JP2009191603A - シリンダ錠の保護装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】イグニッションキーを抜けば自動的にシャッターが閉塞位置となるようにして操作部によるシャッターの操作を不要とし、面倒なシャッターの閉塞操作を不要とすることにより、防犯効果を向上させることができるシリンダ錠の保護装置を提供する。
【解決手段】ハウジング1と、該ハウジング1内で閉塞位置と開放位置との間で移動可能とされ、閉塞位置でキー孔を塞ぐとともに開放位置で当該キー孔を開放するシャッター2と、閉塞位置にあるシャッター2をロックする施錠手段4と、該ロック手段4によるロックを解除し、シャッター2を閉塞位置から開放位置まで移動させるマグネットキーMK及び回動部材5とを具備し、キー孔からイグニッションキーIKが抜かれるとシャッター2を開放位置から閉塞位置まで自動的に移動させる閉塞手段を備えたものである。
【選択図】図3

Description

本発明は、二輪車などが具備するシリンダ錠の破壊等を防止し得るシリンダ錠の保護装置に関するものである。
従来、第三者によるはさみやドライバ等のキー孔への差し込みで二輪車などのシリンダ錠がいたずらされて破壊されるのを防止するために、例えば特許文献1で開示されたようなシリンダ錠の保護装置が提案されている。かかる保護装置は、キー孔を閉状態とする閉塞位置から当該キー孔を開状態とする開放位置まで摺動可能なシャッターと、該シャッターを開放位置と閉塞位置との間で摺動自在に保持するハウジングと、シャッターを閉塞位置に保持することによりキー孔を閉塞して施錠するマグネット錠と、磁石の磁気によりマグネット錠を解錠するマグネットキーを具備していた。
上記シリンダ錠の保護装置によれば、ハウジングから突出したシャッターの一部を当該ハウジング内に押し込む操作を行うことによりキー孔を閉塞しつつ、その位置でマグネット錠にて施錠することができる。即ち、シャッターを閉塞位置とするための操作部が形成されており、運転者が当該操作部を操作することによってシャッターを閉塞位置とし、キー孔を覆ってシリンダ錠を保護し得る構成とされているのである。
特開平11−44132号公報
しかしながら、上記従来のシリンダ錠の保護装置においては、運転者が操作部を操作することによりシャッターを閉塞位置とするため、その操作が面倒であり、シャッターを閉塞位置にしない状態(保護装置を機能させない状態)で駐車することが頻繁に生じてしまうという問題があった。即ち、シャッターを閉塞位置とするには、イグニッションキーを抜く動作と、その後の操作部の操作との2つの動作が必要となるため、操作部の操作が面倒であると感じるユーザが多く、保護装置を機能させない状態で駐車してしまう不具合が生じてしまうのである。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、イグニッションキーを抜けば自動的にシャッターが閉塞位置となるようにして操作部によるシャッターの操作を不要とし、面倒なシャッターの閉塞操作を不要とすることにより、防犯効果を向上させることができるシリンダ錠の保護装置を提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、シリンダ錠のキー孔の上方に設けられたハウジングと、該ハウジング内で閉塞位置と開放位置との間で移動可能とされ、閉塞位置で前記キー孔を塞ぐとともに開放位置で当該キー孔を開放するシャッターと、閉塞位置にある前記シャッターをロックする施錠手段と、該ロック手段によるロックを解除し、前記シャッターを閉塞位置から開放位置まで移動させる解錠手段とを具備し、シリンダ錠を保護し得るシリンダ錠の保護装置において、前記キー孔からイグニッションキーが抜かれると前記シャッターを開放位置から閉塞位置まで自動的に移動させる閉塞手段を備えたことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のシリンダ錠の保護装置において、前記シャッターは常時閉塞位置へ付勢されているとともに、前記閉塞手段は、イグニッションキーに設けられた段部と係合して当該イグニッションキーの抜き差しにより下降又は上昇し得るプレートと、前記シャッターと係合して開放位置とする係合手段とを有して成り、前記プレートが下降した後再び上昇端に達したとき前記係合手段による係合を解除して前記シャッターを閉塞位置へ移動させることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2記載のシリンダ錠の保護装置において、前記係合手段は、前記プレートが初期状態である上昇端にあるとき前記シャッターと係合して開放位置とし、前記イグニッションキーがキー孔に差し込まれて前記プレートが下降すると係合が解除されるロック手段を有するものから成り、該プレートが下降した状態で前記ロック手段による係合が解除された前記シャッターを前記プレートで係止して当該シャッターの開放位置を維持するとともに、イグニッションキーがキー孔から抜かれて前記プレートが再び上昇端に達するとシャッターとの係合が解除され、当該シャッターを閉塞位置へ移動させることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、閉塞手段を具備しているので、イグニッションキーを抜けば自動的にシャッターが閉塞位置となるようにして操作部によるシャッターの操作を不要とし、面倒なシャッターの閉塞操作を不要とすることにより、防犯効果を向上させることができる。
請求項2の発明によれば、機械的にイグニッションキーを抜けば自動的にシャッターを閉塞位置としているので、電気や磁気等でイグニッションキーが抜かれたことを検知するものに比べて、装置の信頼性を向上させることができるとともに、電気や磁気等でイグニッションキーが抜かれたことを検出する手段の如き精密部品を不要とすることができ、製造コストを低減させ、且つ、メンテナンス等も簡素化することができる。
請求項3の発明によれば、係合手段によるシャッターの開放位置での係合がロック手段及びプレートとによって行われるので、イグニッションキーをキー孔から抜いた際に確実にシャッターを閉塞位置とすることができ、装置の信頼性を更に向上させることができる。
本発明の実施形態に係るシリンダ錠の保護装置を示す平面図 同内部構成を示す平面図(初期状態) 図1におけるIII−III線断面図 本発明の実施形態に係るシリンダ錠の保護装置の内部構成を示す平面図(イグニッションキーがキー孔に差し込まれた状態) 同断面図 図5の状態からイグニッションキーを押圧した状態を示す断面図 本発明の実施形態に係るシリンダ錠の保護装置の内部構成を示す平面図(イグニッションキーがキー孔から抜かれた後の状態) 同断面図 本発明の実施形態に係るシリンダ錠の保護装置におけるイグニッションキー及びマグネットキーを示す平面図及び正面図 本発明の実施形態に係るシリンダ錠の保護装置における回動部材のマグネットキーによる係止解除の状態を示す断面模式図 本発明の実施形態に係るシリンダ錠の保護装置におけるシャッターの解錠動作を示す模式図(施錠手段によるシャッターに対する係止が行われている状態) 同回動部材により施錠手段のシャッターに対する係止を解除する状態を示す模式図 同解錠手段が回動部材によりシャッターとの係止が解除される状態を示す断面模式図 同回動部材によりシャッターを開放位置に戻し、且つ、ロック手段によるシャッターとの係合が行われている状態を示す模式図 同回動部材を元の状態まで戻し、マグネットキーを抜くことができる状態を示す模式図
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら具体的に説明する。
本実施形態に係るシリンダ錠の保護装置は、二輪車が具備するシリンダ錠のキー孔上方に設けられ、当該キー孔を外側から開閉可能とすることによりシリンダ錠を保護し得るもので、図1〜図3で示すように、ケース1a及びカバー1bから成るハウジング1と、ねじりバネ3で付勢されたシャッター2と、施錠手段4と、回動部材5及びマグネットキーMK(図9参照)等から成る解錠手段と、スライダ6及びロック手段7等から成る閉塞手段とから主に構成されている。
ハウジング1のケース1aは、上記したマグネットキーMKを除く各種構成要素を収容するもので、底面には凹部1aaが形成され、シリンダ錠Sを構成するシリンダボディ8の上端部を収容し得るようになっている。かかるシリンダボディ8内には、複数のタンブラ10aを具備したロータ10が配設されるとともに、キー孔9が形成されてイグニッションキーIK(図9参照)を抜き差しし得るよう構成されている。尚、凹部1aaには、イグニッションキーIKを挿通し得る孔1abが形成されている。
