JP5151732B2 - 特性が似ていて形状が異なる設計形状を分類・表示する装置、方法、及びプログラム - Google Patents

特性が似ていて形状が異なる設計形状を分類・表示する装置、方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、設計に用いられる多目的最適化設計支援技術に関する。
ハードディスクの高密度化・高容量化に伴い、磁気ディスクとヘッダとの距離はますます小さくなってきている。標高差やディスク半径位置による浮上変動量の少ないスライダ設計が要求されている。
スライダは、図21の2101として示されるように、ハードディスク内の磁気ディスク上を移動するアクチュエータ2102の先端下部に設置されており、ヘッダの位置はスライダ2101の形状によって計算される。
スライダ2101の最適形状を決める際、ヘッダの位置に関係するフライハイト(図21の2103)、ロール(2104)、ピッチ(2105)に関する関数を同時に最小化する、いわゆる多目的最適化の効率的計算が必要になる。
従来は、多目的最適化問題を直接扱うのではなく、下記数1式として示されるように、各目的関数f_iに重みm_iを乗算して得られる項の線形和fが計算されその最小値が算出される、単目的最適化が行われていた。
そして、設計者はベースとなる形状を決めた後で、プログラムにより、図22に示されるスライダ形状Sを決定するパラメータp、q、r等の振り幅が設定されてその値が少しずつ変更されながら、関数値fが計算され、その値が最小となるようなスライダ形状が算出されていた。
fは重みベクトル{m_i}に依存する。実際の設計では、さらに{m_i}が変更されながら、それぞれの変更値に対するfの最小値が算出され、その最小値と{m_i}とのバランスが総合的に判断されることにより、スライダ形状が決定されていた。
ここで、上述のような手法に基づいて実行される多目的最適化処理においては、算出される最適解は一つに限られる訳ではない。
例えば、ある製品の設計において、「重量を軽くする」という目的関数値1と「コストを低く抑える」という目的関数値2についての最適化が行われる場合、設計パラメータの与え方によって、目的関数値1と目的関数値2は、図23に示されるような2次元座標上で、様々な座標値を取り得る。
目的関数値1と目的関数値2は、共に小さい値を取る(軽量、低コストである)ことが要求されるため、図23の算出点2301−1、2301−2、2301−3、2301−4、2301−5を結ぶ線2303上の点又はその近傍に存在する点が、最適解のグループとなり得る。これらをパレート最適解という。また、これらの算出点のうち、点2301−1はハイコストであるが軽量化を達成したモデルに対応し、点2301−5は軽量化は無いがローコストを達成したモデルに対応する。一方、算出点2302−1や23024は、まだまだ軽量化又はローコスト化が可能な点であるため、最適解とはなり得ない。これらを劣解という。
このように、多目的最適化処理においては、パレート最適解を適切に把握できることが非常に重要であり、そのためには、所望の目的関数におけるパレート最適解を適切に可視化できることが重要である。
特開平7−44611号公報
前述した単目的関数fの最適化技術においては、時間のかかる浮上計算を繰り返し実行しなければならない。特に、スライダ形状が細部まで探索される場合には、入力パラメータ(図22のp、q、r等に相当)の数が20個前後にもなり、1万回以上の浮上計算が必要になり、最適化に非常に時間がかかるという問題点を有していた。
また、この手法においては、fの最小値(とその時の入力パラメータ値)は、重みベクトル(m_1,..,m_t)の決め方に依存する。実際の設計では、重みベクトルの色々な組に対してfを最適化して比較したい、という状況が頻繁に生じる。しかし、上記従来技術では、重みベクトルを変える度に、コストの高い浮上計算を伴う最適化計算をはじめからやり直す必要があるため、実験できる重みベクトルの種類に限度があった。
また、関数値fの最小化においては、パレート曲面上の1点ずつしか求めることができないため、目的関数同士の最適な関係を予測することも難しく、そのような情報を設計にフィードバックすることもできないという問題点を有していた。
最適解としてパレート曲面上の1点が求まった場合、それに対応して設計パラメータの1組が決まり、1つの設計形状が求まる。しかし、設計者はその設計形状に必ずしも満足するとは限らない。そのような場合には、設計者は従来、図24に示されるように、まずベース形状を考案して(ステップS2401)、プログラムによる最適化を実行し(ステップS2402)、最適化プログラムが解を1つ出力すると(ステップS2403)、設計者はその解に対応する出力形状が満足できるものか否かを判断し(ステップS2404)、満足できなければ再び新たなベース形状を考案して(ステップS2401)、最適化を実行する(ステップS2402〜S2404)、という動作を繰り返さなければならなかった。
このような場合に従来は、そもそも多目的最適化の処理自体に非常に時間がかかるため、適切なパレート最適解の表示すら困難であり、ましてや最適解に基づく設計形状等を判断しながら効率よく最適化を繰り返すような設計支援手法は存在しないのが現状である。
更に、設計者は従来、ベース形状を決定する際には自身の経験と勘に頼らざるを得ないため、最適化結果を次のベース形状設計にどう反映させるかは設計者に任されていた。このため、プログラムの出力した最適化形状に捉われて設計者が新規ベース形状を考える妨げとなることも多く、ベース形状が大きく異なる最適解を見つけることは非常に困難であり、設計の自由度が狭いという問題点を有していた。
本発明の課題は、多目的最適化設計において、目的関数に基づく可視化(パレート境界の表示等)を短時間に実行し、それに基づいてパレート最適解を適切に表示しながらその最適解の近くに写像される設計パラメータの集合を解析可能とすることにより、最適解に近い性能のよい複数の設計形状を示唆し、設計者が新たなベース形状を考える上でのヒントを与えることを可能とすることにある。
開示する技術の態様は、設計パラメータ(入力パラメータ)の組を複数入力して、所定の計算に基づいて複数の目的関数を計算し、その複数の目的関数に対して多目的最適化処理を実行することにより、最適な設計パラメータの組の決定を支援する設計支援装置、方法、又はプログラムを前提とする。設計パラメータは、例えば、ハードディスク磁気記憶装置のスライダ部の形状を決定するためのパラメータである。
第1の態様は、以下の構成を有する。
目的空間表示部は、設計パラメータのサンプルの複数の組に対してそれぞれ計算された複数の目的関数の組に基づいて、任意の目的関数の値がとり得る領域をその目的関数に対応する目的空間上の可能領域として表示する。
