JP6325926B2 - トルクコンバータのロックアップ装置 - Google Patents

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本発明は、ロックアップ装置、特に、エンジン側の部材に連結されるフロントカバーとトルクコンバータのタービンとの間に配置されたトルクコンバータのロックアップ装置に関する。
特許文献1又は特許文献2に示されるように、トルクコンバータには、トルクをフロントカバーからタービンに直接伝達するためのロックアップ装置が設けられている場合が多い。これらの特許文献に示されたロックアップ装置は、フロントカバーに摩擦連結可能なピストンと、ピストンに固定される入力側のプレートと、半径方向の外周側及び内周側に設けられた複数のトーションスプリングと、複数のトーションスプリングを介して伝達されたトルクをタービンに伝達するための出力側のプレートと、を備えている。
特開2011−122640号公報 特開2009−250288号公報
このようなロックアップ装置において、振動吸収性能を向上させるためには、捩じり特性の低剛性化及び捩じり角度の広角度化を実現することが必要である。
本発明の課題は、簡単な構成で、捩じり特性の低剛性化及び広角度化を実現することができるトルクコンバータのロックアップ装置を提供することにある。
本発明の一側面に係るトルクコンバータのロックアップ装置は、エンジン側の部材に連結されるフロントカバーとトルクコンバータのタービンとの間に配置されている。このロックアップ装置は、クラッチ部と、入力プレートと、複数の円弧状の外周側スプリングと、1対の出力プレートと、複数の内周側スプリングと、第1中間部材と、第2中間部材と、を備えている。クラッチ部はフロントカバーからトルクが入力される。入力プレートはクラッチ部に連結されている。円弧状の外周側スプリングは入力プレートからトルクが伝達される。1対の出力プレートはタービンに連結されている。内周側スプリングは、外周側スプリングの内周側に配置され、1対の出力プレートにトルクを伝達する。第1中間部材は、入力プレート及び1対の出力プレートに対して相対回転自在であり、外周側スプリングからのトルクを内周側スプリングに伝達する。第2中間部材は、入力プレート、1対の出力プレート、及び第1中間部材に対して相対回転自在であり、複数の内周側スプリングの少なくとも2つを直列的に作用させる。
この装置では、フロントカバーから入力されたトルクはクラッチ部を介して入力プレートに入力され、入力プレートから外周側スプリング及び第1中間部材を介して内周側スプリングに伝達される。内周側スプリングに伝達されたトルクは、1対の出力プレートを介してタービンに出力される。
ここでは、外周側スプリングが円弧状に形成されているので、捩じり特性の低剛性化及び捩じり角度の広角度化が実現されている。また、複数の内周側スプリングのうちの少なくとも2つは第2中間部材によって直列に作用するので、さらに広角度化が実現可能になる。
本発明の別の側面に係るトルクコンバータのロックアップ装置では、第1中間部材は環状のプレートである。また、第1中間部材は、複数の外周側係合部と、複数の内周側係合部と、を有している。外周側係合部は、第1中間部材の外周端部に形成され、外周側スプリングの円周方向端部に係合する。内周側係合部は、第1中間部材の内周端部に形成され、内周側スプリングの円周方向端部に係合可能である。
本発明のさらに別の側面に係るトルクコンバータのロックアップ装置では、第2中間部材は、環状のプレートであり、外周端部に形成された複数の係合部を有している。また、複数の係合部のそれぞれは、隣接する2つの内周側スプリングの円周方向間に配置されている。
本発明のさらに別の側面に係るトルクコンバータのロックアップ装置では、入力プレートと出力プレートとの相対回転角度を規制するためのストッパ機構をさらに備えている。
本発明のさらに別の側面に係るトルクコンバータのロックアップ装置では、ストッパ機構は、爪と開口とを有している。爪は入力プレート及び出力プレートの一方に設けられている。開口は、入力プレート及び出力プレートの他方に円周方向に沿って形成され、爪が挿入されている。
以上のように、本発明では、ロックアップ装置において、簡単な構成で、捩じり特性の低剛性化及び広角度化を実現することができる。
