JP2002252817A - デジタル放送受信装置 - Google Patents

デジタル放送受信装置

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JP2002252817A JP2001047256A JP2001047256A JP2002252817A JP 2002252817 A JP2002252817 A JP 2002252817A JP 2001047256 A JP2001047256 A JP 2001047256A JP 2001047256 A JP2001047256 A JP 2001047256A JP 2002252817 A JP2002252817 A JP 2002252817A
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Akira Namita
亮 波多
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザの誤操作等により未契約のチャンネル
が選択されないようにしたEPG機能を備え、かつ電子
番組表の生成に利用される番組情報の容量を縮減してメ
モリを有効利用できるデジタル放送受信装置を提供す
る。 【解決手段】 音声データ、映像データおよび番組情報
が多重化されて送信されるテレビ放送信号を受信する受
信手段と、前記受信手段により受信した番組情報に基づ
き番組表データを生成する番組表生成手段と、生成した
番組表データを表示出力可能な信号に変換して出力する
出力手段とを有するデジタル放送受信装置において、前
記番組表生成手段は、受信した番組情報の中から視聴不
能なチャンネルを除いた番組情報をもとに前記番組表デ
ータを生成するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばBS(Broa
dcasting Satellite)デジタル放送やCS(Communicat
ion Satellite)デジタル放送において、番組選択や録
画予約を行うために表示される電子番組案内(EPG:
Electric Program Guide)機能を備えたデジタル放送受
信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタル技術の発達により放送の
分野でもデジタル信号を用いた放送が可能になり、広く
実用化されてきている。このデジタル放送では、MPE
G2のデジタル圧縮技術を利用することにより、従来、
一つの番組しか放送できなかったチャンネルで複数の番
組を伝送できるようになった。
【0003】そのため衛星デジタル放送における放送番
組は相当数になり、新聞や雑誌等の印刷物に掲載される
番組表では充分な情報を得られなくなった。そこで、デ
ジタル放送受信装置にEPGと呼ばれる電子番組表の機
能を備え、ユーザがTV画面上で番組検索や選択ならび
に録画予約等を容易に行うことができるようにしてい
る。このEPG機能とは、それぞれの放送局から伝送さ
れる映像データや音声データに多重化された番組情報等
のデータを受信装置で受信し、この受信データに基づい
て番組表を作成してTV画面上に表示する機能である。
現在のデジタル放送では、一般的に映像データ、音声デ
ータ、クロックリファレンス(時刻情報)、番組特定情
報(PSI:Program Specific Information)/番組配
列情報(SI:Service Information)等のデジタル信
号が多重化されて伝送されるが、このうちのPSI/S
I信号に基づいて電子番組表が生成される。
【0004】ところで、デジタル放送番組の中には放送
局と視聴契約を結ばなければ視聴できない有料チャンネ
ルもある。このような有料チャンネルは、放送局から伝
送される放送信号にスクランブルがかけられているの
で、通常、視聴契約を結ばなければ放送信号をデスクラ
ンブルできずに放送信号を復調できない。つまり、番組
を視聴するためには放送局と視聴契約を結びスクランブ
ルされた放送信号をデスクランブルできるように許可さ
れる必要がある。具体的には、放送局と視聴契約を結ぶ
と放送局から視聴契約情報が送信され、ユーザ側のデジ
タル放送受信装置に備えられたICカード等の記憶装置
に前記視聴契約情報が記録される。そして、当該有料チ
ャンネルを選局した時にICカードから視聴契約情報が
読み込まれ、スクランブルされた放送信号が正常にデス
