JP2009184645A - サイドエアバッグ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】薄型のシートバックに対応しつつ、シートバックフレームに側突荷重が入力された場合にその影響を軽減できるようにすることを目的とする。
【解決手段】サイドエアバッグ袋体12に膨張用のガスを供給可能なインフレータ14が、シートバックの側端部においてシートバックフレーム26に組み込まれているので、シートバック内におけるエアバッグモジュールの搭載スペースが比較的小さくて済む。またシートバックフレーム26のうちインフレータ14の上方側及び下方側の少なくとも一方には、車両側方からの荷重に対して脆弱な脆弱部16が設けられているので、側面衝突時にシートバック24に側突荷重が入力された場合には、シートバックフレーム26が該脆弱部16において変形することで、その衝撃を吸収することが可能である。
【選択図】図2

Description

本発明は、サイドエアバッグ装置に関する。
シートバックフレーム(背もたれフレーム組立て体)に、側面衝突エアバッグモジュールを構造的耐力部品として組み込むことで、収納効率を改善するようにした構造が開示されている(特許文献1参照)。
特開平10−203293号公報 特開平8−169264号公報
上記した従来例では、シートバック内におけるエアバッグモジュールの搭載スペースが比較的小さくて済むことから、薄型のシートバックにも対応し易いと考えられる。しかしながら、上記した従来例では、側面衝突時におけるシートバックフレームへの側突荷重の入力については何ら考慮されていない。
本発明は、上記事実を考慮して、薄型のシートバックに対応しつつ、シートバックフレームに側突荷重が入力された場合にその影響を軽減できるようにすることを目的とする。
請求項1の発明は、車両用シートにおけるシートバックの側端部に折畳み収納され、ガスの供給を受けて膨張展開可能に構成されたサイドエアバッグ袋体と、前記シートバックの前記側端部においてシートバックフレームに組み込まれ、前記サイドエアバッグ袋体に膨張用のガスを供給可能なインフレータと、前記シートバックフレームのうち、前記インフレータの上方側及び下方側の少なくとも一方に設けられ、車両側方からの荷重に対して脆弱に構成された脆弱部と、を有することを特徴としている。
請求項1に記載のサイドエアバッグ装置では、サイドエアバッグ袋体に膨張用のガスを供給可能なインフレータが、シートバックの側端部においてシートバックフレームに組み込まれているので、シートバック内におけるエアバッグモジュールの搭載スペースが比較的小さくて済み、薄型のシートバックに対応することが可能である。
これに加えて、シートバックフレームのうちインフレータの上方側及び下方側の少なくとも一方には、車両側方からの荷重に対して脆弱な脆弱部が設けられているので、側面衝突時にシートバックに側突荷重が入力された場合には、シートバックフレームが該脆弱部において変形することで、その衝撃を吸収することが可能である。このため、シートバックフレームに側突荷重が入力された場合にその影響を軽減することができる。
請求項2の発明は、請求項1に記載のサイドエアバッグ装置において、前記シートバックの背面に設けられ、前記サイドエアバッグ袋体のシート後方側まで延設されたバックボードを有することを特徴としている。
請求項2に記載のサイドエアバッグ装置では、シートバックの背面に設けられ、サイドエアバッグ袋体のシート後方側まで延設されたバックボードを有しているので、サイドエアバッグ袋体の展開初期における反力をバックボードにおいて生じさせることができる。これにより、サイドエアバッグ袋体がシート後方へ展開することが抑制される。このため、サイドエアバッグ袋体をシートバックの前方へ安定的に展開させることができる。
請求項3の発明は、請求項2に記載のサイドエアバッグ装置において、前記バックボードは、前記シートバックにおける前記側端部の側面まで回り込んで延設されていることを特徴としている。
請求項3に記載のサイドエアバッグ装置では、バックボードが、シートバックにおける側端部の側面まで回り込んで延設されているので、サイドエアバッグ袋体がシート幅方向外側へ展開することが抑制される。このため、サイドエアバッグ袋体をシートバックの前方へ安定的に展開させることができる。
