JP2008020144A - 気化式石油燃焼装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】気化面での燃油の拡散をスム−ズにして気化能力の向上を計る。
【解決手段】加熱用ヒ−タ2を備え底部には混合ガスの流出口7を有した箱型の気化器1と、該気化器下部で流出口7と連通した混合室14と、該混合室14上部で気化器1背面側に備えられたバ−ナ部17とで構成されたものに於いて、前記気化器1内面を一側壁に設けた燃料噴射ノズル3に対して垂直気化面8とすると共に、該垂直気化面8には燃油吹き付け用の平坦面9を中心に略水平な複数個の水平ビ−ド10を設け、前記平坦面9と水平ビード10の間に平坦面9側から水平ビード10へ向かって傾斜する斜めビード11を設けたものである。
【選択図】図3
【解決手段】加熱用ヒ−タ2を備え底部には混合ガスの流出口7を有した箱型の気化器1と、該気化器下部で流出口7と連通した混合室14と、該混合室14上部で気化器1背面側に備えられたバ−ナ部17とで構成されたものに於いて、前記気化器1内面を一側壁に設けた燃料噴射ノズル3に対して垂直気化面8とすると共に、該垂直気化面8には燃油吹き付け用の平坦面9を中心に略水平な複数個の水平ビ−ド10を設け、前記平坦面9と水平ビード10の間に平坦面9側から水平ビード10へ向かって傾斜する斜めビード11を設けたものである。
【選択図】図3
Description
この発明は暖房機や給湯機の燃焼部を構成する加熱用ヒ−タを備えた気化式の石油燃焼装置に関するものである。
従来よりこの種のものに於いては、本出願人が先に出願した、加熱用ヒ−タを備え底部には混合ガスの流出口を有した箱型の気化器と、該気化器下部で流出口と連通した混合室と、該混合室上部で気化器背面側に備えられたバ−ナ部とで構成されたものに於いて、前記気化器内面を一側壁に設けた燃料噴射ノズルに対して垂直気化面とすると共に、該垂直気化面には燃油吹き付け用の平坦面を中心に複数個のビ−ドで流下燃油の蛇行路を形成することで、気化面での燃油の拡散をスム−ズにして気化能力の向上を計るものであった。(例えば、特許文献1参照)
特許3205691号公報
ところでこの従来のものでは、垂直気化面に備えた燃油吹き付け用の平坦面を中心設けた複数個のビ−ドで流下燃油の蛇行路を形成することで、気化面での燃油の拡散をスム−ズにして気化能力の向上を計るものであったが、本出願人は更に研究を重ね、更に気化面での燃油の拡散をスム−ズにして気化能力の向上を計るものである。
この発明はこの点に着目し、上記欠点を解決する為、特にその構成を、加熱用ヒ−タを備え底部には混合ガスの流出口を有した箱型の気化器と、該気化器下部で流出口と連通した混合室と、該混合室上部で気化器背面側に備えられたバ−ナ部とで構成されたものに於いて、前記気化器内面を一側壁に設けた燃料噴射ノズルに対して垂直気化面とすると共に、該垂直気化面には燃油吹き付け用の平坦面を中心に略水平な複数個の水平ビ−ドを設け、前記平坦面と水平ビードの間に平坦面側から水平ビードへ向かって傾斜する斜めビードを設けたものである。
この発明によれば、加熱用ヒ−タを備え底部には混合ガスの流出口を有した箱型の気化器と、該気化器下部で流出口と連通した混合室と、該混合室上部で気化器背面側に備えられたバ−ナ部とで構成されたものに於いて、前記気化器内面を一側壁に設けた燃料噴射ノズルに対して垂直気化面とすると共に、該垂直気化面には燃油吹き付け用の平坦面を中心に略水平な複数個の水平ビ−ドを設け、前記平坦面と水平ビードの間に平坦面側から水平ビードへ向かって傾斜する斜めビードを設けた、軽量・コンパクトな気化器でありながら、気化能力を更に向上させることができ、均一で良好な気化ガスを常に安定して得ることが出来るものである。
以下に本発明を実施するために好適な実施例を説明する。
次にこの発明に係る気化式石油燃焼装置を図面に示された一実施例をもとに説明する。1は側壁部にU字状の加熱用ヒ−タ2を鋳込んだアルミダイキャストから成る箱型の気化器で、正面は燃料噴射ノズル3及び一次空気の噴出口4を備えた蓋体5で閉塞され、底部に仕切壁6で2つに仕切られた混合ガスの流出口7を形成している。
前記気化器1は燃料噴射ノズル3と対向する内面を、該燃料噴射ノズル3に対して垂直に形成し垂直気化面8とすると共に、燃油が吹き付けられる部分は該燃油の均一な拡散を計る為に左右一対の平坦面9を備え、更にこの平坦面9の周囲には長さの異なる複数個の水平ビ−ド10を水平方向で且つそれぞれ平行に複数段配置して、流下する燃油横方向の案内しているものである。
11は前記平坦面9と水平ビード10の間に平坦面9側から水平ビード10へ向かって傾斜する斜めビードで、燃料噴射ノズル3から噴霧された燃料を上下の水平ビード10へバランス良く均一に振り分けるものである。
又上記平坦面9は燃料噴射ノズル3の噴射孔12が左右に1つずつ形成されているので、これに対向して垂直気化面8上の左右にそれぞれ1つずつ設けられているものである。
又上記平坦面9は燃料噴射ノズル3の噴射孔12が左右に1つずつ形成されているので、これに対向して垂直気化面8上の左右にそれぞれ1つずつ設けられているものである。
13は気化器1の垂直気化面8最下端に備えられた平面から見て台形の案内壁で、気化器1内で形成される気化ガスと燃焼用一次空気による混合ガスを、底部の2つの流出口7にスム−ズに分割して案内するものである。
