JP2009188819A - 撮像装置及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ダイナミックレンジ拡大画面における、通常領域とダイナミックレンジ拡張領域との間のノイズ感による境界線を見えにくくすることができる撮像装置を提供する。
【解決手段】撮像素子は、第1の種類の画素群からなる第1の画素領域と第2の種類の画素群からなる第2の画素領域とを有する。入射光量がレベルE1〜E2の間にある場合、第1の種類の画素からの信号は、PDが既に飽和しているので、「ダイナミック拡大モード」の出力信号となる。一方、第2の種類の画素からの信号は、未だPDが飽和していないので、「通常モード」の出力信号となる。ノイズ量の少ない入射光量がレベルE1以下の領域と、ノイズ量の多い入射光量がレベルE2以下の領域との間に、一部の画素のみノイズ量の多い入射光量がレベルE1〜E2の「緩衝領域」が存在する。
【選択図】図4

Description

本発明は、画像を撮像する撮像装置及びその制御方法に関する。
従来、この種の撮像装置として、メモリ素子を有するメモリカードを記録媒体とし、CCDイメージセンサ、CMOSイメージセンサ等の撮像素子で撮像した画像を記録あるいは再生するデジタルカメラ等が知られている。特に、CMOSイメージセンサは、低電圧・低消費電力等の観点から、撮像装置に搭載される撮像素子として広く用いられている。
また、CMOSイメージセンサを用いた撮像装置において、ダイナミックレンジを拡大する方法がいくつか提案されている。例えば、2回以上の異なる露光量の撮影画像を合成してダイナミックレンジを拡大させる方法が提案されているが、この提案による方法では、2回以上の撮影を必要とするため、2回の画像の撮影時刻の差により合成画像が不適切なものになり得るという問題があった。
また、固体撮像素子自体がダイナミックレンジを拡大できる構成を有するという提案もいくつかなされており、特許文献1や特許文献2等にこのような技術が示されている。これら2つの文献に示された提案では、フォトダイオードから溢れた光電荷を「ダイナミックレンジ拡張領域」の信号として有効利用することが示されている。その際、フォトダイオードが飽和する前の「通常領域」の信号からフォトダイオードが飽和した後の「ダイナミックレンジ拡張領域」の信号に自然に繋ぐことができないと、ダイナミックレンジ拡張処理後の画像に不自然な「繋ぎ目」が確認されることが懸念される。この懸念に関する提案として、通常領域からダイナミックレンジ拡張領域に切り替わる繋ぎ目の所を滑らかに繋ぐ技術も提案されている。
これらの技術により、通常信号とワイドダイナミックレンジ信号との合成信号が入射光量に対して偏曲点を持たないリニアな直線となるようにすることができ、それによって、通常領域とダイナミックレンジ拡張領域の繋ぎ目を分らないようにすることができた。
特開2005−328493号公報 特開2006−197392号公報
しかしながら、前述した従来の技術には、以下のような課題があった。信号に関しては、前述の技術により、通常領域とダイナミックレンジ拡張領域との間の繋ぎ目を分らないレベルにすることは可能である。しかし、ダイナミックレンジ拡張領域では、通常領域に比べてノイズが多くなることが多く、そのため、通常領域とダイナミックレンジ拡張領域との間のノイズ感の違いによって、両者の領域の繋ぎ目が認識されかねないというおそれがあった。
例えば、ダイナミックレンジ拡大モードに入ると、フォトダイオードから溢れ、フローティングディフュージョン領域に蓄積された信号電荷をダイナミックレンジ拡張信号として使用することになる。しかし、フォトダイオードから溢れる電荷の量が、時間的、空間的にばらつくと、そのばらつきがノイズ成分となってしまう。
このようなノイズ成分が、総合的なノイズ成分のオフセット成分として上積みされるので、ダイナミックレンジ拡大モードに入った場合、たとえ入射光量が同程度でも、通常モード時と比べてノイズが多くなる。このノイズのレベルが大きい場合、合成された画面上で、通常領域とダイナミックレンジ拡張領域の違いがノイズ感として認識されてしまう可能性がある。その結果、撮影画像中に不自然な段差が確認されてしまい、画像の品質を落としてしまいかねなかった。
そこで、本発明は、このような問題点を鑑みなされたものであり、ダイナミックレンジ拡大画面において、通常領域とダイナミックレンジ拡張領域との間のノイズ感による境界線を見えにくくすることができる撮像装置及びその制御方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の撮像装置は、光電変換手段によって生成された電気信号を蓄積する第1の蓄積手段と、前記第1の蓄積手段によって蓄積された電気信号量が所定レベルに達した後に蓄積を開始する第2の蓄積手段と、前記第1の蓄積手段および前記第2の蓄積手段によって蓄積された電気信号を読み出す読出手段とを有する画素が複数配置された撮像素子を備え、前記複数の画素は、前記所定レベルが異なる少なくとも2つ以上の画素群からなる画素領域を有することを特徴とする。
