JP2009184048A - ロボット安全監視装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ロボットの工具交換時における安全性を向上させる。
【解決手段】ロボット制御装置から出力されロボットの各軸を駆動するモータの動作変位量に関する指令値を入力する動作変位量入力する。動作変位量の変化に伴って運動するロボットの教示基準点の実空間上における位置座標を、指令値に基づいて算出する。ロボット制御装置から出力され、ロボット制御装置が管理上使用する現在の工具を示す第1工具識別情報を入力する。ロボットに取り付けられた工具を検出してその工具を識別するための第2工具識別情報を入力する。第1工具識別情報と第2工具識別情報とが不一致か否かを判定する。初めて不一致が検出された時刻における教示基準点の位置座標を基準座標として、この基準座標を内部に含む領域を所定領域とする。不一致と判断されている期間において、教示基準点の位置座標が、所定領域の外部に存在するようになった時には、ロボットを安全な状態にするための非常停止信号が出力される。
【選択図】図3

Description

本発明は、ロボットの工具交換時における安全性を監視するロボット安全監視装置に関する。
ロボットの教示基準点の移動経路が他の物と干渉しない安全な所定の範囲内に存在するか否かを監視するためのロボット安全監視装置としては、例えば下記の特許文献1、2に記載されている装置などが、従来より広く知られている。これらの装置では、ロボットが移動指令を受ける教示基準点が、動作許可範囲に存在しない場合に、ロボットを非常停止させるようにしている。
特許第2662864号公報 特表2001−525263号公報
しかしながら、上記の特許文献の技術は、工具先端などの教示基準点の移動経路の監視を行うものであり、工具の交換に関して、安全性を向上させる技術は、未だ、開発されていない。ロボット制御装置は、ロボットの教示基準点の位置や速度の制御、工具の姿勢の制御を行と共に、ロボット安全監視装置に対して、ロボットの各軸角度をリアルタイムで出力している。この時、各軸角度と共にロボットのフランジに取り付けられている工具を識別するための工具識別情報も、リアルタイムでロボット安全監視装置に出力されている。工具交換に関しては、ロボット制御装置は、工具交換プログラムが起動される時点で、工具識別情報を変更して、外部に出力する。そして、以後、新たな工具に関して、工具先端などの教示基準点を新たに設定して、その教示基準点が予めプログラムされた経路上を移動するように、ロボットの各軸座標での指令値を演算して、この各軸指令値をサーボ制御装置に出力している。また、ロボット安全監視装置は、ロボット制御装置からリアルタイムで出力される各軸指令値を入力して、この値から工具先端などの教示基準点の実空間上の座標を求めて、教示基準点の実空間上の移動経路を監視している。工具が変化すると、フランジ中心に対する工具先端の位置及び姿勢が変化するために、各軸指令値から教示基準点の空間座標への変換式も変化することになる。そこで、ロボット安全監視装置は、ロボット制御装置からリアルタイムで出力される工具識別情報を入力して、工具が交換されると、その新たな工具に対応した新たな変換式により、各軸指令値から工具先端などの教示基準点の空間座標を求め、この空間座標の移動経路が、動作許可領域に存在するか否かの判断を行っている。
このように、ロボット安全監視装置は、ロボット制御装置からリアルタイムで出力される工具識別情報が変化した時に、工具が交換されたと判定することになる。しかしながら、ロボットのフランジに現実に工具の取り付けが完了した時は、当然ながら、ロボット制御装置が、新たな工具の識別情報を出力した時点とは、異なる。この現実の工具交換完了時刻と、ロボット制御装置が新たな工具識別情報を出力する時刻との間の偏差期間においては、ロボット安全監視装置が管理する工具先端位置などの教示基準点が、実際のものとは異なるために、安全監視が十分ではないという問題がある。このように位置制御や位置の監視は、工具先端などの教示基準点について行われているために、工具が交換されたにも係わらず古い工具の先端位置などで、位置制御や安全監視を行うと、その位置は、現実の実際の工具先端位置とは異なることになり、安全上、問題となる。
そこで、ロボットのフランジにおける新たな工具の取り付け完了を、実際に検出し、この検出信号を工具識別情報と共にロボット安全監視装置に出力することで、工具識別情報と工具交換時刻の情報とを2重化して、安全性を向上させることができる。しかしながら、ロボット安全監視装置は、ロボット制御装置から出力される工具識別情報と、新たに入力される現実の工具取り付け完了信号及び工具識別情報との間に、時間差が発生し、この時間差に対して、どのように安全監視をすれば良いかが、明らかでない。
そこで、本発明は、このような課題を解決するために成されたものであり、その目的は、工具交換時におけるロボットの安全性を向上させるロボット安全監視装置を実現することである。
上記の課題を解決するためには、以下の手段が有効である。
