JP2009190926A - シリコン単結晶製造における数値解析方法 - Google Patents

シリコン単結晶製造における数値解析方法 Download PDF

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Abstract

【課題】シリコン単結晶の引上げ条件を変更しても、シリコン単結晶及びシリコン融液の固液界面形状やこの固液界面近傍の温度分布の計算値が実測値と極めて良く一致する、シリコン単結晶製造における数値解析方法を提供する。
【解決手段】メッシュ構造でモデル化したホットゾーンの各部材の物性値をコンピュータに入力し、各部材の表面温度分布をヒータ19の発熱量及び各部材の輻射率に基づいて求める。上記各部材の表面温度分布及び熱伝導率に基づいて各部材の内部温度分布を求めた後に対流を考慮したシリコン融液13の内部温度分布を求め、固液界面形状をシリコン単結晶23の三重点を含む等温線に合せて求め、更に上記ステップを三重点がシリコン単結晶の融点になるまで繰返す。シリコン融液のメッシュを所定の範囲に限定し、乱流モデル式がkl−乱流モデル式であり、このkl−乱流モデル式中の乱流プラントル数がチューニングパラメータである。
【選択図】図1

Description

本発明は、チョクラルスキー(以下、CZという。)法によりシリコン単結晶を引上げて製造するために、固体であるシリコン単結晶と液体であるシリコン融液との固液界面形状や、この固液界面近傍の温度分布を、コンピュータによりシミュレーションを行って数値解析を行う方法に関するものである。
従来、この種の数値解析方法として、メッシュ構造でモデル化したホットゾーンの各部材毎にまとめられたメッシュに対する各部材の物性値をそれぞれコンピュータに入力し、各部材の表面温度分布をヒータの発熱量及び各部材の輻射率に基づいて求め、各部材の表面温度分布及び熱伝導率に基づいて各部材の内部温度分布を求めた後に対流を考慮した融液の内部温度分布を更に求め、単結晶及び融液の固液界面形状を単結晶の三重点を含む等温線に合せて求め、上記ステップを三重点が単結晶の融点になるまで繰返す、単結晶及び融液の固液界面形状のシミュレーション方法が開示されている(例えば、特許文献1参照)。このシミュレーション方法では、融液のメッシュを所定の範囲に限定し、乱流モデル式が式(1)で表されるkl−モデル式であり、このモデル式の乱流パラメータCとして0.4〜0.6の範囲内の任意の値が用いられる。このように構成されたシミュレーション方法では、計算により得られた単結晶及び融液の固液界面形状は実測値と極めて良く一致するので、このシミュレーション方法で求められた固液界面形状はシリコン単結晶の引上げ時の点欠陥の拡散を考慮した結晶内分布を予測する計算の基礎とすることができるようになっている。
特許第3846155号公報(請求項1、段落[0024])
しかし、上記従来のシミュレーション方法では、シリコン単結晶の引上げ条件を変更すると、シリコン単結晶及びシリコン融液の固液界面形状やこの固液界面近傍の温度分布の計算値が実測値と一致しない場合があった。本発明の目的は、シリコン単結晶の引上げ条件を変更しても、シリコン単結晶及びシリコン融液の固液界面形状やこの固液界面近傍の温度分布の計算値が実測値と極めて良く一致する、シリコン単結晶製造における数値解析方法を提供することにある。
本発明者らは、シリコン単結晶及びシリコン融液の固液界面形状やこの固液界面近傍のシリコン単結晶の温度データ等の種々の実験結果から、乱流プラントル数を適切に定めることにより、上記固液界面形状や固液界面近傍の結晶温度分布を再現し予測できることを見いだし、本発明をなすに至った。
