JP2009180560A - 湿度検出装置及びその湿度検出装置を備えた画像形成装置 - Google Patents

湿度検出装置及びその湿度検出装置を備えた画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】検出コストおよび計測値の誤差を抑制する湿度検出装置を提供すること。
【解決手段】湿度検出装置20は、検出部21と、検出部を制御する制御部22とを備える。検出部21は、湿度を検出し、湿度検出信号Shを生成する湿度センサ23と、湿度センサ周囲の温度を検出し、温度検出信号Stを生成する温度センサ24と、湿度センサと温度センサとに共通に接続された共通電源線Lcomとを含む。制御部22は、湿度センサおよび温度センサに共通電源線を介して電源電圧PWM1を印加する印加手段25と、湿度検出信号に応じた湿度読取値を生成し、温度検出信号に応じた温度読取値を生成する読取手段26と、温度読取値に基づいて湿度読取値を補正する補正手段25とを含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、湿度検出装置及びその湿度検出装置を備えた画像形成装置に関する。
例えば、特許文献1には、湿度センサと、物理量変化装置によって温度の設定値を変化させて作成したデータテーブルに基づき、温度の変化によってばらつく湿度センサからの検出値から適切な計測値を読み取る制御部と、を備えたセンサモジュールについての技術が開示されている。
特開2006−275761公報
しかしながら、画像形成装置等の外部機器周辺の湿度を検出する場合、上記特許文献1に記載されているような制御部を備えたセンサモジュールを使用するとコストが高くなり、さらに検出値のばらつきを抑える物理量変化装置を実装する分もコストが上昇する。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、湿度を検出するためのコストを抑えつつ、計測値の誤差を抑える技術を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、第1の発明に係る湿度検出装置は、湿度を検出するための検出部と、前記検出部を制御する制御部とを備えた湿度検出装置において、前記検出部は、前記湿度を検出し、湿度検出信号を生成する湿度センサと、前記湿度センサ周囲の温度を検出し、温度検出信号を生成する温度センサと、前記湿度センサと前記温度センサとに共通に接続された共通電源線とを含み、前記制御部は、前記湿度センサおよび前記温度センサに前記共通電源線を介して電源電圧を印加する印加手段と、前記湿度検出信号に応じた湿度読取値を生成し、前記温度検出信号に応じた温度読取値を生成する読取手段と、前記温度読取値に基づいて前記湿度読取値を補正する補正手段とを含む。
この構成によれば、検出部には湿度センサおよび温度センサのセンサ素子しか設けられておらず、検出部のコストを低減できる。また、検出部は湿度センサおよび温度センサに接続された共通電源線を含むため、検出部と制御部とを接続する信号線の本数を低減することができ、配線コストを低減することができる。また、その共通電源線を介して湿度センサおよび温度センサへの印加電圧を共有化することによって、電源バラツキ等を吸収することができる。すなわち、本構成によれば、湿度検出装置の精度を向上させることができるとともに、そのコストを低減することができる。
さらに、使用する湿度センサの特性に依存して、環境温度によって検出湿度が変化する場合であっても、補正手段によって、例えば温度補正テーブル等を用いて補正することにより、環境温度に依存することなく湿度を検出することができる。
第2の発明は、第1の発明の湿度検出装置において、前記印加手段は、湿度検出時には、前記電源電圧として交流電圧を少なくとも前記湿度センサに印加する 。
この構成によれば、使用する湿度センサによって交流駆動が要求される場合であっても、好適に対応できる。
第3の発明は、第2の発明の湿度検出装置において、前記印加手段は、前記交流電圧を印加するために、第1電圧を前記湿度センサの一方端に印加する第1印加部と、前記第1電圧とは逆相の第2電圧を前記湿度センサの他方端に印加する第2印加部とを含み、前記制御部は、前記湿度センサの他方端と前記第2印加部との間に接続され、前記湿度検出信号を生成する第1検出抵抗を含む。
この構成によれば、湿度センサを交流駆動するための交流電圧を好適に印加できるとともに、通常の湿度環境での湿度検出が好適に行える。
第4の発明は、第3の発明の湿度検出装置において、前記第1検出抵抗は、可変抵抗あるいはデジタルポテンショメータである。
この構成によれば、湿度センサの検出特性に対応させて、低湿度から高湿度までの広範囲において湿度をより精密に検出できる。
