JP2009180595A - 配管内面点検装置 - Google Patents

配管内面点検装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009180595A
JP2009180595A JP2008019289A JP2008019289A JP2009180595A JP 2009180595 A JP2009180595 A JP 2009180595A JP 2008019289 A JP2008019289 A JP 2008019289A JP 2008019289 A JP2008019289 A JP 2008019289A JP 2009180595 A JP2009180595 A JP 2009180595A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
arm
inspection
rotating shaft
pipe
attached
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008019289A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4921391B2 (ja
Inventor
Motoyuki Nakamura
基征 中村
Shoji Hayashi
章二 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi GE Nuclear Energy Ltd
Original Assignee
Hitachi GE Nuclear Energy Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi GE Nuclear Energy Ltd filed Critical Hitachi GE Nuclear Energy Ltd
Priority to JP2008019289A priority Critical patent/JP4921391B2/ja
Publication of JP2009180595A publication Critical patent/JP2009180595A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4921391B2 publication Critical patent/JP4921391B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

Landscapes

  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)

Abstract

【課題】弁のケーシング内への配置に要する時間を短縮し正確な位置決めを行うことができる配管内面点検装置を提供する。
【解決手段】配管内面点検装置10は、ベースプレート11、アクセスアーム14、回転装置22、第1移動装置32、点検部37、姿勢調整装置44及び第2移動装置51を備える。アクセスアーム14は、第2移動装置51及び姿勢調整装置44を介してベースプレート11に設けられる。回転装置22の第1、第2及び第3回転軸24,27,29がアクセスアーム14内に配置される。第3回転軸29は、かさ歯車により第1回転軸24と噛み合う第2回転軸27に沿って移動できる。検査手段(点検用カメラ)39が第3回転軸29の先端部に取り付けられる。ベースプレート11は、下部ケーシング4のフランジ2に設置される。再循環系配管6内に挿入された検査手段39は、回転ハンドル23を回すことによって旋回する。
【選択図】図1