本発明の撮像装置の制御方法は、光電変換手段によって生成された電気信号を蓄積する第1の蓄積手段と、前記第1の蓄積手段によって蓄積された電気信号量が所定レベルに達した後に蓄積を開始する第2の蓄積手段と、前記第1の蓄積手段および前記第2の蓄積手段によって蓄積された電気信号を読み出す読出手段とを有する画素が複数配置された撮像素子を有する撮像装置の制御方法であって、前記所定レベルが異なる少なくとも2つ以上の画素群からなる画素領域を有する前記複数の画素それぞれから、前記読み出された電気信号を画像信号として出力する工程を有することを特徴とする。
本発明の請求項1に係る撮像装置によれば、複数の画素は、所定レベルが異なる少なくとも2つ以上の画素群からなる画素領域を有する。従って、ノイズ量の少ない入射光量の領域とノイズ量の多い入射光量の領域との間に、一部の画素のみノイズ量の多くなる入射光量の「緩衝領域」が存在することになる。これにより、ダイナミックレンジ拡大画面において、通常領域とダイナミックレンジ拡張領域との間のノイズ感による境界線を見えにくくすることができる。このように、画面上で、通常領域とダイナミックレンジ拡張領域との繋ぎ目が認識しづらく自然な画像が得られるように、ダイナミックレンジの拡大が可能となる。
請求項2に係る撮像装置によれば、後段の信号処理回路の処理の一部を省くことができる。請求項3に係る撮像装置によれば、信号処理手段において、種々の合成処理を行うことが可能となる。請求項4、5、6、7、8に係る撮像装置によれば、各画素を細かく割り振ることができ、通常領域およびダイナミックレンジ拡張領域間の繋ぎ目を判りにくくすることができる。請求項9に係る撮像装置によれば、第1の蓄積手段の蓄積容量を有効利用することができる。請求項10に係る撮像装置によれば、撮像素子の回路構成を簡単化できる。請求項11に係る撮像装置によれば、オーバーフロー領域を設けなくて済み、回路構成を簡単化できる。請求項12に係る撮像装置によれば、信号の読み出し制御が簡単になる。
本発明の撮像装置及びその制御方法の実施の形態について図面を参照しながら説明する。本実施形態の撮像装置は、静止画像や動画像を撮像、記録および再生可能な、CMOSイメージセンサを用いた撮像装置に適用される。図1は実施の形態における撮像装置の構成を示すブロック図である。
撮像装置は、レンズおよび絞りからなる光学系21、メカニカルシャッタ(メカシャッタと図示)22、撮像素子23、アナログ信号処理を行うAGC回路24、およびアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換器25を有する。
また、撮像装置は、タイミング信号発生回路26、駆動回路27、デジタル信号処理回路28、画像メモリ29、画像記録媒体(記録媒体と図示)30、記録回路31および画像表示装置32を有する。タイミング信号発生回路26は、撮像素子23、 AGC回路24およびA/D変換器25を動作させるための信号を発生する。駆動回路27は、光学系21、メカニカルシャッタ22および撮像素子23を駆動する。デジタル信号処理回路28は、撮影した画像データに必要な信号処理を行う。画像メモリ29は、信号処理された画像データを記憶する。画像記録媒体30は、撮像装置から取り外し可能である。記録回路31は、信号処理された画像データを画像記録媒体30に記録する。画像表示装置32は、信号処理された画像データを表示する。
また、撮像装置は、表示回路33、システム制御部34、不揮発性メモリ(ROM)35、揮発性メモリ(RAM)36を有する。表示回路33は、画像表示装置32に画像を表示する。システム制御部34は、撮像装置全体を制御する。ROM35には、システム制御部34で実行される制御方法を記載したプログラム、プログラムを実行する際に使用されるパラメータやテーブル等の制御データ、およびキズアドレス等の補正データが記憶される。RAM36には、不揮発性メモリ35に記憶されたプログラム、制御データおよび補正データが転送されて記憶される。RAM36は、システム制御部34が撮像装置を制御する際に使用される。
上記構成を有する撮像装置の撮影動作について説明する。撮影動作に先立ち、撮像装置の電源投入時等のシステム制御部34の動作開始時において、不揮発性メモリ35から必要なプログラム、制御データおよび補正データを揮発性メモリ36に転送して記憶しておくものとする。これらのプログラムやデータは、システム制御部34が撮像装置を制御する際に使用される。また、必要に応じて、追加のプログラムやデータは不揮発性メモリ35から揮発性メモリ36に転送され、システム制御部34は不揮発性メモリ35内のデータを直接読み出して使用する。
