JP2008250250A - 加熱装置及びそれを備えた画像形成装置 - Google Patents

加熱装置及びそれを備えた画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】簡易な構造によって、加圧体18の駆動速度を好適なタイミングで変更することを可能とし、加熱装置に導入される被加熱材Pの引張り現象や不要なループ形成現象の発生を、装置の大型化を伴うことなく良好に防止することを可能とする。
【解決手段】加熱体13を有するフィルム体12に圧接配置した加圧体18の駆動速度の変更制御を、被加熱材Pが加熱ニップ部Nを通過していないとき、すなわち被加熱材Pに対する加熱処理が行われていないときに実行することにより、加圧体18の駆動速度の変更制御の処理動作を支障なく円滑に行うように構成したもの。
【選択図】図5

Description

本発明は、加熱体により加熱される被加熱材を搬送させる加圧体の駆動速度を変更するように構成された加熱装置及びそれを備えた画像形成装置に関する。
加熱体と加圧体との圧接部分に形成された加熱ニップ部に被加熱材を導入して加熱を行う加熱装置は、例えば、複写機、LBP(レーザビームプリンタ)、ファクシミリ等の各種画像形成装置における定着装置などに対して広く用いられている。このような加熱装置の1方式として、加熱体が付設されたフィルム体と加圧体との圧接ニップ部分に被加熱材を導入して加熱を行うようにしたフィルム加熱方式がある。このフィルム加熱方式を採用した加熱装置によれば、昇温の速い低熱容量の加熱体に薄膜のフィルム体を圧接配置させることによって省電力化やウエイトタイムの短縮化(クイックスタート性)が可能となるとともに、加熱装置が搭載された画像形成装置等における機内の過昇温を防ぐことができるなどの利点を有する。
一方、このようなフィルム加熱方式を採用した加熱装置では、通常、フィルム体に圧接配置された加圧体、例えば加圧ローラを回転駆動させることによって上記フィルム体の移動を行わせる構成になされているが、そのような加圧体駆動型の加熱装置においては、当該加熱装置の稼働に伴って加圧ローラ(加圧体)の温度が上昇した際に、加圧ローラを構成しているゴム部等の熱膨張によって外径が大きくなる傾向がある。加圧ローラは、一定回転数で回転駆動されるため、当該加圧ローラが高温になったときの熱膨張によって回転周速度が低温のときよりも増加する結果、被加熱材(被記録材)の搬送速度が大きくなってしまい、加圧ローラ(加圧体)の温度状態によって、加熱装置における被加熱材の搬送速度に違いを生じることとなる。
これに対して、加熱装置よりも搬送方向の上流側に配置された処理部、例えば画像形成装置の場合には画像転写部における被加熱材(被記録材)の搬送速度は一定速度に維持されている。そのため、転写部から送り出された被加熱材(被記録材)が加熱装置の加熱ニップ部(定着部)に到達して当該加熱ニップ部に挟持された状態では、加圧ローラ(加圧体)が高温状態にある時には、転写部での搬送速度よりも加熱装置の定着部における搬送速度が大きくなって被加熱材(被記録材)が引っ張られた状態となり、その影響により転写部において画像ブレを生じる場合がある。
このような加熱装置における被加熱材(被記録材)の引張り現象に基づく画像ブレの発生を防止するためには、加熱装置における被加熱材の搬送速度を転写部における搬送速度よりも予め遅く設定しておくことが考えられる。しかしながら、その場合には、加圧ローラ(加圧体)の温度がまだ低い時点で搬送すると、被加熱材に不要なループ(たるみ)が形成されてしまい、画像転写後の被加熱材の分離方向や、低速搬送中の加熱装置の定着部に対する被記録材の入射角度が不安定となる。その結果、転写分離時に画像の飛び散りや、加熱装置の定着部におけるオフセット等が発生するおそれがある。また、使用される被加熱材(被記録材)が厚い材質を有するときには、その被記録材のコシによって転写部で画像ブレを生じることが多い。