請求項4の発明は、請求項1から請求項3の何れか1項に記載のサイドエアバッグ装置において、前記インフレータのシート幅方向内側に、前記サイドエアバッグ袋体の膨張時において該サイドエアバッグ袋体に対して反力を生じさせる反力部材を有することを特徴としている。
請求項4に記載のサイドエアバッグ装置では、インフレータのシート幅方向内側に、サイドエアバッグ袋体の膨張時において該サイドエアバッグ袋体に対して反力を生じさせる反力部材を有しているので、サイドエアバッグ袋体がシートバック内においてシート幅方向内側に展開することが抑制される。このため、サイドエアバッグ袋体をシートバックの前方へ安定的に展開させることができる。
以上説明したように、本発明に係る請求項1に記載のサイドエアバッグ装置によれば、薄型のシートバックに対応しつつ、シートバックフレームに側突荷重が入力された場合にその影響を軽減できる、という優れた効果が得られる。
請求項2に記載のサイドエアバッグ装置によれば、サイドエアバッグ袋体がシート後方へ展開することを抑制して、該サイドエアバッグ袋体をシートバックの前方へ安定的に展開させることができる、という優れた効果が得られる。
請求項3に記載のサイドエアバッグ装置によれば、サイドエアバッグ袋体がシート幅方向外側へ展開することを抑制して、該サイドエアバッグ袋体をシートバックの前方へ安定的に展開させることができる、という優れた効果が得られる。
請求項4に記載のサイドエアバッグ装置によれば、サイドエアバッグ袋体がシートバック内においてシート幅方向内側に展開することを抑制して、該サイドエアバッグ袋体をシートバックの前方へ安定的に展開させることができる、という優れた効果が得られる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。図1から図4において、本実施の形態に係るサイドエアバッグ装置10は、サイドエアバッグ袋体12と、インフレータ14と、脆弱部16と、バックボード18と、反力部材20とを有している。
サイドエアバッグ袋体12は、例えば後席である車両用シート22におけるシートバック24の側端部24Aに折畳み収納され、ガスの供給を受けて膨張展開可能に構成されている。具体的には、サイドエアバッグ袋体12は、ガスの供給を受けてシートバック24の側端部24Aからシート前方側に膨出し、乗員(図示せず)と車両側部(図示せず)との間に膨張展開可能に構成されている。このサイドエアバッグ袋体12は、シート前方側への迅速な展開を考慮して、例えば蛇腹折りにより折り畳まれている。なお、サイドエアバッグ袋体12の折畳み方はこれに限られるものではなく、例えばロール折りと蛇腹折りとを組み合わせた折畳み方であってもよい。
図2,図3において、インフレータ14は、シートバック24の側端部24Aにおいてシートバックフレーム26に組み込まれ、サイドエアバッグ袋体12に膨張用のガスを供給可能に構成されている。
ここで、シートバック24の構成について簡単に説明する。シートバック24は、車両用シート22において乗員(図示せず)の背もたれを構成する部品であり、シートバック内には骨格部材であるシートバックフレーム26が設けられている。シートバックフレーム26は、例えば丸パイプを略U字形に折り曲げて構成され、シートバック24の左右の側端部24Aにおいて夫々シート上下方向に延びるサイド部28,30と、該サイド部28,30の上端同士をシート幅方向に連結する連結部32とを有している。本実施形態において、サイドエアバッグ装置10は、例えばドア(図示せず)側となる左側のサイド部28側に配設されている。
図4に示されるように、シートバックフレーム26は、所定形状に成形されたクッション材27で被覆され、該クッション材27は更にシート表皮29により覆われている。更にシート表皮29は、シートバック24の側端部24Aの前面を覆うフロント表皮29Aと、シートバック24の側端部24Aの後面から側面を覆うサイド表皮29Bとを有し、フロント表皮29Aとサイド表皮29Bとは縫合部31において縫合されている。この縫合部31は、サイドエアバッグ袋体12の膨張圧により開裂するように設定されている。
