JP5570734B2 - 磁気レオロジーピストンアッセンブリを持つ、磁気レオロジー流体を用いたデバイス - Google Patents
磁気レオロジーピストンアッセンブリを持つ、磁気レオロジー流体を用いたデバイス Download PDFInfo
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図1乃至図3の実施例の第2の態様の一つの構造では、MRピストンコア14は、少なくとも二つの別体のコアピース(コア部品)54、56、及び58を含み、当業者には明らかなように、少なくとも二つの別体のコアピース54、56、及び58の組み立て中に、電気コイル16の設置を行う。一つの変形態様では、周面スロット40は、周面スロット40の頂部42から底部44まで延びる第1及び第2のスロット側部60及び62を有している。一実施例では、少なくとも二つの別体のコアピース54、56、及び58は、周面スロット40の少なくとも底部44を形成する一体の(モノリシックな)主コアピース54と、第1スロット側部60を形成するが第2スロット側部62を形成しない一体の(モノリシックな)周囲コアピース56とを有する。
電気コイル216の少なくとも一部が、第1の複数の指状部220及び第2の複数の指状部222の下に埋設される。「指状部の下に埋設される」というのは、強磁性MRピストンコアの指状部によって覆われているということを意味する。
12 MRピストンアッセンブリ
14 強磁性MRピストンコア
16 電気コイル
18 長さ方向中央軸線
20 外周面
22 磁束リング
24 内周面
26 MR通路
28 ピストンロッド
30、32 MRピストン端プレート
34 通穴
Claims (16)
- MRピストンアッセンブリを含む、磁気レオロジー(MR)流体を用いたデバイスであって、前記MRピストンアッセンブリは、
a)強磁性MRピストンコアを備え、該強磁性MRピストンコアは、長さ方向中央軸線を持ち、また、複数の第1の指状部と複数の第2の指状部とを含み、第1及び第2の指状部は同数となっており、
前記複数の第2の指状部は、前記複数の第1の指状部と逆方向に長さ方向に延び、
前記複数の第2の指状部は、前記複数の第1の指状部と組み合っており、
前記MRピストンアッセンブリは、また、
b)前記長さ方向中央軸線と同軸に整合した電気コイルを備えており、該電気コイルの少なくとも一部が、前記複数の第1及び第2の指状部の下に埋設されている、MR流体を用いたデバイス。 - 請求項1に記載のMR流体を用いたデバイスにおいて、
前記電気コイルの大部分が、前記複数の第1及び第2の指状部の下に埋設されている、MR流体を用いたデバイス。 - 請求項2に記載のMR流体を用いたデバイスにおいて、
前記MRピストンコアは、少なくとも二つの別体のコアピースを含み、
前記電気コイルは底部を有し、
前記少なくとも二つの別体のコアピースは、
前記電気コイルの底部と接触した一体の主コアピースと、
前記複数の第1の指状部を持つが前記複数の第2の指状部を持たない一体の周囲コアピースとを備えた、MR流体を用いたデバイス。 - 請求項3に記載のMR流体を用いたデバイスにおいて、
前記MRピストンコアは、前記長さ方向中央軸線に沿って並進できるようになっている、MR流体を用いたデバイス。 - 請求項3に記載のMR流体を用いたデバイスにおいて、
前記MRピストンコアは、前記長さ方向中央軸線を中心として回転できるようになっている、MR流体を用いたデバイス。 - MRピストンアッセンブリであって、
強磁性材料からなるピストンコアを備え、該ピストンコアは柱状の主コアを有し、該主コアは、長さ方向中央軸線に沿って、第1の長さ方向端から第2の長さ方向端に延び、
前記ピストンコアは、外周面と、円周スロットを形成する第1のスロット側部及び第2のスロット側部とを含み、前記円周スロットは前記ピストンコアの外周面の領域と接しており、
