JP2009179656A - ポリテトラフルオロエチレン多孔質膜およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】各種の用途に用いてもダメージを受け難いポリテトラフルオロエチレン多孔質膜を製造することのできる製造方法を提供する。
【解決手段】ポリテトラフルオロエチレン微粉末に液状潤滑剤を加えた混合物を縦方向に押出成形してシート状成形体を得る。このシート状成形体を、当該シート状成形体が少なくとも横方向に1.5倍以上に拡大されるように圧延する。圧延されたシート状成形体から液状潤滑剤を除去し、液状潤滑剤が除去されたシート状成形体を縦方向および横方向に延伸することにより、ポリテトラフルオロエチレン多孔質膜を製造する。
【選択図】なし

Description

本発明は、ポリテトラフルオロエチレン(以下、「PTFE」という。)多孔質膜およびその製造方法に関する。
PTFE多孔質膜は、通気性が良好で耐水圧が高く、しかも捕集性および分離性がよいために、様々な分野でフィルタなどの濾材に用いられている。例えば、自動車電装部品、OA(オフィスオートメーション)機器、家電製品、医療機器などの筐体の内外の差圧を調整するための防水通気部材、あるいは集塵用バグフィルタ、クリーンルーム用エアフィルタ、掃除機用フィルタなどでは、PTFE多孔質膜を用いた濾材が使用されている。
濾材は、PTFE多孔質膜の厚みが非常に薄いために、通常はPTFE多孔質膜をPETなどからなる不織布やガラス繊維などからなる織物などの通気性支持材にラミネートして構成される。
PTFE多孔質膜は、例えば特許文献1に示されているような方法で製造される。具体的には、まず、PTFE微粉末に液状潤滑剤を加えた混合物を押出成形してその押出方向に延びる長尺状のシート状成形体を形成し、このシート状成形体を長手方向に圧延して所定の厚みに整える。ついで、圧延されたシート状成形体から液状潤滑剤を除去した後に、当該シート状成形体をPTFEの融点未満の温度で長手方向および幅方向に延伸する。これにより、長手方向および幅方向に繊維化した構造を有するPTFE多孔質膜が得られる。さらに、特許文献1には、PTFE多孔質膜をPTFEの融点以上で熱処理すれば、強度を上げられることも記載されている。
また、特許文献2には、圧延された後に液状潤滑剤が除去されたシート状成形体をPTFEの融点以上の温度で長手方向および幅方向に延伸してPTFE多孔質膜を製造する方法が記載されている。
特開平10−30031号公報 特開昭61−207446号公報
前記のような濾材は、用途に応じて加工される。例えば、集塵用バグフィルタでは、帯状の濾材が幅方向の端部が接合されるなどして長尺袋状に加工される。あるいは、掃除機用フィルタやクリーンルーム用エアフィルタでは、濾過面積を稼ぐために、帯状の濾材が長手方向に折り目が並ぶようにプリーツ加工される。また、防水通気部材では、濾材のPTFE多孔質膜側が構造体に溶着されることがある。
このような濾材では、加工時や使用時にPTFE多孔質膜がダメージを受けて、防塵性能などが低下することがある。例えば、集塵用バグフィルタでは、ダストの集塵時および払い落し時にPTFE多孔質膜に長手方向に引張力が作用し、掃除機用フィルタやクリーンルーム用エアフィルタでは、プリーツ加工時にPTFE多孔質膜が長手方向に引き伸ばされるようになる。これらの場合、PTFE多孔質膜の長手方向の強度が強いことが望ましいが、PTFE多孔質膜が長手方向に伸び難かったり、幅方向の強度が長手方向の強度に比べて極端に弱かったりすると、PTFE多孔質膜が裂けることがある。また、防水通気部材でも、PTFE多孔質膜が強度が強い方向に伸び難い場合には、溶着時にPTFE多孔質膜がダメージを受けやすい。
そして、従来のPTFE多孔質膜の製造方法では、延伸倍率の変更やPTFEの融点以上の温度での延伸または延伸後の加熱処理によって伸びや強度を調整することはできるものの、長手方向に伸び易く、かつ、長手方向と幅方向で強度の差が小さいPTFE多孔質膜を製造することは困難であった。