さらに、上述した加熱装置における被加熱材(被記録材)の搬送速度の変動に基づく被加熱材の引張り現象や不要なループ形成現象による弊害をなくするために、転写部から加熱装置の定着部に至るまでの搬送部の距離を長くすることによって、被記録材の搬送方向における前後端部分が転写部及び加熱装置の双方に同時に挟持される時間を無くす、或いは短くする構成を採用することも考えられる。しかしながら、特に長尺状の被記録材を使用する装置においては、搬送部を長くすると装置全体が相当に大型化してしまうという問題がある。
以上のような背景から、例えば下記の特許文献1に開示された加熱装置では、フィルム体の移動速度を検知する手段と、加熱装置の駆動速度を変更可能とする手段とが設けられており、検知した現在のフィルム体の移動速度を用いて、加圧体(加圧ローラ)の装置駆動速度を決定するようにしている。このようにフィルム体の移動速度に対応して加圧体の駆動速度を変更することとすれば、上述した加熱装置における被加熱材(被記録材)の搬送速度の変動に基づく被加熱材の引張り現象や不要なループ形成現象の発生を、画像形成装置を大型化することなく良好に防止することが可能となる。
しかしながら、この特許文献1に記載された装置においては、被加熱材が加熱ニップ部(定着部)内に存在しているときに加圧体(加圧ローラ)の駆動速度の変更を行うと、その被加熱材の後端部分が転写中である場合に画像ブレが発生するおそれがある。
特開2000−315028号公報
そこで本発明は、上述した問題点を解決すべく、加圧体の駆動速度を好適なタイミングで変更可能とし、加熱装置に導入される被加熱材の引張り現象や不要なループ形成現象の発生を、画像形成装置の大型化を伴うことなく良好に防止することができるようにした加熱装置及びそれを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明では、加熱体に付設されたフィルム体と加圧体との圧接部分に形成された加熱ニップ部に被加熱材が導入可能となるように構成され、前記加熱ニップ部に挟持された前記被加熱材を前記加圧体の駆動によりフィルム体とともに移動させながら前記加熱体からの熱を前記被加熱材に付与するように構成されたものであって、前記加圧体の駆動速度を変更するように構成された加熱装置において、前記加圧体の駆動速度の変更を、前記被加熱材が前記加熱ニップ部を通過していないときに実行するように構成されている。
このような構成を有する本発明によれば、被加熱材に対する加熱処理が行われていないときに加圧体の駆動速度の変更が実行されるため、加圧体の駆動速度の変更制御の処理動作が支障なく円滑に行われるようになっている。
また本発明では、加熱体に付設されたフィルム体と加圧体との圧接部分に形成された加熱ニップ部に被加熱材が導入可能となるように構成され、前記加熱ニップ部に挟持された前記被加熱材を前記加圧体の駆動によりフィルム体とともに移動させながら前記加熱体からの熱を前記被加熱材に付与するように構成されたものであって、前記加圧体の駆動速度を変更するように構成された加熱装置において、前記フィルム体の移動速度に対応して前記加圧体の駆動速度を変更するように構成された加熱装置において、前記被加熱材が前記加熱ニップ部を通過していないときには、前記加圧体の駆動速度を予め設定した基準値に変更する一方、前記被加熱材が前記加熱ニップ部を通過しているときには前記加圧体の駆動速度を前記基準値より小さい速度であって適正な速度変更範囲内に制限して変更するようにしている。
このような構成を有する本発明によれば、被加熱材に対する加熱処理が行われていないときに加圧体の駆動速度の変更が必要かつ十分に実行されることによって、加熱装置に導入される被加熱材の引張り現象や不要なループ形成現象の発生が完全に防止される一方、被加熱材に対する加熱処理が行われているときには、加圧体の駆動速度の変更が最小限に抑えられることによって画像ブレの発生等が防止されるようになっている。
さらに本発明では、前記フィルム体の検知された移動速度が、当該フィルム体に関して予め定められた速度範囲の上限値を超えた場合には、前記加圧体の駆動速度の変更を行わないように構成されることが可能である。さらにまた本発明では、前記フィルム体の移動速度に対応して決定される前記加圧体の駆動速度が、当該加圧体又は装置本体に関して予め定められた速度範囲の上限値を超える場合には、前記加圧体の駆動速度の変更を行わないように構成されることが可能である。