請求項1に係る発明は、コンピュータを用いて計算するシリコン単結晶製造の引上げ機のホットゾーン内のチャンバ、石英るつぼ、カーボンるつぼ、るつぼ支持柱、シリコン融液、シリコン単結晶、ヒートキャップ、保温筒、ヒータ、湯漏れ受け皿及び水冷体の各部材をメッシュ構造でモデル化する第1ステップと、上記ホットゾーンの各部材毎にメッシュをまとめかつこのまとめられたメッシュに対する上記各部材の熱伝導率、輻射率、粘性率、体積膨張係数、密度及び比熱からなる物性値をそれぞれ上記コンピュータに入力する第2ステップと、各部材の表面温度分布をヒータの発熱量及び各部材の輻射率に基づいて求める第3ステップと、各部材の表面温度分布及び熱伝導率に基づいて熱伝導方程式を解くことにより各部材の内部温度分布を求めた後にシリコン融液が乱流であると仮定して得られた乱流モデル式及びナビエ・ストークスの方程式を連結して解くことにより対流を考慮したシリコン融液の内部温度分布を更に求める第4ステップと、シリコン単結晶及びシリコン融液の固液界面形状をシリコン単結晶の三重点を含む等温線に合せて求める第5ステップと、上記第3ステップから第5ステップを三重点がシリコン単結晶の融点になるまで繰返す第6ステップとを含むシリコン単結晶を製造するためにコンピュータを用いて数値解析する方法の改良である。その特徴ある構成は、シリコン融液のメッシュのうちシリコン単結晶の径方向のメッシュであってかつシリコン融液のシリコン単結晶直下の一部又は全部のメッシュを0.01〜5.00mmに設定し、シリコン融液のメッシュのうちシリコン単結晶の長手方向のメッシュであってかつシリコン融液の一部又は全部のメッシュを0.01〜5.00mmに設定し、上記乱流モデル式がkl−乱流モデル式であり、この乱流モデル式中の乱流プラントル数がチューニングパラメータであるところにある。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明であって、乱流モデル式が次の式(1)で表されるkl−乱流モデル式であり、この乱流モデル式の乱流パラメータCとして0.4〜0.6の範囲内の任意の値が用いられかつ乱流モデル式中の乱流プラントル数Prtがチューニングパラメータであることを特徴とする。
Figure 2009190926
ここで、κtはシリコン融液の乱流熱伝導率であり、cはシリコン融液の比熱であり、Prtは乱流プラントル数であり、ρはシリコン融液の密度であり、dはシリコン融液を貯留するるつぼ壁からの混合距離であり、kはシリコン融液の平均流速に対する変動成分の二乗和である。
本発明に係るコンピュータを用いて数値解析する方法では、シリコン単結晶の引上げ条件を種々変更しても、この数値解析方法により得られた単結晶及び融液の固液界面形状やこの固液界面近傍の温度分布が実測値と極めて良く一致する。この結果、本発明の数値解析方法で求めた固液界面形状及びこの固液界面近傍の温度分布を、単結晶の引上げ時の点欠陥の拡散を考慮した結晶内分布を精密に予測する計算の基礎とすることができる。
次に本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。図1に示すように、シリコン単結晶引上げ機11のチャンバ12内には、シリコン融液13を貯留する石英るつぼ14が設けられる。この石英るつぼ14はカーボンるつぼ16及びるつぼ支持柱17を介してるつぼ駆動手段18に接続され、るつぼ駆動手段18は石英るつぼ14を回転させるとともに昇降させるように構成される。また石英るつぼ14の外周面は石英るつぼ14から所定の間隔をあけてヒータ19により包囲され、このヒータ19は保温筒21により包囲される。ヒータ19は石英るつぼ14に投入された高純度のシリコン多結晶体を加熱・溶融してシリコン融液13にする。またチャンバ12は、保温筒21等を収容するチャンバ本体12aと、このチャンバ本体12aの上端の開口部に接続された円筒状のケーシング12bとを有する。このケーシング12bには引上げ手段22が設けられる。この引上げ手段22は、ケーシング12bの上端部に設けられた引上げヘッド(図示せず)から石英るつぼ14の回転中心に向って垂下されたワイヤケーブル22aと、このワイヤケーブル22aの下端に取付けられシリコン単結晶23をシリコン融液13から引上げるためにシリコン融液13に浸される種結晶22bとを有する。この引上げ手段22はシリコン単結晶23を回転させながらシリコン融液13から引上げるように構成される。