JP2009192758A - 定着装置及びこれを備えた画像形成装置 - Google Patents

定着装置及びこれを備えた画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】定着装置におけるローラ部材の部分的な永久変形の発生を防止して、安定した定着動作を実現できる定着装置及びこれを備えた画像形成装置を提供する。
【解決手段】外周部に弾性層12b,13bを備えた定着ローラ12及び加圧ローラ13と、定着ローラ12と加圧ローラ13とを圧接させる加圧部材110とを具備してローラ部材同士を圧接させた圧接部に未定着のトナー像が形成された用紙を通過させることで前記トナー像を溶融させて用紙上に定着させる定着ユニット6において、加圧部材110によるローラ部材同士の圧接時に、加圧部材110の加圧動作を規制する圧力解除レバー120を備えるものとする。
【選択図】図5

Description

本発明は、定着装置及びこれを備えた画像形成装置に係り、特に、定着ローラ及び加圧ローラとして機能する一対のローラ部材を備えて前記ローラ部材同士を圧接させた圧接部に未定着のトナー像が形成された記録媒体を通過させることで記録媒体上に形成されたトナー像を該記録媒体に定着させる定着装置及びこれを備えた画像形成装置に関する。
従来、電子写真方式を用いたファクシミリやプリンタ等の画像形成装置では、回転駆動される感光体ドラムを帯電器により帯電し、前記感光体ドラムに画像情報に応じた光照射により静電潜像を形成し、現像装置によりこの静電潜像にトナー(乾式トナー)を付着させてトナー像を形成し、このトナー像をシート材、用紙などの記録媒体に転写して画像を出力するようにされている。
この画像形成装置には、搬送される記録媒体上の未定着トナーを溶融・固着する定着装置が設けられている。この定着装置としては、未定着トナーを溶融・固着する部位にはハロゲンランプ等を定着源(発熱体)とした定着ローラ(ヒートローラ)及び加圧ローラを備える一対のローラ部材を対向させて配置して、両ローラ部材が所定圧力で圧接する圧接領域(定着ニップ部)に記録媒体を通すことにより、記録媒体上のトナーを溶融させて該記録媒体に定着させる熱定着ローラ方式が多く採用されている(特許文献1を参照)。
しかしながら、従来の定着装置の問題として、バネ等の加圧部材によりローラ部材同士を長時間にわたり付勢することによって、ローラ部材の外周部に形成された弾性層に部分的な永久変形が発生するという問題があった。
この問題の対策としては、従来技術として、発熱体からの熱を記録媒体に伝導させる熱伝導部材(芯金)を有する定着ローラと、該定着ローラとともにニップ部を形成して記録媒体を挟持搬送する弾性層を有する加圧ローラを具備し、該熱伝導部材からみた該加圧ローラの軸の距離は定着装置の動作及び停止に拘らず一定として、該加圧ローラの熱膨張により定着動作時のニップ幅を確保することで、バネ等の加圧部材により付勢力を付与した場合に生ずる加圧ローラの弾性層の部分的な変形を防止する技術が開示されている(特許文献2を参照)。
特開2007−248654号公報 特開平8−22214号公報
しかしながら、従来技術では、ローラ部材を熱膨張させてニップ部を形成するように構成しているが、バネ等の加圧部材を利用していないため、加圧力やニップ幅を常時一定に保つことができないため、定着動作が安定しないという問題があった。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであって、定着装置におけるローラ部材の部分的な永久変形の発生を防止して、安定した定着動作を実現できる定着装置及びこれを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するための本発明に係る定着装置及びこれを備えた画像形成装置の構成は、次の通りである。
本発明は、少なくとも何れか一方の外周部に弾性層を備えて定着ローラ及び加圧ローラとして機能する一対のローラ部材と、前記ローラ部材同士を圧接させる加圧部材とを具備してローラ部材同士を圧接させた圧接部に未定着のトナー像が形成された記録媒体を通過させることで前記トナー像を溶融させて前記記録媒体上に定着させる定着装置において、前記加圧部材によるローラ部材同士の圧接時に、前記加圧部材の加圧動作を規制する加圧部材規制部材を備えることを特徴とするものである。
また、本発明は、前記ローラ部材規制部材の構成として、前記一対のローラ部材のうちの一方のローラ部材を保持する定着装置のフレーム部材の一部を用いて、前記加圧部材を前記フレーム部材の一部に当接させることで、前記加圧部材の加圧動作を規制することが好ましい。
