一方、北米ではケーブルテレビのデジタル化に伴い、オープンケーブル放送を開始している。そして、有料放送に対応できるように、復号化処理を行うケーブルカード(=Cable Card)というCPU(Central Processing Unit)が搭載されたICカードを装着可能とされている。また、ケーブルカード内に搭載されたCPUは、ケーブルを介してファームウェアを受信し、更新する機能を有している。
なお、ファームウェアを更新する場合に、ケーブルカードに配設されたCPUと、受信装置に配設されたCPUとの間で通信が行われるが、その規格は、ANSI(The American National Standards Institute)/SCTE28に規定されている。
また、このシステムでは、ケーブルカード内のファームウェアの更新が容易に行われるため、利便性を向上することができる。しかしながら、ケーブルカード内に搭載されたCPUが、ケーブルを介してファームウェアを受信している間は、放送を受信する機能がファームウェアを受信するために使用されるため、ユーザはテレビジョンの視聴をすることができず、ユーザの利便性が損なわれるという課題があった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、利便性良好にソフトウェア情報を更新することの可能なデジタル放送受信装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために当該デジタル放送受信装置は、デジタル放送を受信し、外部から視認可能にモニタに出力可能に構成されると共に、デジタル放送を介してケーブルカードのファームウェア情報を受信してインストール可能に構成されたデジタル放送受信装置であって、1のデジタル放送を受信する第1受信手段と、ファームウェアを更新する旨の指示情報である更新指示信号を受信する第2受信手段と、前記第1受信手段によって受信された1のデジタル放送に対応する映像をモニタに表示する処理である映像表示処理を行う表示制御手段と、暗号化されたデジタル放送を復号化するファームウェア情報を格納する復号化情報記憶手段と、前記第1受信手段によって暗号化されたデジタル放送が受信された場合に、前記復号化情報記憶手段に格納されたファームウェアを介して、受信された暗号化されたデジタル放送を復号化する復号化手段と、前記第2受信手段によって更新指示信号が受信された場合に、外部からの操作入力を受け付け、受け付けられた操作入力に基づいて、ファームウェア情報を受信してインストールするか否かの判定を行う第1判定手段と、前記第1判定手段によってインストールしないと判定された場合に、前記表示制御手段によって前記映像表示処理が行われているか否かを判定する第2判定手段と、前記第1判定手段によってインストールすると判定された場合に、前記表示制御手段に対して映像表示処理を停止させ、前記第1受信手段を介してファームウェア情報を取得して、取得されたファームウェア情報をインストールすると共に、前記第2判定手段によって映像表示処理が行われていないと判定された場合に、前記第1受信手段を介してファームウェア情報を取得して、取得されたファームウェア情報をインストールする更新実行手段と、ICカードが着脱自在に構成され、装着されたICカードとの通信を行う通信手段と、を備え、前記更新実行手段、復号化情報記憶手段及び復号化手段が、前記通信手段に装着されたICカード内に形成され、前記第1受信手段及び第2受信手段が、ケーブルを介して情報を受信し、前記第2受信手段が、放送信号の周波数帯域とは異なる予め設定された特定の周波数帯域を介して、更新指示信号を受信し、前記表示制御手段が、前記第1受信手段によって暗号化されたデジタル放送が受信された場合に、前記復号化手段によって復号化されたデジタル放送に対応する映像をモニタに表示すると共に、前記第2受信手段によって更新指示信号が受信された場合に、ファームウェア情報を受信してインストールするか否かの操作入力を促すガイダンス情報をモニタに表示し、前記第1判定手段が、外部からの操作入力を受け付け、受け付けられた操作入力に基づいて判定を行うことを特徴としている。
また当該デジタル放送受信装置は、デジタル放送を受信し、外部から視認可能にモニタに出力可能に構成されると共に、デジタル放送を介してケーブルカードのソフトウェア情報を受信してインストール可能に構成されたデジタル放送受信装置であって、1のデジタル放送を受信する第1受信手段と、ソフトウェアを更新する旨の指示情報である更新指示信号を受信する第2受信手段と、前記第1受信手段によって受信された1のデジタル放送に対応する映像をモニタに表示する処理である映像表示処理を行う表示制御手段と、前記第2受信手段によって更新指示信号が受信された場合に、ソフトウェア情報を受信してインストールするか否かの判定を行う第1判定手段と、前記第1判定手段によってインストールすると判定された場合に、前記表示制御手段に対して映像表示処理を停止させると共に、前記第1受信手段を介してソフトウェア情報を取得して、取得されたソフトウェア情報をインストールする更新実行手段と、前記第1判定手段によってインストールしないと判定された場合に、前記表示制御手段によって前記映像表示処理が行われているか否かを判定する第2判定手段を備え、前記更新実行手段が、前記第2判定手段によって映像表示処理が行われていないと判定された場合に、前記第1受信手段を介してソフトウェア情報を取得して、取得されたソフトウェア情報をインストールすることを特徴としている。
