JP2009185847A - 捩り振動低減装置 - Google Patents

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    • F16H2045/0226Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type with damping means comprising two or more vibration dampers
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Abstract

【課題】溶接による一対の入力回転部材の結合を可能にする。
【解決手段】クラッチ側入力回転部材9とタービン側入力回転部材10と、これらの間に配置された出力回転部材11と、該出力回転部材11と一対の入力回転部材10,11とを円周方向に連結するばね12a,12bと、一対の入力回転部材10,11の外周部の間に配置された環状部15aと該環状部15aから半径方向内側へ突出してばね12a,12bの間に位置する連結部15bとからなるフローティングイコライザ15と、環状部15aをタービン側入力回転部材10の外周部へ向って付勢するウェーブワッシャ21とを備え、クラッチ側入力回転部材9の外周部に突出形成された円筒部9cの端部と、タービン側入力回転部材10の外周端部とが溶接部8を介して結合され、ウェーブワッシャ21がクラッチ側入力回転部材9の外周部と環状部15aとの間に配置されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、手動変速機のデュアルマスフライホィールや、クラッチや、自動変速機のトルクコンバータの内部に配設される捩り振動低減装置に関する。
車両には、エンジンのクランク軸とトランスミッションとの間に、捩り振動を吸収する捩り振動低減装置が設けられる。
従来の捩り振動低減装置として、例えば特許文献1に記載のものが知られている。これは、一対のドライブプレートとハブとの相対的な回転角度を増大させるために円周方向に沿って対となる複数の圧縮ばねを備え、対となる圧縮ばねを直列に圧縮するため、両者の間に環状部と該環状部から内側へ突出する楔状突起とからなる遊動子の前記楔状突起を介在させている。
そして、対となる圧縮ばねの間に挟まれて支持されているため、共振して遊動子が音や振動を発生するのを防止するため、遊動子と一対のドライブプレートの一方との間に摩擦材を介在させる一方、遊動子と他方のドライブプレートとの間に皿ばねを介在させ、該皿ばねの付勢力により、軸方向へ移動自在なリテーナプレートを介して遊動子を一方のドライブプレートへ向かって付勢している。これにより、遊動子に摩擦減衰力を発生させている。
前記遊動子の強度を確保するため、環状部の断面積を大きくする目的で一対のドライブプレートの外径寸法は所定の大きさに設定され、更に半径方向外側にはリベットを介して一対のドライブプレートをロックアップピストンに結合するための結合部を設けている。
実開平6−62251
ところが、一対のドライブプレートの外周部に結合部を設けているので、捩り振動低減装置の外径寸法が大きくなってしてしまう。また、環状部の断面積を大きくすると遊動子の重量が増大し、重量が増大すると遊動子の固有振動数が低下するため、車両運転の実用域での共振現象が生じ、振動や音の発生が顕著になる。
一方、一対のドライブプレートの外径寸法の増大を抑制するためには、リベットに代えて溶接により一対のドライブプレートの外周部を結合し、一対のドライブプレートの結合部を省略することも考えられる。しかし、溶接の際の熱の影響により、遊動子が所定の摩擦減衰力を発生しなくなるおそれがある。具体的には、溶接部と皿ばねとが近い位置関係にあるため、熱により皿ばねに「へたり」が生じて付勢力の低下を招き、所定のヒステリシストルクが得られなくなる。
そこで本発明は、上記の課題を解決し、一対のドライブプレートの外周部を溶接結合し、かつ皿ばねが熱による影響を受けないようにした捩り振動低減装置を提供することを目的とする。
