JP2009193562A - 数式処理技法を用いた多目的最適化設計支援装置、方法、及びプログラム - Google Patents

数式処理技法を用いた多目的最適化設計支援装置、方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ハードディスクのスライダ形状等の設計に用いられる多目的最適化設計支援技術に関し、数式処理された目的関数に基づく可視化を短時間に実行し、設計支援に利用可能とすることにある。
【解決手段】101は、入力パラメータのサンプルの組に対する複数の目的関数の組を計算する。102は、101の計算結果に基づいて目的関数を多項式近似する。103は、QE法等に基づいて、数式近似された複数の目的関数のうちの任意の2つ又は3つの目的関数について、それらの間の論理関係を示す論理式を目的関数間論理式として計算する。104は、目的関数間論理式に基づいて、上記目的関数の値がとり得る領域を可能領域として表示する。105と106の各部は、可能領域表示部が表示する可能領域から認識される目的関数のパレート境界に基づいて、そのパレート境界近傍に対応する設計パラメータの組に限定して多目的最適化処理を実行することにより、最適な設計パラメータの組の決定を支援する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ハードディスクのスライダ形状等の設計に用いられる多目的最適化設計支援技術に関する。
ハードディスクの高密度化・高容量化に伴い、磁気ディスクとヘッダとの距離はますます小さくなってきている。標高差やディスク半径位置による浮上変動量の少ないスライダ設計が要求されている。
スライダは、図16の1601として示されるように、ハードディスク内の磁気ディスク上を移動するアクチュエータ1602の先端下部に設置されており、ヘッダの位置はスライダ1601の形状によって計算される。
スライダ1601の最適形状を決める際、ヘッダの位置に関係するフライハイト(図16の1603)、ロール(1604)、ピッチ(1605)に関する関数を同時に最小化する、いわゆる多目的最適化の効率的計算が必要になる。
従来は、多目的最適化問題を直接扱うのではなく、下記数1式として示されるように、各目的関数f_iに重みm_iを乗算して得られる項の線形和fが計算されその最小値が算出される、単目的最適化が行われていた。
そして、プログラムにより、図17に示されるスライダ形状Sを決定するパラメータp、q、r等の値が少しずつ変更されながら、関数値fが計算され、その値が最小となるようなスライダ形状が算出されていた。
ここで、fは重みベクトル{m_i}に依存する。実際の設計では、さらに{m_i}が変更されながら、それぞれの変更値に対するfの最小値が算出され、その最小値と{m_i}とのバランスが総合的に判断されることにより、スライダ形状が決定されていた。
また、多目的最適化におけるパレート曲面(最適化曲面)を数値解析手法で求める、NBI(Normal Boundary Intersection)法と呼ばれる手法なども知られている。
特開2002−117018号公報
しかし、前述した従来技術における単目的関数fの最適化技術においては、時間のかかる浮上計算を繰り返し実行しなければならない。特に、スライダ形状が細部まで探索される場合には、入力パラメータ(図17のp、q、r等に相当)の数が20個前後にもなり、1万回以上の浮上計算が必要になり、最適化に非常に時間がかかるという問題点を有していた。
例えば、図18は、従来技術のシステムが実行する動作フローチャートであり、仕様設定(ステップS1801)、重みベクトルの設定(ステップS1802)の後、単目的関数の最適化処理(ステップS1803)の計算には、何万組もの入力パラメータ組に対し
て、膨大な回数の浮上計算が必要である。
また、この手法においては、fの最小値(とその時の入力パラメータ値)は、重みベクトル(m_1,..,m_t)の決め方に依存する。実際の設計では、重みベクトルの色々な組に対してfを最適化して比較したい、という状況が頻繁に生じる。しかし、上記従来技術では、重みベクトルを変える度に、図18のステップS1804からステップS1802への繰り返しにより、コストの高い浮上計算を伴う最適化計算をはじめからやり直す必要があるため、実験できる重みベクトルの種類に限度があった。最終的な重みベクトルが決定され(図18のステップS1805)、最適スライダ形状(最適パラメータ組)が出力されるまでには(図18のステップS1806)、膨大な時間を必要としていた。
また、関数値fの最小化においては、パレート曲面上の1点ずつしか求めることができないため、目的関数同士の最適な関係を予測することも難しく、そのような情報を設計にフィードバックすることもできないという問題点を有していた。
また、数値解析手法によってパレート曲面を求める前述の従来技術では、可能領域が非凸な場合に解けなかったり、パレート曲面を求める元となる点(端点)が近かった場合にアルゴリズムがうまく動かなかったりすることがあるという問題点を有していた。
本発明の課題は、多目的最適化設計において、目的関数に基づく可視化(パレート境界の表示等)を短時間に実行し、それに基づく目的関数間の関係の視覚的・直感的把握、最適化の限界予測、単目的化による最適化を実施する場合の重み係数の比の適切な選択を可能とし、それらの結果に基づいて探索範囲を絞り込んだ状態での短時間での浮上計算等に基づく詳細な最適化を実現することにある。
本発明の態様は、設計パラメータ(入力パラメータ)の組を複数入力して、所定の計算に基づいて複数の目的関数を計算し、その複数の目的関数に対して多目的最適化処理を実行することにより、最適な設計パラメータの組の決定を支援する設計支援装置を前提とする。設計パラメータは、例えば、ハードディスク磁気記憶装置のスライダ部の形状を決定するためのパラメータである。
サンプル組目的関数計算部(例えば図1の101)は、所定組数の設計パラメータのサンプルの組に対する複数の目的関数の組を計算する。
