JP2009180505A - ワークの外周検査装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ワークの外周検査を、カメラの使用数を最小限にして行なえるようにして検査装置のコストを抑えること、及び、カメラをワークの側方に配置する要求に応えて回転テーブルを用いた搬送装置との組み合わせも可能にすることを課題としている。
【解決手段】ワーク20を送り込む検査部Bと、その検査部Bにワークを側方から見るように配置されるカメラ11−1,11−2と、各カメラに付属させるプリズム12−1〜12−3を備えさせ、2台のカメラで、ワーク20を直視した画像とプリズムを介した画像(複数方向からの画像)を撮像し、得られた画像を画像処理装置に送って処理し、処理後のデータに基づいてワーク外周の良否を判定するようにした。
【選択図】図3

Description

この発明は、ねじ、ボルト、リベットピンなどのワークについて、外周にある突起などの被検査物の有無や検査部位の形状の良否などを、カメラを用いて検査するワークの外周検査装置に関する。
例えば、ねじやボルトは、製造後に良否検査を行なって出荷される。このときの検査項目の1つに、ワークの外周をカメラで映し、得られた画像から外周に形成される凸部や切欠き部などの有無を調べる検査がある。
一例を挙げると、図5に示すような羽付きねじが市販されており、その羽付きねじについては、例えば、外周に定ピッチで複数設けられる羽21(図のそれは2枚の羽を軸部の外周の中心対称位置に有する)が欠落することなく形成されているか否かの検査がなされる。以下では、検査対象のワーク20がその羽付きねじである場合を例に挙げて説明を行う。
羽21の欠落の有無は、人による目視検査では効率が悪いため、ワーク(羽付きねじ)20を吊り下げるなどして搬送装置で搬送し、その搬送途中にワークの首下部を定位置にセットされたカメラで撮像し、得られた画像を画像処理装置に送って画像変換、特徴部の抽出などの必要な画像処理を施し、処理後の画像に基づいて羽の有無の判定を行なう方法で検査されている。
なお、量産品の機械化作業による連続検査では、搬送装置にセットされるワークの向きとカメラの位置関係が特定されないため、カメラを使用してワークの全周を撮像することがなされている。その全周撮像の検査では、死角の無い検査を行なうために、多数のカメラを必要とする。また、ワークを搬送する装置(以下、単に搬送装置という)の種類などによっては、構造上の干渉が起ってカメラを必要な場所に配置できないこともある。
そこで、この問題に対応した外観検査装置が開発されて、下記特許文献1によって提案されている。さらに、下記特許文献2や特許文献3に開示された技術も開発されて提案されている。
また、ねじなどの検査を効率よく行える検査装置として、下記特許文献4に開示された検査装置が知られている。
特開2001−165637号公報 特開2000−199706号公報 特開平8−136463号公報 特開2007−55763号公報
上記特許文献1が開示している外観検査装置は、ワークの全周を円筒ミラーに写し、そのミラーからの反射画像をカメラで映すので、1台のカメラで全周検査を行える利点があるが、カメラをワークの軸心の延長上に配置する必要があることから、ワークの側方にカメラを配置せざるを得ないときに使用規制を受ける。
例えば、特許文献4が開示している検査装置は、搬送装置を回転テーブルで構成し、その回転テーブルの外周に定ピッチで設けられた切欠き溝にワークの首部を入れてワークを吊り下げて搬送する。この検査装置は、搬送装置が簡素でコスト低減が図れる。また、複数の異種検査部を回転テーブルの搬送路に順に並べて配置して1回のワーク搬送で数種類の検査を連続的、かつ、高速で行なえる利点もあるが、カメラを検査部の上方(ワークの上方)に配置すると、回転テーブルが邪魔になって回転テーブルの下側にある部分の外周の画像を見ることができない。このようなときにカメラをワークの側方に配置することが要求されるが、特許文献1の装置ではその要求に応えられない。