第5の発明は、第2の発明の湿度検出装置において、前記印加手段は、前記交流電圧を印加するために、第1電圧を前記湿度センサの一方端に印加する第1印加部と、前記第1電圧とは逆相の第2電圧を前記湿度センサの他方端に印加する第2印加部と、前記第1電圧とは逆相の第3電圧を前記湿度センサの他方端に印加する第3印加部とを含み、前記制御部は、前記湿度センサの他方端と前記第2印加部との間に接続され、前記湿度検出信号を生成する第1検出抵抗と、前記湿度センサの他方端と前記第3印加部との間に接続され、前記湿度検出信号を生成する第2検出抵抗とをさらに含む。
この構成によれば、第1検出抵抗の値と第2検出抵抗の値を適宜設定するとともに、第2電圧と第3電圧を適宜選択することによって、低湿度から高湿度までにおける所定の範囲において、好適に湿度を検出することができる。
第6の発明は、第2の発明の湿度検出装置において、前記印加手段は、前記交流電圧を印加するために、第1電圧を前記湿度センサの一方端に印加する第1印加部と、前記第1電圧とは逆相の第2電圧を前記湿度センサの他方端に印加する第2印加部と、前記第1電圧とは逆相の第3電圧を前記湿度センサの他方端に印加する第3印加部とを含み、前記制御部は、前記湿度センサの他方端と前記第2印加部との間に接続され、前記湿度検出信号を生成する第1検出抵抗と、前記第2印加部と前記第3印加部との間に接続されるとともに前記第1検出抵抗と直列接続される第2検出抵抗と、検出湿度に応じて、前記第2印加部及び前記第3印加部のうちのいずれか1つを選択する選択手段とをさらに含む。
この構成によれば、第1検出抵抗の値と第2検出抵抗の値を適宜設定するとともに、第2電圧と第3電圧を適宜選択することによって、低湿度領域あるいは高湿度領域において、好適に湿度を検出することができる。
第7の発明は、第5の発明の湿度検出装置において、前記制御部は、検出湿度に応じて、前記第2印加部及び前記第3印加部のうちの少なくとも1つを選択する選択手段をさらに含む。
この構成によれば、湿度が広範囲に変化するような環境であっても、湿度に応じた検出が可能となる。
第8の発明は、第7の発明の湿度検出装置において、前記第2抵抗の値は前記第1抵抗の値より大きく、前記選択手段は、所定の湿度以下の環境である場合、前記第3印加部を選択する。
この構成によれば、湿度センサの検出特性に対応させて、所定の湿度以下である低湿環境においても湿度を好適に検出することができる。
第9の発明は、第7の発明の湿度検出装置において、前記第1抵抗の値は前記第2抵抗の値より大きく、前記選択手段は、所定の湿度以上の環境である場合、前記第3印加部を選択する。
この構成によれば、湿度センサの検出特性に対応させて、所定の湿度以上である高湿環境においても湿度を好適に検出することができる。
第10の発明は、第7の発明の湿度検出装置において、前記第1抵抗の値は前記第2抵抗の値より大きく、前記選択手段は、第1の所定湿度以下の環境である場合、前記第2印加部を選択し、前記第1の所定湿度より大きく第2の所定湿度より小さい環境である場合、前記第3印加部を選択し、前記第2の所定湿度以上の環境である場合、前記第2印加部及び前記第3印加部を選択する。
この構成によれば、湿度センサの検出特性に対応させて、低湿度から高湿度までの広範囲において湿度を好適に検出できる。
第11の発明は、第9または10の発明の湿度検出装置において、前記湿度センサは、高分子系(水溶性)湿度センサである。
この構成によれば、高分子系(水溶性)湿度センサは、低コストであり、また、湿度検出範囲が広いため、高湿度環境においても湿度を好適に検出できる。
第12の発明は、第3〜11のいずれか1つの発明の湿度検出装置において、前記印加手段は、前記温度の検出時においては、前記第1電圧と、前記第2電圧および/または前記第3電圧とを同一電圧値を有する一定電圧として、前記検出部に印加する。
この構成によれば、湿度センサへの印加電圧はゼロとなり、温度センサには所定の直流電圧が印加されることとなる。そのため、交流駆動が要求される湿度センサが保護されるとともに、温度センサによる検出タイミングの自由度を向上させることができる。
第13の発明は、第3〜12のいずれか1つの発明の湿度検出装置において、
前記第1印加部から出力される前記第1電圧が、前記読取手段の比較用の基準電圧として、前記読取手段に直接入力される。
この構成によれば、例えば、第1印加部の出力部に印加電圧用バッファが設けられている場合であっても、そのバッファの出力電圧範囲のバラツキを吸収することができる。
第14の発明は、第1〜13のいずれか1つの発明の湿度検出装置において、前記湿度センサ及び前記温度センサが同一基板に設けられる。
この構成によれば、検出部のコストを低減することができる。