なお、図1の符号24はシリコン融液13から引上げているシリコン単結晶23の外周面を包囲するヒートキャップである。このヒートキャップ24は、下方に向かうに従って細くなるコーン状に形成されヒータ19からの輻射熱を遮る熱遮蔽部24aと、この熱遮蔽部24aの上縁に連設され外方に略水平方向に張り出すフランジ部24bと、このフランジ部24bを保温筒21上に載置するリング板24cとを有する。上記熱遮蔽部24aはコーン状ではなく円筒状に形成してもよい。また、必要により単結晶23の熱履歴を制御するための水冷体(図示せず)や、チャンバ12の底面に設けられシリコン融液13が石英るつぼ14から漏れたときに処理するための湯漏れ受け皿(図示せず)が設置される。
このように構成された引上げ機11におけるコンピュータを用いた数値解析方法、即ちシリコン単結晶23及びシリコン融液13の固液界面形状とこの固液界面近傍のシリコン単結晶23内の温度分布とをコンピュータを用いてシミュレーションする方法を図1〜図3に基づいて説明する。先ず第1ステップとして引上げ機11のホットゾーンの各部材、即ちチャンバ12,石英るつぼ14,カーボンるつぼ16,るつぼ支持柱17,シリコン融液13,シリコン単結晶23,ヒートキャップ24,保温筒21,ヒータ19,湯漏れ受け皿,水冷体等をメッシュ分割してモデル化する。具体的には上記ホットゾーンの各部材のメッシュ点の座標データをコンピュータに入力する。このときシリコン融液13のメッシュのうちシリコン単結晶23の径方向のメッシュであってかつシリコン融液13のシリコン単結晶23直下の一部又は全部のメッシュ(以下、径方向メッシュという。)を0.01〜5.00mm、好ましくは0.25〜1.00mmに設定する。またシリコン融液13のメッシュのうちシリコン単結晶23の長手方向のメッシュであってかつシリコン融液13の一部又は全部のメッシュ(以下、長手方向メッシュという。)を0.01〜5.00mm、好ましくは0.1〜0.5mmに設定する。
径方向メッシュを0.01〜5.00mmの範囲に限定したのは、0.01mm未満では計算時間が極めて長くなり、5.00mmを越えると計算が不安定になり、繰返し計算を行っても固液界面形状が一定に定まらなくなるからである。また長手方向メッシュを0.01〜5.00mmの範囲に限定したのは、0.01mm未満では計算時間が極めて長くなり、5.00mmを越えると固液界面形状の計算値が実測値と一致しなくなるからである。なお、径方向メッシュの一部を0.01〜5.00の範囲に限定する場合には、シリコン単結晶23直下のシリコン融液13のうちシリコン単結晶23外周縁近傍のシリコン融液13を上記範囲に限定することが好ましく、長手方向メッシュの一部を0.01〜5.00の範囲に限定する場合には、シリコン融液13の液面近傍及び底近傍を上記範囲に限定することが好ましい。
次いで第2ステップとして上記ホットゾーンの各部材毎にメッシュをまとめ、かつこのまとめられたメッシュに対して各部材の物性値をそれぞれコンピュータに入力する。例えば、チャンバ12がステンレス鋼にて形成されていれば、そのステンレス鋼の熱伝導率,輻射率,粘性率,体積膨張係数,密度及び比熱がコンピュータに入力される。また後述する乱流モデル式(1)の乱流パラメータCをコンピュータに入力する。
第3ステップとして、ホットゾーンの各部材の表面温度分布をヒータ19の発熱量及び各部材の輻射率に基づいてコンピュータを用いて求める。即ち、ヒータ19の発熱量を任意に設定してコンピュータに入力するとともに、各部材の輻射率から各部材の表面温度分布をコンピュータを用いて求める。次に第4ステップとしてホットゾーンの各部材の表面温度分布及び熱伝導率に基づいて熱伝導方程式(2)をコンピュータを用いて解くことにより各部材の内部温度分布を求める。ここでは、記述を簡単にするためxyz直交座標系を用いたが、実際の計算では円筒座標系を用いる。
Figure 2009190926
ここで、ρは各部材の密度であり、cは各部材の比熱であり、Tは各部材の各メッシュ点での絶対温度であり、tは時間であり、λx,λy及びλzは各部材の熱伝導率のx,y及びz方向成分であり、qはヒータ19の発熱量である。