14は気化器1下部に備えられたアルミダイキャスト製の混合室で、流出口7に連通し混合ガスの整流を行うように1段下方に凹ませて大容量とした整流室15と、該整流室15に連通し先細状に区画成形された複数のガス室16とで構成されている。
17は混合室14のガス室16上で気化器1の背面側に形成されたバ−ナ部で、複数個の炎孔列と二次空気孔列とを交互に配置しているものである。
18は気化器1背面からバ−ナ部17上に突出した吸熱フィンで、燃焼ガスとの接触面積を多くしてヒ−トバック量を増大させる為に複数に分割形成され、燃焼時には燃焼熱のヒ−トバックを気化熱として利用し加熱用ヒ−タ2の省電力化を計るものである。
19はバ−ナ部17の上方を囲った燃焼室で、外周は空気室20を介してカバ−枠21で覆われている。
22は燃焼ファンで、風路23を介して噴出口4と空気室20に連通し、噴出口4には燃焼用の一次空気を供給し、空気室20には気化器1側方を通り混合室14下方からバ−ナ部17へ供給される二次空気及び燃焼室19を冷却する空気を供給するものである。
24は燃料噴射ノズル3に送油管25を介して燃油を供給する電磁ポンプ、26は遮熱板である。
次にこの発明一実施例の作動について説明する。今加熱用ヒ−タ2に通電し気化器1を所定温度まで加熱すれば、これを適所に備えた温度センサ−(図示せず)で検知し、燃焼ファン22及び電磁ポンプ24を駆動させることで、気化器1には燃料噴射ノズル3から燃油が、又噴出口4からは燃焼用の一次空気がそれぞれ供給される。
そして気化器1では、燃料噴射ノズル3から噴射された燃油は、垂直気化面8の平坦面9に衝突し凹凸がないので左右方向を中心として拡散するが、斜めビード11によって横方向の水平ビード10と下方の水平ビード10への燃油の供給をバランス良く均一に振り分けるものである。周囲の水平ビ−ド10上を供給される一次空気の送風力もあって気化が促進されると共に、水平ビ−ド10と斜めビード11による凹凸で供給される一次空気も乱流を起こし気化ガスとの混合も十分に行われ、良好な混合ガスを得ることが出来るものである。
従って、垂直気化面8によって軽量・コンパクトな気化器1を得て、小型で強力な燃焼装置が得られると共に、気化能力を低下させることなく常に十分な混合ガスを形成することが出来るものである。
一方気化器1で形成された混合ガスは、底部の流出口7を介して混合室14内に流入しここで一旦整流された後、バ−ナ部17に供給され空気室20を介して混合室14下方から供給される二次空気と共に、適宜の点火手段(図示せず)によって点火されることで、燃焼室19内で良好な燃焼が行われるものである。
1 気化器
2 加熱用ヒ−タ
3 燃料噴射ノズル
7 流出口
8 垂直気化面
9 平坦面
10 水平ビ−ド
11 斜めビード
14 混合室
17 バ−ナ部
2 加熱用ヒ−タ
3 燃料噴射ノズル
7 流出口
8 垂直気化面
9 平坦面
10 水平ビ−ド
11 斜めビード
14 混合室
17 バ−ナ部
Claims (1)
- 加熱用ヒ−タを備え底部には混合ガスの流出口を有した箱型の気化器と、該気化器下部で流出口と連通した混合室と、該混合室上部で気化器背面側に備えられたバ−ナ部とで構成されたものに於いて、前記気化器内面を一側壁に設けた燃料噴射ノズルに対して垂直気化面とすると共に、該垂直気化面には燃油吹き付け用の平坦面を中心に略水平な複数個の水平ビ−ドを設け、前記平坦面と水平ビードの間に平坦面側から水平ビードへ向かって傾斜する斜めビードを設けた事を特徴とする気化式石油燃焼装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006193144A JP2008020144A (ja) | 2006-07-13 | 2006-07-13 | 気化式石油燃焼装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006193144A JP2008020144A (ja) | 2006-07-13 | 2006-07-13 | 気化式石油燃焼装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008020144A true JP2008020144A (ja) | 2008-01-31 |
Family
ID=39076214
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006193144A Pending JP2008020144A (ja) | 2006-07-13 | 2006-07-13 | 気化式石油燃焼装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2008020144A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009186069A (ja) * | 2008-02-05 | 2009-08-20 | Corona Corp | 気化式石油燃焼装置 |
-
2006
- 2006-07-13 JP JP2006193144A patent/JP2008020144A/ja active Pending
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