目的空間対応設計空間算出部は、その目的空間表示部によって表示される任意の目的関数に対応する目的空間の可能領域上でのユーザによる位置指定に対応して、該位置指定に基づく前記目的空間上の位置の近傍領域に対応する設計空間上の前記設計パラメータの組を算出する。この部分は例えば、設計空間を分割する複数の格子点を構成する設計パラメータの各組に対応する目的空間上の各写像点を計算する関数値計算部と、各写像点のうちユーザによる位置指定に基づく目的空間上の位置の近傍領域に含まれる写像点に対応する格子点を構成する設計パラメータ組を、位置指定に基づく目的空間上の位置の近傍領域に対応する設計空間上の設計パラメータの組として算出する逆像計算部とから構成される。
代表形状表示部は、該目的空間対応設計空間算出手段により算出された設計パラメータの組に対応する代表的な設計形状を算出して表示する。ここで例えば、目的空間対応設計空間算出部により算出された設計パラメータの組を複数のグループに分類する設計パラメータ分類部を更に含み、代表形状表示部は、設計パラメータ分類部によって分類された各グループを代表する設計パラメータの組に対応する代表的な設計形状を算出して表示するように構成することができる。
第2の態様は、以下の構成を有する。
サンプル組目的関数計算部は、所定組数の設計パラメータのサンプルの組に対する複数の目的関数の組を計算する。
目的関数近似部は、所定組数の設計パラメータのサンプルの組とそれに対応して計算された複数の目的関数の組とに基づいて、目的関数を数式近似する。
目的関数間論理式計算部は、その数式近似された複数の目的関数のうちの任意の目的関数について、それらの間の論理関係を示す論理式を目的関数間論理式として計算する。
目的空間表示部は、その目的関数間論理式に基づいて、任意の目的関数の値がとり得る領域を任意の目的関数に対応する目的空間上の可能領域として表示する。
目的空間対応設計空間算出部及び代表形状表示部は、第1の態様と同様のものである。
最適化で計算したサンプルを利用して、または近似式を用いて新たなサンプルを加えて、最適解(パレート上の点)の近くに写像されるパラメタ値の集合を解析することで、最適化解とは形状の異なる、性能のよい形状を示唆し、設計者に新たなベース形状を考える上でのヒントを与えることが可能となる。
更にハードディスクのスライダ形状等に関する設計パラメータのある程度の設計パラメータのサンプル組から目的関数を多項式等の数式で近似し、その式を数式処理の手法を使って計算することが可能となる。これにより、入力パラメータをパラメータのまま扱えるため、目的関数間の論理関係や入出力関係を捉えることが容易となる。
以下、図面を参照しながら、本発明を実施するための最良の形態を詳細に説明する。
図1は、本実施形態の機能ブロック構成図である。
浮上実計算実行部101は、ハードディスクのスライダ形状に関する入力パラメータサンプル組110を入力し、各組に対して、スライダの浮上計算を実行し、各目的関数値を出力する。この場合の入力パラメータサンプル組110は、高々数百組程度でよい。
目的関数多項式近似部102は、入力パラメータサンプル組110と、各組に対して浮上実計算実行部101にて算出された各目的関数値とに対して、スライダ形状に関する各目的関数を、重回帰分析に基づく重回帰式等による多項式で近似する。なお、本実施の形態では重回帰分析に基づく近似を行った例を示しているが、その他、種々の多項式補間法や、多項式の次数を上げて近似を行うなど、一般的に知られた多項式近似手法を用いることができる。
目的関数選択部103は、可能領域をディスプレイ表示させるべき2つ又は3つの目的関数を、ユーザに選択させる。
目的関数間論理式計算部104は、目的関数多項式近似部102にて算出された各目的関数多項式と、入力パラメータサンプル組110の各パラメータ値の制約条件とから、QE法(Quantifier Elimination:限量記号消去法)により、目的関数選択部103にユーザに選択された任意の2つ又は3つの目的関数間の論理式を算出する。
可能領域表示部105は、目的関数選択部103にてユーザに選択された任意の2つ又は3つの目的関数に対して目的関数間論理式計算部104にて算出された目的関数間の論理式に基づいて、目的関数の可能領域を特には図示しないコンピュータディスプレイに表示する。
関数値計算部106は、設計パラメータによって構成される座標(設計空間)上でメッシュに切った各格子点について、図1の目的関数多項式近似部102にて計算されている指定された2つ又は3つの目的関数の近似多項式を用いて、目的空間へ写像し対応する点を計算する。
逆像計算部107は、可能領域表示部105が表示する可能領域上でユーザが指定した目的空間上の指定点P1に関して、その周囲の近傍領域[P1]を設定し、関数値計算部106が計算した目的空間上の写像点のうち、指定領域[P1]に入る写像点に対応する設計空間内の格子点のみを算出する。
逆像分類計算部108は、逆像計算部107によって算出された設計空間内の格子点の組を、それぞれの組間の距離(近似度)を計算しながら似ている組同士をグループとして分類する。
代表形状表示部109は、分類された各グループを代表する各設計パラメータ組を算出し、各設計パラメータ組に対応する各代表形状を特には図示しないコンピュータディスプレイに表示する。
以上の構成を有する本実施形態の動作について、説明する。
図2は、図1の浮上実計算実行部101及び目的関数多項式近似部102によって実行される処理を示す動作フローチャートである。
まず、図1の浮上実計算実行部101が、スライダ形状の探索範囲に関する設計仕様として、数百組程度の入力パラメータサンプル組110を入力し(図2のステップS201)、各組に対してスライダの浮上計算を実行し、各目的関数値を出力する(図2のステップS202)。
これにより、例えば、図6に示されるような入力パラメータサンプル組110とそれに対する目的関数値のデータファイルが作成される。図6において、x1 〜x8 、・・・として示される列の値がそれぞれ入力パラメータサンプル組110であり、cost2として示される列の値が或る目的関数の値群である。
次に、図1の目的関数多項式近似部102が、上記入力パラメータサンプル組110と各組に対して算出された各目的関数値とからなるデータファイルに対して、スライダ形状に関する各目的関数を、重回帰分析に基づく重回帰式等による多項式で近似する(図2のステップS203)。
この結果、下記数2式として例示されるような目的関数の多項式が得られる。