Description

本発明は、配管内面点検装置に係り、特に、沸騰水型原子力プラントの再循環系配管の溶接部内面を点検するのに好適な配管内面点検装置に関する。
沸騰水型原子力プラント(以下、BWRプラントという)は、炉心を内蔵する原子炉圧力容器、及び原子炉圧力容器に接続された再循環系配管を有している。再循環系配管は、再循環系配管に設けられた再循環ポンプ及び仕切り弁と共に再循環系を構成している。再循環系は、再循環ポンプで昇圧された冷却水を、再循環系配管を通して原子炉圧力容器内のジェットポンプに導き、その冷却水を炉心に供給する機能を有する。再循環ポンプの回転数を制御して炉心に供給される冷却水流量を調節することによって、原子炉の熱出力を制御することができる。再循環系配管は、原子炉圧力容器と同様に、原子炉の運転中に原子炉圧力を保持する機能(耐圧機能)も有しているので、漏えい及び破断に至らないよう構造設計を行っている。さらに、再循環系配管は、溶接部を定期的に体積検査を用いた点検を行うことが義務付けられている。再循環系配管は、超音波を用いた溶接部近傍の点検を行っており、原子炉の運転による欠陥の発生等を定期的に監視している。
再循環系配管に設けられた仕切り弁は、BWRプラントの定期検査時に開放することが可能である。開放された仕切り弁の開口部から配管内部に点検装置を挿入し、この点検装置を用いて再循環系配管の溶接部を内面から、直接、点検する。この点検により、超音波探傷検査の結果を補完することができ、配管検査の信頼性をさらに向上させることができる。
配管に設けた弁を開放し、弁の開放部から非破壊検査用具を挿入して配管の溶接部を内面から検査する一例が、特開2000-2525号公報に記載されている。特開2000-2525号公報に記載された配管内面点検装置は、押圧装置によって移動支持部材を移動させて移動支持部材及び固定支持部材を弁内面に押し当て、弁内面に固定される。この配管内面点検装置は、そのほか、非破壊検査用具を配管の軸方向へ移動させる移動機構、及び非破壊検査用具を回転させる回転機構を備えている。押圧装置、移動機構及び回転機構は、それぞれ、弁内に挿入された操作ポールによって操作される。
特開2000-2525号公報
上記した従来の配管内面点検装置は、押圧装置、移動機構及び回転機構を備えており、構造が複雑であり、弁内へ配置に時間を要する。作業員の被曝を低減する上でも、配管内面点検装置の弁内への配置に要する時間を短縮することが望まれる。
本発明の目的は、弁のケーシング内への配置に要する時間を短縮し、正確な位置決めを行うことができる配管内面点検装置を提供することにある。
上記した目的を達成する本発明の特徴は、配管に設けられた弁ケーシングのフランジに取り付けられるベースプレートと、ベースプレートに設置されるアクセスアームと、アクセスアーム内に配置された回転軸を有する回転装置とを備え、
アクセスアームは、ベースプレートを貫通して配管の中心軸に向かって伸びる第1アーム部、及び第1アームに連結されて配管の軸方向に伸びる第2アームを有し、
回転装置は、その回転軸である第1、第2および第3回転軸、及び回転操作部を有しており、第1回転軸が第1アームに設置され、第1回転軸によって回転される第2回転軸が、第2アームに設置され、第2回転軸によって回転されると共に第2回転軸に沿って移動可能である第3回転軸が、第2アームに設置され、及び回転操作部が、弁ケーシングの外側に位置するように、第1回転軸に取り付けられており、
検査装置が第3回転軸に取り付けられていることにある。
弁ケーシングのフランジに取り付けられるベースプレートを備えているので、配管内面点検装置の弁ケーシングへの装着に要する時間を短縮することができる。また、検査装置が取り付けられる第3回転軸が第2回転軸に沿って移動可能になっているので、第2回転軸の先端と第3回転軸の先端との間の距離を変化させることができる。このため、その距離を短くした状態で、検査装置を、弁ケーシングを介して配管内に挿入することができる。検査装置を弁ケーシング内の弁座に接触させないで短時間に配管内に挿入することができ、配管内面点検装置を弁ケーシング内により短時間に配置することができる。
本発明によれば、配管内面点検装置を弁ケーシング内により短時間に配置することができる。
本発明の実施例を以下に説明する。
本発明の好適な一実施例である配管内面点検装置を、図1〜図13を用いて以下に説明する。本実施例の配管内面点検装置10は、例えば、沸騰水型原子力プラントの再循環系配管6と弁1との溶接部7を内面から点検する際に用いられる。弁(例えば、仕切り弁)1は、下部ケーシング4のフランジ2に、弁体(図示せず)を設けた上部ケーシング(図示せず)を取り付けている。下部ケーシング4は、入口部及び出口部を再循環系配管6に溶接にて接合されている。7が入口部の溶接部である。配管内面点検装置10を用いて溶接部(点検対象)7を内側から点検するときには、上部ケーシングが弁体と共に下部ケーシング4から取り外される。
配管内面点検装置10は、ベースプレート11、アクセスアーム14、回転装置22、第1移動装置32、点検部37、姿勢調整装置44及び第2移動装置51を備えている。ベースプレート11は、下部ケーシング4のフランジ2に形成された複数のボルト孔3よりも若干少ない数のピン12を下面に取り付け、複数の取手13を上面に取り付けている。アクセスアーム14、回転装置22、第1移動装置32、点検部37、姿勢調整装置44及び第2移動装置51の各構造を、以下に詳細に説明する。
支持部材であるアクセスアーム14は、管状の第1アーム(例えば、垂直アーム)15、L型金具18及び管状の第2アーム(例えば、水平アーム)19を有する(図1参照)。第1アーム15は、両端に上部フランジ16及び下部フランジ17をそれぞれ取り付けている。第2アーム19は両端に前方フランジ20及び後方フランジ21を取り付けている。下部フランジ17によってL型金具18の上面に取り付けられた第1アーム15は、上方に向かって伸びている。後方フランジ21によってL型金具18の側面に取り付けられた第2アーム19は、水平方向に伸びている。第1アーム15の軸心と第2アーム19の軸心は直交している。第1アーム15、L型金具18及び第2アーム19は、剛性の高い部材(硬質アルミニウム等)で構成されるので、アクセスアーム14全体の撓みが押さえられた構造になっている。第1アーム15は、後述するように、姿勢調整装置44の位置調整プレート45に取り付けられた4本の支柱52によって、支持される。位置調整プレート45はベースプレート11の上方に設けられている。ベースプレート11には、第1アーム15が挿入される切欠部58が形成される。
回転装置22は、図1及び図3に示すように、回転ハンドル23、第1回転軸(例えば、垂直回転軸)24、第2回転軸(例えば、第1水平回転軸)27、第3回転軸(例えば、第2水平回転軸)29及びスライド継手30を備えている。第2回転軸27、第3回転軸29及びスライド継手30は、配管の軸方向に伸びる回転軸(軸方向回転軸)を構成する。第1回転軸24は第1アーム15内に配置され、上端部が上部フランジ16より上方に達しており、下端部がL型金具18内に達している。第1回転軸24は上部フランジ16に設けられた軸受(例えば、ベアリング)によって回転可能に支持される。回転ハンドル23が第1アーム15より上方で第1回転軸24の上端部に取り付けられる。L型金具18内で、かさ歯車25が第1回転軸24の下端部に取り付けられる。第2アーム19内に配置された第2回転軸27の一端部がL型金具18内に到達している。L型金具18内で、かさ歯車26が第2回転軸27のその一端部に取り付けられる。かさ歯車26はかさ歯車25と噛み合っている。第1回転軸24の軸心と第2回転軸27の軸心は、直角に交わる。
