JP2009185556A - 自立山留め壁工法 - Google Patents

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Abstract

【課題】通常の自立山留め壁に比較して深い深度まで掘削ができ、山留め壁の背面側地盤が狭い場合でも施工が可能であり、アンカーを用いる場合に水平分力を山留め壁全体に伝達できて山留め壁の変位を大幅に抑えることができ、さらに、掘削完了後に地下を構築するような場合にも地下構築時に過大な変位の発生を防止できる自立山留め壁工法を得る。
【解決手段】山留め壁1を背面側地盤2に向けてわずかに傾斜させて施工し、この山留め壁1の頭部に設けた腹起しなどによる連結部材を介してアンカー5を鉛直に設置する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、地盤を掘削する場合、周辺地盤の崩壊を防ぐために行う自立山留め壁工法に関するものである。
建物の建築工事、トンネルなどの土木工事での掘削工事では、ある程度の深度までは山留め壁は切梁などの水平支保工を設置することなく自立状態で背面側地盤を留めることができる。しかし、掘削深度が深くなると、山留め壁の変位が大きくなるため、切梁等を設置する必要がある。
その場合、その後の掘削工事や地下躯体工事に切梁等が邪魔となり、工期・工費に影響を及ぼす。深い掘削工事でも自立山留め壁が採用できれば、工期短縮・コストダウンを図ることが可能となる。
そこで、深い掘削工事で自立山留め壁を採用したものとして、従来、例えば、特許文献1に示すものがある。これは、山留め壁を背面側に傾斜させて施工し、山留め壁頭部を背面側の主働破壊線外側に設置した定着体と連結したものであり、土圧の低減と定着体の抵抗力により山留め壁の変位を低減させている。
また、特許文献2には、ソイルセメント壁を鉛直に施工し、壁の背面側に沿わせて鉛直にアンカーを施工し、頭部でRCにより壁とアンカーとを連結する技術が記載されており、アンカーに緊張力を与え、壁に圧縮力を与えることによって土圧に対する抵抗力を高めている。
特許文献3には、山留め背面側に硬質地盤層を設けて、アンカーの定着層としたものが記載されており、通常の山留め+アンカー工法に比べてアンカーの長さを短くできる利点がある。
特開2000−303467号公報 特開平7−34449号公報 特開平4−336117号公報
特許文献1に記載の従来技術は、定着体を主働破壊線外(山留め壁の外側の地盤の主働すべり領域の外側の地表に近い地中)に設置する必要があるため、山留め壁の背面側地盤が狭い場合には施工が不可能となることがある。また、土圧を低減させるため山留め壁の傾斜を大きくすると、掘削面積が大きくなって掘削土量が増加する。
特許文献2に記載の従来技術は、山留め壁とアンカーとがともに鉛直に施工されるため、水平方向の抵抗力がなく、山留め壁だけの場合に比較してそれほど大きな変位抑止効果は期待できない。
特許文献3に記載の従来技術は、山留め壁の後方域の土中に硬化剤を注入して硬質地盤層を形成するものであり、工期・コストがかかるという問題がある。
本発明は前記従来例の不都合を解消するものとして、通常の自立山留め壁に比較して深い深度まで掘削ができ、山留め壁の背面側地盤が狭い場合でも施工が可能であり、アンカーを用いる場合に水平分力を山留め壁全体に伝達できて山留め壁の変位を大幅に抑えることができ、さらに、掘削完了後に地下を構築するような場合にも地下構築時に過大な変位の発生を防止できる自立山留め壁工法を提供する。
請求項1記載の本発明は、山留め壁を背面側地盤に向けてわずかに傾斜させて施工し、この山留め壁の頭部に設けた連結部材を介してアンカーを鉛直に設置することを要旨とするものである。
請求項1記載の本発明によれば、山留め壁とアンカーとの設置角度がわずかに異なるため、水平方向の分力が生じ、アンカーに緊張力を導入したこと、または、山留め壁が水平方向に押されることでアンカーの水平分力が山留め壁全体に伝達でき、山留め壁の変位を大幅に抑えられる。
また、アンカーは山留め壁の頭部に設置するため、掘削完了後に地下を構築する場合にもアンカー解体の作業が最後になり、地下構築時にも大きな変位が生じることを防げる。