クランブルされることにより番組が視聴できるようにな
る。
【0005】前述したEPG機能は多数の番組の中から
所望の番組を容易に選択してTV画面上に表示できる機
能として重宝されるが、視聴契約を結んでいない有料チ
ャンネルの番組情報についても表示されるため、電子番
組表の画面上で視聴したいチャンネルを選択しても実際
には未契約のために視聴できないという不具合が生じる
ことがあった。つまり、表示された電子番組表の番組情
報に基づいて所望のチャンネルを選択したとしても、T
V画面に番組放送は表示されず該チャンネルの視聴には
契約が必要である旨などが表示されるだけで、ユーザは
再度チャンネルを選択し直す必要があった。また、有料
チャンネルの視聴契約状態を知るためにはチャンネルの
契約情報が表示される別画面でどのチャンネルが契約済
みかを確認しなければならないので、視聴するチャンネ
ルを選択するのに煩雑な操作が必要となることもあっ
た。
【0006】視聴するチャンネルの情報提供サービスを
改善した技術として、例えば特開平10−174076
号公報には、EPGの一種でありロゴマップと呼ばれる
チャンネル選択画面にチャンネルごとの番組情報表示に
併せてそのチャンネルの視聴契約状態を付加して表示さ
せるデジタル放送受信装置に関する技術が開示されてい
る。この技術によれば、ユーザは電子番組表で各チャン
ネルの視聴契約状態を把握できるので、視聴契約を結ん
でいないチャンネルの番組を選択して、再度チャンネル
を選択し直すということは少なくなり番組を選択する際
の操作性が簡便になる。
【0007】また例えば、特開平11−234645号
公報には、ユーザが視聴契約しているチャンネルの情報
を入力することにより、そのチャンネルの番組放送情報
を自動的に受信できるようにしたデジタル放送受信装置
に関する技術が開示されている。この技術によれば、契
約しているチャンネルの番組を視聴する際の予約が簡単
になり、放送時刻の変更等により番組を見逃してしまう
という問題が解消される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た先願技術では従来の電子番組表と同様に契約チャンネ
ル以外に未契約のチャンネルの番組情報も電子番組表に
表示されるため、ユーザの誤操作により未契約の番組が
選択される可能性がある。この場合、ユーザは再度電子
番組表を表示してチャンネルを選択し直したり、キー入
力により別のチャンネルを設定しなければならない。
【0009】つまり、上述した技術では視聴契約してい
るチャンネルを選択する際の情報提供サービスの点で向
上しているものの、ユーザの誤操作により未契約のチャ
ンネルが選択されるという不具合は解消されていない。
【0010】また、一般的に電子番組情報には各番組の
放送時間や放送チャンネルのデータが含まれるほか、各
番組毎に放送内容の概要や出演者等の情報が付加されて
いるため、データ容量が非常に大きくなってしまう。そ
のため、電子番組情報をすべてメモリに記憶させておく
ことが困難となるので、電子番組情報の一部をメモリに
記憶させることが考えられる。しかし、その場合には、
電子番組情報のうち画面に表示させる箇所(時間帯やチ
ャンネル)をランダムに変更したり、表示させる時間帯
を連続して素早く変更したりすると、電子番組表を構成
する番組情報が記録されていない状態が発生し次の電子
番組表が表示されるまで処理待ちの状態が生じてしまう
という問題があった。
【0011】本発明は、ユーザの誤操作等により未契約
のチャンネルが選択されないようにしたEPG機能を備
え、かつ電子番組表の生成に利用される番組情報の容量
を縮減してメモリを有効利用できるデジタル放送受信装
置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、音声データ、
映像データおよび番組情報が多重化されて送信されるテ
レビ放送信号を受信する受信手段と、前記受信手段によ
り受信した番組情報に基づき番組表データを生成する番
組表生成手段と、生成した番組表データを表示出力可能
な信号に変換して出力する出力手段とを有するデジタル
放送受信装置において、前記番組表生成手段は、受信し
た番組情報の中から視聴不能なチャンネルを除いた番組
情報をもとに前記番組表データを生成するようにした。
【0013】これにより、視聴不能な番組情報は電子番
組表に表示されないので、ユーザが誤って視聴不能なチ
ャンネルを選択することがなくなり、番組を選択すると