該円周スロットは、前記外周面に開口した頂部と、前記第1のスロット側部及び第2のスロット側部によって、前記頂部から離れたところに配置された閉鎖した底部とを有しており、
前記ピストンコアに磁気の影響を及ぼす電気コイルが、前記円周スロットに配置されており、
前記ピストンコアの前記第1のスロット側部及び第2のスロット側部は、前記頂部において長さ方向で狭い長さから、前記底部において前記狭い長さよりも長い長さ方向の長さで最大となるように、一定角度で径方向内側に延びており、これによって、前記ピストンコア上での前記電気コイルの磁気の影響が最大となるように、断面が台形状の円周スロットが形成され、
前記周囲コアは、前記主コアの周囲に配置され前記第1の長さ方向端から前記第1のスロット側部まで延びる第1の周囲コアと、前記主コアの周囲に配置され前記第2の長さ方向端から前記第2のスロット側部まで延びる第2の周囲コアとを有する、MRピストンアッセンブリ。 - 請求項6に記載のMRピストンアッセンブリにおいて、
前記ピストンコアは、さらに、第2スロットを形成する第3のスロット側部と第4のスロット側部とを有し、第2スロットは、前記外周面に沿って周辺に延び、前記外周面に開口する頂部を有している、MRピストンアッセンブリ。 - 請求項6に記載のMRピストンアッセンブリにおいて、さらに、
前記ピストンコアは、第1の複数の指状部と、第2の複数の指状部とを有し、
前記第1の複数の指状部は、前記円周スロットに隣接しており、前記ピストンコアの前記第2の長さ方向端に向かって長さ方向に延びており、
前記第2の複数の指状部は、前記円周スロットに隣接しており、前記ピストンコアの前記第1の長さ方向端に向かって長さ方向に延びており、また、前記第1の複数の指状部と組み合わさっており、さらに、前記円周スロットの頂部だけ、前記第1の複数の指状部から離間されている、MRピストンアッセンブリ。 - 請求項6に記載のMRピストンアッセンブリにおいて、
前記第1のスロット側部と前記第2のスロット側部との間の、長さ方向の最大長さ部分が、前記主コアピースと隣接している、MRピストンアッセンブリ。 - 請求項6に記載のMRピストンアッセンブリにおいて、さらに、
第1の端プレートと第2の端プレートとを有しており、
前記第1の端プレートは、前記ピストンコアの前記第1の長さ方向端に隣接し、また、接触しており、さらに、前記第1の端プレートは、該第1の端プレートを通って延びる少なくとも1つの通穴を形成しており、
前記第2の端プレートは、前記ピストンコアの前記第2の長さ方向端に隣接し、また、接触しており、さらに、前記第2の端プレートは、該第2の端プレートを通って延びる少なくとも1つの通穴を形成している、MRピストンアッセンブリ。 - 請求項10に記載のMRピストンアッセンブリにおいて、さらに、
前記第1の端プレートと前記第2の端プレートとの間に延びて取り付けられた磁束リングを有しており、
前記磁束リングは内周面を有しており、
該内周面は、前記ピストンコアの外周面のまわりに配置され、また、前記ピストンコアの外周面から離間されており、これによって、前記第1の端プレートと前記第2の端プレートの前記少なくとも1つの通穴と流体連通するMR通路が形成されている、MRピストンアッセンブリ。 - 請求項6に記載のMRピストンアッセンブリにおいて、さらに、
ピストンロッドを有しており、該ピストンロッドは、前記長さ方向中央軸線と同軸に整合しており、前記第1の長さ方向端で前記ピストンコアに取り付けられている、MRピストンアッセンブリ。 - 請求項6に記載のMRピストンアッセンブリにおいて、
前記電気コイルは、前記閉鎖した底部から前記頂部まで前記円周スロットを充填して、該電気コイルの一部が前記ピストンコアの外周面と同一平面となるように設けられている、MRピストンアッセンブリ。 - MRピストンアッセンブリであって、
