JP2009180470A - 換気装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】RA−EA通路を通過する空気の風量を調整する。
【解決手段】熱交換型換気装置10では、外気OAがキャビネット12の取込口52から取り込まれ、給気風路OA−SA中の給気ファンケース70の給気開口部78を通過して、熱交換素子62により熱交換された空気SAが給気口64に供給される。室内の空気RAはキャビネット12の吸込口58から吸い込まれ、排気風路RA−SA中の排気ファンケース90の排気開口部98を通過して、熱交換素子62により熱交換された空気EAが排気口54に供給される。排気ファンケース90の排気開口部98の開口径は、給気ファンケース70の給気開口部78よりも小さく構成される。これにより、排気開口部98を通過する空気の風量が調節されて抑えられることで、排気風路RA−SAの通気抵抗を大きくできる。
【選択図】図1

Description

本発明は、建物外部の空気を室内に供給すると共に、建物内部の空気を建物外部に排出する換気装置に関する。
従来から、新鮮な外気を各室内に供給すると共に、室内の汚れた空気を屋外に排出する換気装置が広く利用されている。近年、居室を有する全ての建築物には24時間換気設備の設置が義務づけられており、換気装置の需要は高まっている。
特許文献1には、熱交換を行う熱交換型換気装置が開示されている。熱交換型換気装置は本体ケースを備えており、本体ケースの一方の側壁部には、外気(Outer Air)を取り込むための取込口と、取り込んだ空気(Supply Air)を室内に給気するための給気口と、後述する吸込口から室内に吸い込んだ空気(Exhaust Air)を屋外に排出するための排気口とが設けられる。本体ケースの下面には、室内から空気(Return Air)を吸い込むための吸込口が設けられる。吸込口は、本体ケースの下面側の開口部を閉塞する蓋板と本体ケースとの隙間部により構成される。取込口、給気口および排気口のそれぞれにはダクトジョイントが連結され、これらのダクトジョイントのそれぞれにはダクトが連結される。
本体ケース内部の一端側には、モータが設置され、モータの一方の軸部には給気ファンが取り付けられ、他方の軸部には排気ファン取り付けられる。また本体ケース内部の他端側には、給気ファンから送風される空気と排気ファンによって吸い込まれた空気とを熱交換する熱交換素子が設けられる。
このような構成により、本体ケース内部には、屋外から取り込んだ新鮮な空気が室内に供給されるOA−SA風路と、室内の汚れた空気を吸い込んで屋外に送り出すRA−EA風路とが形成される。
特開2007−24415号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示される熱交換型換気装置では、以下のような問題がある。
取込口から取り入れられた外気は、給気口からダクトジョイントおよびダクトを通過して各室内に供給される。一方、吸込口から吸い込まれた空気は、直接ケース内部に取り込まれて熱交換素子を介して排気口に連結されるダクトジョイントおよびダクトから屋外に排出される。つまり、吸込口から空気を取り入れる場合には、ダクトジョイントおよびダクトを介さずに直接ケース内部に取り入れられることになる。
そのため、OA−SA通路では、給気口に連結されるダクトジョイントおよびダクトを通過するため、これらの分だけ通気抵抗がRA−EA通路よりも高くなってしまう。これにより、RA−EA通路を通過する空気の風量よりも、OA−SA通路を通過する空気の風量が少なくなってしまい、効率的な換気を行うことができないという問題がある。
そこで、本願発明は、上記課題を解決するものであり、その目的は、RA−EA通路を通過する風量を調整できるようにした換気装置を提供することにある。
本発明に係る換気装置は上記課題を解決するために、取込口から建物外部の空気を取り込んで取り込んだ空気を給気口から室内に供給するための給気風路と、吸込口から吸い込んだ室内の空気を排気口から建物外部に排出するための排気風路とが形成された換気装置本体と、換気装置本体内部に設けられ、駆動手段により回転駆動して建物外部の空気を室内に供給する給気ファンと、換気装置本体内部に設けられ、駆動手段により回転駆動して室内の空気を吸込口を介して吸い込むための排気ファンと、給気風路に設けられ、給気ファンを収容するための給気ファン収容部と、排気風路に設けられ、排気ファンを収容するための排気ファン収容部とを備え、給気ファン収容部は、給気ファンが回転駆動されることで空気が吸い込まれる第1の開口部を有し、排気ファン収容部は、排気ファンが回転駆動されることで空気が吸い込まれる第2の開口部を有し、排気ファン収容部の第2の開口部の開口径を給気ファン収容部の第1の開口部の開口径と異ならせたことを特徴とするものである。
本発明では、駆動手段の回転駆動により給気ファンが駆動して、換気装置本体の取込口から外気が取り込まれ、給気風路中の給気ファン収容部の第1の開口部を通過して、給気口に供給される。給気口には、各部屋に延在する給気ダクトが連結され、この給気ダクトを介して各室内に外気が供給される。