このような構成を有する本発明によれば、加圧体の駆動速度の変更制御処理動作が、ノイズ等の外乱に影響されることなく良好に実行されるようになっている。
以上述べたように本発明にかかる加熱装置及びそれを備えた画像形成装置は、加熱体を有するフィルム体に圧接配置した加圧体の駆動速度の変更制御を、被加熱材が加熱ニップ部を通過していないとき、すなわち被加熱材に対する加熱処理が行われていないときに実行することにより、加圧体の駆動速度の変更制御の処理動作を支障なく円滑に行うように構成したものであるから、加圧体の駆動速度を好適なタイミングで変更することが可能となり、加熱装置に導入される被加熱材の引張り現象や不要なループ形成現象の発生を、画像形成装置の大型化を伴うことなく良好に防止することができ、小型で高性能な加熱装置及び画像形成装置を低廉にて実現することができる。
以下、加熱装置及びそれを備えた画像形成装置としての複写機に本発明を適用した実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
先ず、本発明を適用した複写機の全体構成は、図1に示されているように、画像形成装置本体Aの各部に、スキャナ部B、画像形成部C及びシートデッキDを備えたものとなっている。そして、上記画像形成装置本体Aの上部に、ブック原稿の画像情報を読み取る画像読取手段であるスキャナ部Bが配置されているとともに、その画像形成装置本体Aの下部には画像形成手段となる画像形成部Cが設けられ、さらにその画像形成部Cの下部側にシートデッキDが組み付けられている。
上述したスキャナ部Bは、走査系光源201、プラテンガラス202、画像形成装置本体Aに対して開閉可能な原稿圧板203、ミラー204、レンズ205、受光素子(光電変換素子)206、及び画像処理部などの各部から構成されている。そして、前記プラテンガラス202上に、本、記録紙等からなるブック原稿又はシート状原稿などを原稿面を下向きにして載置して原稿圧板203により背面を押圧して静止状態にセットし、読取スタートキーを押すと、走査系光源201がプラテンガラス202の下部を矢印a方向に走査して原稿面の画像情報を読み取る。走査系光源201により読み取られた原稿の画像情報は画像処理部で処理され、電気信号に変換されて、画像形成部Cのレーザスキャナ111に伝送される。ここで、画像形成装置本体Aは、画像形成部Cのレーザスキャナ111に画像処理部の処理信号を入力すれば複写機として機能し、外部装置(コンピュータ)の出力信号を入力すればプリンタとして機能する。また、画像形成装置本体Aは、他のファクシミリ装置からの信号を受信したり、画像処理部の信号を他のファクシミリ装置に送信したりすれば、ファクシミリ装置としても機能する。
一方、上述した画像形成部Cの下部にはシートカセット1が装着されている。このシートカセット1は、下段カセット1aと上段カセット1bの2個で1つの給送ユニットを構成しており、本実施形態では、2つの給送ユニットU1及びU2による計4個のカセットが装着可能になされている。そして、上方側に配置された1つの給送ユニットU1は、前記画像形成装置本体Aに対して着脱可能に取り付けられ、下方側の給送ユニットU2は、シートデッキDに対して着脱可能に取り付けられている。
このような下段カセット1a及び上段カセット1bの内部に収容されたシート状記録媒体(用紙)は、給送回転体となるピックアップローラ3により繰り出され、フィードローラ4とリタードローラ5との協動作用により1枚ずつ分離・給送された後、搬送ローラ104、105によってレジストローラ106まで搬送され、該レジストローラ106によって後述する画像形成動作に同期するようにして画像形成部Cへと給送される。また、前述したシートカセット1とは別に、手差しトレイ6が画像形成装置本体Aの側面に配置されており、手差しトレイ6上のシートSは手差し給紙ローラ7により、レジストローラ106へと繰り出される。