目的関数近似部(例えば図1の102)は、所定組数の設計パラメータのサンプルの組とそれに対応して計算された複数の目的関数の組とに基づいて、目的関数を数式近似する。この目的関数近似部は、例えば、所定組数の設計パラメータのサンプルの組とそれに対応して計算された複数の目的関数の組とに基づいて、重回帰分析により、目的関数を重回帰式により多項式近似する。
目的関数間論理式計算部(例えば図1の103)は、数式近似された複数の目的関数のうちの任意の2つ又は3つの目的関数について、それらの間の論理関係を示す論理式を目的関数間論理式として計算する。この目的関数間論理式計算部は、例えば、数式近似された複数の目的関数のうちの任意の2つ又は3つの目的関数について、限量記号消去法(QE法)により設計パラメータの変数を消去して目的関数間論理式を計算する。
可能領域表示部(例えば図1の104)は、目的関数間論理式に基づいて、任意の2つ又は3つの目的関数の値がとり得る領域を可能領域として表示する。
設計支援部(例えば図1の105、106)は、可能領域の表示に基づいて設計支援を行う。この設計支援部は、例えば、可能領域表示部が表示する可能領域から認識される目
的関数のパレート境界に基づいて、そのパレート境界近傍に対応する設計パラメータの組に限定して多目的最適化処理を実行することにより、最適な設計パラメータの組の決定を支援する。
本発明によれば、ハードディスクのスライダ形状等に関する設計パラメータのある程度の設計パラメータのサンプル組から目的関数を多項式等の数式で近似し、その式を数式処理の手法を使って計算することが可能となる。
これにより、入力パラメータをパラメータのまま扱えるため、目的関数間の論理関係や入出力関係を捉えることが容易となる。そして、このようにして算出され数式処理された目的関数を、設計支援の前段、特にパレート境界の判定に用いることにより、非常に効率的な設計支援システムを実現することが可能となる。
以下、図面を参照しながら、本発明を実施するための最良の形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態の機能ブロック構成図である。
浮上実計算実行部101は、ハードディスクのスライダ形状に関する入力パラメータサンプル組107を入力し、各組に対して、スライダの浮上計算を実行し、各目的関数値を出力する。この場合の入力パラメータサンプル組107は、高々数百組程度でよい。
目的関数多項式近似部102は、入力パラメータサンプル組107と、各組に対して浮上実計算実行部101にて算出された各目的関数値とに対して、重回帰分析により、スライダ形状に関する各目的関数を、重回帰式による多項式で近似する。
QE計算部103は、目的関数多項式近似部102にて算出された各目的関数多項式と、入力パラメータサンプル組107(入力パラメータ組108)の各パラメータ値の制約条件とから、QE法(Quantifier Elimination:限量記号消去法)により、任意の2つの目的関数間の論理式を算出する。
可能領域表示部104は、QE計算部103にて算出された任意の2つの目的関数間の論理式に基づいて、目的関数の可能領域を特には図示しないコンピュータディスプレイに表示する。
単目的関数最適化部105は、目的関数多項式近似部102にて算出された各目的関数多項式と、可能領域表示部104にてユーザが決定した重みベクトルとに基づいて、目的関数の重み付き線形和として得られる単目的関数値を、入力パラメータ組108に対して計算し、その単目的関数値が最小となる入力パラメータ組108の候補を算出する。入力パラメータ組108の数は、1万組〜2万組程度である。
浮上実計算最適化部106は、単目的関数最適化部105にて算出された単目的関数値が最小となる入力パラメータ組108の候補について、詳細な浮上計算を実行し、それから求まる目的関数の重み付き線形和として得られる単目的関数値を算出することにより、その単目的関数値が最小となる入力パラメータ組108を、最適スライダ形状パラメータ組109として出力する。このときの各目的関数は、実際の浮上計算から得られるものが用いられ、重みベクトルは、単目的関数最適化部105で使用されたのと同じもの又はそれを若干修正したものが用いられる。
以上の構成を有する本発明の実施形態の動作について、図2〜図4、図12の動作フローチャート及び図5〜図8〜図11、図13、及び図14の動作説明図に従って説明する。
図2は、図1の機能ブロック構成を有するシステムによって実行される本発明の実施形態の全体処理の動作フローチャートである。
まず、図1の浮上実計算実行部101が、スライダ形状の探索範囲に関する設計仕様として、数百組程度の入力パラメータサンプル組107を入力し(図2のステップS201)、各組に対してスライダの浮上計算を実行し、各目的関数値を出力する(図2のステップS202)。
これにより、例えば、図5に示されるような入力パラメータサンプル組107とそれに対する目的関数値のデータファイルが作成される。図5において、x1 〜x8 、・・・として示される列の値がそれぞれ入力パラメータサンプル組107であり、cost2として示される列の値が或る目的関数の値群である。
次に、図1の目的関数多項式近似部102が、上記入力パラメータサンプル組107と各組に対して算出された各目的関数値とからなるデータファイルに対して、重回帰分析を実行することにより、スライダ形状に関する各目的関数を、重回帰式による多項式で近似する(図2のステップS203)。
この結果、下記数2式として例示されるような目的関数の多項式が得られる。
ここで、スライダ設計では作業が進むにつれて入力パラメータの種類が多くなる傾向にある。中には(他のパラメタの影響により)、或る目的関数への寄与度が低いパラメータもあると推測できる。そこで、重回帰分析により寄与度の低いパラメタを除外するルーチンを処理に組み込むことで、より簡単な多項式での近似が可能になる。設計者が解析に使用するパラメータ数を入力すると、目的関数多項式近似部102は、その設定数までパラメータを絞り込む。このパラメータ削減処理により、後述するQE法の計算時に計算量を削減することが可能になる。
この結果、下記数3式として例示されるような、パラメータが削減された目的関数の多項式が得られる。