本発明は、このような事情に鑑み、各種の用途に用いてもダメージを受け難いPTFE多孔質膜およびこのPTFE多孔質膜を製造することのできる製造方法を提供することを目的とする。
PTFE多孔質膜の長手方向の伸びについては、破断伸びが50%以上であれば、濾材のプリーツ加工などでPTFE多孔質膜にダメージが出難くなる。ここで、破断伸びとは、引張試験で測定される引張最大荷重伸びのことであり、次式で定義される。
l={(L−L0)/L0}×100
l:破断伸び(引張最大荷重伸び)(%)
L:最大荷重時の標線間距離(mm)
0:元の標線間距離(mm)
なお、標線とは、試験片の表面上に設けた、引張方向と直交する互いに平行な2本の線をいう。
PTFE多孔質膜の強度については、一般に幅方向の強度は長手方向の強度よりも弱いため、幅方向の破断強度に対する長手方向の破断強度の比が4以下となるまで幅方向の強度を強くすることができれば、PTFE多孔質膜が裂け難くなる。ここで、破断強度とは、引張試験で測定される引張最大荷重のことである。
このようなPTFE多孔質膜を得るために、本発明者は、鋭意検討した結果、圧延工程に手を加えることで、本発明をなすに至った。
すなわち、本発明は、PTFE微粉末に液状潤滑剤を加えた混合物を所定方向に押出成形してシート状成形体を得る工程と、前記シート状成形体を当該シート状成形体が少なくとも前記所定方向と直交する直交方向に1.5倍以上に拡大されるように圧延する工程と、圧延された前記シート状成形体から液状潤滑剤を除去する工程と、液状潤滑剤が除去された前記シート状成形体を前記所定方向および前記直交方向に延伸する工程と、を含む、PTFE多孔質膜の製造方法を提供する。
また、本発明は、第1の方向およびこれと直交する第2の方向に繊維化した構造を有し、前記第1の方向の破断強度と前記第2の方向の破断強度のうちで大きい方の小さい方に対する比が4以下であり、かつ、前記第1の方向と前記第2の方向のうちで破断強度の大きい方の方向における破断伸びが50%以上である、PTFE多孔質膜を提供する。
本発明によれば、各種の用途に用いてもダメージを受け難いPTFE多孔質膜を得ることが可能になる。
以下、本発明のPTFE多孔質膜の製造方法について説明する。この製造方法は、成形工程、圧延工程、除去工程、延伸工程の4つの工程を含む。
成形工程では、PTFE微粉末に液状潤滑剤を加えた混合物を未焼成状態で所定方向に押出成形してその方向に延びる長尺状のシート状成形体を形成する。例えば、液状潤滑剤を加えたPTFE微粉末をシリンダで圧縮して予備成型し、これをラム押出機で押し出してシート状に成形する。これにより、押し出し方向である前記の所定方向(以下、「縦方向」という。)に連続したシート状成形体が得られる。
PTFE微粉末は、特に制限されるものではなく、種々の市販のものを使用できる。例えば、ダイキン工業社製のポリフロンF104,F106,F101HE、旭硝子社製のフルオンCD−123,CD−1,CD−145、三井・デュポンフロロケミカル社製のテフロン6J,65Nなどが挙げられる。
液状潤滑剤は、PTFE微粉末を濡らすことができ、蒸発や抽出などの方法によって除去できるものであれば特に制限されるものではない。例えば、炭化水素類の流動パラフィン、ナフサ、トルエン、キシレンが挙げられ、他にもアルコール類、ケトン類、エステル類、フッ素系溶剤が挙げられる。また、これらの2種類以上の混合物を使用してもよい。潤滑剤の添加量は、シート状成形体の成形方法によって異なるが、通常、PTFE微粉末100重量部に対して約5〜50重量部である。
圧延工程では、液状潤滑剤を含んだシート状成形体を、液状潤滑剤が蒸発しない温度、通常は常温で圧延する。具体的には、シート状成形体を、当該シート状成形体が少なくとも縦方向と直交する直交方向(以下、「横方向」という。)に、好ましくは1.5倍以上10倍以下に拡大されるように圧延する。横方向への拡大倍率が1.5倍未満であれば、最終的に得られるPTFE多孔質膜の横方向の破断強度があまり向上せず、10倍を超えると、シート状成形体の横方向の強度が極端に強くなりすぎて、縦方向への延伸が困難となることがあるためである。より好ましい横方向への拡大倍率は、2〜8倍である。