一方、シリコン融液13に関しては、上記熱伝導方程式(2)でシリコン融液13の内部温度分布を求めた後に、このシリコン融液13の内部温度分布に基づき、シリコン融液13が乱流であると仮定して得られた乱流モデル式(1)及びナビエ・ストークスの方程式(3)〜(5)を連結して、シリコン融液13の内部流速分布をコンピュータを用いて求める。
Figure 2009190926
ここで、κtはシリコン融液13の乱流熱伝導率であり、cはシリコン融液13の比熱であり、Prtは乱流プラントル数であり、ρはシリコン融液13の密度であり、Cは乱流パラメータであり、dはシリコン融液13を貯留する石英るつぼ14壁からの混合距離であり、kはシリコン融液13の平均流速に対する変動成分の二乗和である。なお、混合距離とは、乱流・対流において、運動量、エネルギ流束や拡散などの輸送現象をモデル化するために、分子運動論の類推からプラントルが導入したパラメータであり、渦塊が混合によりその個性を失うまでに流れを横切って進む有効的な長さをいう。
Figure 2009190926
ここで、u,v及びwはシリコン融液13の各メッシュ点での流速のx,y及びz方向成分であり、νlはシリコン融液13の分子動粘性係数(物性値)であり、νtはシリコン融液13の乱流の効果による動粘性係数であり、Fx,Fy及びFzはシリコン融液13に作用する体積力のx,y及びz方向成分である。
上記乱流モデル式(1)はkl(ケイエル)−乱流モデル式と呼ばれ、一般的には、壁近傍の粘性を考慮する係数fμを掛けた次の式(1−1)で表される。この式(1−1)において、上記壁近傍の粘性を考慮する係数fμを1とした場合が上記式(1)となる。一方、乱流粘性係数vtは次の式(1−2)で表されるので、式(1−1)を乱流粘性係数vtを用いて表すと、次の式(1−3)で表される。
Figure 2009190926
上記式(1)に戻って、式(1)中の乱流パラメータCは0.4〜0.6の範囲内の任意の値が用いられる。また上記式(1)中の乱流プラントル数Prtはチューニングパラメータであり、1未満、好ましくは0.3〜0.8、更に好ましくは0.45〜0.65の範囲に設定される。更に上記ナビエ・ストークスの方程式(3)〜(5)はシリコン融液13が非圧縮性であって粘度が一定である流体としたときの運動方程式である。ここで、乱流パラメータCを0.4〜0.6の範囲に限定したのは、0.4未満又は0.6を越えると計算により求めた界面形状が実測値と一致しないという不具合があるからである。また、乱流プラントル数Prtを1未満に設定したのは、1以上ではシリコン単結晶23の引上げ条件を変更したときにシリコン単結晶23及びシリコン融液13の固液界面形状やこの固液界面近傍の温度分布の計算値が実測値と一致しないからである。なお、少なくともシリコン単結晶23の直径が同一であり、ホットゾーンの形態も同一である場合には、引上げ速度、シリコン単結晶23の回転速度、石英るつぼ14の回転速度等が変更されても、定めた所定の乱流プラントル数Prtを用いて予測できる。またシリコン単結晶23の直径やホットゾーンの形態が変更されても、乱流プラントル数Prtを上記好ましい範囲の0.45〜0.65に収斂することが種々の実験結果から分かり、これにより未だ実現されていないシリコン単結晶23のサイズやホットゾーンの形態に対しても乱流プラントル数Prtを0.45〜0.65という狭い範囲のいずれかの値を用いることにより、大枠予測が可能である。この場合の乱流プラントル数Prt推奨値は0.55である。
上記求められたシリコン融液13の内部流速分布に基づいて熱エネルギ方程式(6)を解くことにより、シリコン融液13の対流を考慮したシリコン融液13の内部温度分布をコンピュータを用いて更に求める。
Figure 2009190926
ここで、u,v及びwはシリコン融液13の各メッシュ点での流速のx,y及びz方向成分であり、Tはシリコン融液13の各メッシュ点での絶対温度であり、ρはシリコン融液13の密度であり、cはシリコン融液13の比熱であり、κlは分子熱伝導率(物性値)であり、κtは式(1)を用いて計算される乱流熱伝導率である。