請求項2記載の本発明は、連結部材は、腹起しとしてのH形鋼を山留め壁の頭部の側面に設置し、山留め壁頂部に滑車を設置し、滑車を介して鉛直に設置されるPC鋼線などのアンカーの端部を前記H形鋼に定着することを要旨とするものである。
請求項2記載の本発明によれば、腹起しとしてのH形鋼が山留め壁を水平方向に押すことで、アンカーの水平分力を山留め壁全体に伝達できる。この場合、H形鋼は山留め壁の頭部の側面に設置されているから、山留め壁を側方から水平方向に押すことになり、大きな水平分力を確実に伝達できる。
請求項3記載の本発明は、連結部材は、腹起しとしての山形鋼を山留め壁の頭部に設置し、この山形鋼にPC鋼線などのアンカーの端部を定着することを要旨とするものである。
請求項3記載の本発明によれば、腹起しとしての山形鋼が山留め壁の頭部に設置され、これがアンカーで鉛直方向に引っ張られることで、山形鋼と山留め壁との摩擦および山形鋼とで、山留め壁が水平方向に押され、アンカーの水平分力を山留め壁全体に伝達できる。この場合は、請求項2の方法に比較して施工が容易である。
請求項4記載の本発明は、連結部材は、腹起しとしての山形鋼と平鋼とを山留め壁の頭部に隙間を設けて併設し、PC鋼線などのアンカーの端部を前記隙間を通して山形鋼と平鋼とに定着することを要旨とするものである。
請求項4記載の本発明によれば、山形鋼および平鋼と山留め壁との摩擦および山形鋼とで、山留め壁が水平方向に押され、アンカーの水平分力を山留め壁全体に伝達できる。この場合は、平鋼を加えることで請求項3の方法に比較してより大きな水平分力を山留め壁に伝達できる。
請求項5記載の本発明は、連結部材は、腹起しとしてのH形鋼を2本、山留め壁の頭部に隙間を設けて併設し、PC鋼線などのアンカーの端部を前記隙間を通してH形鋼に定着することを要旨とするものである。
請求項5記載の本発明によれば、H形鋼と山留め壁との摩擦によってアンカーの水平分力を山留め壁全体に伝達できる。この場合は、前記請求項3,4の方法に比較して山留め壁の頂部に2本のH形鋼が大きく突出するが、より大きな水平分力を山留め壁に伝達できる。
以上述べたように本発明の自立山留め壁工法は、通常の自立山留め壁に比較して深い深度まで掘削ができ、背面側地盤へ向ける山留め壁の傾斜角度はわずかであるから、山留め壁の背面側地盤が狭い場合でも施工が可能であり、アンカーを用いる場合に水平分力を山留め壁全体に伝達できて山留め壁の変位を大幅に抑えることができ、さらに、アンカーは山留め壁の頭部に設置したから掘削完了後に地下を構築するような場合にも地下構築時に過大な変位の発生を防止できるものである。
以下、図面について本発明の実施形態を詳細に説明する。図1は本発明の自立山留め壁工法の実施形態を示す全体説明図で、本発明の自立山留め壁工法の基本構成から説明する。
本発明の自立山留め壁工法は、ソイルセメント山留め壁、親杭横矢板山留め壁などの山留め壁1を掘削側地盤3から背面側地盤2の方向に傾斜させて施工する。傾斜角度は例えば5度程度のわずかなものとする。
そして、山留め壁1の頭部からアンカー5を鉛直に施工し、アンカー5には緊張力を与え、山留め壁1とアンカー5とは山留め壁1の頭部で腹起しなどの連結部材で連結する。
このように山留め壁1とアンカー5の設置角度がわずかに違うため、水平方向の分力が作用する。水平分力は鉛直方向に比べて10%弱であるが、緊張力の導入により山留め壁1の変位を大幅に抑えることができる。
また、アンカー5を山留め壁1の頭部に施工するものであるため、掘削完了後に地下を構築する場合にも、アンカー5の解体が最後の工程となるため、地下構築時も過大な変位の発生を防止できる。
以下、山留め壁1とアンカー5との連結部材について、詳細に説明する。図2、図3は第1実施形態を示し、芯材4の掘削側地盤3の側面を必要深度まで掘り出し、芯材4が地表面下にある場合は、芯材4の頭部を露出させる。
芯材4の側面に腹起しとしてのH形鋼6を、アンカー5の設置位置では端部間に隙間7をあけて設置する。
腹起しであるH形鋼6は、充填材12を介して一方の側(内側)のフランジが芯材4に接合される。
芯材4の頭部に平鋼9を接合し、この平鋼9の上に滑車8を設置する。一方、腹起しであるH形鋼6の外側のフランジの外側部に台座10を固定し、この台座10に一端を定着したアンカー5であるPC鋼線11またはPC鋼より線を、隙間7を通して滑車8に巻回し、鉛直に施工する。かかるアンカー5は複数を所定間隔で配設する。
