JP2009193945A - プラズマディスプレイパネル - Google Patents

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賢治 長谷川
Hiroshi Yamaguchi
博史 山口
Tomonobu Yoshikawa
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Abstract

【課題】背面板の隔壁と前面板の光吸収層の位置ずれが生じても、輝度低下が少なく、かつ光吸収層が外光反射を低減して表示画像のコントラストを改善することができるプラズマディスプレイパネルを提供する。
【解決手段】本発明のプラズマディスプレイパネルは、直交する隔壁により形成される複数のセルに蛍光体を充填した背面板と、背面板と対向配置された前面板とを備え、前面板は、映像表示面の短手方向と平行な第1方向の隔壁に各々対応して隔壁の前面板側に並列配置された第1ブラックストライプと、第1方向と直交する第2方向の隔壁に各々対応して隔壁の前面板側に並列配置された第2ブラックストライプと、を有し、第1ブラックストライプは第1方向の隔壁の両側に位置するセル上に、第2ブラックストライプは第2方向の隔壁の両側に位置するセル上に、その一部が交互にはみ出るよう前面板に配置される。
【選択図】図1b

Description

本発明は、プラズマディスプレイパネルに関する。
近年、CRTディスプレイ装置に代わるフラットディスプレイ装置への期待が高まり、奥行きを抑えた液晶ディスプレイ装置やプラズマディスプレイ装置などが普及している。特に、大画面のフラットディスプレイ装置にはプラズマディスプレイ装置が用いられることも多い。
プラズマディスプレイ装置は、主にプラズマディスプレイパネルと前面フィルタから構成されている。プラズマディスプレイパネルは、ガス放電により発生した紫外線で蛍光体を励起することにより可視光を発生させる表示デバイスであり、放電空間を区画した放電セル毎に発光を制御することにより画像を形成する。
例えば、マトリックス表示方式のプラズマディスプレイパネルでは、複数の電極(表示電極およびアドレス電極)が格子状に配列され、各電極の交差部となる放電セルを選択的に発光させることにより画像を形成する。
各放電セルの発光原理は以下の通りである。すなわち、点灯すべき放電セルの対向電極間に数十kHzから数百kHzのパルス状AC電圧を印加すると、壁電荷が蓄積されて表示放電が起こり、放電セル内に封入された放電ガスの成分であるXeから紫外線が放射される。放射された紫外線は、放電セル内に形成された赤、青、緑の蛍光体を励起して各々の色の可視光を発生させる。ここで、3色の放電セル1組を1画素とし、各色の発光強度を例えば256段階に制御することにより1670万色のフルカラー表示が可能である。
このように、プラズマディスプレイパネルの発光は放電現象を利用しているので応答速度も速く、CRTと同様に蛍光体を使用するために色再現性も良いことから、テレビ映像などの動画表示に適している。また、プラズマディスプレイパネルはその構造上、比較的容易に大画面を実現することができ、自発光で視野角依存性も無く、暗室におけるコントラストの高い優れた映像表示能力を有しているので、大画面TV受像機として需要を急速に拡大しつつある。
しかしながら、プラズマディスプレイパネルの各放電セル内には反射率の高い蛍光体が形成されているので、暗い環境下では高いコントラストを実現できるが、明るい環境下では外光反射が大きく、コントラストが低下しやすいという問題がある。そのため、明るい環境下でも高いコントラストを維持することのできるプラズマディスプレイパネルが要望されている。
このような要望に対して、例えば、放電空間を区画する背面板の隔壁と重なるようにストライプ状の光吸収層としてブラックマトリックスを前面板に配置して、外部からプラズマディスプレイパネルに到達し、プラズマディスプレイパネル内部で反射する光を減衰させて、コントラストを良好にする技術(特許文献1)が提案されている。
特開2007−134264号公報
しかしながら、上述した構成においては、プラズマディスプレイパネルの製造工程において、前面板と背面板を貼り合せる時にそれぞれの基板の寸法がわずかに異なり、ブラックマトリックスに位置ずれが生じる。この位置ずれは、前面板のブラックマトリックスが背面板の隔壁の真上に配置されないで、ブラックマトリックスが発光部上に入り込むという状態である。この状態で、プラズマディスプレイを発光させると、ブラックマトリックスが発光部からの光を遮るため、輝度が低下するという問題があった。
そこで本発明の目的は、かかる点に鑑みてなされたものであり、背面板の隔壁と前面板の光吸収層の位置ずれが生じても、輝度低下が少なく、かつ光吸収層が外光反射を低減して表示画像のコントラストを改善することができるプラズマディスプレイパネルを提供することを目的とする。
本発明のプラズマディスプレイパネルは、直交する隔壁により形成される複数のセルを有し、前記セルに蛍光体を充填した背面板と、前記背面板との間に放電空間を形成するよう前記背面板と対向配置された前面板とを備え、放電により前記蛍光体を発光させ表示光を発するプラズマディスプレイパネルであって、前記前面板は、映像表示面の短手方向と平行な第1方向の前記隔壁に各々対応して前記隔壁の前記前面板側に並列配置された第1ブラックストライプと、前記第1方向と直交する第2方向の前記隔壁に各々対応して前記隔壁の前記前面板側に並列配置された第2ブラックストライプと、を有し、前記第1ブラックストライプは、前記第1方向の前記隔壁の両側に位置する前記セル上にその一部が交互にはみ出るよう前記前面板に配置され、前記第2ブラックストライプは、前記第2方向の前記隔壁の両側に位置する前記セル上にその一部が交互にはみ出るよう前記前面板に配置される、構成を採る。
また、本発明のプラズマディスプレイパネルは、直交する隔壁により形成される複数のセルを有し、前記セルに蛍光体を充填した背面板と、前記背面板との間に放電空間を形成するよう前記背面板と対向配置された前面板とを備え、放電により前記蛍光体を発光させ表示光を発するプラズマディスプレイパネルであって、前記前面板は、映像表示面の短手方向と平行な第1方向の前記隔壁に各々対応して前記隔壁の前記前面板側に並列配置された第1ブラックストライプと、前記第1方向と直交する第2方向の前記隔壁に各々対応して前記隔壁の前記前面板側に並列配置された第2ブラックストライプと、を有し、前記第1ブラックストライプは、前記第1方向の前記隔壁の両側に位置する前記セル上に交互にはみ出る曲線で形成され、前記第2ブラックストライプは、前記第1方向の前記隔壁の両側に位置する前記セル上に交互にはみ出る曲線で形成される、構成を採る。
このように、本発明によれば、背面板の隔壁と前面板の光吸収層の位置ずれが生じても、輝度低下が少なく、かつ光吸収層が外光反射を低減して表示画像のコントラストを改善することができるプラズマディスプレイパネルを提供することができる。