シート状成形体を上記のように圧延する方法としては、種々の方法がある。例えば、シート状成形体の走行ライン上にロール対を斜めに配置して、このロール対の間にシート状成形体を通過させることにより、シート状成形体を斜め方向に圧延して横方向および縦方向に拡大してもよい。この場合のロール対の角度は、加工性および目標とする横方向への拡大倍率によって決定すればよい。
または、連続するシート状成形体を所定長さに切断し、これを切断した方向に沿ってロール対間に通過させることにより、シート状成形体を横方向に圧延して横方向にのみ拡大してもよい。
さらには、例えば図1に示すようなダブルベルトプレス装置を用いて、シート状成形体を一対のベルトで挟んで圧力をかけながら搬送するようにすれば、連続したシート状成形体をそのまま横方向に圧延して横方向に拡大することができる。この方法では、シート状成形体のプレス装置への導入速度に対するベルトの走行速度を変更することにより、シート状成形体を任意の倍率で横方向に拡大することができる。
なお、所望の厚みのシート状成形体を得るために、横方向に拡大されたシート状成形体をロール対でさらに縦方向に圧延してもよい。あるいは、シート状成形体を最初に縦方向にある程度圧延した後に斜め方向または横方向に圧延してもよい。
除去工程では、加熱法または抽出法により、圧延されたシート状成形体から液状潤滑剤を除去して、シート状成形体を乾燥させる。
延伸工程では、液状潤滑剤が除去されたシート状成形体を縦方向および横方向に延伸する。縦方向への延伸と横方向への延伸は、どちらを先に行ってもよいし、同時に行ってもよい。縦方向への延伸倍率は4〜100倍が好ましく、横方向への延伸倍率は3〜50倍が好ましい。これらより低い倍率では実用的な通気性が得られず、これらより高い倍率では延伸時にシート状成形体が裂けやすいからである。より好ましくは、縦方向への延伸倍率は5〜30倍であり、横方向への延伸倍率は4〜30倍である。なお、縦方向への延伸と横方向への延伸は、どちらも複数回に分けて行ってもよい。
延伸時の温度は、縦方向への延伸および横方向への延伸共に通常は100〜400℃である。100℃より低い温度では延伸時に裂けやすく、400℃より高い温度ではPTFEの分解が起こると同時に延伸性が悪くなる。好ましくは、延伸時の温度は200〜385℃である。なお、PTFEの融点(327℃)以下で延伸してPTFE膜を製作した場合には膜が収縮しやすい傾向にあるために、延伸工程後にPTFEの融点以上に加熱して焼成(熱固定)を行うことが好ましい。また、本発明の製造方法では、PTFEの融点以上で延伸した場合もPTFEの融点以下で延伸した後に熱固定した場合も、同等の特性のPTFE多孔質膜が得られる。
以上の工程により、縦方向もしくは横方向に延びる長方形状あるいは帯状、または正方形状のPTFE多孔質膜が得られる。そして、縦方向に延びる長方形状あるいは帯状のPTFE多孔質膜を得る場合は、長手方向および幅方向に繊維化した構造を有し、長手方向の破断強度が幅方向の破断強度よりも大きく、幅方向の破断強度に対する長手方向の破断強度の比が4以下であり、かつ、長手方向の破断伸びが50%以上である、PTFE多孔質膜が得られる。また、横方向に延びる長方形状あるいは帯状のPTFE多孔質膜を得る場合は、長手方向および幅方向に繊維化した構造を有し、幅方向の破断強度が長手方向の破断強度よりも大きく、長手方向の破断強度に対する幅方向の破断強度の比が4以下であり、かつ、幅方向の破断伸びが50%以上である、PTFE多孔質膜が得られる。すなわち、本発明の製造方法によれば、第1の方向およびこれと直交する第2の方向に繊維化した構造を有し、第1の方向の破断強度と第2の方向の破断強度のうちで大きい方の小さい方に対する比が4以下であり、かつ、第1の方向と第2の方向のうちで破断強度の大きい方の方向における破断伸びが50%以上である、PTFE多孔質膜を得ることができる。