本発明において、一対のローラ部材を保持する定着装置のフレーム部材は、例えば、一対のローラ部材が上下方向で対向して配置される場合、前記一対のローラ部材のうちの上方のローラ部材を保持する定着装置のフレーム部材を上側フレームとし、下方のローラ部材を保持する定着装置のフレーム部材を下側フレームとして構成されるものであっても良い。そして、前記上側フレームまたは下側フレームの一部に前記加圧部材を当接させることで、前記加圧部材の加圧動作を規制するように構成する。
また、本発明は、前記加圧部材規制部材の構成として、前記加圧部材によるローラ部材同士の圧接状態を解除するための圧力解除部材と、前記圧力解除部材の動作を規制する圧力解除部材規制部材と、を備え、前記加圧部材によるローラ部材同士の圧接時に、前記加圧部材と前記圧力解除部材とを接触させた状態で、前記圧力解除部材と前記圧力解除部材規制部材とを接触させることで、前記加圧部材の加圧動作を規制することが好ましい。
また、本発明は、前記加圧部材規制部材の構成を、トナー像を記録媒体上に定着させる定着動作時に、前記加圧部材によりローラ部材同士が圧接された状態で、前記ローラ部材の熱膨張によりトナー像定着に必要なニップ幅を形成するようにすることが好ましい。
さらに、本発明は、少なくとも何れか一方の外周部に弾性層を備えて定着ローラ及び加圧ローラとして機能する一対のローラ部材と、前記ローラ部材同士を圧接させる加圧部材とを具備してローラ部材同士を圧接させた圧接部に未定着のトナー像が形成された記録媒体を通過させることで前記トナー像を溶融させて前記記録媒体上に定着させる定着装置を備えた画像形成装置において、前記定着装置として請求項1乃至4のうちの何れか一項に記載の定着装置を用いることを特徴とするものである。
本発明によれば、少なくとも何れか一方の外周部に弾性層を備えて定着ローラ及び加圧ローラとして機能する一対のローラ部材と、前記ローラ部材同士を圧接させる加圧部材とを具備してローラ部材同士を圧接させた圧接部に未定着のトナー像が形成された記録媒体を通過させることで前記トナー像を溶融させて前記記録媒体上に定着させる定着装置において、前記加圧部材によるローラ部材同士の圧接時に、前記加圧部材の加圧動作を規制する加圧部材規制部材を備えることで、ローラ部材同士に必要以上の圧接力が掛からないようにできるので、前記ローラ部材の弾性層に部分的な永久変形が発生することを防止でき、安定した定着動作を行うことができる。
また、本発明によれば、前記ローラ部材規制部材の構成として、前記一対のローラ部材のうちの一方のローラ部材を保持する定着装置のフレーム部材の一部を用いて、前記加圧部材を前記フレーム部材の一部に当接させることで、前記加圧部材の加圧動作を規制するようにしたので、別途にローラ部材の圧接状態を規制する部材を設けることなく、ローラ部材同士に必要以上の圧接力が掛からないようにできるので、簡単な構成で前記ローラ部材の弾性層に部分的な永久変形が発生することを防止することができる。
また、本発明によれば、前記加圧部材規制部材の構成として、前記加圧部材によるローラ部材同士の圧接状態を解除するための圧力解除部材と、前記圧力解除部材の動作を規制する圧力解除部材規制部材と、を備え、前記加圧部材によるローラ部材同士の圧接時に、前記加圧部材と前記圧力解除部材とを接触させた状態で、前記圧力解除部材と前記圧力解除部材規制部材とを接触させることで、前記加圧部材の加圧動作を規制するようにしたので、ローラ部材同士に必要以上の圧接力が掛からないようにできるので、ローラの弾性層に部分的な永久変形が発生するのを防止することが可能となる。
また、本発明によれば、前記加圧部材規制部材の構成を、トナー像を記録媒体上に定着させる定着動作時に、前記加圧部材によりローラ部材同士が圧接された状態で、前記ローラ部材の熱膨張によりトナー像定着に必要なニップ幅を形成するようにすることで、一対のローラ部材による定着動作時に、前記ローラ部材の熱膨張により定着に必要なニップ幅を確保することが可能となる。
さらに、本発明によれば、少なくとも何れか一方の外周部に弾性層を備えて定着ローラ及び加圧ローラとして機能する一対のローラ部材と、前記ローラ部材同士を圧接させる加圧部材とを具備してローラ部材同士を圧接させた圧接部に未定着のトナー像が形成された記録媒体を通過させることで前記トナー像を溶融させて前記記録媒体上に定着させる定着装置を備えた画像形成装置において、前記定着装置として請求項1乃至4のうちの何れか一項に記載の定着装置を用いることで、前記ローラ部材の弾性層に部分的な永久変形が発生することを防止して、安定した定着動作を行うことができるので、トナー像が確実に定着された高品位な画像出力を安定して行うことができる画像形成装置を実現できる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の実施形態に係る定着ユニットが採用された画像形成装置の全体構成を示す説明図である。