次に第5ステップとして、シリコン単結晶23及びシリコン融液13の固液界面形状を図2の点Sで示すシリコンの三重点S(固体と液体と気体の三重点(tri-junction))を含む等温線に合せてコンピュータを用いて求める。更にコンピュータに入力するヒータ19の発熱量を変更して(次第に増大して)、上記第3ステップから第5ステップを三重点がシリコン単結晶23の融点になるまで繰返す。このようにして得られたシリコン単結晶23及びシリコン融液13の固液界面形状と、固液界面近傍のシリコン単結晶23内の温度分布は、実測値とほぼ一致する。この結果、本発明で求められた固液界面形状及び結晶内温度分布はシリコン単結晶23の引上げ時の点欠陥の拡散を考慮した結晶内分布を精密に予測する計算の基礎とすることができる。
次に本発明の実施例を比較例とともに詳しく説明する。
<実施例1>
図1に示すように、石英るつぼ14に45kgのシリコン原料をチャージしてこの原料をヒータ19により融解し、このシリコン融液13から直径150mmのシリコン単結晶23を速度0.8mm/分で引上げる場合の、シリコン単結晶23及びシリコン融液13の固液界面形状とこの固液界面近傍のシリコン単結晶23内の温度分布を、図3のフローチャートに基づくコンピュータを用いた数値解析方法により求めた。即ち、シリコン単結晶引上げ機11のホットゾーンをメッシュ構造でモデル化した。ここで、シリコン融液13のシリコン単結晶23直下のシリコン単結晶23の径方向のメッシュを0.75mmに設定し、シリコン融液13のシリコン単結晶23直下以外のシリコン単結晶23の径方向のメッシュを1〜5mmに設定した。またシリコン融液13のシリコン単結晶23の長手方向のメッシュを0.25〜5mmに設定した。またkl−乱流モデル式の乱流パラメータCとして0.54を用い、乱流プラントル数Prtを0.32とした。更に種結晶22bの回転速度を20rpmとし、石英るつぼ14の回転速度を8rpmとした。結晶長方向の中央である400Lを代表長さとして、本発明の効果を確認した。
<比較例1>
kl−乱流モデル式の乱流プラントル数Prtを1としたこと以外は、実施例1と同様にしてシリコン単結晶及びシリコン融液の固液界面形状をコンピュータを用いた数値解析方法により求めた。
<比較試験1及び評価>
実施例1及び比較例1の数値解析方法により求めたシリコン単結晶及びシリコン融液の固液界面形状の実測値に対する偏差を図4に示す。なお、図4において、シリコン融液の表面を0.000mmとした。また、図4の横軸はシリコン単結晶の中心(0.000mm)からシリコン単結晶の半径方向への距離である。図4から明らかなように、比較例1の数値解析方法で得られた固液界面形状(破線で示す。)は実測値(黒丸で示す。)と大幅に相違しているのに対し、実施例1の数値解析方法で得られた固液界面形状(実線で示す。)は実測値とほぼ一致していることが分かった。
<比較試験2及び評価>
実施例1及び比較例1の数値解析方法により求めた固液界面近傍のシリコン単結晶内の温度分布の実測値に対する偏差を図5に示す。なお、図5の横軸はシリコン単結晶内(シリコン単結晶の回転中心)におけるシリコン融液表面からの高さ(シリコン融液表面を0.000mmとした)である。図5から明らかなように、比較例1の数値解析方法で得られた固液界面近傍におけるシリコン単結晶内の温度分布(破線で示す。)は実測値(二点鎖線で示す。)と大幅に相違しているのに対し、実施例1の数値解析方法で得られた固液界面近傍におけるシリコン単結晶内の温度分布(実線で示す。)は実測値とほぼ一致していることが分かった。
<実施例2>
種結晶の回転速度を10rpmとし、石英るつぼの回転速度を12rpmとしたこと以外は、実施例1と同様にしてシリコン単結晶及びシリコン融液の固液界面形状をコンピュータを用いた数値解析方法により求めた。
<比較例2>