なお、H形鋼6の位置は、掘削側と背面側とを逆にしてもよく、その場合は、最初に背面側地盤2を必要深度まで掘り出す。
以上の構造により、緊張力を与えられたアンカー5により、腹起しであるH形鋼6が芯材4すなわち山留め壁1を水平方向に押すことになり、一定の間隔で配設された複数のアンカー5の水平分力を山留め壁1全体に伝達できる。この第1実施形態の場合は、H形鋼6が芯材4を側方から押すから大きな水平分力を山留め壁1に確実に伝達できる。
図4、図5は第2実施形態を示し、腹起しとして山形鋼13を使用するもので、芯材4の掘削側地盤3の側面と背面側地盤2の側面とを必要深度まで掘り出し、芯材4が地表面下にある場合は、芯材4の頭部を露出させる。
芯材4の頭部に腹起しとしての山形鋼13を、アンカー5の設置位置では端部間に隙間7をあけて設置する。
腹起しである山形鋼13は、充填材12を介して一方の側(上側)が芯材4の頂部に接合される。充填材12は芯材4と腹起しとの接触を円滑にするためのものである。
アンカー5であるPC鋼線11またはPC鋼より線を腹起しである山形鋼13の端部間に形成した隙間7を通して台座10と定着板によって腹起しである山形鋼13に一端を定着させて他端を鉛直に施工する。かかるアンカー5は複数を所定間隔で配設する。
台座10の背面側地盤2の側に位置させて芯材4の頭部に別の山形鋼14を設置し、この山形鋼14により台座10のズレを防止する。
なお、山形鋼13の位置は、掘削側と背面側とを逆にしてもよく、その場合は、最初に背面側地盤2を必要深度まで掘り出す。
以上の構造により緊張力を与えられたアンカー5によって、腹起しである山形鋼13と山留め壁の芯材4の摩擦および山形鋼13が山留め壁を水平方向に押すことになり、一定の間隔で配設された複数のアンカー5の水平分力を山留め壁1全体に伝達できる。この第2実施形態は第1実施形態に比較して施工が容易である。
図6、図7は第3実施形態を示し、腹起しとして山形鋼15と平鋼16を使用するもので、芯材4の掘削側地盤3の側面と背面側地盤2の側面とを必要深度まで掘り出し、芯材4が地表面下にある場合は、芯材4の頭部を露出させる。
芯材4の頭部に腹起しとしての山形鋼15と平鋼16を隙間7をあけて平行に設置する。
腹起しである山形鋼15の一方の側(上側)と平鋼16は、充填材12を介して芯材4の頂部に接合される。
アンカー5であるPC鋼線11またはPC鋼より線を腹起しである山形鋼15と平鋼16の間に形成した隙間7を通して台座10と定着板によって腹起しである山形鋼15と平鋼16に一端を定着させて他端を鉛直に施工する。かかるアンカー5は複数を所定間隔で配設する。
台座10の背面側地盤2の側に位置させて平鋼16の上に別の山形鋼14を設置し、この山形鋼14により台座10のズレを防止し、また、前記平鋼16の背面側地盤2の側に位置させてブラケット17を設置して平鋼16のズレを防止する。
なお、山形鋼15と平鋼16の位置は、掘削側と背面側とを逆にしてもよく、その場合は、最初に背面側地盤2を必要深度まで掘り出す。
以上の構造により緊張力を与えられたアンカー5によって、腹起しである山形鋼15および平鋼16と山留め壁の芯材4の摩擦および山形鋼15が山留め壁を水平方向に押すことになり、一定の間隔で配設された複数のアンカー5の水平分力を山留め壁1全体に伝達できる。この第3実施形態は第2実施形態に比較してより大きな水平分力を山留め壁に伝達できる。
図8、図9は第4実施形態を示し、腹起しとして2本のH形鋼18を使用するもので、芯材4の掘削側地盤3の側面と背面側地盤2の側面とを必要深度まで掘り出し、芯材4が地表面下にある場合は、芯材4の頭部を露出させる。
芯材4の頭部に腹起しとしての2本のH形鋼18を隙間7をあけて平行に設置する。この場合、H形鋼18はフランジを上下に位置させ、下側のフランジは、充填材12を介して芯材4の頂部に接合される。
芯材4の掘削側地盤3側の側面にブラケット19を設置し、芯材4よりも腹起しであるH形鋼18の幅が大きくH形鋼18のフランジが芯材4よりも外方に突出する場合に、このブラケット19でH形鋼18の荷重を支持する。