きの操作性が格段に向上する。
【0014】また、視聴可能なチャンネルを選別するチ
ャンネル選別手段と、前記選別手段によって選別された
視聴可能なチャンネルの番組情報を記録しておく記憶手
段を備え、前記番組表生成手段は前記記憶手段に記録さ
れた番組情報データをもとに前記番組表データを生成す
るようにした。
【0015】これにより、従来の電子番組表では受信し
た番組情報の全部またはその一部を記憶手段に記録して
いたのを、本発明では視聴可能な番組情報に制限して記
憶手段に記録するようにしたので、記憶手段のメモリ容
量を少なくすることができる。さらに、記憶する番組情
報の容量が少なくなるのでほとんどを記憶手段に記録し
ておくことができ、電子番組表の改ページ等の処理がス
ムーズに行われるようになる。
【0016】また、前記チャンネル選別手段は、電子番
組表処理装置の電源を投入したとき、あるいは受信した
番組情報が更新されたときに視聴可能なチャンネルを選
別するようにすればよい。
【0017】つまり、電源投入時にチャンネルの選別処
理を行えば、その後受信した番組情報についても最初に
行ったチャンネル選別結果に基づいて記憶手段に記録す
ることができるので、チャンネル選別処理が簡略化され
る。または、受信した番組情報が更新されたときにチャ
ンネルの選別処理を行うようにすれば、デジタル放送受
信装置を長時間使用し続けて電源の投入操作が行われな
い場合でもチャンネルの選別処理は最新の視聴契約情報
に基づいて行われる。
【0018】さらに、前記デジタル放送受信装置は、視
聴契約を必要とする有料チャンネルのスクランブルされ
た放送信号を視聴契約情報に基づいてデスクランブルす
るデスクランブル手段を備え、前記チャンネル選別手段
は放送信号のデスクランブル状態に基づいて視聴可能な
チャンネルを選別するように構成することにより、容易
にそのチャンネルが視聴可能か否かを判定することがで
きる。
【0019】また、チャンネル選択信号を与える入力装
置を備え、前記チャンネル選別手段は、前記入力装置か
ら電子番組表の表示命令が入力されたときに視聴可能な
チャンネルを選別し、さらに現在放送されている番組の
視聴可否情報を判定し、前記番組表生成手段は、前記チ
ャンネル選別手段の判定結果に基づいて現在時刻におい
て視聴可能な番組情報を含んだ電子番組表データを生成
するように構成してもよい。
【0020】これにより、例えばペーパービューのチャ
ンネルであっても、現在放送されている番組については
番組単位で視聴可能か否かを判定できるので、現時刻で
視聴可能な番組の情報を正確に表示した電子番組表を生
成することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0022】図1は、本発明を適用して好適な電子番組
表処理装置を備えたBSチューナの実施形態を示すブロ
ック図である。
【0023】本実施形態のBSチューナ1は、例えば放
送電波を受信するテレビアンテナ11と、受信した放送
電波の中から特定のチャンネルの放送電波を選局するチ
ューナ12と、受信したデータ信号の復調および誤りの
訂正処理を行う復調およびFEC(誤り訂正)部13
と、音声データや映像データおよび番組情報等が多重化
されている受信信号から各データを分離抽出するデマル
チプレクサ15と、復調されたデジタル放送信号に付加
されている不正視聴防止用のスクランブル信号を解除す
るデスクランブラ14と、デジタル圧縮された音声デー
タをアナログ音声信号にデコードする音声デコーダ19
と、デジタル圧縮された映像データを展開してRGB信
号にデコードする映像デコーダ20と、映像デコーダ2
0から出力されるRGB信号を1フレーム分格納するフ
レームメモリ21と、RGB信号を例えばコンポジット
ビデオ信号にダウンコンバートする出力手段としての信
号変換回路22と、デマルチプレクサ15により分離さ
れた番組情報(SI)を復調する番組情報復調部17
と、復調された番組情報を視聴可能な番組情報と視聴不
能な番組情報都に選別する選別回路25と、視聴可能な
番組情報や番組の視聴契約情報が記録されるメモリおよ
びICカード16と、前記番組情報をもとにTV画面上
に表示する番組表データを作成するOSD(on Screen
Display:TV画面表示)処理部18と、各ブロック1
2〜22の制御を行うCPU23と、本体全面に設けら
れた操作パネル上の操作ボタンやリモコンなどを含む操
作部24等から構成される。
【0024】本実施形態のBSチューナ1では、操作部