請求項1に係る発明は、エンジンとトランスミッションとの間に設けられる捩り振動低減装置であって、前記エンジンのクランク軸に連結された一対の入力回転部材と、該一対の入力回転部材の間に配置され内周側から前記トランスミッションへ出力される出力回転部材と、該出力回転部材と前記一対の入力回転部材とを円周方向に連結する少なくとも一対の第1弾性部材と、前記一対の入力回転部材を外周部で結合する結合手段と、前記第1弾性部材の半径方向外側であって前記一対の入力回転部材の外周部との間に配置された環状部と該環状部から半径方向内側へ突出して前記一対の第1弾性部材の間に位置する連結部とからなる遊動子と、前記環状部を前記一対の入力回転部材のいずれかの外周部へ向って軸方向へ付勢する第2弾性部材とを有する捩り振動低減装置において、前記結合手段は、前記一対の入力回転部材のいずれか一方の入力回転部材の外周部から他方の入力回転部材の外周部へ向かって軸方向へ突出形成された円筒部の端部と、他方の入力回転部材の外周端部とが、溶接部を介して結合され、前記第2弾性部材が一方の入力回転部材の外周部と前記環状部との間に配置されていることを特徴とする。
この発明によれば、一対の入力回転部材の外周部を溶接により結合するので、一対の入力回転部材の外周部をリベットにより結合する場合に必要な外周側の結合部を省略することができる。また、第2弾性部材と溶接部との間に遊動子の円環部が介在するので、溶接の際の第2弾性部材への熱の影響が少なく、第2弾性部材が「へたり」を生じて付勢力が減退するという問題が生じない。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の捩り振動低減装置において、前記第2弾性部材はウェーブワッシャであることを特徴とする。
この発明によれば、ウェーブワッシャは、ばね鋼板を細長く切断した後にリング状に成形して作ることができる。
請求項1に係る捩り振動低減装置によれば、一対の入力回転部材の外周部を溶接により結合するので、一対の入力回転部材の外周部をリベットにより結合する場合に必要な外周側の結合部を省略することができる。従って、結合部を省略した分だけ捩り振動低減装置の外径寸法を小さくできる。また、第2弾性部材と溶接部との間に遊動子の円環部が介在するので、溶接の際の第2弾性部材への熱の影響が少なく、第2弾性部材が「へたり」を生じて付勢力が減退するという問題が生じない。このため、摩擦減衰力の発生に支障を及ぼさない。
請求項2に係る捩り振動低減装置によれば、ウェーブワッシャは、ばね鋼板を細長く切断した後にリング状に成形して作ることができる。従って、材料の歩留まりが良い。
以下、本発明による捩り振動低減装置の実施の形態を説明する。
(構成)
トルクコンバータの断面図を図1に示し、図1のトルクコンバータの内部に設けられた捩り振動低減装置の一部を破断した図を図2に示す。図1に示すように、図示しない図の左側のエンジンのクランク軸に、フロントカバー1が連結されている。該フロントカバー1と略並行に右側のポンプインペラ2が配置され、該ポンプインペラ2の外周部がフロントカバー1の軸方向にのびる筒状の部分の内側に挿入されて溶接結合されている。フロントカバー1とポンプインペラ2との間にはタービン3が配置され、該タービン3と右側のポンプインペラ2とで流体継手4が構成されている。また、タービン3とポンプインペラ2との間にはトルク増幅機能を有するステータ5が設けられている。一方、左側のフロントカバー1の内側には、フロントカバー1からの動力の接続・切離を行う多板式のロックアップクラッチ6が設けられ、該ロックアップクラッチ6とタービン3との間には、左側のロックアップクラッチ6または右側の流体継手4から選択的に入力されて図示しないトランスミッションの入力軸に出力される捩り振動低減装置7が設けられている。