本実施形態に係る画像形成装置1は、図1に示すように、外周部に弾性層を備えた定着ローラ12及び加圧ローラ13からなる一対のローラ部材を具備して、定着ローラ12と加圧ローラ13とを圧接させた圧接部、いわゆるニップ部に未定着のトナー像が形成された用紙(記録媒体)を通過させることで前記トナー像を溶融させて用紙上に定着させる定着ユニット(定着装置)6を備えた画像形成装置において、定着ユニット6として、本発明に係る特徴的な定着装置の構成を備えたものである。
まず、本実施形態に係る画像形成装置1の全体構成について説明する。
画像形成装置1は、図1に示すように、外部から伝送された画像データや、画像形成装置1自身が読み取った画像データに応じて、所定の用紙(記録媒体)に対して単色画像を形成するものであって、露光ユニット2、現像器3、感光体ドラム10、転写ユニット11、帯電器4、クリーニングユニット5、定着ユニット6、給紙トレイ8、排紙トレイ9、及び制御部50などを備えている。
帯電器4は、感光体ドラム10の表面を所定の電位に均一に帯電させるための帯電手段である。帯電器4としては、図1に示すような非接触式の放電器型の帯電器4を用いてもよいし、ローラ型やブラシ型の接触式の帯電器を用いてもよい。
露光ユニット2は、帯電器4によって均一に帯電された感光体ドラム10に対して、上記画像データに応じて露光を行い、画像データに対応する静電潜像を感光体ドラム10の表面に形成するものである。
露光ユニット2としては、図1に示すように、レーザ照射部2a及び反射ミラー2bを備えたレーザスキャニングユニット(LSU)を用いてもよく、また、発光素子(例えばELやLED)をアレイ状に並べた書き込みヘッドを用いてもよい。尚、本実施形態の画像形成装置1では、高速印字処理を行うために、複数のレーザ光を利用することにより照射タイミングの高速化を低減する2ビーム手法を採用している。
現像器3は、感光体ドラム10の表面上に形成された静電潜像をトナー、ここでは黒トナーによって顕像化し、トナー像を形成するものである。
転写ユニット11は、現像器3によって感光体ドラム10に顕像化されたトナー像を、搬送された用紙に転写するものである。
定着ユニット6は、回転可能な定着ローラ(ローラ部材)12と該定着ローラ12を圧接する加圧ローラ(ローラ部材)13との圧接部(以下「定着ニップ部」という)に、転写ユニット11で未定着のトナー像が転写された用紙を通過させて、用紙上のトナー像を溶融し、用紙上に定着させるものである。定着ユニット6の詳細については後述する。
クリーニングユニット5は、現像、画像転写後の感光体ドラム10上の表面に残留するトナーを除去、回収するものである。
給紙トレイ8は、画像形成に使用する用紙を蓄積しておくためのトレイである。本実施形態では、高速印字処理を大量の用紙に対して行うために、画像形成装置1の下部に複数の給紙トレイ8,8が配置され、各トレイには定型サイズの用紙がそれぞれ500〜1500枚収納されている。また、給紙トレイ8に加えて、画像形成装置1の側部には、複数の用紙種類を多量に収納可能な大容量給紙カセット(LCC)81、並びに主として不定型サイズの用紙に対して印字を行う際に用いる手差しトレイ82がさらに配置されている。
排紙トレイ9は、画像形成が完了した用紙を保持するものである。排紙トレイ9は、画像形成装置1の手差しトレイ82とは反対側の側部に配置されている。また、本実施形態の画像形成装置1は、排紙トレイ9に代えて、画像形成後の用紙に対してステープル処理、パンチ処理などを行う後処理装置や、複数段の排紙トレイをオプションとして配置することも可能になっている。
制御部50は、上述した各部に対する動作制御や画像データに対する画像処理を行うためのものである。制御部50は、CPU及びRAMを少なくとも含むマイクロコンピュータであり、図示しない記録媒体に記録されたプログラムを読み込むことによって機能している。
次に、本実施形態に係る特徴的な定着ユニット6について図面を参照して詳細に説明する。
図2は本実施形態に係る定着ユニットの概略構成を示す説明図、図3は前記定着ユニットの構成を示す側面断面図である。
定着ユニット6は、図2、図3に示すように、定着ローラ12と加圧ローラ13とを対向配置して、定着ローラ12に対して加圧ローラ13を圧接するように構成されている。
定着ローラ12は、所定の温度に加熱されて、定着ニップ部を通過するトナー像(未定着)が形成された用紙を加熱するものである。この定着ローラ12は、図3に示すように、円筒状体で構成され、例えば、鉄、ステンレス鋼、アルミニウム、銅等の金属或いはそれらの合金等よりなる素管12aに、弾性層12bとしてシリコンゴム(1〜3mm)が巻きつけられた構成である。
シリコンゴムよりなる弾性層12bは、蓄熱効果を持たせる機能を具備している。また、この弾性層12b上に、PFA(テトラフルオロエチレンとパーフルオロアルキルビニルエーテルとの共重合体)やPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)等のフッ素樹脂よりなる離型層12cを設けている。
