JP2009180373A - 磁気レオロジーピストンアッセンブリを持つ、磁気レオロジー流体を用いたデバイス - Google Patents

磁気レオロジーピストンアッセンブリを持つ、磁気レオロジー流体を用いたデバイス Download PDF

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Abstract

【課題】MRピストンアッセンブリを含む、磁気レオロジー(MR)流体を用いたデバイスを提供する。
【解決手段】MRピストンアッセンブリは、強磁性MRピストンコア、及び電気コイルを含む。MRピストンコアは、長さ方向中央軸線を有し、この長さ方向中央軸線と実質的に同軸に整合した外周面有する。電気コイルは、MRピストンコア内に配置されており、長さ方向中央軸線と実質的に同軸に整合している。電気コイルの一部又は少なくとも一部が、MRピストンコア内で外周面の下に埋設されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、概ね、磁気レオロジー流体(磁気レオロジカル流体)を用いたデバイスに関し、更に詳細には、磁気レオロジー(MR)流体を用いた、磁気レオロジーピストンアッセンブリを持つデバイス(装置)に関する。
磁気レオロジー(MR)流体、すなわちMR流体を用いた従来のデバイスには、MRダンパーやMRクラッチ等のMRデバイスが含まれる。一つの従来のMRダンパーは、強磁性MRピストンコア、電気コイル、及び外磁束リングを持つMRピストンアッセンブリを含む。MRピストンアッセンブリは、MRダンパーの長さ方向中央軸線に沿って並進するようになっている。MRピストンコアの外周面は、長さ方向中央軸線と実質的に同軸に整合しており、前記MRピストンコアの横断面で見て実質的に矩形の断面形状を持つ周面スロットが設けられている。電気コイルは、長さ方向中央軸線と実質的に同軸に整合しており、周面スロットに配置されている。幾つかのMRピストンアッセンブリは、追加の周面スロットの各々に一つずつ配置された追加の電気コイルを含む。磁束リングは、ピストンコアと同心であり且つ外方に間隔が隔てられており、環状通路を形成する。この環状通路は、磁束リングとMRピストンコアとの間に配置されており、MR流体を収容する。
MRダンパーのMRピストンアッセンブリは、更に、MRピストンコアに取り付けられたピストンロッドと、MRピストンコアを長さ方向で取り囲み且つこれと接触した第1及び第2のMRピストン端プレートとを含む。磁束リングが、第1及び第2のMRピストン端プレートに取り付けられており、第1及び第2のMRピストン端プレートの各々は、MR通路と流体連通した通穴(貫通開口部)を有する。
一つの従来のMRクラッチは、強磁性MRピストンコア及び電気コイルを持つMRピストンアッセンブリを含む。MRピストンアッセンブリは、MRクラッチの入力シャフト又は出力シャフトに取り付けられており、MRクラッチの長さ方向中央軸線を中心として回転できるようになっている。電気コイル及びMRピストンコアの構成は、上述の従来のMRダンパーと同じである。
MRピストンアッセンブリを持つ、改良磁気レオロジカル(MR)デバイスが必要とされている。
本発明の第1実施例の第1態様は、強磁性MRピストンコアと電気コイルとを有するMRピストンアッセンブリを含む、磁気レオロジー(MR)流体を用いたデバイスに関する。MRピストンコアは、長さ方向中央軸線を有し、この長さ方向中央軸線と実質的に同軸に整合した外周面を有する。電気コイルは、MRピストンコア内に位置決め又は配置されており、長さ方向中央軸線と実質的に同軸に整合している。電気コイルの少なくとも一部が、MRピストンコアで外周面の下に埋設されている。
本発明の第1実施例の第2態様は、強磁性MRピストンコアと電気コイルとを持つMRピストンアッセンブリを含む、磁気レオロジー(MR)流体を用いたデバイスに関する。MRピストンコアは、長さ方向中央軸線を有し、この長さ方向中央軸線と実質的に同軸に整合した外周面を有する。外周面は、長さ方向中央軸線と実質的に同軸に整合した周面スロットを有する。周面スロットの一部は、外周面の下に配置されている。電気コイルは、長さ方向中央軸線と実質的に同軸に整合しており、周面スロットに位置決め又は配置されている。電気コイルの一部が、前記外周面の下に埋設されている。