前記ロックアップクラッチ6は、クラッチ入力部材6aと、クラッチ出力部材6bと、クラッチ入力部材6a,クラッチ出力部材6bの双方とスプライン嵌合する複数のクラッチ板6cと、フロントカバー1の軸心位置に固定された筒部24に対して摺動自在に設けられ、外周部にはクラッチ板6cを軸方向へ押圧したりあるいは開放してロックアップクラッチ6を接続あるいは切り離しする部分を有するロックアップピストン6dとによって構成されている。
前記捩り振動低減装置7は、前記クラッチ出力部材6bにリベット20を介して結合されたクラッチ側入力回転部材(入力回転部材)9と、該クラッチ側入力回転部材9の外周部に結合手段27を介して相互に連結され内周部がリベット19を介してタービン3に結合されたタービン側入力回転部材(入力回転部材)10と、クラッチ側入力回転部材9とタービン側入力回転部材10との間に配置された出力回転部材11と、一対の入力回転部材9,10と出力回転部材11との間に円周方向に沿って配置された複数のばね(第1弾性部材)12とを備えている。
前記ばね12を収容する部分の構成について説明する。クラッチ側入力回転部材9,タービン側入力回転部材10には円周方向および半径方向の同じ位置に、略等間隔に4つの窓9a,10aが形成され、出力回転部材11の同じ位置に半径方向外側へ開口する4つの凹部11bが形成されている。そして、窓9aと窓10aと凹部11bとにわたってばね12が収容され、クラッチ側入力回転部材9,タービン側入力回転部材10と出力回転部材11との相対回転により、窓9a,10aと凹部11bとが円周方向へ相対的に移動してばね12が圧縮される。ばね12としては、一対のばね12a,12bが直列に連結して用いられている。
また、ばね12よりも半径方向内側には小さなばね23が配置されている。即ち、クラッチ側入力回転部材9,タービン側入力回転部材10,出力回転部材11には4つの窓9b,10b,11cが夫々形成され、これらの窓9b,10b,11cに亘って単一のばね23が収容されている。このばね23は、窓9b,10b,11cの側面との間に隙間を有するので、クラッチ側入力回転部材9,タービン側入力回転部材10と前記出力回転部材11との相対回転が所定の角度囲繞になると、ばね23も同時に圧縮される。
前記クラッチ側入力回転部材9と前記タービン側入力回転部材10との外周部を結合する前記結合手段27の構成を以下に説明する。前記クラッチ側入力回転部材9の外周部から前記タービン側入力回転部材10の外周部へ向かって軸方向へ円筒部9cが突出形成され、該円筒部9cの端部と、前記タービン側入力回転部材10の外周部とが溶接部8を介して結合されている。即ち、タービン側入力回転部材10の外周部には8つの四角形の切欠部10cが形成される一方、円筒部9cの端部には軸方向へ突出する8つの突出部9dが形成され、該突出部9dが前記切欠部10cに嵌合された状態で溶接が行われている。前記のクラッチ側入力回転部材9の外周部から円筒部9cへ向かって90度曲げられた屈曲部の内側には、半径寸法が数ミリのアール部9eが形成されている。
前記クラッチ側入力回転部材9の外周部と前記タービン側入力回転部材10の外周部との間の軸方向に挟まれた空間には、フローティングイコライザ(遊動子)15が設けられている。該フローティングイコライザ15は、図3に示すように、リング状の円環部15aと該円環部15aから半径方向内側へ向って突出する4つの連結部15bとにより構成されている。該連結部15bが一対のばね12a,12bの間に挿入され、前記一対のばね12a,12bが連結部15bを介して直列に連結されている。このフローティングイコライザ15は、クラッチ側入力回転部材9,タービン側入力回転部材10に対して相対回転自在に設けられている。
そして、フローティングイコライザ15を前記タービン側入力回転部材10の外周部へ向かって軸方向へ付勢するリング状のウェーブワッシャ(第2弾性部材)21が前記クラッチ側入力回転部材9の外周部とフローティングイコライザ15のリング状の円環部15aとの間に配置されている。ウェーブワッシャ21は図4に示すように円周方向に沿って波型に形成されており、円周の1箇所にスリット21が形成されている。このウェーブワッシャ21は、ばね鋼板を細長く切断した後に、リング状に成形したものである。