さらに当該デジタル放送受信装置は、前記表示制御手段が、前記第2受信手段によって更新指示信号が受信された場合に、ソフトウェア情報を受信してインストールするか否かの操作入力を促すガイダンス情報をモニタに表示し、前記第1判定手段は、外部からの操作入力を受け付け、受け付けられた操作入力に基づいて判定を行うことを特徴としている。
また当該デジタル放送受信装置は、暗号化されたデジタル放送を復号化するファームウェア情報を格納する復号化情報記憶手段と、前記第1受信手段によって暗号化されたデジタル放送が受信された場合に、前記復号化情報記憶手段に格納されたファームウェアを介して、受信された暗号化されたデジタル放送を復号化する復号化手段と、を備え、前記表示制御手段が、前記第1受信手段によって暗号化されたデジタル放送が受信された場合に、前記復号化手段によって復号化されたデジタル放送に対応する映像をモニタに表示し、前記ソフトウェア情報は、前記復号化情報記憶手段に格納されたファームウェア情報であることを特徴としている。
さらに当該デジタル放送受信装置は、ICカードが着脱自在に構成され、装着されたICカードとの通信を行う通信手段を備え、前記更新実行手段、復号化情報記憶手段及び復号化手段が、前記通信手段に装着されたICカード内に形成されていることを特徴としている。
また当該デジタル放送受信装置は、前記第1受信手段及び第2受信手段は、ケーブルを介して情報を受信し、前記第2受信手段が、放送信号の周波数帯域とは異なる予め設定された特定の周波数帯域を介して、更新指示信号を受信することを特徴としている。
当該デジタル放送受信装置によれば、第1受信手段によって、1のデジタル放送が受信され、受信された1のデジタル放送に対応する映像がモニタに表示する処理である映像表示処理が行われる。そして、第2受信手段によってファームウェアを更新する旨の指示情報である更新指示信号が受信された場合に、ファームウェア情報を受信してインストールするか否かの判定が行われ、インストールすると判定された場合に、映像表示処理が停止されると共に、第1受信手段を介してファームウェア情報が取得されて、取得されたファームウェア情報がインストールされるため、利便性良好にファームウェア情報を更新することができる。
すなわち、ファームウェア情報を受信してインストールするか否かの判定が行われ、インストールすると判定された場合に、映像表示処理が停止されると共に、第1受信手段を介してファームウェア情報が取得されて、取得されたファームウェア情報がインストールされるため、例えば、ユーザがファームウェア情報の更新を所望する場合にファームウェア情報を受信してインストールすると判定することによって、ユーザがファームウェア情報の更新を所望する場合にファームウェア情報が更新されるので、利便性良好にファームウェア情報を更新することができるのである。
また、第2受信手段によって更新指示信号が受信された場合に、ファームウェア情報を受信してインストールするか否かの操作入力を促すガイダンス情報がモニタに表示され、外部からの操作入力が受け付けられて、受け付けられた操作入力に基づいてファームウェア情報を受信してインストールするか否かの判定が行われるため、更に利便性良好にファームウェア情報を更新することができる。
すなわち、ユーザからの操作入力に基づいてファームウェア情報を受信してインストールするか否かの判定が行われるため、ユーザがファームウェア情報の更新を所望する旨の操作入力を行った場合にファームウェア情報が更新されるので、更に利便性良好にファームウェア情報を更新することができるのである。
更に、インストールしないと判定された場合に、第1受信手段によって受信された1のデジタル放送に対応する映像をモニタに表示する処理である映像表示処理が行われているか否かが判定され、映像表示処理が行われていないと判定された場合に、第1受信手段を介してファームウェア情報が取得されて、取得されたファームウェア情報がインストールされるため、更に利便性良好にファームウェア情報を更新することができる。
すなわち、一旦インストールしないと判定された場合には、ファームウェアを更新する旨の指示情報である更新指示信号が受信された場合であっても、映像表示処理が強制的に停止されることがないため、ユーザは第1受信手段によって受信された1のデジタル放送の視聴を継続することが可能となるので、更に利便性良好にファームウェア情報を更新することができるのである。また、一旦インストールしないと判定された場合には、第1受信手段によって受信された1のデジタル放送に対応する映像をモニタに表示する処理である映像表示処理が行われていないと判定された場合に、第1受信手段を介してファームウェア情報が取得されて、取得されたファームウェア情報がインストールされるため、適正なタイミング(=映像表示処理が行われていないタイミング)でファームウェア情報が更新されるので、更に利便性良好にファームウェア情報を更新することができるのである。
加えて、復号化情報記憶手段に、暗号化されたデジタル放送を復号化するファームウェア情報が格納されており、第1受信手段によって暗号化されたデジタル放送が受信された場合に、復号化手段によって、復号化情報記憶手段に格納されたファームウェアを介して、受信された暗号化されたデジタル放送が復号化され、復号化されたデジタル放送に対応する映像がモニタに表示されるため、暗号化されたデジタル放送を復号化して視聴することができるので、利便性を向上することができる。