管状の第3回転軸29が第2アーム19内に配置されており、第3回転軸29の一端部が第2アーム19内に配置された管状のスライド継手30に取り付けられている。第2回転軸27はスライド継手30内に配置される。第2回転軸27に形成されて第2回転軸27の軸方向に伸びるキー部28が、スライド継手30の内面に形成されて第2回転軸27の軸方向に伸びるキー溝31に挿入されている。
第1移動装置32は、六角ボルト33、回転歯車34及びピニオン35を有している。回転歯車34は、六角ボルト33に取り付けられ、ピニオン35と噛み合っている。ピニオン35は、スライド継手30の外面に形成されたラック85に噛み合っている(図5参照)。ラック85はスライド継手30の軸方向に形成され、ラック85の各歯はスライド継手30の周囲を取り囲んで形成されている。第1移動装置を円滑に駆動するため,スライド継手30を挟んでピニオン35と対向する位置にピニオン36を有しており,ピニオン35と同様にラック85と噛み合っている。第1移動装置32は、点検部37、すなわち、第3回転軸29を配管(例えば、再循環系配管6)の軸方向に移動させる装置である。
点検部37は、ベース部材38、検査手段39である点検用カメラ40、保持アーム41A,41B及びガイドローラ42A,42Bを有する(図6参照)。ベース部材38は第3回転軸29の先端に取り外し可能に取り付けられる。保持アーム41A,41Bが、ボルト43によってベース部材38に取り付けられ、再循環系配管6の内面5に向かって伸びている。内面5に接触するガイドローラ42Aが、保持アーム41Aの先端部に回転可能に取り付けられる。内面5に接触するガイドローラ42Bが、保持アーム41Bの先端部に回転可能に取り付けられる。点検用カメラ40はベース部材38に取り付けられる。
姿勢調整装置44は、図7及び図8に示すように、位置調整プレート45、及びアジャストボルト46〜49を有する。アジャストボルト46〜49は位置調整プレート45の四隅に取り付けられる。位置調整プレート45は、ベースプレート11の上方に配置される。アジャストボルト46,47,48は位置調整プレート45に形成されたネジ孔86,87,88とそれぞれ噛み合っており、これらのボルトの先端はベースプレート11に形成された凹部89,90,91内に挿入されてそれぞれの先端が各凹部の底面と接触している(図7及び図12(B)参照)。アジャストボルト49は、位置調整プレート45に形成された貫通孔92内に挿入され、ベースプレート11に形成されたネジ孔93と噛み合っている(図図12(B)及び13(B)参照)。位置調整プレート45は、アジャストボルト46〜49を回転することによって、ベースプレート11に対する傾き角度及び傾き方向が調節される。位置調整プレート45には、第1アーム15が挿入される切欠部50が形成される。
第2移動装置51は、図7及び図8に示すように、4本の支柱52、ハンドル53及び歯車54,55を有する。それらの支柱52は、切欠部50を間に挟むように、位置調整プレート45の上面に取り付けられる。このため、第1アーム15が4本の支柱52の間に配置される。隣り合う一対の支柱52に歯車54が回転可能に取り付けられる。ハンドル53の回転軸が歯車54に連結される。保持部材56が第1アーム15の外面に取り付けられる。歯車54が保持部材56の外面に形成されたラック57に噛み合っている。他の一対の支柱52に回転可能に取り付けられた歯車55も、保持部材56の外面に形成されたラック57に噛み合っている(図9参照)。第1アーム15は、歯車54,55によってそれらの支柱52に支持される。ラック57は、第1アーム15の外面に直接形成してもよい。第2移動装置51は、点検部37、すなわち、第3回転軸29を配管(例えば、再循環系配管6)の軸方向と直交する方向(弁体の移動方向)に移動させる装置である。
位置検出器62が、上部フランジ16に取り付けられ、第1回転軸24の回転角度を検出する。コントロールユニット63が、データ収録装置64及び表示装置65に接続される。データ収録装置64はケーブル67により位置検出器62に接続される。コントロールユニット63がケーブル66によって点検部37、具体的には、点検用カメラ40に接続される。
点検部37の点検用カメラ40による点検の前に用いられる点検部37Aを、図10を用いて説明する。点検部37Aは、ベース部材38、取り付け部材59、保持アーム60及び拭き取り装置(または磨き装置)61を有する。保持アーム60が取り付けられた取り付け部材59が、ボルト43によって、第3回転軸29の先端に取り外し可能に設置されたベース部材38に取り付けられる。拭き取り装置(または磨き装置)61が保持アーム60に設けられている。拭き取り装置(または磨き装置)61としては、再循環系配管内面に糸くず等の異物を混入させないための不織布、または比較的目の細かい研磨ブラシを用いることが可能である。
配管内面点検装置10を用いた再循環系配管6と弁1との溶接部7の内面の点検作業を、図11に基づいて説明する。対象となる弁を開放する(ステップ71)。この弁は、例えば、弁1である。ステップ71では、前述したように、上部ケーシングが弁体と共に下部ケーシング4から取り外される。検査対象箇所の内面における前処理の要否を判定する(ステップ72)。前処理の要否の判定は、例えば、事前にカメラを用いて撮影した検査対象箇所の映像を見て行う。ここでは、ステップ72の判定が「否」である場合について説明する。ステップ72の判定が「要」である場合については後述する。ステップ72の判定が「否」である場合には、ステップ79〜84の作業が実行される。
点検用カメラ40を有する点検部を回転装置22に取り付ける(ステップ79)。ステップ72の判定が「否」である場合には、配管内面点検装置10は点検部37(図6)を用いる。点検部37のベース部材38が、回転装置22の第3回転軸29の先端部に取り付けられる。配管内面点検装置10を弁のケーシングに取り付ける(ステップ80)。配管内面点検装置10が、点検部37が点検対象箇所である溶接部7の方向を向くようにして、開放された弁1、具体的には、下部ケーシング4内に挿入される。点検部37が下部ケーシング4内に挿入されるとき、スライド継手30の一端が後方フランジ21の位置にあり、後方フランジ21から第3回転軸29の先端までの長さが最も短くなっている。このため、弁1の弁座に損傷を与えないで、点検部37を溶接部7付近まで挿入することができる。点検部37が下部ケーシング4内に挿入された後、複数のピン12が下部ケーシング4のフランジ2に形成された一部のボルト孔3内に挿入され、これらのピン12により配管内面点検装置10が位置決めされる。配管内面点検装置10のベースプレート11は、残りの複数のボルト孔3内に挿入されたボルトによって下部ケーシング4のフランジ2に取り付けられる。第2アーム19が、図2に示すように、ベースプレート11の長手方向と平行に配置されているので、ベースプレート11をフランジ2に取り付けることによって、第3回転軸29の軸心を検査対象の再循環系配管6の軸心の向きと一致させることができる。
点検部の位置調整を実施する(ステップ81)。この位置調整は、姿勢調整装置44による第1アーム15の配管軸心に対する垂直度の調整、第2移動装置51による、第3回転軸29の配管軸心に対する垂直方向(例えば、上下方向)における位置調整、及び第1移動装置32による、第3回転軸29の配管の軸方向(例えば、水平方向)における位置調整を含んでいる。