まず、光学系21は、システム制御部34からの制御信号によって制御される駆動回路により駆動されると、絞りとレンズを調節し、適切な明るさに設定された被写体像を撮像素子23に結像させる。
メカニカルシャッタ22は、静止画撮影時においては、システム制御部34からの制御信号によって制御される駆動回路により、必要な露光時間となるように撮像素子23の動作に合わせて撮像素子23を遮光するように、駆動される。このとき、撮像素子23が電子シャッタ機能を有する場合、メカニカルシャッタ22と併用して、必要な露光時間を確保してもよい。なお、動画撮影時および静止画撮影時、メカシャッタ22を用いずに撮像素子23の電子シャッタ機能のみで露光時間を制御するモードで、撮影を行う場合、撮影動作中、メカシャッタ22を常に開いた状態に維持しておく。
撮像素子23は、システム制御部34により制御されるタイミング信号発生回路26が発生する動作パルスを元にした駆動パルスで駆動され、被写体像を光電変換により電気信号に変換し、アナログ画像信号として出力する。本実施形態では、撮像素子23はCMOSイメージセンサからなる。撮像素子(CMOSイメージセンサ)23から出力されたアナログ画像信号は、タイミング信号発生回路26が発生する動作パルスにより、 AGC回路24でクロック同期性ノイズが除去された後、A/D変換器25でデジタル画像信号に変換される。ここで、タイミング信号発生回路26は、システム制御部34により制御される。
デジタル信号処理回路28は、システム制御部34により制御され、ダイナミックレンジ拡大画像生成処理を行うとともに、デジタル画像信号に対し、色変換、ホワイトバランス、ガンマ補正等の画像処理、解像度変換処理、画像圧縮処理等を行う。
画像メモリ29は、信号処理中のデジタル画像信号を一時的に記憶したり、信号処理が行われたデジタル画像信号である画像データを記憶するために用いられる。
デジタル信号処理回路28で信号処理が行われた画像データや、画像メモリ29に記憶されている画像データは、記録回路31において、画像記録媒体30に適したデータに変換され、画像記録媒体30に記録される。この画像記録媒体30に適したデータとしては、例えば、階層構造を持つファイルシステムデータが挙げられる。また、これらの画像データは、デジタル信号処理回路28で解像度変換処理が実行された後、表示回路33において、画像表示装置32に適した信号(例えば、NTSC方式のアナログ信号等)に変換され、画像表示装置32に表示される。
ここで、デジタル信号処理回路28は、システム制御部34からの制御信号により、信号処理を行わずにデジタル画像信号をそのまま画像データとして、画像メモリ29や記録回路31に出力してもよい。
また、デジタル信号処理回路28は、システム制御部34から要求があった場合、信号処理の過程で生じたデジタル画像信号や画像データの情報をシステム制御部34に出力する。デジタル画像信号や画像データの情報としては、例えば、画像の空間周波数、指定領域の平均値、圧縮画像のデータ量等の情報、あるいはそれらから抽出された情報が挙げられる。さらに、記録回路31は、システム制御部34から要求があった場合、画像記録媒体30の種類や空き容量等の情報をシステム制御部34に出力する。
つぎに、画像記録媒体30に画像データが記録されている場合の再生動作について説明する。記録回路31は、システム制御部34からの制御信号により、画像記録媒体30から画像データを読み出す。デジタル信号処理回路28は、同じくシステム制御部34からの制御信号により、画像データが圧縮画像であった場合、画像伸長処理を行い、画像メモリ29に記憶する。画像メモリ29に記憶されている画像データは、デジタル信号処理回路28で解像度変換処理が実行された後、表示回路33において、画像表示装置32に適した信号に変換され、画像表示装置32に表示される。
図2は撮像素子(CMOSイメージセンサ)23の概略的構成を示す図である。固体撮像素子であるCMOSイメージセンサ23は、4つの画素を1行×4列の1次元マトリックス状に配置して構成される。各画素は、フォトダイオード52、第1の転送MOSトランジスタ56、リセットMOSトランジスタ57、第2の転送MOSトランジスタ58、選択MOSトランジスタ62およびソースフォロアMOSトランジスタ63を有する。なお、図中、4つの画素の構成要素を区別するために、対応する構成要素には、それぞれ添え字a、b、c、dが付されている。また、図2では、説明を簡単にするために、撮像素子には、複数配置される画素として、1行×4列の1次元マトリクス状に複数の画素が配置された。しかし、画素の配置およびその数は、これに限定されるものではなく、複数の画素を任意の行数×任意の列数からなる2次元マトリクス状に配置してもよい。