また、本発明により得られるPTFE多孔質膜は、ガーレー数で表示して0.1〜10.0秒/100mLの通気度を有しており、濾材に好適に用いられる。より好ましい通気度は、5.0秒/100mL以下である。
なお、上記のようにして得られたPTFE多孔質膜を円形状などの所望の形状に切断してもよい。
以下、実施例を挙げて本発明を詳細に説明するが、本発明は、これら実施例に何ら制限されるものではない。また、本実施例では、以下に示す実施例1〜5のPTFE多孔質膜(サンプル1〜14)および比較例のPTFE多孔質膜(サンプル15,16)に対して、通気度の測定および引張試験を行った。
通気度の測定では、JIS P 8117(ガーレー法)により、PTFE多孔質膜の3箇所について一定圧力下で100mLの空気が流れるのに要する時間を測定し、それらの平均値を算出した。
引張試験では、各PTFE多孔質膜から縦方向に延びる幅10mmの短冊状の試験片と横方向に延びる幅10mmの短冊状の試験片を切り出し、これらの試験片を25℃の環境下で200mm/minの速度で引張り、PTFE多孔質膜の縦方向および横方向の破断強度および破断伸びを測定した。この測定を3回行って平均値を算出した。
さらに、サンプル1およびサンプル15のPTFE多孔質膜については、走査型電子顕微鏡を用いて1000〜3000倍の拡大写真を撮影した。
(実施例1)
PTFEファインパウダー(F104:ダイキン工業社製)100重量部に対して、液状潤滑剤(n−ドデカン:ジャパンエナジー社製)19重量部を均一に混合し、この混合物をシリンダで圧縮した後にラム押出機のダイスから押し出して、幅150mm、厚み1.5mmの連続したシート状成形体を得た。
この液状潤滑剤を含んだシート状成形体を300mmの長さで切断し、金属製圧延ロール間に長手方向に対して直角に通して横方向に圧延し、シート状成形体の幅を300mmと2倍に拡大するとともに、厚みを0.7mmにした。
さらに、厚みを薄くするために、圧延したシート状成形体をさらに金属製圧延ロール間に今度は先の方向と直交する方向に通して縦方向に圧延し、厚み0.3mm、幅300mm、長さ600mmのシート状成形体を得た。
その後、シート状成形体を収縮しないように枠に固定した状態で150℃に加熱して乾燥させ、液状潤滑剤を除去した。このシート状成形体を15cm角に切り取り、これを200℃で縦方向および横方向にそれぞれ8倍に延伸して、PTFE多孔質膜を得た。最後に、得られたPTFE多孔質膜を収縮しないように枠に固定し、これを350℃に調節した乾燥機の中に5分間放置して、焼成(熱固定)を行った(サンプル1)。
また、縦方向への延伸倍率は8倍のままで、横方向への延伸倍率を4倍とした以外は、前記と同様にして、焼成されたPTFE多孔質膜を得た(サンプル2)。
(実施例2)
PTFEファインパウダー(F104:ダイキン工業社製)100重量部に対して、液状潤滑剤(n−ドデカン:ジャパンエナジー社製)19重量部を均一に混合し、この混合物をシリンダで圧縮した後にラム押出機のダイスから押し出して、幅150mm、厚み1.5mmの連続したシート状成形体を得た。
この液状潤滑剤を含んだシート状成形体を300mmの長さで切断し、金属製圧延ロール間に長手方向に対して直角に通して横方向に圧延し、シート状成形体の幅を600mmと4倍に拡大するとともに、厚みを0.3mmにした。
その後、シート状成形体を収縮しないように枠に固定した状態で150℃に加熱して乾燥させ、液状潤滑剤を除去した。このシート状成形体を15cm角に切り取り、これを200℃で縦方向および横方向にそれぞれ8倍に延伸して、PTFE多孔質膜を得た。最後に、得られたPTFE多孔質膜を収縮しないように枠に固定し、これを350℃に調節した乾燥機の中に5分間放置して、焼成(熱固定)を行った(サンプル3)。