また、更新実行手段、復号化情報記憶手段及び復号化手段が形成されたICカードとの通信が行われ、ICカードが着脱自在に構成されているため、利便性を更に向上することができる。
すなわち、復号化処理に関する機能を搭載するICカードが着脱自在に構成されているため、例えば、新たなICカードを装着するべくユーザに通知することによって、放送局(=番組提供者)側が復号化処理に関する機能を改変等することができるので、利便性を更に向上することができるのである。
更に、第1受信手段及び第2受信手段によって、ケーブルを介して情報が受信され、第2受信手段によって、放送信号の周波数帯域とは異なる予め設定された特定の周波数帯域を介して、更新指示信号が受信されるため、更新指示信号を確実に受信することができる。
すなわち、放送信号の周波数帯域とは異なる予め設定された特定の周波数帯域(例えば、UHF(=Ultra High Frequency)の周波数帯域と、VHF(=Very High Frequency)の周波数帯域と、の間の周波数帯域)を介して、更新指示信号が受信されるため、帯域フィルタ等を介して放送波の周波数帯域と確実に分離することができるので、更新指示信号を確実に受信することができるのである。
また当該デジタル放送受信装置によれば、第1受信手段によって、1のデジタル放送が受信され、受信された1のデジタル放送に対応する映像がモニタに表示する処理である映像表示処理が行われる。そして、第2受信手段によってソフトウェアを更新する旨の指示情報である更新指示信号が受信された場合に、ソフトウェア情報を受信してインストールするか否かの判定が行われ、インストールすると判定された場合に、映像表示処理が停止されると共に、第1受信手段を介してソフトウェア情報が取得されて、取得されたソフトウェア情報がインストールされるため、利便性良好にソフトウェア情報を更新することができる。
すなわち、ソフトウェア情報を受信してインストールするか否かの判定が行われ、インストールすると判定された場合に、映像表示処理が停止されると共に、第1受信手段を介してソフトウェア情報が取得されて、取得されたソフトウェア情報がインストールされるため、例えば、ユーザがソフトウェア情報の更新を所望する場合にソフトウェア情報を受信してインストールすると判定することによって、ユーザがソフトウェア情報の更新を所望する場合にソフトウェア情報が更新されるので、利便性良好にソフトウェア情報を更新することができるのである。
さらに当該デジタル放送受信装置によれば、第2受信手段によって更新指示信号が受信された場合に、ソフトウェア情報を受信してインストールするか否かの操作入力を促すガイダンス情報がモニタに表示され、外部からの操作入力が受け付けられて、受け付けられた操作入力に基づいてソフトウェア情報を受信してインストールするか否かの判定が行われるため、更に利便性良好にソフトウェア情報を更新することができる。
すなわち、ユーザからの操作入力に基づいてソフトウェア情報を受信してインストールするか否かの判定が行われるため、ユーザがソフトウェア情報の更新を所望する旨の操作入力を行った場合にソフトウェア情報が更新されるので、更に利便性良好にソフトウェア情報を更新することができるのである。
また当該デジタル放送受信装置によれば、インストールしないと判定された場合に、第1受信手段によって受信された1のデジタル放送に対応する映像をモニタに表示する処理である映像表示処理が行われているか否かが判定され、映像表示処理が行われていないと判定された場合に、第1受信手段を介してソフトウェア情報が取得されて、取得されたソフトウェア情報がインストールされるため、更に利便性良好にソフトウェア情報を更新することができる。
すなわち、一旦インストールしないと判定された場合には、ソフトウェアを更新する旨の指示情報である更新指示信号が受信された場合であっても、映像表示処理が強制的に停止されることがないため、ユーザは第1受信手段によって受信された1のデジタル放送の視聴を継続することが可能となるので、更に利便性良好にソフトウェア情報を更新することができるのである。また、一旦インストールしないと判定された場合には、第1受信手段によって受信された1のデジタル放送に対応する映像をモニタに表示する処理である映像表示処理が行われていないと判定された場合に、第1受信手段を介してソフトウェア情報が取得されて、取得されたソフトウェア情報がインストールされるため、適正なタイミング(=映像表示処理が行われていないタイミング)でソフトウェア情報が更新されるので、更に利便性良好にソフトウェア情報を更新することができるのである。
さらに当該デジタル放送受信装置によれば、復号化情報記憶手段に、暗号化されたデジタル放送を復号化するファームウェア情報が格納されており、第1受信手段によって暗号化されたデジタル放送が受信された場合に、復号化手段によって、復号化情報記憶手段に格納されたファームウェアを介して、受信された暗号化されたデジタル放送が復号化され、復号化されたデジタル放送に対応する映像がモニタに表示されるため、暗号化されたデジタル放送を復号化して視聴することができるので、利便性を向上することができる。