フォトダイオード52は、第1の転送MOSトランジスタ56を介して、FD領域(フローティングディフュージョン領域)55に接続されている。FD領域55は、リセットMOSトランジスタ57、ソースフォロアMOSトランジスタ63および第2の転送MOSトランジスタ58と相互に接続されている。また、第2の転送MOSトランジスタ58に隣接して横型オーバーフロー領域(ラテラルオーバーフロー領域)60が形成されている。ソースフォロアMOSトランジスタ63は、選択MOSトランジスタ62と相互に接続されており、FD領域55に転送された電荷に基づく信号を増幅する。
第1の転送MOSトランジスタ56、リセットMOSトランジスタ57、第2の転送MOSトランジスタ58および選択MOSトランジスタ62は、それぞれゲートに供給される制御信号(ゲート信号)によりオンまたはオフに制御される。なお、第1の転送MOSトランジスタ56、リセットMOSトランジスタ57、第2の転送MOSトランジスタ58および選択MOSトランジスタ62は、ハイレベルのゲート信号がゲートに供給されると、オン(導通)状態となる。一方、ロウレベルのゲート信号がゲートに供給されると、これらのトランジスタはオフ(遮断)状態となる。
具体的に、第1の転送MOSトランジスタ56のゲートには、制御信号TX1が供給され、第2の転送MOSトランジスタ58には、制御信号TX2が供給される。また、選択MOSトランジスタ62のゲートには、制御信号SELが供給され、リセットMOSトランジスタ57のゲートには、制御信号PRESが供給される。
ここで、制御信号TX1は、フォトダイオード52に蓄積された電荷をFD領域55に転送するための制御信号である。制御信号TX2は、フォトダイオード52から溢れて横型オーバーフロー領域60に蓄積された電荷をFD領域55に転送するための制御信号である。制御信号SELは、画素を選択するための制御信号である。制御信号PRESは、FD領域55の電位を電源電位VDD(例えば+5V)にリセットするための制御信号である。
また、本実施形態の固体撮像素子には、信号レベル保持容量Csと、リセットレベル(N)の信号を保持するリセットレベル保持容量Cnとを有する行メモリ回路が設けられている。信号レベル保持容量Csは、FD領域55に転送された電荷の信号レベル(S)とリセットレベル(N)とを加算したレベルの信号を保持する。本実施形態では、制御信号PTSに従って、信号レベル保持容量Csへの保持動作が行われ、制御信号PTNに従って、リセットレベル保持容量Cnへの保持動作が行われる。
水平走査回路(HSR)64は、行メモリ回路で保持された1行分の信号レベル(S)とリセットレベル(N)とを転送するための回路である。差動アンプ65は、信号レベル保持容量Csに保持された信号レベル(S)とリセットレベル(N)とが加算された信号と、リセットレベル保持容量Cnに保持されたリセットレベル(N)の信号との差分信号を増幅し、出力信号OUTとして出力する。この差分信号は、信号レベル(S)の信号に相当する。
本実施形態の撮像装置の動作の一例について、図3のタイミングチャートを参照しながら、説明する。図3は撮像装置の動作手順を示すタイミングチャートである。
まず、時刻T1において、タイミング信号発生回路26は、ハイレベルの制御信号SELを、選択MOSトランジスタ62a〜62dのゲートに供給する。すると、選択MOSトランジスタ62a〜62dがオンになる。すなわち、選択MOSトランジスタ62が前述したマトリクスの行単位で選択される。なお、本実施形態では、1行の1次元マトリクス状に画素が配置された場合を例に挙げて説明しているので、全ての選択MOSトランジスタ62(62a〜62d)が選択されることになる。
時刻T2において、タイミング信号発生回路26は、ハイレベルの制御信号PRESを、全てのリセットMOSトランジスタ57a〜57dに供給する。すると、リセットMOSトランジスタ57a〜57dがオンになる。これにより、FD領域55a〜55dの電位が電源電位VDDにリセットされる。
時刻T3において、タイミング信号発生回路26は、ロウレベルの制御信号PRESを、全てのリセットMOSトランジスタ57a〜57dに供給し、リセットMOSトランジスタ57a〜57dをオフにする。これにより、FD領域55a〜55dのリセット動作が終了する。
時刻T4において、タイミング信号発生回路26は、ハイレベルの制御信号PTNを、前述した行メモリ回路に供給する。すると、選択MOSトランジスタ62a〜62dとリセットレベル保持容量Cnとの間に設けられたMOSトランジスタ72a〜72dがオンになる。そして、リセット動作により得られたリセットレベル(N)の信号が、ソースフォロアMOSトランジスタ63a〜63dおよび選択MOSトランジスタ62a〜62dを介して、リセットレベル保持容量Cnに伝達され、保持される。