また、定着ローラ12は、円筒状体の中空部に当該定着ローラ12の表面をトナー像の定着のために必要な温度とするための加熱手段(熱源)14を有している。定着ローラ12の表面は、この該加熱手段14により予め定める定着設定温度に加熱される。定着設定温度は、160〜200℃が一般的であるが、本実施形態では、180℃に設定されている。
加熱手段14は、メインヒータ(中央側熱源、メイン熱源)15及びサブヒータ(端部側熱源、サブ熱源)16の2つの熱源を有しており、定着ローラ12の表面を中央部分と端部側とに分けて部分的に加熱できる構成となっている。メインヒータ15は、定着ローラ12の中央部分でフィラメントFが巻かれている。このフィラメントFが巻かれた部分が発熱領域となって、定着ローラ12の中央部分を加熱するようになっている。一方、サブヒータ16は、メインヒータ15の発熱領域外側の両端部側でフィラメントFがそれぞれ巻かれている。このフィラメントFが巻かれた部分が発熱領域となって、定着ローラ12の両端部側を加熱するようになっている。
また、定着ローラ12の中央部分及び端部側には、定着ローラ12の表面の温度を検出するためのサーミスタよりなる温度センサ19,20が配置されている。これら温度センサ19,20が、定着ローラ12の表面を部分的に加熱可能なメインヒータ15及びサブヒータ16の各発熱領域に対応する部分の表面温度を検出する温度検出手段を構成している。
温度センサ19は、定着ローラ12の中央部分の温度を検出する中央部温度センサであって、定着ローラ12の表面に非接触で配置されている。一方、温度センサ20は、定着ローラ12の端部側の温度を検出する端部温度センサであって、定着ローラ12に接触して配置されている。
本実施形態では、定着ローラ12の中央部分は、端部側に比べて用紙の通過頻度が高く、定着ローラ12の表面に巻き付いた用紙にて損傷を受ける可能性が高いため、中央部温度センサ19を非接触としている。
また、本実施形態では、制御部50に具備される温度制御部(図示せず)によって、中央部温度センサ19による検出温度に対して、定着ローラ12の表面からの離間距離に応じた温度のずれを補正するようになっている。
一方、加圧ローラ13は、円筒状体で構成され、例えば、鉄、ステンレス鋼、アルミニウム、銅等の金属或いはそれらの合金等よりなる素管13aに、弾性層13bとしてシリコンゴム(1〜5mm)が巻きつけられた構成である。定着ローラ12と同様に、シリコンゴムよりなる弾性層13bには、蓄熱効果を持たせる機能を具備している。また、この弾性層13b上に、PFA(テトラフルオロエチレンとパーフルオロアルキルビニルエーテルとの共重合体)やPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)等のフッ素樹脂よりなる離型層13cを設けている。
そして、本実施形態では、加圧ローラ13の内部にも加熱手段(熱源)であるヒータ(以下、加圧側ヒータ)17が設けられ、加圧ローラ13が定着ローラ12より奪う熱量を抑える構成となっている。
加圧側ヒータ17は、加圧ローラ13の軸線方向に沿って定着ローラ12と対向する略全長に渡りフィラメントFが巻かれている。このフィラメントFが巻かれた部分が発熱領域となって、加圧ローラ13を略全長に渡り全体的に加熱するようになっている。
このように構成された定着ローラ12及び加圧ローラ13のそれぞれの外周には、図2に示すように、定着ローラ12或いは加圧ローラ13の外周に巻き付く用紙を剥離するための用紙剥離爪22,22が配置されている。また、定着ローラ12の外周には、定着ローラ12の表面に付着したトナーを除去するクリーニングユニット21が設けられている。
図1,図2に示すように、転写ユニット11よりペーパーガイド23に沿って定着ユニット6に案内された用紙は、定着ローラ12と加圧ローラ13との定着ニップ部を通過したのち、用紙剥離爪22,22にて定着ローラ12或いは加圧ローラ13より剥離され、その後、ペーパーガイド24,25に沿って搬送される。また、用紙が剥離された後の定着ローラ12の表面は、クリーニングユニット21にて清掃される。
また、定着ユニット6において、定着ローラ12が駆動源に接続されて回転駆動され、加圧ローラ13は、ローラ表面が定着ローラ12の表面と接触することで、定着ローラ12の回転に従動するよう構成されている。
ここで、本実施形態に係る特徴的な定着ユニット6の実施例について図面を参照して説明する。
(第1実施例)
まず、第1実施例について図面を参照して説明する。
図4は本実施形態に係る画像形成装置の定着ユニットの第1実施例の構成を示す斜視図、図5は前記定着ユニットの構成を示すローラ軸線方向から見た説明図である。
第1実施例の定着ユニット(定着装置)106は、図4,図5に示すように、回転可能な定着ローラ12と該定着ローラ12とを対向配置し、定着ローラ12に対して加圧ローラ13を圧接する加圧部材110と、加圧部材規制部材として加圧部材110の加圧動作を規制する圧力解除レバー(圧力解除部材)120と圧力解除レバー120の動作を規制する圧力解除レバー位置決めピン(圧力解除部材規制部材)130を具備している。