図2,図3において、インフレータ14は、シートバックフレーム26のサイド部28のうち、サイドエアバッグ袋体12に隣接する部位に組み込まれている。具体的には、サイド部28は、サイドエアバッグ袋体12に隣接する位置において上部体28Aと下部体28Bとに分断されており、インフレータ14は、この上部体28Aと下部体28Bとの間に組み付けられている。即ち、シートバックフレーム26の一部がインフレータ14に置換されており、インフレータ14をシートバックフレーム26の側方に配置する場合と比較して、該シートバックフレーム26が軽量化されている。
図3に示されるように、インフレータ14は、図示しないエアバッグECUからの作動電流を受けて作動するように構成され、エアバッグECUは、図示しない側突センサからの信号に基づいて側面衝突を判定した際に、インフレータ14に対して作動電流を流すように構成されている。
インフレータ14としては、ガス発生剤封入タイプのものを用いてもよいし、高圧ガス封入タイプのものを用いてもよい。インフレータ14の構成例について簡単に説明すると、前者のタイプの場合には、周面に複数のガス噴出口14Aが形成された有底円筒形のハウジングと、このハウジング内に配設され燃焼することによりガスを発生するガス発生剤と、このガス発生剤の燃焼後の砕片を除去するフィルタと、ハウジングの端部に装着されてガス発生剤を燃焼させる電気着火式の点火装置と、を含んで構成されている。
一方、後者のタイプの場合には、有底円筒形のハウジングと、このハウジング内に配設された圧力隔壁と、この圧力隔壁及びハウジングによって隔成された室内に封入されたアルゴン・ヘリウム等の混合ガスと、圧力隔壁の近傍に移動可能に配置され移動することにより圧力隔壁を破断させる移動部材と、ハウジングの端部に装着されて移動部材を移動させる電気着火式の点火装置と、を含んで構成されている。
インフレータ14の外径は、丸パイプ状のシートバックフレーム26の内径よりも小さく設定されており、インフレータ14の上部の外周及び下部の外周には、例えば溝状かつ環状の小径部14B,14Cが夫々設けられている。このインフレータ14は、上部がシートバックフレーム26におけるサイド部28の上部体28A内に差し込まれると共に、下端が該サイド部28の下部体28B内に差し込まれている。そしてこのインフレータ14は、上部体28Aを小径部14Bに対応する位置においてかしめると共に、下部体28Bを小径部14Cに対応する位置においてかしめることにより、シートバックフレーム26に固定されている。
ガス噴出口14Aは、シートバックフレーム26にかしめ固定される上部及び下部を避けて、インフレータ14の長手方向の略中央部に設けられている。このガス噴出口14Aには、筒状に構成され、サイドエアバッグ袋体12に連通したガス導入部34が被せられている。このガス導入部34は、インフレータ14におけるガス噴出口14Aのシート上側及びシート下側において、例えばクランプ36を用いて夫々締め付け固定されている。即ち、サイドエアバッグ袋体12は、ガス導入部34においてインフレータ14に接続されている。
図2において、脆弱部16は、シートバックフレーム26のうち、例えばインフレータ14の上方側及び下方側に設けられ、車両側方からの荷重に対して脆弱に構成された部位である。具体的には、脆弱部16は、サイド部28の上部体28Aにおいてはくびれ部として構成され、下部体28Bにおいてはインフレータ14のワイヤーハーネス38を通すための通し口として構成されている。このワイヤーハーネス38は、エアバッグECUとインフレータ14とを電気的に接続するための配線であり、例えばインフレータ14の下端から延び出している。
これらの脆弱部16は、インフレータ14に近い位置、例えばインフレータ14の上下端から夫々該インフレータ14の全長の1/2程度離間した位置に設けられている。なお、脆弱部16の構成は、くびれ部や通し口には限られず、例えば薄肉部やスリット、ビード等であってもよい。
図4において、バックボード18は、シートバック24の背面に設けられ、サイドエアバッグ袋体12のシート後方側まで延設された、例えば合成樹脂製の装飾パネルである。このバックボード18は、サイドエアバッグ袋体12のシート後方側だけでなく、例えば該シートバック24における側端部24Aの側面、即ちサイドエアバッグ袋体12のシート幅方向外側まで回り込んで延設されている。なお、バックボード18の前縁18Aは、例えばシート表皮29におけるサイド表皮29Bの範囲内に位置しており、該バックボード18がシート表皮29の縫合部31を覆わないように設定されている。