時刻T5において、タイミング信号発生回路26は、ロウレベルの制御信号PTNを、前述した行メモリ回路に供給し、選択MOSトランジスタ62a〜62dとリセットレベル保持容量Cnとの間に設けられたMOSトランジスタ72a〜72dをオフにする。これにより、リセットレベル(N)の信号をリセットレベル保持容量Cnに保持させるための動作が終了する。
時刻T6において、タイミング信号発生回路26は、ハイレベルの制御信号TX1を第1の転送MOSトランジスタ56a〜56dに供給する。すると、第1の転送MOSトランジスタ56a〜56dがオンになる。これにより、フォトダイオード52a〜52dに蓄積された電荷がFD領域55a〜55dに転送される。
時刻T7において、タイミング信号発生回路26は、ロウレベルの制御信号TX1を第1の転送MOSトランジスタ56a〜56dに供給し、第1の転送MOSトランジスタ56a〜56dをオフにする。これにより、フォトダイオード52a〜52dに蓄積された電荷の転送動作が終了する。
時刻T8において、タイミング信号発生回路26は、ハイレベルの制御信号TX2を第2の転送MOSトランジスタ58a〜58dに供給する。すると、第2の転送MOSトランジスタ58a〜58dがオンになる。これにより、フォトダイオード52a〜52dから溢れて横型オーバーフロー領域60a〜60dに蓄積された電荷が、FD領域55a〜55dに転送される。
時刻T9において、タイミング信号発生回路26は、ロウレベルの制御信号TX2を第2の転送MOSトランジスタ58a〜58dに供給し、第2の転送MOSトランジスタ58a〜58dをオフにする。これにより、フォトダイオード52a〜52dから溢れた電荷の転送動作が終了する。
時刻T10において、タイミング信号発生回路26は、ハイレベルの制御信号PTSを、前述した行メモリ回路に供給する。すると、選択MOSトランジスタ62a〜62dと信号レベル保持容量Csとの間に設けられたMOSトランジスタ71a〜71dがオンになる。FD領域55a〜55dに転送された電荷に基づく信号(信号レベル(S)とリセットレベル(N)とが加算された信号)が、信号レベル保持容量Csに伝達され、保持される。
時刻T11において、タイミング信号発生回路26は、ロウレベルの制御信号PTSを前述した行メモリ回路に供給し、選択MOSトランジスタ62a〜62dと信号レベル保持容量Csとの間に設けられたMOSトランジスタ71a〜71dをオフにする。これにより、FD領域55a〜55dに転送された電荷に基づく信号を信号レベル保持容量Csに保持させるための動作が終了する。
時刻T12において、タイミング信号発生回路26は、ハイレベルの制御信号PRESをリセットMOSトランジスタ57a〜57dに供給すると共に、ハイレベルの制御信号TX2を第2の転送MOSトランジスタ58a〜58dに供給する。これにより、リセットMOSトランジスタ57a〜57dがオンになり、FD領域55a〜55dおよび横型オーバーフロー領域60a〜60dが電源電位VDDにリセットされる。
時刻T13において、タイミング信号発生回路26は、ロウレベルの制御信号PRESをリセットMOSトランジスタ57a〜57dに供給すると共に、ロウレベルの制御信号TX2を第2の転送MOSトランジスタ58a〜58dに供給する。すると、リセットMOSトランジスタ57a〜57dと第2の転送MOSトランジスタ58a〜58dとがオフになる。これにより、FD領域55a〜55dと横型オーバーフロー領域60a〜60dのリセット動作が終了する。なお、このリセット動作は、次回の読み出し動作を適切に行うための動作である。
時刻T14において、タイミング信号発生回路26は、ロウレベルの制御信号SELを、選択MOSトランジスタ62a〜62dのゲートに供給する。すると、選択MOSトランジスタ62a〜62dがオフになり、選択MOSトランジスタ62の選択動作が終了する。
時刻T15において、タイミング信号発生回路26は、ハイレベルの制御信号B1を前述した行メモリ回路に供給する。すると、図2の上側の信号レベル保持容量Csと差動アンプ65aの正側入力端子(+)との間に設けられたMOSトランジスタ73aがオンになる。同様に、図2の下側の信号レベル保持容量Csと差動アンプ65bの正側入力端子(+)との間に設けられたMOSトランジスタ73cがオンになる。さらに、図2の上側のリセットレベル保持容量Cnと差動アンプ65aの負側入力端子(−)との間に設けられたMOSトランジスタ74aがオンになる。同様に、図2の下側のリセットレベル保持容量Cnと差動アンプ65bの負側入力端子(−)との間に設けられたMOSトランジスタ74cがオンになる。これにより、差動アンプ65a、65bの正側入力端子(+)側には、信号レベル(S)とリセットレベル(N)とが加算された信号が入力される。また、差動アンプ65a、65bの負側入力端子(−)側には、リセットレベル(N)の信号が入力される。