出力回転部材11を図示しないトランスミッションの入力軸に連結するため、出力ハブ13が設けられている。該出力ハブ13は、前記筒部24の内部に軸受22を介して回転自在に挿入されている。この出力ハブ13の外周側には外歯13aが設けられ、該外歯13aは出力回転部材11の内周面に形成された内歯11aと係合してスプライン嵌合部14を構成している。また、出力ハブ13の内周側には内歯13bが設けられ、該内歯13bには図示しないトランスミッションの入力軸の外周面に形成された外歯と係合している。
この出力ハブ13には、出力ハブ13の右横に位置するリング状のタービンハブ16が相対回転自在にセンタリングされて設けられている。即ち、出力ハブ13から右側へ突出する筒部13cがタービンハブ16の中心の円形孔に摺動自在に挿通され、スナップリング17により抜け止めされている。このように回転自在に支持されたタービンハブ16の外周部には、前記タービン側入力回転部材10および前記タービン3がセンタリングした状態で、リベット19を介して結合されている。そして、図示しないトランスミッションの入力軸の外周にはトランスミッションケースに固定された円筒状のステータシャフト25がスプライン嵌合され、該ステータシャフト25の外側にはワンウエイクラッチ26を介してステータ5が設けられている。タービンハブ16とステータ5との間とステータ5とポンプインペラ2との間には、スラスト軸受18が設けられている。
前記ロックアップピストン6bの左側へ圧油を送ってロックアップクラッチ6を接続するため、筒状部材24には内外を貫通する油路24aが形成されている。
(作用)
次に、捩り振動低減装置の作用を説明する。一対のばね12a,12bが直列に連結され、該一対のばね12a,12bの間にフローティングイコライザ15の連結部15bが挟まれ、フローティングイコライザ15が遊動する振動系が構成されている。遊動するフローティングイコライザ15はエンジンの回転により共振し、フローティングイコライザ15のイナーシャが小さいときは共振点は高い。そして、周波数の高いところに共振点を有するため、エンジン回転の実用域では共振は生じない。しかし、フローティングイコライザ15のイナーシャが大きくなると共振点が低くなり、該共振点がエンジン回転の実用域に入ってくると、フローティングイコライザ15が共振するため、音と振動の問題が生じる。図1に示すように、クラッチ側入力回転部材9とフローティングイコライザ15との間にウェーブワッシャ21を介在させたので、ウェーブワッシャ21により、フローティングイコライザ15がタービン側入力回転部材10へ向かって軸方向へ付勢される。このため、フローティングイコライザ15の振動が減衰し共振が抑制される。
前記屈曲部のアール部9eが形成された側であるクラッチ側入力回転部材9側にウェーブワッシャ21を配置したので、必然的にフローティングイコライザ15は軸方向でのタービン側入力回転部材10側に配置されており、そのため、フローティングイコライザ15はアール部9eに干渉することなくフローティングイコライザ15の外径寸法を円筒部9cの内周面ぎりぎりまで大きくすることができる。また、クラッチ側入力回転部材9とフローティングイコライザ15との間にウェーブワッシャ21が介在することから、必然的にフローティングイコライザ15とアール部9eとの干渉が回避されることになり、アール部9eの内径寸法を大きくすることが可能になる。そして、アール部9eの内径寸法を大きくするとプレス型の寿命が長くなる。
フローティングイコライザ15と入力回転部材との間に摩擦力を発生させるためには、摩擦材を使用するのが一般的であるが、この発明ではウェーブワッシャ21をクラッチ側入力回転部材9に直接に接触させて摩擦力を発生させている。これにより、摩擦材に相当する部材が不必要となり、部品点数の削減となる。