また、特許文献1の装置は、ワークと円筒ミラーが軸方向にずれており、そのずれ量が大きいとワークの外周を斜めに映す角度(真横から見る場合を0°としたときの角度)がきつくなって検査精度が低下することが考えられる。
なお、回転テーブルが邪魔になる問題に対しては、カメラを上向きにしてワーク検査部の直下に配置する対応が考えられるが、これは、レンズ上への塵芥の堆積、異物の落下等が懸念されて好ましくない。
次に、特許文献2は、プリズムを通した画像をカメラで映してカメラの視野範囲を広げる技術を開示しているが、同文献の検査装置は、プリズムをカメラとワーク間に配置するので、画像の取り込み範囲が狭くなりがちであり、検査範囲が広い場合、カメラの使用数増、それによるコスト増を招く。
また、特許文献3が開示している外観検査装置は、第1の搬送手段で保持した円柱状ワークの外周面の半分を露出させてその露出部を第1の撮像手段で撮像し、次いで、第1の搬送手段で保持したワークを第2の搬送手段に移し替えることでワークの反対側の半分を露出させてその露出部を第2の撮像手段で撮像するようにしており、ワークの全周を2台の撮像手段(カメラ)で映すことができる。しかしながら、この装置は、ワークの全周を2台のカメラで2方向から映すので、ワークの形状によっては死角が生じて確実な検査ができない。例えば、ワークが図5の羽付きねじであると仮定して、第1、第2の搬送手段でそのワークを保持したときに、図6に示すように羽21がカメラに映される軸部の縁よりも内側にあると、カメラの画像を例えば白黒画像に変換したときに変換後の画像が羽の無いものになって正しい検査がなされない。
この発明は、ワークの外周検査を、カメラの使用数を最小限にして行なえるようにして検査装置のコストを抑えること、及び、カメラをワークの側方に配置する要求に応えて特許文献4が開示しているような搬送装置との組み合わせも可能にすることを課題としている。
上記の課題を解決するため、この発明においては、ワークを送り込む検査部と、その検査部にワークを側方から見るように配置されるカメラと、そのカメラに付属させるプリズムを有し、前記カメラとプリズムが、前記検査部に送り込まれたワークの外周の直視画像と、前記プリズムを介して見た画像が同一カメラの視野に重畳せずに入るように配置され、前記カメラでワークの外周を複数方向から撮像し、得られた画像を画像処理装置に送って処理し、処理後のデータに基づいてワーク外周の良否を判定するように構成されたワークの外周検査装置を提供する。
この検査装置のプリズムは、カメラとは異方向から見たワーク外周の画像をカメラに向けて反射させる。そのために、同一カメラに直視画像とプリズム経由で見た画像(異方向から見た複数の画像)が同時に映される。プリズムは、1台のカメラに複数個付属させることができ、1台のカメラに例えば2個のプリズムを付属させると1台のカメラによるワークの撮像画像数は3となり、プリズムが1個の場合に比べて1台のカメラによる撮像範囲を広げることができる。
この検査装置は、図5に示したワークの場合、2台のカメラと3個のプリズムがあれば死角のない全周検査を行なうことができる。2台のカメラと各カメラに付属させたプリズムをワークの全周又はほぼ全周が撮像される位置に配置し、各カメラの画像を前記画像処理装置で合成し、さらに、合成後の画像を処理すれば良否判定用のデータを得ることができる。
この発明の検査装置は、ワークを縦向きに保持して搬送するワーク搬送装置を備えさせると好ましい。ワーク搬送装置を有する検査装置については、搬送路の途中に前記検査部を設ける。
前記ワーク搬送装置は、エンドレス軌道を有するものが連続搬送を行なえて好ましい。連続搬送は、ワーク保持部を定ピッチで設けたベルトコンベヤやチエーンコンベヤなどを用いて行なうこともできるが、外周に定ピッチで切欠き溝を設けた回転テーブルが有利である。この回転テーブルの外周の切欠き溝にワークの一部を入り込ませてワークを吊り下げ、そのワークをテーブル回転により搬送し、その搬送中にワークが前記検査部を通過して外周検査がなされるようにすると特に好ましい装置になる。