本発明の第2実施例の第1態様は、強磁性MRピストンコアと電気コイルとを持つMRピストンアッセンブリを含む、磁気レオロジー(MR)流体を用いたデバイスに関する。MRピストンコアは、長さ方向中央軸線を有し、同数の第1及び第2の複数の指状部(フィンガ)を含む。第2の複数の指状部は、第1の複数の指状部と逆方向に長さ方向に延びている。第2の複数の指状部は、第1の複数の指状部と組み合っている。電気コイルは、長さ方向中央軸線と実質的に同軸に整合しており、電気コイルの少なくとも一部が、第1及び第2の複数の指状部の下に埋設されている。
本発明の第1及び第2の実施例の一つ又はそれ以上の態様から幾つかの利点が得られる。一例では、コイルの一部(又は少なくとも一部)を埋設することにより、電気コイルの所与の励起に対し、従来の埋設されていないコイルと比較して高いMR力を発生する。別の例では、コイルの一部(又は少なくとも一部)を埋設することにより、従来の埋設されていないコイルと比較して、より小さい起磁力(アンペア回数)で、同じMR力が得られる。なお、従来の矩形の断面形状の周面スロットに配置された電気コイルは、非埋設形のコイルである。というのは、電気コイルのいかなる部分も、強磁性MRピストンコアの外周面の下に埋設されていない(即ち、その外周面によって覆われていない)からである。
図1は、MRピストンアッセンブリを含む、MR流体を用いたデバイスを示す本発明の第1実施例の概略断面図であり、MRピストンアッセンブリは、MRピストンコア、電気コイル、磁束リング、ピストンロッド、及び第1及び第2のMRピストン端プレートを有しており、図1では、明瞭化を図るためにコイルの電気接続部が省略してある。 図2は、図1のMRピストンコア及び電気コイルの斜視図である。 図3は、電気コイルが配置していない周面スロットを示す、図1のMRピストンコアの上部分の拡大図である。 図4は、MRピストンコアが二つの周面スロットを有し、これらの二つの周面スロットの各々に二つの電気コイルが一つづつ配置された、図1のMRピストンアッセンブリの変形例の一部の概略断面図である。 図5は、MR流体を用いたデバイスを示す、本発明の第2実施例の概略断面図であり、MR流体を用いたデバイスはMRピストンアッセンブリを含み、MRピストンアッセンブリは、MRピストンコア、電気コイル、磁束リング、ピストンロッド、及び第1及び第2のMRピストン端プレートを有しており、図5では、明瞭化を図るため、コイルの電気接続部が省略されている。 図6は、図5のMRピストンコア及び電気コイルの斜視図である。
次に、図1乃至図3に亘って同様のエレメントに同様の参照番号を付した添付図面を参照すると、これらの図には、本発明の第1実施例が示してある。図1乃至図3の実施例は、磁気レオロジー(MR)流体を用いたデバイス10に関する。MR流体を用いたデバイス10は、MRピストンアッセンブリ12を有しており、MRピストンアッセンブリ12は、強磁性のMRピストンコア14と、電気コイル16とを有している。MRピストンコア14は、長さ方向中央軸線18と、この長さ方向中央軸線18と実質的に同軸に整合した外周面20とを有する。電気コイル16は、MRピストンコア14内に配置されており、長さ方向中央軸線18と実質的に同軸に整合している。電気コイル16の少なくとも一部が、MRピストンコア14内で外周面20の下に埋設されている。「MRピストンコア内で外周面の下に埋設されている」というのは、強磁性MRピストンコア内に配置されており、強磁性MRピストンコアの外周面によって覆われているということを意味する。
図1乃至図3の実施例の一つの構造では、電気コイル16の大部分が、MRピストンコア14内で外周面20の下に埋設されている。一つの変形例では、電気コイル16を外周面20と近接して配置する。