本発明の一実施形態によるトルクコンバータの断面構成図。 図1のロックアップ装置を抽出して示す図。 ロックアップ装置の正面部分図。 ストッパ機構の断面構成図。 ストッパ機構の正面部分図。
[全体構成]
図1に本発明の一実施形態によるトルクコンバータ1を示している。図1の左側にはエンジンが配置され、図1の右側にはトルクコンバータ及びトランスミッションが配置されている。図1に示すO−Oがトルクコンバータの回転軸である。
トルクコンバータ1は、エンジン側のクランクシャフト(図示せず)からトランスミッションの入力シャフトにトルクを伝達するための装置であり、エンジン側の部材に固定されるフロントカバー2と、3種の羽根車(インペラ3、タービン4、ステータ5)からなるトルクコンバータ本体6と、ロックアップ装置7と、から構成されている。
フロントカバー2は、円板状の部材であり、その外周部にはトランスミッション側に突出する外周筒状部10が形成されている。インペラ3は、フロントカバー2の外周筒状部10に溶接により固定されたインペラシェル12と、その内側に固定された複数のインペラブレード13と、インペラシェル12の内周側に設けられた筒状のインペラハブ14と、から構成されている。
タービン4は流体室内でインペラ3に対向して配置されている。タービン4は、タービンシェル15と、タービンシェル15に固定された複数のタービンブレード16と、タービンシェル15の内周側に固定されたタービンハブ17と、から構成されている。タービンハブ17は外周側に延びるフランジ17aを有しており、このフランジ17aにタービンシェル15の内周部が複数のリベット18によって固定されている。また、タービンハブ17の内周部には、図示しないトランスミッションの入力シャフトがスプライン係合している。
ステータ5は、インペラ3とタービン4の内周部間に配置され、タービン4からインペラ3へと戻る作動油を整流するための機構である。ステータ5は主に、ステータキャリア20と、その外周面に設けられた複数のステータブレード21と、から構成されている。ステータキャリア20は、ワンウエイクラッチ22を介して固定シャフト(図示せず)に支持されている。
[ロックアップ装置7の全体構成]
図2に、図1のロックアップ装置7を抽出して示している。ロックアップ装置7は、フロントカバー2とタービン4との間の空間に配置されている。ロックアップ装置7は、ピストン24と、ドライブプレート(入力プレート)25と、複数の外周側トーションスプリング26と、ドリブンプレート(1対の出力プレート)27と、複数の内周側トーションスプリング28と、第1中間部材29と、第2中間部材30と、を有している。
[ピストン24]
ピストン24は、円板状のプレートであり、フロントカバー2のトランスミッション側に配置されている。ピストン24の内周端には、エンジン側に延びる筒状部24aが形成されている。筒状部24aは、図示しないトランスミッション側の部材の外周面に軸方向移動自在及び相対回転自在に支持されている。また、ピストン24の外周部には平坦部24bが形成されている。平坦部24bのフロントカバー2側の面には、環状の摩擦材33が固定されている。この摩擦材33がフロントカバー2に押し付けられることによって、フロントカバー2からピストン24にトルクが伝達される。すなわち、ピストン24と摩擦材33によってクラッチ部が構成されている。
[ドライブプレート25]
ドライブプレート25は、ピストン24の外周部において、トランスミッション側の側面に固定されている。具体的には、ドライブプレート25は、円板状に形成されており、内周部25aがピストン24のトランスミッション側の面にリベット37により固定されている。
図3は、ドライブプレート25、外周側トーションスプリング26、内周側トーションスプリング28(28a〜28d)、第1中間部材29、及び第2中間部材30を、トランスミッション側から視た図である。図3では、以上の部材以外は取り除いて示している。なお、図3においては、外周側トーションスプリング26及び内周側トーションスプリング28は、概略の外形のみを示しており、詳細は省略している。
図2及び図3に示すように、ドライブプレート25の外周部には複数の係合部25bが形成されている。係合部25bは、ドライブプレート25の中間部をトランスミッション側にプレス加工した部分と、外周端部をトランスミッション側でかつ内周側に折り曲げ加工した部分と、を有している。係合部25bは外周側トーションスプリング26の円周方向の両端に係合している。