以上説明したようにして、本発明の実施形態では、高々数百サンプル程度の入力パラメータサンプル組107を使って、重回帰式により多項式近似された目的関数を得ることができる。このように目的関数を多項式近似できるのは、スライダ設計では、まずスライダの初期形状があって、この初期形状を決定するパラメータを指定範囲内で振りながら最適化が行われるため、そのようなローカルな設計変更範囲での最適化においては、重回帰式による線形近似により十分に有効な初期の最適化が行えるという知見に基づくものである。
本発明の実施形態では、このようにして算出され数式処理された目的関数を、以下に説明するようにして、スライダ設計の前段、特にパレート境界の判定に用いることにより、非常に効率的な設計支援システムを実現することができる。
即ち図1のQE計算部103は、目的関数多項式近似部102にて算出された各目的関数多項式と、入力パラメータサンプル組107(入力パラメータ組108)の各パラメータ値の制約条件とから、QE法(Quantifier Elimination:限量記号消去法)により、任意の2つの目的関数間の論理式を算出する(図2のステップS204の一部)。
このステップS204で実行されるQE法のアルゴリズムについて、図3の動作フローチャートに基づいて説明する。
まず、ユーザは、可能領域を表示したい2つの目的関数を指定する(図3のステップS301)。これらを、f1 、f2 とする。なお、3つの目的関数の指定をするような実施形態も可能である。
次に、QE計算部103は、目的関数多項式近似部102にて計算されている指定された2つの目的関数の近似多項式と、入力パラメータサンプル組107(入力パラメータ組108)の各パラメータ値の制約条件を使って、定式化を行う(図3のステップS302)。これにより、例えば下記数4式に例示されるような定式が得られる。なお、この例では、パラメータ数は15のまま削減していない例について示しているが、もちろん削減したものを定式化してもよい。
次に、QE計算部103は、上記数4式で示される式の値Fを、QE法に従って解く(図3のステップS303)。この結果、下記数5式に例示されるような、入力パラメータx1,・・・, x15が消去され、2つの目的関数y1 とy2 に関する論理式が出力される。なお、目的関数が3つの場合には、3つの目的関数y1 とy2 とy3 に関する論理式が出力される。
QE法の詳細については省略するが、本出願の発明者著による公知文献「計算実代数幾何入門:CADとQEの概要(数学セミナー、11号 2007 64−70頁(穴井宏和、横山和弘共著))に、その処理方法が開示されており、本発明の実施形態でもその処理方法をそのまま用いている。
続いて、図1の可能領域表示部104は、QE計算部103にて算出された任意の2つの目的関数間の論理式に基づいて、コンピュータディスプレイに2つの目的関数の可能領域を表示する(図2のステップS204、図3のステップS304)。
具体的には、可能領域表示部104は、2つの目的関数y1 とy2 に関する2次元の描画平面上の各点をスイープしながら、QE計算部103にて算出された数5式に例示されるような2つの目的関数y1 とy2 に関する論理式が真となる点を塗りつぶしてゆく。この結果、例えば図6の塗りつぶされた領域として示されるような形態で、可能領域を表示させることができる。
なお、目的関数が3つである場合には、3次元の表示になる。
上記可能領域表示処理の他の具体例について、以下に説明する。
2つの目的関数の近似多項式が、下記数6式として例示されるように、3つの入力パラメータx1 、x2 、x3 に基づいて構成されているとする。
この数6式に対して定式化を行った結果は、下記数7式となる。
更にこの数7式に対してQE法を適用した結果は、下記数8式となる。
この数8式の論理式に基づいて可能領域を描画した結果は、例えば図7のようなものとなる。図7において、斜めの直線は数8式の論理式の各論理境界を示し、塗りつぶされた領域が2つの目的関数の可能領域を示す。
図7の表示を見るとわかるように、塗りつぶされた可能領域において、座標原点に近い下縁部の境界として、2つの目的関数に関するパレート境界を直感的に容易に認識することが可能で、最適化の限界領域を認識できる。目的関数が3つの場合には、パレート境界は曲面(パレート曲面)となるが、3次元による表示の実現が可能である。
また、上記可能領域の全体的な傾きを認識することにより、2つの目的関数から重み付き和の単目的関数(数1式参照)を計算する場合に、重みベクトルにおけるその2つの目的関数間の各重み値の比の最適値を推定することができる。
ここで、数7式では、入力パラメータサンプル組107を構成する各入力パラメータが、0から1の間を自由に取れる制約条件が仮定されたが、実際には、入力パラメータの中心点を指定して一定範囲でその値を動かすように探索を行ったほうが、よい結果を得られることが予想される。
そのような動作を可能とするために、図1のQE計算部103及び可能領域表示部104は、図2のステップS204において、図3の動作フローチャートの代わりに図4の動作フローチャートを実行する。
まず、ユーザは、可能領域を表示したい2つの目的関数を指定する(図4のステップS401)。これらを、f1 、f2 とする。
次に、QE計算部103は、入力パラメータサンプル組107とそれに対応する指定された2つの目的関数(f1 、f2 )の中で、(f1 、f2 )がf2 =f1 に近く、かつ原点に最も近い点、例えば図8の801で示される点を抽出する。その点に対応する入力パラメータを(p1,・・・, p15)とする(図4のステップS402)。
次に、QE計算部103は、目的関数多項式近似部102にて計算されている指定された2つの目的関数の近似多項式と、入力パラメータサンプル組107(入力パラメータ組108)の各パラメータ値に対する振り幅tを使って、定式化を行う(図4のステップS403)。これにより、例えば下記数9式に例示されるような定式が得られる。
次に、QE計算部103は、上記数9式で例示される式の値Fを、QE法に従って解く(図4のステップS404)。この結果、入力パラメータx1,・・・, x15が消去され、2つの目的関数y1 とy2 と振り幅tに関する論理式が出力される。
