JP2009177708A - 放送受信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】スクランブル放送信号のチャンネルを選局する際の利便性を改善する。
【解決手段】放送受信装置100に放送番組のスクランブルを解除する着脱自在のICカード41が装着されたことをカードディテクタ28により検出すると、予めメモリ10Bに記憶しておいたスクランブルされた番組を放送する論理チャンネルを指すスクランブル情報が、CPU10Aによりメモリ10Bから読出される。読出された情報は、信号処理部23のOSD回路231を介してモニタ40に表示される。
【選択図】図1

Description

この発明は放送受信装置に関し、特に、スクランブルがかけられた放送信号のスクランブルデコードがIC(Integrated Circuit)カードなどのデコードの為の情報を記録したモジュールの使用によって可能となる放送受信装置に関する。
従来からデジタル放送においては、料金を支払う契約者だけが受信できるよう、放送事業者側で放送に電波を乱す暗号(スクランブル)をかけて送信するCAS(Condition Access System:限定受信システム)による有料視聴サービスが行なわれている。たとえば、衛星デジタル放送では、放送局は、有料視聴サービスの契約者に予め鍵コードを記録したICカードなどの記録媒体を配布する。放送局からスクランブルがかかった有料放送番組の信号を受信する装置に、ユーザが記録媒体を挿入すると、受信装置では記録媒体に記録された鍵コードを用いて、受信した放送信号のスクランブルの解除(暗号化のための符号を復号する:デスクランブル)がされる。これにより、スクランブルがかけられたために画像が極端にゆがんだり、モザイクがかかったりした画面は、正常な画面に戻されて、ユーザは有料番組を視聴することが可能となる。
ここで、ユーザが所望する有料放送チャンネルの選局を容易にするために有料放送のチャンネルのリストを表示することが考えられる。チャンネルのリストを作成する技術が、たとえば特許文献1−5に開示される。
特許文献1はテレビジョン受信装置に関し、テレビジョン放送の種類別にチャンネルのリストを表示する構成を示す(特許文献1の段落0015を参照)。
特許文献2はデジタル放送受信装置に関し、チャンネルスキャンを実行してチャンネルのリストを作成する構成を示す(特許文献2の段落0020を参照)。
特許文献3はデジタル放送受信装置に関し、チャンネル履歴の情報から、古いチャンネル情報を削除する構成を示す(特許文献3の請求項2を参照)。
特許文献4は放送受信装置に関し、チャンネルのリストから特定のチャンネルを削除する構成を示す(特許文献4の段落0004を参照)。
特許文献5はテレビジョンに関し、チャンネルのリストから受信状態が悪いチャンネルが削除される構成を示す(特許文献5の段落0005を参照)。
また、デスクランブルのためのカード記憶媒体を用いた構成が特許文献6−9に示される。
特許文献6はデジタル放送受信方法に関し、装着したICカードにおいて発生させたキーを用いてデスクランブルする構成を示す(特許文献6の段落0018と0029を参照)。
特許文献7は有料放送受信装置に関し、装着したICカードの情報を用いてデスクランブルをし、また、チャンネルのリストを表示する構成を示す(特許文献7の段落0016と図5を参照)。
特許文献8はデジタル情報受信装置に関し、カードが挿入されていない場合には視聴案内番組に受信番組を切換える構成を示す(特許文献8の段落0012を参照)。
特許文献9はプリペイドカード利用の衛星放送受信機に関し、カード挿入によりデータを読み取り、スクランブル解除を行なう構成を示す(特許文献9の段落0004を参照)。
特開2006−186516号公報 特開2006−166035号公報 特開2007−110287号公報 特開2000−217042号公報 特開2007−5919号公報 特開2000−244888号公報 特開平9−46681号公報 特開2005−303759号公報 特開平5−207464号公報
ユーザが放送受信装置にデスクランブル用のカードを挿入するのは、有料放送を視聴したいとの要求を示すものであるから、カード挿入を検出するとスクランブル放送のチャンネルを選局する動作に速やかに移行すれば、ユーザの要求に応えることになり、利便性が増す。その動作を促すために、有料放送のチャンネルのリストを表示すれば、所望の有料放送チャンネルの選局がスムーズに行なえる。
しかしながら、上述した各文献など従来技術では、カードの挿入を検出すると自動的に有料放送番組のチャンネルのリストを表示することはない。また、表示されるチャンネルのリストには、スクランブルのチャンネルの情報も常に表示されるので、カード未挿入時にはチャンネル情報はリストで表示されるが画像は表示されないことになり、ユーザは混乱する。
また、表示されるチャンネルのリストでは、スクランブルの有無にかかわらず、リストには番号順にチャンネルの情報が表示されるので、ユーザはリストを参照しても所望チャンネルの選局操作に手間取ることがあった。
したがって、従来は、スクランブル放送の所望チャンネルを選局する動作を速やかに行ないたいとのユーザの要求には十分に応えることができなかった。
