JP2009192286A - 荷重変換用音叉振動装置 - Google Patents

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Mitsuo Kimura
三男 木村
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Abstract

【課題】非接触で配置した電磁コイルを用いて、荷重を正確に測定する
【解決手段】音叉振動子10の2枚の平行に配置した振動片11a、11bの上下両端は、結合部12a、12bにより結合されている。結合部12bの両側面には、信号検出用の圧電素子14a、14bが貼り付けられている。振動片11a、11bには励磁部15a、15bが一体に形成され、その両側に電磁コイル16a、16bが配置され電流を断続的に流すと、励磁部15a、15bに対し磁力を作用させて吸引、解除を繰り返し、振動片11a、11bに対し振動を与える。振動片11a、11bの振動は、圧電素子14a、14bにより検出されて、検出信号の一部は電磁コイル16a、16bに帰還される。荷重測定端13a、13b間に荷重が作用すると、振動片11a、11bによる振動数が変化し、新たな周波数で平衡するので、この振動数により荷重測定が可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、構成が簡素となる荷重変換用音叉振動装置に関するものである。
従来の荷重変換用音叉振動子は、振動体に2枚の圧電素子(PZT)を貼り付け、一方の圧電素子により駆動を行い、他方の圧電素子により振動を検出している。
図5は特許文献1による荷重変換器の一部を構成する従来の荷重変換用音叉振動子1の一例を示し、中心軸に対称かつ平行した2枚の振動片1a、1bの両端を、コ字形結合部2a、2bにより結合している。一方の結合部2bの両側面に、第1、第2の圧電素子3a、3bをそれぞれ取り付け、第1の圧電素子3aの出力を増幅器4に接続し、第1の圧電素子3aの出力を励振検出信号とし、その一部を第2の圧電素子3bによる振動片1a、1bの励振用に加えている。
なお、圧電素子は2個を1組として、信号検出用の圧電素子を結合部2aの両側に、励振用の圧電素子を結合部2bの両側に取り付ける場合もある。
このような構成において、増幅器4の利得や周波数特性を適切に選択することにより、音叉振動子1の荷重測定端5a、5bを介して軸方向に測定すべき荷重Fが加えられると、その発振振動数が変化することから、この振動数を周波数カウンタ6で読み取って、加えられた荷重Fを知ることができる。
特開昭60―86427号公報
しかしながら製造に際しては、上述の圧電素子3a、3bを音叉振動子1に固定する必要がある。しかし、熟練を要する圧電素子3a、3bの接着工程が必然となり、また圧電素子3a、3bの接着不良により音叉振動子1の十分な振動が妨げられることがある。
本発明の目的は、上述の課題を解決し、圧電素子に代替して、非接触で配置し得る電磁コイルを用いて、荷重を正確に測定する荷重変換用音叉振動装置を提供することにある。
上述の目的を達成するための本発明に係る荷重変換用音叉振動装置は、2枚の平行に配置した振動片の両端をそれぞれ結合部により結合した音叉振動子において、一方の結合部に信号検出用の圧電素子を貼り付け、前記振動片の中間部の近傍に電磁コイルを配置し、該電磁コイルにより前記振動片を励振することを特徴とする。
また、本発明に係る荷重変換用音叉振動装置は、2枚の平行に配置した振動片の両端をそれぞれ結合部により結合した音叉振動子において、一方の結合部に励振用の圧電素子を貼り付け、前記振動片の中間部の近傍に電磁コイルを配置し、該電磁コイルにより前記振動片の振動を検出することを特徴とする。
更に、本発明に係る荷重変換用音叉振動装置は、2枚の平行に配置した振動片の両端をそれぞれ結合部により結合した音叉振動子において、前記振動片の中間部に励振用の第1の電磁コイルを配置し、前記振動片の中間部の他の近傍に第2の電磁コイルを配置し、前記第1の電磁コイルにより前記振動片を励振し、前記第2の電磁コイルにより前記振動片の振動を検出することを特徴とする。
本発明に係る荷重変換用音叉振動装置によれば、電磁コイルにより非接触で振動片を励磁し、又は非接触で振動片の振動を検出するので、製造が容易となると共に正確な測定ができる。
本発明を図1〜図4に図示の実施例に基づいて詳細に説明する。
実施例1において図1に示すように、音叉振動子10の2枚の平行に配置した振動片11a、11bの上下両端は、コ字型の結合部12a、12bにより結合されている。結合部12a、12bはそれぞれ荷重測定端13a、13bに接続され、音叉振動子10はこれらの荷重測定端13a、13b間に作用する荷重を測定するようにされている。
一方の結合部12bの両側面には、信号検出用の圧電素子14a、14bがそれぞれ貼り付けられている。これらの圧電素子14a、14bの貼付位置は、振動片11a、11bと結合部12bのそれぞれの境界部付近とされ、振動片11a、11bの振動を効率良く検知できる個所とされている。
振動片11a、11bの中心部には、ブロック状の励磁部15a、15bが一体に形成され、その両側に電磁コイル16a、16bが配置されている。なお、この励磁部15a、15bは音叉振動子10の校正に際して、やすり等で削り取ることにより、平衡を調整するための調整おもりとしても用いられる。
圧電素子14a、14bの出力は、加算器17、増幅器18を経て周波数カウンタ19に接続されている。また、増幅器18の出力の一部は駆動回路20に接続され、駆動回路20の出力は電磁コイル16a、16bに接続されている。
励振時には、電磁コイル16a、16bに駆動回路20から電流を断続的又は正逆交互に流すと、電磁コイル16a、16bは振動片11a、11bの励磁部15a、15bに対し、間欠的に磁力を作用させて吸引、解除を繰り返し、振動片11a、11bに対し振動を与える。この振動片11a、11bの振動は、圧電素子14a、14bにより検出されて加算器17、増幅器18を経て検出信号とされ、更にこの検出信号の一部は励振用の電磁コイル16a、16bに帰還される。
音叉振動子10においては、背景技術で説明したように荷重測定端13a、13b間に荷重が作用すると、振動片11a、11bによる振動数が変化し、新たな周波数で平衡するので、この振動数をカウンタ19で計数することにより荷重測定が可能となる。
また、電磁コイル16a、16bは振動片11a、11bの両側に配置したが、図2に示すように振動片11a、11bの間に、1個の電磁コイル16cを配置しても、同様に励振を行うことができる。
図3は実施例2の構成図を示し、結合部12bに取り付けた圧電素子14c、14dにより励振を行い、振動の検出は振動片11a、11bの両側に配置された電磁コイル16d、16eにより検出されている。電磁コイル16d、16eの検出出力は加算器21、増幅器22を経て周波数カウンタ23に接続され、増幅器22の出力の一部は圧電素子14c、14dに接続されている。
振動片11a、11bの励振は圧電素子14c、14dによりなされ、振動片11a、11bの振動は、電磁コイル16d、16eによりうず電流を利用して励磁部15a、15bの位置を検出し、加算器21、増幅器22を介して周波数カウンタ23により振動数が得られる。この検出信号の出力の一部は圧電素子14c、14dに帰還されている。
なお、振動検出用の2個の電磁コイル16d、16eの代りに、振動検出用として図2に示すように1個の電磁コイル16cを振動片11a、11bの間に設けることもできる。
図4は実施例3の構成図を示し、励振用、振動検出用は共に電磁コイルとされ、励振用は振動片11a、11bの両側に配置された電磁コイル16f、16gにより、信号検出用は振動片11a、11bの間に配置された電磁コイル16hによりなされている。電磁コイル16hの出力は増幅器31を介して周波数カウンタ32に接続され、増幅器31の出力の一部は駆動回路33に接続されている。
この実施例3においては、各電磁コイル16f、16g、16hは実施例1、2で説明した励振用、信号検出用の役割を果し、圧電素子は不要となる。なお、これらの励振用、信号検出用は逆の配置であってもよい。
実施例1の構成図である。 変形例の構成図である。 実施例2の構成図である。 実施例3の構成図である。 従来例の構成図である。
符号の説明
10 音叉振動子
11a、11b 振動片
12a、12b 結合部
13a、13b 荷重測定端
14a〜14d 圧電素子
15a、15b 励磁部
16a〜16h 電磁コイル
17、21、31 加算器
18、22、31 増幅器
19、23、32 周波数カウンタ
20、33 駆動回路