すなわち、第1の発明は、ロボットの工具交換時における安全性を監視するロボット安全監視装置において、ロボットを制御するロボット制御装置から出力されロボットの各軸を駆動するモータの動作変位量に関する指令値、又は、各軸を駆動するサーボ制御装置から出力されるモータの動作変位量に関する実際値を入力する動作変位量入力手段と、動作変位量の変化に伴って運動するロボットの教示基準点の実空間上における位置座標を、動作変位量入力手段により入力された指令値又は実際値に基づいて算出する位置座標算出手段と、ロボット制御装置から出力され、ロボット制御装置が管理上使用する現在の工具を示す第1工具識別情報を入力する第1工具識別情報入力手段と、ロボットに取り付けられた工具を検出してその工具を識別するための第2工具識別情報を入力する第2工具識別情報入力手段と、工具識別情報入力手段により入力された第1工具識別情報と、第2工具識別情報入力手段により入力された第2工具識別情報とを比較し、不一致か否かを判定する判定手段と、実空間上における工具交換に関する適正な所定領域を設定する領域設定手段と、判定手段により第1工具識別情報と第2工具識別情報とが不一致と判断されている期間において、位置座標算出手段により算出される教示基準点の位置座標が、領域設定手段により設定された所定領域の外部に存在するようになった時には、ロボットを安全な状態にするための非常停止信号を出力する非常停止信号出力手段とを有することを特徴とするロボット安全監視装置である。
ここにおいて、領域設定手段は、判定手段により初めて不一致が検出された時刻における位置座標算出手段により算出された教示基準点の位置座標を基準座標として、この基準座標を内部に含む領域を所定領域とするようにしても良い。すなわち、2つの工具情報の不一致が最初に検出された時の教示基準点の座標に対する不一致である期間の教示基準点の移動量が、所定範囲内であれば、工具識別情報が不一致であっても、安全と判断され、非常停止は行われない。
また、領域設定手段は、工具識別情報に応じて決定される所定の工具交換領域を所定領域とするようにしても良い。また、位置座標算出手段により算出された位置座標の時間変化から教示基準点の移動速度を演算する速度演算手段を有し、非常停止信号出力手段は、判定手段により不一致が検出されている期間において、教示基準点の位置座標が所定領域に存在する場合であっても、速度演算手段により算出された速度が、所定値以上となった場合に、非常停止信号を出力するようにしても良い。この場合は、工具交換場所が、予め分かっているので、その工具交換場所での教示基準点の移動であれば、作業員に対しても安全であると判断される。したがって、2つの工具識別情報が不一致である期間において、教示基準点が、所定領域の外にならなければ、安全と判断して、非常停止は行わない。工具交換位置が工具毎に異なるような場合には、工具識別情報に対応して、異なる所定領域を設定するようにしても良い。
ここで、ロボットの教示基準点とは、動作経路を特定するためのロボットの移動部材にとられた基準点である。例えば、フランジ中心点、工具中心点、工具先端点などであり、ロボットにさせるべき作業内容によって、この教示基準点の位置は変動し得る。また、教示基準点は、プログラムやマニュアルでロボットの位置や姿勢を教示する場合の実空間における位置を指定するための点である。上記のロボットの軸(自由度)の数は任意でよい。また、上記のモータは、必ずしもロータを有するものでなくともよく、例えばリニアモータなどであってもよい。
また、ロボットのフランジに工具が取り付けられたことを検出する装置としては、各種のものを用いることができる。たとえば、工具に工具識別情報を発信するICタグと、フランジへの装着の完了を検出する接触スイッチとを設けて、接触スイッチがオンになっている期間、ICタグに記憶されている工具識別情報を発信する装置が考えられる。また、接触スイッチを設け、工具識別情報を符号化したバーコード、2次元コード、磁気テープなどを工具の外部に取り付け、これを光学読取装置、磁気読取装置などで読み取とり、ロボット安全監視装置に工具識別情報を出力するようにしても良い。または、工具に、工具識別情報に対応してオンオフの設定されたディプスイッチと、接触センサとを設けて、接触センサがオンになっている期間、ディプスイッチの値を、ロボット安全監視装置に出力するようにしても良い。また、工具交換ツールの一定の負荷での動作完了を、工具のフランジへの取り付け完了信号として出力し、工具交換ツールが識別している工具識別情報を第2工具識別情報としてロボット安全監視装置に出力するようにしても良い。
以上の本発明の手段によって得られる効果は以下の通りである。