(実施の形態1)
図1aは、本発明の実施の形態1に係るプラズマディスプレイパネルの構成を示す斜視図である。図1bは、図1aのプラズマディスプレイパネルから前面基板16を省略したプラズマディスプレイパネルの斜視図である。
図1aにおいて、プラズマディスプレイパネル1は、外光反射を低減させる光吸収層としてのブラックマトリックスが配置されている前面板10と、前面板10と対向配置されている背面板20とから構成されている。
前面板10は、背面板20との間に放電空間を形成するよう背面板20と対向配置されている。
背面板20は、直交する隔壁により形成される複数の放電セルを有し、放電セルに蛍光体が充填されている。
プラズマディスプレイパネル1は、前面板10と背面板20間の放電空間への放電により背面板20の蛍光体を発光させて表示光を発する。
前面板10は、例えば、保護層11と、誘電体層12と、縦ブラックストライプ13と、横ブラックストライプ14と、透明電極15と、ガラス基板からなる前面基板16と、対向電極17とを有する。なお、ブラックマトリックスは、縦ブラックストライプ13と、縦ブラックストライプ14とで形成される。
図2は、図1のA部の拡大図を示す。対向電極17は、導電性の黒色層17aと金属電極層17bとからなる2層構造である。金属電極層17bは、放電空間側を例えば銀等の導電性の高い金属材料から形成されている。これにより、対向電極17の導電性を高めるとともに、光を反射しやすい金属電極層17bが表示面側から見えないようにしている。
より詳細には、前面基板16上に黒色材料によって、縦ブラックストライプ13と、横ブラックストライプ14とを形成した後、透明電極15を形成し、対向電極17の黒色層17aを形成する。対向電極17の黒色層17aは、透明電極15と金属電極層17bの間に配置されるようにして形成する。
縦ブラックストライプ13と、横ブラックストライプ14と、黒色層17aとは、それぞれ、例えば以下のようにして形成することができる。まず、感光性の黒色材料からなる黒色ペーストをスクリーン印刷法等により成膜する。次に、所望のパターンを有するフォトマスクを介して紫外光を照射して光吸収層のパターンを形成する。最後に、600℃程度の温度で焼成してペースト中の有機成分を除去する。この場合、縦ブラックストライプ13と、横ブラックストライプ14とは、非導電性の材料を用い、黒色層17aは導電性の材料を用いる。
そして、それら透明電極15と、縦ブラックストライプ13と、横ブラックストライプ14と、黒色層17aと、金属電極層17bとを覆うように誘電体層12を設け、さらにその上を覆うように保護層11を設ける。誘電体層12は、低融点ガラス等の粉体とバインダー成分としてのエチルセルロース樹脂と、溶剤とを混練して所定粘度としたペーストとを、印刷法または塗布法等で、膜厚0.03 〜 0.04mmに塗布し乾燥させてから、焼成することによって形成する。保護層11は、MgOを蒸着法やスパッタリング法によって300〜500nmの厚さに形成している。
背面板20は、背面基板21と、誘電体層22と、アドレス電極23と、蛍光体層24と、隔壁25とを有する。
より詳細には、例えば、背面板20は、まず、ガラス基板である背面基板21上に銀等の導電性の高い金属材料からなるアドレス電極23を形成し、その上に誘電体ガラスからなる誘電体層22を形成する。次に、その上に低融点ガラスやフィラー等が混合された絶縁材料からなる隔壁25をアドレス電極23と平行に延びる縦隔壁25aと縦隔壁25aに交差する横隔壁25bとによって格子状に形成する。隔壁25によって区画された各放電セル内には、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の各色に発光する蛍光体ペーストを放電セル内の底面および壁面に配設して蛍光体層を形成する。その後、背面板20の周囲に前面板10との封着用ガラスフリットを塗布し、ガラスフリット内の樹脂成分等を除去するために350 ℃ 程度で焼成してフリット形成を行う。
なお、対向電極17の金属電極層17bおよびアドレス電極23については、例えば、銀を主成分とする金属材料等の導電性材料に、感光性材料を含有させた材料を基板全面に塗布し、これを電極パターンを備えたフォトマスクにより露光し、その後、それを現像するフォトリソグラフィ法によってパターニングすることで、所定の位置に所定の形状で形成することができる。また、蛍光体層の形成方法には、スクリーン印刷によって形成するスクリーン法、蛍光体シートをラミネートし、フォト工程によって所定パターンを形成するフォト法、微細なノズルから蛍光体インクを垂らして塗布するインクジェット法等がある。
ここで、縦ブラックストライプ13は、縦隔壁25aの真上に配置されることが望ましい。また、横ブラックストライプ14は、横隔壁25bの真上に配置されることが望ましい。しかし、上述のように、前面板10と背面板20を貼り合せる時にそれぞれの基板の寸法がわずかに異なり、ブラックマトリックスの位置ずれが生じる。
通常、ブラックマトリックスの縦ブラックストライプおよび横ブラックストライプは、それぞれ縦隔壁25aの幅および横隔壁25bの幅に合わせた均等な幅を有するストライプから構成される。そのため、長手方向または短手方向に前面板10の位置ずれが生じると、位置ずれが生じた分だけ蛍光体層24が塗布された発光部を覆う。
本実施の形態では、ブラックマトリックスの形状を工夫して、ブラックマトリックスの位置ずれが生じても、輝度低下を少なく、かつ光吸収層が外光反射を低減して表示画像のコントラストを改善することができるプラズマディスプレイパネルを提供する。
次に、縦ブラックストライプ13が、長手方向にずれる場合の作用・効果について説明する。なお、横ブラックストライプ14が縦方にずれる場合の作用・効果は、縦ブラックストライプ13と同じ原理による。
図1bでは、背面板20の縦隔壁25aと、縦ブラックストライプ13の位置関係が示される。なお、蛍光体層24が塗布される放電セルとの関係を分かりやすくするために、前面板10の透明電極15と、対向電極17とを合わせて図示する。図3は、背面板20の横隔壁25bと、前面板10の透明電極15と、対向電極17と、縦ブラックストライプ13との位置関係を示した正面概略図である。なお、縦隔壁25aは、縦ブラックストライプ13の下に配置されている。
前面板10は、映像表示面の短手方向と平行な第1方向の隔壁に各々対応して隔壁の前面板側に並列配置された第1ブラックストライプを有する。具体的には、前面板10は、第1方向の縦隔壁25aに各々対応して並列配置された短手方向の縦ブラックストライプ13を有する。ここで、第1方向は、映像表示面の短手方向であり、第1ブラックストライプは、縦ブラックストライプ13に相当する。なお、前面板10の短手方向と、映像表示面の短手方向とは一致し、前面板10の長手方向と、映像表示面の長手方向とは一致する。