また、ケース1aには、その底面から上方に突出されたボス部1acが形成されており、該ボス部1acの外周面にねじりバネ3が巻着されるとともに、上面にはコイルスプリング11により上方に付勢されたマグネットMaが配設されている。更に、ハウジング1の上面部を成すカバー1bには、図1に示すように、キー孔9を臨ませる孔1baと、回動部材5を臨ませる孔1bbとが形成されており、それぞれにイグニッションキーIK及びマグネットキーMKを挿通し得るようになっている。
シャッター2は、ハウジング1内で閉塞位置と開放位置との間で移動可能とされ、閉塞位置でキー孔9を塞ぐとともに開放位置でキー孔9を開放し得るものである。具体的には、シャッター2の基端側がケース1aのボス部1acに嵌合され、該ボス部1acを中心に揺動可能とされ、開放位置では図2で示す位置とされ、閉塞位置では図7で示す位置とされる。また、シャッター2は、ねじりバネ3により常時閉塞位置へ付勢されており、開放位置にある状態においては、図2で示すように、その先端部がロック手段7と係合して閉塞位置側への揺動動作が規制されている。
施錠手段4は、図2及び図13に示すように、ケース1の底面に形成された穴1adに収容されつつコイルスプリング12により上方へ付勢されたものである。即ち、施錠手段4は、シャッター2が開放位置にあるときは当該シャッター2により穴1ad内に収まっている一方、閉塞位置にあるときは上方へ突出してシャッター2に形成された段部2aと係止し得るようになっている。これにより、閉塞位置にあるシャッター2が開放位置方向へ揺動しないようにロックすることができる。
回動部材5は、図10に示すように、ケース1aのボス部1ac上端部に嵌合して、該ボス部1acを中心に揺動可能とされており、その底面側には各マグネットMaとそれぞれ係合し得る穴5bが形成されるとともに、上面側にはマグネットキーMKを嵌合し得る穴5aが形成されている。また、同図に示すように、マグネットキーMKには、マグネットMaと対応する位置にマグネットMbが配設されており、これらマグネットMaとMbとは、互いに異なる極が対向するようになっている。
上記構成により回動部材5は、通常状態においては、図3に示すように、穴5bにマグネットMaが嵌合して揺動動作が規制されている一方、マグネットキーMKをカバー1bの孔1bbに挿通することにより、マグネットMaとMbとの反発力でマグネットMaがコイルスプリング11の付勢力に抗して下降し、当該マグネットMaによる係止が解かれて回動自在とされる。即ち、マグネットキーMKを孔1bbに差し込んだ状態で回動させれば、回動部材5も係止が解かれて回動するのである。
更に、回動部材5の底面における一端側には山部5cが形成されるとともに、他端側には突部5dが形成されている。このうち山部5cは、回動部材5の回動に伴い施錠手段4を突出状態から孔1ad内に没する状態に移動させるためのものであるとともに、突部5dは、回動部材5の回動に伴い、シャッター2に形成された凹部2bにおける端壁2ba又は2bbに当接可能な位置に設定されている。尚、回動部材5によるシャッター2の解錠動作については後述することとする。
閉塞手段は、キー孔9からイグニッションキーIKが抜かれると自動的にシャッター2を開放位置から閉塞位置まで移動させるものであり、スライダ6、ロック手段7及びシャッター2の底面側に形成された突起2cとから主に構成されている。また、スライダ6の下部には、当該スライダ6を上方へ付勢するコイルスプリング13が配設されるとともに、ロック手段7の下部には、当該ロック手段7を上方へ付勢するコイルスプリング14が配設されており、イグニッションキーIKが挿通されない初期状態では、図2及び図3で示す状態(スライダ6及びロック手段7が共に上昇端にある状態)とされている。尚、ロック手段7及び突起2cが本発明の係合手段に相当する。
かかる初期状態においては、ロック手段7の端縁部とシャッター2の先端縁部とが当接しており、当該シャッター2が閉塞位置側へ揺動するのを規制している。一方、スライダ6には、図2で示すように、イグニションキーIKの先端側を挿通し得る孔6aが形成されており、当該イグニッションキーIKを挿通すると、その段部15と孔6aの開口縁部とが係合し得るようになっている。尚、スライダ6の一端は、ロック手段7の突出部7aと当接しており、スライダ6が下降すると、それと連動してロック手段7も下降し得るよう構成されている。