第15の発明の画像形成装置は、第1の発明の湿度検出装置と、画像データに基づき対象物上に画像を形成する画像形成ユニットと、前記湿度検出装置によって検出された湿度に基づいて前記画像形成ユニットの画像形成処理を制御する制御手段と、を備える。
この構成によれば、画像形成装置における湿度検出装置の精度を向上させて、形成画像の品質を向上させることができるとともに、そのコストを低減することができる。
本発明によれば、湿度を検出するためのコストを抑えつつ、湿度計測値の誤差を抑えることができる。
<実施形態1>
1.湿度検出装置の全体構成
本発明の実施形態1に係る湿度検出装置を、図1〜図8を参照しつつ説明する。図1は、実施形態1の湿度検出装置20の概略的な回路構成を示す。図1に示されるように、湿度検出装置20は大きくは、湿度を検出するための検出部21と、検出部21を制御する制御部22とを備える。
検出部21は、同一のセンサ基板21a上に形成され、湿度を検出し、湿度検出信号Shを生成する湿度センサ23と、湿度センサ23の周囲温度を検出し、温度検出信号Stを生成する温度センサ24と、湿度センサ23と温度センサ(ここでは、例えばサーミスタ)24とに共通に接続された共通電源線Lcomとを含む。
ここで、湿度センサ23として、好ましくは、高分子系(水溶性)湿度センサが使用される。それは、高分子系(水溶性)湿度センサは、低コストであり、また、湿度検出範囲が広いため、高湿度環境においても湿度を好適に検出できるからである。また、湿度センサ23および温度センサ24が同一基板に設けられるため、検出部21のコストが低減される。
制御部22は、湿度センサ23および温度センサ24に共通電源線Lcomを介して電源電圧を印加するCPU(印加手段の一例)25を含む。
CPU25は、湿度検出時には、高分子系(水溶性)湿度センサにはその特性から交流駆動が要求されるため、その電源電圧として交流電圧を少なくとも湿度センサ23に印加する。CPU25は、その交流電圧を印加するために、第1PWMポート(第1印加部の一例)P1および共通電源線Lcomを介して、第1PWM信号(第1電圧の一例)PWM1を、湿度センサの第1端子(一方端の一例)23aおよび温度センサの第1端子24aに印加する。
また、CPU25は、その交流電圧を印加するために、第2PWMポート(第2印加部の一例)P2を介して、第1PWM信号PWM1とは逆相の第2PWM信号(第2電圧の一例)PWM2を湿度センサの第2端子(他方端の一例)23bに印加する。すなわち、湿度センサ23は、第1PWM信号PWM1と第2PWM信号PWM2との合成信号によって交流駆動される。なお、第1PWM信号PWM1および第2PWM信号PWM2は、それぞれ出力バッファ28を介して出力される。
制御部22は、また、湿度センサの第2端子23bと第2PWMポートP2との間に接続され、湿度センサ23による抵抗との分圧によって湿度検出信号Shを生成する第1検出抵抗R1と、温度センサの第2端子24bとグランドとの間に接続され、温度センサ24による抵抗との分圧によって温度検出信号Stを生成する温度検出抵抗Rtとを含む。
そして、CPU25は、A/D変換回路(読取手段の一例)26を含む。A/D変換回路26は、第1ADポートAD1を介して湿度検出信号Shを受け取り、湿度検出信号Shに応じた、デジタル値である湿度読取値DShを生成する。A/D変換回路26は、また、第2ADポートAD2を介して温度検出信号Stを受け取り、温度検出信号Stに応じた、デジタル値である温度読取値DStを生成する。CPU25は、湿度読取値DShおよび温度読取値DStに基づいて湿度検出に係る処理を行う。
また、制御部22において、共通電源線Lcomに供給される第1PWM信号PWM1が入力端子Vrefを介してA/D変換回路26にも供給される。ここで、A/D変換回路26は、基準となる電圧(最大値)と比較することにより、第1電圧、第2電圧、第3電圧の値を読み取れるように、第1PWMポートP1から出力される第1PWM信号PWM1を比較用の基準電圧として、直接読み取る。そのため、出力バッファ28のバラツキ、あるいは電源バラツキが存在した場合であっても、そのバラツキによるAD変換誤差をキャンセルすることができる。
CPU25は、また、湿度検出に係る温度補正テーブルTBや湿度検出に係る制御プログラム等が格納されたROM27を含む。そして、CPU(補正手段の一例)25は、その温度補正テーブルTBを用いて、温度読取値DStに基づいて湿度読取値DShを補正する。
2.湿度検出装置の作用
図2は、湿度検出時の湿度検出装置1の各信号のタイムチャートの一例を示す。図2に示されるように、ここでは、第1PWM信号PWM1および第2PWM信号PWM2は、例えば周波数1kHz、デューティ比50%のパルス信号である。そして、例えば、第1PWM信号PWM1の立ち上がりから400μs後の50μsの間に、A/D変換回路26は湿度検出信号Shを読み取り、湿度読取値DShを生成する。
