JP2005195856A - 定着装置及びこれを備えた画像形成装置 - Google Patents

定着装置及びこれを備えた画像形成装置 Download PDF

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茂樹 西山
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Abstract

【課題】 スポンジからなる弾性層を加圧ローラに設けた構成でも、紙シワの発生を確実に防止し、さらに紙カールに起因する画像欠陥及び紙ジャムの発生を確実に防止し得るように構成する。
【解決手段】 逆クラウン形状をなすローラの逆クラウン量が、所定の定着温度状態においても所定量確保可能な余裕をもって設定されたものとする。特に逆クラウン量は、ニップ部32において軸線方向端部でのニップ幅Waに対する軸線方向中心部でのニップ幅Wbの比率Wb/Waであるニップ幅係数が上限値0.9を越えないように設定されたものとする。
【選択図】 図4

Description

本発明は、一対のローラで記録紙(画像形成媒体)を挟み込んでトナーを定着させる定着装置及びこれを備えた画像形成装置に関するものである。
画像形成装置(プリンタ、ファクシミリ、複写機、複合機など)では、感光体から記録紙上に転写された未定着のトナーを熱と圧力により記録紙に定着させる定着装置が設けられている。この定着装置では、加熱ローラと加圧ローラとの間に記録紙を挟み込み、これら一対のローラの回転により記録紙を搬送しつつ、トナーの定着に必要な高い圧力で記録紙を押圧する構成となっている。このため、一対のローラ間に記録紙を通過させる際に、記録紙に機械的なストレスを与え、このストレスが原因で記録紙にシワが発生することがある。
このような記録紙に生じるシワを防止するため、従来、加熱ローラあるいは加圧ローラを、その外径が軸線方向端部から中心部に向けて次第に小さくなる逆クラウン形状とした構成のものが知られている(例えば、特許文献1参照)。この構成では、記録紙の進行方向と直交する向きに記録紙の中心部から端部に向かう引張力が発生してシワの発生を防ぐことができる。この外向きの引張力は、ローラの端部の外径Daと中心部の外径Dbとの差である逆クラウン量Da−Dbの大小に応じて変化する。
特開平4−274473号(第2図)
しかるに、定着装置では、ヒータにより加熱ローラが所要の温度域に制御される一方で、加熱ローラからの伝熱により加圧ローラの温度も上昇し、他方、加熱ローラ及び加圧ローラを支持するフレーム材などを介した放熱も生じる。このとき、軸線方向の中心部分に比較して軸線方向の端部分での放熱量が大きいため、ローラの軸線方向での温度分布が均一にならず、中心部分に比較して端部分の温度が低下して熱膨張量も少なくなる。このため、ローラの逆クラウン量が小さくなり、これにより外向きの引張力が低下するため、紙シワが発生し易くなる。
特に、近年の省エネの要請により、従来の密実なゴム材に替えてスポンジ材からなる弾性層を加圧ローラに設けた構成のものが採用されるようになってきたが、このスポンジ材からなる弾性層は、放熱性が低いために温度の上昇量が大きく、これに応じて熱膨張による形状変化も大きくなり、逆クラウン量を低下させて紙シワを発生し易くすることから、十分な対策が望まれる。
他方、熱膨張による逆クラウン量の低下を見越して、昇温状態でも十分な逆クラウン量が確保されるように、逆クラウン量を予め大きく設定しておく方法も考えられるが、加熱ローラの逆クラウン量が過大であると、ローラに記録紙が挟み込まれた際に、図7に示すようにローラ101の逆クラウン形状に沿って記録紙Sに大きなカールが発生し、このカールに伴って記録紙Sの後端SEが跳ね上がる現象が発生する。この記録紙の跳ね上がり現象は、周辺のガイド部材に記録紙を接触させて、記録紙上の未定着のトナーを乱して画像欠陥を引き起こしたり、あるいはジャムを発生させる要因となることから、避けるべきである。
本発明は、このような従来技術の問題点を解消するべく案出されたものであり、その主な目的は、スポンジからなる弾性層を加圧ローラに設けた構成でも、紙シワの発生を確実に防止し得るように構成された定着装置及びこれを備えた画像形成装置を提供することにある。さらに本発明は、紙カールに起因する跳ね上がり現象による画像欠陥及び紙ジャムの発生を確実に防止し得るように構成することも目的とする。