この発明の検査装置は、同一カメラにワークの直視画像とプリズムを介した画像を取り込むので、ワーク外周の広い範囲を1台のカメラで撮像することができる。前掲の特許文献2が開示している検査装置もプリズムで反射させた画像をカメラで映すが、同文献の検査装置は、プリズムをワークとカメラの間に配置しているので、カメラでワークを直視することができない。この発明の検査装置は、その直視とプリズムを介した撮像を同一カメラで行なうので、周方向の撮像範囲が広がる。そのために、ワークの向きの変動に対する対応可能範囲が広がり、ワークの全周検査などを従来品よりもカメラの使用数を少なくしてコスト低減を図った検査装置で行なえるようになる。
また、ワークを側方から見る位置にカメラを配置したので、回転テーブルを使用してワークを吊り下げて搬送する搬送装置と組み合わせることも可能になる。回転テーブルを用いたその搬送装置は簡素である。また、一連の搬送路に異種検査部を複数設けて1回のワーク搬送で数種類の検査を行なうことができ、高速検査にも対応できる利点があり、検査装置のさらなるコスト低減や、機能、性能の向上効果をもたらす。
なお、2台のカメラと3個のプリズムを設けた検査装置は、例えば、図5に示すワークについては死角の無い全周検査を行なうことができる。ここで言う全周検査は、ワークの全周が完全に撮像されることを意味するものではない。例えば、図1の状態では、2台のカメラを、135°異なる方向から同一ワークを見る状態に配置しているのでワーク20の全周は完全には映らない。しかしながら、ワーク20の形状や検査内容によってはこのような配置でも問題のない全周検査が行なえる。この点については、後に詳しく説明する。
ワーク搬送装置を含ませてその装置の搬送路の途中に前記検査部を設けたものは、ワークを連続的に搬送しながら検査を行なうことができ、量産品のワークの効率的な連続検査が可能になる。特に、ワーク搬送装置として、外周に定ピッチで切欠き溝を設けた回転テーブルを用いたものは、搬送装置の利点(簡素、安価、複数の異種検査部を回転テーブルの搬送路に順に並べて配置して1回のワーク搬送で数種類の検査を連続的、かつ、高速で行なえる)を生かして量産品の全品検査に適した検査装置を実現することができる。
以下、この発明の外周検査装置の実施の形態を添付図面の図1〜図6に基づいて説明する。この外周検査装置は、ワーク搬送装置1と検査装置10を組み合わせて構成されている。
ワーク搬送装置1は、エンドレス軌道を有するものが連続搬送を行なえて好ましい。連続搬送は、ワーク保持部を定ピッチで設けたベルトコンベヤやチエーンコンベヤなどを用いて行なうこともできるが、例示の搬送装置が有利である。図示のワーク搬送装置1は、切欠き溝3を外周に定ピッチで設けた回転テーブル2と、フィーダ4と、回転テーブル2の外周に沿って配置される固定ガイド5と、不良品排出口6及びワーク払い出し機構7と、良品排出口8及びワーク払い出し具9を有している。フィーダ4は、回転テーブル2によって構成される搬送路の始端に配置され、また、不良品排出口6とワーク払い出し機構7は前記搬送路の終端近くに、良品排出口8とワーク払い出し具9は前記搬送路の終端にそれぞれ配置される。
回転テーブル2は、駆動装置(図示せず)に駆動されて垂直な軸を中心にして回転する。この回転テーブル2にフィーダ4からワーク(図のそれは図5の羽付きねじ)20が供給される。フィーダ4から供給されたワーク20は、回転テーブル外周の切欠き溝3に首部が導入され、図2に示すように、頭部22が回転テーブル2の上面に支えられて吊り下げられた状態になる。回転テーブル2は連続して回転しており(必要に応じて間歇的に回転させることもなされる)、その回転によって回転テーブル2に支持されたワーク20が搬送路の終端に向けて搬送される。搬送中のワーク20は、固定ガイド5によって切欠き溝3からの抜け出しが防止される。
搬送路の途中には、複数の検査部が設けられている。図の装置には、搬送方向に順番に並べて配置した3つの検査部A、B、Cがあり、検査部Bにおいて羽の有無に関する外周検査が行なわれる。また、検査部A、Cでは、その他の検査、例えば、ねじの長さやねじ山の形状の良否などの検査が行なわれる。なお、検査部A、Cは、1回のワーク搬送で数種類の検査を行なう要求があるときに設けられるものであり、要求される検査を行なうための要素が配置される。
