JP2009186071A - 気化式石油燃焼装置 - Google Patents

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正志 庭山
Takao Nogami
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Abstract

【課題】バーナ部への二次空気の供給が良好に行われる気化式石油燃焼装置を提供する。
【解決手段】気化用ヒータ2を備え下部には混合ガスの流出口7を形成した箱型の気化器1と、この気化器1の背面側で流出口7と連通すると共に上部にはバーナ部21を有したガス室20と、気化器1を閉塞する蓋体5には燃料を噴霧する燃料噴射ノズル3と、燃焼空気を供給するベンチュリー部4とを備えたもので、前記気化器1の背面側には、前記ガス室20を覆い上面にはバーナ部21を露呈させた箱型の二次空気室23を備え、バーナ部21の両側壁下部に一直線状の二次空気孔24を設けたことで、リフト燃焼や赤火燃焼することなくバーナ部全体を均一で良好に燃焼させることが出来るものである。
【選択図】 図2

Description

この発明は、暖房機や給湯機の燃焼部を構成する気化用ヒータを備えた気化式の石油燃焼装置に関するものである。
従来よりこの種のものでは、気化器の背面に炎孔を有する複数列からなるバーナ部を設け、この各バーナ部間の一段下がった溝部分に複数の穴からなる二次空気孔を形成し、この二次空気孔からの二次空気の供給で良好な燃焼行わせようとするものであった。(例えば、特許文献1参照。)
特許第3210229号公報
ところでこの従来のものでは、二次空気孔が複数の穴から構成されているので、バーナ部への二次空気の供給量が均一にならず、穴がある部分近傍の炎孔には大量の二次空気が供給されてリフト燃焼となり、又逆に穴と穴の間の無孔部近傍の炎孔には少量の二次空気しか供給量されずに赤火燃焼となり、バーナ部全体を均一で良好に燃焼させることは出来ないと言う不具合を有するものであった。
この発明はこの点に着目し上記欠点を解決する為、特にその構成を、気化用ヒータを備え下部には混合ガスの流出口を形成した箱型の気化器と、この気化器の背面側で流出口と連通すると共に上部にはバーナ部を有したガス室と、気化器を閉塞する蓋体には燃料を噴霧する燃料噴射ノズルと、燃焼空気を供給するベンチュリー部とを備えたものに於いて、前記気化器の背面側には、前記ガス室を覆い上面にはバーナ部を露呈させた箱型の二次空気室を備え、バーナ部の両側壁下部に一直線状の二次空気孔を設けたものである。
この発明によれば、混合ガスをバーナ部まで案内するガス室を二次空気室で覆っているので、バーナ部へ供給される前の二次空気が加熱されて燃焼し易い状態となり、更にガス室からの混合ガスの漏れがあっても、そのままバーナ部で燃焼されるので、臭気の原因にはならないものであり、又二次空気孔はバーナ部の両側壁と二次空気室の上面板との隙間で形成されているので、二次空気は切れ間無く一直線の層状に供給され、リフト燃焼や赤火燃焼することなくバーナ部全体を均一で良好に燃焼させることが出来るものである。
次にこの発明の一実施形態を図示した気化式石油燃焼装置に基づいて説明する。
1は側壁部にU字状の気化用ヒータ2を鋳込んだアルミダイキャストから成る縦長箱型の気化器で、正面は燃料噴射ノズル3及び燃焼用の一次空気の噴出口であるベンチュリー部4を備えた蓋体5で閉塞され、中央に突出した仕切壁6で仕切られた下部には混合ガスの流出口7が形成されている。
前記気化器1は燃料噴射ノズル3及びベンチュリー部4と対向する内面を、該燃料噴射ノズル3及びベンチュリー部4に対して垂直に形成し垂直気化面8(気化面)とすると共に、燃油及び一次燃焼空気が吹き付けられる部分は、燃油の均一な拡散を図る為に平坦面9とし、更にこの平坦面9の下方で該平坦面9の真下を除くその両側には、気化器1の側壁に連通する水平ビード10を設け、又この水平ビード10の下方には、平坦面9に対応する部分を頂点とする山形ビード11が設けられ、気化せずに硫下する燃油を一旦受けて気化を促進させるものである。
又前記ベンチュリー部4と仕切壁6との間には、蓋体5から垂直気化面8に向かって突出した水平板12を備え、前記仕切壁6とにより垂直気化面8と蓋体5との間に蛇行路13を形成するものであり、更に流出口7の手前には、蓋体5からコ字状に突設された整流板14が備えられ、蛇行路13を通り混合が促進された混合ガスが整流板14に一旦ぶつかりその勢いを抑えられ、又整流されながら流出口7へと流れるようにしたものである。
15は気化器1の背面を除く全体を覆ったカバー体で、ベンチュリー部4に連通し一次燃焼空気を供給する一次空気供給穴16と、その下方で蓋体5外周と気化器1外周から成る二次空気通路17に二次燃焼空気を供給する二次空気供給穴18とを備え、更にこの2つの供給穴16、18にスムーズに空気を供給する空気案内部19が設けられている。