また、前記画像形成部Cは、電子写真感光ドラム112、画像書き込み光学系113、帯電ローラ116、現像器114及び転写帯電器115等を備えた構成になされている。そして、帯電ローラ116により一様に帯電された感光体ドラム112の表面に、レーザスキャナ111から射出された画像情報に対応するレーザ光が画像書き込み光学系113により走査されて静電潜像が形成され、その静電潜像が現像器114により現像されることによりトナー像が形成される。その感光体ドラム112上のトナー像は、当該感光体ドラム112の回転に同期して上記レジストローラ106から送り出されたシート状記録媒体(用紙)の第1面に、転写帯電器115が配置された転写部R(図2参照)で転写される。
ここで、図中の符号117は、上述したようにしてトナー像を形成されたシート状記録媒体を搬送する搬送部を示し、また符号118及び119は、定着装置及び排出ローラをそれぞれ示している。そして、トナー像を形成されたシート状記録媒体は、上記搬送部117により定着装置118に搬送され、そこで加熱及び加圧が行われることによってトナー像が表面に定着された後、排出ローラ119によって機外に配置されたトレイ120に向かって排出され積載される。
また、シート状記録媒体(用紙)の両面に画像を記録する場合には、定着装置118から排出されたシート状記録媒体が排出ローラ119に挟持されて当該シート状記録媒体の後端が分岐点207を通過した時点で上記排出ローラ119が逆転方向に回転駆動される。それにより上記シート状記録媒体は両面トレイ121上に一旦載置され、その後に搬送ローラ104、105により搬送されてレジストローラ106に到達し、その反転されたシート状記録媒体の第2面に上述と同様にして画像が形成された後、トレイ120に排出・積載される構成になされている。
ここで、上述した本実施形態における定着装置118は、加圧部材駆動型のフィルム加熱方式を採用した加熱装置を構成するものであって、図2及び図3に示されているように、周知構造のスティ11、エンドレス耐熱性フィルム体(以下、定着フィルム体と呼ぶ)12、及び加圧ローラ18を備えている。そして、その定着装置118に関連して、同じく周知の反射型センサ21、フォトインタラプタ22,23、紙検知レバー24、紙検知レバー25、CPU(中央演算装置)100、モータドライバ101、感光体ドラム112、転写帯電器115、搬送部117、定着装置駆動用モータM2が適宜に配置されている。
より具体的には、まず本実施形態における感光体ドラム112は、転写帯電器115に当接した状態で配設されており、当該転写帯電器115によって転写部Rが形成されている。また、上記搬送部117は、トナー像を形成された被加熱材としてのシート状記録媒体(用紙)Pを搬送可能とする構成になされている。さらに、前記紙検知レバー24,25には、それぞれ不図示のフラグ部が設けられており、上述したフォトインタラプタ22,23によって被加熱材(シート状記録媒体)Pの到着及び通過が検知される構成になされている。
上述した定着装置118のスティ11は、耐熱性樹脂製の横長形状をなすように構成されており、定着フィルム体12の内面ガイド部材を構成しているとともに、当該スティ11の図示下端面に加熱体としてのヒータ13が下方側に向かって露出するように取り付けられている。定着フィルム体12は、上記加熱体としてのヒータ13に付設されるようにスティ11に外嵌された無端環状体から構成されている。その定着フィルム体12の内周長は、上記ヒータ13を含むスティ11の外周相当長に対して例えば3mm程度大きく形成されており、それによって当該定着フィルム体12は、上記ヒータ13を含むスティ11に対して周長が余裕を持ったルーズな状態で外嵌されている。
定着フィルム体12は、熱容量を小さくしてクイックスタート性を向上させるために膜厚が総厚で40〜100μm程度になされたものであって、耐熱性、離型性、強度、耐久性等を考慮されて形成されたポリイミドフィルムの外周表面に、PTFE、PFA等のフッ素樹脂に導電剤を添加したコート層が設けられた構成を有している。また、この定着フィルム体12の表面における通紙領域外の一部には、反射材20がコートされている(図3参照)。