また駆動手段の回転駆動により排気ファンが駆動して、換気装置本体の吸込口から室内の空気が吸い込まれ、排気風路中の排気ファン収容部の第2の開口部を通過して、排気口に供給される。排気口に屋外まで延在する排気ダクトが連結され、この排気ダクトを介して室内の空気が屋外に排出される。
本発明によれば、排気ファン収容部の第2の開口部の開口径と、給気ファン収容部の第1の開口部の開口径とを異ならせることにより、第2の開口部を通過する空気の風量を調節できる。つまり、排気風路の通気抵抗を調整できるようになる。
例えば、排気ファン収容部の第2の開口部の開口径を、給気ファン収容部の第1の開口部の開口径よりも小さく構成することで、第2の開口部を通過する空気の風量を抑えて排気風路の通気抵抗を大きくすることができる。また、給気ファンおよび排気ファンの外形寸法を異ならせて風量を調整する必要がなくなるため、同一外形寸法の給気ファンおよび排気ファンを用いることができる。これにより、コスト削減を図ることができる。
本発明によれば、給気風路を通過する風量と排気風路を通過する風量との風量比を調整することで、効率的な換気を行うことができる。
[第1の実施の形態]
以下、本発明の実施形態につき、図面を参照して説明する。
<熱交換型換気装置の構成例>
次に、熱交換型換気装置10の内部構成について詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る換気装置としての熱交換型換気装置10の構成を示す断面図である。図2は、熱交換型換気装置10の下面の構成を示す図である。図3、図4および図5は、熱交換型換気装置の側面の構成を示す図である。本例では、給気ファン32および排気ファン34により機械的に給気および排気を行う熱交換型換気装置(第1種換気装置)10を適用した例について説明する。
図1〜図5に示すように、熱交換型換気装置10は、建物外部の外気OA(Outer Air)を室内に取り込む給気ファン32と、室内の空気RA(Return Air)を屋外に送り出す排気ファン34と、給気ファン32および排気ファン34を回転駆動させるモータ40と、外気OAと室内の空気RAの熱交換をする熱交換素子62と、これらを収容するキャビネット12と、キャビネット12の下面に取り付けられるフロントパネル14とを備えている。
キャビネット12は、換気装置本体の一例を構成し、ABS(Acrylonitrile Butadiene Styrene)樹脂により直方体状の箱型に成形された筐体である。キャビネット12は、4側面の側壁部12a〜12dと上面部12eとを有し、その下面に本体開口25が設けられる。側壁部12a〜12dの下端にはフロントパネル14を着脱可能に取り付けるためのフランジ部12gが設けられる。フランジ部12gは、外方向に所定の長さだけ延出しており、側壁部12a〜12d下端の全周に亘って設けられる。
キャビネット12の側壁部12aには、図1および図4に示すように、外気OAを取り込むための取込口52と室内の空気RAを屋外に排出するための排気口54とが形成される。取込口52にはOAダクトジョイント80が連結され、排気口54にはEAダクトジョイント82が連結される。OAダクトジョイント80およびEAダクトジョイント82のそれぞれは、後述するように屋外まで延在するダクトに接続される。キャビネット12の側壁部12bには、図1に示すように、熱交換素子62により熱交換された空気SA(Supply Air)を各室内に供給するための給気口64が形成される。本例では、4個の給気口64が形成され、4箇所の部屋に空気SAを供給できるようになっている。給気口64には各部屋に延在するSAダクトジョイント84が連結される。キャビネット12の側壁部12cには、図4および図5に示すように、室内(熱交換型換気装置10が設置された部屋以外の室内)の空気を吸い込むための図示しない副吸込口が設けられ、副吸込口に副吸込みダクトジョイント86が連結される。
キャビネット12の下面には、後述するOAオサエ板金16がキャビネット12の側壁部12bと若干の間隙を隔てて(本体開口25の一部を開口させるようにして)設けられる。この間隙は、室内の空気RAを吸い込むための吸込口58として機能する。
このような構成により、キャビネット12内部には、取込口52から建物外部の外気OAを取り込んで、熱交換された空気SAを給気口64から室内に供給するための給気風路OA−SAと、吸込口58から室内の空気RAを吸い込んで熱交換された空気EAを排気口54から建物外部に排出するための排気風路RA−EAとが形成される。
キャビネット12の上面部12eには、熱交換素子62の上端部を支持するための支持部12hと、排気風路RA−EAの一部を構成して熱交換素子62を通過した空気EAの風向を調整するための傾斜部12iとが設けられる。支持部12hは、上面部12eが内側方向に断面略V字状に折り曲げられた部分のうちその先端部に設けられる。傾斜部12iは、熱交換素子62を通過した空気EAが当たる位置に設けられ、熱交換素子62を通過した空気EAの風向との交差角度が小さくなるように熱交換素子62の上端部からキャビネット12の上面部に向かって傾斜している。これにより、空気EAが傾斜部12iを緩やかな傾斜角度で傾斜部12iに当たることで、円滑に空気EAを排気ファン34に導くことができる。