すなわち、第1の発明によれば、工具交換に関して、ロボット制御装置からリアルタイムで出力される第1工具識別情報と、実際にロボットのハンドに取り付けられた工具を検出してその識別情報を第2工具識別情報として、ロボット安全監視装置に入力されている。したがって、ロボットの工具交換に関して、情報が2重化されているので、一致している工具情報を正規の工具情報とすることができるので、安全性が向上する。そして、第1工具識別情報と第2工具識別情報とが不一致あっても、それらが不一致のまま、教示基準点の位置座標が、所定領域の外部になった時に、初めて非常停止信号が出力される。したがって、第1工具識別情報と第2工具識別情報とが不一致であっても、教示基準点の位置座標が、所定領域の内部にある場合には、非常停止信号は出力されない。もちろん、教示基準点の位置座標が、所定領域の内部に位置する期間において、第1工具識別情報と第2工具識別情報とが一致するようになれば、非常停止信号は出力されない。このようにして、所定領域を作業者にとって安全性が確保される領域に適正に設定することで、工具識別情報が不一致である期間における安全性を確保することができる。そして、工具情報を2重化することで、工具交換に関する安全性を向上させることができると共に、工具情報の不一致による不必要な非常停止を排除することができ、安全性と作業効率を共に向上させることができる。
また、領域設定手段を、判定手段により初めて不一致が検出された時刻における位置座標算出手段により算出された教示基準点の位置座標を基準座標として、この基準座標を内部に含む領域を所定領域とするように構成することができる。通常、工具交換は、作業者にとって安全な位置で行われる。そして、工具交換時には、教示基準点は、ほとんど移動しないし、姿勢も大きく変化することはないと考えられる。したがって、第1工具識別情報と第2工具識別情報とが、最初に一致しない時は、工具交換の開始時と考えられるので、その開始時における教示基準点の位置座標を基準座標として、その基準座標を内部に含む領域を所定領域に設定することで、工具交換時における教示基準点の移動量を適正に制限することができる。また、この所定領域を初めて超えた時に、2つの工具識別情報が不一致であると、非常停止信号が初めて出力される。このようにして、適正に安全性を向上させることができる。
また、所定領域を実空間上の工具交換領域として設定しても良い。この場合には、安全性の高い工具交換領域において、2つの工具識別情報が不一致であっても、安全性の高い適正な場所で、工具交換中が行われていると判断できるので、非常停止信号を出力させない。また、教示基準点がこの所定領域を越えても、なお、2つの工具識別情報が不一致である場合には、初めて非常停止信号が出力される。このようにして、適正に安全性を向上させることができる。
また、2つの工具識別情報が不一致である期間において、教示基準点が所定領域内に存在している場合であっても、教示基準点の移動速度が所定値以上の場合には、非常停止信号を出力するようにしても良い。工具交換時は、教示基準点の移動速度は遅いと考えられる。したがって、2つの工具識別情報が不一致の期間において、教示基準点が、安全性が確保される所定領域内に存在していていても、何らかの原因で、教示基準点の移動速度が速くなったことが考えられるので、非常停止信号の出力することで、さらに、安全性を向上させることができる。
以下、本発明を具体的な実施例に基づいて説明する。
ただし、本発明の実施形態は、以下に示す個々の実施例に限定されるものではない。
図1に本実施例1のロボット駆動制御システム1の主要構成を示す。このロボット駆動制御システム1は、主として、ロボット安全ユニット(Robot Safty Unit、RSU、安全PLCとも言う)230、ロボット制御装置(Robot Controller 、RC)220、PLC(Programmable Logic Controller) 210、安全監視装置(Robot Safety Controller、RSC)100、サーボユニット(Servo Unit)300と、工具識別情報出力装置110とで構成されている。ロボット制御装置220、ロボット安全ユニット230、安全監視装置100は、バス4に接続されている。また、PLC210とロボット制御装置220とは内部バスにより相互に接続されている。ロボット制御装置220と安全監視装置100とは通信線路3、通信線路5で接続され、ロボット制御装置220とサーボユニット300とは通信線路8で接続され、サーボユニット300と安全監視装置100とは通信線路2で接続され、工具識別情報出力装置110と安全監視装置100とは通信線路10で接続され、工具識別情報出力装置110とPLC210とは通信線路11で接続されている。そして、サーボユニット300には、6軸ロボットの各軸モータMが配線9により接続されている。このロボット駆動制御システム1は、6軸ロボットに対する制御システムである。図1は、6軸のうち、3つのモータMを代表的に表示している。本実施例では6軸ロボットを示すが、5軸ロボット、その他の軸数のロボットを用いても良い。