図3に示すように、ドライブプレート25において、係合部25bが形成された部分以外の部分には、スプリング支持部25cが形成されている。スプリング支持部25cは、ドライブプレート25の外周部及び径方向中間部をトランスミッション側に折り曲げて形成されており、外周側トーションスプリング26の外周側及び内周側を支持している。
なお、外周側トーションスプリング26の内周側を支持するスプリング支持部25cの一部には、スプリング支持部25cの先端(トランスミッション側の先端)からさらにトランスミッション側に突出する複数のストッパ爪25dが形成されている(詳細は後述する)。
[外周側トーションスプリング26]
外周側トーションスプリング26は、このロックアップ装置7に組み込まれていない自由状態で、円弧状に形成されたいわゆるアークスプリングである。すなわち、図3では、外周側トーションスプリング26がドライブプレート25のスプリング支持部25cに支持された状態を示しているが、スプリング支持部25cに支持されていない自由な状態においても、図3に示した姿勢と同様の姿勢である。
ここで、外周側トーションスプリング26はアークスプリングであるので、外周側トーションスプリング26が作動する際に、ドライブプレート25の外周側のスプリング支持部25cと外周側トーションスプリング26とが比較的強く接触する。したがって、外周側トーションスプリング26とドライブプレート25との間に生じるヒステリシストルクは比較的大きくなる。
[ドリブンプレート27]
ドリブンプレート27は、エンジン側に配置された第1プレート35と、トランスミッション側に配置された第2プレート36と、を有している。第1プレート35及び第2プレート36は円板状に形成されている。
第1及び第2プレート35,36の内周部は、タービンハブ17のフランジ17aにリベット18により固定されている。また、両プレート35,36の外周部は、ストップピン38によって、軸方向に所定の間隔をあけて固定されている。すなわち、第1プレート35及び第2プレート36は、互いに固定された内周部以外は、軸方向に隙間をあけて対向して配置されている。ここでは、両プレート35,36はタービンハブ17に対して相対回転不能で、かつ軸方向に移動不能である。
第1プレート35及び第2プレート36の径方向中間部には、窓部35a,36aが形成されている。窓部35a,36aの外周縁及び内周縁は、軸方向外側に切り起こされている。この窓部35a,36aによって、内周側トーションスプリング28の軸方向及び径方向の移動が規制されている。
なお、窓部35a,36aの外周側の形状は、セットされた内周側トーションスプリング28の外周が作動時の描く円弧よりも外周側に膨らんだ円弧形状である。したがって、内周側トーションスプリング28が作動する際に、窓部35a,36aと内周側トーションスプリング28の外周とが摺動しにくい。このため、内周側トーションスプリング28と両プレート35,36との間に発生するヒステリシストルクは小さい。
[第1中間部材29]
第1中間部材29は、ドライブプレート25とタービン4との軸方向間に配置されており、ドライブプレート25及びドリブンプレート27に対して相対回転自在である。第1中間部材29は、図3に示すように、環状の部材であり、複数の外周側係合部29aと、複数の内周側係合部29bと、を有している。
外周側係合部29aは、第1中間部材29の外周端部に円周方向に所定の間隔で設けられている。外周側係合部29aは、第1中間部材29の外周端部をエンジン側に折り曲げて形成されたものである。外周側係合部29aは、隣接する2つの外周側トーションスプリング26の間に配置されており、一方の外周側トーションスプリング26の一端と他方の外周側トーションスプリング26の他端とに係合している。
内周側係合部29bは、第1中間部材29の内周端部に円周方向に所定の間隔で設けられている。内周側係合部29bは、第1中間部材29の内周端部をさらに内周側に突出して形成されており、円周方向において2つの外周側係合部29aの間に設けられている。また、内周側係合部29bは、ドリブンプレート27の第1プレート35と第2プレート36との軸方向間に配置されている。