キャビネット12の内部は、図1に示すように、給気ファン32および排気ファン34が設置されるファン設置室30と熱交換素子62が設置される熱交換室60とに分割されている。ファン設置室30は、キャビネット12の高さ方向の略中間位置から平面方向に延びる仕切り部材22によって、給気ファン32が設置されるOA室46と排気ファンが設置されるEA室48とに分割されている。仕切り部材22は例えば強度の高い鉄板から構成される。仕切り部材22の下面には、OA室46とEA室48との温度差により発生する結露を防止するための断熱部材の一例を構成するパッキン部材24(図6参照)が貼り付けられる。
図6は、OA室46およびEA室48の構成を示す図である。図7は給気ファンケース70の構成を示す図である。図8は排気ファンケース90の構成を示す図である。図6および図7に示すように、OA室46には、給気ファン32を収容するための給気ファンケース70が設けられる。給気ファンケース70は、給気ファン収容部の一例を構成し、発泡樹脂(例えば発泡ポリスチレン、発泡ポリプロピレン、発泡ポリエチレン等)からなり、キャビネット12に着脱可能に取り付けられる。
給気ファンケース70は、図6および図7に示すように、底板部71と、底板部71の周縁に設けられた壁部72と、底板部71と壁部72とによって囲まれて形成された凹部74とから構成される。凹部74の開口形状は給気ファン32の外形よりも大きな平面視略円形状をなす。壁部72には凹部74(給気ファンケース70)と熱交換室60とを連通させる吹出口76が形成される。吹出口76は、壁部72の一部を構成する舌部72aによって開口幅が規定されており、給気ファン32によって取り込まれた外気OAが効率的に熱交換素子62に供給されるようになっている。吹出口76の下流には、図7に示すように、一定距離の平坦部77が設けられ、さらに平坦部77の下流側端部には段差部79が設けられる。段差部79の角度は例えば90°である。これにより、吹出口76からの外気OAがこの領域を通過する際の騒音(異音)の発生を防止できる。
給気ファンケース70の底板部71には、厚さ方向に貫通した、給気ファン32の外形よりも若干小さい平面視円形状のベルマウスと称される給気開口部78(第1の開口部)が形成される。給気開口部78は、給気風路OA−SAにおいて給気ファン32よりも上流側に設けられ、給気ファン32の回転駆動により取込口52からの外気OAを給気ファンケース70内に取り込むように構成される(図1参照)。
またOA室46は、図1および図6に示すように、給気ファンケース70の壁部72と仕切り部材22とによって構成された空間部S1を有する。この空間部S1は、取込口52から取り込まれた外気OAを通過させて給気ファン32に供給すると共に、後述するモータ40が設置される空間である。
EA室48には、図6および図8に示すように、排気ファン34を収容するための排気ファンケース90が設けられる。排気ファンケース90は、排気ファン収容部の一例を構成し、発泡樹脂(例えば発泡ポリスチレン、発泡ポリプロピレン、発泡ポリエチレン等)からなり、キャビネット12に着脱可能に取り付けられる。
排気ファンケース90は、底板部91と、底板部91の周縁に設けられた壁部92と、底板部91と壁部92とによって囲まれて形成された凹部94とから構成される。凹部94の開口形状は排気ファン34の外形よりも大きな平面視略円形状をなす。壁部92には凹部94(排気ファンケース90)と排気口54とを連通させる吹出口96が形成される。排気ファンケース90の底板部91には、厚さ方向に貫通した排気ファン34の外形よりも若干小さい平面視円形状のベルマウスと称される排気開口部(第2の開口部)98が形成される。排気開口部98は、排気風路RA−EAにおいて排気ファン34よりも上流側に設けられ、排気ファン34の回転駆動により吸込口58からの空気RAを排気ファンケース90内に吸い込むように構成される。
またEA室48は、図6に示すように、排気ファンケース90の壁部92と仕切り部材22とによって構成された空間部S2を有する。この空間部S2は、吸込口58から吸い込まれた空気RAが通過してEA室48に供給される空間である。
ここで、排気ファンケース90の排気開口部98の開口径W2は、図6〜図8に示すように、給気ファンケース70の給気開口部78の開口径W1よりも小さくなるように構成される。これにより、排気開口部98を通過する空気EAの風量が調節されて抑えられることで、排気風路RA−EAの通気抵抗を大きくすることができる。その結果、給気風路OA−SAを通過する風量と排気風路RA−EAを通過する風量とを同一に調整することができる。これにより、給気ファン32と排気ファン34を同一のファンとすることもできる。
モータ40は、図1および図6に示すように、単一で構成され、給気ファン32および排気ファン34を連動させて同一回転により回転駆動するものである。このモータ40は、図1に示すように、OA室46内の空間部S1に設置され、後述するモータケースによって仕切り部材22に取り付け、固定される。これにより、モータ40は、給気風路OA−SA中に設置されるため、取込口52から取り込まれた外気OAが直接モータ40に当たることで冷却される。