さらに、第1ブラックストライプ各々は、第1方向の隔壁の両側に位置するセル上にその一部が交互にはみ出るよう前面板10に配置される。具体的には、各々の縦ブラックストライプ13は、短手方向の縦隔壁25aから放電セル上にその一部が交互にはみ出るよう前面板10に配置されている。なお、縦ブラックストライプ13がはみ出る範囲は、輝度低下が少なく、かつ光吸収層が外光反射を低減するために、1つの放電セルに対応する縦隔壁25aの左右方向にそれぞれ均等に配置されていることが望ましい。
また、第1ブラックストライプ各々は、第1方向と直交する第2方向の端部に凹凸形状を有する。具体的には、縦ブラックストライプ13の一部が長手方向に交互にはみ出ることにより、縦ブラックストライプ13各々は、短手方向と直行する長手方向に交互に凹凸形状を有する。ここで、第2方向は、長手方向である。また、縦ブラッストライプ13の一部が長手方向に交互にはみ出ることにより、各々の縦ブラックストライプ13は、長手方向端部に凹凸形状を有する。
また、各々の縦ブラックストライプ13の長手方向の一方の端部の凸部と、他方の端部の凸部とは、同一の形状である。同一の形状とすることにより、発光される表示光は、放電セル毎に均一なる。
また、長手方向に隣り合う縦ブラックストライプ13は、同一形状である。同一の形状とすることにより、画面全体の表示光は、均一に発光される。
ここで、短手方向とは、縦隔壁25aの長さ方向であり、長手方向とは、横隔壁25bの長さ方向である。また、構成要素としての縦ブラックストライプ13は、例えば、図1bおよび図3に示す長方形などの矩形からなる。ここで、この縦ブラックストライプ13のずれ量(はみ出し量)を、例えば、縦隔壁25aの幅の1/4にする。なお、構成要素としての縦ブラックストライプ13の形状は、矩形に限らず、円形、楕円形、多角形でもよい。
本実施の形態では、縦隔壁25aの真上に縦ブラックストライプ13が配置された状態で、ずれ量分の縦ブラックストライプ13が発光部に入り込んでいるとする。ここで、1つの放電セルの縦隔壁25aの上面に相当する縦ブラックストライプ13の面積を面積8Aとし、発光部に入り込んでいるずれ量分の面積を面積Aとする。この状態を初期状態とすると、例えば、前面板10の配置が左方向に隔壁25の幅の1/4ずれた場合に、放電セルの右側では発光部に入り込む縦ブラックストライプ13の面積は、面積2A分増加する。しかし、放電セルの左側では発光部から退くため、縦ブラックストライプ13の面積は、面積A分減少する。これにより、実質的には、放電セルの発光部に入り込む縦ブラックストライプ13の面積は面積A分だけ増加する。
従来のストレートタイプのブラックマトリックスを短手方向に同じ長さで配置した場合では、面積2A分増加するのに比べて、本実施の形態では、面積A分だけ増加する。そのため、本実施の形態では、背面板の隔壁と前面板の光吸収層の位置ずれが生じても、輝度低下が少なくなる。
また、例えば、前面板10の配置が左方向に隔壁25の幅の1/4ずれた場合に、放電セルの右側および左側では縦隔壁25が露出される面積は、それぞれ面積A分増加する。
従来のストレートタイプのブラックマトリックスを短手方向に同じ長さで配置した場合では、放電セルの右側および左側で、面積4A分増加するのに比べて、本実施の形態では、面積2A分だけ増加する。そのため、本実施の形態では、背面板の隔壁と前面板の光吸収層の位置ずれが生じても、光吸収層が外光反射を低減して表示画像のコントラストを改善することができる。
また、前面板10は、映像表示面の長手方向と平行な第2方向の前記隔壁に各々対応して前記隔壁の前記前面板側に並列配置された第2ブラックストライプを有する。具体的には、前面板10は、第2方向の横隔壁25bに各々対応して並列配置された長手方向の横ブラックストライプ14を有する。ここで、第2方向は、映像表示面の長手方向であり、第2ブラックストライプは、横ブラックストライプ14に相当する。なお、前面板10の短手方向と、映像表示面の短手方向とは一致し、前面板10の長手方向と、映像表示面の長手方向とは一致する。
さらに、第2ブラックストライプ各々は、第2方向の隔壁の両側に位置するセル上にその一部が交互にはみ出るよう前面板に配置される。具体的には、各々の横ブラックストライプ14は、長手方向の横隔壁25bから放電セル上にその一部が短手方向に交互にはみ出るよう前面板10に配置されている。なお、横ブラックストライプ14がはみ出る範囲は、輝度低下が少なく、かつ光吸収層が外光反射を低減するために、1つの放電セルに対応する横隔壁25bの上下方向にそれぞれ均等に配置されていることが望ましい。
また、第2ブラックストライプ各々は、第2方向と直交する第1方向の端部に凹凸形状を有する。具体的には、横ブラックストライプ14の一部が短手方向に交互にはみ出ることにより、各々の横ブラックストライプ14は、長手方向と直交する短手方向に交互に凹凸形状を有する。ここで、第2方向は、長手方向である。また、横ブラッストライプ14の一部が短手方向に交互にはみ出ることにより、横ブラックストライプ14各々は、長手方向端部に凹凸形状を有する。
また、横ブラックストライプ14各々の長手方向の一方の端部の凸部と、他方の端部の凸部とは、同一の形状である。同一の形状とすることにより、発光される表示光は、放電セル毎に均一なる。
また、短手方向に隣り合う横ブラックストライプ14は、同一形状である。同一の形状とすることにより、画面全体の表示光は、均一に発光される。
ここで、短手方向とは、縦隔壁25aの長さ方向であり、長手方向とは、横隔壁25bの長さ方向である。また、構成要素としての横ブラックストライプ14は、例えば、図1bおよび図3に示す長方形などの矩形からなる。ここで、この横ブラックストライプ14のずれ量を、例えば、横隔壁25bの幅の1/4にする。なお、構成要素としての横ブラックストライプ14の形状は、矩形に限らず、円形、楕円形、多角形でもよい。
本実施の形態では、横隔壁25bの真上に横ブラックストライプ14が配置された状態で、ずれ量分の横ブラックストライプ14が発光部に入り込んでいるとする。ここで、例えば、前面板10の配置が下方向に隔壁25の幅の1/4ずれた場合に、放電セルの上側では、横ブラックストライプ14が発光部に入り込む。しかし、放電セルの下側では発光部から横ブラックストライプ14が退くため、横ブラックストライプ14の面積は、従来のストレートタイプのブラックマトリックスを長手方向に同じ長さで配置した場合と比べて、発光部に入り込む横ブラックストライプ14の面積が減少する。そのため、本実施の形態では、背面板の隔壁と前面板の光吸収層の位置ずれが生じても、輝度低下が少なくなる。