kl−乱流モデル式の乱流プラントル数Prtを1としたこと以外は、実施例2と同様にしてシリコン単結晶及びシリコン融液の固液界面形状をコンピュータを用いた数値解析方法により求めた。
<比較試験3及び評価>
実施例2及び比較例2の数値解析方法により求めたシリコン単結晶及びシリコン融液の固液界面形状の実測値に対する偏差を図6に示す。なお、図6において、シリコン融液の表面を0.000mmとした。また、図6の横軸はシリコン単結晶の中心(0.000mm)からシリコン単結晶の半径方向への距離である。図6から明らかなように、比較例2の数値解析方法で得られた固液界面形状(破線で示す。)は実測値(黒三角で示す。)と大幅に相違しているのに対し、実施例2の数値解析方法で得られた固液界面形状(実線で示す。)は実測値とほぼ一致していることが分かった。
<実施例3>
シリコン融液から直径150mmのシリコン単結晶を速度0.4mm/分で引上げ、kl−乱流モデル式の乱流プラントル数Prtを0.76とし、種結晶の回転速度を10rpmとし、石英るつぼの回転速度を10rpmとしたこと以外は、実施例1と同様にしてシリコン単結晶及びシリコン融液の固液界面形状をコンピュータを用いた数値解析方法により求めた。
<比較例3>
kl−乱流モデル式の乱流プラントル数Prtを1としたこと以外は、実施例3と同様にしてシリコン単結晶及びシリコン融液の固液界面形状をコンピュータを用いた数値解析方法により求めた。
<比較試験4及び評価>
実施例3及び比較例3の数値解析方法により求めたシリコン単結晶及びシリコン融液の固液界面形状の実測値に対する偏差を図7に示す。なお、図7において、シリコン融液の表面を0.000mmとした。また、図7の横軸はシリコン単結晶の中心(0.000mm)からシリコン単結晶の半径方向への距離である。図7から明らかなように、比較例3の数値解析方法で得られた固液界面形状(破線で示す。)は実測値(黒丸で示す。)と僅かに相違しているのに対し、実施例3の数値解析方法で得られた固液界面形状(実線で示す。)は実測値とほぼ一致していることが分かった。
<実施例4>
種結晶の回転速度を5rpmとしたこと以外は、実施例3と同様にしてシリコン単結晶及びシリコン融液の固液界面形状をコンピュータを用いた数値解析方法により求めた。
<比較例4>
kl−乱流モデル式の乱流プラントル数Prtを1としたこと以外は、実施例4と同様にしてシリコン単結晶及びシリコン融液の固液界面形状をコンピュータを用いた数値解析方法により求めた。
<比較試験5及び評価>
実施例4及び比較例4の数値解析方法により求めたシリコン単結晶及びシリコン融液の固液界面形状の実測値に対する偏差を図8に示す。なお、図8において、シリコン融液の表面を0.000mmとした。また、図8の横軸はシリコン単結晶の中心(0.000mm)からシリコン単結晶の半径方向への距離である。図8から明らかなように、比較例4の数値解析方法で得られた固液界面形状(破線で示す。)は実測値(黒三角で示す。)と僅かに相違しているのに対し、実施例4の数値解析方法で得られた固液界面形状(実線で示す。)は実測値とほぼ一致していることが分かった。
<実施例5>
石英るつぼに90kgのシリコン原料をチャージしてこの原料をヒータにより融解し、このシリコン融液から直径200mmのシリコン単結晶を速度0.6mm/分で引上げ、kl−乱流モデル式の乱流プラントル数Prtを0.55とし、種結晶の回転速度を15rpmとし、石英るつぼの回転速度を10rpmとしたこと以外は、実施例1と同様にしてシリコン単結晶及びシリコン融液の固液界面形状とこの固液界面近傍のシリコン単結晶内の温度分布を、コンピュータを用いた数値解析方法により求めた。
<比較例5>
kl−乱流モデル式の乱流プラントル数Prtを1としたこと以外は、実施例5と同様にしてシリコン単結晶及びシリコン融液の固液界面形状とこの固液界面近傍のシリコン単結晶23内の温度分布を、コンピュータを用いた数値解析方法により求めた。
<比較試験6及び評価>