またモータ40は、仕切り部材22に実装された図示しない制御基板に接続され、回転駆動が制御される。モータ40の下端部にはOA室46に延びる回転軸42aと、仕切り部材22を貫通してEA室48に延びる回転軸42bとが設けられる。
図9はモータケース114の構成を示す斜視図であり、図10はその側面の構成を示す図であり、図11はその上面の構成を示す図であり、図12はその下面の構成を示す図である。図13(A)はモータケースの構成を示す断面図であり、図13(B)はその要部Aの拡大図である。
モータケース114は、取付部材の一例を構成し、モータ40を保護すると共にモータ40を仕切り部材22に固定して取り付けるためのものである。このモータケース114は樹脂材料からなり、モータ40の外周を覆うような円筒状をなす筒体116を有する。筒体116の周面には、モータ40から発生する熱に外気OAを当てることで冷却するための冷却孔124が形成される。
筒体116の下端部には、モータケース114を仕切り部材22に取り付けるための連結部120が設けられる。連結部120は、筒体116の下端縁から外方向に延出した樹脂材料からなる平板部材からなり、筒体116の下端縁の周方向に沿って等間隔に複数(本例では5個)設けられる。連結部120は、筒体116と一体形成しても良いし、別部材により構成しても良い。連結部120には、後述するねじ108(図14参照)を挿通するためのねじ孔122が穿設される。
連結部120の仕切り部材22との対向した面(対向面120a)には、図12および図13に示すように、対向側に所定の高さH1だけ突出したボス部126が設けられる。ボス部126は、後述するように、モータケース114を仕切り部材22およびパッキン部材24に取り付けたときに、モータケース114を傾かせずに水平姿勢で取り付けるためのものである。ボス部126の高さH1は、パッキン部材24が潰れたときにボス部126の対向面120a(先端面)が仕切り部材22に当接するように選定される。つまり、本例においてボス部126の高さH1は以下に示す関係を満たしている(図14参照)。
パッキン部材24の厚みH2=ボス部126の高さH1+パッキン部材24のつぶれ量H3
次に、モータケース114を仕切り部材22に取り付ける場合の動作例について説明する。図14(A)〜図14(D)はモータケース114をパッキン部材24に取り付けるときの動作を示す図である。図14(A)に示すように、仕切り部材22にはねじ108が羅合されるねじ孔22aが形成され、パッキン部材24にはボス部126およびねじ108を挿通させる挿通孔24aが形成されている。
図14(A)に示すように、仕切り部材22のねじ孔22aとモータケース114の連結部120のねじ孔122とを位置合わせする。次に、図14(B)に示すように、モータケース114のボス部126をパッキン部材24の挿通孔24aの開口端縁に係合させる。次に、図14(C)に示すように、ねじ孔122,22aにねじ108を螺合することで、モータケース114を仕切り部材22に締結させる。弾力性を有するパッキン部材24は、図14(D)に示すように、ねじ108の締め付けにより一定のつぶれ量H5で潰され、モータケース114のボス部126の対向面120aが仕切り部材22に当接する。ボス部126が当接することにより、ねじ108の締め付けが停止されてパッキン部材24の潰しが停止される。
図15(A)および図15(B)は、モータケース114を仕切り部材22に取り付けた状態を示す図である。図15に示すように、本例では、モータケース114が5箇所の連結部120によって仕切り部材22に取り付け、固定される。連結部120のボス部126により、図14(D)に示すように、均一なつぶれ量でパッキン部材24が潰れるため、水平な姿勢(状態)でモータ40およびモータケース114が仕切り部材22に取り付けられる。なお、モータケース114の上端内側とモータ40との間には、ゴム部材26が挿介されている。
図16(A)は給気ファン32の上面側の構成を示す斜視図であり、図16(B)はその下面側の構成を示す斜視図である。
給気ファン32は、図1に示したように、外気OAを取込口52から取り込み、取り込んだ外気OAを熱交換素子62を介して室内に供給するものであり、OA室46内に設置される。給気ファン32は、図16に示すように、シロッコファンから構成され、円盤状の基盤102と基盤102の周縁部に沿って等間隔に設けられた多数の羽根104とを有する。基盤102の中心には、モータ40の回転軸42a(図1参照)が挿通する挿通孔106が形成され、その周縁部が内側方向に湾曲して窪んでいる。給気ファン32は、図1に示すように、上下反転させた状態で挿通孔106を介してモータ40の回転軸42aが取り付けられ、モータ40の回転駆動により、給気ファン32が回転軸42a周りに回転するようになっている。本例では、給気ファン32の基盤102とは反対側から外気OAが流入されるため、従来のように、基盤102には外気OAの通気用の開口孔は形成されていない。そのため、開口孔により発生する騒音を防止できる。