また、例えば、前面板10の配置が下方向に隔壁25の幅の1/4ずれた場合に、放電セルの上側および下側で、横隔壁25bの一部が露出される。そのため、放電セルの上側および下側では縦隔壁25aが露出される面積は、従来のストレートタイプのブラックマトリックスを短手方向に同じ長さで配置した場合と比べて、縦隔壁25aが露出される面積は減少する。そのため、本実施の形態では、背面板の隔壁と前面板の光吸収層の位置ずれが生じても、光吸収層が外光反射を低減して表示画像のコントラストを改善することができる。
上述した前面板10と背面板20とは、対向電極17とアドレス電極23とが直交するように、かつ縦隔壁25a上に縦ブラックストライプ13が配置され、横隔壁25b上に横ブラックストライプ14が配置されるようにして、微小な放電空間を挟んで対向配置されている。そして、その外周部がガラスフリット(図示せず)と呼ばれる封着材によって気密封着されている。
このように構成されたプラズマディスプレイパネル1において、放電セルの一対の対向電極17にパルス状AC電圧が印加されると、表示放電が起こり、紫外線が発生する。発生した紫外線は、背面板に形成された蛍光体層24の蛍光体を励起して可視光(表示光)を発生させ、映像光として観察者側に出射する。
このように、本実施の形態のプラズマディスプレイパネルによれば、背面板の隔壁と前面板の光吸収層の位置ずれが生じても、縦ブラックストライプが、短手方向の縦隔壁からセル上にその一部が長手方向に交互にはみ出るよう前面板に配置され、横ブラックストライプが、長手方向の隔壁からセル上にその一部が短手方向に交互にはみ出るよう前記前面板に配置されるため、輝度低下が少なく、かつ光吸収層が外光反射を低減して表示画像のコントラストを改善することができるプラズマディスプレイパネルを提供することができる。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2について説明する。図4は、本発明の実施の形態2に係るプラズマディスプレイパネルの構成を示す斜視図である。なお、図4において、図1aと同じ構成要素については同じ符号を付し、説明を省略する。
図4において、プラズマディスプレイパネル1aは、外光反射を低減させる光吸収層としてのブラックマトリックスが配置されている前面板10aと、前面板10aと対向配置されている背面板20とから構成されている。
前面板10aは、背面板20との間に放電空間を形成するよう背面板20と対向配置されている。
背面板20は、直交する隔壁により形成される複数の放電セルを有し、放電セルに蛍光体が充填されている。
プラズマディスプレイパネル1aは、前面板10aと背面板20間の放電空間への放電により背面板20の蛍光体を発光させて表示光を発する。
前面板10aは、例えば、保護層11と、誘電体層12と、縦ブラックストライプ33と、横ブラックストライプ14と、透明電極15と、ガラス基板からなる前面基板16と、対向電極17とを有する。なお、ブラックマトリックスは、縦ブラックストライプ33と、横ブラックストライプ14とで形成される。
図5は、図4のB部の拡大図を示す。対向電極17は、導電性の黒色層17aと金属電極層17bとからなる2層構造である。金属電極層17bは、放電空間側を例えば銀等の導電性の高い金属材料から形成されている。これにより、対向電極17の導電性を高めるとともに、光を反射しやすい金属電極層17bが表示面側から見えないようにしている。
より詳細には、前面基板16上に透明電極15を形成した後、黒色材料によって縦ブラックストライプ33と、横ブラックストライプ14と、対向電極17の黒色層17aとを形成する。対向電極17の黒色層17aは、透明電極15と金属電極層17bの間に配置されるようにして形成する。
縦ブラックストライプ33と、横ブラックストライプ14と、黒色層17aとは、それぞれ、例えば以下のようにして形成することができる。まず、感光性の黒色材料からなる黒色ペーストをスクリーン印刷法等により成膜する。次に、所望のパターンを有するフォトマスクを介して紫外光を照射して光吸収層のパターンを形成する。最後に、600℃程度の温度で焼成してペースト中の有機成分を除去する。この場合、縦ブラックストライプ33と、横ブラックストライプ14と、黒色層17aとは、同じ導電性のある材料を用いる。なお、縦ブラックストライプ33と横ブラックストライプ14とは非導電性の材料を用い、黒色層17aは導電性の材料を用いてもよい。
そして、それら透明電極15と、縦ブラックストライプ33と、横ブラックストライプ14と、黒色層17aと、金属電極層17bとを覆うように誘電体層12を設け、さらにその上を覆うように保護層11を設ける。
ここで、縦ブラックストライプ33は、縦隔壁25aの真上に配置されることが望ましい。また、横ブラックストライプ14は、横隔壁25bの真上に配置されることが望ましい。しかし、上述のように、前面板10aと背面板20を貼り合せる時にそれぞれの基板の寸法がわずかに異なり、ブラックマトリックスの位置ずれが生じる。
通常、ブラックマトリックスの縦ブラックストライプおよび横ブラックストライプは、それぞれ縦隔壁25aの幅および横隔壁25bの幅に合わせた均等な幅を有するストライプから構成される。そのため、長手方向または短手方向に前面板10aの位置ずれが生じると、位置ずれが生じた分だけ蛍光体層24が塗布された発光部を覆う。
本実施の形態では、ブラックマトリックスの形状を工夫して、ブラックマトリックスの位置ずれが生じても、輝度低下を少なく、かつ光吸収層が外光反射を低減して表示画像のコントラストを改善することができるプラズマディスプレイパネルを提供する。
次に、縦ブラックストライプ33が、長手方向にずれる場合の作用・効果について説明する。なお、横ブラックストライプ14が縦方にずれる場合の作用・効果は、縦ブラックストライプ33と同じ原理による。
図6は、背面板20の縦隔壁25aと、前面板10aの透明電極15と、対向電極17と、縦ブラックストライプ33と、横ブラックストライプ14との位置関係を示した正面概略図である。なお、横隔壁25bは、横ブラックストライプ14の下に配置されている。
前面板10aは、映像表示面の短手方向と平行な第1方向の隔壁に各々対応して隔壁の前面板側に並列配置された第1ブラックストライプを有する。具体的には、前面板10aは、短手方向の縦隔壁25aに各々対応して並列配置された短手方向の縦ブラックストライプ33を有する。ここで、第1方向は、映像表示面の短手方向であり、第1ブラックストライプは、縦ブラックストライプ33に相当する。なお、前面板10aの短手方向と、映像表示面の短手方向とは一致し、前面板10aの長手方向と、映像表示面の長手方向とは一致する。
さらに、第1ブラックストライプ各々は、第1方向の隔壁の両側に位置するセル上にその一部が交互にはみ出るよう前面板10aに配置される。具体的には、各々の縦ブラックストライプ33は、短手方向の縦隔壁25aから放電セル上にその一部が交互にはみ出るよう前面板10aに配置されている。なお、縦ブラックストライプ33がはみ出る範囲は、輝度低下が少なく、かつ光吸収層が外光反射を低減するために、1つの放電セルに対応する縦隔壁25aの左右方向にそれぞれ均等に配置されていることが望ましい。