[第2中間部材30]
第2中間部材30は、第1中間部材29の内周側において、第1プレート35と第2プレート36との軸方向間に配置されている。第2中間部材30は、ドライブプレート25、第1中間部材29、及びドリブンプレート27に対して相対回転自在である。第2中間部材30は、図3に示すように、環状のプレートであり、外周端部から外周側に突出して形成された複数の係合部30aを有している。
係合部30aは、第1中間部材29の隣接する内周側係合部29bの円周方向間に配置されている。また、係合部30aは隣接する内周側トーションスプリング28の間に配置されている。
[内周側トーションスプリング28]
複数の内周側トーションスプリング28のそれぞれ(図3では、内周側トーションスプリング28a〜28dのみを示している)は、第1中間部材29の内周側係合部29bと、第2中間部材30の係合部30aと、の間に配置されている。このような構成により、係合部30aの両側の2つの内周側トーションスプリング28は直列に作用することになる。図3の例では、1組の内周側トーションスプリング28a,28bが直列に作用し、他の1組の内周側トーションスプリング28c,28dが直列に作用する。
[ストッパ機構]
このロックアップ装置7は、ドライブプレート25とドリブンプレート27との相対回転角度を規制するためのストッパ機構40を有している。ストッパ機構40は、ドライブプレート25の一部に設けられたストッパ爪25dと、ドリブンプレート27の第1プレート35の外周端に形成された切欠き35b(図4及び図5参照)と、から構成されている。
図4に拡大して示すように、ストッパ爪25dは、ドライブプレート25のスプリング支持部25cの一部をトランスミッション側に延長して形成されている。具体的には、スプリング支持部25cは第1プレート35と軸方向において重なっていないが、ストッパ爪25dは第1プレート35と軸方向において重なる位置まで延びている。
図5にストッパ機構40の正面図を示している。この図5から明らかなように、切欠き35bは第1プレート35の外周縁部に、外周側に開くように形成されている。切欠き35bは所定の角度範囲にわたって形成されており、この切欠き35bの内部にストッパ爪25dが挿入されている。
以上のような構成により、ストッパ爪25dが切欠き35bの円周方向端部に当接するまで、ドライブプレート25はドリブンプレート27に対して相対回転が可能である。言い換えれば、ストッパ爪25dが切欠き35bの端面に当接することによって、ドライブプレート25のドリブンプレート27に対する相対回転が禁止される。
[動作]
ロックアップ装置7が作動していないクラッチオフ状態では、エンジンからのトルクはフロントカバー2からインペラ3に伝達される。インペラ3のインペラブレード13により駆動された作動油は、タービン4を回転させる。このタービン4のトルクはタービンハブ17を介して図示しないトランスミッションの入力シャフトに伝達される。
車両の速度が所定の速度以上になると、ピストン24がフロントカバー2側に移動させられ、摩擦材33がフロントカバー2の摩擦面に押し付けられる。これによりクラッチオン状態になり、フロントカバー2のトルクは、ピストン24からドライブプレート25を介して外周側トーションスプリング26に伝達される。外周側トーションスプリング26に伝達されたトルクは、第1中間部材29を介して内周側トーションスプリング28に伝達される。内周側トーションスプリング28に伝達されたトルクは、ドリブンプレート27を介してタービンハブ17に伝達される。
以上のような動力伝達の際に、1組(2個)の内周側トーションスプリング28は第2中間部材30によって直列に作用する。このため、捩じり特性を低剛性にすることができ、また捩じり角度を広くすることができる。
[特徴]
(1)外周側スプリング26が円弧状に形成されているので、捩じり特性の低剛性化及び捩じり角度の広角度化が可能である。また、2つの内周側スプリング28は第2中間部材30によって直列に作用するので、さらに広角度化が可能である。
(2)外周側トーションスプリング26とドライブプレート25との間に生じるヒステリシストルクを大きくでき、しかも内周側トーションスプリング28と第1及び第2プレート35,36との間に発生するヒステリシストルクを小さくできる。また、外周側トーションスプリング26については高剛性にすることができ、内周側トーションスプリング28については低剛性にすることができる。