一方、上述した加圧ローラ18は、前記定着フィルム体12を加圧しながら移動させるための回転駆動体を構成するものであって、前記ヒータ13の加熱面に対して上記定着フィルム体12を介して圧接配置されており、その定着フィルム体12との圧接部分であるニップ部に定着加熱ニップ部Nが形成されている。その定着加熱ニップ部N内には被加熱材としてのシート状記録媒体Pが導入可能になされており、当該定着加熱ニップ部Nにおいて上記ヒータ3からの熱がシート状記録媒体Pに付与される構成になされている。上記加圧ローラ18は、例えばアルミニウム、鉄、ステンレス等からなる芯軸19と、その芯軸19に外装されたシリコンゴム等の離型性の良い耐熱ゴム弾性体からなる例えば肉厚4mm、外径20mmのローラ部とから構成されている。また、この加圧ローラ18の表面部分には、被加熱材(シート状記録媒体)P及び定着フィルム体12の搬送性、並びにトナーの汚れ防止等の理由から、例えばフッ素樹脂を分散させたコート層が設けられている。
さらに、上記加圧ローラ18の芯軸19の端部は、定着装置駆動用モータM2に連結されており、当該加圧ローラ18が図2及び図3中の矢印で示されたように反時計方向に回転駆動されるように構成されている。そして、この加圧ローラ18の回転駆動によって、上述した定着フィルム体12は、その内面が上記ヒータ13の加熱表面(図示下面)に密着摺動しながら図2及び図3中の矢印で示されたように時計方向に回転駆動されるようになっている。
ここで、上述した反射型センサ21は、前記定着フィルム体12の上方位置に取り付けられており、その反射型センサ21によって、前記定着フィルム体12表面にコートされている反射材20からの反射光が検知され、その検知信号がCPU100に送られる構成になされている。この反射型センサ21から出力される検知信号は、例えば図4に示すようなアナログ信号からなる。すなわち、上述した定着フィルム体12が一周するのに要する時間tsを一周期として、上記反射材20の検知が反射型センサ21により行われる構成になされており、反射型センサ21で上記反射材20が検知されたときのピーク電圧Vmが出力されるとともに、その他のフィルムベース部においては電圧Vbが出力されるようになっている。
このような反射型センサ21からのアナログ信号を受けるCPU100は、上述した時間tsと、定着フィルム体12のフィルム周長との関係に基づいて、定着フィルム体12の回転移動速度を割り出す機能を備えている。さらにこのCPU100は、被加熱材(シート状記録媒体)Pの搬送速度と、定着フィルム体12の回転速度との間には一定の相関関係があることを利用して、上述した定着フィルム体12の回転速度から、実際の被加熱材(シート状記録媒体)Pの搬送速度を算出する機能を備えている。
さらにまた、前記CPU100は、上述した定着装置駆動用モータM2のモータドライバ101に対して回転駆動速度の制御指令信号を出力する機能を有しており、当該CPU100からの制御指令信号に基づいて、前記加圧ローラ18の回転駆動速度が適宜に変更制御されるようになっている。
そして、本実施形態では、前記CPU100内に格納された次のような制御プログラムに基づいて、上述した加圧ローラ18の回転駆動速度を適宜に制御する構成になされており、被加熱材(シート状記録媒体)Pが定着加熱ニップ部Nを通過していないときには予め設定した基準値に制御する一方、被加熱材(シート状記録媒体)Pが定着加熱ニップ部Nを通過しているときには適正な速度変更範囲内に制限して制御を行う構成になされている。
すなわち、CPU100に格納された制御プログラムの内容を図5に基づいて具体的に説明すると、まず画像形成装置本体にプリントジョブが受け付けられることにより制御動作が開始される。これにより、定着装置118の加圧ローラ18の回転駆動が開始され、ヒータ13に通電が行われ、定着加熱ニップ部Nが所定の温度になるように制御される。