24からのチャンネル選択の入力操作にともないシステ
ム制御部23がデスクランブラ14やデマルチプレクサ
15に制御信号を出力し、該制御信号に基づきデスクラ
ンブラ14やデマルチプレクサ15で選択チャンネルの
信号が抽出され、選択チャンネルのデジタル圧縮信号が
音声デコーダ19および映像デコーダ20でデコードさ
れて、該チャンネルの音声信号や映像信号が例えばテレ
ビジョン装置などに出力される。
【0025】なお、視聴契約が必要な有料チャンネルに
関しては、デスクランブラ14にて選択チャンネルの信
号をデスクランブルする際にメモリ16から視聴契約情
報が読み出され、視聴契約が結ばれている場合だけ正常
にデスクランブルが実行され、視聴が可能となる。
【0026】また、本実施形態では、操作部24からの
入力操作、例えば、リモコンの番組表ボタンを押すこと
にともないシステム制御部23がOSD処理部18に制
御信号を出力し、該制御信号に基づきOSD処理部18
でメモリ16に記録された番組情報から所定の電子番組
表データが生成され、該電子番組表データが信号変換回
路17に送信され、現在のテレビジョン装置等に出力さ
れている映像の上に重ねて電子番組表が表示される。そ
して、再度リモコンの番組表ボタンを押すことにより電
子番組表の表示は終了され通常の映像出力に戻る。
【0027】また、前記電子番組表の表示は、特に限定
されるわけではないが一定の時間間隔(例えば数秒)毎
に自動で次のページへ切り替わるように設定されてい
る。すなわち、一定時間間隔でOSD処理部18で次ペ
ージの電子番組表データが生成され、生成データが信号
変換回路17に送信されることにより電子番組表のペー
ジが切り替えられる。なお、ユーザがリモコンのページ
送り用のボタンを操作するなど手動により、もっと早く
番組表を次ページに切り替えられるように構成してもよ
い。
【0028】ところで、通常は全放送チャンネルの所定
日数分の番組情報が1つのブロックにまとめられてお
り、この1ブロックの番組情報データが所定間隔(約5
秒)毎に繰り返し送られてくるように規定されている。
そして、従来はこのデータをもとに全チャンネル分の番
組情報またはその一部を含む電子番組表が生成され、表
示されていた。しかし、本実施の形態のBSチューナ1
では、受信された番組情報データの1ブロック全部をメ
モリ16に格納することは行わず、その中から視聴可能
なチャンネルの番組情報だけを抽出して、この抽出され
た番組情報のみをメモリ16に格納するようにしてい
る。これにより、本実施形態のBSチューナ1では、未
契約のチャンネルまたは番組に関する番組情報データは
メモリに格納しないので、その分メモリを有効に利用で
きるうえに、ユーザが間違って未契約のために視聴でき
ないチャンネルの番組を選択することもなくなる。
【0029】次に、図2のフローチャートに従って、本
実施形態のBSチューナ1における電子番組表を構成す
る番組情報の選別手法について説明する。なお、本実施
形態では、BSチューナ1の電源が投入されたときにシ
ステム制御部23により図2のフローチャートが実行さ
れ視聴可能なチャンネルが選別されて、電子番組表が生
成される。
【0030】まず、ステップS11でBSチューナ1の
電源が投入されると、各チャンネルの放送信号が受信さ
れる。そして、次のステップS12において各チャンネ
ルの放送信号がスクランブルされているか否か、すなわ
ちそのチャンネルが有料チャンネルかどうか判定され
る。ステップS12でスクランブルされていないと判断
されると、そのチャンネルは視聴契約することなく視聴
できる無料チャンネルであるから、ステップS15に移
行し、そのチャンネルの番組情報がメモリに記録され
る。
【0031】一方、ステップS12でスクランブルされ
ていると判断されると、そのチャンネルは有料チャンネ
ルで視聴するためにはデスクランブルされる必要がある
ので、デスクランブラ14を有効にする(ステップS1
3)。そして、デスクランブラ14は、メモリ16に記
録されている視聴契約情報を読み出し、デスクランブル
しようとしたチャンネルが契約チャンネルであった場合
は放送信号を正常にデスクランブルし、未契約であった
場合は放送信号をデスクランブルできない。
【0032】次に、ステップS13でデスクランブルさ
れた放送信号は、選別回路25にて正常にデスクランブ
ルされたか否か判定される(ステップS14)。そし
て、正常にデスクランブルされていないと判定された場