また、縦方向への延伸倍率は8倍のままで、横方向への延伸倍率を4倍とした以外は、前記と同様にして、焼成されたPTFE多孔質膜を得た(サンプル4)。
(実施例3)
PTFEファインパウダーとして旭硝子社製のCD123を用いた以外は全て実施例1と同様にして、焼成されたPTFE多孔質膜を得た(サンプル5,6)。
(実施例4)
PTFEファインパウダー(F104:ダイキン工業社製)100重量部に対して、液状潤滑剤(n−ドデカン:ジャパンエナジー社製)19重量部を均一に混合し、この混合物をシリンダで圧縮した後にラム押出機のダイスから押し出して、幅150mm、厚み1.5mmの連続したシート状成形体を得た。
この液状潤滑剤を含んだシート状成形体を、ダブルベルトプレス装置にて、シート状成形体のプレス装置への導入速度0.3mm/分、ベルト速度0.6mm/分で連続的に横方向に圧延し、幅が380mmと2.5倍に拡大されるとともに厚みが0.6mmとされた、長さ10mのシート状成形体を得た。
さらに、厚みを薄くするために、圧延したシート状成形体をさらに金属製圧延ロール間に長手方向に通して縦方向に圧延し、厚み0.3mm、幅380mm、長さ20mのシート状成形体を得た。
その後、シート状成形体を収縮しないように枠に固定した状態で150℃に加熱して乾燥させ、液状潤滑剤を除去した。このシート状成形体を15cm角に切り取り、これを200℃で縦方向および横方向にそれぞれ8倍に延伸して、PTFE多孔質膜を得た。最後に、得られたPTFE多孔質膜を収縮しないように枠に固定し、これを350℃に調節した乾燥機の中に5分間放置して、焼成(熱固定)を行った(サンプル7)。
また、縦方向への延伸倍率は8倍のままで、横方向への延伸倍率を4倍とした以外は、前記と同様にして、焼成されたPTFE多孔質膜を得た(サンプル8)。
(実施例5)
PTFEファインパウダー(F104:ダイキン工業社製)100重量部に対して、液状潤滑剤(n−ドデカン:ジャパンエナジー社製)19重量部を均一に混合し、この混合物をシリンダで圧縮した後にラム押出機のダイスから押し出して、幅150mm、厚み1.5mmの連続したシート状成形体を得た。
この液状潤滑剤を含んだシート状成形体を、ダブルベルトプレス装置にて、シート状成形体のプレス装置への導入速度0.2mm/分、ベルト速度0.6mm/分で連続的に横方向に圧延し、幅が450mmと3倍に拡大されるとともに厚みが0.5mmとされた、長さ8mのシート状成形体を得た。
さらに、厚みを薄くするために、圧延したシート状成形体をさらに金属製圧延ロール間に長手方向に通して縦方向に圧延し、厚み0.3mm、幅450mm、長さ14mのシート状成形体を得た。
その後、シート状成形体を収縮しないように枠に固定した状態で150℃に加熱して乾燥させ、液状潤滑剤を除去した。このシート状成形体を15cm角に切り取り、これを200℃で縦方向および横方向にそれぞれ8倍に延伸して、PTFE多孔質膜を得た。最後に、得られたPTFE多孔質膜を収縮しないように枠に固定し、これを350℃に調節した乾燥機の中に5分間放置して、焼成(熱固定)を行った(サンプル9)。
また、縦方向への延伸倍率は8倍のままで、横方向への延伸倍率を4倍とした以外は、前記と同様にして、焼成されたPTFE多孔質膜を得た(サンプル10)。
(実施例6)
PTFEファインパウダー(F104:ダイキン工業社製)100重量部に対して、液状潤滑剤(n−ドデカン:ジャパンエナジー社製)19重量部を均一に混合し、この混合物をシリンダで圧縮した後にラム押出機のダイスから押し出して、幅150mm、厚み1.5mmの連続したシート状成形体を得た。
この液状潤滑剤を含んだシート状成形体を、ダブルベルトプレス装置にて、シート状成形体のプレス装置への導入速度0.2mm/分、ベルト速度0.6mm/分で連続的に横方向に圧延し、幅が450mmと3倍に拡大されるとともに厚みが0.5mmとされた、長さ8mのシート状成形体を得た。