ここで、スライダ設計では作業が進むにつれて入力パラメータの種類が多くなる傾向にある。中には(他のパラメタの影響により)、或る目的関数への寄与度が低いパラメータもあると推測できる。そこで、重回帰分析等により寄与度の低いパラメタを除外するルーチンを処理に組み込むことで、より簡単な多項式での近似が可能になる。設計者が解析に使用するパラメータ数を入力すると、目的関数多項式近似部102は、その設定数までパラメータを絞り込む。このパラメータ削減処理により、後述するQE法の計算時に計算量を削減することが可能になる。
この結果、下記数3式として例示されるような、パラメータが削減された目的関数の多項式が得られる。
以上説明したようにして、本実施形態では、高々数百サンプル程度の入力パラメータサンプル組110を使って、重回帰式等により多項式近似された目的関数を得ることができる。このように目的関数を多項式近似できるのは、スライダ設計では、まずスライダの初期形状があって、この初期形状を決定するパラメータを指定範囲内で振りながら最適化が
行われるため、そのようなローカルな設計変更範囲での最適化においては、重回帰式による線形近似等により十分に有効な初期の最適化が行えるという知見に基づくものである。
本実施形態では、このようにして算出され数式処理された目的関数を、以下に説明するようにして、スライダ設計の前段、特にパレート境界の判定に用いることにより、非常に効率的な設計支援システムを実現することができる。
次に、図3は、図1の目的関数選択部103、目的関数間論理式計算部104、及び可能領域表示部105によって実行される処理を示す動作フローチャートである。
まず、ユーザは、図1の目的関数選択部103にて、可能領域を表示したい2つの目的関数を選択する(図3のステップS301)。これらを、f1 、f2 とする。なお、3つの目的関数の指定をするような実施形態も可能である。
次に、図1の目的関数間論理式計算部104は、目的関数多項式近似部102にて算出された各目的関数多項式と、入力パラメータサンプル組110の各パラメータ値の制約条件を使って、目的関数選択部103にて選択された2つ(又は3つ)の目的関数についての定式化を行う(図3のステップS302)。これにより、例えば下記数4式に例示されるような定式が得られる。なお、この例では、パラメータ数は15のまま削減していない例について示しているが、もちろん削減したものを定式化してもよい。
次に、目的関数間論理式計算部104は、上記数4式で示される式の値Fを、QE法(Quantifier Elimination:限量記号消去法)により、目的関数選択部103にて選択された2つまたは 3つの目的関数間の論理式を算出する(図3のステップS303)。この結果、下記数5式に例示されるような、入力パラメータx1,・・・, x15が消去され、2つの目的関数y1 とy2 に関する論理式が出力される。なお、目的関数が3つの場合には、3つの目的関数y1 とy2 とy3 に関する論理式が出力される。
QE法の詳細については省略するが、本出願の発明者著による公知文献「計算実代数幾何入門:CADとQEの概要(数学セミナー、11号 2007 64−70頁(穴井宏和、横山和弘共著))に、その処理方法が開示されており、本実施形態でもその処理方法をそのまま用いている。
続いて、図1の可能領域表示部105は、目的関数間論理式計算部104にて算出された任意の2つの目的関数間の論理式に基づいて、コンピュータディスプレイに2つの目的関数の可能領域を表示する(図3のステップS304)。
具体的には、可能領域表示部105は、2つの目的関数y1 とy2 に関する2次元の描画平面上の各点をスイープしながら、目的関数間論理式計算部104にて算出された数5式に例示されるような2つの目的関数y1 とy2 に関する論理式が真となる点を塗りつぶしてゆく。この結果、例えば図7の塗りつぶされた領域として示されるような形態で、可能領域を表示させることができる。
なお、目的関数が3つである場合には、3次元の表示になる。
上記可能領域表示処理の他の具体例について、以下に説明する。
2つの目的関数の近似多項式が、下記数6式として例示されるように、3つの入力パラメータx1 、x2 、x3 に基づいて構成されているとする。
この数6式に対して定式化を行った結果は、下記数7式となる。
更にこの数7式に対してQE法を適用した結果は、下記数8式となる。
この数8式の論理式に基づいて可能領域を描画した結果は、例えば図8のようなものとなる。図8において、斜めの直線は数8式の論理式の各論理境界を示し、塗りつぶされた領域が2つの目的関数の可能領域を示す。
図8の表示を見るとわかるように、塗りつぶされた可能領域において、座標原点に近い下縁部の境界として、2つの目的関数に関するパレート境界を直感的に容易に認識することが可能で、最適化の限界領域を認識できる。目的関数が3つの場合には、パレート境界は曲面(パレート曲面)となるが、3次元による表示の実現が可能である。
図9(a)は、実際のスライダ形状に対応する入力パラメータサンプル組110を使って得られた可能領域表示の例である。また、図9(b)は、論理式の境界も表示させた場合の可能領域表示の例である。この例では、低高度(0m)でのスライダ浮上量を第1の目的関数f1 、低高度(0m)と高々度(4200m)とのスライダ浮上量の差を第2の目的関数f2 として、それらの関係をy1 、y2 として表したグラフである。
以上説明した本実施形態の処理では、図10に示されるように、多項式近似による数式処理をベースとして多目的最適化処理を実施することが可能であり、パレート最適解の表示もQE法に基づいて数式表現のまま行うことができるため、パレート最適解を容易に把握することが可能となる。
パレート最適解の強調表示は、可能領域表示部105が、任意の2つの目的関数に関する2次元の描画平面上の各点をスイープしながら目的関数間論理式計算部104にて算出された2つの目的関数に関する論理式(数5式や数8式等)が真となる点を塗りつぶしてゆく際に、各走査ライン上で最も左側に現れる表示点を強調表示することによって、簡単
に実現することができる。これは、従来技術では、パレート最適解をプロット表示していたためパレート最適解を強調表示することすら困難であったのに比較して、非常に優位な特徴である。
以上の可能領域表示処理は、ユーザが、図1の目的関数選択部103にて2つの目的関数を順次指定しながら、各目的関数ごとに、可能領域とパレート境界を、効率的に指定することができる。
次に、図1の関数値計算部106及び逆像計算部107の動作について説明する。
図4は、図1の関数値計算部106及び逆像計算部107の処理を示す動作フローチャートである。
まず、ユーザが、図1の可能領域表示部105が、図13の1301として示されるように表示している目的関数f1 、f2 の可能領域のパレート境界上又はその近傍にて、1点P1を指定する(図4のステップS401)。