合は未契約のチャンネルであり視聴不能であるから、そ
のチャンネルの番組情報はメモリに記録されず、そのチ
ャンネルの番組情報は電子番組表にも表示されない。
【0033】一方、ステップS14で正常にデスクラン
ブルされたと判定された場合は視聴契約を結んでいる有
料チャンネルであり視聴可能であるから、そのチャンネ
ルの番組情報はメモリに記録され、電子番組表を構成す
る情報として利用される。
【0034】このようにして全部のチャンネルに対して
そのチャンネルの番組情報をメモリ16に記録するか選
別して、メモリ16に記録された番組情報をもとに電子
番組表が生成される。その結果、メモリ16には視聴可
能なチャンネルの番組情報のみが記録されるので従来に
比べて番組情報を記録するのに必要なメモリ領域を少な
くすることができるとともに、必要な番組情報をほとん
どメモリに記憶させることができるので、処理待ちなど
が生じることなくスムーズに電子番組表の切替を行うこ
とができる。また、電子番組表には視聴不能なチャンネ
ルの番組情報は表示されないので、ユーザが誤って視聴
不能な番組を選択してしまうという不具合を解消でき
る。
【0035】但し、本実施形態における視聴チャンネル
の選別手法は、チャンネル単位で視聴契約を必要とする
有料チャンネルの選別に適しているもので、視聴したい
番組を1番組単位で購入するペーパービュー(PPV)
システムのチャンネルには適用されない。しかし、ユー
ザの入力操作により電子番組表の表示命令がなされてか
ら電子番組表を生成するようにすれば、現在の時刻に視
聴可能なチャンネルまたは番組を正確に把握することが
できるのでPPVシステムのチャンネルにも本発明を適
用することができる。
【0036】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例に
限定されるものではない。例えば、本発明はBSチュー
ナに制限されず、デジタル放送チューナ内蔵のテレビジ
ョン放送受信装置やビデオテープレコーダ、DVDレコ
ーダ、ハードディスクビデオレコーダ等、各種の映像機
器に適用することができる。また、視聴可能なチャンネ
ルを選別する制御は、BSチューナの電源投入時ではな
く、受信した番組情報が更新されたときに行うようにし
てもよい。
【0037】なお、上記フローチャートでは、メモリ1
6に記録された視聴契約情報に基づいてデスクランブル
した後の放送信号を判定して、番組情報をメモリ16に
記録するようにしているが、システム制御部23がメモ
リ16内の視聴契約情報から直接判定するように構成す
ることもできる。つまり、図2のフローチャートにおい
て、ステップS12で放送信号がスクランブルされた信
号であると判定された後に、メモリ16に記録されてい
るそのチャンネルの視聴契約情報を読み出し、前記視聴
契約情報から契約チャンネルか否かを判定する。そし
て、契約チャンネルと判定された場合はそのチャンネル
の番組情報をメモリ16に記録し、未契約チャンネルと
判定された場合は番組情報をメモリ16に記録しないよ
うにする。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、音声データ、映像デー
タおよび番組情報が多重化されて送信されるテレビ放送
信号を受信する受信手段と、前記受信手段により受信し
た番組情報に基づき番組表データを生成する番組表生成
手段と、生成した番組表データを表示出力可能な信号に
変換して出力する出力手段とを有するデジタル放送受信
装置において、前記番組表生成手段は、受信した番組情
報の中から視聴不能なチャンネルを除いた番組情報をも
とに前記番組表データを生成するようにしたので、視聴
不能な番組情報は電子番組表に表示されずユーザが誤っ
て視聴不能なチャンネルを選択することがなくなり、番
組を選択するときの操作性を格段に向上することができ
る。
【0039】また、視聴可能なチャンネルを選別するチ
ャンネル選別手段と、前記選別手段によって選別された
視聴可能なチャンネルの番組情報を記録しておく記憶手
段を備え、前記番組表生成手段は前記記憶手段に記録さ
れた番組情報データをもとに前記番組表データを生成す
るようにしたので、記憶手段のメモリ容量を少なくでき
るとともに、電子番組表に表示する番組情報をほとんど
記憶手段に記録しておくことができるので電子番組表の
改ページ等の処理がスムーズになるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係るデジタル放送受信装置として