時刻T16において、タイミング信号発生回路26は、ロウレベルの制御信号B1を前述した行メモリ回路に供給する。すると、図2の上側の信号レベル保持容量Csと差動アンプ65aの正側入力端子(+)との間に設けられたMOSトランジスタ73aがオフになる。同様に、図2の下側の信号レベル保持容量Csと差動アンプ65bの正側入力端子(+)との間に設けられたMOSトランジスタ73cがオフになる。さらに、図2の上側のリセットレベル保持容量Cnと差動アンプ65aの負側入力端子(−)との間に設けられたMOSトランジスタ74aがオフになる。同様に、図2の下側のリセットレベル保持容量Cnと差動アンプ65bの負側入力端子(−)との間に設けられたMOSトランジスタ74cがオフになる。これにより、1列目および2列目の画素における読み出し動作が終了する。
時刻T17において、タイミング信号発生回路26は、ハイレベルの制御信号PHRESを供給する。すると、差動アンプ65aは、1列目の画素における信号レベル(S)の信号OUT1を出力し、差動アンプ65bは、2列目の画素における信号レベル(S)の信号OUT2を出力する。
時刻T18において、タイミング信号発生回路26は、ロウレベルの制御信号PHRESを供給すると、1列目および2列目の画素における信号の出力動作が終了する。
時刻T19〜T22において、時刻T15〜T18と同様の動作、つまり3列目および4列目の画素における信号の出力動作が行われる。これにより、信号を読み出して出力する動作が全ての画素で行われたことになる。なお、時刻T15〜T18の動作および時刻T19〜T22の動作は、請求項に記載の読出手段に相当する。
このように、本実施形態の撮像装置は、横型オーバーフロー領域60a〜60dに溢れた電荷と、フォトダイオード52a〜52dに蓄積された電荷とを、FD領域55a〜55dに転送する。そして、撮像装置は、これらの電荷に基づく信号を合わせて信号レベル保持容量Csに保持し、保持された電荷の信号を読み出すことにより、撮像装置のダイナミックレンジを拡大するように動作する。
また、本実施形態の撮像素子は、フォトダイオードに蓄積される信号が飽和に達し、フォトダイオードから溢れ出る際の入射光量のレベルが異なる2つの画素群からなる画素領域を有する。2つの画素領域として、例えば、1列目の画素と3列目の画素である第1の種類の画素群からなる第1の画素領域、および2列目の画素と4列目の画素である第2の種類の画素群からなる第2の画素領域が挙げられる。
つぎに、上記第1の種類の画素および第2の種類の画素における、入射光量に対する出力信号の推移について説明する。図4は撮像装置における入射光量に対する出力信号量の推移を示すグラフである。同図(a)のグラフは第1の種類の画素における入射光量に対する出力信号量を表す。このグラフでは、フォトダイオード(以下、PDと表す)に蓄積される信号の電荷(電気信号量)は、入射光量がレベルE1に達したところで飽和し、それ以上の光が入射しても、PDに蓄積される光信号の電荷は一定のままである。一方、オーバーフロー領域(以下、OFDと表す)に蓄積される光信号の電荷は、入射光量がレベルE1に達した後、PDから溢れ出た光信号の電荷がそのままOFD(第2の蓄積手段に相当)に蓄積されるため、レベルE1からの入射光量に比例して増加していく。
ここで、OFDに蓄積される光信号電荷量の入射光量に対する増加の傾きは、PDで溢れた電荷が全てOFDで蓄積されるのであれば、PDに蓄積される光信号電荷量の入射光量に対する増加の傾きと同じになる。また、PDで溢れた電荷の一部だけがOFDで蓄積されるのであれば、OFDで蓄積される電荷の割合に応じた傾きになる。
同図(b)のグラフは、第2の種類の画素における入射光量に対する出力信号量を表す。第2の種類の画素における入射光量に対するPD、OFDそれぞれの光信号電荷量の推移は、同図(a)で説明した第1の種類の画素における推移と同じである。ただし、本実施形態の撮像装置では、PDが飽和する所定レベルを、第1の種類の画素と第2の種類の画素とで異なる値にしているため、PDが飽和に達する入射光量は、レベルE1とは異なる値であるレベルE2となっている(E1<E2)。
同図(c)のグラフは、第1および第2の種類の画素における入射光量に対するPD信号とOFD信号を加算した出力信号量の推移を表す。このグラフから分かるように、入射光量がレベルE1からE2の間にある場合、第1の種類の画素からの信号は、PDが既に飽和しているので、「ダイナミック拡大モード」の出力信号となっている。一方、第2の種類の画素からの信号は、未だPDが飽和していないので、「通常モード」の出力信号となっている。