まず、第1アーム15の垂直度の調整を、図12及び図13を用いて説明する。位置調整プレート45は、アジャストボルト46〜49により、ベースプレート11との相対距離及び角度を一定に保っている。第1アーム15が配管軸心に対して垂直になっていない場合には、アジャストボルト46〜49のうち必要なアジャストボルトを回転させることによって、位置調整プレート45の傾き角度及び傾斜方向を調節し、第1アーム15を配管軸心に対して垂直にする。この第1アーム15の垂直度の調整を具体的に説明する。第1アーム15が配管の軸方向において傾斜している場合には、図12(A)に示すように、アジャストボルト46,47を回転させる。これによって、位置調整プレート45は、アジャストボルト46,47側が矢印68の方向に動き、アジャストボルト46,47側がアジャストボルト48,49側よりも高く(または低く)なる。このため、第1アーム15が再循環系配管6の軸心に対して垂直になる。
もし、第1アーム15が水平方向において再循環系配管6の軸心と直交する方向において傾斜している場合には、図13(A)に示すように、アジャストボルト46,48を回転させる。これによって、位置調整プレート45は、アジャストボルト46,48側が矢印69の方向に動き、アジャストボルト46,48側がアジャストボルト47,49側よりも高く(または低く)なる。このため、第1アーム15が再循環系配管6の軸心に対して垂直になる。
以上のような姿勢調整装置44を用いた第1アーム15の垂直度の調整により、第1アーム15が再循環系配管6の軸心に対して垂直になり、第3回転軸29が再循環系配管6の中心軸と並行になる。このため、点検用カメラ40が再循環系配管6の内面に対して垂直に対向する。
第3回転軸29の配管軸心に対する垂直方向における位置調整について、説明する。作業員がハンドル53を回転させると、歯車54が回転する。歯車54はラック57に噛み合っているので、第1アーム15が上方(または)に移動され、第3回転軸29の軸心が再循環系配管6の中心軸の位置に合わされる。
第3回転軸29の配管の軸方向における位置調整、すなわち、点検用カメラ40の再循環系配管6の軸方向における位置調整を行う。作業員が操作ポール70を、切欠部50,58を通して下部ケーシング4内に挿入する。この操作ポール70の下端部が、六角ボルト33に噛み合わされる。作業員は、六角ボルト33が所定の方向に回転するように操作ポール70を所定の一方向に傾ける。操作ポール70の下端部を六角ボルト33に周方向の位置を変えながら噛み合わせて操作ポール70を操作し、六角ボルト33を所定の方向に回転させる。これにより、回転歯車34及びピニオン35が回転され、ピニオン35と噛み合うラック85を形成しているスライド継手30が、第3回転軸29の軸方向において、前方フランジ20に向かって移動される。第3回転軸29も第2アーム19から出るように移動し、点検用カメラ40が前方フランジ20から離れる方向に移動する。点検用カメラ40は、やがて、溶接部7の内側に到達する。
溶接部内面の点検を実施する(ステップ82)。作業員は、回転ハンドル23を回転させる。回転ハンドル23の回転は、第1回転軸24、かさ歯車25及びかさ歯車26を経て第2回転軸27に伝えられる。第2回転軸27のキー部28がスライド継手30のキー溝31に挿入されているので、第2回転軸27の回転によってスライド継手30が回転し、第3回転軸29が回転する。第3回転軸29が回転されることによって、点検用カメラ40は、視野が再循環系配管6の内面を向くようにして、溶接部7の内側を溶接部7の周方向に旋回する。検出部37は、ガイドローラ42A,42Bが再循環系配管6の内面に接触しながら回転するので、検出部37は溶接部7の周方向に円滑に旋回する。回転ハンドル23は、モータによって回転させることも可能である。点検用カメラ40が撮影した映像を用いた目視点検を行う際には、検査精度確保のため、検査対象箇所である溶接部7の内面と点検用カメラ40の距離を、点検用カメラ40の旋回時に常に一定に保持する必要がある。本実施例は、ガイドローラを設けた保持アーム41A,41Bをベース部材38に取り付けているのでこの要求を満たすことができる。
点検用カメラ40は、再循環系配管6の周方向に旋回するに伴って溶接部7の内面を連続的に撮影する。この撮影によって得られた映像情報は、ケーブル66によりコントロールユニット63まで伝送される。コントロールユニット63は、その画像情報をデータ収録装置64に記憶させる。位置検出器62が検出した第1回転軸24の回転角度情報、すなわち、第3回転軸29の回転角度情報は、ケーブル67を介してデータ収録装置64に記憶される。第3回転軸29の回転角度情報は、点検用カメラ40が撮影している位置を示す位置信号である。この位置信号と映像情報は、同時に、データ収録装置64に記憶される。このため、点検用カメラ40による点検結果(映像情報)と点検位置(位置信号)が一対のデータとしてデータ収録装置64に記憶されるので、ある映像情報が配管内面の周方向のどの位置の映像であるかを正確に知ることができる。もし、溶接部7の内面にき裂が発生している場合には、き裂が存在する映像情報と対応する位置信号を診ることによってそのき裂が発生している周方向の位置を正確に確認できる。点検用カメラ40が周方向に一回転した後、回転ハンドル23の回転を停止して点検用カメラ40の周方向への移動を停止させる。これにより、点検用カメラ40による溶接部7の内面の点検が終了する。
点検終了後に、配管内面点検装置10を弁から取り外す(ステップ83)。操作ポール70を操作して六角ナット33を逆回転させ、第3回転軸29をかさ歯車26に向かって移動させる。第2回転軸27の先端と第3回転軸29の先端との間の長さを、最も短くする。その後、ベースプレート11をフランジ2に取り付けているボルトをフランジ2から取り外し、配管内面点検装置10の点検用カメラ40を下部ケーシング4内から外に引き抜く。
点検用カメラ40、すなわち、点検部37を配管内面点検装置10から取り外す(ステップ84)。以上により、配管内面の点検作業が終了する。
次に、ステップ72の判定が「要」である場合に行われる作業について説明する。ステップ72の判定が「要」である場合には、検査対象箇所内面に対して前処理を行う必要があり、ステップ73〜78の作業が実行される。前処理としては、内面の拭き取り(または磨き)がある。ここでは、内面の拭き取り作業について説明する。配管内面の点検対象箇所付近にクラッド等の付着物が存在していると、目視点検を行う際に障害となる場合がある。すなわち、点検対象箇所にき裂が存在していても、き裂の上を覆っているクラッドが障害になり、点検用カメラ40でそのき裂を撮影することができなくなる。点検用カメラ40を用いた点検の前に、その内面に付着しているクラッドを拭き取ることによって、そのような障害を回避することができる。この拭き取りは拭き取り装置によって行われる。
拭き取り装置(または磨き装置)を有する点検部を回転装置22に取り付ける(ステップ73)。ステップ72の判定が「要」である場合には、配管内面点検装置10は点検部37A(図10)を用いる。点検部37Aのベース部材38が、回転装置22の第3回転軸29の先端に取り付けられる。点検部37Aを有する配管内面点検装置10を弁のケーシングに取り付ける(ステップ74)。ステップ74の作業は、前述したステップ80の作業と同じである。その後、ステップ81と同様に、点検部37Aの位置調整を実施する(ステップ75)。