また、ソフトウェア情報が、復号化情報記憶手段に格納されたファームウェア情報であるため、利便性良好に復号化情報記憶手段に格納されたファームウェア情報を更新することができる。
また当該デジタル放送受信装置によれば、更新実行手段、復号化情報記憶手段及び復号化手段が形成されたICカードとの通信が行われ、ICカードが着脱自在に構成されているため、利便性を更に向上することができる。
すなわち、復号化処理に関する機能を搭載するICカードが着脱自在に構成されているため、例えば、新たなICカードを装着するべくユーザに通知することによって、放送局(=番組提供者)側が復号化処理に関する機能を改変等することができるので、利便性を更に向上することができるのである。
さらに当該デジタル放送受信装置によれば、第1受信手段及び第2受信手段によって、ケーブルを介して情報が受信され、第2受信手段によって、放送信号の周波数帯域とは異なる予め設定された特定の周波数帯域を介して、更新指示信号が受信されるため、更新指示信号を確実に受信することができる。
すなわち、放送信号の周波数帯域とは異なる予め設定された特定の周波数帯域(例えば、UHF(=Ultra High Frequency)の周波数帯域と、VHF(=Very High Frequency)の波数帯域と、の間の周波数帯域)を介して、更新指示信号が受信されるため、帯域フィルタ等を介して放送波の周波数帯域と確実に分離することができるので、更新指示信号を確実に受信することができるのである。
以下に本発明の実施形態を、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明に係る放送受信機1の構成の一例を示すブロック図である。放送受信機1(デジタル放送受信装置に相当する)は、ケーブルを介してアナログ放送及びテレビジョン放送を受信し、ディスプレイ15に出力するものであって、受信部11A、制御信号受信部11B、MPEG2デコード部12、NTSCデコーダ13、出力部14、ディスプレイ15、CPU16、RAM17、及び、インターフェイス部18A、18B、18Cを備えている。また、放送受信機1は、図略のROM(Read Only Memory)を備えている。
CPU(Central Processing Unit)16は、放送受信機1全体の動作を制御するものである。また、図略のROMは、CPU16を動作させる制御プログラム等を格納するものである。RAM(Random Access Memory)17は、後述するキャンセルフラグ情報を含む種々の情報を一時的に格納するものである。
インターフェイス部18A(通信手段に相当する)は、ICカード2が着脱自在に構成され、ICカード2との間の通信を行うものである。インターフェイス部18Bは、リモートコントローラ(以下、リモコンという)3からの赤外線信号を受け付けるものである。リモコン3(第1判定手段の一部に相当する)は、テンキー等の種々のキーを備え、チャンネル選択等の種々の操作入力を受け付けるものである。インターフェイス部18Cは、DVD(Digital Versatile Disk)プレイヤ4との間で映像情報等の種々の情報を受け付けるものである。DVDプレイヤ4は、DVDに格納された映像情報を再生して出力するものである。
受信部11A(第1受信手段に相当する)は、ケーブルを介してテレビジョン放送を受信して復調するものである。受信部11Aは、チューナ部111、復調部112、及び、TSデマルチプレクサ113を備えている。制御信号受信部11B(第2受信手段に相当する)は、ケーブルを介してファームウェアを更新する旨の指示情報である更新指示信号を受信するものである。ここで、制御信号受信部11Bは、放送信号の周波数帯域とは異なる予め設定された特定の周波数帯域(例えば、UHFの周波数帯域と、VHFの周波数帯域と、の間の周波数帯域)を介して、更新指示信号を受信するものである。
チューナ部111は、ケーブルを介してテレビジョン放送波から、予め設定されたチャンネルの放送を選局するものである。復調部112は、チューナ部111からの出力情報を復調するものである。TS(Transport Stream)デマルチプレクサ113は、復調部112によって復調された出力情報を種別毎に分離して出力するものである。
MPEG(Motion Picture Experts Group)2デコード部12は、TSデマルチプレクサ113から出力された映像情報を圧縮前の映像情報に復号化するものである。
NTSC(National Television Standards Committee)デコーダ13は、アナログ放送からNTSC方式のテレビジョン信号を映像情報に変換するものである。
出力部14は、MPEG2デコード部12によって復号化された映像情報、NTSCデコーダ13からの映像情報、又は、DVDプレイヤ4からの映像情報をディスプレイ15に対して出力するものである。ディスプレイ15(モニタに相当する)は、LCD(Liquid Crystal Display)、PDP(Plasma Display Panel)等からなり、出力部14から出力されたテレビジョン信号に対応する映像を表示するものである。
ICカード2は、ケーブルカードに相当し、受信部11Aから暗号化されたデジタル放送が受信された場合に、受信された暗号化されたデジタル放送を復号化するものであって、CPU21、メモリ22、復号部23、及び、インターフェイス部24を備えている。