続いて、図1の可能領域表示部104は、QE計算部103にて算出された任意の2つの目的関数間の論理式に基づいて、振り幅tの値を変更しながら、コンピュータディスプレイに2つの目的関数の可能領域を表示する(図4のステップS405)。
この場合に、入力パラメータサンプル組107を含み、かつ面積が小さくなるようなtが選択されるのが望ましい。
図9(a)は、実際のスライダ形状に対応する入力パラメータサンプル組107を使って得られた可能領域表示の例である。また、図9(b)は、論理式の境界も表示させた場合の可能領域表示の例である。この例では、低高度(0m)でのスライダ浮上量を第1の目的関数f1 、高々度(4200m)でのスライダ浮上量を第2の目的関数f2 として、それらの関係をy1 、y2 として表したグラフである。
このグラフにおけるパレート曲線の傾きが約−1/8〜−1/5であるため、これら2つの目的関数を重み付け加算して単目的関数(数1式参照)を得るときの重みベクトルにおける重み値の比は、1対8〜1対5程度でよいことがわかる。
このようにして、図1の可能領域表示部104での処理では、ユーザは、ディスプレイへの可能領域表示から、まず、単目的関数化による最適化(数1式参照)を想定した場合の重みベクトルにおける重み値の見積りが可能となる(図2のステップS205)。ユーザは、例えば、ディスプレイ上で可能領域の全体的な傾きを特には図示しない等をマウス等を使って指示することにより、システムに重みベクトルの重み値の比を通知することができる。或いは、システムが、所定のアルゴリズムに従って自動的に重み値の比を検出するようにしてもよい。
また、図7で説明したように、図1の可能領域表示部104での処理において、ユーザは、ディスプレイへの可能領域表示において、座標原点に近い下縁部の境界として、2つの目的関数に関するパレート境界を直感的に容易に認識することが可能で、最適化の限界値を予測できる(図2のステップS206)。ユーザは、例えば、ディスプレイ上で可能領域境界部分の限界領域を特には図示しないマウス等を使って指示することにより、システムにその限界値を通知することができる。或いは、システムが、所定のアルゴリズムに従って自動的に限界値を検出するようにしてもよい。
以上の可能領域表示処理は、ユーザが、2つの目的関数を順次指定しながら、各目的関数ごとに、重みベクトルの重み値の比や、パレート境界を、効率的に指定することができる。
以上の動作の後、図1の単目的関数最適化部105は、目的関数多項式近似部102にて算出された各目的関数多項式と、可能領域表示部104にてユーザが決定した重みベクトルにおける重み値の比とに基づいて、目的関数の重み付き線形和として得られる単目的関数値(数1式参照)を、入力パラメータ組108に対して計算し、その単目的関数値が最小となる入力パラメータ組108の候補を算出する(図2のステップS207)。入力パラメータ組108の数は、1万組〜2万組程度である。
この場合、各目的関数値の導出においては、実際の浮上計算は実行されずに近似多項式が用いられるため、非常に高速な計算が可能である。更に、数1式に基づいて単目的関数値が計算される際に用いられる重みベクトルにおける重み値群は、可能領域表示部104の動作において、ユーザが適切に指定した値が使用されるため、重みベクトルを連続的に変更させるような繰り返し計算は不要である。
最後に、図1の浮上実計算最適化部106は、単目的関数最適化部105にて算出された単目的関数値が最小となる入力パラメータ組108の候補について、詳細な浮上計算を実行し、それから求まる目的関数の重み付き線形和として得られる単目的関数値を算出する(図2のステップS208)。このときの各目的関数は、実際の浮上計算から得られるものが用いられ、重みベクトルは、単目的関数最適化部105で使用されたのと同じもの又はそれを若干修正したものが用いられる。
そして、浮上実計算最適化部106は、この単目的関数値とそのときの各目的関数値とについて、前述の可能領域表示処理において予測された目的関数の限界値を参照して、最適化がほぼ収束するか否かを判定する(図2のステップS209)。
まだ最適化が収束しておらずステップS209の判定がNOと判定された場合には、ステップS207の処理に戻り、重みベクトルにおける重み値が若干修正されて、再度、ステップS207とS208の最適化処理が実行される。
最適化が収束し浮上実計算最適化部106がステップS209の判定をYESと判定すると、そのとき得られた単目的関数値が最小となる入力パラメータ組108を、最適スライダ形状パラメータ組109として出力する(図2のステップS210)。
次に、図1のQE計算部103及び可能領域表示部104の動作の他の実施形態について説明する。
図4の動作フローチャートで示した上述のQE計算部103及び可能領域表示部104の動作では、入力パラメータの中心点として、例えば、2つの目的関数(f1 、f2 )の中でf2 =f1 に近くかつ原点に最も近い1点、例えば図8の801で示される点が指定され、その1点を中心として動き幅tの範囲で可能領域の探索が行われるように論理式F
が作成された。
このように決定された論理式Fに基づいて可能領域の表示が行われた場合において、描画の際には、図10(a)に示されるように、動き幅tを小さくすると可能領域の範囲は小さくなり、図10(b)に示されるように、動き幅tを大きくすると可能領域の範囲は大きくなる。この場合に、可能領域は、できる限り入力パラメータを正確に含みかつ大きいほうが、設計パラメータを選択できる範囲を広げ設計の自由度を向上できる点で好ましい。
しかし、図4の動作フローチャートで示したように、入力パラメータの1点を中心として可能領域が探索された場合には、図10(a)に示されるように、動き幅tが小さいと可能領域に入力パラメータはほぼ正確に含まれるがその可能領域の範囲は小さくなってしまい、逆に動き幅tが大きいと可能領域の範囲は大きくなるがその可能領域には入力パラメータが正確には含まれなくなってしまう。つまり、入力パラメータの1点を中心として可能領域を探索する方式では、サンプル集合にフィットするような動き幅tを見つけるのが難しいという課題が残る。