次に、図11(a)又は(b)に示されるように、関数値計算部106は、設計パラメータによって構成される座標(設計空間)上でメッシュに切った各格子点について、図1の目的関数多項式近似部102にて計算されている指定された2つ又は3つの目的関数の近似多項式(例えば数4式)を用いて、目的空間へ写像し対応する点を図11(c)に示されるよう計算する(図4のステップS402)。ここで、目的関数の近似多項式が前述したパラメータ削減によって例えば10個の設計パラメータによって表現されているとすれば、上記格子点は10次元座標上のものとなる。そして、各設計パラメータが、数4式等で示したように例えば0から1の間の値をとると仮定すれば、関数値計算部106では、例えば、各設計パラメータが0から1の間で3分割され、{1/6,1/2,5/6}の3値をとるように格子点が設定される。この結果、設計パラメータの次元数が上述したように例えば10次元であるとすれば、格子点の数は310=59049個となる。関数値計算部106では、これらの格子点のそれぞれについて、数4式等で示される2つ又は3つの目的関数の近似多項式を用いた計算が実行され、図11(c)に示されるような2次元又は3次元の目的空間上の各写像点が計算される。
なお、設計空間上でのメッシュの切り方は、図11(a)に示されるような正方形のほか、図11(b)に示されるようなランダム、或いは、正三角形、正六角形、円等であってもよい。格子点の数は、上述のようにしてユーザが指定する。
次に、逆像計算部107は、図4のステップS401にて指定された目的空間上の指定点P1に関して、その周囲の近傍領域を設定する(図4のステップS403)。この領域を[P1]と表記することにする。図12(a)に示されるように、指定点P1の近傍領域1201の決定において、その近傍領域の形状は、計算効率を考慮すると図12(b)に示されるように正方形がよいが、正三角形、正六角形、円等であってもよい。
そして、逆像計算部107は、図4のステップS402にて計算された目的空間上の写像点のうち、図4のステップS403で指定された領域[P1]に入る写像点に対応する設計空間内の格子点のみを、特には図示しないメモリ等に記憶する(図4のステップS404)。
この結果、全格子点数310=59049個のうち、例えば数十個程度の格子点が、指定領域[P1]に入る設計空間内の格子点として記憶される。
ここで、図13に示されるように、可能領域1301のうちパレート境界付近のほぼ最適解である点P1に対応する例えば10次元の設計パラメータ組の上記数十組は、130
2として示されるいくつかのグループに分類され得る。これは、ある目的関数群を満足させることのできる設計パラメータ組=設計形状が、複数存在し得ることを示している。
そこで、図1の逆像分類計算部108は、上述のグループを自動的に算出する。
図5は、図1の逆像分類計算部108の処理を示す動作フローチャートである。
まず、逆像分類計算部108は、図4の動作フローチャートで示される図1の関数値計算部106及び逆像計算部107の処理によって算出された、目的空間上の指定領域[P1]に入る設計空間内の前記数十組の格子点において、2つの格子点からなる全ての組合せについて、各々ハミング距離が予め計算される(ステップS501)。ここで、2つの格子点のハミング距離とは、一方の格子点の10個からなるパラメータ列と、もう一方の格子点の10個からなるパラメータ列とを、各パラメータの位置を合わせて比較したときの、パラメータ値が異なる数をいう。なお、2つの格子点の距離としては、ハミング距離ではなくユークリッド距離などが採用されてもよい。
次に、逆像分類計算部108は、ユーザに、表示させたいスライダ形状等の候補数(=グループ分け数)を希望グループ数hとして入力させる(ステップS502)。
次に、逆像分類計算部108は、ステップS503で距離閾値iを1にセットした後、ステップS513で距離閾値iが+1ずつ増加させながら、ステップS504で距離閾値iがパラメータ数(格子点の次元が10次元であればパラメータ数=10)以下であると判定する間、ステップS505〜S510の一連の処理を実行する。
この一連の処理では、逆像分類計算部108はまず、グループメンバ配列Eをリセットする(ステップS505)。
次に、逆像分類計算部108は、目的空間上の指定領域[P1]に入る設計空間内の2つの格子点の未だ選択していない組を選択する(ステップS506−>ステップS507の判定がYES)。
次に、逆像分類計算部108は、選択された2つの格子点のハミング距離(ステップS501にて計算済み)が距離閾値i以下となるものについて(ステップS508の判定がYES)、その2つの格子点の識別情報を現在のグループのメンバとしてグループメンバ配列Eに加えると共に(ステップS509)、現在のグループの重心を再計算する(ステップS510)。
この処理の後、又はステップS508の判定がNOの場合に、逆像分類計算部108は、ステップS506の処理に戻り、更に未選択の組を選択して同様の処理を実行する。
逆像分類計算部108は、全ての組を選択し終えると(ステップS507の判定がNO)、現在のグループのグループメンバ配列Eと重心を代表形状表示部109に出力する(ステップS511)。
続いて、逆像分類計算部108は、出力グループ数が希望グループ数hに達したか否かを判定し(ステップS512)、その判定がNOならば、ステップS513にて距離閾値iを+1してステップS504の処理に戻り、ハミング距離が次に遠いものについて分類を続行する。
逆像分類計算部108は、出力グループ数が希望グループ数hに達してステップS512の判定がYESとなったとき、又は距離閾値iがパラメータ数(例えば=10)を超えてステップS504の判定がNOとなったときに、分類処理を終了する。
図14は、逆像分類計算部108による上記逆像分類処理の動作原理をわかりやすく説明した図である。
分類前に、パラメータ1とパラメータ2(実際にはパラメータ1〜10の10次元)に関して、1401−1〜1401−4の4個の格子点が、目的空間上の指定領域[P1]に入る設計空間上の格子点として分布していた場合を考える。
格子点1401−1と1401−2のハミング距離及び格子点1401−2と1401−3のハミング距離がそれぞれ1となるため、これらは分類後に、1つのグループ1402−1に分類され、その重心が1403−1として計算される。一方、格子点1401−4は、他のどの格子点ともハミング距離が1にはならないため、その格子点単独で1つのグループ1402−2に分類され、その重心はその格子点と同じ点14−1−4となる。
次に、図1の代表形状表示部109は、上述のようにして逆像分類計算部108によって分類された各グループを代表する各設計パラメータ組を算出し、各設計パラメータ組に対応する各代表形状をCADソフトウェアを通じて表示する。