図4において、反力部材20は、インフレータ14のシート幅方向内側に、サイドエアバッグ袋体12の膨張時において該サイドエアバッグ袋体12に対して反力を生じさせる板状体であり、例えばバックボード18と一体的に構成され、該バックボード18の一般部18Bからシート前方へ突出形成され、クッション材27内に差し込まれた状態となっている。なお、反力部材20は、バックボード18と別体であってもよく、例えばシートバックフレーム26に固定されていてもよい。
図5に示されるように、サイドエアバッグ袋体12内には、インフレータ14からのガスの流れ方向を規制するためのインナバッグ40が設けられている。このインナバッグ40は、サイドエアバッグ袋体12のガス導入部34の内側において、インフレータ14のガス噴出口14Aを覆うように配設された袋体であり、通常時はサイドエアバッグ袋体12と共に折り畳まれている。このインナバッグ40には、サイドエアバッグ袋体12の膨張展開時にシート前方側を向くベントホール40Aが設けられている。インフレータ14のガス噴出口14Aから噴出したガスは、このベントホール40Aを通じてサイドエアバッグ袋体12内に供給されるようになっている。
図4に示されるように、シートバック24の側端部24Aにおけるサイドエアバッグ袋体12及びインフレータ14の周囲には、該サイドエアバッグ袋体12の膨張時にシート表皮29を縫合部31において効率的に開裂させるための力布42が配置されている。この力布42は、非伸張性に構成され、サイドエアバッグ袋体12及びインフレータ14に対して、シート後方側から、シート側方側及びシート前方側に夫々回り込むように配置されている。具体的には、力布42は、クッション材27とフロント表皮29Aとの間、及びクッション材27とサイド表皮29Bとの間を夫々通って、縫合部31に共縫いされている。
(作用)
本実施形態は、上記のように構成されており、以下その作用について説明する。図1において、本実施形態に係るサイドエアバッグ装置10では、サイドエアバッグ袋体12に膨張用のガスを供給可能なインフレータ14が、シートバック24の側端部24Aにおいてシートバックフレーム26に組み込まれているので、シートバック24内におけるエアバッグモジュールの搭載スペースが比較的小さくて済み、薄型のシートバック24に対応することが可能である。
これに加えて、シートバックフレーム26のうちインフレータ14の上方側及び下方側に、車両側方からの荷重に対して脆弱な脆弱部16が設けられているので、側面衝突時にシートバック24に側突荷重が入力された場合には、シートバックフレーム26が該脆弱部16において変形することで、その衝撃を吸収することが可能である。このため、シートバックフレーム26に側突荷重が入力された場合にその影響を軽減することができる。
次に、側面衝突時におけるサイドエアバッグ袋体12の展開について説明する。図4において、側突センサからの信号に基づいてエアバッグECUが側面衝突の発生を判定すると、該エアバッグECUからインフレータ14に対して点火電流が流される。インフレータ14は、該点火電流により作動して多量のガスをガス噴出口14Aから噴出する。ガス噴出口14Aから噴出したガスは、まずガス導入部34内のインナバッグ40(図5)に供給され、該インナバッグ40のベントホール40Aを通じてサイドエアバッグ袋体12へと供給される。これにより、サイドエアバッグ袋体12が膨張展開し始める。
このサイドエアバッグ袋体12の膨張圧により、クッション材27が破断し、更にシート表皮29が縫合部31において破断することで、図5に示されるように、サイドエアバッグ袋体12がシートバック24の側端部24Aからシート前方に膨出して、乗員(図示せず)と車両側部(図示せず)との間に膨張展開して行く。ここで、シートバック24の側端部24Aにおけるサイドエアバッグ袋体12及びインフレータ14の周囲には、力布42が配置されており、該力布42は縫合部31に共縫いされているので、サイドエアバッグ袋体12の膨張圧は、該力布42を介して縫合部31に集中的に作用する。このため、縫合部31を効率的に開裂させることが可能である。