さらに、厚みを薄くするために、圧延したシート状成形体をさらに金属製圧延ロール間に長手方向に通して縦方向に圧延し、厚み0.3mm、幅450mm、長さ14mのシート状成形体を得た。
その後、シート状成形体を収縮しないように枠に固定した状態で150℃に加熱して乾燥させ、液状潤滑剤を除去した。このシート状成形体を、帯状のまま、PTFEの融点以上の360℃で縦方向(長手方向)に6倍に延伸して、焼成状態のPTFEシートを約60mほど得た。このPTFEシートを130℃で横方向(幅方向)に8倍に延伸して、PTFE多孔質膜を得た(サンプル11)。
(実施例7)
PTFEファインパウダー(F104:ダイキン工業社製)100重量部に対して、液状潤滑剤(n−ドデカン:ジャパンエナジー社製)19重量部を均一に混合し、この混合物をシリンダで圧縮した後にラム押出機のダイスから押し出して、幅150mm、厚み1.5mmの連続したシート状成形体を得た。
この液状潤滑剤を含んだシート状成形体を、ダブルベルトプレス装置にて、シート状成形体のプレス装置への導入速度0.2mm/分、ベルト速度0.6mm/分で連続的に横方向に圧延し、幅が450mmと3倍に拡大されるとともに厚みが0.5mmとされた、長さ8mのシート状成形体を得た。
さらに、厚みを薄くするために、圧延したシート状成形体をさらに金属製圧延ロール間に長手方向に通して縦方向に圧延し、厚み0.3mm、幅450mm、長さ14mのシート状成形体を得た。
その後、シート状成形体を収縮しないように枠に固定した状態で150℃に加熱して乾燥させ、液状潤滑剤を除去した。このシート状成形体を、一旦280℃で縦方向(長手方向)に5倍に延伸して巻き取った後、さらに360℃で縦方向に20倍に延伸して、約100倍に延伸された焼成状態のPTFEシートを約80mほど得た。このPTFEシートを130℃で横方向(幅方向)に5倍に延伸して、PTFE多孔質膜を得た(サンプル12)。
(実施例8)
PTFEファインパウダー(F104:ダイキン工業社製)100重量部に対して、液状潤滑剤(n−ドデカン:ジャパンエナジー社製)19重量部を均一に混合し、この混合物をシリンダで圧縮した後にラム押出機のダイスから押し出して、幅150mm、厚み1.5mmの連続したシート状成形体を得た。
この液状潤滑剤を含んだシート状成形体を、ダブルベルトプレス装置にて、シート状成形体のプレス装置への導入速度0.2mm/分、ベルト速度0.6mm/分で連続的に横方向に圧延し、幅が450mmと3倍に拡大されるとともに厚みが0.5mmとされた、長さ8mのシート状成形体を得た。
さらに、厚みを薄くするために、圧延したシート状成形体をさらに金属製圧延ロール間に長手方向に通して縦方向に圧延し、厚み0.3mm、幅450mm、長さ14mのシート状成形体を得た。
その後、シート状成形体を収縮しないように枠に固定した状態で150℃に加熱して乾燥させ、液状潤滑剤を除去した。このシート状成形体を、一旦280℃で縦方向(長手方向)に20倍に延伸して巻き取った後、130℃で横方向(幅方向)に45倍に延伸して、PTFE多孔質膜を得た。最後に、得られたPTFE多孔質膜を収縮しないように枠に固定し、これを350℃に調節した乾燥機の中に5分間放置して、焼成(熱固定)を行った(サンプル13)。
(実施例9)
PTFEファインパウダー(F104:ダイキン工業社製)100重量部に対して、液状潤滑剤(n−ドデカン:ジャパンエナジー社製)19重量部を均一に混合し、この混合物をシリンダで圧縮した後にラム押出機のダイスから押し出して、幅150mm、厚み1.5mmの連続したシート状成形体を得た。
この液状潤滑剤を含んだシート状成形体を、幅60mmとした後に、ダブルベルトプレス装置にて、シート状成形体のプレス装置への導入速度0.1mm/分、ベルト速度10mm/分で連続的に横方向に圧延し、幅が550mmと約9倍に拡大されるとともに厚みが0.2mmとされた、長さ5mのシート状成形体を得た。