排気ファン34は、室内の空気RAを吸込口58から吸い込み、熱交換素子62を介して吸い込んだ空気RAを排気口54から屋外に排出するものであり、EA室48に設置される。排気ファン34はモータ40の回転軸42bが取り付けられ、モータ40の回転駆動により、排気ファン34が回転軸42b周りに回転するようになっている。なお、排気ファン34の構成は、上述した図16に示した給気ファン32の構成と同様であるため説明を省略する。
本例では、上述したように、給気開口部78の開口径W1と排気開口部98の開口径W2とによって給気風路OA−SAと排気風路RA−EAの風量を調整しており(図6参照)、ファン側で風量を調整する必要がないため、給気ファン32および排気ファン34は同一の外形寸法のものを用いることができる。
熱交換素子62は、図1に示すように、熱交換手段の一例を構成し、給気風路OA−SAと排気風路RA−EAとが交差した位置に設けられ、取込口52から取り込んだ外気OAと吸込口58から吸い込んだ空気RAとを熱交換する。熱交換素子62は、段ボールの板紙のように、平板な板紙上に波状断面の板紙が接着され波状断面の空気の通路を形成する第1の板材および第2の板材が、互いの空気の通路が直交するように多数層に重ねられて構成される(図示省略)。
熱交換素子62は、図1に示すように、熱交換室60に設けられた4箇所の保持部材によって、所定角度で傾いた状態で熱交換素子62の角部のそれぞれが支持される。具体的には、熱交換素子62は、図1に示すように、上端部がキャビネット12に一体形成された支持部12hにより支持され、下端部がOAオサエ部材15の支持部15aにより支持され、右端部が給気ファンケース70の壁部72と排気ファンケース90の壁部92との間に形成された支持部37aにより支持され、左端部がキャビネット12の樹脂材料からなる側壁部12bの内面側に設けられた支持部37bによって支持されて、キャビネット12に着脱可能に取り付けられる。
図17(A)は外気清浄フィルタ140の構成を示す斜視図であり、図17(B)はそのA−A線に沿った断面図である。図18(A)は外気清浄フィルタ140を装着するフィルタ装着部39の要部構成を示す図であり、図18(B)は外気清浄フィルタ140をフィルタ装着部39に装着した例を示す図である。
熱交換型換気装置10は、図1に示すように、外気OAに含まれる花粉や粉塵などを取り除くための外気清浄フィルタ140を備えている。外気清浄フィルタ140は、キャビネット12内部の取込口52の近傍(下流)に形成されたフィルタ装着部39に着脱(スライド)可能に取り付けられる。
外気清浄フィルタ140は、図17に示すように、矩形状の枠部142と、枠部142に貼り付けられたフィルタシート(シート部)144とを有する。フィルタ装着部39は、図18(A)に示すように、外気清浄フィルタ140の側面部をスライド可能に案内するための案内部(図示省略)と、外気清浄フィルタ140の上辺部142aが嵌め込まれる溝部(凹部)39aとを有する。枠部142の上辺部142aの厚みD1は、フィルタ装着部39の溝部39aの深さD2の長さよりも短くなるように形成される。本例では、フィルタ装着部39の溝部39aの深さD2と外気清浄フィルタ140の上辺部142aの厚みD1が略同一に設定されている。フィルタシート144は、例えばフィルタ素材を蛇腹状に折り曲げて形成されたHEPA(High Efficiency Particulate Air)が用いられる。
図18(B)に示すように、外気清浄フィルタ140をキャビネット12内のフィルタ装着部39に取り付けると、外気清浄フィルタ140の上辺部142aがフィルタ装着部39に埋め込まれた状態となり、段差部のない平坦な給気風路OA−SAが形成される。これにより、外気OAが外気清浄フィルタ140を通過する際の通気抵抗を低下させることができ、騒音の発生を回避できる。
図19は、キャビネット12の下面に取り付けられる、OAオサエ部材15、OAオサエ板金16およびフロントパネル14の構成を示す図である。熱交換型換気装置10は、図1に示したように、OAオサエ部材15、OAオサエ板金16およびフロントパネル14を備えている。
フロントパネル14は、キャビネット12の本体開口25よりも若干大きな外形(平面視矩形)からなり、キャビネット12の本体開口25を被覆して目隠しするための部材である。このフロントパネル14は、キャビネット12のフランジ部12gにねじ等により着脱可能に取り付けられる。
図20は、フロントパネル14に設けられるRA吸込口162およびスライドフィルタ164の構成を示す図である。RA吸込口162は、図20に示すように、室内の空気RAを後方のキャビネット12に形成された吸込口58(図1参照)に供給するためものであり、フロントパネル14の一端側に形成される。RA吸込口162は、キャビネット12に設けられた吸込口58(図1参照)と対向した位置に設けられると共に、RA吸込口162の長手方向をフロントパネル14の短辺に沿うようにして複数形成される。
フロントパネル14のRA吸込口162側の端面14aには、RA吸込口162にスライドフィルタ164を装着するための装着孔166が形成される。装着孔166にはスライドフィルタ164がスライド可能に取り付けられる。これにより、室内の空気RAに含まれる粉塵などを取り除くことができる。