このシステムでは、給電ライン7とサーボユニット300とを介して、6つのモータMに必要な電力を所定の電源から供給することができる。この給電ライン7への通電/遮電状態は、それぞれ直列に2重化されたマグネットスイッチMSによって確実に切り換えることができる。ロボット安全ユニット230は、配線6を介して、このマグネットスイッチMSのリレーコイルへの通電と遮電を制御して、マグネットスイッチMSのオンオフを制御する。ロボット安全ユニット230の制御処理に基づいて、このリレーコイルに継続的に給電されると、マグネットスイッチMSは導通状態に保持される。ロボット安全ユニット230には、作業者による非常停止を指令するための非常停止ボタンESB234、作業者によりシステムの各装置に通電し、システムを運転可能状態とするマスターONボタン232が設けられている。ロボット安全ユニット230は、リレー回路、又は、PLC(Programable Logic Controller)で構成され、モータMへの給電を制御するマグネットスイッチMSを制御するものであり、主として、非常停止を行う役割を担う。なお、システムの信頼性を向上させて高い安全性を確保するために、配線6は2重化されており、各配線6を伝搬する2重化された電流信号により、各マグネットスイッチMSを制御している。また、配線4も2重化されている。
ロボットの動作は、PLC210と、このPLC210に内部バスにより連結されたロボット制御装置220により制御される。PLC210には、作業者によりロボットの動作の開始を指令するロボット・スタート・ボタン212が設けらている。PLC210は、所定のラダーダイアグラムに相当するプログラムを実行することによって、ロボット駆動システム1の全体をシーケンス制御する。また、PLC210は工具識別情報出力装置10を駆動可能に制御する。ロボット制御装置220は、ロボットの位置決め制御を実行するためのものであり、サーボユニット300に対して、モータMの各軸の回転角に関する指令値βを、リアルタイムで、逐次出力する。また、ロボット制御装置220は、この指令値βを、リアルタイムで、通信線路3を介して、安全監視装置100にも出力している。エンコーダEは、モータMの回転軸に直結しており、モータMの各軸の回転角に関する現実の値、すなわち、実際値αを、逐次、検出して、通信線路2を介して、安全監視装置100に出力する。サーボユニット300は、プログラムされた所定のPI,PIDなどのフィードバック制御により、実際値αと指令値βとの偏差を減少させるように、各モータMの回転角をそれぞれ駆動制御する。実際値αは、6つのモータMの実際の各回転角α1,α2,…,α6の組からなるベクトルとする。同様に指令値βも、指令の各回転角β1,β2,…,β6の組からなるベクトルである。ただし、これらの回転角の単位は任意でよい。
また、ロボット制御装置220は、指令値βと共に、現在、フランジに取り付けられている工具の工具識別情報、すなわち、プログラムで、工具指定して、制御している工具識別情報を、第1工具識別情報として、通信線路5を介して安全監視装置100に出力している。また、工具識別情報出力装置110は、ロボットのフランジへの工具の実際の取り付け完了と、実際に取り付けられている工具の識別情報を読取、その工具の識別情報を、第2工具識別情報として、通信線路10を介して、安全監視装置100に、リアルタイムで出力している。工具識別情報出力装置110は、工具のフランジが固く接触することを検出する接触センサと、工具に組み込まれ第2工具識別情報を記憶したICタグの記憶情報を読み取る受信装置、この第2工具識別情報を出力する送信装置で構成できる。したがって、この工具識別情報出力装置100は、ロボットのフランジに、新たな工具の装着が実際に完了したタイミングで、その工具の第2工具識別情報の出力が開始され、その工具が取り付けられている期間、リアルタイムで、その第2工具識別情報は、繰り返しして出力される。また、フランジから、工具が取り外されたタイミングで、工具がフランジに取り付けられていないことを示す情報の出力が開始される。そして、次に新たな工具の装着が完了されるタイミングまで、この情報がリアルタイムで、繰り返して出力され続ける。次に、新たな工具のフランジへの取り付けが完了すると、このタイミングで、この工具識別情報が第2工具識別情報として、繰り返して、出力される。
安全監視装置100は、マイクロプロセッサを中心に構成されており、入力インターフェイス101、102、103、105、106を有している。入力インターフェイス101は、通信線路2を介して、エンコーダEから出力される実際値αを安全監視装置100に入力するためのものである。また、安全監視装置100の入力インターフェイス102は、通信線路3を介して、ロボット制御装置220から出力される指令値βを安全監視装置100に入力するためのものである。入力インターフェース105は、通信線路5を介して、ロボット制御装置220から出力される第1工具識別情報を入力するためのものであり、入力インターフェース106は、通信線路10を介して工具識別情報出力装置110から出力される第2工具識別情報を入力するためのものである。また、安全監視装置100の有するメモリ104には、安全監視装置100を動作させるためのプログラムを記憶したプログラム領域と、工具交換の適正な領域である所定領域を定義するデータを記憶した所定領域データ記憶領域と、その他のデータを記憶するデータ領域とが、形成されている。