具体的には、代表形状表示部109は、逆像分類計算部108が出力した各グループのグループメンバ配列Eと重心に基づいて、グループメンバ配列Eに含まれる各格子点のうち重心に最も近い格子点を選択し、その格子点を構成する10組の設計パラメータ組を特には図示しないCADソフトウェアに入力することにより、その設計パラメータ組に対応するスライダ形状を特には図示しないディスプレイ装置に表示する。
なお、重心を構成する設計パラメータ組に基づいて、目的関数の再計算を行い、その目的関数値が小さければその重心を構成する設計パラメータ組に対応するスライダ形状が表示されるように構成してもよい。
上記本実施形態の具体的な動作例について、図15〜図19に示す。
図15の1501は、図1の可能領域表示部105によって表示されるハードディスクのスライダ形状に関する可能領域の例であり、横軸は例えば低高度(0m)でのスライダ浮上量を示す第1の目的関数f1 、縦軸は低高度(0m)と高々度(4200m)とのスライダ浮上量の差を示す第2の目的関数f2 である。この表示1501内の1〜5で示される数字は、パレート境界上の最適解候補である。
そして、ユーザによって例えば表示1501内の4で示される最適解が図15の1502として指示された場合、その最適解に対応する設計パラメータ組によって決定されるスライダ形状が、例えば図15の1503として示されるように表示される。
次に、図15の表示1501内の4で示される最適解の近傍領域が、前述した指定領域[P1]として指定された場合における逆像計算について考察する。
図1の関数値計算部106は、例えば図16(a)に示される10次元からなる設計空間上の各設計パラメータ値xi (1≦i≦10)をそれぞれ0から1の間で{1/6,1/2,5/6}の3値をとるように3分割することにより、10次元の設計空間上で310=59049個の格子点を得る。関数値計算部106は、これらの格子点のそれぞれについて、数4式等で示される2つの目的関数f1 、f2の近似多項式を用いた計算を実行し、目的空間上の各写像点を計算する。
これを受けて、図1の逆像計算部107は、上記310個の写像点のうち、図16(b)の1502で示される指定領域に入る写像点に対応する設計空間内の格子点として、例えば21個の格子点を算出する。
これを示したのが、図17(a)である。図17(a)の横方向の数字は1〜21個までのサンプル数を示しており、縦方向のX3,X4,X6,X7,X9,X10,X12
,X13,X14,X15は、削減処理により決定された10個の設計パラメータを示している。これにより、図17(a)の縦1列が、1個の格子点の10個の設計パラメータ組を示しており、21列により21サンプル分が示されている。各列の濃淡は、図17(c)に示される前述の3分割された各値を示している。
次に、図1の逆像計算部107によって得られた上記21個の設計パラメータ組に対して、逆像分類計算部108が前述した図15の動作フローチャートで示される分類処理を実行する。
この結果、図17(a)で示される21個の設計パラメータ組は、横方向の列が並び替えられて、図17(b)に示されるように、G1〜G5の5つのグループに分類される。
図18は、図1の代表形状表示部109によって表示されるスライダ代表形状を示す図である。図18(a)は図17(b)のグループG1を代表するスライダ代表形状、図18(b)は図17(b)のグループG2を代表するスライダ代表形状、図18(c)は図17(b)のグループG4を代表する第1のスライダ代表形状、図18(d)は図17(b)のグループG4を代表する第2のスライダ代表形状である。図18に示される各グループを代表する設計パラメータ組に対応する目的関数は、例えば図19に示される分布を示す。図19のG1,G2,G4(1),G4(2)は、それぞれ図18の(a)、(b)、(c)、及び(d)に対応している。
このように、ユーザは、図15に示される最適解1502に対応する設計パラメータ組のスライダ形状だけではなく、可能領域上の最適解1502の近傍領域から自動的に推定される図18(a)〜(d)に示される複数のスライダ形状候補の提示をシステムから受けることができ、ユーザは、これらの表示に基づいて、更なる最適化のためのベース形状のヒントを得ることができる。
図20は、上記システムを実現できるコンピュータのハードウェア構成の一例を示す図である。
図20に示されるコンピュータは、CPU2001、メモリ2002、入力装置2003、出力装置2004、外部記憶装置2005、可搬記録媒体2009が挿入される可搬記録媒体駆動装置2006、及びネットワーク接続装置2007を有し、これらがバス2008によって相互に接続された構成を有する。同図に示される構成は上記システムを実現できるコンピュータの一例であり、そのようなコンピュータはこの構成に限定されるものではない。
CPU2001は、当該コンピュータ全体の制御を行う。メモリ2002は、プログラムの実行、データ更新等の際に、外部記憶装置2005(或いは可搬記録媒体2009)に記憶されているプログラム又はデータを一時的に格納するRAM等のメモリである。CUP2001は、プログラムをメモリ2002に読み出して実行することにより、全体の制御を行う。
入力装置2003は、例えば、キーボード、マウス等及びそれらのインタフェース制御装置とからなる。入力装置2003は、ユーザによるキーボードやマウス等による入力操作を検出し、その検出結果をCPU2001に通知する。
出力装置2004は、表示装置、印刷装置等及びそれらのインタフェース制御装置とからなる。出力装置2004は、CPU2001の制御によって送られてくるデータを表示装置や印刷装置に出力する。
外部記憶装置2005は、例えばハードディスク記憶装置である。主に各種データやプ
ログラムの保存に用いられる。
可搬記録媒体駆動装置2006は、光ディスクやSDRAM、コンパクトフラッシュ(登録商標)等の可搬記録媒体2009を収容するもので、外部記憶装置2005の補助の役割を有する。
ネットワーク接続装置2007は、例えばLAN(ローカルエリアネットワーク)又はWAN(ワイドエリアネットワーク)の通信回線を接続するための装置である。
本実施形態によるシステムは、図1に示される機能ブロックを搭載したプログラムをCPU2001が実行することで実現される。そのプログラムは、例えば外部記憶装置2005や可搬記録媒体2009に記録して配布してもよく、或いはネットワーク接続装置2007によりネットワークから取得できるようにしてもよい。
上述の本実施形態は、ハードディスクのスライダ設計の支援を行う設計支援装置として本発明を実施した場合の例について示したが、本発明はこれに限られるものではなく、多目的最適化を行いながら設計支援を行う各種装置に適用することが可能である。