次に、拭き取り(または磨き)を実施する(ステップ76)。保持アーム60の先端に設けられた拭き取り装置(または磨き装置)61が、再循環系配管6の内面、すなわち、溶接部7の内面に接触している。回転ハンドル23の回転によって、ステップ82の場合と同様に、第3回転軸29が回転される。これにより、拭き取り装置61が溶接部7の内面に接触した状態で周方向に移動し、その内面に付着しているクラッドが拭き取り装置61によって拭き取られる。
拭き取り作業が終了した後、配管内面点検装置10を弁から取り外す(ステップ77)。配管内面点検装置10が、ステップ83と同様に、下部ケーシング4から取り外され、下部ケーシング4外に取り出される。点検部37Aが配管内面点検装置10から取り外される(ステップ78)。その後、点検用カメラ40を有する点検部37が第3回転軸29に取り付けられる。点検部37を有する配管内面点検装置10を用いて、拭き取り装置61によってきれいになった溶接部7の内面の点検が、ステップ79〜84によって行われる。
本実施例の配管内面点検装置10は、ベースプレート11により下部ケーシング4の開放部上面、すなわち、フランジ2に外側より設置することができる。このような本実施例は、特開2000-2525号公報のように、配管内面点検装置を弁のケーシング内で固定する必要がないので、配管内面点検装置10の弁ケーシングへの装着を簡単にかつ短時間に行うことができる。
本実施例は、第2回転軸27が第3回転軸29内に挿入されて第3回転軸29が第2回転軸27に沿って移動できる構造になっているので、第1移動装置32により、第3回転軸29の先端と第2回転軸27の先端との間の距離を変えることができる。点検部37を再循環系配管6内に挿入するときには、その距離を最も短くすることによって点検部37を下部ケーシング4に形成された弁座に接触させずに容易に再循環系配管6内に挿入することができる。これにより、点検部37を再循環系配管6内に配置するために要する時間も短縮することができる。
以上述べたように、本実施例の配管内面点検装置10は、弁ケーシングへの取り付け作業、及び点検部37の配管内への挿入作業に要する短時間に行うことができる。このため、原子力プラントの配管点検装置である配管内面点検装置10は、放射線管理区域である再循環系配管6の周囲でそれらの作業を行う作業員の放射線被ばくをさらに低減することができる。
点検部37(または点検部37A)、すなわち、点検用カメラ40(または拭き取り装置61)を再循環系配管6内で旋回させる回転装置22の回転操作部(回転ハンドル23)が開放された弁ケーシング(下部ケーシング4)の外部にあるので、特開2000-2525号公報のように回転操作ポールを配管内面点検装置の回転部に係合させる操作が不要になり、回転装置22を回転させる作業に特開2000-2525号公報の配管内面点検装置よりも早く取り掛かることができる。これによっても、作業員の放射線被ばくをさらに低減することができる。本実施例は、回転操作ポールではなく、ベースプレート11に取り付けられた配管内面点検装置10の回転ハンドル23を回転させるので、点検部37(または点検部37A)を確実にかつ迅速に回転させることができるので、溶接部7内面の点検作業を迅速に行うことができる。
本実施例は、第2回転軸27が第3回転軸29内に挿入されて第3回転軸29が第2回転軸27に沿って移動できる構造になっているので、第1移動装置32によって、点検部を再循環系配管6の中心軸の方向に移動させることができる。このため、点検部を配管の点検対象箇所に精度良く位置決めすることができる。
本実施例は、回転装置22の回転軸、すなわち、第1回転軸24、第2回転軸27及び第3回転軸29が、筐体であるアクセスアーム14内に配置されている。アクセスアーム14の外側に出ている部分が少ない。このような構成も、点検部37の再循環系配管6内への円滑な挿入を実現できる一つの要因である。
本実施例は、姿勢調整装置44を備えているので、配管内面点検装置10を下部ケーシング4に取り付けた状態で、アクセスアーム14の傾きを調整することができる。したがって、点検部が取り付けられた第3回転軸29の軸心を再循環系配管6の中心軸と平行にすることができ、点検用カメラ40を再循環系配管6の内面に対して直角になるように配置することができる。このような状態で、点検用カメラ40を用いて溶接部7の内面を撮影するので、得られた映像にき裂が含まれている場合、そのき裂の発生位置を正確に知ることができる。すなわち、位置および姿勢を調整することで、点検位置が明確になり、点検の信頼性向上が可能となる。
姿勢調整装置44及び第2移動装置51によってガイドローラ42A,42Bが再循環系配管6の内面全周にわたって接触するようにアクセスアーム14の姿勢及び点検部の位置を調整できるので、再循環系配管6の内面と点検用カメラ40の間の距離を一定に保持したまま、安定して再循環系配管内面の全周連続点検が可能となる。なお、ガイドローラを設けることによって、検査手段の旋回時における動きを滑らかにすることができ、保持アーム41A,41Bが再循環系配管内面に直接接触することによる生じる配管への影響を低減することが可能である。
再循環系配管6の内面に付着しているクラッドが拭き取り装置61によって拭き取られるので、点検用カメラ40によって溶接部7の内面のきれいな映像を得ることができる。したがって、その内面にき裂が存在する場合には、そのき裂を確認することができる。
本実施例の配管内面点検装置は、垂直配管に取り付けられて開放された弁を通しての配管内面の点検にも使用することができる。本実施例の配管内面点検装置は、沸騰水型原子力プラントでは再循環系配管以外の配管の内面点検、さらには、他の原子力プラント(例えば、加圧水型原子力プラント)の配管の内面点検に使用することができる。
本発明の好適的な一実施例である配管内面点検装置の全体構成図である。 図1に示す配管内面点検装置の平面図である。 図1に示す配管内面点検装置の第1移動装置付近の拡大縦断面図である。 図3のIV−IV断面図である。 図4に示す第1移動装置の歯車とスライド継手の噛み合い状態を示す説明図である。 図1に示す点検用カメラを有する点検部の詳細構成を示し、(A)は点検部の正面図、(B)は点検部の側面図である。 図1に示す姿勢調整装置及び第2移動装置の断面図(図8のVII−VII断面図)である。 図7に示す姿勢調整装置及び第2移動装置の平面図である。 図7に示す第2移動装置の歯車と平面図である。 拭取り装置(または磨き装置)を有する他の点検部の詳細構成を示し、(A)は他の点検部の正面図、(B)は他の点検部の側面図である。 図1に示す配管内面点検装置を用いた配管内面の点検手順を示したフローチャートである。 姿勢調整装置を用いた第1アームの姿勢調整を示す説明図であり、(A)は姿勢調整装置の長手方向に存在する一対のアジャストボルトの操作を示す説明図、(B)はその操作に伴う第1アームの姿勢の変化を示す、(A)のX−X断面図である。 姿勢調整装置を用いた第1アームの他の姿勢調整を示す説明図であり、(A)は姿勢調整装置の長手方向と並行に存在する一対のアジャストボルトの操作を示す説明図、(B)はその操作に伴う第1アームの姿勢の変化を示す、(A)のY−Y断面図である。
符号の説明
1…弁、2…フランジ、4…下部ケーシング、6…再循環系配管、10…配管内面点検装置、11…ベースプレート、14…アクセスアーム、15…第1アーム、18…L型金具、19…第2アーム、22…回転装置、23…回転ハンドル、24…第1回転軸、25,26…かさ歯車、27…第2回転軸、29…第3回転軸、30…スライド継手、32…第1移動装置、37,37A…点検部、39…検査手段、40…点検用カメラ、42A,42B…ガイドローラ、44…姿勢調整装置、45…位置調整プレート、46〜49…アジャストボルト、51…第2移動装置、52…支柱、53…ハンドル。