また、第1ブラックストライプ各々は、第1方向と直交する第2方向の端部に凹凸形状を有する。具体的には、縦ブラックストライプ33の一部が長手方向に交互にはみ出ることにより、縦ブラックストライプ33各々は、短手方向と直行する長手方向に交互に凹凸形状を有する。ここで、第2方向は、長手方向である。また、縦ブラッストライプ33の一部が長手方向に交互にはみ出ることにより、各々の縦ブラックストライプ33は、長手方向端部に凹凸形状を有する。
また、各々の縦ブラックストライプ33の長手方向の一方の端部の凸部と、他方の端部の凸部とは、同一の形状である。同一の形状とすることにより、発光される表示光は、放電セル毎に均一なる。
また、長手方向に隣り合う縦ブラックストライプ33は、同一形状である。同一の形状とすることにより、画面全体の表示光は、均一に発光される。
ここで、短手方向とは、縦隔壁25aの長さ方向であり、長手方向とは、横隔壁25bの長さ方向である。また、構成要素としての縦ブラックストライプ33は、例えば、図6に示す長方形または正方形などの矩形からなる。ここで、この縦ブラックストライプ33のずれ量(はみ出し量)を、例えば、縦隔壁25aの幅の1/4にする。なお、構成要素としての縦ブラックストライプ33の形状は、矩形に限らず、円形、楕円形、多角形でもよい。
本実施の形態において、縦ブラックストライプ33は、分割されて形成されている。分割されている理由は、縦ブラックストライプ33は、導電性を有するため、対向電極17どうしの短絡を防止するために、電極に接するブラックストライプは、隣のブラックストライプと繋がらないようにギャップを設けるためである。
本実施の形態では、縦隔壁25aの真上に縦ブラックストライプ33が配置された状態で、ずれ量分の縦ブラックストライプ33が発光部に入り込んでいるとする。ここで、1つの放電セルの縦隔壁25aの上面に相当する縦ブラックストライプ33の面積を面積8Aとし、発光部に入り込んでいるずれ量分の面積を面積Aとする、この状態を初期状態とすると、例えば、前面板10aの配置が左方向に隔壁25の幅の1/4ずれた場合に、放電セルの右側では発光部に入り込む縦ブラックストライプ33の面積は、面積2A分増加する。しかし、放電セルの左側では発光部から退くため、縦ブラックストライプ33の面積は、面積A分減少する。これにより、実質的には、放電セルの発光部に入り込む縦ブラックストライプ33の面積は面積A分だけ増加する。
従来のストレートタイプのブラックマトリックスを短手方向に同じ長さで配置した場合では、長手方向に面積2A分増加するのに比べて、本実施の形態では、面積A分だけ増加する。そのため、本実施の形態では、背面板の隔壁と前面板の光吸収層の位置ずれが生じても、輝度低下が少なくなる。
また、例えば、前面板10aの配置が左方向に隔壁25の幅の1/4ずれた場合に、放電セルの右側および左側では縦隔壁25aが露出される面積は、それぞれ面積A分増加する。
従来のストレートタイプのブラックマトリックスを短手方向に同じ長さで配置した場合では、放電セルの右側および左側で、面積4A分増加するのに比べて、本実施の形態では、面積2A分だけ増加する。そのため、本実施の形態では、背面板の隔壁と前面板の光吸収層の位置ずれが生じても、光吸収層が外光反射を低減して表示画像のコントラストを改善することができる。
また、前面板10aは、映像表示面の長手方向と平行な第2方向の前記隔壁に各々対応して前記隔壁の前記前面板側に並列配置された第2ブラックストライプを有する。具体的には、前面板10aは、第2方向の横隔壁25bに各々対応して並列配置された長手方向の横ブラックストライプ14を有する。ここで、第2方向は、映像表示面の長手方向であり、第2ブラックストライプは、横ブラックストライプ14に相当する。なお、前面板10の短手方向と、映像表示面の短手方向とは一致し、前面板10の長手方向と、映像表示面の長手方向とは一致する。
さらに、第2ブラックストライプ各々は、第2方向の隔壁の両側に位置するセル上にその一部が交互にはみ出るよう前面板に配置される。具体的には、各々の横ブラックストライプ14は、長手方向の横隔壁25bから放電セル上にその一部が短手方向に交互にはみ出るよう前面板10aに配置されている。なお、横ブラックストライプ14がはみ出る範囲は、輝度低下が少なく、かつ光吸収層が外光反射を低減するために、1つの放電セルに対応する横隔壁25bの上下方向にそれぞれ均等に配置されていることが望ましい。
また、第2ブラックストライプ各々は、第2方向と直交する第1方向の端部に凹凸形状を有する。具体的には、横ブラックストライプ14の一部が短手方向に交互にはみ出ることにより、各々の横ブラックストライプ14は、長手方向と直交する短手方向に交互に凹凸形状を有する。ここで、第2方向は、長手方向である。また、横ブラッストライプ14の一部が短手方向に交互にはみ出ることにより、横ブラックストライプ14各々は、長手方向端部に凹凸形状を有する。
また、各々の横ブラックストライプ14の長手方向の一方の端部の凸部と、他方の端部の凸部とは、同一の形状である。同一の形状とすることにより、発光される表示光は、放電セル毎に均一なる。
また、短手方向に隣り合う横ブラックストライプ14は、同一形状である。同一の形状とすることにより、画面全体の表示光は、均一に発光される。
ここで、短手方向とは、縦隔壁25aの長さ方向であり、長手方向とは、横隔壁25bの長さ方向である。また、構成要素としての横ブラックストライプ14は、例えば、図6に示す長方形などの矩形からなる。ここで、この横ブラックストライプ14のずれ量(はみ出し量)を、例えば、横隔壁25bの幅の1/4にする。なお、構成要素としての横ブラックストライプ14の形状は、矩形に限らず、円形、楕円形、多角形でもよい。
本実施の形態では、横隔壁25bの真上に横ブラックストライプ14が配置された状態で、ずれ量分の横ブラックストライプ14が発光部に入り込んでいるとする。ここで、例えば、前面板10の配置が下方向に隔壁25の幅の1/4ずれた場合に、放電セルの上側では、横ブラックストライプ14が発光部に入り込む。しかし、放電セルの下側では発光部から横ブラックストライプ14が退くため、横ブラックストライプ14の面積は、従来のストレートタイプのブラックマトリックスを長手方向に同じ長さで配置した場合と比べて、発光部に入り込む横ブラックストライプ14の面積が減少する。そのため、本実施の形態では、背面板の隔壁と前面板の光吸収層の位置ずれが生じても、輝度低下が少なくなる。
また、例えば、前面板10aの配置が下方向に隔壁25の幅の1/4ずれた場合に、放電セルの上側および下側で、横隔壁25bの一部が露出される。そのため、放電セルの上側および下側では縦隔壁25aが露出される面積は、従来のストレートタイプのブラックマトリックスを短手方向に同じ長さで配置した場合と比べて、縦隔壁25aが露出される面積は減少する。そのため、本実施の形態では、背面板の隔壁と前面板の光吸収層の位置ずれが生じても、光吸収層が外光反射を低減して表示画像のコントラストを改善することができる。