図1乃至図3の第1実施例では、MRピストンアッセンブリ12は、更に、磁束リング22を含む。この磁束リングの内周面24は、長さ方向中央軸線18と実質的に同軸に整合している。内周面24は、外周面20に面しており且つここから間隔が隔てられており、その間にMR通路26を形成する。一つの変形例では、MRピストンアッセンブリ12は、更に、ピストンロッド28と、第1及び第2のMRピストン端プレート30及び32とを含む。ピストンロッド28は、長さ方向中央軸線18と実質的に同軸に整合しており、MRピストンコア14に取り付けられている。MRピストンコア14は、長さ方向で、第1のMRピストン端プレート30と、第2のMRピストン端プレート32との間に配置されており、これら第1及び第2のMRピストン端プレート30及び32と接触している。磁束リング22は、第1及び第2のMRピストン端プレート30及び32に取り付けられている。第1及び第2のMRピストン端プレート30及び32の各々には、MR通路26と流体連通する通穴(貫通開口部)34が設けられている。
図1乃至図3の第1実施例の、線型MRダンパー等の一つの用途では、MRピストンコア14は、長さ方向中央軸線18に沿って並進するようになっている。MRクラッチや回転式MRダンパー等の別の用途では、MRピストンコア14は、長さ方向中央軸線18を中心として回転するようになっている。当業者には明らかなように、この他の用途には、非並進MRピストンコアを持つ線型MRダンパーや非回転MRピストンコアを持つ回転MRダンパーなどが挙げられる。
図1乃至図3の第1実施例の第1の態様では、MRデバイス10は、シリンダ(図示せず)を含む。このシリンダは、長さ方向中央軸線18と実質的に同軸に整合しており、また、磁束リング22を取り囲んでいる。一つの別の態様では、MRデバイス10は、MR流体(図示せず)を含み、このMR流体は、シリンダ、MR通路26、及び通穴34内に配置される。
図1乃至図3の第1実施例の第2の態様は、磁気レオロジー(MR)流体を用いたデバイス10に関する。このデバイス10は、強磁性MRピストンコア14及び電気コイル16を持つMRピストンアッセンブリ12を含む。MRピストンコア14は、長さ方向中央軸線18及びこの長さ方向中央軸線18と実質的に同軸に整合した外周面20を含む。外周面20は、長さ方向中央軸線18と実質的に同軸に整合した周面スロット40を有する。周面スロット40の一部は、外周面20の下に配置されている。電気コイル16は、長さ方向中央軸線18と実質的に整合しており、周面スロット40に配置されており、電気コイル16の一部が外周面20の下に埋設されている。「外周面の下に埋設されている」というのは、強磁性MRピストンコアの外周面によって覆われているということを意味する。
周面スロット40は、外周面20に配置された開放(開口)した頂部42と、外周面20から離れたところに配置された閉鎖した底部44とを有するということに着目されたい。MRピストンコア14の横断面(図3参照)に示す周面スロット40の断面形状は、電気コイル16の一部を外周面20の下に埋設できるようになっている。このような断面形状の例としては、実質的に台形(図3参照)や実質的に菱形(ダイヤモンド形)等の形状が挙げられるが、これらの形状に限定されない。周面スロット40の頂部42は、所定の長さ方向長さ50を持つということに着目されたい。周面スロット40は、最大長さ方向長さ52を有し、頂部42の長さ方向長さ50は、最大長さ方向長さ52よりも小さい。一例では、頂部42の長さ方向長さ50は、最大長さ方向長さ52の半分以下(一態様では10%以下)である。
図1乃至図3の実施例の第2の態様では、電気コイル16の大部分が外周面20の下に埋設してある。
図1乃至図3の実施例の第2の態様の一つの構造では、MRピストンコア14は、少なくとも二つの別体のコアピース(コア部品)54、56、及び58を含み、当業者には明らかなように、少なくとも二つの別体のコアピース54、56、及び58の組み立て中に、電気コイル16の設置を行う。一つの変形態様では、周面スロット40は、周面スロット40の頂部42から底部44まで延びる第1及び第2のスロット側部60及び62を有している。一実施例では、少なくとも二つの別体のコアピース54、56、及び58は、周面スロット40の少なくとも底部44を形成する一体の(モノリシックな)主コアピース54と、第1スロット側部60を形成するが第2スロット側部62を形成しない一体の(モノリシックな)周囲コアピース56とを有する。