それゆえにこの発明の目的は、スクランブル放送信号のチャンネルを選局する際の利便性が改善された放送受信装置を提供することである。
この発明のある局面に従うと、物理チャンネルに多重化した複数の論理チャンネルを形成し、この論理チャンネル毎に番組を放送するDVB−T(Digital Video Broadcasting for Terrestrial)方式に従うデジタルテレビジョン放送を受信する放送受信装置は、表示部と、記憶部と、放送局から送信されるデジタルテレビジョン放送を受信し、指定された物理チャンネルの放送を選局して抽出する選局部と、選局部が抽出する放送に基づき、指定された物理チャンネルに多重化した各論理チャンネルの放送番組がスクランブルされているか否かを検出し、検出結果を出力する検出部と、検出部から出力された検出結果に基づき、物理チャンネルに多重化した複数の論理チャンネルのうち、放送する番組がスクランブルされた論理チャンネルを指すスクランブル情報と、放送する番組がスクランブルされていない論理チャンネルを指す非スクランブル情報とを、記憶部に格納するスクランブル情報格納部と、選局部が抽出する放送から、指定された論理チャンネルによる番組放送を選択的に抽出する放送受信部と、放送受信装置に着脱自在であって、且つ放送番組のスクランブルを解除するICカードからなるモジュールが、放送受信装置に装着されたか否かを検出するモジュール検出部と、を備える。
そして、モジュール検出部がモジュールが装着されたことを検出するとき、記憶部からスクランブル情報を読出し表示部に表示するか、または、記憶部から非スクランブル情報とスクランブル情報とを読出し、表示部に個別に表示するかのいずれかを行なう。
この発明の他の局面に従うと、物理チャンネルに多重化した複数の論理チャンネルを形成し、この論理チャンネル毎に番組を放送するデジタルテレビジョン放送を受信する放送受信装置は、表示部と、記憶部と、放送局から送信されるデジタルテレビジョン放送を受信し、指定された物理チャンネルの放送を選局して抽出する選局部と、選局部が抽出する放送に基づき、指定された物理チャンネルに多重化した各論理チャンネルの放送番組がスクランブルされているか否かを検出し、検出結果を出力する検出部と、検出部から出力された検出結果に基づき、物理チャンネルに多重化した複数の論理チャンネルのうち、放送する番組がスクランブルされた論理チャンネルを指すスクランブル情報を、記憶部に格納するスクランブル情報格納部と、選局部が抽出する放送から、指定された論理チャンネルによる番組放送を選択的に抽出する放送受信部と、放送受信装置に着脱自在であって、且つ放送番組のスクランブルを解除するモジュールが、放送受信装置に装着されたか否かを検出するモジュール検出部と、を備え、モジュール検出部がモジュールが装着されたことを検出するとき、記憶部からスクランブル情報を読出し、表示部に表示する。
好ましくは、検出部から出力された検出結果に基づき、物理チャンネルに多重化した複数の論理チャンネルのうち、放送する番組がスクランブルされていない論理チャンネルを指す非スクランブル情報を、記憶部に格納する非スクランブル情報格納部をさらに備え、モジュール検出部がモジュールが装着されていないことを検出するとき、記憶部から非スクランブル情報を読出し、表示部に表示する。
好ましくは、モジュール検出部がモジュールが装着されていることを検出するとき、記憶部から非スクランブル情報と、スクランブル情報とを読出し、表示部に個別に表示する。
好ましくは、デジタルテレビジョン放送は、DVB−T(Digital Video Broadcasting for Terrestrial)方式に従う放送である。
好ましくは、モジュールは、ICカードからなる。
発明によれば、放送受信装置に放送番組のスクランブルを解除する着脱自在のモジュールが装着されたことが検出されると、放送する番組がスクランブルされた論理チャンネルを指すスクランブル情報が記憶部から読出されて表示部に表示される。
したがって、ユーザが放送受信装置にスクランブル解除用のモジュールを装着するのは、スクランブル放送を視聴したいとの要求を示すものであるから、モジュール装着を検出するとスクランブル放送の論理チャンネルの情報を表示することで、ユーザは所望する論理チャンネルの選局を表示内容に従い速やかに行うことができる。これにより、スクランブル放送のチャンネルを選局する際の利便性が改善される。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図面の同一または相当部分については、同一符号を付してその説明は繰返さない。
(実施の形態1)
本実施の形態では、放送受信装置は、ユーザによる所望チャンネル選択を容易にするためにチャンネルのリストを表示する構成において、デスクランブルのための情報を記録したモジュールであるICカードの装着/取り外しを検出した結果に基づき、表示するチャンネルのリストを、スクランブル放送信号のチャンネルのみからなるチャンネルのリスト、または非スクランブル放送のチャンネルのみからなるチャンネルのリストのいずれかに切換える。