図3は、温度検出時の湿度検出装置1の各信号のタイムチャートの一例を示す。図3に示されるように、温度検出開始時刻t1において、CPU25は、第1PWM信号PWM1と、第2PWM信号PWM2とを、同一電圧値を有する一定電圧とする。このとき、湿度センサ23への印加電圧はゼロとなり、温度センサ24には所定の直流電圧が印加されることとなる。そのため、交流駆動が要求される湿度センサ23が保護されるとともに、湿度検出時に比べて温度センサ24による検出タイミングの自由度を向上させることができる。
また、使用する湿度センサ23の特性によって、環境温度に応じて湿度センサ23のインピ−ダンスが変化する。そのため、本実施形態においては、上記したように、CPU25は、例えばROM27に格納された温度補正テーブルTBを用いて、温度読取値DStに基づいて湿度読取値DShを補正する。以下にその例を説明する。
図4は環境温度に対する検出湿度の関係を説明する図であり、図5はその関係を示すグラフである。図4および図5に示されるように、環境温度が高温になるに従って湿度センサ23のインピ−ダンスが低下するため、それに伴って湿度検出信号Shが大きくなり、検出湿度も高くなる。言い換えれば、検出電圧である湿度検出信号Shあるいは湿度読取値DShが同一であっても、環境温度によって検出湿度は異なることとなる。
そのため、例えば図6に示すような、各種の環境温度における、検出電圧と検出湿度との関係を示す温度補正テーブルTBを用いて、CPU25は、検出電圧である湿度読取値DShを、環境温度である温度読取値DStに基づいて補正する。具体的には、ここでは、CPU25は、湿度読取値(検出電圧)DShと温度読取値DStとに対応する検出湿度データを温度補正テーブルTBから読み出して、その読み出した検出湿度データを検出湿度とする。すなわち、ここでは、湿度読取値(検出電圧)DShがそのまま検出湿度とされるのではなく、温度補正テーブルTBを用いて、環境温度に応じた検出湿度に補正される。
さらに、湿度検出信号(湿度センサ検出電圧)Shおよび温度検出信号(サーミスタ検出電圧)Stは、電源電圧の変動によっても変化するため、検出湿度および検出温度もそれぞれ変動する。図7は電源電圧の変動に対する検出湿度の関係を説明する図であり、図8は電源電圧の変動に対する検出温度の関係を説明する図である。
図7に示されるように、電源電圧が上昇すると湿度検出信号Shが大きくなり検出湿度は高湿側にシフトし、電源電圧が低下すると湿度検出信号Shが小さくくなり検出湿度は低湿側にシフトする。また、図8に示されるように、同様に、電源電圧が上昇すると温度検出信号Stが大きくなり検出温度は高温側にシフトし、電源電圧が低下すると温度検出信号Stが小さくなり検出温度は低温側にシフトする。すなわち、電源電圧の変動に対して湿度センサ23および温度センサ(サーミスタ)24による検出結果は同様の変動傾向を示す。そのため、実施形態1では電源電圧(第1PWM信号PWM1)を湿度センサ23および温度センサ24において共通化することによって、電源電圧のバラツキによる検出湿度の変動を吸収することができる。
具体的には、図6の温度補正テーブルTBを用いて説明すると、例えば、電源電圧のバラツキがなく湿度読取値DShが「14」で、そのときの温度が10℃であった場合、補正後の湿度は、35%RHとなる。
また、電源電圧の低圧側へのバラツキ(変動)によって、湿度読取値DShが実際より低く、例えば「12」と検出された場合であっても、温度センサ24による検出温度も例えば8℃と実際より低く検出されるので、図6の矢印Aに示されるように、補正後の湿度は、35%RHとなる。すなわち、電源電圧のバラツキによる検出湿度の変動は吸収される。
また、電源電圧の高圧側へのバラツキによって、湿度読取値DShが実際より高く、例えば「16」と検出された場合であっても、検出温度も例えば12℃と実際より高く検出されるので、図6の矢印Bに示されるように、補正後の湿度は、35%RHとなる。すなわち、この場合にも電源電圧のバラツキによる検出湿度の変動は吸収される。
3.実施形態1の効果
検出部21には湿度センサ23および温度センサ24のセンサ素子のみしか設けられておらず、検出部21のコストを低減できる。また、検出部21は湿度センサ23および温度センサ24に接続された共通電源線Lcomを含むため、検出部21と制御部22とを接続する信号線の本数を低減することができ、配線コストを低減することができる。また、共通電源線Lcomを介して湿度センサ23および温度センサ24への印加電圧を共有化することによって、電源バラツキ等を吸収することができる。すなわち、実施形態1の構成によれば、湿度検出装置20の精度を向上させることができるとともに、そのコストを低減することができる。