定着ローラ12は、外径φ40の筒状体を呈し、素管12aの外周に弾性層12bとして1.5mmの厚みのシリコンゴムと、この弾性層12b上に30μmの膜厚みのPFAによる離型層12cを備えている。
加圧ローラ13も同様に、外径φ40の筒状体を呈し、素管13aの外周に弾性層13bとして1.5mmの厚みのシリコンゴムと、この弾性層13b上に30μmの膜厚みのPFAによる離型層13cを備えている。
定着ローラ12及び加圧ローラ13の両端部には、それぞれのローラを回転可能に保持するベアリング41,42が挿入されている。定着ローラ12及び加圧ローラ13は、このベアリング41,42を介して、定着ローラ12側の上ユニット(図示省略)及び加圧ローラ13側の下ユニット(図示省略)に各々取り付けられている。
加圧部材110は、加圧レバー111と加圧ばね112を備えている。
加圧レバー111は、加圧ローラ13を保持するとともに、一端側が支軸113により揺動可能に軸支され、加圧ローラ13を定着ローラ12に対して圧接、離間可能に構成されている。加圧レバー111の他端側には、加圧ばね112が配置されている。
加圧ばね112は、圧縮コイルばねが用いられ、加圧レバー111を介して加圧ローラ13を定着ローラ12に向う方向に付勢するように配置されている。
また、加圧レバー111の他端側には、加圧レバー111による加圧ローラ13の加圧動作を規制するとともに、加圧ローラ13を定着ローラ12から離間させる圧力解除レバー120が設けられている。
圧力解除レバー120は、手動により操作するための操作部120aと加圧レバー111に当接する当接部120bとを備え、操作部120aと当接部120bとの間で支軸121により揺動可能に軸支されている。当接部120bには、加圧レバー設定位置120b1と加圧レバー解除位置120b2が形成されている。
具体的には、図5に示すように、当接部120bの加圧レバー設定位置120b1に加圧レバー111が当接した時には、加圧ローラ13が加圧レバー111を介して加圧ばね112により上方に押された状態で、所定位置で定着ローラ12と当接して、加圧ばね112による所定の圧接力により加圧ローラ13と定着ローラ12とが圧接した状態となる(実線部)。
一方、当接部120bの加圧レバー解除位置120b2に加圧レバー111が当接した時には、加圧レバー111が下方に押し下げられて、加圧ローラ13が定着ローラ12から離間した状態となる(2点鎖線部)。
圧力解除レバー位置決めピン130は、図示しない定着ユニット本体の一部に取付けられ、圧力解除レバー120の当接部120bが当接することで圧力解除レバー120の動作を規制するようになっている。
詳しくは、圧力解除レバー位置決めピン130は、加圧部材110により加圧ローラ13を定着ローラ12に圧接させる時、加圧レバー111と圧力解除レバー120の加圧レバー設定位置120b1とが当接した状態で、圧力解除レバー120の当接部120bが該圧力解除レバー位置決めピン130と当接するようになっている。
次に、定着ユニット106における加圧レバー111と圧力解除レバー120による作用について図面を参照して説明する。
図6は本実施形態に係る定着ユニットの定着ローラと加圧ローラとの圧接状態を示す説明図である。
定着ユニット106において、通常状態(トナー像が転写可能な状態)では、図5に示すように、加圧ローラ13が加圧ばね112により加圧レバー111を介して定着ローラ12に対して所定の圧接力で常時圧接された状態となっている。
この時、圧力解除レバー120は、加圧レバー設定位置120b1が加圧レバー111の一端部と当接した状態で、当接部120bの上部が圧力解除レバー位置決めピン130と当接して当接部120bの図中上方への変位が制限された状態となっている。これにより、加圧レバー111は、圧力解除レバー120の当接部120bの加圧レバー設定位置120b1で保持される。
加圧レバー111に保持された加圧ローラ13は、加圧レバー111が圧力解除レバー120の当接部120bに当接することにより、加圧レバー111による加圧ローラ13の加圧動作が規制され、定着ローラ12に対して所定の位置で、加圧ばね112により所定の圧接力がかけられた状態で保持されている(実線部)。
一方、定着ユニット106において、定着ローラ12から加圧ローラ13を離間する場合は、図5に示すように、圧力解除レバー120の操作部120aを矢印A方向に回動操作して、当接部120bと加圧レバー111との当接する位置を加圧レバー設定位置120b1から加圧レバー解除位置120b2に変位させる。これにより、加圧レバー111が図中下方に押し下げられて、定着ローラ12から加圧ローラ13を離間させることができる(2点鎖線部)。