したがって、外周側のダンパ部では、高剛性高ヒステリシストルクの捩じり特性にすることができ、急に過大なトルクが入力された場合に、効果的に音及び振動を吸収することができる。また、内周側のダンパ部では、低剛性低ヒステリシストルクの捩じり特性にすることができ、低速時のこもり音に対して有利となる。
なお、外周側の内周側のヒステリシストルクの比は、外周側を3〜5倍にすることができる。また、全体として低剛性・高トルクの捩じり特性を得る場合は、低回転数域及び中回転数域における剛性k1と、高回転数域における剛性k2と、の比は、k2/k1が1.7倍以上であることが好ましい。
[他の実施形態]
本発明は以上のような実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱することなく種々の変形又は修正が可能である。
特に、クラッチプレート及びサイドプレートの具体的な形状は前記実施形態に限定されるものではなく、種々の形状が可能である。
また、前記実施形態では、ピストンのフロントカバー側の面に摩擦部材を設けたが、複数の摩擦部材からなるクラッチ部を設け、このクラッチ部を介してフロントカバーからトーションスプリングにトルクを伝達する装置にも、同様に本発明を適用できる。
1 トルクコンバータ
2 フロントカバー
3 インペラ
4 タービン
7 ロックアップ装置
24 ピストン
25 ドライブプレート(入力プレート)
25b 係合部
25d ストッパ爪
26 外周側トーションスプリング
27 ドリブンプレート
28 内周側トーションスプリング
29 第1中間部材
29a 外周側係合部
29b 内周側係合部
30 第2中間部材
30a 係合部
33 摩擦材
35b 切欠き
40 ストッパ機構

Claims (5)

  1. エンジン側の部材に連結されるフロントカバーとトルクコンバータのタービンとの間に配置されたロックアップ装置であって、
    前記フロントカバーからトルクが入力されるクラッチ部と、
    前記クラッチ部に連結された入力プレートと、
    前記入力プレートからトルクが伝達される自由状態で円弧状の複数の外周側スプリングと、
    前記タービンに連結された1対の出力プレートと、
    前記複数の外周側スプリングの内周側に配置され、前記1対の出力プレートにトルクを伝達する複数の内周側スプリングと、
    前記入力プレート及び前記1対の出力プレートに対して相対回転自在であり、前記外周側スプリングからのトルクを前記内周側スプリングに伝達する第1中間部材と、
    前記入力プレート、前記1対の出力プレート、及び前記第1中間部材に対して相対回転自在であり、前記複数の内周側スプリングの少なくとも2つを直列的に作用させる第2中間部材と、
    を備えたトルクコンバータのロックアップ装置。
  2. 前記第1中間部材は、環状のプレートであり、
    外周端部に形成され、前記外周側スプリングの円周方向端部に係合する複数の外周側係合部と、
    内周端部に形成され、前記内周側スプリングの円周方向端部に係合可能な複数の内周側係合部と、
    を有する、
    請求項1に記載のトルクコンバータのロックアップ装置。
  3. 前記第2中間部材は、環状のプレートであり、外周端部に形成された複数の係合部を有し、
    前記複数の係合部のそれぞれは、隣接する2つの前記内周側スプリングの円周方向間に配置されている、
    請求項1又は2に記載のトルクコンバータのロックアップ装置。
  4. 前記入力プレートと前記出力プレートとの相対回転角度を規制するためのストッパ機構をさらに備えた、請求項1から3のいずれかに記載のトルクコンバータのロックアップ装置。
  5. 前記ストッパ機構は、
    前記入力プレート及び前記出力プレートの一方に設けられた爪と、
    前記入力プレート及び前記出力プレートの他方に円周方向に沿って形成され、前記爪が挿入された開口と、
    を有している、
    請求項4に記載のトルクコンバータのロックアップ装置。
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