さらに、使用する湿度センサ23の特性に依存して、環境温度によって検出湿度が変化する場合であっても、CPU25によって、温度補正テーブルTBを用いて補正することにより、環境温度に依存することなく湿度を検出することができる。
<実施形態2>
本発明の実施形態2に係る湿度検出装置を、図9〜図13を参照しつつ説明する。なお、実施形態1と同一の構成要素には同一符号を付すとともにその説明を省略し、実施形態1との相違点のみを説明する。
実施形態2の湿度検出装置においては、検出湿度範囲に応じて湿度検出抵抗による検出電圧レベルを変更する点が、実施形態1と異なる。すなわち、図5に示されるように、検出湿度に対する検出電圧の変化量が、低湿度領域および高湿度領域において少ない。言い換えれば、湿度検出において、低湿度領域および高湿度領域での検出感度が低下する。
そのため、実施形態2においては、実施形態1の構成に加えて、検出湿度領域に応じて検出電圧レベルを変更する「検出電圧レベル変更手段」を有する。以下において、その検出電圧レベル変更手段によって、湿度センサの検出特性に対応させて、所定の湿度領域の検出感度を向上させる構成例を示す。
(実施例1)
まず、実施例1の湿度検出装置20Aを、図9〜図10を参照しつつ説明する。図9は、湿度検出装置20Aの構成を示す。なお、図9においては、検出電圧レベル変更手段に係る構成が主に示され、実施形態1と共通する他の構成は省略されている。
図9に示されるように、湿度検出装置20Aは、第1実施形態の湿度検出装置20の構成に加えて、検出電圧レベル変更手段として、第1PWM信号PWM1とは逆相の第3PWM信号(第3電圧の一例)PWM3を湿度センサ23に印加するための第3PWMポート(第3印加部の一例)P3を備える。さらに、湿度検出装置20Aは、検出電圧レベル変更手段として、湿度センサの第2端子23bと第3PWMポートP3との間に接続され、湿度検出信号Shを生成する、第1検出抵抗R1の抵抗値より大きい抵抗値を有する第2検出抵抗R2をさらに備える。
CPU(選択手段の一例)25は、所定の湿度以下、例えば40%RH以下の環境である場合、湿度検出時に、第1PWM信号PWM1を湿度センサの第1端子23aに印加するとともに、第2PWMポートP2および第3PWMポートP3のうち第3PWMポートP3を選択し、第3PWM信号PWM3を湿度センサの第2端子23bに印加する。なお、第3PWM信号PWM3の波形は、図2に示した第2PWM信号PWM2の波形と等しいものとする。
この場合、第2検出抵抗R2は第1検出抵抗R1の抵抗値より大きい抵抗値を有するため、第1検出抵抗R1と比べて検出電圧(湿度検出信号Sh)が増加し、図10に示されるように、各温度における40%RH以下の湿度に対応する検出電圧が増加する。そのため、実施例1の湿度検出装置20Aの構成によれば、所定の湿度以下、すなわち低湿領域の検出感度を向上させることができる。なお、この場合、検出感度の変更に対応して、温度補正テーブルTBも変更されるものとする。
(実施例2)
次いで、実施例2の湿度検出装置20Bを、図11〜図13を参照しつつ説明する。図11は、湿度検出装置20Bの構成を示す。なお、図11においては、図9と同様に、検出電圧レベル変更手段に係る構成が主に示され、実施形態1と共通する他の構成は省略されている。
図11に示されるように、湿度検出装置20Bは、実施例1の湿度検出装置20Aとほぼ同一の構成を有する。単に、第2検出抵抗R2が第1検出抵抗R1の抵抗値より小さい抵抗値を有する点のみが、実施例1の湿度検出装置20Aと異なる。
そして、CPU25は、所定の湿度以上、例えば70%RH以上の環境である場合、湿度検出時に、第1PWM信号PWM1を湿度センサの第1端子23aに印加するとともに、第3PWMポートP3を選択し、第3PWM信号PWM3を湿度センサの第2端子23bに印加する。
この場合、第2検出抵抗R2が第1検出抵抗R1の抵抗値より小さい抵抗値を有するため、検出電圧(湿度検出信号Sh)が低下し、図12に示されるように、各温度における70%RH以上の湿度に対応する検出電圧が低下する。そのため、実施例2の湿度検出装置20Bの構成によれば、所定の湿度以上、すなわち高湿領域の検出感度を向上させることができる。なお、この場合も、検出感度の変更に対応して、温度補正テーブルTBも変更されるものとする。
なお、実施例2において、第1検出抵抗R1および第2検出抵抗R2の値を所定の値に設定するとともに、第2PWMポートP2および第3PWMポートP3の選択を適宜行うことによって、図13に示されるように、低湿領域および高湿領域の双方において検出感度を向上させることができる。
具体的には、図13に示されるように、第1の所定湿度以下、例えば50%RH以下の環境である場合、第2PWMポートP2を選択し、50%RHより大きく第2の所定湿度、例えば70%RHより小さい環境である場合、第3PWMポートP3を選択し、70%RH以上の環境である場合、第2PWMポートP2および第3PWMポートP3を選択するようにする。この場合、広範囲の湿度検出領域において好適に湿度を検出することができる。