ワーク払い出し機構7は、不良判定が下されたワーク20を切欠き溝3から吹き外して不良品排出口6に落下させる空気噴射式の機構を示した。また、ワーク払い出し具9は、良品判定が下されたワーク20を案内板で案内して良品排出口8に落下させるものを示したが、この両者は、シリンダアクチュエータなどでワークを押し落とすといったものも考えられる。
検査部Bに配置された検査装置10は、2台のカメラ11(説明の便宜上、以下では11−1,11−2と表示する)と、各カメラに付属させる第1〜第3のプリズム12(以下では12−1〜12−3と表示する)と、各カメラの画像を取り込んで処理する画像処理装置13と、処理後の画像データを基準データと比較して外周の良否判定(羽の有無の判定)を行なう判定回路14と、判定結果を知らせる表示装置15とで構成されている。
2台のカメラ11−1,11−2は、ワーク20の首下部を側方から見る位置に配置されている。その2台のカメラ11−1,11−2は、検査部Bに送り込まれたワーク20を間にして正対するように配置してもよいが、図1では、そのカメラ11−1,11−2を、135°異なる方向からワーク20を見る向きにして固定ガイド5の外側に配置しており(この配置では、ワークの外周のごく一部が映らないが、羽などの突起物の検出はそれでも問題なく行える)、そのような配置とすることで、検査部Aに配置される要素との干渉や検査部Bに到達する前のワークが検査の障害となることが回避される。
図1の外周検査装置は、回転テーブル2の外周の切欠き溝3にワークの一部を入り込ませてワーク20を吊り下げ、そのワーク20をテーブル回転により搬送する。その搬送中にワーク20が検査部Bを通過して外周検査がなされる。従って、量産品の全品検査に適した検査装置を実現することができる。
カメラ11−1,11−2は、検査部Bに送り込まれたワーク20を図3に示すように異なる方向から直視して直視画像(映写方向I,IVの画像)を撮像する。また、一方のカメラ11−1は、第1、第2プリズム12−1,12−2を介して映される映写方向II,IIIの画像を同時に撮像し、他方のカメラ11−2も第3プリズム12−3を介して映される映写方向Vの画像を同時に撮像する。第1〜第3のプリズム12−1〜12−3は、異なる方向から見たワーク外周の画像を組み合わせ相手のカメラに向けて反射させる。このように、プリズムを介した画像を同一カメラに取り込むと、2台のカメラでワークを4以上の方向(図はI〜Vの5方向)から撮像することができ、これにより、ワークの姿勢(周方向の向き)が変動しても死角ができることが無くなって首下部の外周の羽の有無を確実に検出できるようになる。
2台のカメラ11−1,11−2によって撮像された5つの画像は、画像処理装置13に送られて検査に必要な部位が重畳しないように合成され、さらに、白黒画像などへの変換や変換後の画像の特徴部の抽出などが行なわれる。これらの処理を終えて得られる画像データが判定回路14に送られて基準データと比較され、外周の良否判定(羽の有無の判定)がなされる。そして判定結果が表示装置15に送られ、画面などに表示される。
表示装置15によって表示される画面の一例を図4に示す。この画面には、2台のカメラで撮像した5方向からの画像(変換処理や特徴抽出を行なう前の画像)の必要部位が重畳しないように合成されて示され(映写方向II,III,Vの画像は、プリズム12−1〜12−3で反射されて鏡像となって映っている)、その合成画像と共に、検査結果を表す「OK」の文字が画面の右上に表示されている。「OK」の文字は、ワークが良品と判定されたこと、すなわち、ここでは、ねじの首下部に2つの羽が欠落せずに形成されていることを示している。不良の判定がなされたときには、表示装置15の画面に「NG」の文字が表示される。
図4は、図3において、ワーク20の羽21が映写方向IVと平行向きに突出して映写方向IVに対して羽の向きが0°になるときの画像である。2台のカメラと3個のプリズムを使用する図1の検査装置は、ワーク20が正常な場合、撮像した5つの画像のどれかに2つの羽が首下軸部の外周に突出した状態に映る。例えば、ワーク20が図3の姿勢にあるときには、映写方向II,IIIの画像に羽21が首下軸部の外周に突出した状態に映る(羽の突出量次第では、映写方向Vや映写方向Iの画像にも羽21が首下軸部の外周に突出した状態に映ることがある)。従って、羽が映るべき画像に映っているか否かで、羽の欠落の有無を検出することができる。