その後、シート状成形体を収縮しないように枠に固定した状態で150℃に加熱して乾燥させ、液状潤滑剤を除去した。このシート状成形体を15cm角に切り取り、これを200℃で縦方向および横方向にそれぞれ8倍に延伸して、PTFE多孔質膜を得た。最後に、得られたPTFE多孔質膜を収縮しないように枠に固定し、これを350℃に調節した乾燥機の中に5分間放置して、焼成(熱固定)を行った(サンプル14)。
(比較例)
PTFEファインパウダー(F104:ダイキン工業社製)100重量部に対して、液状潤滑剤(n−ドデカン:ジャパンエナジー社製)19重量部を均一に混合し、この混合物をシリンダで圧縮した後にラム押出機のダイスから押し出して、幅150mm、厚み1.5mmの連続したシート状成形体を得た。
この液状潤滑剤を含んだシート状成形体を金属製圧延ロール間に長手方向に通して縦方向に圧延し、幅150mmのままで厚みを0.3mmとした。
その後、シート状成形体を収縮しないように枠に固定した状態で150℃に加熱して乾燥させ、液状潤滑剤を除去した。このシート状成形体を15cm角に切り取り、これを200℃で縦方向および横方向にそれぞれ8倍に延伸して、PTFE多孔質膜を得た。最後に、得られたPTFE多孔質膜を収縮しないように枠に固定し、これを350℃に調節した乾燥機の中に5分間放置して、焼成(熱固定)を行った(サンプル15)。
また、縦方向への延伸倍率は8倍のままで、横方向への延伸倍率を4倍とした以外は、前記と同様にして、焼成されたPTFE多孔質膜を得た(サンプル16)。
以上の実施例1〜5および比較例の製造条件を表1にまとめ、上述した試験結果を表2に示す。
表2から分かるように、圧延工程における横方向への拡大倍率が1倍の比較例のPTFE多孔質膜(サンプル15,16)では、横方向の破断強度に対する縦方向の破断強度の比が4を超えているとともに、縦方向の伸びが50%を下回っている。これに対し、圧延工程における横方向への拡大倍率が1.5倍以上の実施例1〜9のPTFE多孔質膜(サンプル1〜14)では、横方向の破断強度に対する縦方向の破断強度の比が4以下に抑えられ、かつ、縦方向の破断伸びが50%以上となっている。
また、図3に示す比較例のサンプル15のPTFE多孔質膜では、フィブリルがPTFE多孔質膜の縦方向に大きく延びているのに対し、図2に示す実施例1のサンプル1のPTFE多孔質膜では、フィブリルが縦方向だけでなく横方向にも大きく延びている。
ダブルベルトプレス装置の概略構成図である。 サンプル1のPTFE多孔質膜(実施例1)の顕微鏡写真である。 サンプル15のPTFE多孔質膜(比較例)の顕微鏡写真である。

Claims (4)

  1. ポリテトラフルオロエチレン微粉末に液状潤滑剤を加えた混合物を所定方向に押出成形してシート状成形体を得る工程と、
    前記シート状成形体を当該シート状成形体が少なくとも前記所定方向と直交する直交方向に1.5倍以上に拡大されるように圧延する工程と、
    圧延された前記シート状成形体から液状潤滑剤を除去する工程と、
    液状潤滑剤が除去された前記シート状成形体を前記所定方向および前記直交方向に延伸する工程と、
    を含む、ポリテトラフルオロエチレン多孔質膜の製造方法。
  2. 前記シート状成形体を延伸する工程において、前記所定方向への延伸倍率が4〜100倍であり、前記直交方向への延伸倍率が3〜50倍である、請求項1に記載のポリテトラフルオロエチレン多孔質膜の製造方法。
  3. 第1の方向およびこれと直交する第2の方向に繊維化した構造を有し、前記第1の方向の破断強度と前記第2の方向の破断強度のうちで大きい方の小さい方に対する比が4以下であり、かつ、前記第1の方向と前記第2の方向のうちで破断強度の大きい方の方向における破断伸びが50%以上である、ポリテトラフルオロエチレン多孔質膜。
  4. 通気量がガーレー数で表示して0.1〜10.0秒/100mLである、請求項3に記載のポリテトラフルオロエチレン多孔質膜。
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