またこのとき、サイドエアバッグ装置10では、シートバック24の背面に設けられサイドエアバッグ袋体12のシート後方側に延設されたバックボード18を有しているので、サイドエアバッグ袋体12の展開初期における反力をバックボード18において生じさせることができる。またバックボード18は、サイドエアバッグ袋体12のシート後方側だけでなく、シートバック24における側端部24Aの側面、即ちサイドエアバッグ袋体12のシート幅方向外側まで回り込んで延設されているので、サイドエアバッグ袋体12のシート幅方向外側への展開が抑制される。更に、インフレータ14のシート幅方向内側には、サイドエアバッグ袋体12の膨張時において該サイドエアバッグ袋体12に対して反力を生じさせる反力部材20が設けられているので、シートバック24内におけるサイドエアバッグ袋体12のシート幅方向内側への展開も抑制される。なおインナバッグ40によっても、シートバック24内におけるサイドエアバッグ袋体12の無用な展開が規制される。
このようにして、サイドエアバッグ装置10では、サイドエアバッグ袋体12をシートバック24の前方へ安定的に展開させることができ、該サイドエアバッグ袋体12により側面衝突時の衝撃から乗員を保護することが可能である。
なお、上記実施形態において、脆弱部16が、インフレータ14の上方側及び下方側の双方に設けられるものとしたが、これに限られず、脆弱部16をその何れか一方に設ける構成としてもよい。
またバックボード18が、シートバック24における側端部24Aの側面まで回り込んで延設されているものとしたが、これに限られず、図6に示されるように、前縁18Aがサイドエアバッグ袋体12のシート幅方向外側まで回り込まずに終端している構成であってもよい。更に、図6に示されるように、反力部材を設けない構成としてもよい。車両用シート22は、後席には限られず、前席であってもよい。
サイドエアバッグ装置を示す斜視図である。 シートバックフレームへのインフレータの組付け状態を示す部分破断拡大斜視図である。 シートバックフレームとインフレータとの拡大分解斜視図である。 サイドエアバッグ装置を示す、図1における4−4矢視拡大断面図である。 図4において、サイドエアバッグ袋体が展開した状態を示す拡大断面図である。 サイドエアバッグ装置の変形例を示す拡大断面図である。
符号の説明
10 サイドエアバッグ装置
12 サイドエアバッグ袋体
14 インフレータ
16 脆弱部
18 バックボード
20 反力部材
22 車両用シート
24 シートバック
24A 側端部
26 シートバックフレーム

Claims (4)

  1. 車両用シートにおけるシートバックの側端部に折畳み収納され、ガスの供給を受けて膨張展開可能に構成されたサイドエアバッグ袋体と、
    前記シートバックの前記側端部においてシートバックフレームに組み込まれ、前記サイドエアバッグ袋体に膨張用のガスを供給可能なインフレータと、
    前記シートバックフレームのうち、前記インフレータの上方側及び下方側の少なくとも一方に設けられ、車両側方からの荷重に対して脆弱に構成された脆弱部と、
    を有することを特徴とするサイドエアバッグ装置。
  2. 前記シートバックの背面に設けられ、前記サイドエアバッグ袋体のシート後方側まで延設されたバックボードを有することを特徴とする請求項1に記載のサイドエアバッグ装置。
  3. 前記バックボードは、前記シートバックにおける前記側端部の側面まで回り込んで延設されていることを特徴とする請求項2に記載のサイドエアバッグ装置。
  4. 前記インフレータのシート幅方向内側に、前記サイドエアバッグ袋体の膨張時において該サイドエアバッグ袋体に対して反力を生じさせる反力部材を有することを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載のサイドエアバッグ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9475446B2 (en) 2014-05-28 2016-10-25 Toyoda Gosei Co., Ltd. Side airbag apparatus

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