図21は、フロントパネル14に設けられるフィルタ挿入部152の構成を示す図である。フィルタ挿入部152は、図21に示すように、フロントパネル14をキャビネット12に装着した状態で外気清浄フィルタ140をキャビネット12に装着可能とさせるものであり、フロントパネル14の他端側に設けられる。フィルタ挿入部152は、フロントパネル14に係合可能な爪部160と、爪部160を出没可能に操作するための操作部156とを有する。フロントパネル14のフィルタ挿入部152が装着される部分には、フィルタ挿入部152の形状に対応した装着孔158が穿設される。フロントパネル14の装着孔158端縁の爪部160に対応した位置には、爪部160を係合するための嵌合部168が形成される。フィルタ挿入部152の長辺側の一方は、例えば図示しないヒンジ部により、フロントパネル14に開閉可能に連結される。これにより、フィルタ挿入部152をフロントパネル14に装着させた状態で、操作部156によりフィルタ挿入部152を開くことで、外気清浄フィルタ140をキャビネット12内に装着させることができる。
図22は、給気ファンケース70の凹部74にOAオサエ部材15を取り付ける前の状態を示す図である。図23は、給気ファンケース70の凹部74にOAオサエ部材15を取り付けた状態を示す図である。
OAオサエ部材15は、図1,図19,図22,図23に示すように、発泡樹脂(例えば発泡ポリスチレン、発泡ポリプロピレン、発泡ポリエチレン等)からなり、キャビネット12の給気ファンケース70の凹部74を閉塞する蓋体として用いられる。またOAオサエ部材15の内面側には、熱交換素子62の下端部を支持する支持部15aと、給気風路OA−SAの一部を構成し給気風路OA−SAを通過する外気OAの風向を調整するための傾斜部15bとを有する。支持部15aは断面三角形状に突出している。傾斜部15bは、給気風路OA−SAの外気OAが円滑に熱交換素子62に流れ込むような角度で上方に向かって緩やかに傾斜している。具体的には、OAオサエ部材15の平面位置から熱交換素子62の下端部の位置に向かうようにして緩やかに傾斜している。
図24は、キャビネット12の本体開口25にOAオサエ板金16を取り付けた状態を示す図である。
OAオサエ板金16は、図1,図19,図24に示すように、強度の高い金属部材からなり、フィルタ装着部39を露出させて本体開口25を覆う板金本体16aと、吸込口58から吸い込む空気RAの風量を調整する風量調整部16bとを有する。OAオサエ板金16は金属部材の一例を構成する。風量調整部16bは、板金本体16aの一端側に段差部を介して一体形成されている。風量調整部16bは、上述したように、キャビネット12の側壁部12bと若干の間隙L2を隔てて(本体開口25の一部を開口させるようにして)設けられており、この間隙L2が室内の空気RAを吸い込むための吸込口58として機能する。したがって、風量調整部16bの幅L1を調整して吸込口58の間隙L2を調節することで、吸込口58から吸い込む空気RAの風量を調整できる。強度の高いOAオサエ板金16で本体開口25を覆うことにより、熱交換素子62から発生する騒音を防止できる。
<熱交換型換気装置の動作例>
次に、本発明に係る熱交換型換気装置10の動作について図1を参照して説明する。
熱交換型換気装置10を運転状態としてモータ40を回転駆動させると、これに連動して給気ファン32および排気ファン34が回転する。この給気ファン32の回転により、外気OAが図示しないダクト、OAダクトジョイント80および取込口52を通過してキャビネット12内部に取り込まれる。取り込まれた外気OAは、給気ファンケース70の給気開口部78、給気ファン32および給気風路OA−SAを構成するOAオサエ部材15の傾斜部15bを通過して熱交換素子62に供給される。熱交換素子62では、室内の空気と熱交換が行われ、所定温度に温度変更された空気SAが給気口64に供給される。給気口64に供給された空気SAは、給気口64に連結されるSAダクトジョイント84を通過して各室内に供給される。このようにして、屋外の新鮮な外気OAが各室内に供給される。
一方、排気ファン34の駆動により、室内の空気RAがフロントパネル14を介してキャビネット12の吸込口58から吸い込まれる。吸い込まれた空気RAは熱交換素子62に取り込まれ、熱交換素子62では外気OAと熱交換が行われて所定温度に温度変更される。熱交換素子62を通過した空気EAは、排気風路RA−EAを構成するキャビネット12の傾斜部12i、排気ファンケース90の排気開口部98および排気ファン34を通過して排気口54に送り出される。本例では、排気開口部98の開口径W2は給気開口部78の開口径W1よりも小さいため、排気風路RA−EAの風量を少なくなるように調整される。排気口54に送り出された空気EAは、EAダクトジョイント82および図示しないダクトを通過して屋外に排出される。このようにして、室内の汚れた空気RAが屋外に排出される。
以上説明したように、本実施の形態によれば、排気ファンケース90の排気開口部98の開口径W2が、給気ファンケース70の給気開口部78の開口径W1よりも小さく構成されるため、排気開口部98を通過する空気の風量が調節されて抑えられることで、排気風路RA−EAの通気抵抗を大きくすることができる。これにより、排気風路RA−EAを通過する風量と、SAダクトジョイント84および給気ダクト206(図25参照)を通過する分だけ通気抵抗が高くなってしまう給気風路OA−SAを通過する風量とを同一に調整することが可能となる。その結果、熱交換素子62を用いた効率的な熱交換および換気を行うことができる。さらには、排気開口部98により風量を調整するため、同一外形寸法の給気ファン32および排気ファン34を用いることができ、低コスト化を図ることができる。