このように構成することで、装置待機状態、運転停止時等において、加圧ローラ13が定着ローラ12に対して加圧した状態で長時間付勢された状態となっていても、加圧レバー111を圧力解除レバー120の当接部120bの加圧レバー設定位置120b1に接触させることにより、加圧ばね112による加圧力を低減させることができるので、定着ローラ12と加圧ローラ13とが当接する弾性層12b,13bに部分的な永久変形が発生するのを防止することが可能となる。
尚、上述したように、圧力解除レバー120の動作が圧力解除レバー位置決めピン130によって規制されることにより、加圧ローラ13の定着ローラ12への押付け量が制限されることで加圧ばね112による付勢力が低減されるため、トナー像の定着に必要なニップ幅を確保することが難しくなる。
そこで、第1実施例では、図6に示すように、トナー定着時(定着温度:180℃)に必要な定着ローラ12と加圧ローラ13とのニップ幅W1が4.5mmとなるように設定し、且つ、通常状態で定着ローラ12及び加圧ローラ13の弾性層12b,13bに部分的な永久変形が発生することを防止するために、常温時(25℃)では、定着ローラ12と加圧ローラ13とのニップ幅W2が4.0mmになるように加圧レバー111の配置位置を設定した。
図6に示す符号12h,13hはトナー定着時の定着ローラ12及び加圧ローラ13の外径(2点鎖線部)、符号12n,13nは常温時の定着ローラ12及び加圧ローラ13の外径(実線部)を示すものである。
以上のように構成したので、第1実施例によれば、定着ローラ12と加圧ローラ13との圧接時には、圧力解除レバー位置決めピン130によって圧力解除レバー120の動作を規制するとともに、圧力解除レバー120により加圧レバー111の加圧動作を規制して、加圧レバー設定位置120b1で加圧ローラ13を保持するようにしたので、定着ローラ12に対して必要以上の圧接力が掛からないようにできる。これにより、定着ローラ12及び加圧ローラ13の弾性層12b,13bに部分的な永久変形が発生することを防止できる。
また、圧力解除レバー120と加圧レバー111との当接位置を加圧レバー設定位置120b1から加圧レバー解除位置120b2に変位操作することで、加圧レバー111を図中下方に押し下げるようにしたので、簡単に加圧ローラ13を定着ローラ12から離間させることができる。
(第2実施例)
次に、第2実施例について図面を参照して説明する。
図7は本実施形態に係る画像形成装置の定着ユニットの第2実施例の構成を示す斜視図、図8は前記定着ユニットの構成を示すローラ軸線方向から見た説明図である。
尚、第2実施例において、第1実施例の構成と同一の構成については同一の符号を付することで説明を省略する。
第2実施例の定着ユニット(定着装置)206は、図7,図8に示すように、回転可能な定着ローラ12と該定着ローラ12とを対向配置し、定着ローラ12に対して加圧ローラ13を圧接する加圧部材110と、加圧部材110の加圧動作を規制する加圧ローラ側フレーム(フレーム部材)210とを具備している。
以下に、第2実施例において第1実施例の構成と異なる構成について説明する。
加圧ローラ側フレーム210は、加圧レバー111を揺動可能に保持する支軸113が取付けられ、加圧部材110の動作を規制する位置決めピン(加圧部材規制部材)211が設けられている。
位置決めピン211は、加圧レバー111の支軸113側と反対側の端部と対向する位置に設けられ、定着ローラ12に対して加圧ローラ13が所定位置に配置された時に、加圧レバー111による加圧ローラ13の定着ローラ12側に向う動作を制限するようになっている。
具体的には、図8に示すように、位置決めピン211に加圧レバー111が当接した時には、加圧ローラ13が加圧レバー111を介して加圧ばね112により上方に押された状態で、所定位置で定着ローラ12と当接して、加圧ばね112による所定の圧接力により加圧ローラ13と定着ローラ12とが圧接した状態となる。
このように構成することで、装置待機状態、運転停止時等において、加圧ローラ13が定着ローラ12に対して加圧した状態で長時間付勢された状態となっていても、加圧レバー111を位置決めピン211に当接させることにより、加圧ばね112による加圧力を低減させることができるので、定着ローラ12と加圧ローラ13とが当接する弾性層12b,13bに部分的な永久変形が発生するのを防止することが可能となる。
尚、上述したように、位置決めピン211によって加圧レバー111の加圧動作が規制されることにより、加圧ローラ13の定着ローラ12への押付け量が規制されることで加圧ばね112による付勢力が低減されるため、トナー像の定着に必要なニップ幅を確保することが難しくなるが、第2実施例においても、トナー定着時(定着温度:180℃)に必要な定着ローラ12と加圧ローラ13とのニップ幅W1が4.5mmとなるように設定し、且つ、通常状態で定着ローラ12及び加圧ローラ13の弾性層12b,13bに部分的な永久変形が発生することを防止するために、常温時(25℃)では、定着ローラ12と加圧ローラ13とのニップ幅W2が4.0mmになるように位置決めピン211の配置位置を設定した。