一例では、少なくとも二つの別体のコアピース54、56、及び58は、第2スロット側部62を形成する一体の(モノリシックな)追加の周囲コアピース58を有する。少なくとも二つの別体のコアピース54、56、及び58は、本質的には、主コアピース54と、周囲コアピース56と、追加の周囲コアピース58とを備えている。別の例(図示せず)では、少なくとも二つの別体のコアピースは、本質的には、主コアピース54と周囲コアピース56とを備え、主コアピースが、更に、第2スロット側部を形成する(例えば、図3において、ピース(部品)54及び58が一体構造となっていることを想起されたい)。
図1乃至図3の実施例の第2の態様の一つの形状では、電気コイル16が、周面スロット40を外周面20の近くまで充填する。図1乃至図3の実施例の第1の態様の実施可能性、用途などは、図1乃至図3の実施例の第2の態様に等しく適用できる。第1及び第2のMRピストン端プレート30及び32を含む態様では、主コアピース54及び周囲コアピース56は、長さ方向で、第1及び第2のMRピストン端プレート30及び32間に配置されており、主コアピース54は、第1及び第2のMRピストン端プレート30及び32と接触し、周囲コアピース56は、第1MRピストン端プレート30と接触するが第2MRピストン端プレート32と接触していない。
図1乃至図3の実施例の第2の態様の一つの別の例では、図4の実施例に示すように、MRピストンアッセンブリ112は、更に、MRピストンコア114の第2周面スロット140に配置された第2電気コイル116を含み、電気コイル16及び第2電気コイル116は、(巻回方向を逆にすることによって、又は逆の極性で電気的に駆動することによって)逆方向の磁束を発生するようになっている。一つの態様では、第2電気コイル116は、電気コイル16と実質的に同じである。一つの変形例では、MRピストンコア114は、一体の(モノリシックな)主コアピース164、一体の(モノリシックな)基端環状コアピース166、一体の(モノリシックな)中央環状コアピース168、及び一体の(モノリシックな)先端環状コアピース170等の少なくとも四つのコアピース164、166、168、及び170を含む。一例では、主コアピース166は、周面スロット40の底部及び第2周面スロット140の底部を形成している。基端環状コアピース166は、周面スロット40の一方の側部を形成し、中央環状コアピース168は、周面スロット40の他方の側部及び第2周面スロット140の一方の側部を形成し、先端環状コアピース170は、第2周面スロット140の他方の側部を形成する。追加の電気コイル及び周面スロットを使用することは、これらの表面スロットの断面形状が同じであろうと異なっていようと、当業者に任される。
添付図面を再び参照すると、図5及び図6は本発明の第2実施例を示す。図5及び図6の実施例の第1の態様は、磁気レオロジー(MR)流体を用いたデバイス210に関する。このデバイス210は、強磁性MRピストンコア214及び電気コイル216を持つMRピストンアッセンブリ212を有する。MRピストンコア214は、長さ方向中央軸線218を有し、同数の第1及び第2の複数の指状部220及び222を含む。第2の複数の指状部222は、第1の複数の指状部220とは逆方向で長さ方向に延びる。第2の複数の指状部222は、第1の複数の指状部220と組み合わせている。電気コイル216は、長さ方向中央軸線218と実質的に同軸に整合しており、
電気コイル216の少なくとも一部が、第1の複数の指状部220及び第2の複数の指状部222の下に埋設される。「指状部の下に埋設される」というのは、強磁性MRピストンコアの指状部によって覆われているということを意味する。
図5及び図6の実施例の第1の態様の一つの構成では、電気コイル216の大部分が、第1の複数の指状部220及び第2の複数の指状部222の下に埋設される。一つの変形例では、電気コイル216の少なくとも75%が、第1の複数の指状部220及び第2の複数の指状部222の下に埋設される。
図5及び図6の実施例の第1の態様の一つの構造では、MRピストンコア214は、少なくとも二つの別体のコアピース224、226、及び228を有する。電気コイル216の設置は、当業者に理解されるように、少なくとも二つの別体のコアピース224、226、及び228の組み立て中に行われる。一つの態様では、電気コイル216は、底部230を有する。一つの変形例では、少なくとも二つの別体のコアピース224、226、及び228は、電気コイル216の底部230と接触した一体の(モノリシックな)主コアピース224と、第1の複数の指状部220を持つが第2の複数の指状部222を持たない一体の(モノリシックな)周囲コアピース226とを有する。