実施例5及び比較例5の数値解析方法により求めたシリコン単結晶及びシリコン融液の固液界面形状の実測値に対する偏差を図9に示す。なお、図9において、シリコン融液の表面を0.000mmとした。また、図9の横軸はシリコン単結晶の中心(0.000mm)からシリコン単結晶の半径方向への距離である。図9から明らかなように、比較例5の数値解析方法で得られた固液界面形状(破線で示す。)は実測値(黒丸で示す。)と大幅に相違しているのに対し、実施例5の数値解析方法で得られた固液界面形状(実線で示す。)は実測値とほぼ一致していることが分かった。
<比較試験7及び評価>
実施例5及び比較例5の数値解析方法により求めた固液界面近傍のシリコン単結晶内の温度分布の実測値に対する偏差を図10に示す。なお、図10の横軸はシリコン単結晶内(シリコン単結晶の回転中心)におけるシリコン融液表面からの高さ(シリコン融液表面を0.000mmとした)である。図10から明らかなように、比較例7の数値解析方法で得られた固液界面近傍におけるシリコン単結晶内の温度分布(破線で示す。)は実測値(二点鎖線で示す。)と大幅に相違しているのに対し、実施例7の数値解析方法で得られた固液界面近傍におけるシリコン単結晶内の温度分布(実線で示す。)は実測値とほぼ一致していることが分かった。
<実施例6>
種結晶の回転速度を7rpmとし、石英るつぼの回転速度を12rpmとしたこと以外は、実施例5と同様にしてシリコン単結晶及びシリコン融液の固液界面形状をコンピュータを用いた数値解析方法により求めた。
<比較例6>
kl−乱流モデル式の乱流プラントル数Prtを1としたこと以外は、実施例6と同様にしてシリコン単結晶及びシリコン融液の固液界面形状をコンピュータを用いた数値解析方法により求めた。
<比較試験8及び評価>
実施例6及び比較例6の数値解析方法により求めたシリコン単結晶及びシリコン融液の固液界面形状の実測値に対する偏差を図11に示す。なお、図11において、シリコン融液の表面を0.000mmとした。また、図11の横軸はシリコン単結晶の中心(0.000mm)からシリコン単結晶の半径方向への距離である。図11から明らかなように、比較例6の数値解析方法で得られた固液界面形状(破線で示す。)は実測値(黒三角で示す。)と大幅に相違しているのに対し、実施例6の数値解析方法で得られた固液界面形状(実線で示す。)は実測値とほぼ一致していることが分かった。
上述のことから、比較例では、シリコン単結晶の引上げ条件を変更すると、シリコン単結晶及びシリコン融液の固液界面形状やこの固液界面近傍の温度分布の計算値が実測値と大幅に相違してしまう場合があるのに対し、実施例では、シリコン単結晶の引上げ条件を変更しても、シリコン単結晶及びシリコン融液の固液界面形状やこの固液界面近傍の温度分布の計算値が実測値と極めて良く一致することが分かった。またシリコン単結晶23の直径が同一であり、ホットゾーンの形態も同一である場合には、引上げ速度、シリコン単結晶の回転速度、石英るつぼの回転速度等が変更されても、定めた所定の乱流プラントル数Prtを用いて予測できることが分かった。
本発明実施形態のコンピュータを用いた数値解析方法に用いられる引上げ機の断面構成図である。 石英るつぼに貯留されるシリコン融液をメッシュ構造とした引上げ機の要部断面図である。 そのコンピュータを用いた数値解析方法を示すフローチャートである。 実施例1の方法で求めた固液界面形状と比較例1の方法で求めた固液界面形状とが、実際の固液界面形状から鉛直方向にどの程度偏っているかを示す図である。 実施例1の方法で求めた固液界面近傍における結晶内温度分布と比較例1の方法で求めた固液界面近傍における結晶内温度分布とが、実際の固液界面近傍における温度分布とどの程度相違しているかを示す図である。 実施例2の方法で求めた固液界面形状と比較例2の方法で求めた固液界面形状とが、実際の固液界面形状から鉛直方向にどの程度偏っているかを示す図である。 実施例3の方法で求めた固液界面形状と比較例3の方法で求めた固液界面形状とが、実際の固液界面形状から鉛直方向にどの程度偏っているかを示す図である。 実施例4の方法で求めた固液界面形状と比較例4の方法で求めた固液界面形状とが、実際の固液界面形状から鉛直方向にどの程度偏っているかを示す図である。 実施例5の方法で求めた固液界面形状と比較例5の方法で求めた固液界面形状とが、実際の固液界面形状から鉛直方向にどの程度偏っているかを示す図である。 実施例5の方法で求めた固液界面近傍における結晶内温度分布と比較例5の方法で求めた固液界面近傍における結晶内温度分布とが、実際の固液界面近傍における結晶内温度分布とどの程度相違しているかを示す図である。 実施例6の方法で求めた固液界面形状と比較例6の方法で求めた固液界面形状とが、実際の固液界面形状から鉛直方向にどの程度偏っているかを示す図である。