これにより、ICカードを挿入していない場合には、スクランブルチャンネルを選局したとしても画面は表示されないので、スクランブルチャンネルを表示するチャンネルのリストから取り除くことで、ユーザはチャンネルのリストを参照して所望チャンネルの選択をスムーズに行なうことができる。
図1は、この発明の実施の形態1に係る放送受信装置100の概略構成図である。
図1を参照して、放送受信装置100は、アンテナ43およびモニタ40を接続するとともに、外部のリモコン(リモートコントローラの略)42から指令信号を受信する。アンテナ43は、放送信号を受信し、受信した放送信号を放送受信装置100に出力する。モニタ40は、放送受信装置100から出力された映像信号および音声信号を入力し、画面に画像を出力するとともに、スピーカから音声を出力する。
アンテナ43は、図示のないテレビ放送局から電波で送信されてくる高周波数のRF(Radio Frequency)信号であるデジタルテレビジョン放送信号を受信し、IF(Intermediate Frequency:中間周波数信号)に変換し放送受信装置100に出力する。
リモコン42は、ユーザによる操作を受付けて、操作に応じた指令信号を赤外線で放送受信装置100に送信する。なお、リモコン42から出力されるのは、赤外線の信号に限定されず、無線の信号であってもよい。また、リモコン42および後述するリモコン受信部26に代替して、または、リモコン42およびリモコン受信部26とともに、放送受信装置100の本体に、ユーザからの操作を受付けて、操作信号を後述の制御部10に出力する操作受付部を設けるようにしてもよい。
放送受信装置100は、制御部10、チューナ16、デジタル復調器18、MPEG(Moving Picture Experts Group)に従う復号機能を有するMPEGデコーダ22、信号処理部23、TS(Transport Stream)信号を処理するTS処理部24、TS処理部24から出力された後述のSI(program Specific Information)に基づき後述のチャンネルのリスト(一覧表)を作成し、作成したリストを制御部10のメモリ10Bに格納する情報作成・格納部25を含む。
さらに放送受信装置100は、デジタル復調器18とMPEGデコーダ22の間に設けられるスイッチ(図面ではSWと略す)部21、外部のICカード41が着脱自在に装着されるカードI/F(インターフェイスの略)27、カードI/F27にICカード41が装着されているか否かを検出するためのカードディテクタ28および放送受信装置100の各部に電力を供給するための電源(図面ではPWRと略す)部29を含む。
制御部10は、プログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)10Aと、各種のデータを記憶するメモリ10Bとを含む。メモリ10Bにはチャンネルのリスト51〜54(後述の図2〜図3、図8を参照)が格納される。チャンネルのリスト53は実施の形態2において説明する。
チューナ16は、アンテナ43を介して受信した放送信号を入力し、入力した放送信号の中から、CPU10Aからの指示(選局すべき物理チャンネルの情報を含む)に応じて選択した物理チャンネルに対応する放送信号を抽出して出力する。チューナ16は、抽出した放送信号をデジタル復調器18へ出力する。
デジタル復調器18は、チューナ16から放送信号を受けて、放送信号を映像および音声がデジタル符号化されたTS信号に復調し、出力する。
スイッチ部21は、デジタル復調器18から与えられるTS信号を、CPU10Aからの切換信号に応じて、MPEGデコーダ22およびカードI/F27のいずれか一方に出力する。
MPEGデコーダ22は、与えられるTS信号を入力し、映像信号および音声信号に復号する。そして、復号した映像信号および音声信号を信号処理部23に出力する。信号処理部23は、MPEGデコーダ22から入力した映像信号および音声信号をモニタ40に出力可能なように信号を処理し、信号処理した映像信号および音声信号をモニタ40に出力する。モニタ40は、与えられる映像信号を画像として表示し、音声信号をスピーカ(図示せず)から出力する。
また、MPEGデコーダ22は、与えられるTS信号を、TS処理部24に出力する。TS処理部24は、入力するTS信号から所定の情報を抽出し、抽出した後述のSIを情報作成・格納部25に出力する。情報作成・格納部25は、簡単なマイクロプロセッサの機能を有し、与えられるSIに基づき、チャンネルのリスト11および12(後述する図2参照)を作成する。作成したチャンネルのリスト11および12は、情報作成・格納部25によって、制御部10のメモリ10Bの所定領域に格納される。
カードディテクタ28は、ICカード41がカードI/F27に装着されているか取り外されているかを検出し、その検出結果を制御部10に出力する。ここで、ICカード41は、接触式ICカードであると想定する。その場合、ICカード41がカードI/F27に装着されると、ICカード41側に設けられた図示のない接点(端子)とカードI/F27側に設けられた図示のない接点(端子)とが接触し、カードI/F27側の接点の電位が変化する。カードディテクタ28はカードI/F27側の接点の電位を検出し、その検出結果に基づき、ICカード41がカードI/F27に装着されたか否かを検出する。