一例では、少なくとも二つのコアピース224、226、及び228は、第2の複数の指状部222を持つ追加の一体の(モノリシックな)周囲コアピース228を有する。少なくとも二つの別体のコアピース224、226、及び228は、本質的には、主コアピース224、周囲コアピース226、及び追加の周囲コアピース228を含む。ここに図示していない別の例では、少なくとも二つの別体のコアピースは、本質的には、主コアピース及び周囲コアピース226を含み、主コアピースは、更に、第2の複数の指状部を含む(例えば、図5及び図6において、ピース224及び228が一体のピースの部分であることを想起されたい)。
図5及び図6の実施例の第1の態様の一つの用途では、MRピストンコア214は、長さ方向中央軸線218に沿って並進するようになっている。別の用途では、MRピストンコア214は、長さ方向中央軸線218を中心として回転するようになっている。図5は、更に、上文中で図1乃至図3の実施例に関して説明した磁束リング22等の他の構成要素を示す。
図5及び図6の実施例の第2の態様は、磁気レオロジー(MR)デバイス210に関する。このデバイスは、強磁性MRピストンコア214及び電気コイル216を持つMRピストンアッセンブリ212を含む。MRピストンコア214は、長さ方向中央軸線218と、この長さ方向中央軸線218と実質的に同軸に整合した外周面232とを有する。電気コイル216は、MRピストンコア214に配置されており、長さ方向中央軸線218と実質的に同軸に整合している。電気コイル216の少なくとも一部が、外周面232の下でMRピストンコア214に埋設されている。外周面232は、第1及び第2の複数の指状部220及び222の組み合わせ外面を含むということに着目されたい。
上述の実施例のうちの任意の一つ、それ以上の実施例、又は全ての実施例のMRピストンコアは、MRバイパス通路(図示せず)を含んでいてもよい。MRバイパス通路を通過するMR流体は、実質的には、設計最大電流レベルで電気コイルによる磁気の影響を受けない。これとは対照的に、MR通路を通過するMR流体には、設計最大電流レベルで、電気コイルによる磁気の大きな影響が作用する。
本発明の第1及び第2の実施例の一つ又はそれ以上の態様から、幾つかの利点が得られる。一例では、一部(又は少なくとも一部)が埋設されたコイルは、電気コイルの所与の励起により、従来の埋設されていないコイルと比較して高いMR力を発生する。別の例では、一部(又は少なくとも一部)が埋設されたコイルは、従来の埋設されていないコイルと比較して、より小さい起磁力(アンペア回数)から、同じMR力を発生する。従来の矩形の断面形状を持つ周面スロットに配置された電気コイルは、埋設されていないコイルであるということに着目されたい。これは、電気コイルに、強磁性MRピストンコアの外周面の下に埋設された(即ち、外周面によって覆われた)部分がないためである。
更に、実質的に台形の断面形状の周面スロットを持つ一例では、MRピストンコアの磁気活性領域は、長さ方向に延長されており、これと同時に、電気コイルと直接的に隣接した磁気不活性領域が、長さ方向に短くなっている。この例では、MRデバイスに磁気が与えられたとき(磁気付勢)にMR力が最大になり、MRデバイスを磁気消勢(消磁)したときにMR力が減少する高い性能が得られなければならない。この例では、MRデバイスの有効ダイナミックレンジ又はターンアップ比(turn-up ratio)を、従来の矩形の断面形状を持つ周面スロットに電気コイルが配置されたMRデバイスと比較して、高めなければならない。
本発明の幾つかの実施例の上述の説明は、例示を目的としたものである。網羅的であろうとか、本発明を開示の正確な形態に限定しようとするものではなく、以上の教示に照らして多くの変形及び変更を行うことができるということは明らかであろう。本発明の範囲は、本願の特許請求の範囲に定義してある。
10 デバイス
12 MRピストンアッセンブリ