以上のように構成したので、第2実施例によれば、加圧ローラ側フレーム210に設けられた位置決めピン211により加圧レバー111の加圧動作を規制するようにしたので、定着ローラ12に対して必要以上の圧接力が掛からないようにできる。これにより、定着ローラ12及び加圧ローラ13の弾性層12b,13bに部分的な永久変形が発生することを防止できる。
(第3実施例)
次に、第3実施例について図面を参照して説明する。
図9は本実施形態に係る画像形成装置の定着ユニットの第3実施例の構成を示す斜視図、図10は前記定着ユニットの構成を示すローラ軸線方向から見た説明図である。
尚、第3実施例において、第1実施例及び第2実施例の構成と同一の構成については同一の符号を付することで説明を省略する。
第3実施例の定着ユニット(定着装置)306は、図9,図10に示すように、回転可能な定着ローラ12と該定着ローラ12とを対向配置し、定着ローラ12に対して加圧ローラ13を圧接する加圧部材110と、加圧部材110の加圧動作を規制する定着ローラ側フレーム(フレーム部材)310とを具備している。
以下に、第3実施例において第1実施例及び第2実施例の構成と異なる構成について説明する。
定着ローラ側フレーム310は、定着ローラ12を保持するとともに、加圧レバー111の動作を規制する加圧レバー位置決め部(加圧部材規制部材)311が設けられている。本実施例では、加圧レバー位置決め部311は、定着ローラ側フレーム310の一端部を折り曲げて形成している。
加圧レバー位置決め部311は、加圧レバー111の支軸113側と反対側の端部と対向する位置に設けられ、定着ローラ12に対して加圧ローラ13が所定位置に配置された時に、加圧レバー111による加圧ローラ13の定着ローラ12側に向う動作を制限するようになっている。
具体的には、図10に示すように、加圧レバー位置決め部311に加圧レバー111が当接した時には、加圧ローラ13が加圧レバー111を介して加圧ばね112により上方に押された状態で、所定位置で定着ローラ12と当接して、加圧ばね112による所定の圧接力により加圧ローラ13と定着ローラ12とが圧接した状態となる。
このように構成することで、装置待機状態、運転停止時等において、加圧ローラ13が定着ローラ12に対して加圧した状態で長時間付勢された状態となっていても、加圧レバー111を加圧レバー位置決め部311に当接させることにより、加圧ばね112による加圧力を低減させることができるので、定着ローラ12と加圧ローラ13とが当接する弾性層12b,13bに部分的な永久変形が発生するのを防止することが可能となる。
尚、上述したように、加圧レバー位置決め部311によって加圧レバー111の加圧動作が規制されることにより、加圧ローラ13の定着ローラ12への押付け量が規制されることで加圧ばね112による付勢力が低減されるため、トナー像の定着に必要なニップ幅を確保することが難しくなるが、第3実施例においても、トナー定着時(定着温度:180℃)に必要な定着ローラ12と加圧ローラ13とのニップ幅W1が4.5mmとなるように設定し、且つ、通常状態で定着ローラ12及び加圧ローラ13の弾性層12b,13bに部分的な永久変形が発生することを防止するために、常温時(25℃)では、定着ローラ12と加圧ローラ13とのニップ幅W2が4.0mmになるように加圧レバー位置決め部311の配置位置を設定した。
以上のように構成したので、第3実施例によれば、定着ローラ側フレーム310に形成された加圧レバー位置決め部311により加圧レバー111の加圧動作を規制するようにしたので、定着ローラ12に対して必要以上の圧接力が掛からないようにできる。これにより、定着ローラ12及び加圧ローラ13の弾性層12b,13bに部分的な永久変形が発生することを防止できる。
以上のように、上述した実施形態及び実施例によれば、定着ユニット6,106,206,306において、定着ローラ12に対して加圧ローラ13を圧接させる加圧部材110の加圧動作を規制するために、圧力解除レバー120、位置決めピン211または加圧レバー位置決め部311を設けたことで、装置が停止状態または待機状態の時に加圧ばね112による加圧力を低減させて、定着ローラ12及び加圧ローラ13の弾性層12b,13bに部分的な永久変形が発生することを防止することができる。
尚、上述した実施例においては、定着ローラ12及び加圧ローラ13の外径、弾性層12b,13b及び離型層12c,13cの厚み等、特定の構成要素を上述した数値に設定したが、永久変形の条件については、弾性層の硬度、厚みによっても変化し、トナー定着に必要なニップ幅についても用紙の搬送速度等により変化するため、上述した実施例に限定されるものではなく、適宜、最適な数値に設定されるものである。