配線4は、ロボット制御装置220とロボット安全ユニット230とを、安全ユニット230と安全監視装置100との間を、それぞれ、接続している。信頼性を向上させて高い安全性を確保するために、これらの装置の内部回路は、2重化され、配線4も2重化されている。すなわち、配線4を伝送する信号が2重化され、各ユニットの処理も2重化されて、処理に冗長性が持たている。安全監視装置100が有する2重化された出力インターフェイス103(非常停止信号出力手段)は、この2重化された配線4に接続されている。また、通信線路5は、ロボット制御装置220と安全監視装置100とを接続している。
図2に本ロボット駆動制御システム1の運転の準備処理手順を示す。図2の準備処理手順は、安全性を確保して、本ロボット駆動制御システム1を動作可能なレディー状態に移行させるために、システムの再起動の際に予め実施しておくべき最初の前処理手順を示す。
ステップS1にて、作業者により、システム全体に給電するための電源スイッチが投入される。ただし、この時、マグネットスイッチMSは、勿論、オフ状態、すなわち、給電を遮断する状態のままであり、各軸は機械的制動が掛かった状態が維持される。
次に、ステップS2では、上記の各装置(100,110,210,220,230,300)が、それぞれ各装置単位で初期化される。これらの初期化処理は、これらの各装置自身によって各装置毎に実行される。
次に、ステップS3では、安全監視装置100によって、ロボットの同一性が検査される。すなわち、前回のシステム停止時から今回のシステム立ち上げ時までの期間中に、駆動対象となるロボットに変更が有ったか否かについて検査される。この検査手続きは、ロボット制御装置220から通信線路5を介して安全監視装置100へ転送されてくるロボットの型式パラメータと、メモリ104に記憶されているロボットの型式パラメータとが一致するか否かの判定処理によって実施される。そして、ロボットの変更が有った場合には、以下の準備手順の実行は中止される。
次に、ステップS4では、安全監視装置100によって、通信線路2と通信線路3の各状態をそれぞれチェック及び初期化して、それらの回線状態を正常状態に確立する。これによって、実際値αや指令値βが、通信線路2や通信線路3を介して確実に通信できることが確認される。次に、ステップS5では、安全監視装置100によって、実際値αの同一性について検査される。前回のシステム停止時から今回のシステム立ち上げ時までの期間中に実際値αに変化が有ったか否かによって、これは検査される。すなわち、ロボットの実際の位置姿勢と、管理上の位置姿勢とが一致しているか否かが判定される。一致していない場合には、前回にロボットが停止された状態から、ロボットの位置姿勢に移動があったことを意味し、管理上の位置姿勢が真の値ではないので、ロボットを制御することができない。したがって、実際値αに変化が有った場合には、以下の準備手順の実行は中止される。
次に、ステップS6では、それまでに、安全監視装置100から、出力インターフェイス103(非常停止信号出力手段)と配線4とを介して、ロボット安全ユニット230に対して、出力されている非常停止信号の出力が停止される。これにより、安全監視装置100による非常停止指令は解除される。
最後に、ステップS7では、ロボット安全ユニット230のマスターONボタンMOB232が作業者によって押下されたか否かが検出される。そして、MOB232の押下が検出されると、ロボット安全ユニット230により、安全監視装置100からの非常停止指令解除と、非常停止ボタンESB234の解除と、その他の装置からの非常停止指令解除とが、全て、成立しているか否かが判定される。そして、これらの条件が全て成立している場合には、ロボット安全ユニット230により、マグネットスイッチMSは、ON状態とされる。そして、ロボットの各軸は、機械的保持が解除されて、モータMへの通電により静止姿勢を保持するサーボロック状態となる。これによって、以後、システムは、ロボットがいつでも動作を開始できるレディー状態となる。
図3に、ロボット・スタート・ボタンRSB212を押すことによって開始されるその後の通常動作時に、上記の安全監視装置100によって実行される工具交換時の監視処理手順を示す。まず最初に、ステップS11において、入力インターフェース105を介して、ロボット制御装置220からリアルタイムで出力されている、その装置220のプログラム上の制御情報である第1工具識別情報D1が入力される。次に、ステップS12において、入力インターフェイス102を介して、ロボット制御装置220からリアルタイムでサーボユニット300に出力される、各補間点に教示基準点を移動させるための各軸の指令値β=(β1,β2,…,β6)が読み取られる。
次に、ステップS13では、工具識別情報出力装置110より、その時、現にロボットのフランジに装着されている工具の識別情報が読み取られ、出力されている第2工具識別情報が、入力インターフェース106を介して、読み取られる。次に、ステップS14において、ステップS12で得た指令値βに基づいて、位置制御の対象であるロボットの教示基準点の位置座標Bを求める。xyz直交座標系でこの座標を定義する場合には、各成分(Bx ,By ,Bz )を求めればよい。すなわち、各軸の回転角は、例えばツール先端点である教示基準点のxyz直交座標系の値に変換される。この変換手法は、ロボットアームの長さ、工具行列などロボットの幾何学的パラメータを用いた変換式を用いるものであり、公知である。一般的には、教示基準点の位置と姿勢を表すものとして、4×4の行列が用いられる。その行列成分のうちの位置を表す成分(Bx ,By ,Bz )が実際座標として求めるものとなる。