そこで、以下に説明する実施形態では、入力パラメータの1点のみを中心として可能領域が探索されるのではなく、図11に示されるように、パレート境界付近の複数点、例えばS1、S2、S3、S4の4点のそれぞれを中心として、動き幅tがそれぞれの点にフィットするように小さめに設定され、それぞれに対応する可能領域A1、A2、A3、A4が探索される。このようにして得られた複数の可能領域が合成されて表示される。これにより、入力パラメータが正確に含まれかつパレート境界上の広い範囲にわたる可能領域を探索することが可能となる。
図12は、上述の機能を実現するために図1のQE計算部103及び可能領域表示部104が図2のステップS204において実行する動作を示す、図4に代わる動作フローチャートである。
まず、ユーザは、可能領域を表示したい2つの目的関数を指定する(図12のステップS1201)。これらを、f1 、f2 とする。
次に、図1のQE計算部103は、入力パラメータサンプル組107の中で、パレートに近い点の中心点集合S、例えば、図11に示されるS1、S2、S3、S4の4中心点を抽出する。具体的には、この中心点集合Sは、2つの目的関数(f1 、f2 )によって規定される平面上において、図11に示される原点に近い側の端辺上付近の均等間隔に並ぶサンプル点の集合として抽出される。
次に、QE計算部103は、目的関数多項式近似部102にて計算されている指定された2つの目的関数の近似多項式と、上記中心点集合Sに含まれる各中心点の入力パラメータを変数で表現した中心点入力パラメータ用変数{p_i}=(p1,・・・, p15)と、動き幅t(図4のtと同じ)を使って、定式化を行い、論理式Fを作成する(図12のステップS1203)。これにより、例えば下記数9式に例示されるような定式が得られる。なお、図4の説明のときには、(p1,・・・, p15)は特定の1個の中心点の座標としての意味を有していたが、本実施形態では、複数の中心点を表す変数としての意味を有している。
次に、QE計算部103は、上記数9式で例示される式の値Fを、QE法に従って解く(図12のステップS1204)。この結果、入力パラメータx1,・・・, x15が消去され、2つの目的関数y1 とy2 と中心点入力パラメータ用変数{p_i}と動き幅tに関する論理式Gが出力される。
続いて、QE計算部103は、図12のステップS1205の判定にて、中心点集合Sに含まれる各中心点、例えば図11に示されるS1、S2、S3、S4を1つずつ選択しながら、ステップS1206〜S1209の処理を実行する。
まず、QE計算部103は、選択された中心点に対応する入力パラメータ値を、ステップS1204で算出された論理式Gの中心点入力パラメータ用変数{p_i}=(p1,・・・, p15)に代入する(図12のステップS1206)。
そして、QE計算部103は、図12のステップS1207の判定処理において動き幅tの値を順次刻みながら、図12のステップS1208で、刻まれた動き幅tの値をステップS1206にて得られた論理式Gに代入してその値を計算する処理を、繰返し実行することにより、現在選択されている中心点に対応する可能領域を算出する。
QE計算部103は、図12のステップS1207において動き幅tを所定範囲で刻む処理が終了したと判定したら、1つの選択されている中心点に対応して上述のようにして算出された可能領域を、局所的可能領域としてメモリ等に保存する。
QE計算部103は、上述の図12のステップS1206〜S1209によって示される1つの中心点に対する局所的可能領域を算出する処理を、図12のステップS1205の判定を通じて、中心点集合Sに含まれる全ての中心点、例えば図11に示されるS1、S2、S3、S4に対して実行する。
そして、図12のステップS1205において、中心点集合Sに含まれる全ての中心点に対する局所的可能領域の算出処理が終了したと判定されたら、図1の可能領域表示部104が、メモリ等に保存されている中心点集合Sに含まれる各中心点に対応する各局所的可能領域、例えば図11に示されるS1、S2、S3、S4に対応する各可能領域A1、A2、A3、A4を同時に重ねて、コンピュータディスプレイに表示する(図12のステップS1210)。これにより、ユーザは、選択した2つの目的関数のトレードオフ関係を明確に把握することができる。
図13(a)(b)及び図14(a)(b)は、実際のスライダ形状に対応する入力パラメータサンプル組107を使い、4つの中心点を指定して得られた4つの可能領域表示の合成例である。
以上のように、上述の実施形態では、動き幅tを小さめにとることで局所的な可能領域構成の精度を上げて、それを多点において実施し、得られれた高精な各点での可能領域を張り合わせることで、大域的なパレート構成の精度向上を実現している。
図15は、上記システムを実現できるコンピュータのハードウェア構成の一例を示す図である。
図15に示されるコンピュータは、CPU1501、メモリ1502、入力装置1503、出力装置1504、外部記憶装置1505、可搬記録媒体1509が挿入される可搬記録媒体駆動装置1506、及びネットワーク接続装置1507を有し、これらがバス1508によって相互に接続された構成を有する。同図に示される構成は上記システムを実現できるコンピュータの一例であり、そのようなコンピュータはこの構成に限定されるものではない。
CPU1501は、当該コンピュータ全体の制御を行う。メモリ1502は、プログラムの実行、データ更新等の際に、外部記憶装置1505(或いは可搬記録媒体1509)
に記憶されているプログラム又はデータを一時的に格納するRAM等のメモリである。CUP1501は、プログラムをメモリ1502に読み出して実行することにより、全体の制御を行う。
入力装置1503は、例えば、キーボード、マウス等及びそれらのインタフェース制御装置とからなる。入力装置1503は、ユーザによるキーボードやマウス等による入力操作を検出し、その検出結果をCPU1501に通知する。