なお、図5のワーク20の場合、羽21の検出は、2台のカメラを用いて行なうことができるが、カメラが2台のときには、最低3個のプリズムを用いるとよい。このケースでは、その2台のカメラを最大で180°見る向きを変えて配置することになる。このとき、3個のプリズムがあれば、180°の範囲を45°間隔で見る方向を変えて撮像することができ、死角の無い信頼性の高い検査が行なえる。
撮像間隔をより狭めることが望まれる場合には、プリズムやカメラの使用数を増やすことで要求に応えることができる。
例示の外周検査装置は、2台のカメラと3個のプリズムを用いたが、ワークの形状やワークの搬送の仕方、あるいは、検査の内容次第では、1台のカメラと1個のプリズムを用いた検査装置も考えられ、また、検査精度確保のためにカメラとプリズムの使用数を増加させることもあり得る。
以上の説明からわかるように、この発明の外周検査装置は、ワークの外周に設けられる羽などの突起物の有無の検査に好適に利用することができるが、その用途は突起物の有無の検査に限定されない。ワークの外周の面取りや欠けの有無、ねじ山などの形状の良否などの検査に利用してもその有効性が発揮される。
この発明の外周検査装置の一例を示す平面図 図1の要部の概要を示す側面図 図1の装置のカメラとプリズムとワークの関係を拡大して示す平面図 合成画像の一例を示す図 検査対象のワークの一例を示す正面図 図5のワークを45°程度回転した位置から見た側面図
1 ワーク搬送装置
2 回転テーブル
3 切欠き溝
4 フィーダ
5 固定ガイド
6 不良品排出口
7 ワーク払い出し機構
8 良品排出口
9 ワーク払い出し具
10 検査装置
11−1,11−2 カメラ
12−1〜12−3 第1〜第3のプリズム
13 画像処理装置
14 判定回路
15 表示装置
20 ワーク
21 羽
22 頭部
A〜C 検査部
I〜V 映写方向

Claims (5)

  1. ワーク(20)を送り込む検査部(B)と、その検査部(B)に前記ワークを側方から見るように配置されるカメラ(11)と、そのカメラに付属させるプリズム(12)を有し、前記カメラ(11)とプリズム(12)が、前記検査部(B)に送り込まれたワーク(20)の外周の直視画像と、前記プリズム(12)を介して見た画像が同一カメラの視野に重畳せずに入るように配置され、前記カメラ(11)でワーク(20)の外周を複数方向から撮像し、得られた画像を画像処理装置(13)に送って処理し、処理後のデータに基づいてワーク外周の良否を判定するように構成されたワークの外周検査装置。
  2. 前記プリズム(12)を1台のカメラ(11)に対して複数個付属させた請求項1に記載のワークの外周検査装置。
  3. 前記カメラ(11)を2台設け、その2台のカメラ(11−1,11−2)と各カメラに付属させたプリズム(12−1〜12−3)をワーク(20)の全周又はほぼ全周が撮像される位置に配置し、各カメラの画像を前記画像処理装置(13)で合成し、さらに、合成後の画像を処理して良否判定用のデータを得るようにした請求項1又は2に記載のワークの外周検査装置。
  4. ワーク(20)を縦向きに保持して搬送するワーク搬送装置(1)を有し、そのワーク搬送装置(1)の搬送路の途中に前記検査部(B)を設けて前記ワーク搬送装置(1)でワーク(20)を搬送しながら検査を行なうようにした請求項1〜3のいずれかに記載のワークの外周検査装置。
  5. 前記ワーク搬送装置(1)が、外周に定ピッチで切欠き溝(3)を設けた回転テーブル(2)を有しており、前記切欠き溝(3)にワーク(20)の一部を入り込ませてそのワーク(20)を吊り下げ、そのワーク(20)をテーブル回転により搬送し、その搬送中にワーク(20)が前記検査部(B)を通過してそのワーク(20)の外周の良否検査がなされるようにした請求項4に記載のワークの外周検査装置。
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