なお、以上の本実施形態では、目的関数を数式処理して目的空間の可能領域を表示し、それに対応する設計空間の逆像表示や比較対象目的空間の可能領域表示等を行うように構成されているが、設計パラメータから目的関数を計算する他の方法に基づいて、目的空間の可能領域を表示し、それに対応する設計空間の逆像表示や代表形状の表示等を行うように構成されてもよい。
以上説明した本実施形態に関して、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
設計パラメータの組を複数入力して、所定の計算に基づいて複数の目的関数を計算し、その複数の目的関数に対して多目的最適化処理を実行することにより、最適な設計パラメータの組の決定を支援する設計支援装置において、
前記設計パラメータのサンプルの複数の組に対してそれぞれ計算された複数の目的関数値の組に基づいて、任意の目的関数の値がとり得る領域を該目的関数に対応する目的空間上の可能領域として表示する目的空間表示手段と、
該目的空間表示手段によって表示される前記任意の目的関数に対応する目的空間の可能領域上でのユーザによる位置指定に対応して、該位置指定に基づく前記目的空間上の位置の近傍領域に対応する設計空間上の前記設計パラメータの組を算出する目的空間対応設計空間算出手段と、
該目的空間対応設計空間算出手段により算出された設計パラメータの組に対応する代表的な設計形状を算出して表示する代表形状表示手段と、
を含むことを特徴とする特性が似ていて形状が異なる設計形状を分類・表示する装置。(付記2)
設計パラメータの組を複数入力して、所定の計算に基づいて複数の目的関数を計算し、その複数の目的関数に対して多目的最適化処理を実行することにより、最適な設計パラメータの組の決定を支援する設計支援装置において、
所定組数の前記設計パラメータのサンプルの組に対する前記複数の目的関数の組を計算するサンプル組目的関数計算手段と、
前記所定組数の設計パラメータのサンプルの組とそれに対応して計算された複数の目的関数の組とに基づいて、前記目的関数を数式近似する目的関数近似手段と、
該数式近似された複数の目的関数のうちの任意の目的関数について、それらの間の論理関係を示す論理式を目的関数間論理式として計算する目的関数間論理式計算手段と、
該目的関数間論理式に基づいて、前記任意の目的関数の値がとり得る領域を前記任意の目的関数に対応する目的空間上の可能領域として表示する目的空間表示手段と、
該目的空間表示手段によって表示される前記任意の目的関数に対応する目的空間の可能
領域上でのユーザによる位置指定に対応して、該位置指定に基づく前記目的空間上の位置の近傍領域に対応する設計空間上の前記設計パラメータの組を算出する目的空間対応設計空間算出手段と、
該目的空間対応設計空間算出手段により算出された設計パラメータの組に対応する代表的な設計形状を算出して表示する代表形状表示手段と、
を含むことを特徴とする特性が似ていて形状が異なる設計形状を分類・表示する装置。(付記3)
前記目的空間対応設計空間算出手段により算出された設計パラメータの組を複数のグループに分類する設計パラメータ分類手段を更に含み、
前記代表形状表示手段は、前記設計パラメータ分類手段によって分類された各グループを代表する設計パラメータの組に対応する代表的な設計形状を算出して表示する、
ことを特徴とする付記1又は2の何れか1項に記載の特性が似ていて形状が異なる設計形状を分類・表示する装置。
(付記4)
前記目的空間対応設計空間算出手段は、
前記設計空間を分割する複数の格子点を構成する前記設計パラメータの各組に対応する前記目的空間上の各写像点を計算する関数値計算手段と、
該各写像点のうち前記位置指定に基づく前記目的空間上の位置の近傍領域に含まれる写像点に対応する前記格子点を構成する前記設計パラメータ組を、前記位置指定に基づく前記目的空間上の位置の近傍領域に対応する設計空間上の前記設計パラメータの組として算出する逆像計算手段と、
を含むことを特徴とする付記1乃至3の何れか1項に記載の特性が似ていて形状が異なる設計形状を分類・表示する装置。
(付記5)
前記設計パラメータは、ハードディスク磁気記憶装置のスライダ部の形状を決定するためのパラメータである、
ことを特徴とする付記1乃至4の何れか1項に記載の特性が似ていて形状が異なる設計形状を分類・表示する装置。
(付記6)
設計パラメータの組を複数入力して、所定の計算に基づいて複数の目的関数を計算し、その複数の目的関数に対して多目的最適化処理を実行することにより、最適な設計パラメータの組の決定を支援する設計支援方法において、
前記設計パラメータのサンプルの複数の組に対してそれぞれ計算された複数の目的関数値の組に基づいて、任意の目的関数の値がとり得る領域を該目的関数に対応する目的空間上の可能領域として表示する目的空間表示ステップと、
該目的空間表示ステップによって表示される前記任意の目的関数に対応する目的空間の可能領域上でのユーザによる位置指定に対応して、該位置指定に基づく前記目的空間上の位置の近傍領域に対応する設計空間上の前記設計パラメータの組を算出する目的空間対応設計空間算出ステップと、
該目的空間対応設計空間算出ステップにより算出された設計パラメータの組に対応する代表的な設計形状を算出して表示する代表形状表示ステップと、
を含むことを特徴とする特性が似ていて形状が異なる設計形状を分類・表示する方法。(付記7)
設計パラメータの組を複数入力して、所定の計算に基づいて複数の目的関数を計算し、その複数の目的関数に対して多目的最適化処理を実行することにより、最適な設計パラメータの組の決定を支援する設計支援方法において、
所定組数の前記設計パラメータのサンプルの組に対する前記複数の目的関数の組を計算するサンプル組目的関数計算ステップと、
前記所定組数の設計パラメータのサンプルの組とそれに対応して計算された複数の目的関数の組とに基づいて、前記目的関数を数式近似する目的関数近似ステップと、
該数式近似された複数の目的関数のうちの任意の目的関数について、それらの間の論理関係を示す論理式を目的関数間論理式として計算する目的関数間論理式計算ステップと、
該目的関数間論理式に基づいて、前記任意の目的関数の値がとり得る領域を前記任意の目的関数に対応する目的空間上の可能領域として表示する目的空間表示ステップと、
該目的空間表示ステップによって表示される前記任意の目的関数に対応する目的空間の可能領域上でのユーザによる位置指定に対応して、該位置指定に基づく前記目的空間上の位置の近傍領域に対応する設計空間上の前記設計パラメータの組を算出する目的空間対応設計空間算出ステップと、
該目的空間対応設計空間算出ステップにより算出された設計パラメータの組に対応する代表的な設計形状を算出して表示する代表形状表示ステップと、
を含むことを特徴とする特性が似ていて形状が異なる設計形状を分類・表示する方法。(付記8)