制御部10のCPU10Aは、カードディテクタ28からの検出信号に基づき、ICカード41がカードI/F27に装着されていることを検出すると、スイッチ部21に対し、“H”レベルの信号を出力する。スイッチ部21は、“H”レベルの信号を入力すると、応じてデジタル復調器18から入力するTS信号を、カードI/F27側に出力する。逆に、制御部10は、カードディテクタ28からの検出信号に基づき、ICカード41がカードI/F27に装着されていないことを検出すると、応じて“L”レベルの信号をスイッチ部21に出力する。スイッチ部21は、“L”レベルの信号が与えられると、デジタル復調器18から入力するTS信号を、MPEGデコーダ22側に出力する。
CPU10Aはメモリ10BのフラグFを、カードディテクタ28からの検出信号を入力する毎に、当該検出信号が指す値に更新する。したがって、CPU10Aは、カードディテクタ28から検出信号を入力するとき、メモリ10BのフラグFが指す状態と、カードディテクタ28から入力した検出信号が指す状態とを比較することにより、ICカード41が抜き→装着に状態変化したか、または装着→抜きに状態変化したかを検出することができる。
カードI/F27にICカード41が装着されているとき、デジタル復調器18から出力されるTS信号は、スイッチ部21、カードI/F27を介してICカード41に入力する。
ICカード41は、簡単なマイクロプロセッサの機能を有し、解除キー411を内部メモリに予め記憶するとともに、デスクランブル部412を有する。
デスクランブル部412は、カードI/F27から入力するTS信号を解析し、スクランブルがかけられているか否かを検出する。スクランブルがかかっている場合には、スクランブル解除(デスクランブル)の動作を行なう。具体的には、デスクランブル部412は、解除キー411を用いて暗号化されたデジタルのTS信号の復号処理を行なって、復号したTS信号を、カードI/F27に出力する。したがって、スクランブルが解かれたTS信号は、カードI/F27からMPEGデコーダ22に与えられる。
ICカード41にスクランブル化されていないTS信号が与えられたときは、ICカード41のデスクランブル部412は動作せず、当該TS信号はICカード41をそのままスルーして出力される。そして、カードI/F27を介してMPEGデコーダ22に与えられる。
信号処理部23は、OSD(On Screen Display)回路231を有する。OSD回路231は、制御部10から与えられるデータに基づく画像信号を生成し、その生成した信号を、信号処理部23から出力される映像信号に重畳してモニタ40に出力する。これにより、データに基づく画像が重畳した番組の映像がモニタ40の画面に映し出される。
このように、放送信号にスクランブルがかけられた有料番組を放送するデジタルテレビ放送には、日本のISDB−T(Integrated Services Digital Broadcasting for Terrestrial)方式の他に、米国のATSC(Advanced Television Systems Committee)方式およびヨーロッパのDVB−T(Digital Video Broadcasting for Terrestrial)方式がある。いずれの方式においても、CASのために有料番組の放送信号はスクランブルの符号化(暗号化)がされて送信される。
本実施の形態では、たとえばヨーロッパのDVB−T方式(ETSI(European Telecommunications Standards Institute) EN 300 468)における、デジタルテレビ放送を例示して説明する。
図4には、本実施の形態に係るDVB−T規格に従うTS信号の一例が模式的に示される。TS信号は、1つの物理チャンネルに対応し1つ存在する。物理チャンネルとは、実際にアンテナ43およびチューナ16が受信する周波数を表すチャンネルであり、番号で指示される。また、1つのTS信号には、複数の論理チャンネルの放送用のコンテンツの符号化された信号(映像信号および音声信号など)が含まれる。符号化された画像・音声のそれぞれを、ES(エレメンタリストリーム:Elementary Stream)と呼ぶ。このように、1つの物理チャンネルに複数の論理チャンネルが多重化されている。
図4では、TS信号に、たとえば、TV(テレビジョン)局AとTV局Bという2つの放送局が送信する番組コンテンツのための論理チャンネルそれぞれに対応して、映像と音声のコンテンツが含まれる。また、TS信号では複数の番組(プログラム)を取り扱うことが可能であるが、そのTS信号にどのような番組が存在し、TS信号に含まれる各ESがどの番組に属しているかを記した情報をSI(program Specific Information)という。SIは動画や音声とは、別にTS信号に挿入されて送信される。SIは、当該TS信号に含まれる論理チャンネルに関する情報として、EIT、SDT、PMTおよびBATを含む。これらの情報は、放送局によって生成されて重畳されて放送される。