ここで、定着装置駆動用モータM2が安定されるまで定着フィルム体12の回転移動周期の検知を行わない状態が一定時間(例えば1秒)にわたって維持される(S1)。その待機状態の間、加圧ローラ18も温度上昇するために当該加圧ローラ18の回転周速度は上昇し、それと同時に定着フィルム体12の回転速度も上昇し始める。ただし、この段階では、目標の回転速度には未だ達していない。
そして、定着装置駆動用モータM2が安定した後に、上述した反射型センサ21が定着フィルム体12の回転移動周期(以下、フィルム回転周期という)を常時検知する状態となり、その反射型センサ21により取得されたフィルム回転周期が、予め定められた基準値と同じ値であるかが判断される(S2)。本実施形態における基準値は710msecに設定されており、そのように設定された基準値と、上述した反射型センサ21により取得されたフィルム回転周期とが同じ値であれば(S2のYes)、補正をする必要がないことから、次の反射型センサ21のよる検知結果が取得されるまで待機状態となる。
一方、前記反射型センサ21により取得されたフィルム回転周期が上述した基準値と異なる場合には(S2のNo)、被加熱材(シート状記録媒体)Pが上流側の紙検知レバー24を通過することにより当該紙検知レバー24がオンされて一定時間を経過した後から下流側に配置された紙検知レバー25がオフされるまでの時間を検知することによって定着装置118の定着加熱ニップ部N内に被加熱材(シート状記録媒体)Pが存在しているか否かが判断される(S3)。そして、被加熱材Pが定着加熱ニップ部N内に存在していると判断された場合には(S3のYes)、その被加熱材Pの存在を考慮した制御が行われる。
すなわち、そのときに取得されているフィルム回転周期、つまり前記定着フィルム体12の回転移動速度が、上述した基準値(710msec)よりも速くなっている場合(S4のYes)、或いは遅くなっている場合(S4のNo)には、上記定着装置駆動用モータM2の回転駆動速度が低下又は上昇される方向に速度変更が行われることとなるが(S5又はS6)、そのときの定着装置駆動用モータM2の回転駆動速度の低下量又は上昇量は、予め定められた適正範囲に規制(制限)されたものになされている。
より具体的には、上記定着装置駆動用モータM2の回転駆動速度が低下又は上昇した場合であっても、前述した転写部Rにおいて画像ブレ等を起こさない適正な速度変動範囲が予め設定されていて、その場合には、その適正な速度変動範囲の最大値分だけ速度低下又は速度上昇が行われる。本実施形態においては、その速度変動した際に画像ブレが発生しない速度の最大値が、現在の回転駆動速度の0.2%となっていることから、例えば上述した基準値に対して回転駆動速度の±1.0%の速度変動が必要な場合であっても、適正な速度変更範囲の最大値である上記±0.2%に制限して定着装置駆動用モータM2の回転駆動速度が低下又は上昇されるように制御動作が実行される(S5又はS6)。
そして、そのような制限された速度変動制御が実行された後における上記定着装置駆動用モータM2の回転駆動速度、すなわちフィルム回転周期が再度検出され(S11)、フィルム回転周期が基準値に一致するまで(S11のYes)、或いは定着加熱ニップ部N内に被加熱材(シート状記録媒体)Pが存在しなくなるまで(S3のNo)、上述のように制限された制御動作が繰り返される(S11)。
一方、フィルム回転周期として取得された定着フィルム体12の回転移動速度が、上述した基準値(710msec)と異なる場合であって(S2のNo)、定着装置118の定着加熱ニップ部N内に被加熱材(シート状記録媒体)Pが存在していないと判断されたときには(S3のNo)、被加熱材Pの存在を考慮することなく本来の速度制御が行われる。
例えば、前述したように基準値に対して現在の回転駆動速度の±1.0%の速度変動が必要な場合に、上述した±0.2%の速度変動に制限された制御動作が例えば2回繰り返された結果として(S11)±0.4%の速度変動が達成されたときに、定着加熱ニップ部N内に被加熱材Pが存在していない状態に移行した場合には(S3のNo)、フィルム回転周期と上記基準値との更なる差分である±0.6%の速度変動だけ前記定着装置駆動用モータM2の回転駆動速度が一度に増減されるように制御動作が実行される(S8又はS9)。