前記目的空間対応設計空間算出ステップにより算出された設計パラメータの組を複数のグループに分類する設計パラメータ分類ステップを更に含み、
前記代表形状表示ステップにおいて、前記設計パラメータ分類ステップによって分類された各グループを代表する設計パラメータの組に対応する代表的な設計形状を算出して表示する、
ことを特徴とする付記6又は7の何れか1項に記載の特性が似ていて形状が異なる設計形状を分類・表示する方法。
(付記9)
前記目的空間対応設計空間算出ステップは、
前記設計空間を分割する複数の格子点を構成する前記設計パラメータの各組に対応する前記目的空間上の各写像点を計算する関数値計算ステップと、
該各写像点のうち前記位置指定に基づく前記目的空間上の位置の近傍領域に含まれる写像点に対応する前記格子点を構成する前記設計パラメータ組を、前記位置指定に基づく前記目的空間上の位置の近傍領域に対応する設計空間上の前記設計パラメータの組として算出する逆像計算ステップと、
を含むことを特徴とする付記6乃至8の何れか1項に記載の特性が似ていて形状が異なる設計形状を分類・表示する方法。
(付記10)
前記設計パラメータは、ハードディスク磁気記憶装置のスライダ部の形状を決定するためのパラメータである、
ことを特徴とする付記6乃至9の何れか1項に記載の特性が似ていて形状が異なる設計形状を分類・表示する方法。
(付記11)
設計パラメータの組を複数入力して、所定の計算に基づいて複数の目的関数を計算し、その複数の目的関数に対して多目的最適化処理を実行することにより、最適な設計パラメータの組の決定を支援するコンピュータに、
前記設計パラメータのサンプルの複数の組に対してそれぞれ計算された複数の目的関数値の組に基づいて、任意の目的関数の値がとり得る領域を該目的関数に対応する目的空間上の可能領域として表示する目的空間表示機能と、
該目的空間表示機能によって表示される前記任意の目的関数に対応する目的空間の可能領域上でのユーザによる位置指定に対応して、該位置指定に基づく前記目的空間上の位置の近傍領域に対応する設計空間上の前記設計パラメータの組を算出する目的空間対応設計空間算出機能と、
該目的空間対応設計空間算出機能により算出された設計パラメータの組に対応する代表的な設計形状を算出して表示する代表形状表示機能と、
を実行させるためのプログラム。
(付記12)
設計パラメータの組を複数入力して、所定の計算に基づいて複数の目的関数を計算し、
その複数の目的関数に対して多目的最適化処理を実行することにより、最適な設計パラメータの組の決定を支援するコンピュータに、
所定組数の前記設計パラメータのサンプルの組に対する前記複数の目的関数の組を計算するサンプル組目的関数計算機能と、
前記所定組数の設計パラメータのサンプルの組とそれに対応して計算された複数の目的関数の組とに基づいて、前記目的関数を数式近似する目的関数近似機能と、
該数式近似された複数の目的関数のうちの任意の目的関数について、それらの間の論理関係を示す論理式を目的関数間論理式として計算する目的関数間論理式計算機能と、
該目的関数間論理式に基づいて、前記任意の目的関数の値がとり得る領域を前記任意の目的関数に対応する目的空間上の可能領域として表示する目的空間表示機能と、
該目的空間表示機能によって表示される前記任意の目的関数に対応する目的空間の可能領域上でのユーザによる位置指定に対応して、該位置指定に基づく前記目的空間上の位置の近傍領域に対応する設計空間上の前記設計パラメータの組を算出する目的空間対応設計空間算出機能と、
該目的空間対応設計空間算出機能により算出された設計パラメータの組に対応する代表的な設計形状を算出して表示する代表形状表示機能と、
を実行させるためのプログラム。
(付記13)
前記目的空間対応設計空間算出機能により算出された設計パラメータの組を複数のグループに分類する設計パラメータ分類機能を更に含み、
前記代表形状表示機能において、前記設計パラメータ分類機能によって分類された各グループを代表する設計パラメータの組に対応する代表的な設計形状を算出して表示する、
ことを特徴とする付記11又は12の何れか1項に記載のプログラム。
(付記14)
前記目的空間対応設計空間算出機能は、
前記設計空間を分割する複数の格子点を構成する前記設計パラメータの各組に対応する前記目的空間上の各写像点を計算する関数値計算機能と、
該各写像点のうち前記位置指定に基づく前記目的空間上の位置の近傍領域に含まれる写像点に対応する前記格子点を構成する前記設計パラメータ組を、前記位置指定に基づく前記目的空間上の位置の近傍領域に対応する設計空間上の前記設計パラメータの組として算出する逆像計算機能と、
を含むことを特徴とする付記11乃至13の何れか1項に記載のプログラム。
(付記15)
前記設計パラメータは、ハードディスク磁気記憶装置のスライダ部の形状を決定するためのパラメータである、
ことを特徴とする付記11乃至14の何れか1項に記載のプログラム。
本実施形態の機能ブロック構成図である。 浮上実計算実行部101及び目的関数多項式近似部102の処理を示す動作フローチャートである。 目的関数選択部103、目的関数間論理式計算部104、及び可能領域表示部105の処理を示す動作フローチャートである。 関数値計算部106、逆像計算部107の処理を示す動作フローチャートである。 逆像分類計算部108の処理を示す動作フローチャートである。 入力パラメータサンプル組110とそれに対応する各目的関数値の例を示す図である。 可能領域表示の例(その1)を示す図である。 可能領域表示の例(その2)を示す図である。 可能領域表示の例(その3)を示す図である。 数式処理ベースでの可能領域表示のメリットを説明する図である。 設計空間のメッシュ化の説明図である。 目的空間上での点P1の近傍値の取り方の説明図である。 逆像計算の説明図(その1)である。 逆像分類計算部108の逆像分類処理の動作原理の説明図である。 可能領域表示と最適解に対応するスライダ形状表示の例を示す図である。 逆像計算の説明図(その2) 逆像分類計算の例を示す図である。 代表形状表示の例を示す図である。 代表形状に対する目的関数の分布例を示す図である。 本実施形態によるシステムを実現できるコンピュータのハードウェア構成の一例を示す図である。 ハードディスクのスライダの説明図である。 スライダ形状のパラメータの説明図である。 多目的最適化の説明図である。 従来の多目的最適化の動作を示す動作フローチャートである。
符号の説明
101 浮上実計算実行部
102 目的関数多項式近似部
103 目的関数選択部
104 目的関数間論理式計算部
105 可能領域表示部
106 関数値計算部
107 逆像計算部
108 逆像分類計算部
109 代表形状表示部
110 入力パラメータサンプル組
2001 CPU