このような課題を解決するために、本発明においては、請求項1に示すとおり、画像形成媒体上のトナーを熱溶融させる加熱ローラと、この加熱ローラとの間に画像形成媒体を挟み込んで押圧する加圧ローラとを有し、前記加圧ローラは、スポンジ材からなる弾性層を有し、前記加熱及び加圧の両ローラの少なくとも一方は、逆クラウン形状をなし、その逆クラウン量が、所定の定着温度状態においても所定量確保可能な余裕をもって設定されたものとした。
これによると、スポンジ材からなる弾性層に定着温度状態で大きな熱膨張が生じても、逆クラウン量の余裕により所要の逆クラウン形状にローラが保持されるため、紙シワの発生に対する防止効果が発揮され、紙シワの発生を確実に防止することができる。
さらに請求項2に示すとおり、前記逆クラウン形状をなすローラは、軸線方向端部のニップ幅に対する軸線方向中心部のニップ幅の比率であるニップ幅係数が、所定の定着温度状態において上限値0.9を越えないように設定されたものとした構成とすることができる。これによると、紙シワの発生をより一層確実に防止することができる。紙シワの発生を防止するには、加熱及び加圧の両ローラによるニップ部が、所定の定着温度状態においても、軸線方向端部から中心部に向けて次第に幅狭となる逆クラウン形状に保持されれば良く、これを基準にして逆クラウン量を設定することで、紙シワを確実に防止することができる。
さらに請求項3に示すとおり、前記加熱ローラは、逆クラウン形状をなし、その逆クラウン量が130μmから160μmの範囲内で設定されたものとした構成とすることができる。これによると、逆クラウン形状による紙カールを小さく抑えることができるため、紙カールに起因する跳ね上がり現象による画像欠陥及び紙ジャムの発生を確実に防止することができる。
さらに請求項4に示すとおり、前記加圧ローラは、逆クラウン形状をなし、その逆クラウン量が100μmから300μmの範囲内で設定されたものとした構成とすることができる。これによると、加熱ローラの逆クラウン量を大きく設定しなくてもニップ幅係数を小さく抑えることができるため、紙カールに起因する跳ね上がり現象によるトラブルの発生を確実に防止しつつ、紙シワの発生を確実に防止することができる。
このように本発明によれば、逆クラウン形状をなすローラを、所定の定着温度状態においても逆クラウン量が所定量確保可能な余裕をもって設定されたものとすることで、温度上昇によりスポンジ材からなる弾性層に大きな熱膨張が生じても、紙シワの発生を確実に防止することができ、さらに逆クラウン形状をなすローラの逆クラウン量を適切な範囲で設定することで、ローラの逆クラウン形状に起因する記録紙の跳ね上がり現象による画像欠陥及び紙ジャムの発生を確実に防止することができ、エラーの少ない高い信頼性を有する定着装置を提供する上で大きな効果が得られる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明が適用された複写機の概略構成を示す模式的な断面図である。この複写機(画像形成装置)は、原稿の画像を読み取る原稿読取部1と、ここで読み取った原稿の画像をトナーで記録紙(画像形成媒体)上に形成する画像形成部2と、ここで記録紙上に形成されたトナー像を定着させる定着部(定着装置)3とを有し、画像形成部2には給紙部4から記録紙Sが供給され、定着部3で定着処理が終わった記録紙が外部に排出される。
原稿読取部1では、スキャナ11により原稿の画像が読み取られ、このスキャナ11からの画信号が制御回路12に入力される。画像形成部2では、制御回路12からの画信号に基づいてレーザ走査ユニット13が動作し、感光体ドラム14に対してレーザ光が照射されて静電潜像が形成された後、その静電潜像がトナーにより現像され、これにより得られたトナー像が転写ローラ15により記録紙に転写される。
図2は、図1に示した定着部の要部を詳細に示す断面図である。定着部3は、記録紙(画像形成媒体)S上のトナー像Tを熱溶融させる加熱ローラ21と、この加熱ローラ21との間に記録紙Sを挟み込んで押圧する加圧ローラ22とを有している。
加熱ローラ21は、アルミニウム合金材からなる中空円筒状の芯金24と、この芯金24の内部に収容されたハロゲンランプなどからなるヒータ25とを有している。芯金24の表面には、フッ素樹脂などからなる離型層26が形成されている。
加圧ローラ22は、アルミニウム合金材からなる中空円筒状の芯金28と、この芯金28の周囲に形成された弾性層29とを有している。弾性層29は、発泡シリコーンゴムなどのスポンジ材からなっており、中空円筒状に成型された上で、内部に芯金28を挿入して組み付けられる。弾性層29は、層厚が6.9〜7.1mmとなるように形成され、そのスポンジ材には、例えば硬度48°(アスカーC)のものが用いられる。