本実施形態の撮像装置において発生するノイズの種類として、PD飽和前の「通常領域」では、読み出し回路系などで発生するような「入射光量によらず一定のノイズ」と、光ショットノイズのような「入射光量とともに増加するノイズ」がある。これらのノイズに加え、「ダイナミックレンジ拡張領域」では、PDからOFDに溢れ出る信号電荷量のばらつきなどに起因する「PD溢れ時に発生するノイズ」などがある。
従って、「ダイナミックレンジ拡張領域」においては、「通常領域」よりもノイズ量が多くなる。従って、本実施形態の撮像装置においては、ノイズ量の少ない入射光量がレベルE1以下の領域と、ノイズ量の多い入射光量がレベルE2以下の領域との間に、一部の画素のみノイズ量の多い入射光量がレベルE1〜E2の「緩衝領域」が存在する。この緩衝領域が存在することにより、「通常領域」と「ダイナミックレンジ拡張領域」との間のノイズ感の違いによる「領域の繋ぎ目」を判りにくくすることができる。
このように、本実施形態の撮像装置では、複数の画素は、入射光量が飽和に達する際の所定レベル(PD飽和レベル)が異なる、少なくとも2つ以上の画素群からなる画素領域を有する。これにより、ダイナミックレンジ拡大画面において、通常領域とダイナミックレンジ拡張領域との間のノイズ感による境界線を見えにくくすることができる。このように、画面上で、通常領域とダイナミックレンジ拡張領域との繋ぎ目が認識しづらく自然な画像が得られるように、ダイナミックレンジの拡大が可能となる。
また、各画素からの出力信号には、PD、OFDそれぞれの光信号の電荷量が合成されているので、後段のデジタル信号処理回路の処理の一部を省くことができる。また、フォトダイオードの蓄積容量を有効利用することができ、撮像素子の回路構成を簡単化できる。また、OFDを用いることで、信号の読み出し制御が簡単になる。
なお、本発明は、上記実施形態の構成に限られるものではなく、特許請求の範囲で示した機能、または本実施形態の構成が持つ機能が達成できる構成であればどのようなものであっても適用可能である。
例えば、図4で説明した「第1の種類の画素」からなる画素領域と、「第2の種類の画素」からなる画素領域とを、撮像素子に配置された複数の画素に割り振る割り振り方としては、様々な組み合わせが考えられる。ただし、画素領域間の繋ぎ目を見えにくくするという目的を考えると、より細かく割り振ることが望ましい。
具体的に、マトリクス状に配置された複数の画素のうち、偶数行の画素を「第1の種類の画素」とし、奇数行の画素を「第2の種類の画素」として、一行置きに画素を配置する割り振り方が考えられる。あるいは、同様に、偶数列と奇数列とで画素の種類を変えて一列置きに画素を配置する割り振り方も考えられる。また、ベイヤー配列等で各画素毎に色が割り振られている場合、行単位や列単位に、あるいは対応する色毎(色単位)に画素の種類を割り振る割り振り方も考えられる。さらには、任意の偶数行×偶数列からなるブロック単位で割り振るようにしてもよい。このように、各画素を細かく割り振ることができ、通常領域およびダイナミックレンジ拡張領域間の繋ぎ目を判りにくくすることができる。
なお、本実施形態においては、PD飽和レベルを異ならせる画素の種類を2種類としたが、本発明はこれに限定されず、3種類以上とすることも可能である。このように、画素の種類を増やすことで、「通常領域」と「ダイナミックレンジ拡張領域」の繋ぎ目をより一層判りにくくすることが可能である。
また、上記実施形態では、撮像素子は、通常領域のアナログ信号とダイナミックレンジ拡張領域のアナログ信号を合成し、その合成信号を出力する構成であった。これに対し、デジタル信号処理回路が、通常領域のデジタル信号とダイナミックレンジ拡張領域のデジタル信号を合成してダイナミックレンジ拡大画像を生成するようにしてもかまわない。
具体的に、上記実施形態では、撮像素子は、フォトダイオードに蓄積された電荷と、フォトダイオードから溢れ、横型オーバーフロー領域で蓄積された電荷を、FD領域で合わせた後に信号レベル保持容量に保持して読み出す構成を有していた。これに対し、前記別の実施形態では、撮像装置は、フォトダイオードに蓄積された電荷に相当する信号と、横型オーバーフロー領域で蓄積された電荷に相当する信号を別々に読み出し、撮像素子の外部にある回路で信号を合成する構成を有してもよい。撮像素子の外部にある回路としては、デジタル信号処理回路などが挙げられる。これにより、デジタル信号処理回路において、種々の合成処理を行うことが可能となる。