強磁性材料からなるピストンコアを備え、該ピストンコアは、第1の長さ方向端と、第2の長さ方向端と、長さ方向中央軸線と、外周面と、第1のスロット側部と、第2のスロット側部とを有し、
前記第1のスロット側部と第2のスロット側部は、スロットを形成しており、前記スロットは、前記外周面の領域と接しており、
また、該スロットは、前記外周面に開口した頂部と、前記第1のスロット側部及び第2のスロット側部によって、前記頂部から離れたところに配置された閉鎖した底部とを有しており、
前記ピストンコアに磁気の影響を及ぼす電気コイルが、前記スロットに配置されており、
第1の端プレートが、前記ピストンコアの前記第1の長さ方向端に隣接し、また、接触しており、さらに、前記第1の端プレートは、該第1の端プレートを通って延びる少なくとも1つの通穴を形成しており、
第2の端プレートが、前記ピストンコアの前記第2の長さ方向端に隣接し、また、接触しており、さらに、前記第2の端プレートは、該第2の端プレートを通って延びる少なくとも1つの通穴を形成しており、
磁束リングが、前記第1の端プレートと前記第2の端プレートとの間を延びてこれらプレートに取り付けられており、
前記磁束リングは内周面を有しており、該内周面は、前記周囲コアピースの外周面のまわりに配置され、また、前記周囲コアピースの外周面から離間されており、これによって、前記第1の端プレートと前記第2の端プレートの前記少なくとも1つの通穴と流体連通するMR通路が形成されており、
ピストンロッドが、前記長さ方向中央軸線と同軸に整合しており、前記第1の長さ方向端で前記ピストンコアに取り付けられており、
前記ピストンコアの前記第1のスロット側部及び第2のスロット側部は、前記頂部において長さ方向で狭い長さから、前記底部において前記狭い長さよりも長い長さ方向の長さで最大となるように、一定角度で径方向内側に延びており、これによって、前記ピストンコア上での前記電気コイルの磁気の影響が最大となるように、断面が台形状の前記スロットが形成され、
前記ピストンコアは、柱状の主コアピースと、第1の周囲コアピース及び第2の周囲コアピースとを有しており、前記主コアピースは、前記長さ方向中央軸線に沿って、前記第1の長さ方向端と前記第2の長さ方向端との間で延びており、
前記第1の周囲コアピースは、前記主コアピースの周囲に配置され、前記第1の長さ方向端から前記第1のスロット側部まで延びており、
前記第2の周囲コアピースは、前記主コアピースの周囲に配置され、前記第2の長さ方向端から前記第2のスロット側部まで延びており、
前記電気コイルは、前記閉鎖した底部から前記頂部まで前記スロットを充填して、該電気コイルの一部が前記ピストンコアの外周面と同一平面となるように設けられている、MRピストンアッセンブリ。 - 請求項14に記載のMRピストンアッセンブリにおいて、
前記少なくとも1つの周囲コアピースは、さらに、第2のスロットを形成する第3のスロット側部と第4のスロット側部とを有しており、
前記第2のスロットは、前記外周面沿って周辺で延び、前記外周面に開口する頂部を有、MRピストンアッセンブリ。 - 請求項14に記載のMRピストンアッセンブリにおいて、
前記少なくとも1つの周囲コアピースは、さらに、第1の複数の指状部と、第2の複数の指状部とを有し、
前記第1の複数の指状部は、前記スロットに隣接しており、前記ピストンコアの前記第2の長さ方向端に向かって長さ方向に延びており、
前記第2の複数の指状部は、前記スロットに隣接しており、前記ピストンコアの前記第1の長さ方向端に向かって長さ方向に延びており、また、前記第1の複数の指状部と組み合わさっており、
さらに、前記第2の複数の指状部は、前記スロットの頂部だけ、前記第1の複数の指状部から離間されている、MRピストンアッセンブリ。
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