上述した前面板10aと背面板20とは、対向電極17とアドレス電極23とが直交するように、かつ縦隔壁25a上に縦ブラックストライプ33が配置され、横隔壁25b上に横ブラックストライプ14が配置されるようにして、微小な放電空間を挟んで対向配置されている。そして、その外周部がガラスフリット(図示せず)と呼ばれる封着材によって気密封着されている。
このように構成されたプラズマディスプレイパネル1aにおいて、放電セルの一対の対向電極17にパルス状AC電圧が印加されると、表示放電が起こり、紫外線が発生する。発生した紫外線は、背面板に形成された蛍光体層24の蛍光体を励起して可視光(表示光)を発生させ、映像光として観察者側に出射する。
このように、本実施の形態のプラズマディスプレイパネルによれば、背面板の隔壁と前面板の光吸収層の位置ずれが生じても、縦ブラックストライプが、短手方向の縦隔壁からセル上にその一部が長手方向に交互にはみ出るよう前面板に配置され、横ブラックストライプが、長手方向の隔壁からセル上にその一部が短手方向に交互にはみ出るよう前記前面板に配置されるため、輝度低下が少なく、かつ光吸収層が外光反射を低減して表示画像のコントラストを改善することができるプラズマディスプレイパネルを提供することができる。
(実施の形態3)
次に、本発明の実施の形態3について説明する。図7は、本発明の実施の形態3に係るプラズマディスプレイパネルの構成を示す斜視図である。なお、図7において、図1aと同じ構成要素については同じ符号を付し、説明を省略する。
図7において、プラズマディスプレイパネル1bは、外光反射を低減させる光吸収層としてのブラックマトリックスが配置されている前面板10bと、前面板10bと対向配置されている背面板20とから構成されている。
前面板10bは、背面板20との間に放電空間を形成するよう背面板20と対向配置されている。
背面板20は、直交する隔壁により形成される複数の放電セルを有し、放電セルに蛍光体が充填されている。
プラズマディスプレイパネル1bは、前面板10bと背面板20間の放電空間への放電により背面板20の蛍光体を発光させて表示光を発する。
前面板10bは、例えば、保護層11と、誘電体層12と、縦ブラックストライプ43と、横ブラックストライプ44と、透明電極15と、ガラス基板からなる前面基板16と、対向電極17とを有する。なお、ブラックマトリックスは、縦ブラックストライプ43と、横ブラックストライプ44とで形成される。
図8は、図7のC部の拡大図を示す。対向電極17は、導電性の黒色層17aと金属電極層17bとからなる2層構造である。金属電極層17bは、放電空間側を例えば銀等の導電性の高い金属材料から形成されている。これにより、対向電極17の導電性を高めるとともに、光を反射しやすい金属電極層17bが表示面側から見えないようにしている。
より詳細には、前面基板16上に透明電極15を形成した後、黒色材料によって縦ブラックストライプ43と、横ブラックストライプ44と、対向電極17の黒色層17aとを形成する。対向電極17の黒色層17aは、透明電極15と金属電極層17bの間に配置されるようにして形成する。
縦ブラックストライプ43と、横ブラックストライプ44と、黒色層17aとは、それぞれ、例えば以下のようにして形成することができる。まず、感光性の黒色材料からなる黒色ペーストをスクリーン印刷法等により成膜する。次に、所望のパターンを有するフォトマスクを介して紫外光を照射して光吸収層のパターンを形成する。最後に、600℃程度の温度で焼成してペースト中の有機成分を除去する。この場合、縦ブラックストライプ43と、横ブラックストライプ44とは非導電性の材料を用い、黒色層17aは同じ導電性のある材料を用いる。
そして、それら透明電極15と、縦ブラックストライプ43と、横ブラックストライプ44と、黒色層17aと、金属電極層17bとを覆うように誘電体層12を設け、さらにその上を覆うように保護層11を設ける。
ここで、縦ブラックストライプ43は、縦隔壁25aの真上に配置されることが望ましい。また、横ブラックストライプ44は、横隔壁25bの真上に配置されることが望ましい。しかし、上述のように、前面板10bと背面板20を貼り合せる時にそれぞれの基板の寸法がわずかに異なり、ブラックマトリックスの位置ずれが生じる。
通常、ブラックマトリックスの縦ブラックストライプおよび横ブラックストライプは、それぞれ縦隔壁25aの幅および横隔壁25bの幅に合わせた均等な幅を有するストライプから構成される。そのため、長手方向に前面板10bの位置ずれが生じると、位置ずれが生じた分だけ蛍光体層24が塗布された発光部を覆う。
本実施の形態では、ブラックマトリックスの形状を工夫して、ブラックマトリックスの位置ずれが生じても、輝度低下を少なく、かつ光吸収層が外光反射を低減して表示画像のコントラストを改善することができるプラズマディスプレイパネルを提供する。
次に、縦ブラックストライプ43が、長手方向にずれる場合の作用・効果について説明する。なお、横ブラックストライプ44が縦方にずれる場合の作用・効果は、縦ブラックストライプ43と同じ原理による。
図9は、背面板20の縦隔壁25aと、背面板20の横隔壁25bと、前面板10bの透明電極15と、対向電極17と、縦ブラックストライプ43と、横ブラックストライプ44との位置関係を示した正面概略図である。
前面板10bは、映像表示面の短手方向と平行な第1方向の隔壁に各々対応して隔壁の前面板側に並列配置された第1ブラックストライプを有する。具体的には、前面板10bは、短手方向の縦隔壁25aに各々対応して並列配置された短手方向の縦ブラックストライプ43を有する。ここで、第1方向は、映像表示面の短手方向であり、第1ブラックストライプは、縦ブラックストライプ43に相当する。なお、前面板10bの短手方向と、映像表示面の短手方向とは一致し、前面板10bの長手方向と、映像表示面の長手方向とは一致する。
さらに、第1ブラックストライプ各々は、第1方向の隔壁の両側に位置するセル上にその一部が交互にはみ出る曲線で形成され、前面板10bに配置される。具体的には、縦ブラックストライプ43は、短手方向の縦隔壁25aから放電セル上に長手方向に交互にはみ出る曲線で形成される。具体的には、この曲線は、長手方向には左右に蛇行している。なお、縦ブラックストライプ43がはみ出る範囲は、輝度低下が少なく、かつ光吸収層が外光反射を低減するために、1つの放電セルに対応する縦隔壁25aの左右方向にそれぞれ均等に配置されていることが望ましい。