<実施形態3>
次に、本発明の実施形態3に係る画像形成装置を、図14を参照しつつ説明する。図14は、実施形態3の画像形成装置としてのカラーレーザプリンタ(以下、単に「プリンタ1」という)1の内部構成を表す概略断面図である。なお、画像形成装置はカラーレーザプリンタに限られず、例えば、モノクロプリンタであってもよく、あるいはコピー機能等を備えた、いわゆる複合機であってもよい。
図1に例示するプリンタ1は、トナー像形成部(画像形成ユニットの一例)4、用紙搬送ベルト6、定着部8、給紙部9、プリンタ制御部(制御手段の一例)10、および湿度検出装置50等を備え、印刷媒体として用紙Pに、外部から入力される画像データに応じた4色の画像を形成する。ここで、湿度検出装置50は、上記実施形態1および2に記載した湿度検出装置20、20A、20Bのいずれかの湿度検出装置である。
そして、トナー像形成部4は、イエロー,マゼンタ,シアン,及びブラックのトナーをそれぞれ貯留した4個の現像ユニット51Y,51M,51C,51Bと、4個の感光体ドラム3と、その感光体ドラム3を一様に帯電させる4個の帯電器31と、該帯電後の感光体ドラム3の表面を例えばレーザ光で露光して画像データに応じた静電潜像を形成する4個のスキャナユニット41とを備えている。なお、スキャナユニット41は、大部分の図示が省略されており、最終的にレーザ光が出射される部分のみが図示されている。
また、現像ユニット51Y,51M,51C,51Bはそれぞれ、トナーを感光体ドラム3へ供給する現像ローラ52を有し、感光体ドラム3上に形成された静電潜像に対して、トナー像を現像する。
一方、給紙部9は、用紙Pを収容する収容トレイ91と、用紙(対象物)Pを送り出すピックアップローラ92とから構成されている。そして、収容トレイ91に収容された用紙Pは、ピックアップローラ92により、給紙部9から1枚ずつ取り出され、搬送ローラ98,レジストローラ99を介して用紙搬送ベルト6に送られる。
用紙搬送ベルト6は、用紙Pを上面に担持した状態で、その用紙Pと一体に走行するように無端状に構成されている。また、各感光体ドラム3と対向する位置の近傍には、用紙搬送ベルト6を挟んで転写ローラ61がそれぞれ設けられている。そして、用紙搬送ベルト6は、感光体ドラム3と対向する側の表面が、図14に示すように、図中右方向から図中左方向へ移動して、レジストローラ99から送られて来る用紙Pを、感光体ドラム3との間へ順番に搬送して定着部8へ送る。
転写ローラ61は、高圧制御装置(図示せず)により転写ローラ61と感光体ドラム3との間にトナーの帯電極性と逆極性の転写バイアス(例えば−10〜−11μA、電圧としては最大6kV)が印加されて、感光体ドラム3上に形成されたトナー像を用紙搬送ベルト6により搬送される用紙Pに転写する。
また、定着部8は、加熱ローラ81と、加圧ローラ82とから構成され、トナー像が転写された用紙Pを、加熱ローラ81及び加圧ローラ82によって狭持搬送しながら加熱及び加圧することにより、トナー像を用紙Pに定着させる。
プリンタ制御部10は、図示しないCPUを用いた制御装置などにより構成され、プリンタ1の動作全般の制御を行う。また、プリンタ制御部10は、湿度検出装置50によって検出された湿度に基づいてトナー像形成部4の画像形成処理を制御する。具体的には、例えば、トナー像形成部4におけるトナーを帯電させるバイアスを、検出湿度に応じて制御し、現像ユニット51から感光体ドラム3へのトナーの供給量を湿度に応じて制御する。あるいは、転写ローラ61に印加する転写バイアスを検出湿度に応じて制御し、湿度によらずにトナー像を良好に用紙Pに転写させる。すなわち、プリンタ制御部10は、湿度検出装置50によって検出された湿度に基づいて、湿度によらずに形成画像の所定品質を維持する。
したがって、実施形態3の構成によれば、画像形成装置1における湿度検出装置50の精度を向上させて、形成画像の品質を向上させることができるとともに、湿度検出装置50のコストを低減することができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記各実施形態においては、湿度センサ23を高分子系(水溶性)湿度センサとし、湿度センサ23を、第1PWM信号PWM1および第2PWM信号PWM2を用いて交流駆動する例を示したが、この構成に限定されない。湿度センサ23として交流駆動の必要のないタイプの湿度センサを用いてもよい。その際、抵抗可変型の湿度センサが好ましいが、抵抗可変型でなくてもよい。また、電源電圧も、湿度センサおよび温度センサに共通電源線を介して印加されるものであればよく、2つのPWM信号に限られず、さらにPWM信号にも限られない。