加圧ローラ22は、加圧ばね31により加熱ローラ21に圧接する向きに付勢されており、その付勢力により加圧ローラ22が加熱ローラ21に押し付けられて弾性層29が圧縮変形し、これにより記録紙Sを挟み込むニップ部32が周方向に所定の幅をもって形成される。
この他、定着部3においては、加熱ローラ21の表面を清掃するクリーニングローラ33が加熱ローラ21に当接している。また、記録紙Sは、ガイド部35により加熱ローラ21及び加圧ローラ22によるニップ部32に案内され、このニップ部32から抜け出した記録紙Sは、図示しない搬送ローラ及びガイド体に案内されて排紙ローラ34に導かれる。
定着部3が起動されると、加熱ローラ21は、内部のヒータ25によりトナーの定着に適した所定の温度域(例えば177℃〜187℃)に制御され、また加熱ローラ21からの伝熱により加圧ローラ22の温度が上昇し、加熱ローラ21及び加圧ローラ22に熱膨張が生じる。特に加圧ローラ22のスポンジ材からなる弾性層29に大きな熱膨張が生じ、これに応じてニップ部32の形状が大きく変化する。
図3は、図2に示した加熱ローラ及び加圧ローラを示す上面図である。ここでは、加熱ローラ21及び加圧ローラ22の双方が共に、外径が軸線方向端部から中心部に向けて次第に小さくなる逆クラウン形状に形成されている。加圧ローラ22は、その外周面が側面視で略V字形状の外形輪郭をなし、端部から中心部に向けて直線的に外径が小さくなる逆クラウン形状となっている。加熱ローラ21もこれと同様である。
記録紙Sは、加熱ローラ21及び加圧ローラ22における所定の通紙幅内を通過し、この通紙幅は、A3サイズの短辺の寸法に対応して設定されている。
加熱ローラ21は、紙カールに起因する跳ね上がり現象による画像欠陥及び紙ジャムの発生を確実に防止するため、通紙幅内での軸線方向端部21aでの外径D1aと軸線方向中心部21bでの外径D1bとの差である逆クラウン量D1a−D1bが、130〜160μmの範囲内で設定される。この加熱ローラ21の外径の逆クラウン形状は、金属製の芯金28の外周面によるものであり、その外周の離型層26は均一な層厚である。
加圧ローラ22では、通紙幅内での軸線方向端部22aでの外径D2aと軸線方向中心部22bでの外径D2bとの差である逆クラウン量D2a−D2bが、100〜300μmの範囲内で設定される。芯金28は外径が軸線方向に沿って均一な真直な形状に形成されており、加圧ローラ22の外径の逆クラウン形状は、合成樹脂製の弾性層29の外周面によるものである。
加熱ローラ21及び加圧ローラ22は、定着温度状態で、軸線方向の端部分からの放熱により、軸線方向端部21a・22aでの熱膨張の度合いが軸線方向中心部21b・22bに比較して小さくなり、これにより加熱ローラ21及び加圧ローラ22の逆クラウン量が小さくなる。
図4は、図3に示した加熱ローラと加圧ローラとによるニップ部の形状変化の状況を示しており、(A)に初期状態を、(B)に連続通紙後(定着温度状態)を示している。ニップ部32は、加圧ローラ22の弾性層29の変形により加熱ローラ21の周面に沿って湾曲して形成され、ここではその湾曲面を平面上に展開して示している。
ニップ部32は、加熱ローラ21及び加圧ローラ22の逆クラウン量に応じて、周方向の寸法であるニップ幅Wが軸線方向端部から中心部に向けて次第に小さくなる逆クラウン形状をなしており、このニップ部32の逆クラウン形状により記録紙の中心部から端部に向かう引張力が発生してシワの発生を防止することができる。
ここでは紙シワを抑制するニップ部32の逆クラウン形状の度合いを判定する基準として、軸線方向端部でのニップ幅Waに対する軸線方向中心部でのニップ幅Wbの比率Wb/Waとして求められるニップ幅係数Xが用いられる。
加熱ローラ21及び加圧ローラ22は、温度が上昇すると、中心部と端部での放熱量の差により生じる軸線方向に不均一な熱膨張により逆クラウン量が小さくなり、これに伴って軸線方向端部でのニップ幅Waに対して軸線方向中心部でのニップ幅Wbが相対的に増大して、ニップ幅係数X(=Wb/Wa)が大きくなる。そこで、紙シワの発生を確実に防止するため、ニップ幅係数Xが、初期状態及び定着温度状態のいずれでも0.9を越えないように、加熱ローラ21及び加圧ローラ22の逆クラウン量が設定される。
図5は、加熱ローラ及び加圧ローラの別の例を示す上面図である。ここでは、加熱ローラ41のみが逆クラウン形状に形成されている。加圧ローラ42は、外径が軸線方向に均一な真直な形状に形成されている。図3に示した例と比較すると、加熱ローラ41の逆クラウン量が図3の加熱ローラ21と同一であれば、加熱ローラ41と加圧ローラ42とにより形成されるニップ部45は、軸線方向中心部でのニップ幅Wbが図3のニップ部32より広くなるため、ニップ幅係数Xが大きくなり、紙シワが発生し易くなる。