CPU21は、ICカード2全体の制御を行うものである。インターフェイス部24は、放送受信機1との間の通信を行うものである。メモリ22は、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリであって、復号部23が復号化処理を実行するためのファームウェア情報を格納するものである。メモリ22に格納されたファームウェア情報を更新する場合には、図の太線で示す経路でファームウェア情報が取得される。なお、以下に示すデータフローの制御は、図2を用いて後述する更新実行部211からの指示に基づいて行われる。
すなわち、チューナ部111によって、予め設定されたファームウェア情報を受信するチャンネル(=周波数)に設定され、ファームウェア情報が受信される。そして、チューナ部111によって受信されたファームウェア情報が、復調部112によって復調される。更に、復調部112によって復調されたファームウェア情報が、インターフェイス部18A、インターフェイス部24を介して、メモリ22に格納される。
このように、ファームウェア情報を受信している間は、チューナ部111及び復調部112がファームウェア情報の受信に使用されているため、ユーザはテレビジョンの視聴をすることができないのである。
復号部23(復号化手段に相当する)は、受信部11Aから暗号化されたデジタル放送が受信された場合に、インターフェイス部24を介して復調部112から入力される暗号化されたデジタル放送を復号化し、復号化された映像情報を、インターフェイス部24を介してTSデマルチプレクサ113へ出力するものである。
また、ここでは、CPU21とCPU16との間の通信は、ANSI(The American National Standards Institute)/SCTE28に規定される規格に従って行われるものである。
図2は、放送受信機1及びICカード2における主要部の構成の一例を示すブロック図である。CPU16は、機能的に、第1判定部161、第2判定部162、及び、表示制御部163を備え、RAM17は、機能的に、キャンセル記憶部171を備えている。ここでは、CPU11が、図略のROM等に予め格納された制御プログラムを読み出して実行することにより、第1判定部161、第2判定部162、表示制御部163等の機能部として機能すると共に、RAM17を、キャンセル記憶部171等の機能部として機能させるものである。
また、CPU211は、機能的に、更新実行部211を備え、メモリ22は、機能的に、復号化情報記憶部221を備えている。ここでは、CPU211が、図略のROM等に予め格納された制御プログラムを読み出して実行することにより、更新実行部211等の機能部として機能すると共に、メモリ22を、復号化情報記憶部221等の機能部として機能させるものである。
第1判定部161(第1判定手段の一部に相当する)は、制御信号受信部11Bによって更新指示信号が受信された場合に、ファームウェア情報を受信してインストールするか否かの判定を行うものである。具体的には、第1判定部161は、リモコン3を介して、ユーザからの操作入力を受け付け、受け付けられた操作入力に基づいて、ファームウェア情報を受信してインストールするか否かの判定を行うものである(図3(a)参照)。また、第1判定部161は、インストールしないと判定された場合に、キャンセルフラグ情報を「1」に設定し、キャンセル記憶部171に格納するものである。
第2判定部162(第2判定手段の一部に相当する)は、第1判定部161によってインストールしないと判定された場合に、表示制御部163によって受信部11Aを介して受信されたデジタル放送に対応する映像をディスプレイ15に表示する処理である映像表示処理が行われているか否かを判定するものである。ここで、第2判定部162は、キャンセル記憶部171に格納されたキャンセルフラグ情報を読み出して、キャンセルフラグ情報が「1」に設定されている場合に、第1判定部161によってインストールしないと判定されたと判定するものである。また、第2判定部162は、映像表示処理が行われていないと判定した場合には、キャンセルフラグ情報を「0」に設定し、キャンセル記憶部171に格納するものである。
表示制御部163(表示制御手段に相当する)は、受信部11Aによって受信された1のデジタル放送に対応する映像をディスプレイ15に表示する処理である映像表示処理を行うものである。具体的には、チューナ部111によってアナログ放送が受信された場合に、表示制御部163は、受信された信号を、NTSCデコーダ13を介して映像情報に変換し、出力部14を介してディスプレイ15に表示するものである。
また、チューナ部111によって暗号化されていないデジタル放送が受信された場合に、表示制御部163は、受信された信号を、復調部112を介して復調し、復調された出力情報からTSデマルチプレクサ113を介して映像情報を抽出し、更に、抽出された映像情報を、MPEG2デコード部12を介して復号化し、復号化された映像情報を、出力部14を介してディスプレイ15に表示するものである。