Claims (8)

  1. 配管に設けられた弁ケーシングのフランジに取り付けられるベースプレートと、前記ベースプレートに設置されるアクセスアームと、前記アクセスアーム内に配置された回転軸を有する回転装置とを備え、
    前記アクセスアームは、前記ベースプレートを貫通して前記配管の中心軸に向かって伸びる第1アーム部、及び前記第1アームに連結されて前記配管の軸方向に伸びる第2アームを有し、
    前記回転装置は、前記回転軸である第1回転軸、第2回転軸及び第3回転軸、及び回転操作部を有しており、前記第1回転軸が前記第1アームに設置され、前記第1回転軸によって回転される前記第2回転軸が、前記第2アームに設置され、前記第2回転軸によって回転されると共に前記第2回転軸に沿って移動可能である第3回転軸が、前記第2アームに設置され、及び回転操作部が、前記弁ケーシングの外側に位置するように、前記第1回転軸に取り付けられており、
    検査装置が前記第3回転軸に取り付けられていることを特徴とする配管内面点検装置。
  2. 前記第1回転軸の一部が前記第1アーム内に配置され、前記第2回転軸が前記第2アーム内に配置され、前記第3回転軸が前記第2アーム内に配置され、及び前記回転操作部が前記第1回転軸の、前記第1アームから外側に突出した部分に取り付けられており、前記点検装置が前記第2アームの外で前記第3回転軸に取り付けられている請求項1に記載の配管内面点検装置。
  3. 前記ベースプレートに設置され、前記第1アームを保持する姿勢調整装置を備えた請求項1または請求項2に記載の配管内面点検装置。
  4. 前記姿勢調整装置に取り付けられ、前記第1アームを前記第1アームの軸方向に移動させるアーム移動装置を備えた請求項3に記載の配管内面点検装置。
  5. 前記回転軸の回転角度を検出する位置検出手段が設けられている請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の配管内面点検装置。
  6. 前記第3回転軸を前記第2回転軸に沿って移動させる回転軸移動装置が前記第2アームに取り付けられている請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の配管内面点検装置。
  7. 前記検査装置と前記配管内面の距離を保持する保持アームが前記第3回転軸に取り付けられている請求項1に記載の配管内面点検装置。
  8. 前記検査装置に替えて配管内面の点検の前処理に用いられる拭き取り装置及び磨き装置のいずれかが前記第3回転軸に取り付けられる請求項1に記載の配管内面点検装置。
JP2008019289A 2008-01-30 2008-01-30 配管内面点検装置 Active JP4921391B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008019289A JP4921391B2 (ja) 2008-01-30 2008-01-30 配管内面点検装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008019289A JP4921391B2 (ja) 2008-01-30 2008-01-30 配管内面点検装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009180595A true JP2009180595A (ja) 2009-08-13
JP4921391B2 JP4921391B2 (ja) 2012-04-25