14 強磁性MRピストンコア
16 電気コイル
18 長さ方向中央軸線
20 外周面
22 磁束リング
24 内周面
26 MR通路
28 ピストンロッド
30、32 MRピストン端プレート
34 通穴

Claims (20)

  1. MRピストンアッセンブリを含む、磁気レオロジー(MR)流体を用いたデバイスであって、前記MRピストンアッセンブリは、
    a)長さ方向中央軸線を持ち、この長さ方向中央軸線と実質的に同軸に整合した外周面を持つ強磁性MRピストンコアと、
    b)前記MRピストンコア内に配置された、前記長さ方向中央軸線と実質的に同軸に整合した電気コイルとを備え、前記電気コイルの少なくとも一部が、前記MRピストンコア内で前記外周面の下に埋設されている、MR流体を用いたデバイス。
  2. 請求項1に記載のMR流体を用いたデバイスにおいて、
    前記電気コイルの大部分が、前記MRピストンコア内で前記外周面の下に埋設されており、前記電気コイルは、前記外周面と近接して配置されている、MR流体を用いたデバイス。
  3. 請求項2に記載のMR流体を用いたデバイスにおいて、前記MRピストンアッセンブリは、更に、
    c)前記長さ方向中央軸線と実質的に同軸に整合した内周面を持つ磁束リングを有し、
    前記内周面は、前記外周面に面しており且つ前記外周面から間隔が隔てられており、MR通路を前記内周面と前記外周面との間に形成する、MR流体を用いたデバイス。
  4. 請求項3に記載のMR流体を用いたデバイスにおいて、前記MRピストンアッセンブリは、更に、
    d)前記長さ方向中央軸線と実質的に同軸に整合した、前記MRピストンコアに取り付けられたピストンロッドと、
    e)第1及び第2のMRピストン端プレートとを備えており、
    前記MRピストンコアは、長さ方向で、前記第1及び第2のMRピストン端プレート間に配置され、また、これらの端プレートと接触しており、
    前記磁束リングは、前記第1及び第2のMRピストン端プレートに取り付けられており、
    前記第1及び第2のMRピストン端プレートの各々は、前記MR通路と流体連通した通穴を有する、MR流体を用いたデバイス。
  5. 請求項2に記載のMR流体を用いたデバイスにおいて、
    前記MRピストンコアは、前記長さ方向中央軸線に沿って並進できるようになっている、MR流体を用いたデバイス。
  6. 請求項2に記載のMR流体を用いたデバイスにおいて、
    前記MRピストンコアは、前記長さ方向中央軸線を中心として回転できるようになっている、MR流体を用いたデバイス。
  7. MRピストンアッセンブリを含む、磁気レオロジー(MR)流体を用いたデバイスであって、前記MRピストンアッセンブリは、
    a)強磁性MRピストンコアを備えており、前記強磁性MRピストンコアは、長さ方向中央軸線を有し、また、この長さ方向中央軸線と実質的に同軸に整合した外周面を有しており、前記外周面は、前記長さ方向中央軸線と実質的に同軸に整合した周面スロットを有し、前記周面スロットの一部は、前記外周面の下に配置されており、
    前記MRピストンアッセンブリは、また、
    b)電気コイルを備えており、該電気コイルは、前記長さ方向中央軸線と実質的に同軸に整合し、前記周面スロットに配置されており、前記電気コイルの一部が、前記外周面の下に埋設されている、MR流体を用いたデバイス。
  8. 請求項7に記載のMR流体を用いたデバイスにおいて、
    前記電気コイルの大部分が、前記外周面の下に埋設されている、MR流体を用いたデバイス。
  9. 請求項8に記載のMR流体を用いたデバイスにおいて、
    前記MRピストンコアは、少なくとも二つの別体のコアピースを含み、
    前記周面スロットは、頂部と、底部と、前記周面スロットの前記頂部から前記底部まで延びる第1及び第2のスロット側部とを含み、
    前記少なくとも二つの別体のコアピースは、前記周面スロットの少なくとも底部を形成する一体の主コアピースと、前記第1スロット側部を形成するが前記第2スロット側部を形成しない一体の周囲コアピースとを含む、MR流体を用いたデバイス。
  10. 請求項9に記載のMR流体を用いたデバイスにおいて、