更に、表示制御部163は、受信部11Aによって暗号化されたデジタル放送が受信された場合に、復号部23によって復号化されたデジタル放送に対応する映像をディスプレイ15に表示するものである。具体的には、チューナ部111によって暗号化されたデジタル放送が受信された場合に、表示制御部163は、受信された信号を、復調部112を介して復調し、復調された出力情報を、復号部23を介して復号化(=デスクランブル)し、復号化(=デスクランブル)された出力情報からTSデマルチプレクサ113を介して映像情報を抽出し、更に、抽出された映像情報を、MPEG2デコード部12を介して復号化し、復号化された映像情報を、出力部14を介してディスプレイ15に表示するものである。
加えて、表示制御部163は、図1に示すインターフェイス部18Cを介してDVDプレイヤ4からの映像情報が受け付けられた場合に、受け付けられた映像情報を、出力部14を介してディスプレイ15に表示するものである。
また、表示制御部163は、制御信号受信部11Bによって更新指示信号が受信された場合に、ファームウェア情報を受信してインストールするか否かの操作入力を促すガイダンス情報(図3(a)に示すファームウェア更新画面)をディスプレイ15に表示するものである。
更に、表示制御部163は、更新実行部211から受信部11Aによって受信された1のデジタル放送に対応する映像をディスプレイ15に表示する処理である映像表示処理を停止する旨の指示情報が受け付けられた場合に、映像表示処理を停止するものである。
加えて、表示制御部163は、更新実行部211によってファームウェアの更新が行われる場合(=第1判定部161によってインストールすると判定された場合、又は、第2判定部162によって映像表示処理が行われていないと判定された場合)に、ファームウェアの更新中である旨の情報(図3(b)に示すファームウェア更新実行中画面)をディスプレイ15に表示するものである。
キャンセル記憶部171(第2判定手段の一部に相当する)は、第1判定部161によってインストールしないと判定されたか否かを示すキャンセルフラグ情報を格納するものである。なお、キャンセルフラグ情報は、第1判定部161及び第2判定部162によって書き込まれ、第2判定部162に読み出される。
更新実行部211(更新実行手段に相当する)は、第1判定部161によってインストールすると判定された場合に、表示制御部163に対して映像表示処理を停止させ、受信部11Aを介してファームウェア情報を取得して、取得されたファームウェア情報をインストールすると共に、第2判定部162によって映像表示処理が行われていないと判定された場合に、受信部11Aを介してファームウェア情報を取得して、取得されたファームウェア情報をインストールするものである。
具体的には、第1判定部161によってインストールすると判定された場合に、更新実行部211は、CPU16に対して、チューナ部111を、予め設定されたファームウェア情報を受信するチャンネル(=周波数)に設定させ、ファームウェア情報を受信させる。そして、更新実行部211は、CPU16に対して、チューナ部111によって受信されたファームウェア情報を、復調部112に対して復調させる。更に、更新実行部211は、図1に示すインターフェイス部18A、インターフェイス部24を介して、復調部112によって復調されたファームウェア情報を取得して、復号化情報記憶部221に格納する。そして、更新実行部211は、ファームウェア情報の取得が完了した後に、ファームウェアをインストールする。
復号化情報記憶部221(復号化情報記憶手段に相当する)は、更新実行部211によって取得されたファームウェア情報を格納するものである。
図3は、表示制御部163によってディスプレイ15に表示されるファームウェア更新画面及びファームウェア更新実行中画面の一例を示す画面図である。(a)は、ファームウェア更新画面500の画面図であり、(b)は、ファームウェア更新実行中画面510の画面図である。
ファームウェア更新画面500には、画面略中央部に、ガイダンス表示部501が表示され、ガイダンス表示部501の下方に、YESボタン502、及び、NOボタン503が表示されている。ガイダンス表示部501には、「ケーブルカードのアップグレードを行いますか?」との表示がされ、ユーザに対して、アップグレードを行うか否か(=ファームウェア情報の更新を行うか否か)の操作入力を促している。
YESボタン502は、アップグレードを行う(=ファームウェア情報の更新を行う)場合に選択されるボタンであって、NOボタン503は、アップグレードを行わない(=ファームウェア情報の更新を行わない)場合に選択されるボタンである。ユーザは、リモコン3を介して、YESボタン502又はNOボタン503を選択することにより、ファームウェア情報の更新を行うか否かの選択を行うことができる。
ファームウェア更新実行中画面510には、画面略中央部に、ダウンロード時間表示部511が表示され、ダウンロード時間表示部511の下方に、ガイダンス表示部512が表示されている。ダウンロード時間表示部511には、「ダウンロード時間:10分」と表示され、ユーザは、ファームウェア情報の更新に要する時間が10分であることが分かる。また、ガイダンス表示部512には、「ケーブルカードのファームウェアをアップグレード中です。しばらくお待ち下さい。」と表示され、ファームウェアを更新中であるために、ユーザは、放送を受信して視聴することができないことが分かる。