EIT(Event Information Table)は、各局が放送する番組の名称や放送日時、放送内容など、番組に関連する情報を含む。具体的には、各局の現在および次の放送番組に関する情報が含まれる。SDT(Service Description Table)には、TV局が放送する各番組に対応する論理チャンネルを識別するために論理チャンネルの番号が含まれる。PMT(Program Map Table)は、番組毎に、当該番組を構成する画像や音声などに共通して割当された識別情報を格納する。PMTを解析することで、TS信号に含まれる各画像や音声などのコンテンツの識別情報を得ることができるので、得られた同一の識別情報を有する映像または音声をTS信号から抽出することで、各番組を再生することができる。BATは、各TV局の番組の放送信号についてスクランブルがかかっているか否かを指すサービス情報を含む。
TS処理部24は、MPEGデコーダ22から出力されたTS信号を解析し、SIを抽出し、情報作成・格納部25に与える。情報作成・格納部25には、また、CPU10Aから、チューナ16によって現在、選局されている物理チャンネルの情報である物理チャンネルの番号が与えられる。
情報作成・格納部25は、本実施の形態では、与えられるSIと選局中の物理チャンネルの情報を入力し、入力した情報に基づいて、図2と図3に示すチャンネルのリスト51、52および54を作成し、作成したリストをメモリ10Bに格納する。
図2を参照して、リスト51は、放送受信装置100が受信する物理チャンネル111のそれぞれに対応して、複数の論理チャンネル(図中、‘LCN’と略す)の番号を指すデータ112が格納される。データ112のそれぞれに対応して、当該データ112が指す論理チャンネルを用いて番組を放送するTV局名を示すデータ113および当該番組のスクランブルの有無(有料放送の有無)を指すデータ114を格納する。
また、リスト54は、リスト51から読出したしたデータ112、113および114を用いて作成される。リスト52はリスト51から読出したデータを用いて作成される。具体的には、CPU10Aは、リスト52を、リスト51のデータ114のうち‘スクランブルなし’を指すデータ114と、それに対応するTV局名を示すデータ113および対応の論理チャンネルの番号を指すデータ112を読出し、‘スクランブルなし’を指すデータ124、TV局名のデータ123および論理チャンネルの番号のデータ122として対応付けて格納することにより作成する。
図2のリスト51は、放送受信装置100のチャンネルスキャンモードにおいて予め作成されてメモリ10Bに格納される。チャンネルスキャンモードでは、デジタル復調器18から出力されたTS信号は、スイッチ部21を介してMPEGデコーダ22側に出力される。
図5にはチャンネルスキャンモードの処理フローチャートが示される。図中の‘CH’はチャンネルの略称である。図5を参照して、マルチスキャンモードにおいては、CPU10Aは、当該放送受信装置100で受信可能な物理チャンネルのそれぞれについて、チューナ16に指示して選局動作を行なわせる(ステップS1)。この受信可能な物理チャンネルの情報はメモリ10Bに予め格納されていると想定する。したがって、チューナ16が各物理チャンネルの放送信号を受信するとき、各物理チャンネルについてのTS信号は、MPEGデコーダ22からTS処理部24に与えられる。TS処理部24はTS信号からSIを抽出して、情報作成・格納部25に出力する。また、受信中の物理チャンネルの情報は、CPU10Aから情報作成・格納部25に与えられる。
情報作成・格納部25では、入力する物理チャンネルを指示する情報および当該物理チャンネルのTS信号から抽出したSIに基づき、図2のリスト51を作成し、作成したリストをメモリ10Bに格納する。これにより、リスト51は予め作成されて格納される(ステップS3)。
次に、図6のフローチャートを参照し、放送受信装置100におけるチャンネルのリスト表示の手順について説明する。
ここで、放送受信装置100の電源はONされているとする。
図6を参照して、まず、CPU10Aは、リモコン42からの指令信号に基づき、リスト表示が指示されているか否かを検出する(ステップS5)。リスト表示の指示がされていないと検出されるまでの間は、ステップS5の処理が繰返される。
一方、リスト表示の指示を入力したと検出すると(ステップS5でYES)、CPU10Aは、カードディテクタ28からの検出信号に基づき、ICカード41が、ユーザによってカードI/F27に挿入されているか否かを検出する(ステップS7)。挿入されていると検出すると、CPU10Aは、メモリ10Bのリスト51から情報を読出し、読出した情報に基づき、すべての論理チャンネルの情報を格納した図2のリスト54を作成して、メモリ10Bに格納する(ステップS9)。
一方、ICカード41が挿入されていないと検出すると(ステップS7でNO)、CPU10Aは、物理チャンネルのリスト51から、スクランブルがかかっていない(スクランブルなし)の論理チャンネルのデータのみを選択的に読出し、読出した論理チャンネルのデータに基づき図3のリスト52を作成し、メモリ10Bに格納する(ステップS11)。