この発明によれば、クラッチ側入力回転部材9とタービン側入力回転部材10との外周部を溶接により結合するので、クラッチ側入力回転部材9とタービン側入力回転部材10との外周部をリベットにより結合する場合に必要な外周側の結合部を省略することができる。従って、結合部を省略した分だけ捩り振動低減装置の外径寸法を小さくできる。また、ウェーブワッシャ21と溶接部8との間にフローティングイコライザ15の円環部15aが介在するので、溶接の際のウェーブワッシャ21への熱の影響が少なく、ウェーブワッシャ21が「へたり」を生じて付勢力が減退するという問題が生じない。このため、摩擦減衰力の発生に支障を及ぼさない。
この発明によれば、ウェーブワッシャ21は、ばね鋼板を細長く切断した後にリング状に成形して作ることができる。従って、材料の歩留まりが良い。
なお、本実施の形態は、一対の入力回転部材の一方がロックアップクラッチに連結されたクラッチ側入力回転部材であり、他方がタービンに連結されたタービン側入力回転部材である場合(所謂タービンダンパ)を示したが、一対の入力回転部材の両方を普通にエンジンのクランク軸に連結した構成であっても良い。また、本実施の形態では第2弾性部材としてウェーブワッシャを用いたが、皿ばねを用いても良い。更に、フローティングイコライザを円周方向に沿って波型に形成し、フローティングイコライザ自体を軸方向へ付勢する弾性部材として機能させてもよい。また更に、クラッチ側入力回転部材またはタービン側入力回転部材の一部を切り欠いてフローティングイコライザへ向って突出する突出部を形成し、該突出部を弾性部材として機能させても良い。このほか、タービン側入力回転部材に円筒部を形成し、該タービン側入力回転部材側に第2弾性部材を配置してもよい。また更に、本実施の形態では第1弾性部材としての半径方向外側のばね12に加えて半径方向内側のばね23を設けたが、ばね23を設けない構成であってもよい。
トルクコンバータの断面図(実施の形態)。 トルクコンバータを一部破断して示す正面図(実施の形態)。 遊動子に係り、(a)は平面図、(b)は(a)のA−O−A矢視図(実施の形態)。 ウェーブワッシャに係り、(a)は平面図、(b)は断面図(実施の形態)。
符号の説明
7…捩り振動低減装置
8…溶接部
9…クラッチ側入力回転部材(入力回転部材)
9c…円筒部
10…タービン側入力回転部材(入力回転部材)
11…出力回転部材
12…ばね(第1弾性部材)
15…フローティングイコライザ(遊動子)
15a…環状部
15b…連結部
21…ウェーブワッシャ(第2弾性部材)
27…結合手段

Claims (2)

  1. エンジンとトランスミッションとの間に設けられる捩り振動低減装置であって、
    前記エンジンのクランク軸に連結された一対の入力回転部材と、該一対の入力回転部材の間に配置され内周側から前記トランスミッションへ出力される出力回転部材と、該出力回転部材と前記一対の入力回転部材とを円周方向に連結する少なくとも一対の第1弾性部材と、前記一対の入力回転部材を外周部で結合する結合手段と、前記第1弾性部材の半径方向外側であって前記一対の入力回転部材の外周部との間に配置された環状部と該環状部から半径方向内側へ突出して前記一対の第1弾性部材の間に位置する連結部とからなる遊動子と、前記環状部を前記一対の入力回転部材のいずれかの外周部へ向って軸方向へ付勢する第2弾性部材とを有する捩り振動低減装置において、
    前記結合手段は、前記一対の入力回転部材のいずれか一方の入力回転部材の外周部から他方の入力回転部材の外周部へ向かって軸方向へ突出形成された円筒部の端部と、他方の入力回転部材の外周端部とが、溶接部を介して結合され、前記第2弾性部材が一方の入力回転部材の外周部と前記環状部との間に配置されていることを特徴とする捩り振動低減装置。
  2. 請求項1に記載の捩り振動低減装置において、
    前記第2弾性部材はウェーブワッシャであることを特徴とする捩り振動低減装置。
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