Claims (5)

  1. 2枚の平行に配置した振動片の両端をそれぞれ結合部により結合した音叉振動子において、一方の結合部に信号検出用の圧電素子を貼り付け、前記振動片の中間部の近傍に電磁コイルを配置し、該電磁コイルにより前記振動片を励振することを特徴とする荷重変換用音叉振動装置。
  2. 2枚の平行に配置した振動片の両端をそれぞれ結合部により結合した音叉振動子において、一方の結合部に励振用の圧電素子を貼り付け、前記振動片の中間部の近傍に電磁コイルを配置し、該電磁コイルにより前記振動片の振動を検出することを特徴とする荷重変換用音叉振動装置。
  3. 2枚の平行に配置した振動片の両端をそれぞれ結合部により結合した音叉振動子において、前記振動片の中間部に励振用の第1の電磁コイルを配置し、前記振動片の中間部の他の近傍に第2の電磁コイルを配置し、前記第1の電磁コイルにより前記振動片を励振し、前記第2の電磁コイルにより前記振動片の振動を検出することを特徴とする荷重変換用音叉振動装置。
  4. 前記振動片の中間部に励磁部を一体に設け、該励磁部に対し励振を行い、又は該励磁部の振動を検出することを特徴とする請求項1〜3の何れか1つの請求項に記載の荷重変換用音叉振動装置。
  5. 前記検出した振動信号の一部を励振用信号に帰還することを特徴とする請求項1〜3の何れか1つの請求項に記載の荷重変換用音叉振動装置。
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