また、従来では、パッキン部材24が弾力性を有するために、モータケース114をパッキン部材24上に取り付ける場合、複数の連結部120のねじの締め加減を一定にすることが困難であり、連結部120のそれぞれのねじ締め箇所のパッキン部材24のつぶし量を一定にすることが困難であった。これにより、モータ40が傾いた姿勢で取り付けられ、モータ40の異音が発生してしまい、異音の発生を防止するために厳密なトルク管理を行う必要があった。これに対し、本実施の形態によれば、モータケース114の連結部120にボス部126を設けることにより、均一なつぶれ量でパッキン部材24が潰れるため、水平な姿勢(状態)でモータ40およびモータケース114を仕切り部材22に取り付けることができる。これにより、従来のように厳密なトルク管理を行う必要がなくなり、作業負担の軽減を図ることができる。また、モータケース114が偏ってパッキン部材24の一部に負荷がかかることによるパッキン部材24の減りを回避でき、結露を防止できる。
<熱交換型換気装置の設置例>
図25は、本発明に係る熱交換型換気装置10が設置された建物200を示す図である。建物200は2階建てで構成されており、本発明に係る図1に示した熱交換型換気装置10を1階部分に取り付けた例を示す。
建物200は、壁によって仕切られた複数の部屋R1,R2,R3および廊下R4を有している。部屋R1,R2,R3および廊下R4を仕切る壁および扉の下部には、図示しないガラリやアンダーカットが設けられる。
建物200の廊下R4の天井面には、フロントパネル14を室内に露出させた状態で熱交換型換気装置10が設置される。廊下R4の天井面に位置した吸込口58(図1参照)からは、ガラリやアンダーカット等の開口部を介して廊下R4に流入した部屋R1,R2,R3の空気RAが吸い込まれる。
部屋R1,R2,R3のそれぞれの天井面には給気グリル208が取り付けられる。本例において部屋R1は、面積の広いリビングルームであるため、給気グリル208が部屋R1天井面の2箇所に取り付けられている。熱交換型換気装置10のキャビネット12に設けられた4個の給気口64(図1および図2等参照)のそれぞれには、SAダクトジョイント84(図2参照)を介して給気ダクト206が接続される。4本の給気ダクト206のそれぞれは、部屋R1〜R3の天井面に設置された給気グリル208まで延在し、その先端部が給気グリル208に接続されている。
熱交換型換気装置10の取込口52(図1参照)には、OAダクトジョイント80(図2参照)を介して取込ダクト202が接続される。取込ダクト202は、屋外の壁面に設置された図示しない取込グリルに接続される。熱交換型換気装置10の排気口54(図4参照)には、EAダクトジョイント82(図2参照)を介して排気ダクト204が接続される。排気ダクト204は、屋外の壁面に設置された図示しない排気グリルに接続されている。
熱交換型換気装置10の副吸込みダクトジョイント86(図5参照)には副吸込みダクト209が接続され、副吸込みダクト209は部屋R3の天井面に設置された副吸い込みグリル210に接続される。
このような構成により、屋外の外気OAは取込ダクト202を介して熱交換型換気装置10に取り込まれ、熱交換素子62(図1参照)により熱交換された空気SAが給気ダクト206を通過して各部屋R1,R2,R3に供給される。
一方、部屋R3および廊下R4の空気RA等は、熱交換型換気装置10の副吸込みダクト209および吸込口58を介して熱交換型換気装置10に吸い込まれる。吸い込まれた空気RAは熱交換素子62(図1参照)により熱交換され、熱交換された空気EAが排気ダクト204を介して屋外に排出される。
なお、本発明の技術範囲は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述した実施形態に種々の変更を加えたものを含む。
例えば、上述した例では、給気風路OA−SAと排気風路RA−EAの風量を調整する手段として、給気開口部78の開口径W1および排気開口部98の開口径W2を調節していたが、この調整手段に加えて給気ファン32と排気ファン34の外形寸法を異ならことによっても給気風路OA−SAと排気風路RA−EAの風量を調整することができる。本例では、例えば排気ファン34の外形を給気ファン32の外形よりも小さくすると共に、排気開口部98の開口径W2を小さくする。
本発明は、一般住宅に設置され、複数の部屋の換気及び空調を行う換気装置に好適に適用される。