Family

ID=41034691

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008019289A Active JP4921391B2 (ja) 2008-01-30 2008-01-30 配管内面点検装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4921391B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101402982B1 (ko) * 2013-07-15 2014-06-11 (주)케이코아 반도체 제조 장비용 진공펌프 배기라인 검사장치
CN105142864A (zh) * 2013-04-15 2015-12-09 气体运输技术公司 一种在容器内执行维护和/或检查操作的设备及用于安装此设备的方法
KR101820058B1 (ko) 2016-09-06 2018-01-19 주식회사 대창 맨홀 내부검사장치
CN107958713A (zh) * 2016-10-14 2018-04-24 核动力运行研究所 一种蒸汽发生器接管内壁的视频检查装置
CN108312126A (zh) * 2017-12-28 2018-07-24 中核四0四有限公司 一种地下高辐射空间源项调查机器人及方法
KR102601699B1 (ko) * 2023-04-18 2023-11-14 (주)제이솔루션 질소가스를 이용한 카메라모듈 냉각 및 에어커튼 형성 구조를 갖는 반도체 또는 디스플레이 제조장비의 반응부산물 가스 배출관 내부 모니터링 시스템
KR102602715B1 (ko) * 2023-04-18 2023-11-16 (주)제이솔루션 외부에서 카메라모듈의 촬영각도 조절이 가능하도록 한 반도체 또는 디스플레이 제조장비의 반응부산물 가스 배출관 내부 모니터링 시스템
KR102606327B1 (ko) * 2023-08-10 2023-11-29 (주)제이솔루션 카메라모듈 및 제어박스의 모듈화 구조를 갖는 반도체또는 디스플레이 제조장비의 반응부산물 가스 배출관 내부 모니터링 시스템

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63282637A (ja) * 1987-05-07 1988-11-18 Toshiba Corp 配管内走行装置
JPH01196546A (ja) * 1988-02-01 1989-08-08 Fuji Tekomu Kk 配管の内部調査方法及びその装置
JPH09152406A (ja) * 1995-11-30 1997-06-10 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 配管内面検査装置
JPH11326582A (ja) * 1998-05-08 1999-11-26 Toshiba Corp 円筒構造物測定装置
JP2000002525A (ja) * 1998-06-16 2000-01-07 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 配管内面点検装置
JP2001021688A (ja) * 1999-07-12 2001-01-26 Toshiba Corp ジェットポンプ用拭取り洗浄装置
JP2001141667A (ja) * 1999-11-10 2001-05-25 Toshiba Corp エルボ溶接部検査装置およびエルボ溶接部検査方法
JP2001264490A (ja) * 2000-03-15 2001-09-26 Hitachi Ltd 弁の除染方法及び除染装置
JP2002277582A (ja) * 2001-03-19 2002-09-25 Toshiba Corp ジェットポンプの表面改質装置および同表面改質方法
JP2005308459A (ja) * 2004-04-19 2005-11-04 Toshiba Corp 炉内位置計測装置
JP2008014447A (ja) * 2006-07-07 2008-01-24 Hitachi Ltd 配管内作業装置