図4は、放送受信機1(主にCPU16、CPU21)の動作の一例を示すフローチャートである。まず、第1判定部161によって、制御信号受信部11Bを介して更新指示信号が受信されたか否かの判定が行われる(S101)。更新指示信号が受信されていないと判定された場合(S101でNO)には、処理が待機状態とされる。更新指示信号が受信されたと判定された場合(S101でYES)には、表示制御部163によって、図3(a)に示すファームウェア更新画面500がディスプレイ15に表示される(S103)。
そして、第1判定部161によって、ファームウェア情報を受信してインストールするか否かの判定が行われる(S105)。インストールしないと判定された場合(S105でNO)には、処理がステップS119に進められる。インストールすると判定された場合(S105でYES)には、表示制御部163によって、ファームウェア更新画面500が消去されると共に、図3(b)に示すファームウェア更新実行中画面510がディスプレイ15に表示される(S107)。そして、第1判定部161から更新実行部211に対して更新可能である旨の情報が送信される(S109)。
次に、更新実行部211によって、チューナ部111に設定する周波数条件が受信されたか否かの判定が行われる(S111)。周波数条件が受信されていないと判定された場合(S111でNO)には、処理が待機状態とされる。周波数条件が受信されたと判定された場合(S111でYES)には、更新実行部211によって、CPU16を介して、チューナ部111がステップS111において受信された周波数に設定され、ファームウェア情報が受信されて取得され、復号化情報記憶部221に格納される(S113)。そして、更新実行部211によって、ステップS113において取得されたファームウェア情報がインストールされる(S115)。次に、表示制御部163によって図3(b)に示すファームウェア更新実行中画面510が消去され(S117)、処理が終了される。
ステップS105でNOの場合には、表示制御部163によって、ファームウェア更新画面500が消去される(S119)。そして、第1判定部161から更新実行部211に対して更新不可能である旨の情報が送信される(S121)。次に、第1判定部161によって、キャンセルフラグ情報が「1」に設定され、キャンセル記憶部171に格納される(S123)。そして、更新実行部211等によってファームウェアの更新をリトライする処理であるリトライ処理が実行され(S125)、処理が終了される。
図5は、図4のステップ125において実行されるリトライ処理の一例を示す詳細フローチャートである。まず、更新実行部211によって、制御信号受信部11Bを介して更新指示信号が受信されたか否かの判定が行われる(S201)。更新指示信号が受信されていないと判定された場合(S201でNO)には、処理が待機状態とされる。更新指示信号が受信されたと判定された場合(S201でYES)には、第2判定部162によって、映像表示処理が行われているか否か(=ファームウェア情報を受信可能状態であるか否か)の判定が行われる(S203)。映像表示処理が行われている(=受信可能状態ではない)と判定された場合(S203でNO)には、第2判定部162から更新実行部211に対して、更新不可能である旨の情報が送信され(S205)、処理がステップS201に戻され、ステップ201以降の処理が繰り返し実行される。
映像表示処理が行われていない(=受信可能状態である)と判定された場合(S203でYES)には、第2判定部162によって、キャンセルフラグ情報が「0」に設定され、キャンセル記憶部171に格納される(S207)。そして、第2判定部162から更新実行部211に対して更新可能である旨の情報が送信される(S209)。
次いで、更新実行部211によって、チューナ部111に設定する周波数条件が受信されたか否かの判定が行われる(S211)。周波数条件が受信されていないと判定された場合(S211でNO)には、処理が待機状態とされる。周波数条件が受信されたと判定された場合(S211でYES)には、更新実行部211によって、CPU16を介して、チューナ部111がステップS211において受信された周波数に設定され、ファームウェア情報が受信されて取得され、復号化情報記憶部221に格納される(S213)。そして、更新実行部211によって、ステップS213において取得されたファームウェア情報がインストールされ(S215)、処理がリターンされる。
このようにして、受信部11Aによって、1のデジタル放送が受信され、受信された1のデジタル放送に対応する映像がディスプレイ15に表示する処理である映像表示処理が行われる。そして、制御信号受信部11Bによってファームウェアを更新する旨の指示情報である更新指示信号が受信された場合に、ファームウェア情報を受信してインストールするか否かの判定が行われ、インストールすると判定された場合に、映像表示処理が停止されると共に、受信部11Aを介してファームウェア情報が取得されて、取得されたファームウェア情報がインストールされるため、利便性良好にファームウェア情報を更新することができる。
すなわち、ファームウェア情報を受信してインストールするか否かの判定が行われ、インストールすると判定された場合に、映像表示処理が停止されると共に、受信部11Aを介してファームウェア情報が取得されて、取得されたファームウェア情報がインストールされるため、例えば、ユーザがファームウェア情報の更新を所望する場合にファームウェア情報を受信してインストールすると判定することによって、ユーザがファームウェア情報の更新を所望する場合にファームウェア情報が更新されるので、利便性良好にファームウェア情報を更新することができるのである。