次に、ステップS15において、読み取られた第1工具識別情報D1と、第2工具識別情報D2が等しいか否かが判定される。2つの工具識別情報が等しい場合には、工具交換に関する安全性に問題はないので、ステップS16において、位置座標Bが所定域内に存在しているか否かなどの、その他の安全監視処理が実行されて、ステップS11に戻り、上記の処理が繰り返される。この一巡の処理時間は、極めて短く、一巡の遅延時間は、安全性監視にとって問題にはならない時間である。
次に、ステップS15において、第1工具識別情報D1と第2工具識別情報D2とが等しくないと判定された場合には、次のステップS17において、上記の繰り返し処理において、不一致であると初めて判定されたものか否かが判定される。初めての不一致である場合には、ステップS18において、今回の繰り返しループのステップS14で演算された教示基準点の位置座標Bが、基準座標Sとして設定される。
次に、ステップS19において、基準座標Sを中心とする半径rの球体が所定領域Vとして設定される。次に、ステップS20において、現在の教示基準点の位置座標Bが、所定領域V内に存在するか否かが判定される。本実施例では、所定領域としては、半径rの球体とした。したがって、所定領域は、基準座標Sを中心とする半径rの球体、すなわち、2つの工具識別情報が初めて不一致となった時点の教示基準点を中心とする半径rの球体となる。現在の位置座標Bが、所定領域Vである球体内に存在するか否かは、位置座標Bと基準座標Sとの間の距離が、球体の半径r以下か否かで判定される。教示基準点が移動しても、ステップS20で、現時点の位置座標Bが、所定領域V内に存在する場合には、ステップS11に戻り、上記の処理が繰り返される。
教示基準点が移動しても、現時点の位置座標Bが所定領域内に存在している状態で、ステップS15において、2つの工具識別情報が、不一致から、一致するように変化したことが検出されると、所定領域V内において、工具の交換が確実に行われ、安全性に問題がなくなったことを意味しているので、ステップS16に移行して、その他の安全性の監視処理が実行されて、ステップS11に戻り、上記した処理が繰り返される。
一方、ステップS15において、2つの工具識別情報D1、D2が不一致であると、継続的に判断されている状態で、教示基準点が移動して、ステップS20において、現時点の位置座標Bが所定領域Vの外に存在すると判断されると、ステップS21において、非常停止信号が出力される。すなわち、2つの工具識別情報D1、D2が、初めて不一致となった時の教示基準点を中心として、設定された所定領域Vの外に、教示基準点が移動してもなお、2つの工具識別情報D1、D2が一致していない場合には、安全性の確保できる所定領域内においては、工具交換が完了していないと判定されて、非常停止信号が出力される。これにより、ロボットは非常停止され、その後の移動が禁止される。
ステップS21では、安全監視装置100の出力インターフェイス103から、ロボット安全ユニット230、ロボット制御装置220、PLC210に対して、非常停止信号(RSC−EMS)が出力さる。これにより、ロボット安全ユニット230により、マグネットスイッチMSがオフ状態にされ、サーボユニット300、モータMへの給電が停止される。また、ロボットの各軸は機械的制動が掛けられて、緊急停止時の姿勢が機械的に保持されることになる。
上記の実施例においては、教示基準点の実空間上の位置座標Bを求めるのに、ロボット制御装置220からリアルタイムで出力される各軸の指令値βを用いたが、サーボ制御装置300からリアルタイムで出力されている各軸の実際値αを用いても良い。
また、所定領域として球体を設定したが、立方体、直方体、その他、任意の立体であっても良い。また、所定領域をより細かな立体の集合で規定しても良い。たとえば、図4に示すように、所定領域Vを、連続した多数の直方体(大きさは任意で各面は各座標面に平行で、各直方体は一部重なっていても良い)の集合体で近似する。図4では、連続した3つの直方体の集合で所定領域Vを近似した例が示されている。この各直方体の一つの角を基準点Pk とし、各直方体Wk 毎に、この基準点Pk の座標(Xk0, Yk0k0)と3辺の長さ(Xk , Yk , Zk )が、図5に示すようなテーブルとして、メモリ104の所定領域データ記憶領域に記憶されている。ただし、基準点Pk の座標(Xk0, Yk0k0)は、この所定領域Vの中心にとられた座標系O−XYZでの値での値であり、中心に対する相対座標である。尚、座標系o−xyzは、実空間での座標系(ロボットが固定される床面に固定された座標系)である。したがって、2つの工具識別情報が、初めて不一致となった時刻における教示基準点の位置座標Bである基準座標S(座標系o−xyzでの座標)が、設定されると、基準座標Sの座標(Bx , By , Bz )+基準点Pk の相対座標(Xk0, Yk0, Zk0)により、基準点Pk の実空間上(座標系o−xyz)での座標値(xk0, yk0, zk0)を得ることができる。