次に、CPU10Aは、ステップS9またはS11で作成されたチャンネルのリストの情報に基づく画像データを生成し、信号処理部23のOSD回路231に与える。OSD回路231は、与えられる画像データを入力し、映像信号に重畳し出力する。これにより、モニタ42には、論理チャンネルのリスト54または52が表示される(ステップS13)。図7には、無料放送(スクランブルなし)の論理チャンネルのリスト52の表示の一例が示される。
次に、CPU10Aは、リモコン受信部26を介してリモコン42の操作による何らかの指令を入力するかを検出する(ステップS15)。
何らかの指令を入力した場合(ステップS15でYES)、CPU10Aは、指令を解析し、解析結果に基づき、指令は論理チャンネル(LCN)の選択指示であるか否かを検出する(ステップS17)。論理チャンネルの選択指示であると検出すると(ステップS17で‘LCN選択’)、処理はステップS19に移行するが、その他の指示であると検出すると(ステップS17で‘その他’)、当該指示に応じた他の処理へ移行する。この他の処理についての説明は、ここでは省略する。
ステップS13で表示された論理チャンネルのリストを参照し、ユーザは所望の論理チャンネルを見つけ出し、リモコン42を操作し選択したチャンネルの番号を入力する。
ステップS19では、ユーザが選局した論理チャンネルの画像がモニタ40に出力される。具体的には、CPU10Aは、このチャンネル選択の指令を入力し、入力した選択論理チャンネルに対応する物理チャンネルのデータ111を記憶部10Bのリスト51を検索して読出し、チューナ16に出力する。これにより、チューナ16は与えられるデータ111が指示する物理チャンネルを選局する動作を行なう。また、CPU10Aは、入力した選択論理チャンネルのデータをMPEGデコーダ22に与えて、該論理チャンネルのコンテンツをTS信号から抽出するように制御する。したがって、指示された論理チャンネルのコンテンツのデータが信号処理部23を介してその映像信号および音声信号がモニタ40に与えられ、そこに画像または音声が出力される。このとき、ステップS13で表示中のチャンネルのリストは画面から消去される。
ここでは、表示するべきチャンネルのリストはステップS9またはS11において表示の都度、作成するとしているが、予め作成しておいてもよい。
このように本実施の形態によれば、デスクランブルのためのICカード41が装着されていない場合において、すなわちユーザが有料放送番組の視聴を希望していないと想定される場合において、チャンネルのリスト表示の要求がされたときは、スクランブル有りの論理チャンネルの情報は、表示すべきリストから除かれている。したがって、ユーザは、表示リストを参照して所望するチャンネルの選択をスムーズに行なうことができる。
(実施の形態2)
本実施の形態2では、図1の放送受信装置100におけるチャンネルのリスト表示の他の例が示される。
図8には、本実施の形態2に係るチャンネルのリストの一例が示される。図8を参照してチャンネルのリスト53は、予め作成されてメモリ10Bに格納されたチャンネのリスト51に基づき、情報作成・格納部25により作成されて、メモリ10Bに格納される。
具体的には、リスト53は、リスト51のデータ114のうち‘スクランブルあり’を指すデータ114と、それに対応するTV局名を示す113および対応する論理チャンネルの番号を指すデータ112を、リスト51から読出し、データ134、データ133およびデータ132として対応付けて格納することにより作成される。
図9を参照して、本実施の形態2に係るチャンネルのリストの作成手順について説明する。まず、ステップS25とS27において、前述のステップS1とS3と同様の処理によって、放送受信装置100において物理チャンネルのスキャンが行なわれて、この結果、各物理チャンネルについての情報を格納したリスト51が作成されて、メモリ10Bに格納される。
次に、CPU10Aは、作成された物理チャンネルのリスト51を検索し、データ114が指す‘スクランブルのあり/なし’に基づき、個別に、論理チャンネルのリストを作成し、メモリ10Bに格納する(ステップS29)。具体的には、CPU10Aは、リスト51を検索して読出したデータを用いて図3のリスト52と、図8のリスト53を作成し、作成したリストをメモリ10Bに格納する。
図10には、本実施の形態2に係るチャンネルのリスト表示のための処理フローチャートが示される。図10を参照して、まずCPU10Aは、リモコン42の操作によるリスト表示の指令を入力するかを検出する(ステップS31)。リスト表示指令の入力を検出すると(ステップS31でYES)、続いてICカード41が挿入されているか否かを、カードディテクタ28からの検出信号に基づき検出する(ステップS32)。
ICカード41は挿入されていないと検出すると(ステップS32でNO)、CPU10Aは、メモリ10Bから、スクランブル無しのチャンネルのリスト52のデータを読出し、読出したデータに基づく画像データを生成しOSD回路231に出力する。したがって、リスト52の画像がOSD回路231によりモニタ40に表示される(ステップS33)。このときの表示の一例が図7に示される。