また、制御信号受信部11Bによって更新指示信号が受信された場合に、ファームウェア情報を受信してインストールするか否かの操作入力を促すガイダンス情報(図3(a)に示すファームウェア更新画面500)がディスプレイ15に表示され、リモコン3を介してユーザからの操作入力が受け付けられて、受け付けられた操作入力に基づいてファームウェア情報を受信してインストールするか否かの判定が行われるため、更に利便性良好にファームウェア情報を更新することができる。
すなわち、リモコン3を介して受け付けられたユーザからの操作入力に基づいてファームウェア情報を受信してインストールするか否かの判定が行われるため、ユーザがファームウェア情報の更新を所望する旨の操作入力を行った場合にファームウェア情報が更新されるので、更に利便性良好にファームウェア情報を更新することができるのである。
更に、インストールしないと判定された場合に、受信部11Aによって受信された1のデジタル放送に対応する映像をディスプレイ15に表示する処理である映像表示処理が行われているか否かが判定され、映像表示処理が行われていないと判定された場合に、受信部11Aを介してファームウェア情報が取得されて、取得されたファームウェア情報がインストールされるため、更に利便性良好にファームウェア情報を更新することができる。
すなわち、一旦インストールしないと判定された場合には、ファームウェアを更新する旨の指示情報である更新指示信号が受信された場合であっても、映像表示処理が強制的に停止されることがないため、ユーザは受信部11Aによって受信された1のデジタル放送の視聴を継続することが可能となるので、更に利便性良好にファームウェア情報を更新することができるのである。また、一旦インストールしないと判定された場合には、受信部11Aによって受信された1のデジタル放送に対応する映像をディスプレイ15に表示する処理である映像表示処理が行われていないと判定された場合に、受信部11Aを介してファームウェア情報が取得されて、取得されたファームウェア情報がインストールされるため、適正なタイミング(=映像表示処理が行われていないタイミング)でファームウェア情報が更新されるので、更に利便性良好にファームウェア情報を更新することができるのである。
加えて、復号化情報記憶部221に、暗号化されたデジタル放送を復号化するファームウェア情報が格納されており、受信部11Aによって暗号化されたデジタル放送が受信された場合に、復号部23によって、復号化情報記憶部221に格納されたファームウェアを介して、受信された暗号化されたデジタル放送が復号化され、復号化されたデジタル放送に対応する映像がディスプレイ15に表示されるため、暗号化されたデジタル放送を復号化して視聴することができるので、利便性を向上することができる。
また、更新実行部211、復号化情報記憶部221及び復号部23が形成されたICカード2との通信が行われ、ICカード2が着脱自在に構成されているため、利便性を更に向上することができる。
すなわち、復号化処理に関する機能を搭載するICカード2が着脱自在に構成されているため、例えば、新たなICカードを装着するべくユーザに通知することによって、放送局(=番組提供者)側が復号化処理に関する機能を改変等することができるので、利便性を更に向上することができるのである。
更に、受信部11A及び制御信号受信部11Bによって、ケーブルを介して情報が受信され、制御信号受信部11Bによって、放送信号の周波数帯域とは異なる予め設定された特定の周波数帯域を介して、更新指示信号が受信されるため、更新指示信号を確実に受信することができる。
すなわち、放送信号の周波数帯域とは異なる予め設定された特定の周波数帯域(例えば、UHFの周波数帯域と、VHFの周波数帯域と、の間の周波数帯域)を介して、更新指示信号が受信されるため、帯域フィルタ等を介して放送波の周波数帯域と確実に分離することができるので、更新指示信号を確実に受信することができるのである。
なお、本発明は、以下の形態にも適用可能である。
(A)本実施形態では、デジタル放送受信装置が、アナログ放送及びデジタル放送を受信する放送受信機1である場合について説明したが、デジタル放送受信装置がデジタル放送のみを受信する放送受信機である形態でもよい。
(B)本実施形態では、モニタが放送受信機1に配設されたディスプレイ15である場合について説明したが、モニタが放送受信機1とは別の装置として構成されている形態でもよい。例えば、モニタがパーソナルコンピュータ等に配設されたモニタである形態でもよい。
(C)本実施形態では、ソフトウェア情報が、復号化情報記憶部221に格納されたファームウェア情報である場合について説明したが、その他のファームウェア情報である形態でもよいし、その他のソフトウェア情報である形態でもよい。例えば、ソフトウェア情報が、放送受信機1に配設された機器のドライバとして機能するファームウェア情報である形態でもよい。また、例えば、ソフトウェア情報が、放送受信機1で使用されるメニュー画面表示ソフト等のソフトウェア情報である形態でもよい。
(D)本実施形態では、ソフトウェア情報が、着脱自在に構成されたICカード2に格納されている場合について説明したが、放送受信機1に配設されたRAM17等に格納されている形態でもよい。この場合には、更新処理が簡略化される。