また、上記実施形態の撮像素子は、フォトダイオードから溢れた電荷を蓄積するために、横型オーバーフロー領域を有する構成を有していたが、本発明はこれに限定されない。例えば、撮像素子は、横型オーバーフロー領域を持たずに、フォトダイオードから溢れた電荷を直接FD領域に蓄積する構成を有することも可能である。その際、信号の読み出し方法としては、フォトダイオードから溢れてFD領域に蓄積された電荷と、フォトダイオードから転送された電荷とをそれぞれ別々に読み出し、撮像素子の外部で合成するようにしてもよい。また、FD領域において合わせた後に読み出すようにしてもよい。これにより、オーバーフロー領域を設けなくて済み、撮像素子の回路構成を簡単化できる。
実施の形態における撮像装置の構成を示すブロック図である。 撮像素子(CMOSイメージセンサ)23の概略的構成を示す図である。 撮像装置の動作手順を示すタイミングチャートである。 撮像装置における入射光量に対する出力信号量の推移を示すグラフである。
符号の説明
23 撮像素子
26 タイミング信号発生回路
52 フォトダイオード
55 フローティングディフュージョン領域(FD領域)
60 横型オーバーフロー領域
62 選択MOSトランジスタ
Cs 信号レベル保持容量
Cn リセットレベル保持容量

Claims (13)

  1. 光電変換手段によって生成された電気信号を蓄積する第1の蓄積手段と、
    前記第1の蓄積手段によって蓄積された電気信号量が所定レベルに達した後に蓄積を開始する第2の蓄積手段と、
    前記第1の蓄積手段および前記第2の蓄積手段によって蓄積された電気信号を読み出す読出手段とを有する画素が複数配置された撮像素子を備え、
    前記複数の画素は、前記所定レベルが異なる少なくとも2つ以上の画素群からなる画素領域を有することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記撮像素子は、前記第1の蓄積手段による電気信号と前記第2の蓄積手段による電気信号とを合成して出力することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記撮像素子の外部に、前記読出手段によって読み出された前記第1の蓄積手段による電気信号と前記第2の蓄積手段による電気信号との合成処理を行う信号処理手段を有することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  4. 前記画素領域は列単位であることを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  5. 前記画素領域は行単位であることを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  6. 前記複数の画素はベイヤー配列を有することを特徴とする請求項4または5記載の撮像装置。
  7. 前記画素領域は、偶数行×偶数列からなるブロック単位であることを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  8. 前記画素領域は色単位であることを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  9. 前記所定レベルは、前記第1の蓄積手段によって蓄積される電気信号量が飽和に達するレベルであることを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  10. 前記第1の蓄積手段はフォトダイオードであることを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  11. 前記第2の蓄積手段はフローティングディフュージョン領域であることを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  12. 前記第2の蓄積手段は、前記第1の蓄積手段から溢れた電荷の少なくとも一部が蓄積されるオーバーフロー領域であることを特徴とする請求項9記載の撮像装置。
  13. 光電変換手段によって生成された電気信号を蓄積する第1の蓄積手段と、前記第1の蓄積手段によって蓄積された電気信号量が所定レベルに達した後に蓄積を開始する第2の蓄積手段と、前記第1の蓄積手段および前記第2の蓄積手段によって蓄積された電気信号を読み出す読出手段とを有する画素が複数配置された撮像素子を有する撮像装置の制御方法であって、
    前記所定レベルが異なる少なくとも2つ以上の画素群からなる画素領域を有する前記複数の画素それぞれから、前記読み出された電気信号を画像信号として出力する工程を有することを特徴とする撮像装置の制御方法。
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