アンカー5であるPC鋼線11またはPC鋼より線を腹起しである2本のH形鋼18,18の間に形成した隙間7を通して台座10と定着板によって腹起しであるH形鋼18,18に一端を定着させて他端を鉛直に施工する。かかるアンカー5は複数を所定間隔で配設する。
台座10および台座10の背面側に位置するH形鋼18は、背面側地盤2の側に設置した山形鋼20とブラケット21によってズレを拘束する。この場合、山形鋼20は背面側地盤2の側のH形鋼18のフランジの上面に設置され、ブラケット21は芯材4の背面側地盤2の側の側面に設置される。
以上の構造により緊張力を与えられたアンカー5によって、腹起しである2本のH形鋼18と山留め壁の芯材4に摩擦が生じ、一定の間隔で配設された複数のアンカー5の水平分力を山留め壁1全体に伝達できる。この第4実施形態は第2実施形態、第3実施形態に比較してより芯材4の頭部から腹起しが大きく突出するが、より大きな水平分力を山留め壁に伝達できる。
図10は、変位抑制効果のモデルケースによる試算例を示し、モデル地盤は、地表面から8mまでがN値10の砂層、8m以深がN値30の砂層とし、掘削深度は5mとし、3ケースの解析を行った。
ケース1は切梁やアンカーなどの支保工がない場合、ケース2はケース1の山留め壁の芯材の仕様を大きくした場合、ケース3はケース1と同じ山留め壁を5度傾斜させ、鉛直アンカーを4mピッチで設置した場合である。
ケース1では山留め壁の変位が15cm以上生じており、切梁の設置や芯材仕様を大きくすることなどによって変位を抑える必要がある。
ケース2では変位が3.5cm程度にケース1に比較して小さくはなるが、やや大きい。
これに対して、本発明のケース3では変位が2cm程度となってケース1の1/7程度となっており、鉛直アンカーの変位抑止効果が大きいことが判る。また、芯材仕様を大きくするよりも大きな変位抑止効果得られていることから、自立山留め壁として有効な工法といえる。
本発明の自立山留め壁工法の実施形態を示す全体説明図である。 本発明の自立山留め壁工法の第1実施形態を示す要部の縦断側面図である。 本発明の自立山留め壁工法の第1実施形態を示す要部の平面図である。 本発明の自立山留め壁工法の第2実施形態を示す要部の縦断側面図である。 本発明の自立山留め壁工法の第2実施形態を示す要部の平面図である。 本発明の自立山留め壁工法の第3実施形態を示す要部の縦断側面図である。 本発明の自立山留め壁工法の第3実施形態を示す要部の平面図である。 本発明の自立山留め壁工法の第4施形態を示す要部の縦断側面図である。 本発明の自立山留め壁工法の第4実施形態を示す要部の平面図である。 本発明の自立山留め壁工法による変位抑止効果を示すグラフである。
符号の説明
1 山留め壁 2 背面側地盤
3 掘削側地盤 4 芯材
5 アンカー 6 H形鋼
7 隙間 8 滑車
9 平鋼 10 台座
11 PC鋼線 12 充填材
13 山形鋼 14 山形鋼
15 山形鋼 16 平鋼
17 ブラケット 18 H形鋼
19 ブラケット 20 山形鋼
21 ブラケット

Claims (5)

  1. 山留め壁を背面側地盤に向けてわずかに傾斜させて施工し、この山留め壁の頭部に設けた連結部材を介してアンカーを鉛直に設置することを特徴とする自立山留め壁工法。
  2. 連結部材は、腹起しとしてのH形鋼を山留め壁の頭部の側面に設置し、山留め壁頂部に滑車を設置し、滑車を介して鉛直に設置されるPC鋼線などのアンカーの端部を前記H形鋼に定着する請求項1記載の自立山留め壁工法。
  3. 連結部材は、腹起しとしての山形鋼を山留め壁の頭部に設置し、この山形鋼にPC鋼線などのアンカーの端部を定着する請求項1記載の自立山留め壁工法。
  4. 連結部材は、腹起しとしての山形鋼と平鋼とを山留め壁の頭部に隙間を設けて併設し、PC鋼線などのアンカーの端部を前記隙間を通して山形鋼と平鋼とに定着する請求項1記載の自立山留め壁工法。
  5. 連結部材は、腹起しとしてのH形鋼を2本、山留め壁の頭部に隙間を設けて併設し、PC鋼線などのアンカーの端部を前記隙間を通してH形鋼に定着する請求項1記載の自立山留め壁工法。
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