より具体的には、上記定着装置118の定着加熱ニップ部N内に被加熱材(シート状記録媒体)Pが存在していないと判断されている場合であって(S3のNo)、フィルム回転周期である定着フィルム体12の回転移動速度が基準値(710msec)よりも速くなっているときには(S7のYes)、そのフィルム回転周期と上記基準値との差分だけ前記定着装置駆動用モータM2の回転駆動速度が、例えば−0.6%にわたって低下されるように制御動作が実行され(S8)、同じく定着装置118の定着加熱ニップ部N内に被加熱材(シート状記録媒体)Pが存在していないと判断されている場合であっても(S3のNo)、フィルム回転周期である定着フィルム体12の回転移動速度が基準値(710msec)よりも遅くなっているときには(S7のNo)、そのフィルム回転周期と上記基準値との差分だけ前記定着装置駆動用モータM2の回転駆動速度が、例えば+0.6%にわたって上昇されるように制御動作が実行されることとなる(S9)。
以上のようにして定着フィルム体12の回転移動速度が決定されることにより定着装置駆動用モータM2の回転駆動制御が行われ、プリントジョブが終了した時点でフィルム回転周期の検知は終了する(S10のYes)。
このように本実施形態によれば、被加熱材(シート状記録媒体)Pに対して定着装置118による加熱処理が行われていないときに、加圧体としての加圧ローラ18の回転駆動速度の変更が基準値との差分にわたって必要かつ十分に実行されるため、定着装置118に導入される被加熱材Pの引張り現象や不要なループ形成現象の発生が完全に防止され、加圧ローラ18の回転駆動速度の変更制御の処理動作が支障なく円滑に行われる。
また、本実施形態では、定着装置118において被加熱材(シート状記録媒体)Pに対する加熱処理が行われているときには、加圧体としての加圧ローラ18の回転駆動速度の変更が最小限に抑えられた制御動作が実行されることから、画像ブレの発生が防止されるようになっている。
次に、図7に表された本発明の第2の実施形態においては、前記定着装置118の定着フィルム体12の回転移動速度が、当該定着フィルム体12に関して予め定められた適正速度範囲の上限値を超えた場合には、前記加圧ローラ18の回転駆動速度の変更を行わない構成になされている。
すなわち、プリントジョブの開始後に、上述した反射型センサ21により取得されたフィルム回転周期が、予め設定された基準値の±10%以内(本実施形態においては639msec〜717msec)であるか否かが判断され(S1)、その範囲内である場合は(S1のYes)、前述した第1の実施形態と同様にして加圧ローラ18の回転駆動速度の変更制御が実行される(S2)。
これに対して、例えば図6に示されているように前述した反射型センサ21から出力される検知信号に、例えば符号Zで表されるようなタイミングでノイズZが入っしまった場合には、そのときに取得されるフィルム回転周期が、上述した基準値の±10%の範囲外になる。従って、そのような場合には、加圧ローラ18の回転駆動速度の変更制御は行われない(S3)。
このような構成を有する第2の実施形態によれば、加圧ローラ18の回転駆動速度の変更制御処理動作が、ノイズ等の外乱に影響されることなく良好に実行されるようになっている。
また、前述した各実施形態において、フィルム回転周期に基づいて決定される加圧ローラ18の回転駆動速度が、定着装置118又は装置本体に関して予め定められた適正な速度範囲の上限値を超える場合には、加圧ローラ18の回転駆動速度の変更制御を実行しないように構成することも可能である。例えば、定着装置118又は装置本体に関する基準の速度を100%として、フィルム回転周期に基づいて決定される加圧ローラ18の回転駆動速度が一定の範囲、例えば最小95%から最大105%までの範囲内となるように制限をかけるようにしても良い。
以上、本発明者によってなされた発明の実施形態を具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能であることはいうまでもない。