出力装置1504は、表示装置、印刷装置等及びそれらのインタフェース制御装置とからなる。出力装置1504は、CPU1501の制御によって送られてくるデータを表示装置や印刷装置に出力する。
外部記憶装置1505は、例えばハードディスク記憶装置である。主に各種データやプログラムの保存に用いられる。
可搬記録媒体駆動装置1506は、光ディスクやSDRAM、コンパクトフラッシュ(登録商標)等の可搬記録媒体1509を収容するもので、外部記憶装置1505の補助の役割を有する。
ネットワーク接続装置1507は、例えばLAN(ローカルエリアネットワーク)又はWAN(ワイドエリアネットワーク)の通信回線を接続するための装置である。
本実施形態によるシステムは、図1に示される機能ブロックを搭載したプログラムをCPU1501が実行することで実現される。そのプログラムは、例えば外部記憶装置1505や可搬記録媒体1509に記録して配布してもよく、或いはネットワーク接続装置1507によりネットワークから取得できるようにしてもよい。
上述の本発明の実施形態は、ハードディスクのスライダ設計の支援を行う設計支援装置として本発明を実施した場合の例について示したが、本発明はこれに限られるものではなく、多目的最適化を行いながら設計支援を行う各種装置に適用することが可能である。
以上説明した本発明の実施形態に関して、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
設計パラメータの組を複数入力して、所定の計算に基づいて複数の目的関数を計算し、その複数の目的関数に対して多目的最適化処理を実行することにより、最適な設計パラメータの組の決定を支援する設計支援装置において、
所定組数の前記設計パラメータのサンプルの組に対する前記複数の目的関数の組を計算するサンプル組目的関数計算手段と、
前記所定組数の設計パラメータのサンプルの組とそれに対応して計算された複数の目的関数の組とに基づいて、前記目的関数を数式近似する目的関数近似手段と、
該数式近似された複数の目的関数のうちの任意の2つ又は3つの目的関数について、それらの間の論理関係を示す論理式を目的関数間論理式として計算する目的関数間論理式計算手段と、
該目的関数間論理式に基づいて、前記任意の2つ又は3つの目的関数の値がとり得る領域を可能領域として表示する可能領域表示手段と、
該可能領域の表示に基づいて設計支援を行う設計支援手段と、
を含むことを特徴とする数式処理技法を用いた多目的最適化設計支援装置。
(付記2)
前記設計支援手段は、前記可能領域表示手段が表示する可能領域から認識される前記目的関数のパレート境界に基づいて、該パレート境界近傍に対応する設計パラメータの組に限定して前記多目的最適化処理を実行することにより、最適な設計パラメータの組の決定を支援する、
ことを特徴とする付記1に記載の数式処理技法を用いた多目的最適化設計支援装置。
(付記3)
前記目的関数近似手段は、前記所定組数の設計パラメータのサンプルの組とそれに対応して計算された複数の目的関数の組とに基づいて、重回帰分析により、前記目的関数を重回帰式により多項式近似する、
ことを特徴とする付記1又は2のいずれか1項に記載の数式処理技法を用いた多目的最適化設計支援装置。
(付記4)
前記目的関数間論理式計算手段は、前記数式近似された複数の目的関数のうちの任意の2つ又は3つの目的関数について、限量記号消去法により前記設計パラメータの変数を消去して前記目的関数間論理式を計算する、
ことを特徴とする付記1乃至3のいずれか1項に記載の数式処理技法を用いた多目的最適化設計支援装置。
(付記5)
前記目的関数間論理式計算手段は、前記設計パラメータのサンプルの組のうち対象となる前記目的関数に関するパレート境界付近の複数の中心点のそれぞれに対応する前記各設計パラメータのサンプルの組と該各中心点からの各動き幅に関する各制約条件を個別に満たすように、複数の前記目的関数間論理式をそれぞれ計算し、
前記可能領域表示手段は、前記目的関数間論理式計算手段が計算した複数の前記目的関数間論理式のそれぞれに基づいて複数の前記可能領域を重ねて表示する、
ことを特徴とする付記1乃至4のいずれか1項に記載の数式処理技法を用いた多目的最適化設計支援装置。
(付記6)
前記設計パラメータは、ハードディスク磁気記憶装置のスライダ部の形状を決定するためのパラメータである、
ことを特徴とする付記1乃至4のいずれか1項に記載の数式処理技法を用いた多目的最適化設計支援装置。
(付記7)
設計パラメータの組を複数入力して、所定の計算に基づいて複数の目的関数を計算し、その複数の目的関数に対して多目的最適化処理を実行することにより、最適な設計パラメータの組の決定を支援する設計支援方法において、
所定組数の前記設計パラメータのサンプルの組に対する前記複数の目的関数の組を計算するサンプル組目的関数計算ステップと、
前記所定組数の設計パラメータのサンプルの組とそれに対応して計算された複数の目的関数の組とに基づいて、前記目的関数を数式近似する目的関数近似ステップと、
該数式近似された複数の目的関数のうちの任意の2つ又は3つの目的関数について、それらの間の論理関係を示す論理式を目的関数間論理式として計算する目的関数間論理式計算ステップと、
該目的関数間論理式に基づいて、前記任意の2つ又は3つの目的関数の値がとり得る領域を可能領域として表示する可能領域表示ステップと、
該可能領域の表示に基づいて設計支援を行う設計支援ステップと、
を含むことを特徴とする数式処理技法を用いた多目的最適化設計支援方法。
(付記8)
前記設計支援ステップにおいて、前記可能領域表示ステップにて表示される可能領域から認識される前記目的関数のパレート境界に基づいて、該パレート境界近傍に対応する設計パラメータの組に限定して前記多目的最適化処理を実行することにより、最適な設計パラメータの組の決定を支援する、
ことを特徴とする付記7に記載の数式処理技法を用いた多目的最適化設計支援方法。
(付記9)
前記目的関数近似ステップにおいて、前記所定組数の設計パラメータのサンプルの組と
それに対応して計算された複数の目的関数の組とに基づいて、重回帰分析により、前記目的関数を重回帰式により多項式近似する、
ことを特徴とする付記7又は8のいずれか1項に記載の数式処理技法を用いた多目的最適化設計支援方法。