ICカード41が挿入されていると検出すると(ステップS32でYES)、CPU10Aは、メモリ10Bから、リスト52と53のデータを読出し、読出したデータに基づく画像データを生成しOSD回路231に出力する。したがって、リスト52と53の画像がOSD回路231によりモニタ40に表示される(ステップS35)。このときの表示の一例が図11に示される。
ICカード41が挿入されていると検出したときに、チャンネルのリストを図7のように表示するか、または図11のように表示するかは、ユーザによるリモコン42の操作に従い選択的に切換えるようにしてもよい。
図11には、有料放送の論理チャンネルのリスト53と無料放送の論理チャンネルのリスト52が同時に画面に表示された状態を示すが、表示の態様はこれに限定されない。たとえば、この2つのリストは同時に表示されてもよく、有料放送のチャンネルのリストと、無料放送のチャンネルのリストが切換え表示されるようにしてもよい。
また、リスト52と53は、予め作成してメモリ10Bに格納するとしているが、次のようにしてもよい。つまりリスト表示の指令を入力する都度(ステップS31でYES)、リスト51のデータを読出してリスト52と53を作成し、続いて表示するようにしてもよい。
また、本実施の形態では、ICカード41の挿入の有無に基づき、表示するべきリストを異ならせるようにしているが、ICカード41の挿入の有無に関係なく、一律に図11のように両方のリストが表示されるようにしてもよい。
このように本実施の形態によれば、デスクランブルのためのICカード41が装着されている場合において、すなわちユーザが有料放送番組の視聴を希望していると想定される場合において、チャンネルのリスト表示の要求がされたときは、スクランブル有りの論理チャンネルの情報を、スクランブル無しの論理チャンネルの情報とは区別が明らかとなるような態様で表示する。したがって、ユーザは、表示リストを参照して所望するチャンネルの選択をスムーズに行なうことができる。
図12には、本発明の各実施の形態に係る放送受信装置100とリモコン42の概観が示される。図示されるように放送受信装置100とモニタ40とは一体的に構成されており、モニタ40の画面402にはOSD回路231による画像および受信した放送信号による映像が表示される。モニタ40の前面には、カードI/F27に関連して設けられたカードスロット部403と受信部404が設けられる。ユーザはカードスロット部403を介しICカード41を外部から装着し、また取り外すことができる。受光部404は、リモコン42から送信された指令信号を受信するためのものである。
リモコン42は、ボタン群およびボタン群の操作に応じた指令信号を送信するための送信部431を含む。ボタン群は、放送受信装置100の電源をON/OFFするために操作されるボタン429、チャンネルスキャンモードを指定するために操作されるボタン430、表示されるべき論理チャンネルのリストを有料のチャンネルのリスト53または無料のチャンネルのリスト52に切換えるために操作されるボタン428Aおよび428B、受信するべき放送信号のチャンネルを指定・切換えるために操作されるボタン432、カーソル移動ボタン433、チャンネルのリスト表示を指示するために操作されるボタン434、および論理チャンネルの指定のために操作されるボタン435を有する。
チャンネル切換えは、ボタン432の操作に限定されず、ボタン433を操作してもよい。ボタン433を操作することでチャンネルのUP操作(現在の選局チャンネルから番号が大きいチャンネルに切換える操作)、またはDOWN操作(現在の選局チャンネルから番号が小さいチャンネルに切換える操作)の指令信号を送信するとができる。
ボタン435は物理チャンネルおよび論理チャンネルの指定・切換えのために兼用される。この兼用を可能にするために、リモコン42では次のように操作指令が認識される。つまり、ボタン435に続いてボタン432が操作された場合には、ボタン432の操作は論理チャンネルの切換え操作であると検出されて、論理チャンネル切換えの指令信号が送信される。そうでない場合には、ボタン432の操作は物理チャンネルの切換え操作であると検出されて、物理チャンネル切換えの指令信号が送信される。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
各実施の形態に係る放送受信装置の構成図である。 各実施の形態に係るメモリに格納されるチャンネルのリストの一例を示す図である。 各実施の形態に係るメモリに格納されるチャンネルのリストの一例を示す図である。 各実施の形態に係るTS信号の構成を模式的に示す図である。 各実施の形態に係るチャンネルのリスト作成の処理フローチャートである。 実施の形態1に係るチャンネルのリストの表示と選局の処理フローチャートである。 各実施の形態に係る画面の表示例を示す図である。 実施の形態2に係るメモリに格納されるチャンネルのリストの一例を示す図である。 実施の形態2に係るチャンネルのリスト作成の処理フローチャートである。 実施の形態2に係るチャンネルのリスト表示の処理フローチャートである。 実施の形態2に係る画面の表示例を示す図である。 各実施の形態に係る装置の概観を示す図である。
符号の説明