20は気化器1の背面側で流出口7からの混合ガスを流入させ、上端の一列のみのバーナ部21で燃焼させるステンレス製で先細状の1つのガス室で、一端下部に上記二次空気通路17と連通する連通口22を形成したステンレス製箱型の二次空気室23で覆われており、更にこの二次空気室23の上面と一列のバーナ部21との隙間を二次空気孔24とすると共に、この両側の二次空気孔24とバーナ部21との間には二次空気整流用の保炎板25が設けられている。
又前記バーナ部21の上面には、複数の横スリットから成る炎孔26が形成され、この炎孔26の内、気化器1背面のヒートバック用の複数の吸熱フィン27と対向する炎孔26は他より大きな大炎孔28としている。
29はガス室20底部の入り口近くに備えられた三角山状の偏流板で、ガス室20内に流入してくる混合ガスの一部を大炎孔28側に案内するものである。
30はバーナ部21上の気化器1側に備えられた点火プラグ、31は点火プラグ30の反対側のバーナ部21上に備えられたフレームロッドである。
32は一側に気化器1を備え、ガス室20及びバーナ部21、二次空気室23を覆った燃焼室である。
次にこの一実施形態の作動について説明すれば、気化用ヒータ2に通電し気化器1を燃油の気化可能の所定温度まで加熱すれば、これを適所に設けた温度センサ(図示せず)が検知し、燃焼空気供給用の燃焼ファン(図示せず)及び燃油供給用の電磁ポンプ(図示せず)を駆動させることで、気化器1には燃料噴射ノズル3から燃油が、又ベンチュリー部4からは一次燃焼空気がそれぞれ供給される。
そして気化器1では、燃料噴射ノズル3から噴射された燃油は、垂直気化面8の平坦面9に衝突して気化し気化ガスとなるものであり、又ここで気化しきれなかった燃油は水平ビード10や山形ビード11に流れて気化されて、ベンチュリー部4から供給される一次燃焼空気と予混合して混合ガスとなって、下部の流出口7に向かって流通するが、この時混合ガスは先ず仕切壁6と水平板12とで形成された蛇行路13を流通し、長い流路で2つの曲がりを通過することで混合が促進され、更に流入口7の手前で整流板14にぶつかり、又この整流板14を蓋体5から突設させるための上下の支持板にもぶつかって、その流速が抑えられると共に、乱流が起きて更に混合が促進し、そして最終的には整流板14の周囲を通過して流入口7からガス室20へ流入するものである。
このガス室20へ流入した混合ガスは、整流板14で流速は抑えられているので、流出口7近傍上方のバーナ部21の大炎孔28に集中することなく、先細となっているガス室20内の反対側まで流通した後、上部のバーナ部21の全ての炎孔26から均一に放出され、点火プラグ30の放電で着火されて安定して燃焼するものである。
一方一次燃焼空気の供給と同時に、二次空気供給穴18から供給される二次燃焼空気は、気化器1外周の二次空気通路17を通りガス室20を覆った二次空気室23に入り、カス室20からの熱を受けて温度上昇しながら該ガス室20上面とバーナ部21両側壁との間の隙間からなる二次空気孔24から放出され、両側の保炎板25に案内されて燃焼火炎に供給されるものであるが、供給される二次空気は切れ間無く一直線の層状に供給され、均一でリフト燃焼や赤火燃焼することなくバーナ部21全体を良好に燃焼させることが出来るものであり、完全燃焼の良好な燃焼が行われ、この燃焼熱で室内の暖房が行われるものである。
従って、二次燃焼室23でガス室20を覆ったことで、バーナ部21に供給される二次空気が加熱されることと、供給される二次空気が切れ間無く一直線の層状に供給されることが相俟って、常に良好な燃焼が継続して得られ、安心して使用出来るものである。
この発明の一実施形態を示す気化式石油燃焼装置の概略説明図。 同二次空気室の説明図。 同気化器の断面図。 同気化器の正面図。 同バーナ部の平面図。 同バーナ部の斜視図。 同バーナ部の要部説明図。 同カバー体の斜視図。 同要部蓋体の斜視図。
符号の説明
1 気化器
2 気化用ヒータ
3 燃料噴射ノズル
4 ベンチュリー部
5 蓋体
6 仕切壁
7 流出口
8 垂直気化面
12 水平板
13 蛇行路
20 ガス室
21 バーナ部
23 二次空気室
24 二次空気孔

Claims (1)

  1. 気化用ヒータを備え下部には混合ガスの流出口を形成した箱型の気化器と、この気化器の背面側で流出口と連通すると共に上部にはバーナ部を有したガス室と、気化器を閉塞する蓋体には燃料を噴霧する燃料噴射ノズルと、燃焼空気を供給するベンチュリー部とを備えたものに於いて、前記気化器の背面側には、前記ガス室を覆い上面にはバーナ部を露呈させた箱型の二次空気室を備え、バーナ部の両側壁下部に一直線状の二次空気孔を設けた事を特徴とする気化式石油燃焼装置。
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