(付記10)
前記目的関数間論理式計算ステップにおいて、前記数式近似された複数の目的関数のうちの任意の2つ又は3つの目的関数について、限量記号消去法により前記設計パラメータの変数を消去して前記目的関数間論理式を計算する、
ことを特徴とする付記7乃至9のいずれか1項に記載の数式処理技法を用いた多目的最適化設計支援方法。
(付記11)
前記目的関数間論理式計算ステップにおいて、前記設計パラメータのサンプルの組のうち対象となる前記目的関数に関するパレート境界付近の複数の中心点のそれぞれに対応する前記各設計パラメータのサンプルの組と該各中心点からの各動き幅に関する各制約条件を個別に満たすように、複数の前記目的関数間論理式をそれぞれ計算し、
前記可能領域表示ステップにおいて、前記目的関数間論理式計算ステップにて計算された複数の前記目的関数間論理式のそれぞれに基づいて複数の前記可能領域を重ねて表示する、
ことを特徴とする付記7乃至10のいずれか1項に記載の数式処理技法を用いた多目的最適化設計支援方法。
(付記12)
前記設計パラメータは、ハードディスク磁気記憶装置のスライダ部の形状を決定するためのパラメータである、
ことを特徴とする付記7乃至11のいずれか1項に記載の数式処理技法を用いた多目的最適化設計支援方法。
(付記13)
設計パラメータの組を複数入力して、所定の計算に基づいて複数の目的関数を計算し、その複数の目的関数に対して多目的最適化処理を実行することにより、最適な設計パラメータの組の決定を支援するコンピュータに、
所定組数の前記設計パラメータのサンプルの組に対する前記複数の目的関数の組を計算するサンプル組目的関数計算機能と、
前記所定組数の設計パラメータのサンプルの組とそれに対応して計算された複数の目的関数の組とに基づいて、前記目的関数を数式近似する目的関数近似機能と、
該数式近似された複数の目的関数のうちの任意の2つ又は3つの目的関数について、それらの間の論理関係を示す論理式を目的関数間論理式として計算する目的関数間論理式計算機能と、
該目的関数間論理式に基づいて、前記任意の2つ又は3つの目的関数の値がとり得る領域を可能領域として表示する可能領域表示機能と、
該可能領域の表示に基づいて設計支援を行う設計支援機能と、
を実現させるためのプログラム。
(付記14)
前記設計支援機能において、前記可能領域表示機能にて表示される可能領域から認識される前記目的関数のパレート境界に基づいて、該パレート境界近傍に対応する設計パラメータの組に限定して前記多目的最適化処理を実行することにより、最適な設計パラメータの組の決定を支援する、
ことを特徴とする付記13に記載のプログラム。
(付記15)
前記目的関数近似機能において、前記所定組数の設計パラメータのサンプルの組とそれに対応して計算された複数の目的関数の組とに基づいて、重回帰分析により、前記目的関数を重回帰式により多項式近似する、
ことを特徴とする付記13又は14のいずれか1項に記載のプログラム。
(付記16)
前記目的関数間論理式計算機能において、前記数式近似された複数の目的関数のうちの任意の2つ又は3つの目的関数について、限量記号消去法により前記設計パラメータの変数を消去して前記目的関数間論理式を計算する、
ことを特徴とする付記13乃至15のいずれか1項に記載のプログラム。
(付記17)
前記目的関数間論理式計算機能において、前記設計パラメータのサンプルの組のうち対象となる前記目的関数に関するパレート境界付近の複数の中心点のそれぞれに対応する前記各設計パラメータのサンプルの組と該各中心点からの各動き幅に関する各制約条件を個別に満たすように、複数の前記目的関数間論理式をそれぞれ計算し、
前記可能領域表示機能において、前記目的関数間論理式計算機能にて計算された複数の前記目的関数間論理式のそれぞれに基づいて複数の前記可能領域を重ねて表示する、
ことを特徴とする付記13乃至16のいずれか1項に記載のプログラム。
(付記18)
前記設計パラメータは、ハードディスク磁気記憶装置のスライダ部の形状を決定するためのパラメータである、
ことを特徴とする付記13乃至17のいずれか1項に記載のプログラム。
本発明の実施形態の機能ブロック構成図である。 本発明の実施形態の全体処理の動作フローチャートである。 数式処理による可能領域表示の動作フローチャート(その1)である。 数式処理による可能領域表示の動作フローチャート(その2)である。 入力パラメータサンプル組107とそれに対応する各目的関数値の例を示す図である。 可能領域表示の例(その1)を示す図である。 可能領域表示の例(その2)を示す図である。 入力パラメータの中心範囲指定動作の説明図である。 可能領域表示の例(その3)を示す図である。 可能領域表示の課題の説明図である。 可能領域表示の改良方式の説明図である。 数式処理による可能領域表示の動作フローチャート(その3)である。 可能領域表示の例(その4)を示す図である。 可能領域表示の例(その5)を示す図である。 本発明の実施形態によるシステムを実現できるコンピュータのハードウェア構成の一例を示す図である。 ハードディスクのスライダの説明図である。 スライダ形状のパラメータの説明図である。 従来技術の動作フローチャートである。
符号の説明
101 浮上実計算実行部
102 目的関数多項式近似部
103 QE計算部
104 可能領域表示部
105 単目的関数最適化部
106 浮上実計算最適化部
107 入力パラメータサンプル組
108 入力パラメータ組
109 最適スライダ形状パラメータ組
1501 CPU
1502 メモリ
1503 入力装置
1504 出力装置
1505 外部記憶装置
1506 可搬記録媒体駆動装置
1507 ネットワーク接続装置
1508 バス
1509 可搬記録媒体
1601 スライダ
1602 アクチュエータ
1603 フライハイト
1604 ロール
1605 ピッチ

Claims (10)

  1. 設計パラメータの組を複数入力して、所定の計算に基づいて複数の目的関数を計算し、その複数の目的関数に対して多目的最適化処理を実行することにより、最適な設計パラメータの組の決定を支援する設計支援装置において、