2002 メモリ
2003 入力装置
2004 出力装置
2005 外部記憶装置
2006 可搬記録媒体駆動装置
2007 ネットワーク接続装置
2008 バス
2009 可搬記録媒体
2101 スライダ
2102 アクチュエータ
2103 フライハイト
2104 ロール
2105 ピッチ

Claims (7)

  1. 設計パラメータの組を複数入力して、所定の計算に基づいて複数の目的関数を計算し、その複数の目的関数に対して多目的最適化処理を実行することにより、最適な設計パラメータの組の決定を支援する設計支援装置において、
    前記設計パラメータのサンプルの複数の組に対してそれぞれ計算された複数の目的関数値の組に基づいて、任意の目的関数の値がとり得る領域を該目的関数に対応する目的空間上の可能領域として表示する目的空間表示手段と、
    該目的空間表示手段によって表示される前記任意の目的関数に対応する目的空間の可能領域上でのユーザによる位置指定に対応して、該位置指定に基づく前記目的空間上の位置の近傍領域に対応する設計空間上の前記設計パラメータの組を算出する目的空間対応設計空間算出手段と、
    該目的空間対応設計空間算出手段により算出された設計パラメータの組に対応する代表的な設計形状を算出して表示する代表形状表示手段と、
    を含むことを特徴とする特性が似ていて形状が異なる設計形状を分類・表示する装置。
  2. 設計パラメータの組を複数入力して、所定の計算に基づいて複数の目的関数を計算し、その複数の目的関数に対して多目的最適化処理を実行することにより、最適な設計パラメータの組の決定を支援する設計支援装置において、
    所定組数の前記設計パラメータのサンプルの組に対する前記複数の目的関数の組を計算するサンプル組目的関数計算手段と、
    前記所定組数の設計パラメータのサンプルの組とそれに対応して計算された複数の目的関数の組とに基づいて、前記目的関数を数式近似する目的関数近似手段と、
    該数式近似された複数の目的関数のうちの任意の目的関数について、それらの間の論理関係を示す論理式を目的関数間論理式として計算する目的関数間論理式計算手段と、
    該目的関数間論理式に基づいて、前記任意の目的関数の値がとり得る領域を前記任意の目的関数に対応する目的空間上の可能領域として表示する目的空間表示手段と、
    該目的空間表示手段によって表示される前記任意の目的関数に対応する目的空間の可能領域上でのユーザによる位置指定に対応して、該位置指定に基づく前記目的空間上の位置の近傍領域に対応する設計空間上の前記設計パラメータの組を算出する目的空間対応設計空間算出手段と、
    該目的空間対応設計空間算出手段により算出された設計パラメータの組に対応する代表的な設計形状を算出して表示する代表形状表示手段と、
    を含むことを特徴とする特性が似ていて形状が異なる設計形状を分類・表示する装置。
  3. 前記目的空間対応設計空間算出手段により算出された設計パラメータの組を複数のグループに分類する設計パラメータ分類手段を更に含み、
    前記代表形状表示手段は、前記設計パラメータ分類手段によって分類された各グループを代表する設計パラメータの組に対応する代表的な設計形状を算出して表示する、
    ことを特徴とする請求項1又は2の何れか1項に記載の特性が似ていて形状が異なる設計形状を分類・表示する装置。
  4. 前記目的空間対応設計空間算出手段は、
    前記設計空間を分割する複数の格子点を構成する前記設計パラメータの各組に対応する前記目的空間上の各写像点を計算する関数値計算手段と、
    該各写像点のうち前記位置指定に基づく前記目的空間上の位置の近傍領域に含まれる写像点に対応する前記格子点を構成する前記設計パラメータ組を、前記位置指定に基づく前記目的空間上の位置の近傍領域に対応する設計空間上の前記設計パラメータの組として算出する逆像計算手段と、
    を含むことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の特性が似ていて形状が異なる設計形状を分類・表示する装置。
  5. 前記設計パラメータは、ハードディスク磁気記憶装置のスライダ部の形状を決定するためのパラメータである、
    ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の特性が似ていて形状が異なる設計形状を分類・表示する装置。
  6. コンピュータに設計パラメータの組を複数入力して、前記コンピュータが、所定の計算に基づいて複数の目的関数を計算し、前記複数の目的関数に対して多目的最適化処理を実行することにより、最適な設計パラメータの組の決定を支援する設計支援方法において、
    前記コンピュータが備える目的空間表示手段が、前記設計パラメータのサンプルの複数の組に対してそれぞれ計算された複数の目的関数値の組に基づいて、任意の目的関数の値がとり得る領域を前記目的関数に対応する目的空間上の可能領域として表示するステップと、
    前記コンピュータが備える目的空間対応設計空間算出手段が、前記目的空間表示ステップによって表示される前記任意の目的関数に対応する目的空間の可能領域上でのユーザによる位置指定に対応して、前記位置指定に基づく前記目的空間上の位置の近傍領域に対応する設計空間上の前記設計パラメータの組を算出するステップと、
    前記コンピュータが備える代表形状表示手段が、前記目的空間対応設計空間算出ステップにより算出された設計パラメータの組に対応する代表的な設計形状を算出して表示するステップと、
    を含むことを特徴とする特性が似ていて形状が異なる設計形状を分類・表示する方法。
  7. 設計パラメータの組を複数入力して、所定の計算に基づいて複数の目的関数を計算し、その複数の目的関数に対して多目的最適化処理を実行することにより、最適な設計パラメータの組の決定を支援するコンピュータに、
    前記設計パラメータのサンプルの複数の組に対してそれぞれ計算された複数の目的関数値の組に基づいて、任意の目的関数の値がとり得る領域を該目的関数に対応する目的空間上の可能領域として表示する目的空間表示機能と、
    該目的空間表示機能によって表示される前記任意の目的関数に対応する目的空間の可能領域上でのユーザによる位置指定に対応して、該位置指定に基づく前記目的空間上の位置の近傍領域に対応する設計空間上の前記設計パラメータの組を算出する目的空間対応設計空間算出機能と、
    該目的空間対応設計空間算出機能により算出された設計パラメータの組に対応する代表的な設計形状を算出して表示する代表形状表示機能と、
    を実行させるためのプログラム。
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