ここで、短手方向とは、縦隔壁25aの長さ方向であり、長手方向とは、横隔壁25bの長さ方向である。また、縦ブラックストライプ43は、例えば、図9に示す放電セル上にはみ出る曲がり部を有し、長手方向に同じ形状が繰り返し配置されている。曲がり部は、1つの放電セルの縦隔壁25aに対して、左右にそれぞれ少なくとも1つある。そして、曲がり部は、縦隔壁25aから発光部側にはみ出している。ここで、このパターンの曲がり部の縦隔壁25aからのずれ量(はみ出し量)の長手方向の最大値を、例えば、縦隔壁25aの幅の1/4にする。
図9に示す例では、放電セル毎に異なるパターンが短手方向に配置されている。1つの放電セルに配置するパターンの曲がり部の数は任意であるが、1つの放電セルに対して、1以上の曲がり部を配置する。
本実施の形態では、縦隔壁25aの中心線上に蛇行する縦ブラックストライプ43の中心線が配置された状態で、ずれ量分の縦ブラックストライプ43が発光部に入り込んでいるとする。ここで、例えば、前面板10bの配置が左方向に隔壁25の幅の1/4ずれた場合に、放電セルの右側では縦ブラックストライプ43が発光部に入り込む。しかし、放電セルの左側では発光部から縦ブラックストライプ43が退くため、縦ブラックストライプ43の面積は、従来のストレートタイプのブラックマトリックスを短手方向に同じ長さで配置した場合と比べて、発光部に入り込む縦ブラックストライプ43の面積は減少する。そのため、本実施の形態では、背面板の隔壁と前面板の光吸収層の位置ずれが生じても、輝度低下が少なくなる。
また、例えば、前面板10bの配置が左方向に隔壁25の幅の1/4ずれた場合に、放電セルの左側および右側で、縦隔壁25aの一部が露出される。そのため、放電セルの右側および左側では縦隔壁25aが露出される面積は、従来のストレートタイプのブラックマトリックスを短手方向に同じ長さで配置した場合と比べて、減少する。そのため、本実施の形態では、背面板の隔壁と前面板の光吸収層の位置ずれが生じても、光吸収層が外光反射を低減して表示画像のコントラストを改善することができる。
また、前面板10bは、映像表示面の長手方向と平行な第2方向の前記隔壁に各々対応して前記隔壁の前記前面板側に並列配置された第2ブラックストライプを有する。具体的には、前面板10bは、長手方向の横隔壁25bに各々対応して並列配置された長手方向の横ブラックストライプ44を有する。ここで、第2方向は、映像表示面の長手方向であり、第2ブラックストライプは、横ブラックストライプ44に相当する。なお、前面板10bの短手方向と、映像表示面の短手方向とは一致し、前面板10bの長手方向と、映像表示面の長手方向とは一致する。
さらに、第2ブラックストライプ各々は、第2方向の隔壁の両側に位置するセル上にその一部が交互にはみ出る曲線で形成され、前面板に配置される。具体的には、横ブラックストライプ44は、長手方向の横隔壁25bから放電セル上に短手方向に交互にはみ出る曲線で形成される。具体的には、この曲線は、短手方向には上下に蛇行している。なお、横ブラックストライプ44がはみ出る範囲は、輝度低下が少なく、かつ光吸収層が外光反射を低減するために、1つの放電セルに対応する横隔壁25bの上下方向にそれぞれ均等に配置されていることが望ましい。
ここで、短手方向とは、縦隔壁25aの長さ方向であり、長手方向とは、横隔壁25bの長さ方向である。また、横ブラックストライプ44は、例えば、図9に示す放電セル上にはみ出る曲がり部を有し、短手方向に同じ形状が繰り返し配置されている。曲がり部は、1つの放電セルの横隔壁25bに対して、少なくとも1つある。そして、曲がり部は、横隔壁25bから発光部側にはみ出している。ここで、この曲がり部の横隔壁からのずれ量(はみ出し量)の短手方向の最大値を、例えば、横隔壁25aの幅の1/4にする。
図9に示す例では、放電セル毎に異なるパターンが長手方向に配置されている。1つの放電セルに配置するパターンの曲がり部の数は任意であるが、1つの放電セルに対して、1以上の曲がり部を配置する。
本実施の形態では、横隔壁25bの中心線上に蛇行する横ブラックストライプ44の中心線が配置された状態で、ずれ量分の横ブラックストライプ44が発光部に入り込んでいるとする。ここで、例えば、前面板10bの配置が下方向に隔壁25の幅の1/4ずれた場合に、放電セルの上側では発光部に横ブラックストライプ44が入り込む。しかし、放電セルの下側では発光部から横ブラックストライプ44が退くため、横ブラックストライプ43の面積は、従来のストレートタイプのブラックマトリックスを長手方向に同じ長さで配置した場合と比べて、発光部に入り込む横ブラックストライプ44の面積は減少する。そのため、本実施の形態では、背面板の隔壁と前面板の光吸収層の位置ずれが生じても、輝度低下が少なくなる。
また、例えば、前面板10bの配置が下方向に隔壁25の幅の1/4ずれた場合に、放電セルの上側および下側で、横隔壁25bの一部が露出される。そのため、放電セルの上側および下側では横隔壁25bが露出される面積は、従来のストレートタイプのブラックマトリックスを長手方向に同じ長さで配置した場合と比べて、減少する。そのため、本実施の形態では、背面板の隔壁と前面板の光吸収層の位置ずれが生じても、光吸収層が外光反射を低減して表示画像のコントラストを改善することができる。
上述した前面板10bと背面板20とは、対向電極17とアドレス電極23とが直交するように、かつ縦隔壁25a上に縦ブラックストライプ43が配置され、横隔壁25b上に横ブラックストライプ44が配置されるようにして、微小な放電空間を挟んで対向配置されている。そして、その外周部がガラスフリット(図示せず)と呼ばれる封着材によって気密封着されている。
このように構成されたプラズマディスプレイパネル1bにおいて、放電セルの一対の対向電極17にパルス状AC電圧が印加されると、表示放電が起こり、紫外線が発生する。発生した紫外線は、背面板に形成された蛍光体層24の蛍光体を励起して可視光(表示光)を発生させ、映像光として観察者側に出射する。
このように、本実施の形態のプラズマディスプレイパネルによれば、背面板の隔壁と前面板の光吸収層の位置ずれが生じても、縦ブラックストライプは、短手方向の縦隔壁から放電セル上に長手方向に交互にはみ出る曲線で形成され、横ブラックストライプは、長手方向の横隔壁から放電セル上に短手方向に交互にはみ出る曲線で形成されるため、輝度低下が少なく、かつ光吸収層が外光反射を低減して表示画像のコントラストを改善することができるプラズマディスプレイパネルを提供することができる。
(比較例)
次に、実施の形態1から実施の形態3に対する比較例について説明する。図10は、比較例に係るプラズマディスプレイパネルの構成を示す斜視図である。なお、図10において、図1aと同じ構成要素については同じ符号を付し、説明を省略する。
本比較例では、実施の形態1から実施の形態3におけるブラックマトリックスと異なり、従来のストレートタイプのブラックストライプを配置した構成としている。
図11は、図10のD部の拡大図を示す。比較例の対向電極17は、導電性の黒色層17aと金属電極層17bとからなる2層構造である。金属電極層17bは、放電空間側を例えば銀などの導電性の高い金属材料から形成されている。これにより、対向電極17の導電性を高めるとともに、光を反射しやすい金属電極層17bが表示面側から見えないようにしている。