10 制御部、16 チューナ、18 デジタル復調器、21 スイッチ部、22 MPEGデコーダ、23 信号処理部、24 TS処理部、25 情報作成・格納部、27 カードI/F、28 カードディテクタ、40 モニタ、41 ICカード、42 リモコン、51,52,53,54 チャンネルのリスト、100 放送受信装置、411 解除キー、412 デスクランブル部。

Claims (6)

  1. 物理チャンネルに多重化した複数の論理チャンネルを形成し、この論理チャンネル毎に番組を放送するDVB−T(Digital Video Broadcasting for Terrestrial)方式に従うデジタルテレビジョン放送を受信する放送受信装置であって、
    前記複数の論理チャンネルには、スクランブルされた番組を放送する論理チャンネルが含まれて、
    表示部と、
    記憶部と、
    放送局から送信される前記デジタルテレビジョン放送を受信し、指定された物理チャンネルの放送を選局して抽出する選局部と、
    前記選局部が抽出する放送に基づき、指定された前記物理チャンネルに多重化した各論理チャンネルの放送番組がスクランブルされているか否かを検出し、検出結果を出力する検出部と、
    前記検出部から出力された前記検出結果に基づき、前記物理チャンネルに多重化した複数の論理チャンネルのうち、放送する番組がスクランブルされた論理チャンネルを指すスクランブル情報と、放送する番組がスクランブルされていない論理チャンネルを指す非スクランブル情報とを、前記記憶部に格納するスクランブル情報格納部と、
    前記選局部が抽出する放送から、指定された論理チャンネルによる番組放送を選択的に抽出する放送受信部と、
    前記放送受信装置に着脱自在であって、且つ前記放送番組のスクランブルを解除するICカードからなるモジュールが、前記放送受信装置に装着されたか否かを検出するモジュール検出部と、を備え、
    前記モジュール検出部が前記モジュールが装着されたことを検出するとき、前記記憶部から前記スクランブル情報を読出し前記表示部に表示するか、または、前記記憶部から前記非スクランブル情報と前記スクランブル情報とを読出し、前記表示部に個別に表示するかのいずれかを行なう、放送受信装置。
  2. 物理チャンネルに多重化した複数の論理チャンネルを形成し、この論理チャンネル毎に番組を放送するデジタルテレビジョン放送を受信する放送受信装置であって、
    前記複数の論理チャンネルには、スクランブルされた番組を放送する論理チャンネルが含まれて、
    表示部と、
    記憶部と、
    放送局から送信される前記デジタルテレビジョン放送を受信し、指定された物理チャンネルの放送を選局して抽出する選局部と、
    前記選局部が抽出する放送に基づき、指定された前記物理チャンネルに多重化した各論理チャンネルの放送番組がスクランブルされているか否かを検出し、検出結果を出力する検出部と、
    前記検出部から出力された前記検出結果に基づき、前記物理チャンネルに多重化した複数の論理チャンネルのうち、放送する番組がスクランブルされた論理チャンネルを指すスクランブル情報を、前記記憶部に格納するスクランブル情報格納部と、
    前記選局部が抽出する放送から、指定された論理チャンネルによる番組放送を選択的に抽出する放送受信部と、
    前記放送受信装置に着脱自在であって、且つ前記放送番組のスクランブルを解除するモジュールが、前記放送受信装置に装着されたか否かを検出するモジュール検出部と、を備え、
    前記モジュール検出部が前記モジュールが装着されたことを検出するとき、前記記憶部から前記スクランブル情報を読出し、前記表示部に表示する、放送受信装置。
  3. 前記検出部から出力された前記検出結果に基づき、前記物理チャンネルに多重化した複数の論理チャンネルのうち、放送する番組がスクランブルされていない論理チャンネルを指す非スクランブル情報を、前記記憶部に格納する非スクランブル情報格納部をさらに備え、
    前記モジュール検出部が前記モジュールが装着されていないことを検出するとき、前記記憶部から前記非スクランブル情報を読出し、前記表示部に表示する、請求項2に記載の放送受信装置。
  4. 前記モジュール検出部が前記モジュールが装着されていることを検出するとき、前記記憶部から前記非スクランブル情報と、前記スクランブル情報とを読出し、前記表示部に個別に表示する、請求項3に記載の放送受信装置。
  5. 前記デジタルテレビジョン放送は、DVB−T(Digital Video Broadcasting for Terrestrial)方式に従う放送である、請求項2から4のいずれかに記載の放送受信装置。
  6. 前記モジュールは、ICカードからなる、請求項2から5のいずれかに記載の放送受信装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017510216A (ja) * 2013-12-23 2017-04-06 クアルコム,インコーポレイテッド 受信機側デバイス間通信のための時限トランスポートストリームの使用

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