(2)上記各実施形態においては、共通電源線Lcomに供給される第1PWM信号PWM1が入力端子Vrefを介してA/D変換回路26にも供給される構成例を示したが、この構成は省略されてもよい。また、出力バッファ28も省略されてもよい。
(3)上記各実施形態においては、湿度センサ23として交流駆動するための電源信号として、互いに逆相であってデューティ比50%の2つのPWM信号(矩形波信号)を使用したがこれに限定されない。例えば、PWM信号のデューティ比は50%に限られず、また、矩形波信号にも限られない。要は、湿度センサ23を交流駆動できる電源信号であればよく、例えば互いに逆相である台形波であってもよい。
(4)実施形態2における、検出湿度範囲に応じて検出電圧レベルを変更する検出電圧レベル変更手段の例は、上記実施例に示した構成に限定されない。例えば図15に示されるように、第2検出抵抗R2を、第2PWMポートP2と第3PWMポートP3との間に接続するとともに第1検出抵抗R1と直列接続する。そして、CPU25は、検出湿度に応じて、第2PWMポートP2および第3PWMポートP3のうちのいずれか1つを選択するようにする。この構成においては、第1検出抵抗の値と第2検出抵抗の値とを適宜設定するとともに、第2電圧と第3電圧とを適宜選択することによって、低湿度領域あるいは高湿度領域において、好適に湿度を検出することができる。すなわち、実施例1および実施例2と同様の効果が得られる。
また、図16に示されるように、検出抵抗および逆相PWMポートをn(nは1以上の整数)個設けるようにすると、検出電圧レベル変更段数は、(n+nC2+nC3+…+nCn)段階となり、所望に応じてさらに細かく検出湿度領域を切替えることができる。すなわち、湿度センサの検出特性に対応させて、低湿度から高湿度までの広範囲において湿度をより精密に検出できる。
さらに、図16の例において、単に第1検出抵抗R1を可変抵抗とする、あるいは図17に示されるようなデジタルポテンショメータ(R1)とすることによっても、簡単な構成で同一の効果が得られる。その際、デジタルポテンショメータの方がより細かく制御できる。なお、図15〜図17においては、検出電圧レベル変更手段に係る構成が主に示され、他の共通する構成は省略されている。
本発明の実施形態1に係る湿度検出装置の概略的な回路図 実施形態1における湿度検出に係るタイムチャート 実施形態1における温度検出に係るタイムチャート 環境温度と検出湿度との関係を示す説明図 実施形態1における各種環境温度での検出湿度と検出電圧との関係を示すグラフ 温度補正テーブルの一例を示す表 電源電圧と検出湿度との関係を示す説明図 電源電圧と検出温度との関係を示す説明図 本発明の実施形態2に係る湿度検出装置の実施例1の概略的な回路図 実施形態2の実施例1における各種環境温度での検出湿度と検出電圧との関係を示すグラフ 実施形態2に係る湿度検出装置の実施例2の概略的な回路図 実施形態2の実施例2における各種環境温度での検出湿度と検出電圧との関係を示すグラフ 実施形態2の実施例2の別の態様における各種環境温度での検出湿度と検出電圧との関係を示すグラフ 本発明の実施形態3に係る画像形成装置の概略的な構成図 本発明の実施形態2に係る湿度検出装置の別の実施例の概略的な回路図 本発明の実施形態2に係る湿度検出装置の別の実施例の概略的な回路図 本発明の実施形態2に係る湿度検出装置の別の実施例の概略的な回路図
符号の説明
1…プリンタ(画像形成装置)
4…トナー像形成部(画像形成ユニット)
10…プリンタ制御部(制御手段)
20、20A、20B、20C、20D、20E、50…湿度検出装置
21…検出部
21a…センサ基板
22、22A、22B、22C、22D、22E…制御部
23…湿度センサ
23a…湿度センサの第1端子(一方端)
23b…湿度センサの第2端子(他方端)
24…温度センサ
24a…温度センサの第1端子(一方端)
24b…温度センサの第2端子(他方端)
25…CPU(印加手段、補正手段、選択手段)
26…A/D変換回路(読取手段)
Lcom…共通電源線
P1…第1PWMポート(第1印加部)
P2…第2PWMポート(第2印加部)
P3…第3PWMポート(第3印加部)
PWM1…第1PWM信号(電源電圧、第1電圧)
PWM2…第2PWM信号(第2電圧)
R1…第1検出抵抗
R2…第2検出抵抗
TB…温度補正テーブル

Claims (15)

  1. 湿度を検出するための検出部と、前記検出部を制御する制御部とを備えた湿度検出装置において、
    前記検出部は、
    前記湿度を検出し、湿度検出信号を生成する湿度センサと、
    前記湿度センサ周囲の温度を検出し、温度検出信号を生成する温度センサと、