次に、上記構成のシリンダ錠の保護装置における動作について説明する。
図2及び図3で示すように、初期状態にある保護装置の孔1baからイグニッションキーIKを差し込む過程において、該イグニッションキーIKに形成された段部15がスライダ6に形成された孔6aの開口縁部と係合し、イグニッションキーIKと共にスライダ6がコイルスプリング13の付勢力に抗して下降する。かかるスライダ6の下降に伴いロック手段7も下降するので、図4及び図5に示すように、ロック手段7の端縁部とシャッター2の先端縁部とが上下方向に離間して、シャッター2が僅かに揺動して、その先端側がロック手段7の上面に乗り上げる。
ここで、下降したスライダ6の一端(図4及び図5中右端)は、シャッター2に形成された突起2cと当接するため、同図の状態(即ち、シャッター2は僅かに揺動するのみで、閉塞位置に至らない状態)とされる。この状態で、イグニッションキーIKをオフ位置からオン位置(図1参照)まで回動すると、二輪車のエンジンが始動され、逆にオン位置からオフ位置まで回動すると、エンジンが停止される。
また、オフ位置にあるイグニッションキーIKを押圧(プッシュ)しつつLOCK位置まで回動させると、シリンダ錠Sの下部側(不図示)に配設されたロックバーを突出させてステアリング側に形成された孔と嵌合させ、当該ステアリングをロックし得るよう構成されている。即ち、図5で示すように、イグニッションキーIKがオン位置とオフ位置間を回動し得る状態において、スライダ6には下降ストロークが残っており、当該イグニッションキーIKを押圧すると、図6の状態で示すように、スライダ6が更に下降し得るよう設定されている。かかる状態においても、スライダ6の一端と突起2cとの当接は維持されており、シャッター2は開放位置(図4で示したように僅かに揺動した状態)にある。
従って、本実施形態に係る保護装置においては、イグニッションキーIKを押圧しつつ回動させることにより車両のステアリングをロックさせ得るよう構成されているので、二輪車では一般的であるイグニッションスイッチと押圧操作が必要なステアリングロックとを兼用したシリンダ錠においても適用することができる。勿論、ロック位置がないシリンダ錠(二輪車に限らない)に適用する場合、図5におけるスライダ6の更なる下降ストロークを不要とすることができる。
そして、イグニッションスイッチIKをキー孔9から抜くと、スライダ6は、コイルスプリング13の付勢力により上方へ移動する一方、ロック手段7は、その上面にシャッター2が乗り上げているため、コイルスプリング14の付勢力による上昇は規制される。即ち、シャッター2は、ロック手段7による係合が解かれた状態とされつつスライダ6と突起2cとの係合が解かれるので、ねじりバネ3の付勢力により閉塞位置まで回動し、図7及び図8で示した状態とされる。かかるシャッター2が閉塞位置にある状態では、施錠手段4がケース1aの穴1adから突出した状態とされてシャッター2の段部2aと当接するよう構成されている。これにより、シャッター2の閉塞位置から開放位置への揺動動作が規制され、当該シャッター2がロックされた状態となる。
従って、イグニッションキーIKをキー孔9から抜けば、自動的にシャッター2が閉塞位置まで揺動して当該キー孔9を塞ぐので、従来のように別途の操作部によるシャッター2の操作を不要とし、面倒なシャッター2の閉塞操作を不要とすることにより、防犯効果を向上させることができる。また、イグニッションキーIKをキー孔9から抜いた際のシャッター2の閉塞動作が機械的に行われるので、電気や磁気等でイグニッションキーが抜かれたことを検出する手段の如き精密部品を不要とすることができ、製造コストを低減させ、且つ、メンテナンス等も簡素化することができる。
上記の如く閉塞位置にて施錠されたシャッター2を開放位置まで揺動させるには、まず、図10に示すように、マグネットキーMKをカバー1bの孔1bbに挿通して、マグネットMaによる回動部材5の係止を解く。その状態からマグネットキーMKを右方向へ回動させると、回動部材5は、図11で示した状態から図12で示した状態に至り、図13で示すように、山部5cが施錠手段4を押圧して穴1ad内に没するようにする。これにより、シャッター2のロックが解除される。