図6は、加熱ローラ及び加圧ローラの各ケースごとのエラー発生状況及びニップ幅係数を示している。A−1〜A−3の各ケースは、図5に示したように加熱ローラのみを逆クラウン形状とし、その逆クラウン量D1a−D1bを段階的に大きくしたものである。B−1〜B−3の各ケースは、図3に示したように加熱ローラ及び加圧ローラの双方を逆クラウン形状とし、その加熱ローラの逆クラウン量D1a−D1bを段階的に大きくしたものである。ここでは、各ケースについて、A3サイズの記録紙に対して全黒で画像形成したものを20枚連続して通紙する処理を1セットとして、3回行わせている。
紙シワ発生の判断基準となるニップ幅係数Xについては、初期状態で全てのケースでニップ幅係数Xが0.9を越えない条件を満足しており、1セット目でいずれのケースでも紙シワの発生がない実験結果と良く適合している。他方、連続通紙後(定着温度状態)では、A−1及びB−1のケースでニップ幅係数Xが0.9を越えており、2セット目及び3セット目で紙シワの発生がある実験結果と良く適合している。またA−2・A−3及びB−2・B−3の各ケースでは、初期状態及び連続通紙後のいずれでもニップ幅係数Xが0.9を越えない条件を満足しており、全セットを通じて紙しわの発生がない実験結果と良く適合している。
また図7に示したように加熱ローラの逆クラウン形状により引き起こされる記録紙の跳ね上がり現象による画像欠陥及び紙ジャムについては、加熱ローラの逆クラウン量が130μmから160μmの範囲内に収まる条件を満たしていないA−3及びB−3のケースで、画像欠陥及び紙ジャムの発生があるのに対して、前記の条件を満足するA−1・A−2及びB−1・B−2の各ケースでは、画像欠陥及び紙ジャムの発生が全くなく、逆クラウン量の条件と実験結果とが良く適合している。
本発明にかかる定着装置及びこれを備えた画像形成装置は、スポンジからなる弾性層を加圧ローラに設けた構成でも、紙シワの発生を確実に防止し、さらにローラの逆クラウン形状に起因する跳ね上がり現象による画像欠陥及び紙ジャムの発生を確実に防止する効果を有し、一対のローラで記録紙(画像形成媒体)を挟み込んでトナーを定着させる定着装置及びこれを備えた画像形成装置などとして有用である。
本発明が適用された複写機の概略構成を示す模式的な断面図 図1に示した定着部の要部を詳細に示す断面図 図2に示した加熱ローラ及び加圧ローラを示す上面図 図3に示した加熱ローラと加圧ローラとによるニップ部の形状変化の状況を示す展開図 本発明による加熱ローラ及び加圧ローラの別の例を示す上面図 加熱ローラ及び加圧ローラの種々の態様ごとのエラー発生状況及びニップ幅係数を示す図 ローラの逆クラウン形状に起因する記録紙の跳ね上がり現象を模式的に示す斜視図
符号の説明
3 定着部(定着装置)
21・41 加熱ローラ
22・42 加圧ローラ
29 弾性層
32・45 ニップ部
S 記録紙
T トナー像

Claims (5)

  1. 画像形成媒体上のトナーを熱溶融させる加熱ローラと、この加熱ローラとの間に画像形成媒体を挟み込んで押圧する加圧ローラとを有し、
    前記加圧ローラは、スポンジ材からなる弾性層を有し、
    前記加熱及び加圧の両ローラの少なくとも一方は、逆クラウン形状をなし、その逆クラウン量が、所定の定着温度状態においても所定量確保可能な余裕をもって設定されたものとしたことを特徴とする定着装置。
  2. 前記逆クラウン形状をなすローラは、軸線方向端部のニップ幅に対する軸線方向中心部のニップ幅の比率であるニップ幅係数が、所定の定着温度状態において上限値0.9を越えないように設定されたものとしたことを特徴とする請求項2に記載の定着装置。
  3. 前記加熱ローラは、逆クラウン形状をなし、その逆クラウン量が130μmから160μmの範囲内で設定されたものとしたことを特徴とする請求項2に記載の定着装置。
  4. 前記加圧ローラは、逆クラウン形状をなし、その逆クラウン量が100μmから300μmの範囲内で設定されたものとしたことを特徴とする請求項2に記載の定着装置。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の定着装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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