符号の説明
11 シリコン単結晶引上げ機
12 チャンバ
13 シリコン融液
14 石英るつぼ
16 カーボンるつぼ
19 ヒータ
21 保温筒
23 シリコン単結晶
24 ヒートキャップ
S シリコンの三重点

Claims (5)

  1. コンピュータを用いて計算するシリコン単結晶製造の引上げ機のホットゾーン内のチャンバ、石英るつぼ、カーボンるつぼ、るつぼ支持柱、シリコン融液、シリコン単結晶、ヒートキャップ、保温筒、ヒータ、湯漏れ受け皿及び水冷体の各部材をメッシュ構造でモデル化する第1ステップと、
    前記ホットゾーンの各部材毎にメッシュをまとめかつこのまとめられたメッシュに対する前記各部材の熱伝導率、輻射率、粘性率、体積膨張係数、密度及び比熱からなる物性値をそれぞれ前記コンピュータに入力する第2ステップと、
    前記各部材の表面温度分布をヒータの発熱量及び前記各部材の輻射率に基づいて求める第3ステップと、
    前記各部材の表面温度分布及び熱伝導率に基づいて熱伝導方程式を解くことにより前記各部材の内部温度分布を求めた後にシリコン融液が乱流であると仮定して得られた乱流モデル式及びナビエ・ストークスの方程式を連結して解くことにより対流を考慮した前記シリコン融液の内部温度分布を更に求める第4ステップと、
    前記シリコン単結晶及び前記シリコン融液の固液界面形状を前記シリコン単結晶の三重点を含む等温線に合せて求める第5ステップと、
    前記第3ステップから前記第5ステップを前記三重点が前記シリコン単結晶の融点になるまで繰返す第6ステップと
    を含むシリコン単結晶製造するためにコンピュータを用いて数値解析する方法において、
    前記シリコン融液のメッシュのうち前記シリコン単結晶の径方向のメッシュであってかつ前記シリコン融液の前記シリコン単結晶直下の一部又は全部のメッシュを0.01〜5.00mmに設定し、
    前記シリコン融液のメッシュのうち前記シリコン単結晶の長手方向のメッシュであってかつ前記シリコン融液の一部又は全部のメッシュを0.01〜5.00mmに設定し、
    前記乱流モデル式がkl−乱流モデル式であり、この乱流モデル式中の乱流プラントル数がチューニングパラメータである
    ことを特徴とするシリコン単結晶製造における数値解析方法。
  2. 乱流モデル式が次の式(1)で表されるkl−乱流モデル式であり、この乱流モデル式の乱流パラメータCとして0.4〜0.6の範囲内の任意の値が用いられかつ前記乱流モデル式中の乱流プラントル数Prtがチューニングパラメータである請求項1記載のシリコン単結晶製造における数値解析方法。
    Figure 2009190926
    ここで、κtはシリコン融液の乱流熱伝導率であり、cはシリコン融液の比熱であり、Prtは乱流プラントル数であり、ρはシリコン融液の密度であり、dはシリコン融液を貯留するるつぼ壁からの混合距離であり、kはシリコン融液の平均流速に対する変動成分の二乗和である。
  3. 乱流プラントル数Prtが1.0未満である請求項2記載のシリコン単結晶製造における数値解析方法。
  4. 乱流プラントル数Prtが0.3〜0.8である請求項2記載のシリコン単結晶製造における数値解析方法。
  5. 乱流プラントル数Prtが0.45〜0.65である請求項2記載のシリコン単結晶製造における数値解析方法。
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