着孔を有し、前記位相ずれαを、下式により設定することを特徴とする請求項28に記載の積層鉄心の製造方法。
α=θ×i/n (i=1,・・・,n−1) - 前記鉄心片は、前記円弧角θが90度であり、周方向に4個の磁石装着孔を有し、前記位相ずれαが22.5度であることを特徴とする請求項41に記載の積層鉄心の製造方法
- 前記鉄心片が、前記環状鉄心片の周方向に円弧角θの範囲内で円弧状に延びる円弧状ヨーク部、および前記円弧状ヨーク部から突出してコイルが装着されるティース部を有する、電動機のステータ用の鋼板であり、かつ、それぞれの前記鉄心片が、前記周方向に並ぶn個の前記ティース部を有し、前記位相ずれαは、下式により設定されることを特徴とする請求項28に記載の積層鉄心の製造方法。
α=θ×i/n (i=1,・・・,n−1) - 前記環状積層カシメ工程を行う環状積層カシメステーションを前記被加工板の搬送方向に複数設け、同一の被加工板から複数の鉄心片を同時に打ち抜きつつ積層することを特徴とする請求項23〜43のいずれか1項に記載の積層鉄心の製造方法。
- 環状に並ぶ複数の鉄心片からなる環状鉄心片を複数積層した積層鉄心であって、
前記鉄心片に半抜き状のカシメ部が形成され、積層方向に重なる前記鉄心片のカシメ部同士がカシメ結合されており、
前記鉄心片に製造時の位置決め部位であるパイロット部が形成され、各々の鉄心片のパイロット部が、積層方向に一致して形成されたことを特徴とする積層鉄心。 - 前記鉄心片は、各々が非連続的に離れた状態で打ち抜かれたことを特徴とする請求項45に記載の積層鉄心。
- 前記積層鉄心の積層方向の一方側最外層に位置する前記鉄心片は、積層方向に重なる他の鉄心片のカシメ部がカシメ嵌合する貫通孔を有することを特徴とする請求項45または46に記載の積層鉄心。
- 前記鉄心片は、前記環状鉄心片の周方向に円弧角θの範囲内で円弧状に延びる円弧形状を有し、かつ周方向にn個の磁石装着孔を有し、積層方向に互いに重なる環状鉄心片は、周方向の鉄心片同士の繋ぎ目が、周方向に下記位相ずれαだけずれて積層されたことを特徴とする請求項45〜47のいずれか1項に記載の積層鉄心。
α=θ×i/n (i=1,・・・,n−1) - 前記鉄心片は、前記円弧角θが90度であり、周方向に4個の磁石装着孔を有し、前記位相ずれαが22.5度であることを特徴とする請求項48に記載の積層鉄心。
- 前記鉄心片が、前記環状鉄心片の周方向に円弧角θの範囲内で円弧状に延びる円弧状ヨーク部、および前記円弧状ヨーク部から突出してコイルが装着されるティース部を有する、電動機のステータ用の鋼板であり、かつ、それぞれの前記鉄心片が、前記周方向に並ぶn個の前記ティース部を有し、前記位相ずれαは、下式により設定されることを特徴とする請求項45〜47のいずれか1項に記載の積層鉄心。
α=θ×i/n (i=1,・・・,n−1)
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