    前記湿度センサと前記温度センサとに共通に接続された共通電源線とを含み、
    前記制御部は、
    前記湿度センサおよび前記温度センサに前記共通電源線を介して電源電圧を印加する印加手段と、
    前記湿度検出信号に応じた湿度読取値を生成し、前記温度検出信号に応じた温度読取値を生成する読取手段と、
    前記温度読取値に基づいて前記湿度読取値を補正する補正手段とを含む、湿度検出装置。
  2. 請求項1に記載の湿度検出装置において、
    前記印加手段は、湿度検出時には、前記電源電圧として交流電圧を少なくとも前記湿度センサに印加する。
  3. 請求項2に記載の湿度検出装置において、
    前記印加手段は、前記交流電圧を印加するために、第1電圧を前記湿度センサの一方端に印加する第1印加部と、前記第1電圧とは逆相の第2電圧を前記湿度センサの他方端に印加する第2印加部とを含み、
    前記制御部は、前記湿度センサの他方端と前記第2印加部との間に接続され、前記湿度検出信号を生成する第1検出抵抗を含む。
  4. 請求項3に記載の湿度検出装置において、
    前記第1検出抵抗は、可変抵抗あるいはデジタルポテンショメータである。
  5. 請求項2に記載の湿度検出装置において、
    前記印加手段は、前記交流電圧を印加するために、第1電圧を前記湿度センサの一方端に印加する第1印加部と、前記第1電圧とは逆相の第2電圧を前記湿度センサの他方端に印加する第2印加部と、前記第1電圧とは逆相の第3電圧を前記湿度センサの他方端に印加する第3印加部とを含み、
    前記制御部は、前記湿度センサの他方端と前記第2印加部との間に接続され、前記湿度検出信号を生成する第1検出抵抗と、前記湿度センサの他方端と前記第3印加部との間に接続され、前記湿度検出信号を生成する第2検出抵抗とをさらに含む。
  6. 請求項2に記載の湿度検出装置において、
    前記印加手段は、
    前記交流電圧を印加するために、第1電圧を前記湿度センサの一方端に印加する第1印加部と、前記第1電圧とは逆相の第2電圧を前記湿度センサの他方端に印加する第2印加部と、前記第1電圧とは逆相の第3電圧を前記湿度センサの他方端に印加する第3印加部とを含み、
    前記制御部は、
    前記湿度センサの他方端と前記第2印加部との間に接続され、前記湿度検出信号を生成する第1検出抵抗と、前記第2印加部と前記第3印加部との間に接続されるとともに前記第1検出抵抗と直列接続される第2検出抵抗と、検出湿度に応じて、前記第2印加部及び前記第3印加部のうちのいずれか1つを選択する選択手段とをさらに含む。
  7. 請求項5に記載の湿度検出装置において、
    前記制御部は、検出湿度に応じて、前記第2印加部及び前記第3印加部のうちの少なくとも1つを選択する選択手段をさらに含む。
  8. 請求項7に記載の湿度検出装置において、
    前記第2抵抗の値は前記第1抵抗の値より大きく、
    前記選択手段は、所定の湿度以下の環境である場合、前記第3印加部を選択する。
  9. 請求項7に記載の湿度検出装置において、
    前記第1抵抗の値は前記第2抵抗の値より大きく、
    前記選択手段は、所定の湿度以上の環境である場合、前記第3印加部を選択する。
  10. 請求項7に記載の湿度検出装置において、
    前記第1抵抗の値は前記第2抵抗の値より大きく、
    前記選択手段は、第1の所定湿度以下の環境である場合、前記第2印加部を選択し、前記第1の所定湿度より大きく第2の所定湿度より小さい環境である場合、前記第3印加部を選択し、前記第2の所定湿度以上の環境である場合、前記第2印加部及び前記第3印加部を選択する。
  11. 請求項9または10に記載の湿度検出装置において、
    前記湿度センサは、高分子系(水溶性)湿度センサである。
  12. 請求項3〜11のいずれか一項に記載の湿度検出装置において、
    前記印加手段は、前記温度の検出時においては、前記第1電圧と、前記第2電圧および/または前記第3電圧とを同一電圧値を有する一定電圧として、前記検出部に印加する。
  13. 請求項3〜12のいずれか一項に記載の湿度検出装置において、
    前記第1印加部から出力される前記第1電圧が、前記読取手段の比較用の基準電圧として、前記読取手段に直接入力される。
  14. 請求項1〜13のいずれか一項に記載の湿度検出装置において、
    前記湿度センサ及び前記温度センサが同一基板に設けられる。
  15. 前記請求項1に記載の湿度検出装置と、画像データに基づき対象物上に画像を形成する画像形成ユニットと、前記湿度検出装置によって検出された湿度に基づいて前記画像形成ユニットの画像形成処理を制御する制御手段と、を備える画像形成装置。
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