このように、シャッター2の施錠手段4によるロックが解除された状態から更にマグネットキーMKを回動させ、それに伴い回動部材5も回動させると、シャッター2における凹部2bの端壁2bbを突部5dが押圧し、当該回動部材5と連動してシャッター2を開放位置まで揺動させる。シャッター2が開放位置に至ると、ロック手段7がコイルスプリング14の付勢力により上昇し、図14に示すように、ロック手段7の端縁部とシャッター2の先端縁部とが当接して初期状態(即ち、シャッター2の開放位置から閉塞位置への揺動動作が規制された状態)とされる。その後、図15に示すように、マグネットキーMKを逆方向(左方向)へ回動させて回動部材5を初期状態に戻すことにより、マグネットキーMKを孔1bbから抜くことができる状態とする。以上で、一連の解錠動作が完了する。
以上、本実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されず、シャッターの閉塞状態を維持する施錠手段及びそのロックを解除する解錠手段に代えて、他の構成のものとしてもよい。また、キー孔からイグニッションキーが抜かれるとシャッターを開放位置から閉塞位置まで自動的に行わせることができれば、本実施形態の如く機械的な構成の閉塞手段に代え、電気的又は磁気によってイグニッションキーが抜かれたことを検出し、モータ等別途の駆動手段等でシャッターを移動させるようにしてもよい。また更に、本実施形態におけるシャッターは、開放位置と閉塞位置との間を揺動するものであるが、これら位置間を摺動するものとしてもよい。
本発明は、二輪車のシリンダ錠の保護装置の他、四輪車やバギー、雪上車等他の車両におけるシリンダ錠の保護装置に適用することができる。
1 ハウジング
1a ケース
1b カバー
2 シャッター
2c 突起(係合手段)
3 ねじりバネ
4 施錠手段
5 回動部材(解錠手段)
6 スライダ(閉塞手段)
7 ロック手段(係合手段)
8 シリンダボディ
9 キー孔
10 ロータ
11 コイルスプリング
12 コイルスプリング
13 コイルスプリング
14 コイルスプリング
15 段部
IK イグニッションキー
MK マグネットキー
S シリンダ錠

Claims (3)

  1. シリンダ錠のキー孔の上方に設けられたハウジングと、
    該ハウジング内で閉塞位置と開放位置との間で移動可能とされ、閉塞位置で前記キー孔を塞ぐとともに開放位置で当該キー孔を開放するシャッターと、
    閉塞位置にある前記シャッターをロックする施錠手段と、
    該ロック手段によるロックを解除し、前記シャッターを閉塞位置から開放位置まで移動させる解錠手段と、
    を具備し、シリンダ錠を保護し得るシリンダ錠の保護装置において、
    前記キー孔からイグニッションキーが抜かれると前記シャッターを開放位置から閉塞位置まで自動的に移動させる閉塞手段を備えたことを特徴とするシリンダ錠の保護装置。
  2. 前記シャッターは常時閉塞位置へ付勢されているとともに、
    前記閉塞手段は、
    イグニッションキーに設けられた段部と係合して当該イグニッションキーの抜き差しにより下降又は上昇し得るプレートと、
    前記シャッターと係合して開放位置とする係合手段と、
    を有して成り、前記プレートが下降した後再び上昇端に達したとき前記係合手段による係合を解除して前記シャッターを閉塞位置へ移動させることを特徴とする請求項1記載のシリンダ錠の保護装置。
  3. 前記係合手段は、前記プレートが初期状態である上昇端にあるとき前記シャッターと係合して開放位置とし、前記イグニッションキーがキー孔に差し込まれて前記プレートが下降すると係合が解除されるロック手段を有するものから成り、該プレートが下降した状態で前記ロック手段による係合が解除された前記シャッターを前記プレートで係止して当該シャッターの開放位置を維持するとともに、イグニッションキーがキー孔から抜かれて前記プレートが再び上昇端に達するとシャッターとの係合が解除され、当該シャッターを閉塞位置へ移動させることを特徴とする請求項2記載のシリンダ錠の保護装置。
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