なお、図12は、背面板20の隔壁と、前面板10cの透明電極15と、対向電極17と、縦ブラックストライプ53と、横ブラックストライプ54との位置関係を示した比較例の正面概略図である。なお、縦隔壁25aは縦ブラックストライプ53の下に配置され、横隔壁25bは横ブラックストライプ54の下に配置されている。
前面板10と、前面板10aと、前面板10bと、前面板10cとを有するプラズマディスプレイパネルをそれぞれ作製した。そして、縦ブラックストライプの縦隔壁に対する長手方向のずれ量を、0μm、10μm、20μmに設定して、それぞれのパネル毎に明所コントラストを測定して比較した。
外部からの光の入射が遮蔽された実験室内に、各プラズマディスプレイパネルに同じ駆動回路を取り付けて発光させ、明所コントラストの測定を行った。また、実験室の天井には、照明器具が配置されており、照明器具を点灯したとき、表示画面上の外光照度は100ルクスであった。そして、プラズマディスプレイパネルの表示画面が全面黒一色の場合と全面白一色の場合とについて、輝度を測定し、両者の比を求め、求められた比を明所コントラストとした。
図13は、比較例と、実施の形態1から実施の形態3とのコントラストの比較を示す図である。比較例の位置ずれが0μmのときのコントラストを1として、グラフにおいて比較した。位置ずれ量が0μmのときは、実施の形態1から実施の形態3より比較例のコントラストが高くなった。
しかし、位置ずれ量が大きくなると比較例のコントラストは大きく変動して低くなる。これに対して、実施の形態1から実施の形態3の場合は、比較例と比べてコントラストの変動が小さい。このため、縦ブラックストライプが背面板の縦隔壁と長手方向に位置ずれが生じても、輝度の変動が少なく、結果としてコントラストの変動が少ないプラズマディスプレイパネルを提供することができる。
なお、図13においては、背面板と前面板が長手方向にずれた場合の比較で説明したが、短手方向にずれた場合も同様の効果がある。また、長手方向と短手方向にそれぞれずれた場合においても実施の形態1から本実施の形態3の構成により、比較例よりコントラストの変動が少ないプラズマディスプレイを提供することができる。
本発明に係るプラズマディスプレイパネルは、背面板の隔壁と前面板の光吸収層の位置ずれが生じても、輝度低下が少なく、かつ光吸収層が外光反射を低減して表示画像のコントラストを改善することができるプラズマディスプレイパネとして有用である。すなわち、本発明は、コントラストが高く明るい画像の表示が要望されるTV受像機や情報端末ディスプレイ等に好適である。
実施の形態1に係るプラズマディスプレイパネルの構成を示す斜視図 実施の形態1におけるプラズマディスプレイパネルの前面基板を省いて構成を示す斜視図 実施の形態1における図1のA部の拡大図 実施の形態1におけるプラズマディスプレイパネルのブラックマトリクスと隔壁の位置関係を示した正面概略図 実施の形態2におけるプラズマディスプレイパネルの構成を示す斜視図 図4におけるB部の拡大図 実施の形態2におけるプラズマディスプレイパネルのブラックマトリクスと隔壁の位置関係を示した正面概略図 実施の形態3におけるプラズマディスプレイパネルの構成を示す斜視図 図7におけるC部の拡大図 実施の形態3におけるプラズマディスプレイパネルのブラックマトリクスと隔壁の位置関係を示した正面概略図 比較例におけるプラズマディスプレイパネルの構成を示す斜視図 図10におけるD部の拡大図 比較例におけるプラズマディスプレイパネルのブラックマトリクスと隔壁の位置関係を示した正面概略図 実施の形態1から実施の形態3におけるプラズマディスプレイパネルと比較例のコントラストの比較図
符号の説明
10、10a、10b 前面板
11 保護層
12 誘電体層
13、33、43、53 縦ブラックストライプ
14、44、54 横ブラックストライプ
15 透明電極
16 前面基板
17 対向電極
17a 黒色層
17b 金属電極層
20 背面板
21 背面基板
22 誘電体層
23 アドレス電極
24 蛍光体層
25 隔壁
25a 縦隔壁
25b 横隔壁

Claims (5)

  1. 直交する隔壁により形成される複数のセルを有し、前記セルに蛍光体を充填した背面板と、前記背面板との間に放電空間を形成するよう前記背面板と対向配置された前面板とを備え、放電により前記蛍光体を発光させ表示光を発するプラズマディスプレイパネルであって、
    前記前面板は、
    映像表示面の短手方向と平行な第1方向の前記隔壁に各々対応して前記隔壁の前記前面板側に並列配置された第1ブラックストライプと、前記第1方向と直交する第2方向の前記隔壁に各々対応して前記隔壁の前記前面板側に並列配置された第2ブラックストライプと、を有し、
    前記第1ブラックストライプは、前記第1方向の前記隔壁の両側に位置する前記セル上にその一部が交互にはみ出るよう前記前面板に配置され、前記第2ブラックストライプは、前記第2方向の前記隔壁の両側に位置する前記セル上にその一部が交互にはみ出るよう前記前面板に配置される、プラズマディスプレイパネル。
  2. 前記第1ブラックストライプ各々は、前記第2方向の端部に凹凸形状を有し、前記第2ブラックストライプ各々は、前記第1方向の端部に凹凸形状を有する、請求項1記載のプラズマディスプレイパネル。
  3. 前記第1方向に隣り合う前記第1ブラックストライプ、または/及び前記第2方向に隣り合う前記第2ブラックストライプは、同一形状である、請求項1または請求項2記載のプラズマディスプレイパネル。
  4. 直交する隔壁により形成される複数のセルを有し、前記セルに蛍光体を充填した背面板と、前記背面板との間に放電空間を形成するよう前記背面板と対向配置された前面板とを備え、放電により前記蛍光体を発光させ表示光を発するプラズマディスプレイパネルであって、
    前記前面板は、
    映像表示面の短手方向と平行な第1方向の前記隔壁に各々対応して前記隔壁の前記前面板側に並列配置された第1ブラックストライプと、前記第1方向と直交する第2方向の前記隔壁に各々対応して前記隔壁の前記前面板側に並列配置された第2ブラックストライプと、を有し、
    前記第1ブラックストライプは、前記第1方向の前記隔壁の両側に位置する前記セル上に交互にはみ出る曲線で形成され、前記第2ブラックストライプは、前記第1方向の前記隔壁の両側に位置する前記セル上に交互にはみ出る曲線で形成される、プラズマディスプレイパネル。
  5. 前記曲線は、前記第1ブラックストライプは前記第2方向蛇行し、前記第2ブラックストライプは前記第1方向蛇行している、請求項4記載のプラズマディスプレイパネル。
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