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63282637A (ja) * 1987-05-07 1988-11-18 Toshiba Corp 配管内走行装置
JPH01196546A (ja) * 1988-02-01 1989-08-08 Fuji Tekomu Kk 配管の内部調査方法及びその装置
JPH09152406A (ja) * 1995-11-30 1997-06-10 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 配管内面検査装置
JPH11326582A (ja) * 1998-05-08 1999-11-26 Toshiba Corp 円筒構造物測定装置
JP2000002525A (ja) * 1998-06-16 2000-01-07 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 配管内面点検装置
JP2001021688A (ja) * 1999-07-12 2001-01-26 Toshiba Corp ジェットポンプ用拭取り洗浄装置
JP2001141667A (ja) * 1999-11-10 2001-05-25 Toshiba Corp エルボ溶接部検査装置およびエルボ溶接部検査方法
JP2001264490A (ja) * 2000-03-15 2001-09-26 Hitachi Ltd 弁の除染方法及び除染装置
JP2002277582A (ja) * 2001-03-19 2002-09-25 Toshiba Corp ジェットポンプの表面改質装置および同表面改質方法
JP2005308459A (ja) * 2004-04-19 2005-11-04 Toshiba Corp 炉内位置計測装置
JP2008014447A (ja) * 2006-07-07 2008-01-24 Hitachi Ltd 配管内作業装置

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105142864A (zh) * 2013-04-15 2015-12-09 气体运输技术公司 一种在容器内执行维护和/或检查操作的设备及用于安装此设备的方法
KR101402982B1 (ko) * 2013-07-15 2014-06-11 (주)케이코아 반도체 제조 장비용 진공펌프 배기라인 검사장치
KR101820058B1 (ko) 2016-09-06 2018-01-19 주식회사 대창 맨홀 내부검사장치
CN107958713A (zh) * 2016-10-14 2018-04-24 核动力运行研究所 一种蒸汽发生器接管内壁的视频检查装置
CN107958713B (zh) * 2016-10-14 2024-02-09 核动力运行研究所 一种蒸汽发生器接管内壁的视频检查装置
CN108312126A (zh) * 2017-12-28 2018-07-24 中核四0四有限公司 一种地下高辐射空间源项调查机器人及方法
KR102601699B1 (ko) * 2023-04-18 2023-11-14 (주)제이솔루션 질소가스를 이용한 카메라모듈 냉각 및 에어커튼 형성 구조를 갖는 반도체 또는 디스플레이 제조장비의 반응부산물 가스 배출관 내부 모니터링 시스템
KR102602715B1 (ko) * 2023-04-18 2023-11-16 (주)제이솔루션 외부에서 카메라모듈의 촬영각도 조절이 가능하도록 한 반도체 또는 디스플레이 제조장비의 반응부산물 가스 배출관 내부 모니터링 시스템
KR102606327B1 (ko) * 2023-08-10 2023-11-29 (주)제이솔루션 카메라모듈 및 제어박스의 모듈화 구조를 갖는 반도체또는 디스플레이 제조장비의 반응부산물 가스 배출관 내부 모니터링 시스템

Also Published As

Publication number Publication date
JP4921391B2 (ja) 2012-04-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4921391B2 (ja) 配管内面点検装置
JP4910715B2 (ja) 非破壊検査装置
US20110000643A1 (en) Apparatus for visually inspecting and removing foreign object in gaps of bundle of heating tubes of upper portion of tube sheet of secondary side of steam generator
US6636579B2 (en) Device and method for repairing inside of reactor pressure vessel
JP2007003442A (ja) 原子炉容器の管台溶接部のut検査方法および装置
JP2003315486A (ja) 移動装置及び原子炉内作業方法
JP2007003400A (ja) 制御棒貫通孔部材検査装置
JP2003337192A (ja) 原子炉圧力容器内構造物の点検予防保全装置および点検方法
JP4690291B2 (ja) 水中検査装置及び水中検査方法
JPH08240690A (ja) シュラウド検査装置
US20130170597A1 (en) Preventive maintenance/repair device and preventive mainenance/repair method for cylindrical structure
JP3256692B2 (ja) エルボ溶接部検査装置およびエルボ溶接部検査方法
JP4677911B2 (ja) ボイラ伝熱管の肉厚検査装置および方法
JP2009186413A (ja) 超音波探傷装置
JP4664770B2 (ja) レーザ保全装置
JP2007263906A (ja) レーザピーニング装置及びその方法
JP3819380B2 (ja) 原子炉内検査装置
JP4090712B2 (ja) 水中狭隘部移動システム
KR102146208B1 (ko) 초음파 검사장치
JP4000032B2 (ja) 炉底部作業装置および作業方法
JP2019018216A (ja) 溶接装置
JP2760712B2 (ja) 2重管構造体の探傷装置
JP2006308552A (ja) スパイラルリブ付き鋼管溶接部の超音波探傷用探触子
JP5315598B2 (ja) ボイラ伝熱管群内走行装置、ボイラ伝熱管の肉厚検査装置および方法
KR102667220B1 (ko) 위상배열 초음파검사용 자동스캐너 테스트장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100104

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110907

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120105

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120202

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4921391

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150210

Year of fee payment: 3