そして、任意の時刻における位置座標Bが、所定領域Vに存在するか否かの判定は、その領域Vを構成する各直方体Wk の内部に位置座標Bが存在するか否かを判定することにより実行される。例えば、直方体Wk に、位置座標Bが存在するか否かは、xk0≦Bx ≦xk0+Xk ,yk0≦By ≦yk0+Yk ,zk0≦Bz ≦zk0+Zk の不等式の成否により決定される。これを全ての直方体成分について実行することで、いずれの直方体成分にも位置座標Bが属さない場合には、位置座標Bは、所定領域Vに属しないと判断される。
また、所定領域Vを連続した直方体の集合で近似したが、これを、図6に示すように、連続した多数の球体(大きさは任意、球体の一部は他の球体の一部と重なっていても良い)の集合体で近似しても良い。この場合には、各球体の中心の直交座標と半径とが、図7に示すようなテーブル形式で、メモリ104の所定領域データ領域に記憶されることになる。また、上記したように、この各球体の中心の座標は、所定領域Vの中心に設定された座標系から見た相対座標である。
また、上記実施例では、所定領域Vの中心に、基準座標Sを設定したが、中心に限定する必要はなく、所定領域Vの任意の位置であっても良い。任意の位置である場合には、所定領域を上記の直方体の集合や球体の集合とする場合には、その各直方体成分の基準座標、各球体成分の中心座標は、その任意の位置に対する相対座標で与えられる。
実施例1では、2つの工具識別情報が、最初に不一致となった時刻における教示基準点の位置座標を基準にして、所定領域を設定している。これにより、工具交換位置が実空間上のどの位置にあっても、2つの工具識別情報が不一致である時間区間において、教示基準点の実空間上の移動領域が制限されているならば、2つの工具識別情報が不一致であっても安全は確保されているとするものである。これに対して、実施例2では、実空間上での工具交換位置は、予め分かっているので、所定領域Vを基準座標Sを基準に相対的に決定するのではなく、実空間上における絶対座標で所定領域Vを定義するものである。メモリ104の所定領域データ領域に、所定領域を1つの球体とする場合には、その中心座標と半径、所定領域を多数の直方体の集合とする場合には、各直方体成分の基準点Pk の絶対座標と3辺の長さ、所定領域を多数の球体の集合とする場合には、各球体成分の中心Pk の絶対座標と半径とを記憶しておけば良い。この場合の安全監視装置100の処理手順は、図3と同様となる。ただし、ステップS18は不要となり、ステップS19では、実空間上に固定された絶対座標で規定された所定領域Vを用いることになり、ステップS20での判定は、教示基準点の位置座標Bが、所定領域V内に存在するか否かの判定となる。その他は、実施例1と異ならない。
上記実施例1、2では、2つの工具識別情報が不一致である期間における、教示基準点の移動速度は、考慮されていない。本実施例では、教示基準点の移動速度をさらに、考慮したものである。安全監視装置100の処理手順を図8に示す。ステップS1〜S14まで、実施例1と同一である。ステップS14−1において、過去に演算された位置座標Bと経過時間とから、位置座標Bの移動速度Qが演算される。ステップS15〜S20までは、実施例1と同一である。2つの工具識別情報が不一致で且つ教示基準点の位置座標Sが所定領域V内に存在する場合には、ステップS20の判定がYes となり、次のステップS22において、位置座標Sの移動速度Qが所定値Th以上か否かが判定される。移動速度Qが所定値Th以上である場合には、ステップS21において、非常停止信号が出力される。すなわち、教示基準点が所定領域内に存在していても、その移動速度が所定速度以上となると、何らかの異常状態と判断して、非常停止信号を出力するようにしている。すなわち、通常、工具交換の期間においては、教示基準点の移動速度は、遅いものと考えられる。そうであるにも係わらず、移動速度が所定値以上となった場合には、非常停止をさせた方が安全である。本実施例においても、教示基準点の位置座標は、各軸の実際値αから演算した値でも良く、また、その移動速度は、その値の時間変化率で求めても良い。また、上記した所定領域の定義の方法は、本実施例においても適用可能である。
なお、動作変位量入力手段は、図3、図8のステップS12、入力インターフェース102、入力インターフェース101で実現され、位置座標算出手段は、図3、8のステップS14で実現され、第1工具識別情報入力手段は、図3、8のステップS11、入力インターフェース105で実現され、第2工具識別情報入力手段は、図3、8のステップS13、入力インターフェース106で実現され、判定手段は、図3、8のステップS15で実現され、領域設定手段は、図3、8のステップS17、S18、S19、メモリ104の所定領域データ領域で実現され、非常停止信号出力手段は、図3、8のステップS20、S21、図8のステップS22、出力インターフェース103で実現され、速度演算手段は、図8のステップS14−1、で実現される。