    所定組数の前記設計パラメータのサンプルの組に対する前記複数の目的関数の組を計算するサンプル組目的関数計算手段と、
    前記所定組数の設計パラメータのサンプルの組とそれに対応して計算された複数の目的関数の組とに基づいて、前記目的関数を数式近似する目的関数近似手段と、
    該数式近似された複数の目的関数のうちの任意の2つ又は3つの目的関数について、それらの間の論理関係を示す論理式を目的関数間論理式として計算する目的関数間論理式計算手段と、
    該目的関数間論理式に基づいて、前記任意の2つ又は3つの目的関数の値がとり得る領域を可能領域として表示する可能領域表示手段と、
    該可能領域の表示に基づいて設計支援を行う設計支援手段と、
    を含むことを特徴とする数式処理技法を用いた多目的最適化設計支援装置。
  2. 前記設計支援手段は、前記可能領域表示手段が表示する可能領域から認識される前記目的関数のパレート境界に基づいて、該パレート境界近傍に対応する設計パラメータの組に限定して前記多目的最適化処理を実行することにより、最適な設計パラメータの組の決定を支援する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の数式処理技法を用いた多目的最適化設計支援装置。
  3. 前記目的関数近似手段は、前記所定組数の設計パラメータのサンプルの組とそれに対応して計算された複数の目的関数の組とに基づいて、重回帰分析により、前記目的関数を重回帰式により多項式近似する、
    ことを特徴とする請求項1又は2のいずれか1項に記載の数式処理技法を用いた多目的最適化設計支援装置。
  4. 前記目的関数間論理式計算手段は、前記数式近似された複数の目的関数のうちの任意の2つ又は3つの目的関数について、限量記号消去法により前記設計パラメータの変数を消去して前記目的関数間論理式を計算する、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の数式処理技法を用いた多目的最適化設計支援装置。
  5. 前記目的関数間論理式計算手段は、前記設計パラメータのサンプルの組のうち対象となる前記目的関数に関するパレート境界付近の複数の中心点のそれぞれに対応する前記各設計パラメータのサンプルの組と該各中心点からの各動き幅に関する各制約条件を個別に満たすように、複数の前記目的関数間論理式をそれぞれ計算し、
    前記可能領域表示手段は、前記目的関数間論理式計算手段が計算した複数の前記目的関数間論理式のそれぞれに基づいて複数の前記可能領域を重ねて表示する、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の数式処理技法を用いた多目的最適化設計支援装置。
  6. 前記設計パラメータは、ハードディスク磁気記憶装置のスライダ部の形状を決定するためのパラメータである、
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の数式処理技法を用いた多目的最適化設計支援装置。
  7. 設計パラメータの組を複数入力して、所定の計算に基づいて複数の目的関数を計算し、
    その複数の目的関数に対して多目的最適化処理を実行することにより、最適な設計パラメータの組の決定を支援する設計支援方法において、
    所定組数の前記設計パラメータのサンプルの組に対する前記複数の目的関数の組を計算するサンプル組目的関数計算ステップと、
    前記所定組数の設計パラメータのサンプルの組とそれに対応して計算された複数の目的関数の組とに基づいて、前記目的関数を数式近似する目的関数近似ステップと、
    該数式近似された複数の目的関数のうちの任意の2つ又は3つの目的関数について、それらの間の論理関係を示す論理式を目的関数間論理式として計算する目的関数間論理式計算ステップと、
    該目的関数間論理式に基づいて、前記任意の2つ又は3つの目的関数の値がとり得る領域を可能領域として表示する可能領域表示ステップと、
    該可能領域の表示に基づいて設計支援を行う設計支援ステップと、
    を含むことを特徴とする数式処理技法を用いた多目的最適化設計支援方法。
  8. 前記設計支援ステップにおいて、前記可能領域表示ステップにて表示される可能領域から認識される前記目的関数のパレート境界に基づいて、該パレート境界近傍に対応する設計パラメータの組に限定して前記多目的最適化処理を実行することにより、最適な設計パラメータの組の決定を支援する、
    ことを特徴とする請求項7に記載の数式処理技法を用いた多目的最適化設計支援方法。
  9. 設計パラメータの組を複数入力して、所定の計算に基づいて複数の目的関数を計算し、その複数の目的関数に対して多目的最適化処理を実行することにより、最適な設計パラメータの組の決定を支援するコンピュータに、
    所定組数の前記設計パラメータのサンプルの組に対する前記複数の目的関数の組を計算するサンプル組目的関数計算機能と、
    前記所定組数の設計パラメータのサンプルの組とそれに対応して計算された複数の目的関数の組とに基づいて、前記目的関数を数式近似する目的関数近似機能と、
    該数式近似された複数の目的関数のうちの任意の2つ又は3つの目的関数について、それらの間の論理関係を示す論理式を目的関数間論理式として計算する目的関数間論理式計算機能と、
    該目的関数間論理式に基づいて、前記任意の2つ又は3つの目的関数の値がとり得る領域を可能領域として表示する可能領域表示機能と、
    該可能領域の表示に基づいて設計支援を行う設計支援機能と、
    を実現させるためのプログラム。
  10. 前記設計支援機能において、前記可能領域表示機能にて表示される可能領域から認識される前記目的関数のパレート境界に基づいて、該パレート境界近傍に対応する設計パラメータの組に限定して前記多目的最適化処理を実行することにより、最適な設計パラメータの組の決定を支援する、
    ことを特徴とする請求項9に記載のプログラム。
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