のBSチューナの概略構成を示すブロック図である。
【図2】本実施形態に係るBSチューナ1における電子
番組表の生成手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 BSチューナ 11 アンテナ 12 チューナ 13 復調部およびFEC(誤り訂正)部 14 デスクランブラ 15 デマルチプレクサ 16 メモリ 17 番組情報復調部 18 OSD処理部 19 音声デコーダ 20 映像デコーダ 21 フレームメモリ 22 信号変換回路 23 システム制御部 24 操作部(入力装置) 25 選別回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/167 7/20 630

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレビ放送信号に多重化されて送信され
    る番組情報を受信する受信手段と、 視聴契約を必要とする有料チャンネルのスクランブルさ
    れた放送信号を視聴契約情報に基づいてデスクランブル
    するデスクランブル手段と、 電源が投入されたとき、あるいは受信した番組情報が更
    新されたときに、前記デスクランブルされた放送信号に
    基づいて視聴可能なチャンネルを選別するチャンネル選
    別手段と、 前記チャンネル選別手段によって選別された視聴可能な
    チャンネルの番組情報を記録しておく記憶手段と、 前記記憶手段に記録された番組情報をもとに番組表デー
    タを生成する番組表生成手段と、 生成した番組表データを表示出力可能な信号に変換して
    出力する出力手段とを有することを特徴とするデジタル
    放送受信装置。
  2. 【請求項2】 音声データ、映像データおよび番組情報
    が多重化されて送信されるテレビ放送信号を受信する受
    信手段と、前記受信手段により受信した番組情報に基づ
    き番組表データを生成する番組表生成手段と、生成した
    番組表データを表示出力可能な信号に変換して出力する
    出力手段とを有するデジタル放送受信装置において、 前記番組表生成手段は、受信した番組情報の中から視聴
    不能なチャンネルを除いた番組情報をもとに前記番組表
    データを生成することを特徴とするデジタル放送受信装
    置。
  3. 【請求項3】 視聴可能なチャンネルを選別するチャン
    ネル選別手段と、 前記チャンネル選別手段によって選別された視聴可能な
    チャンネルの番組情報を記録しておく記憶手段を備え、 前記番組表生成手段は、前記記憶手段に記録された番組
    情報をもとに番組表データを生成することを特徴とする
    請求項2に記載のデジタル放送受信装置。
  4. 【請求項4】 前記チャンネル選別手段は、電源を投入
    したとき、あるいは受信した番組情報が更新されたとき
    に視聴可能なチャンネルを選別することを特徴とする請
    求項3に記載のデジタル放送受信装置。
  5. 【請求項5】 視聴契約を必要とする有料チャンネルの
    スクランブルされた放送信号を視聴契約情報に基づいて
    デスクランブルするデスクランブル手段を備え、 前記チャンネル選別手段は、放送信号のデスクランブル
    状態に基づいて視聴可能なチャンネルを選別することを
    特徴とする請求項3または請求項4に記載のデジタル放
    送受信装置。
  6. 【請求項6】 チャンネル選択信号を与える入力装置を
    備え、 前記チャンネル選別手段は、前記入力装置から電子番組
    表の表示命令が入力されたときに視聴可能なチャンネル
    を選別するとともに、現在放送されている番組の視聴可
    否情報を判定し、 前記番組表生成手段は、前記チャンネル選別手段の判定
    結果に基づいて電子番組表データを生成することを特徴
    とする請求項3から請求項5のいずれかに記載のデジタ
    ル放送受信装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005159500A (ja) * 2003-11-21 2005-06-16 Sharp Corp デジタル放送受信装置、デジタル放送受信方法、デジタル放送受信プログラム及びプログラム記録媒体
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