例えば、上述した各実施形態は、複写機に対して本発明を適用したものであるが、プリンタ等の他の給紙装置及びそれを備えた画像形成装置に対しても本発明は同様に適用することができる。
以上述べたように本発明にかかる加熱装置及びそれを備えた画像形成装置は、プリンタや複写機などの多種多様な加熱装置及びそれを備えた画像形成装置に対して広く適用することが可能である。
本発明を適用する画像形成装置の一例としての複写機における全体構成の概略を表した縦断面説明図である。 図1に表された定着装置及びその周辺部の構成、及びそれらに関する制御系を模式的に表した側面説明図である。 定着装置に設けられた加圧ローラ及び定着フィルム体の軸方向一端部分をシート状記録媒体の搬送方向上流側から見たときの外観斜視説明図である。 図2に表された反射型センサの出力信号を示す線図である。 本発明の第1の実施形態に係る加圧ローラの回転駆動速度の変更制御を表したフロー図である。 本発明の第2の実施形態に関する反射型センサからの出力信号を表した線図である。 本発明の第2の実施形態における加圧ローラの回転駆動速度の変更制御を表したフロー図である。
符号の説明
A 画像形成装置本体
B 画像読取スキャナ
C 画像形成部
D シート状記録媒体デッキ
R 画像転写部
M2 加圧ローラ駆動モータ
11 スティ
12 定着フィルム体(フィルム体)
13 ヒータ(加熱体)
18 加圧ローラ(加圧体)
20 光反射材
21 反射型センサー
22 フォトインタラプタ
23 フォトインタラプタ
24 紙検知レバー
25 紙検知レバー
100 CPU
101 モータドライバ
112 感光ドラム
115 転写ローラ
118 定着装置

Claims (5)

  1. 加熱体に付設されたフィルム体と加圧体との圧接部分に形成された加熱ニップ部に被加熱材が導入可能となるように構成され、前記加熱ニップ部に挟持された前記被加熱材を前記加圧体の駆動によりフィルム体とともに移動させながら前記加熱体からの熱を前記被加熱材に付与するように構成されたものであって、
    前記加圧体の駆動速度を変更するように構成された加熱装置において、
    前記加圧体の駆動速度の変更を、前記被加熱材が前記加熱ニップ部を通過していないときに実行するように構成されていることを特徴とする加熱装置。
  2. 加熱体に付設されたフィルム体と加圧体との圧接部分に形成された加熱ニップ部に被加熱材が導入可能となるように構成され、前記加熱ニップ部に挟持された前記被加熱材を前記加圧体の駆動によりフィルム体とともに移動させながら前記加熱体からの熱を前記被加熱材に付与するように構成されたものであって、
    前記加圧体の駆動速度を変更するように構成された加熱装置において、
    前記被加熱材が前記加熱ニップ部を通過していないときには、前記加圧体の駆動速度を予め設定した基準値に変更する一方、前記被加熱材が前記加熱ニップ部を通過しているときには前記加圧体の駆動速度を前記基準値より小さい速度であって適正な速度変更範囲内に制限して変更するようにしたことを特徴とする加熱装置。
  3. 前記フィルム体の検知された移動速度が、当該フィルム体に関して予め定められた速度範囲の上限値を超えた場合には、前記加圧体の駆動速度の変更を行わないように構成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の加熱装置。
  4. 前記フィルム体の移動速度に対応して決定される前記加圧体の駆動速度が、当該加圧体又は装置本体に関して予め定められた速度範囲の上限値を超える場合には、前記加圧体の駆動速度の変更を行わないように構成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の加熱装置。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の加熱装置を定着装置として備えていることを特徴とする画像形成装置。
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