    前記電気コイルは、前記周面スロットを前記外周面近くまで充填する、MR流体を用いたデバイス。
  11. 請求項10に記載のMR流体を用いたデバイスにおいて、
    前記MRピストンアッセンブリは、更に、
    c)前記長さ方向中央軸線と実質的に同軸に整合した内周面を持つ磁束リングを有し、前記内周面は、前記外周面に面しており且つ前記外周面から間隔が隔てられており、MR通路を前記内周面と前記外周面との間に形成する、MR流体を用いたデバイス。
  12. 請求項11に記載のMR流体を用いたデバイスにおいて、前記MRピストンアッセンブリは、更に、
    d)前記長さ方向中央軸線と実質的に同軸に整合した、前記MRピストンコアに取り付けられたピストンロッドと、
    e)第1及び第2のMRピストン端プレートとを含み、
    前記主コアピース及び前記周囲コアピースは、長さ方向で、第1及び第2のMRピストン端プレート間に配置されており、
    前記主コアピースは、前記第1及び第2のMRピストン端プレートと接触しており、
    前記周囲コアピースは、前記第1MRピストン端プレートと接触しているが前記第2MRピストン端プレートと接触しておらず、
    前記磁束リングが、前記第1及び第2のMRピストン端プレートに取り付けられており、
    前記第1及び第2のMRピストン端プレートの各々は、前記MR通路と流体連通した通穴を有する、MR流体を用いたデバイス。
  13. 請求項10に記載のMR流体を用いたデバイスにおいて、
    前記MRピストンコアは、前記長さ方向中央軸線に沿って並進できるようになっている、MR流体を用いたデバイス。
  14. 請求項10に記載のMR流体を用いたデバイスにおいて、
    前記MRピストンコアは、前記長さ方向中央軸線を中心として回転できるようになっている、MR流体を用いたデバイス。
  15. 請求項10に記載のMR流体を用いたデバイスにおいて、
    前記MRピストンアッセンブリは、更に、前記MRピストンコアの第2周面スロットに配置された第2電気コイルを含み、
    前記電気コイル及び前記第2電気コイルは、互いに対して逆方向に磁束を発生できる、MR流体を用いたデバイス。
  16. MRピストンアッセンブリを含む、磁気レオロジー(MR)流体を用いたデバイスであって、前記MRピストンアッセンブリは、
    a)強磁性MRピストンコアを備え、該強磁性MRピストンコアは、長さ方向中央軸線を持ち、また、複数の第1の指状部と複数の第2の指状部とを含み、第1及び第2の指状部は同数となっており、
    前記複数の第2の指状部は、前記複数の第1の指状部と逆方向に長さ方向に延び、
    前記複数の第2の指状部は、前記複数の第1の指状部と組み合っており、
    前記MRピストンアッセンブリは、また、
    b)前記長さ方向中央軸線と実質的に同軸に整合した電気コイルを備えており、該電気コイルの少なくとも一部が、前記複数の第1及び第2の指状部の下に埋設されている、MR流体を用いたデバイス。
  17. 請求項16に記載のMR流体を用いたデバイスにおいて、
    前記電気コイルの大部分が、前記複数の第1及び第2の指状部の下に埋設されている、MR流体を用いたデバイス。
  18. 請求項17に記載のMR流体を用いたデバイスにおいて、
    前記MRピストンコアは、少なくとも二つの別体のコアピースを含み、
    前記電気コイルは底部を有し、
    前記少なくとも二つの別体のコアピースは、
    前記電気コイルの底部と接触した一体の主コアピースと、
    前記複数の第1の指状部を持つが前記複数の第2の指状部を持たない一体の周囲コアピースとを備えた、MR流体を用いたデバイス。
  19. 請求項18に記載のMR流体を用いたデバイスにおいて、
    前記MRピストンコアは、前記長さ方向中央軸線に沿って並進できるようになっている、MR流体を用いたデバイス。
  20. 請求項18に記載のMR流体を用いたデバイスにおいて、
    前記MRピストンコアは、前記長さ方向中央軸線を中心として回転できるようになっている、MR流体を用いたデバイス。
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