上述したように、本発明に係る定着ユニットを画像形成装置1に採用することで、定着ローラ12及び加圧ローラ13の弾性層12b,13bに部分的な永久変形が発生することを防止して、安定した定着動作を行うことができるので、トナー像が確実に定着された高品位な画像出力を安定して行うことができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上述した例に限定されないことは言うまでもなく、当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上述した実施形態では、モノクロ用の画像形成装置に本発明が適用されているが、トナー像を記録媒体に定着させる定着装置を備えるカラー用の画像形成装置に本発明を適用することも可能である。
本発明の実施形態に係る定着ユニットが採用された画像形成装置の全体構成を示す説明図である。 前記定着ユニットの概略構成を示す説明図である。 前記定着ユニットの構成を示す側面断面図である。 本実施形態に係る定着ユニットの第1実施例の構成を示す斜視図である。 第1実施例の定着ユニットの構成を示すローラ軸線方向から見た説明図である。 前記定着ユニットの定着ローラと加圧ローラとの圧接状態を示す説明図である。 本実施形態に係る定着ユニットの第2実施例の構成を示す斜視図である。 第2実施例の定着ユニットの構成を示すローラ軸線方向から見た説明図である。 本実施形態に係る定着ユニットの第3実施例の構成を示す斜視図である。 第3実施例の定着ユニットの構成を示すローラ軸線方向から見た説明図である。
符号の説明
1 画像形成装置
6,106,206,306 定着ユニット(定着装置)
12 定着ローラ(ローラ部材)
12b,13b 弾性層
13 加圧ローラ(ローラ部材)
110 加圧部材
111 加圧レバー(加圧部材)
112 加圧ばね(加圧部材)
113 支軸
120 圧力解除レバー(加圧部材規制部材、圧力解除部材)
120a 操作部
120b 当接部
120b1 加圧レバー設定位置
120b2 加圧レバー解除位置
130 圧力解除レバー位置決めピン(圧力解除部材規制部材)
210 加圧ローラ側フレーム(加圧部材規制部材、フレーム部材)
211 位置決めピン(加圧部材規制部材)
310 定着ローラ側フレーム(加圧部材規制部材、フレーム部材)
311 加圧レバー位置決め部(加圧部材規制部材)
W1 ニップ幅(トナー定着時)
W2 ニップ幅(常温時)

Claims (5)

  1. 少なくとも何れか一方の外周部に弾性層を備えて定着ローラ及び加圧ローラとして機能する一対のローラ部材と、前記ローラ部材同士を圧接させる加圧部材とを具備してローラ部材同士を圧接させた圧接部に未定着のトナー像が形成された記録媒体を通過させることで前記トナー像を溶融させて前記記録媒体上に定着させる定着装置において、
    前記加圧部材によるローラ部材同士の圧接時に、前記加圧部材の加圧動作を規制する加圧部材規制部材を備えることを特徴とする定着装置。
  2. 前記加圧部材規制部材は、前記一対のローラ部材のうちの一方のローラ部材を保持する定着装置のフレーム部材の一部を用いて、前記加圧部材を前記フレーム部材の一部に当接させることで、前記加圧部材の加圧動作を規制することを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記加圧部材規制部材は、前記加圧部材によるローラ部材同士の圧接状態を解除するための圧力解除部材と、前記圧力解除部材の動作を規制する圧力解除部材規制部材と、を備え、
    前記加圧部材によるローラ部材同士の圧接時に、前記加圧部材と前記圧力解除部材とを接触させた状態で、前記圧力解除部材と前記圧力解除部材規制部材とを接触させることで、前記加圧部材の加圧動作を規制することを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  4. 前記加圧部材規制部材は、トナー像を記録媒体上に定着させる定着動作時に、前記加圧部材によりローラ部材同士が圧接された状態で、前記ローラ部材の熱膨張によりトナー像定着に必要なニップ幅を形成することを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  5. 少なくとも何れか一方の外周部に弾性層を備えて定着ローラ及び加圧ローラとして機能する一対のローラ部材と、前記ローラ部材同士を圧接させる加圧部材とを具備してローラ部材同士を圧接させた圧接部に未定着のトナー像が形成された記録媒体を通過させることで前記トナー像を溶融させて前記記録媒体上に定着させる定着装置を備えた画像形成装置において、
    前記定着装置として請求項1乃至4のうちの何れか一項に記載の定着装置を用いることを特徴とする画像形成装置。
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