〔その他の変形例〕
本発明の実施形態は、上記の形態に限定されるものではなく、その他にも以下に例示される様な変形を行っても良い。この様な変形や応用によっても、本発明の作用に基づいて本発明の効果を得ることができる。
(変形例1)
また、上記実施例1、2、3における所定領域は、工具識別情報に応じて異なる領域を設定しても良い。工具の種類によっては、安全性の確保される領域が異なる場合がある。したがって、この所定領域の大きさや位置を、工具識別情報に応じて設定しても良い。また、実施例1における基準座標Sと所定領域Vとの位置関係は、工具識別情報に応じて異なる関係に変化させても良い。すなわち、全ての工具について、基準座標Sに、所定領域Vの中心が位置するように、領域を設定するのではなく、この所定領域V内における基準座標Sの位置を工具識別情報毎に設定するようにしても良い。
本発明は、ロボットの安全監視に用いることができる。
実施例1に係るロボット駆動制御システムの主要構成を示す制御ブロックダイヤグラム 同実施例に係るロボット駆動制御システムの運転の準備処理手順を示すフローチャート 同実施例に係る安全監視装置の監視処理手順を例示するフローチャート 同実施例に係る所定領域を設定する手法を示した説明図。 同実施例に係る所定領域を記憶したメモリを示した構成図。 同実施例に係る所定領域を設定する他の手法を示した説明図。 同実施例に係る他の所定領域を記憶したメモリを示した構成図。 本発明の実施例3に係る安全監視装置の監視処理手順を例示するフローチャート
符号の説明
1 : ロボット駆動制御システム
100 : 安全監視装置
101 : 入力インターフェイス
102 : 入力インターフェイス
103 : 出力インターフェイス
104 : メモリ
110 : 工具識別情報出力装置
210 : PLC
220 : ロボット制御装置
230 : ロボット安全ユニット
300 : サーボユニット
MS : マグネットスイッチ
α : 実際値
β : 指令値

Claims (4)

  1. ロボットの工具交換時における安全性を監視するロボット安全監視装置において、
    前記ロボットを制御するロボット制御装置から出力され前記ロボットの各軸を駆動するモータの動作変位量に関する指令値、又は、各軸を駆動するサーボ制御装置から出力される前記モータの動作変位量に関する実際値を入力する動作変位量入力手段と、
    前記動作変位量の変化に伴って運動する前記ロボットの教示基準点の実空間上における位置座標を、前記動作変位量入力手段により入力された前記指令値又は前記実際値に基づいて算出する位置座標算出手段と、
    前記ロボット制御装置から出力され、前記ロボット制御装置が管理上使用する現在の工具を示す第1工具識別情報を入力する第1工具識別情報入力手段と、
    前記ロボットに取り付けられた工具を検出してその工具を識別するための第2工具識別情報を入力する第2工具識別情報入力手段と、
    前記第1工具識別情報入力手段により入力された前記第1工具識別情報と、前記第2工具識別情報入力手段により入力された第2工具識別情報とを比較し、不一致か否かを判定する判定手段と、
    実空間上における工具交換に関する適正な所定領域を設定する領域設定手段と、
    前記判定手段により第1工具識別情報と第2工具識別情報とが不一致と判断されている期間において、前記位置座標算出手段により算出される前記教示基準点の位置座標が、前記領域設定手段により設定された所定領域の外部に存在するようになった時には、前記ロボットを安全な状態にするための非常停止信号を出力する非常停止信号出力手段と
    を有することを特徴とするロボット安全監視装置。
  2. 前記領域設定手段は、前記判定手段により初めて不一致が検出された時刻における前記位置座標算出手段により算出された前記教示基準点の位置座標を基準座標として、この基準座標を内部に含む領域を前記所定領域とすることを特徴とする請求項1に記載のロボット安全監視装置。
  3. 前記領域設定手段は、前記工具識別情報に応じて決定される所定の工具交換領域を前記所定領域とすることを特徴とする請求項1に記載のロボット安全監視装置。
  4. 前記位置座標算出手段により算出された前記位置座標の時間変化から前記教示基準点の移動速度を演算する速度演算手段を有し、
    前記非常停止信号出力手段は、前記判定手段により不一致が検出されている期間において、前記教示基準点の位置座標が前記所定領域に存在する場合であっても、前記速度演算手段により算出された速度が、所定値以上となった場合に、前記非常停止信号を出力することを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のロボット安全監視装置。
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