本発明の一実施形態に係る熱交換型換気装置の構成を示す断面図である。 熱交換型換気装置の下面の構成を示す図である。 熱交換型換気装置の側面の構成を示す図である(その1)。 熱交換型換気装置の側面の構成を示す図である(その2)。 熱交換型換気装置の側面の構成を示す図である(その3)。 ファン設置室の構成を示す図である。 給気ファンケースの構成を示す図である。 排気ファンケースの構成を示す図である。 モータケースの構成を示す斜視図である。 モータケースの側面の構成を示す図である。 モータケースの上面の構成を示す図である。 モータケースの下面の構成を示す図である。 モータケースの構成を示す断面図である。 モータケースの取り付け動作例を示す図である。 モータケースを仕切り部材に取り付けた状態を示す図である。 給気ファンの構成を示す図である。 外気清浄フィルタの構成を示す図である。 外気清浄フィルタをキャビネットに取り付けた状態を示す図である。 熱交換型換気装置の下面開口部側の構成を示す分解図である。 フロントパネルの構成を示す図である(その1)。 フロントパネルの構成を示す図である(その2)。 熱交換型換気装置の下面開口部側の構成を示す図である。 熱交換型換気装置の下面にOAオサエ部材を取り付けた状態を示す図である。 熱交換型換気装置の下面にOAオサエ板金を取り付けた状態を示す図である。 熱交換型換気装置を建物に取り付けたときの取付例を示す図である。
符号の説明
10・・・熱交換型換気装置、12・・・キャビネット、16・・・OAオサエ板金、16b・・・風量調整部、32・・・給気ファン、34・・・排気ファン、40・・・モータ、52・・・取込口、54・・・排気口、58・・・吸込口、62・・・熱交換素子、64・・・給気口、70・・・給気ファンケース、78・・・給気開口部、90・・・排気ファンケース、98・・・排気開口部、114・・・モータケース、120・・・取付部、120a・・・対向面、140・・・外気清浄フィルタ、142・・・枠部、200・・・建物

Claims (7)

  1. 取込口から建物外部の空気を取り込んで当該取り込んだ空気を給気口から室内に供給するための給気風路と、吸込口から吸い込んだ室内の空気を排気口から建物外部に排出するための排気風路とが形成された換気装置本体と、
    前記換気装置本体内部に設けられ、駆動手段により回転駆動して前記建物外部の空気を室内に供給する給気ファンと、
    前記換気装置本体内部に設けられ、駆動手段により回転駆動して前記室内の空気を前記吸込口を介して吸い込むための排気ファンと、
    前記給気風路に設けられ、前記給気ファンを収容するための給気ファン収容部と、
    前記排気風路に設けられ、前記排気ファンを収容するための排気ファン収容部とを備え、
    前記給気ファン収容部は、前記給気ファンが回転駆動されることで前記空気が吸い込まれる第1の開口部を有し、
    前記排気ファン収容部は、前記排気ファンが回転駆動されることで前記空気が吸い込まれる第2の開口部を有し、
    前記排気ファン収容部の前記第2の開口部の開口径を前記給気ファン収容部の前記第1の開口部の開口径と異ならせた
    ことを特徴とする換気装置。
  2. 前記換気装置本体の下面に形成された開口部を覆う金属部材をさらに備え、
    前記吸込口は、前記金属部材と前記換気装置本体との間隙により構成され、
    前記金属部材は、前記吸込口から吸い込まれる前記空気の風量を調整するための風量調整部を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の換気装置。
  3. 前記風量調整部材は板金からなる
    ことを特徴とする請求項2に記載の換気装置。
  4. 前記換気装置本体は、前記吸込口からの前記空気が当たる位置が傾斜した傾斜部を有し、
    前記傾斜部は、前記排気風路の一部を形成する
    ことを特徴とする請求項1に記載の換気装置。
  5. 前記取込口から取り込まれた空気を清浄するフィルタをさらに備え、
    前記フィルタは、枠部と当該枠部に取り付けられたシート部とを有し、
    前記換気装置本体は、前記フィルタの前記枠部が係合される凹部からなる装着部を有し、
    前記装着部の前記凹部の深さを前記フィルタの前記枠部の厚み以上となるように構成した
    ことを特徴とする請求項1に記載の換気装置。
  6. 前記駆動手段は単一で構成され、前記給気ファンおよび前記排気ファンは同一の外形寸法により構成され、
    前記駆動手段は、前記給気風路または前記排気風路中に設置された
    ことを特徴とする請求項1に記載の換気装置。
  7. 前記給気ファン収容部が設けられる前記第1の室と前記排気ファンが設けられる前記第2の室とを仕切るための仕切り部材と、
    前記仕切り部材に貼り付けられた断熱部材と、
    前記駆動手段を前記仕切り部材に設置するための取付部材とをさらに備え、
    前記取付部材は、
    前記仕切り部材に取り付けるための連結部と、
    前記連結部の前記仕切り部材と対向した面に設けられ、前記仕切り部材と対向した方向に突出したボス部とを有し、
    前記ボス部の高さ方向の長さは、前記断熱部材の厚みよりも短くなるように構成され、
    前記駆動手段を前記断熱部材を介して前記仕切り部材に取り付けたときに、前記取付部の前記ボス部の前記対向面が前記仕切り部材に当接するようにした
    ことを特徴とする請求項6に記載の換気装置。
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